こういう特撮ヒーローが存在していたら
[1:名無しさん@お腹いっぱい。 (2023/06/01(Thu) 21:16)]
皆さんは、もし、昭和と平成と令和にこういう特撮ヒーローが存在していたら、教えて下さい。
タイトルとストーリーだけではなくキャラや各話の解説もお願いします。
[897:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/14(Tue) 17:32)]
第73話「双頭の審判」
ギリシャ(古代遺跡の立ち並ぶ海岸と山岳地帯)
発掘調査で古い封印石板が壊れ、近隣で動物の失踪や潮流の異常が発生。夜になると双頭の咆哮が響く。
二つの首を持つ獣人型「オルトロスヘイキ」が復活。左首は火炎、右首は高圧の水流を吐き、炎と水を組み合わせた奇襲でアイアンボットの攻撃を分断させる。遺跡にまとわりつく古代の鎖状魔素(まそ)で動きを封じようとする。
アイアンボットは炎側の首を陽動で誘い出し、水流側の首を逆流させる地形トリックを使って両首の噴流を同士討ちにさせる。首の合流点にロックオンして合体必殺を決め、コアを破壊。
オルトロスヘイキ
大きさ:全高約50m/重量約20,000t
獣人の体躯に左右二つの犬(獅子)状の首。左首は紅炎に包まれ、右首は蒼白い水をまとっている。胸部には古代の輪状刻印。四肢は鋭い鉤爪。背中には遺跡風の装飾板。
海と火山を司る二柱の古神の力を兵器化した守護兵。誇り高く、領域を侵す者には厳格に裁きを下す。
両首が同時に協調する間はコアが露出しやすい。水と炎を互いに反転させると制御が乱れる。
技:炎噴射(左首)、高圧水流(右首)、爪襲撃、遺跡鎖召喚(拘束)。
第74話「悪臭の王国」
アルゼンチン(ジャングル奥地と周辺の小都市)
ジャングルの奥から強烈な悪臭が広がり、住民が気絶。作物と家畜にも異常が出る。飛来する鳥が一斉に落下する不気味な現象。
巨大なラフレシア型「ラフレシアヘイキ」が花を開き、激臭ガスを散布して軍も近づけない状態に。近づいた調査隊が触手に絡め取られてどろどろの溶液に浸される。
アイアンボットは防臭フィルターを展開しつつ、地元の知恵を活かした木炭・籠による空気浄化作戦で接近を試みる。
ラフレシアは花弁を閉じつつ触手で排除を図るが、アイアンボットは花弁の付け根に高温レーザーを照射して溶液の分泌腺を焼き切る。散布機能を失ったところを「ギガスラッシュソード」でコアを摘出・破壊。
ラフレシアヘイキ
花径最大約60m、全高約35m/重量約15,000t(根部含む)
巨大な腐肉花の外見。中心部は機械的で内部に多数の触手・噴霧ノズルが隠れている。花弁は黒紫色で悪臭を放つ膜が光る。
有機と機械の融合兵器。生物的嫌悪を利用して敵の士気と行動を奪う。執拗で粘着的。
分泌腺(花弁付根)が機能停止するとガスを出せなくなる。炭素吸着でガス効果を減衰可能。高温に弱い。
技:激臭ガス散布(広範囲)、捕縛触手、粘液溶解液(機材を腐食)、擬態閉鎖(花びらで包んで防御)。
[898:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/14(Tue) 17:32)]
第75話「石像の反逆」
イギリス(古い石造物の多い田園地帯と都市博物館)
博物館の新展示「モアイ像」から目撃が相次ぎ、短時間で周辺の石造物が次々と崩れるという怪事件。
巨大モアイを模した人型兵器「モアイヘイキ」が覚醒。怪力とロケットパンチで橋や港湾施設を破壊、さらに隠しミサイルを石の体内から連射する。
堅牢な体躯で棄て身の正面突入を好む。アイアンボットは遠距離牽制から接近戦へ移行するが、力押しに苦しむ。
モアイは田園地帯で巨大な石柱を投げつけるが、アイアンボットは石を受け止めて押し返す“受身の一撃”でモアイの重心を崩す。重心を崩した瞬間、胸部に隠れたミサイル配置が露出、そこを集中連撃してコアを破壊。
モアイヘイキ
大きさ:全高約58m/重量約28,000t(石材主体で重厚)
モアイ像の巨体を想わせる直立のフォルム。顔は無表情で眼窩に発光ユニット。胴体には石の節目に見える装甲板。背面に補助ロケットとミサイル隠蔽庫。
土着の石霊を兵器化したもの。根源的な重力と圧力で敵を押し潰す戦闘スタイル。鈍重だが破壊力は絶大。
慣性と重心を利用してバランスを崩しやすい。眼窩(光学センサー)が暗闇で視界を失う。胸部ミサイル格納庫が破壊ポイント。
技:怪力投擲、ロケットパンチ(飛翔可能な腕部発射)、内蔵ミサイル(破壊工作用)。
第76話「三本足の影」
島根県(出雲地域の社寺・海岸線・山林)
古社の社叢で謎の黒い群れが飛び交い、航路では不可解な竜巻状の渦が発生。目撃者は“三本足の黒い烏”の影を見たという。
ヤタガラスを模した「ヤタガラスヘイキ」が出現。三本足の翼で旋回し、嘴から放つ高出力光線と竜巻を操って都市機能を混乱させる。島根の神話や社の聖域が干渉し合い、地元の祈りが逆に兵器の力を増幅させてしまう危機に。
アイアンボットは社の磐座(いわくら)を利用して兵器のエネルギーを逆帰還させる作戦を敢行。ヤタガラスが放った光線を反射させてコアに逆流させ、最後は「ギガスラッシュソード」で撃破。
ヤタガラスヘイキ
大きさ:翼開きで約44m/重量約12,500t(空中機動主体)
三本足をもつ巨大な烏のシルエット。黒く光る羽根は金属的で、嘴はビーム発射孔に変形。背部に回転翼状のアクチュエータ。眼は複眼センサー。
情報攪乱と索敵・撹乱を目的に作られたブラックランティスの空中工作兵。知的で狡猾、神話的象徴を利用して心理戦を仕掛ける。
金属的羽根の継ぎ目(翼根)が弱点。神域のエネルギーを逆利用されやすい。超音波で翼の気流を乱せる。
技:嘴ビーム(高出力)、竜巻生成(翼による気流操作)、撹乱光(視界・センサー撹乱)、高速索敵。
[899:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/15(Wed) 16:52)]
第81話「三つ首の冥界
ローマ(古代遺跡と市街地。遺跡の地下墓所が異変)
地中の発電実験で異常電磁波が発生。古い地下道の封印が破れ、遺跡の守護獣が目を覚ますという噂が広がる。
三つ首を持つ獣人型「ケルベロスヘイキ」が出現。左首は烈火、中首は凍気、右首は雷撃を操り、三属性の同時攻撃で都市防衛を撹乱する。地下からの出現で逃げ場を狭め、地下鉄・下水道網を使って奇襲を繰り返す。アイアンボットは地上戦と地下戦を両立させながら、各属性を分断して対処する必要に迫られる。
ケルベロスは三首の合力で「炎・氷・雷の連携波」を放ち、アイアンボットを追い詰める。
アイアンボットは炎を油断させる陽動、氷は過熱、雷は接地を狙うトリックで三つの攻撃を相互に干渉させ、三首の協調を崩す。協調を失った隙に、合体必殺「ギガスラッシュソード」で胸部コアを粉砕して撃破。
ケルベロスヘイキ
全高/重量:約56m/約24,000t
獣人(犬牙寄り)の体躯に左右・中央の三首。各首は装飾的な首鎧を装備し、胸部に三色のルーンが並ぶ。背部は鎧板で覆われ、尾は鋭利な雷尾。色調は炎側が朱、氷側が蒼、雷側が黒銀。
冥界の番犬を模した守護兵。吠えるような低振動波で士気を削ぎ、領域を侵す者を排斥するプログラムを持つ。誇り高く執拗。
三首の協調が崩れると制御回路が過負荷になる。首根元の同軸結合部が露出すると急速に弱体化。
技:3属性噴射(火炎・冷気・雷撃)、爪突進、低周波咆哮(精神・機器撹乱)、地下潜行(地中機動)。
第82話「斬られた凱旋路」
フランス(美しい石造りの街並みと大聖堂が舞台)
夜の凱旋路で路面が鋭く切り裂かれる事件が相次ぐ。目撃者は鎧の影を見たという。文化財も標的に。
中世騎士を模した人型兵器「ナイトヘイキ」が出現。剣と盾を操る優雅かつ冷酷な戦法で、街の象徴的建造物を切り裂いていく。剣撃は超硬度振動刃で、通常兵器では弾かれる。アイアンボットは防御優先で市民避難を行いながら、剣の性質を解析して弱点を探る。
ナイトは大聖堂前で決闘を挑む。アイアンボットは盾で剣撃を受け流し、剣の振動周波数を逆位相のエネルギーで打ち消して刃を鈍らせる。鈍った刃を捕らえて「ギガスラッシュソード」で連続攻撃、最後は盾の隙間から胸部コアを撃ち抜く。
ナイトヘイキ
全高/重量:約49m/約17,500t
中世騎士の甲冑を拡大再現した人型。ヘルムのフェイスプレートは無表情だが瞳のように光るセンサー。左腕に大盾、右腕に長剣(エネルギーブレード)を装備。マント状のスラットが背面に揺れる。
名誉と秩序を歪んだ形で再現した戦士兵器。単独行動を尊び、優美さと残虐を併せ持つ。
剣の振動が安定しているため逆位相で打ち消せる。盾裏の冷却ダクトからコアへ繋がる配管が走る。
技:超硬度斬撃(剣)、光線(剣からの集中放射)、盾投擲、斬撃連舞(高速斬り)。
[900:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/15(Wed) 16:52)]
第83話「虎走る黄河」
中国(黄河下流域の都市と山岳遺跡)
農村で家畜が次々と襲われ、山麓に虎の足跡が現れる。都市では高層建築のガラスが謎の光で割れる。
獰猛な虎を模した「タイガーヘイキ」が現れ、鋭い爪と牙に加え、体内から放つ高出力光線で重装甲を貫く。縦横無尽の跳躍と瞬発力で防御網をかいくぐり、村落を混乱させる。アイアンボットは機動戦で追い詰めようとするが、光線の反射でセンサーを狂わせる。
タイガーは峡谷で獲物を追い詰める戦法をとる。アイアンボットは峡谷の狭さを逆手に取り、反射面を使って光線を跳ね返して自己干渉を起こさせる。攻撃が暴走した隙に「ギガスラッシュソード」で腹部コアを突き刺し粉砕。
タイガーヘイキ
全高(四足時)/重量:肩高約18m(立ち上がると約44m)/約16,000t
力感溢れる虎体型にメカニカルな縞模様ラインが走る。爪は伸縮式の切削爪、牙は電磁加速のカッター。背部に光線発射口、尾はバランス制御と電磁鞭を兼ねる。色は黄橙+黒の機械的な縞。
猛獣特性を戦術化した高機動狩猟兵器。狩りの本能を模した集中攻撃を好む。
光線発射の共振管が共鳴すると反動で動作停止する。尾基部の冷却弁と背部導波板が重要部位。
技:爪・牙の肉弾戦、光線(高出力)、瞬間跳躍(長距離)、視覚攪乱(光線の反射を利用)。
第84話「八岐の逆襲 」
秋田県(山間の渓谷と田園、川・湖)
山間で川の水位が不可解に上下し、家畜が消える。古い神社の由緒書きに「八岐の目覚め」との一節が見つかる。
八岐大蛇を模した「ヤマタノヘイキ」が出現。多節の胴体で川を遡上し、複数の頭(仮想的に伸縮する首)から火炎・牙・高圧水流を組み合わせて襲う。
堤防やダムを破壊して水害を誘発し、農地を浸食する。アイアンボットは水害対応と同時に蛇の節ごとの制御ユニットを狙う。
ヤマタノは河川を蛇行させてアイアンボットを巻き込み、複数の頭部で連携攻撃。アイアンボットはダムの放流弁を活かして水流を反転させ、頭部の感応合流点を乱す。
その瞬間、ロックオンして「ギガスラッシュソード」で胴体を断ち、心臓部コアを露出させて撃破。
ヤマタノヘイキ
全長(展開時)/重量:最大約120m(蛇行時)/約30,000t(多節構造)
複数の節で構成された長大な蛇体。各節に鱗状装甲と小口(噴射ノズル)、頭部は複数の可変式顎を備える。色は暗緑?黒曜。水面下では流線形、陸上では鎧状に変化する。
河川と水域の侵食任務を与えられた兵器。狡猾でしぶとく、分断して戦うことを得意とする。
各節の結合コネクタが制御の要。結合部に高周波を当てるとリンクが切れる。頭部合流点(心臓部)を露出させると一気に弱体化。
技:火炎噴射、牙と噛み付き、強力水流(噴射で流れを操る)、節分離(局所的自己修復と分離攻撃)。
[901:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/16(Thu) 17:08)]
第85話「砂塵の狩人く」
オーストラリア内陸部(アウトバックの鉱山町と赤い大地)
鉱山の爆破観測で地鳴りが頻発。巨大な足跡が残り、夜になると遠火のような火炎が見える。
肉食恐竜型「ゴルゴヘイキ」が出現。遠距離火器を内蔵し、地上からの砲撃とミサイルで村落を吹き飛ばす。素早い射撃→退避→伏撃を連続する“狩人スタイル”。アイアンボットは遮蔽物を駆使して近づき、遠距離火器の冷却系統を狙う。
ゴルゴは露天の岩を砲台にして高角砲撃を行う。アイアンボットは岩壁の反射を利用して砲撃を散らしつつ、地上からの一気の接近で背部のミサイルハッチを露出させる。「ギガスラッシュソード」で背部を裂き、コアを焼き切る。
ゴルゴヘイキ
全長/重量(目安):約48m/約16,000t
肉食恐竜をモチーフにした流線形ボディ。両側に砲塔のような突起、尾部に機関砲。皮膚は焦げ茶の装甲板で覆われ、顎下に火炎放射ノズル。
遠隔射撃で敵を制圧する“狙撃型狩猟兵”。孤高で冷静。
冷却ダクト(背部)と照準センサーの同期リンク。過熱に敏感で連射後の隙が大きい。
技:火炎(近接焼却)、ミサイル(長短種)、機関砲(連射)。
第86話「斬鉄の残響」
都市近郊(高層ビル群と街路)
深夜、街路や倉庫が“切断”されたように真っ二つになる事件が連続発生。監視カメラは物音だけを記録していた。
バリオニクス型「バリオヘイキ」が出現。接近戦を得意とし、鋭いカギ爪と牙、斬撃波を振るって建築物を切り裂く。高速で縦横に駆け回り、街の電力網を断絶して混乱を作る。アイアンボットは市民を避難させつつ、足止めを試みる。
バリオは倉庫街で一気に連続斬撃を仕掛ける。アイアンボットは斬撃波の起点を読み、受け流して相手のリズムを崩す。隙ができたところで「ギガスラッシュソード」を放ち、斬撃刃の駆動軸を破壊して核心部を露出、止めを刺す。
バリオヘイキ
全高(立ち上がった時)/重量:立ち上がり約46m/約15,000t
短毛(装甲)で筋肉質な肉食恐竜形。前肢は大きなカギ爪、口は鋭い牙で満たされる。体側に波状の切断システム(斬撃発生器)を装備。色は灰黒。
近接殲滅作戦に特化した突撃兵。獰猛で接近を好む。
斬撃波の発生器は高周波発振器で、逆位相の電磁波で妨害されると機能不全を起こす。関節の潤滑部に隙がある。
技:カギ爪(引き裂き)、牙(噛み)、斬撃波(前方へ高密度振動刃)。
[902:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/16(Thu) 17:09)]
第87話「深海の牙」
沖合?海域(漁港、海上輸送路)
連続した貨物船の被害、海域の潮流変化、大型魚群の大量死。目撃されたのは“鋭い背びれ”だけ。
サメ型「シャークヘイキ」が潜航して出現。水中からの奇襲に長け、船舶や港湾設備、海底ケーブルを狙う。魚雷発射と強力な水流で艦艇を翻弄。アイアンボットは水上での対処が不得手な場面で、潜水形態のサポートメカと連携して立ち向かう。
シャークは港湾を封鎖するために大型魚雷群を発射。アイアンボットは支援艦のチャフ・フレアを使って魚雷を誘導→一気に近接戦へ。水中から飛び出しての体当たりを受けつつ、尾部制御ユニットを破壊して浮上させ、「ギガスラッシュソード」でコアを粉砕。
シャークヘイキ
全長/重量(泳行時):約60m(頭尾含む)/約20,500t
巨大な機械的サメ。鋭利な牙列、背びれにはセンサー群。体表は水流を切る滑面装甲。胸鰭に格闘用の推進ブレードを備える。色は鋼青。
海洋制圧と補給線切断を任務とした水棲戦力。冷徹で獰猛。
潜航時に用いる駆動タービンの吸入口と尾部の推進制御。水圧と衝撃に弱い外殻継ぎ目。
技:牙(噛みつき)、水流(ジェット噴出で押し流す)、魚雷(内蔵発射)。
第88話「鋼の角」
宮城県(沿岸?工業地帯、山間の製材所)
大型の金属塊が列を成して移動するという通報。工場や橋の支柱が破壊される。目撃者は“鉄の甲羅”を見た。
カブトムシ型「カブトヘイキ」が人型に変形して襲来。怪力で橋脚やクレーンを引き抜き、角で建造物を突き破る。前面装甲が非常に硬く、通常の砲撃がほとんど通用しない。アイアンボットは拘束戦術で角を封じつつ、関節に集中的に攻撃をかける。
カブトは港湾でロケットパンチ連射を行い港を封鎖。アイアンボットは一度受けて角の角度をずらし、角根元の油圧配管を露出させるトリックを使う。油圧配管を破壊して角の制御を奪い、「ギガスラッシュソード」で胴を締め上げ、古代剛拳でコアを破壊。
カブトヘイキ
全高(人型時)/重量:約50m/約21,000t
甲冑のような背甲を持つカブトムシを模した体躯。人型変形時は甲羅が肩鎧となり、前胸に角の基部を露出。角は二股に分かれた巨大な突進武器。色は鉄黒+銅縁。
地上の突進破壊・耐久戦を想定した重装甲兵。荒々しく短気。
角基部の油圧・制御配管が露出すると角は動かなくなる。胸部下面に冷却ルートがあり、そこを破壊されると内部温度が急上昇する。
技:怪力(重量押し)、角(貫通突進)、ロケットパンチ(腕の射出)。
[903:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/16(Thu) 22:11)]
第89話「地中の百足」
アルゼンチン(草原地帯?採掘現場・道路網)
地鳴りとともに道路が裂け、長大な穴が突如出現。車両が飲み込まれる被害が続出。地下探査機の映像に“何か”の影が一瞬映る。
巨大オオムカデ型「センチピートヘイキ」が地中から襲来。地下を自在に移動して道路・パイプライン・通信ケーブルを断絶し、地上の物流・通信を麻痺させる。地中から突き出す多数の脚で都市インフラを引き裂き、頭部(前部)から破壊光線を照射する。アイアンボットは地割れを避けつつ、地上支援メカと連携して多脚部の一部を封じていく。
センチピートは道路の下に潜ませた多数のドリルでアイアンボットの足元を掘り崩す。アイアンボットは地上の巨大クレーンを誘導してセンチピートを引っ張り出し、束になった脚の中枢(前節)を露出させる。「ギガスラッシュソード」で破壊してコアを露出→ 支援ミサイルでコアを焼き切って撃破。
センチピートヘイキ
全長(展開時)/重量:最大約110m(多数節)/約28,000t
無数の節に鋭い鋏脚が並ぶ長大なムカデ体。頭部は装甲化され光束センサーが並ぶ。体表は土を切るドリル歯と格子状の装甲。
地中破壊任務に特化した掘削戦兵。粘り強く執拗に路を断つ。
中枢節(前方数節)の動力結合部が要。多数節のうち中央母体を拘束されると全体が麻痺する。水・油注入で節の潤滑を狂わせられる。
技:カギ爪(節ごとの突刺)、ドリル(地中貫通)、破壊光線(頭部)、多脚展開(インフラ破壊)。
第90話「双角の決戦」
東京(港湾?都心高層街路)
深夜、沿岸の倉庫や高層ビルの外壁が“真っ二つ”に切り裂かれる事件が続出。監視網に映るのは巨大な角の影。
クワガタムシ型「クワガタヘイキ」が出現。二本の巨大角を二刀流のように使い、都市の建造物や橋梁を高速で斬りまくる。角を投げて戻す遠距離二刀流戦術も得意。アイアンボットは角の回転リズムを解析し、角に仕込まれた磁力機構を逆利用して角の偏向を誘う作戦を取る。
クワガタは港湾で二刀斬撃を連続展開、艦船やクレーンを切断して封鎖する。アイアンボットは角の一振りを誘導して跳ね返し、角の基部を露出させる。そこを「ギガスラッシュソード」で破壊、角を失った瞬間にコアへ連続必殺で止めを刺す。
クワガタヘイキ
全高(人型時)/重量:約52m(立像時)/約20,000t
巨大クワガタの前胸を模した人型変形が可能。前胸の二本角は回転合体して振動刃を生む。背甲は硬い装甲板で覆われる。
精密切断任務の特殊兵。冷静沈着で斬撃の美学を持つ。
角基部の磁力駆動と保持機構が露出すると角の制御を失う。振動刃は共振で逆振動を起こし自損する可能性がある。
技:二本角(二刀流・投擲)、斬撃波(振動刃波)、角突進(貫通)。
[904:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/17(Fri) 16:26)]
第91話「大地裂く咆哮」
アメリカ(中西部?都市周辺)
野外博物館やテーマパークで地鳴りと破片飛散の報告。突如、恐竜の足跡が道路を突き破って出現する。
ティラノサウルス型「ティラノヘイキ」が暴れまわり、強襲と噛みつきで重防備施設を次々に破壊する。背部に内蔵したミサイルと胸部火炎で圧力をかけ、前方を蹂躙(じゅうりん)する。アイアンボットは強襲戦に備え防御に回るが、ティラノの一撃の破壊力に苦しむ。
ティラノは都市中心部で一斉攻撃を仕掛けるが、アイアンボットは機動を切り替え支援戦力と連携してミサイル射線を断つ。ティラノの顎に装填された動力結合部を露出させたところへ「ギガスラッシュソード」で決着、コア破壊。
ティラノヘイキ
全長/重量:約60m(頭尾)/約30,000t
巨大な肉食恐竜の姿。大顎は装甲化され、胸部に火炎放射のノズル、背中にミサイルハッチを配備。尻尾は砲塔兼制御尾。皮膚は焦げ茶色の複合装甲。
衝撃的な突撃・破砕を任務とする突撃兵。獰猛で破壊衝動が強い。
顎の駆動リンクと背部ミサイル冷却ラインが弱点。顎を拘束されると火力制御が崩れる。
技:火炎(近距離焼灼)、ミサイル(背部)、牙(噛みつき)、突進(踏み潰し)。
第92話「リリスの挑戦」
日本上空?各地(空中戦主体の大決戦)
ブラックランティスの幹部リリスが自ら機体に乗り込み、アイアンボットへ個人的な挑戦状を叩きつける。各地で観測される大気異常はフェニックスの到来を告げる。
フェニックス型「フェニックスヘイキ」に乗るリリスは、空中から都市を焼き尽くすかのような火球と突進で扇動的に暴れる。アイアンボットは空中戦に弱点があるため、支援メカ(対空機)と連携して迎撃する。リリスは機体を熟知しており巧妙に地形と高低差を使って翻弄する。空中での体当たり・火炎弾の連打で決戦となる。
リリスはフェニックスの最後の攻撃として巨大な火球群を発射し、都市を一挙に焼き払おうとする。アイアンボットは空中索敵ミサイル網と立体機動で火球を回避しつつ、フェニックスを囮にして誘導索をかける。追い詰めた瞬間、リリスは機体を超過負荷で覚醒モードにするが、アイアンボットは新技「ギガスラッシュソード」でフェニックスの胸部コアを貫き、リリスの機体を撃破。リリスを倒した。
フェニックスヘイキ
全長(翼展)/重量:翼展約84m/約18,500t
焔を纏う大鳥(不死鳥)を象った流線形空中機。羽根は燃焼・展開装甲で構成され、尾部は火球発射筒を持つ。搭乗ブリッジは胸部の“眼”にあり、リリスが直に操る。色は紅金。
空中奇襲・心理戦を担う主力空挺兵。劇的で舞台映えを狙う“見せる戦術”を好む。
胸部コアと翼根元の燃焼炉が弱点。高Gでの長時間運用により燃焼炉が過熱すると出力低下→爆発の危険。搭乗者の熟練度に依存する。
技:空中体当たり(高速突進)、火炎放射、火球(多弾発射)、翼開閉による衝撃波(竜巻形成)。
[905:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/17(Fri) 17:07)]
第93話「暗黒海域」
ブラックランティス本拠地へ向かう艦隊が通る外洋(豪大な海域の決戦)
世界連合の情報でブラックランティス本拠地付近が特定され、アイアンボットは護衛艦隊と共に接近する。だが海底からの巨大な波動が艦隊を襲う??リヴァイアサの目覚めだ。
ガリアが搭乗する「リヴァイアサヘイキ」が海底から浮上。巨体を翻して波と火焔を呼び、艦隊の対空・対潜戦術を無効化する。水中からの突進・空中へ飛び出しての体当たりを主戦術に、アイアンボットは支援艦の投光弾と索敵網を頼りに接近戦へ持ち込む。
リヴァイアサは港湾ごと巻き込む大波と火球を同時発射。アイアンボットは水上支援機の囮を使って波の進路を限定、胸部へと接近。
水面を割る激闘の末、アイアンボットは「ギガスラッシュソード」からの「古代剛拳・海断(かいだん)」で腹部コアを打ち抜き、リヴァイアサは深海へと沈む??だが海底での爆発は本拠地への道を開く伏線にもなる。
リヴァイアサヘイキ
全長/重量(泳行時):約150m/約40,000t(超巨大)
深海竜の直線美を機械化した長大な蛇竜。鱗状装甲は潮流に耐える流線形。背鰭や側面から火炎ノズル、腹部に多連装魚雷庫。頭部に巨大な炉口があり火球を投射する。
海域制圧と敵艦隊殲滅を任務とする海棲支配兵器。冷酷で底知れぬ力を秘める。
深部駆動タービンと魚雷格納庫のハッチ機構。水面飛び出し時に腹部の放熱スリットが開くため、その瞬間が狙い目。電磁パルスで一時的に推進制御を狂わせられる。
技/装備:空中体当たり(海面から飛び出し急襲)、火焔噴射、火球投射、多連装魚雷、水圧波(衝撃波)。
第94話「上陸せよ!」
ブラックランティス本拠地の沿岸(強固な防壁を突破して上陸作戦開始)
アイアンボットはついに上陸。だが防衛ラインはまだ続く??コルムが守る地上戦仕様兵器が待ち受ける。
コルム操る「ヘベモスヘイキ」が陸上に出現。四肢に重装甲、重量級の踏みつけと尻尾攻撃で上陸部隊を圧迫。ヘベモスは地形を利用した突進とミサイル射撃を併用し、アイアンボットをじわじわと消耗させる。基地内部の狭い通路戦も想定しており、正面突破は困難。
ヘベモスは要塞の門を引き抜くほどの怪力で決戦を挑む。アイアンボットは地形罠を誘発してヘベモスの動きを限定、角度をつけて側面に回り込み、露出した脇腹のミサイル冷却ラインを切断する。「ギガスラッシュソード」で尻尾基部を粉砕、続いて「古代剛拳」で胸部コアを粉砕する??これで内側の防衛線が破られる。
ヘベモスヘイキ
全高/重量(地上時):約62m/約45,000t(巨躯・重装甲)
鎧を纏った巨獣のような体躯。鋭い牙を覗かせる口、太い尾は棘状で打撃兵器に。胴には対地ミサイルポッド。脚は爪状のグリップを持ち狭地でも力を発揮。色は鉄黒と軍艦色の混合。
要塞突破・地上制圧のための重戦車型生体兵器。鈍重だが破壊力は絶大。
腰部・脇腹の冷却ラインと尻尾基部の油圧配管。旋回に時間がかかるため側面を取られると脆い。
技/装備:牙噛み(近接破砕)、ミサイル(中長距離)、尻尾打撃(広範囲打撃)、踏みつけ(地割れ誘発)。
[906:名無しさん@お腹いっぱい。 (2025/10/17(Fri) 17:08)]
第95話「天空の剣」
ブラックランティス本拠地内部(高架滑走路・空中格納庫)
内部へ深く侵入したアイアンボットに、空中優勢を握る重要幹部ザンバが立ちはだかる。バハムートでの空中戦を強いられる。
ザンバ操る「バハムートヘイキ」は空中格闘と剣技を得意とする竜騎士型機。高速で舞い、滑走路や上空の構造物を利用して回避と斬撃を繰り返す。アイアンボットは改修された対空アタッチメント(信号弾・索)を利用して空中戦へ対応するが、バハムートの剣撃は鋭く致命的。
バハムートは空中での連続剣撃からの突進を仕掛け、アイアンボットは一度撃墜寸前まで追い込まれる。だが地上と上空の支援ユニットが滑走路側面の反射板を展開して光学・風圧の有利を作る。アイアンボットは空中での受け流しから「ギガスラッシュソード」を放ち、バハムートの胸部剣尻を砕いてコアを露出、続けて「アンチプラズマウェーブ」で仕留める。
バハムートヘイキ
翼開き/重量(飛行時):翼開き約92m/約50,000t(空中戦重視の大型)
竜+騎士の融合体。背に長剣を兼ねる翼状甲板、胸部に大剣格納庫。機首は馬面風で鋭いスリット。色は漆黒に銀装飾。
空中決戦を司る竜騎兵。高潔さを装いながら冷酷に敵を斬る。
翼根・剣格納部の補助冷却が露出すると剣の発振が不安定。高G連続で燃焼炉が過熱しやすい。
技/装備:空中体当たり、火焔弾、剣(ブレード投射・斬撃)、ラム(突進)。
-第96話(最終決戦)「王の降臨、最後の闘い」
ブラックランティス本拠地中央殿堂(巨大な円形闘技場のような最深部)
アイアンボットはついに最深部へ。静寂の中、ドグマ王が己の旗を掲げ、最強兵器「ニーズヘックヘイキ」に乗って降臨する??対話は許されない、世界を支配するか滅ぼすかの最終決戦が始まる。
ニーズヘックは竜人型ながら人型に近い機動性と、竜の破壊力を併せ持つ“究極兵器”。剣・牙・火炎・大型キャノンを自在に使い、アイアンボットのすべての戦術を切り崩していく。戦闘は肉弾戦、剣の斬り合い、空中宙返り、周囲環境の瓦解を伴う壮絶な殴り合いとなる。仲間や世界の想いを胸に、アイアンボットは幾度も吹き飛ばされながら立ち上がる。
ドグマはニーズヘックの隠し兵器「世界焙焼キャノン」を起動??地球規模の焼却を狙う。アイアンボットはコアの過負荷を誘うリスクを承知で超強行作戦を開始。支援艦と合流した連合力でニーズヘックのキャノンを分散させ、その間にアイアンボットは残された一撃必殺技「ギガスラッシュソード」を放つ??剣で受け止めきれぬ一撃がコアを直撃。
ニーズヘックは断末魔の軋みを残して爆散、ブラックランティス本拠地は崩壊を始める。ドグマ王の最期の表情は、勝利か救済か――視聴者に問いを残すように描かれる。
本拠地の崩壊で世界は解放されるが、ブラックランティスの残党やリリスらの逃亡は示唆される。アイアンボットとパイロットたちは平和への帰還を誓い、シリーズは希望と問いかけを残して幕を閉じる――という昭和らしいラストが似合うよ。
ニーズヘックヘイキ
全高/重量(戦闘時):約80m/約120,000t(圧倒的巨躯と複合武装)
竜人(竜×人型)を強烈に意匠化した威容。長い翼状のマント、胸には複合砲塔、腕は剣と砲を兼用する多機能構造。顔は竜面だが表情が付くように可動する。色は漆黒と血赤のライン。威圧感が桁外れ。
ブラックランティスの最終兵器。支配と裁きを自らの使命とする極限思考を持つ。搭乗者(ドグマ王)の意思が直接反映される。冷酷にして哲学的、最後まで“なぜ”を問う存在。
巨大な力を支える連結部(肩・腰)と“協調中枢”に当たる胸部ルーン。キャノン発射には冷却とエネルギー循環が必要で、それを乱すと暴走する危険がある(搭乗者にもリスク)。
技/装備:剣(超振動)、火炎(極高熱)、牙(装甲貫通)、大型キャノン(世界焙焼キャノン)、飛行・空間跳躍(短距離ワープ)。
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