掲示板に戻る 前 10 次 10 1 - 10 最新 10

「ガンダムシリーズ」のMS等を考える。番外編

[1:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/15(Sun) 21:19)]
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=anim&key=686814442&ls=50
↑の番外編です。


[2:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/15(Sun) 21:29)]
「機動戦士ガンダム」
連邦軍
RB-80 アクアボール
ボールの基本構造に追加で水中用の推進器が備えられ、丸みを帯びた外装が耐圧殻として強化されています。両サイドに魚雷発射用のポッドが装備され、水中での運動性を確保するためにスクリューやスラスターが複数配置。
通常のボールと似ていますが、青を基調としたカラーリングが施され、水中での戦闘を意識したフィンや推進装置が特徴です。キャノン砲の口径は小さめで、水中での反動を考慮して設計されています。
水中戦に特化しており、海中での機動力が向上。水深1000mまでの潜航が可能で、連邦軍の沿岸防衛や水中攻撃に使用される。魚雷を装備し、水中での対艦戦闘能力を持つ一方、陸上での戦闘性能は限定的。
RB-79ボールの派生型として開発されたアクアボールは、海中での索敵・対艦攻撃を目的とし、低コストかつ大量生産が可能なため、水中戦力としての役割を担っている。
しかし、ビーム兵器の使用が制限される水中戦では、実弾兵器が主力となり、魚雷による奇襲が得意。
武器:低反動キャノン砲、魚雷×2。

ランドボール
ボールの基本形状を保持しつつ、陸上戦に適応するための強化型脚部が取り付けられています。機体底部には地雷対応用の装甲板が追加され、安定した着地と移動が可能。
標準のボールに比べて装甲が厚く、オリーブドラブ(軍用緑色)で塗装されています。両腕にはビームライフル用のマウントがあり、右側にキャノン砲が搭載されています。頭部には簡易センサーと照準装置が増設。
陸上での射撃戦に特化し、安定した地上移動が可能。小型機ゆえに装甲は薄いが、低反動キャノンとビームライフルの組み合わせで迅速な火力支援が可能。
ボールの陸上戦仕様として開発されたランドボールは、低コストでの量産を目指して設計されました。
主に前線の火力支援や後方の砲撃支援に用いられ、素早い展開と撤退が可能な機体です。軽量ゆえに耐久性には劣るが、ボールの特徴であるコンパクトさと取り回しの良さを維持しています。
武器:低反動キャノン砲、ビームライフル。

ジムタンク
下半身はガンタンクのようなキャタピラ式の履帯を持ち、上半身はジムをベースにしている。キャノン砲は肩部に取り付けられており、ビームライフルを標準装備している。
ジムの胴体を持つが、下半身が大型の履帯式ユニットとなり、ガンタンクの特徴的なキャノン砲を背負っている。全体的に重装甲で、主に砂漠や都市戦で使用される。配色はグリーンやブラウンのカモフラージュが主流。
地上戦において高い安定性を持つ。キャノン砲による長距離砲撃とビームライフルによる中距離戦闘の両方をこなすことができ、砲撃支援と対モビルスーツ戦の両面で活躍できる汎用性の高い機体。
ガンタンクの戦闘データを元にしたジムタンクは、機動力を犠牲にして火力と耐久性を重視した設計です。主に拠点防衛や長距離火力支援を行うための量産型モビルスーツで、ジムの汎用性を残しつつ、ガンタンクの砲撃能力を取り入れています。
武器:ビームライフル、120mm低反動キャノン砲×2。

RGM-81 ジムキャノン
ジムをベースにしつつ、両肩に240mmキャノン砲を装備。背中には弾薬やスプレーミサイルランチャー用のポッドが搭載されている。全体的に重量感が増し、装甲も厚く強化されている。
標準のジムに比べて、肩部の大型キャノン砲が目を引く。また、全体的に装甲が厚く、重装備の印象を与える。赤を基調としたカラーリングで、地上戦に対応する迷彩バリエーションも存在。
重火力の支援機として活躍。ビームライフルとビームサーベルによる中距離戦闘も可能だが、主に240mmキャノン砲での長距離砲撃を担当する。スプレーミサイルランチャーにより広範囲の敵を制圧可能。
ガンキャノンのデータをもとに、量産型として開発されたジムキャノンは、支援機としての役割を持ちます。標準的なジムと比較して火力が大幅に強化されており、部隊の後方から強力な砲撃支援を行うことが可能です。
特に重装備の敵機や拠点攻撃でその真価を発揮しますが、機動力が犠牲になっているため、前線での機動戦は不得意です。
武器:ビームライフル、ビームサーベル、240mmキャノン砲
(標準装備:弾数20)×2、スプレーミサイルランチャー×2、60mmバルカン砲×2。


[3:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/17(Tue) 22:21)]
MS-09Hヘビードム
ドムをベースにした重装型で、特に胸部や肩部の装甲がさらに厚くなっています。ドムの高速性はある程度保たれつつも、重量感が強調され、より重厚な印象を与える設計です。
標準のドムに比べ、肩と脚部が強化されており、特に胸部には拡散ビーム砲が埋め込まれています。濃い紫と黒のカラーリングが採用されており、威圧感のある外観です。背中には追加のビームキャノンが2門搭載されています。
高い防御力と火力を誇り、接近戦と中距離戦で圧倒的な力を発揮します。ジャイアント・バズによる破壊力とビームキャノンによる持続的な砲撃支援が可能。ドムの特徴であるホバー移動も健在ですが、重量増加に伴い機動力は若干低下しています。
ドムの戦闘力をさらに強化するために開発されたヘビードムは、特に重火力を求める戦場で活躍を想定されています。
通常のドム部隊の後方支援や、強固な拠点に対する攻撃を得意とし、機体自体の耐久力も向上しています。そのため、敵に対する威嚇効果も非常に高く、ジオン軍の重要戦力として位置づけられました。
武器:胸部拡散ビーム砲、ヒート・サーベル、360mmジャイアント・バズ(弾数10)、ビームキャノン×2

MS-14Mゲルググ・アクア
ゲルググの基本形状を保ちつつ、水中戦用の推進装置やプロペラが搭載されています。脚部や肩部には魚雷発射管が追加され、水中と陸上の両方で戦えるハイブリッドな設計。
ゲルググの洗練されたフォルムを持ちながらも、水中用のフィンやプロペラが外装に付けられています。ブルーを基調としたカラーリングで、水陸両用の能力を強調しています。シールドはゲルググ標準の物を使用。
水中での機動力は非常に高く、陸上でも標準的なゲルググの性能を維持しています。ビーム・ライフルやビーム・ナギナタでの中距離・近接戦闘に加え、魚雷を使った対艦攻撃も可能。水陸両用機として非常に汎用性が高い。
ゲルググをベースにした水陸両用型のMSで、水中での機動性と戦闘力を向上させるために設計されました。
陸上戦闘では通常のゲルググとしても戦えるため、様々な戦場で柔軟に運用できることが特徴です。特に連邦軍の沿岸施設や艦艇に対して、奇襲攻撃を仕掛けるのに適しています。
武器:ビーム・ライフル、魚雷×6、ビーム・ナギナタ、シールド

MSM-04ドウカ
カニのような外形を持つ水中用モビルアーマーで、4本の大型アームを持ち、接近戦での破壊力が高い設計です。小型の魚雷発射管が機体の各所に配置され、攻撃力を補強。
巨大な甲殻類を模した外見で、赤と黒の色彩が特徴。アームの先端にはクローが付いており、敵を掴んで破壊することが可能。全体的に低く広がった形状で、海底を滑るように移動します。
水中での高い機動性と耐久力を誇り、魚雷による遠距離攻撃とアームによる近接攻撃が特徴。ジオン軍の水中戦力として、敵艦や水中施設の破壊に特化している。
ジオン軍の水中用MAとして設計されたドウカは、特に敵艦や潜水艦に対して恐るべき威力を発揮します。大型のアームは海底での作業にも利用でき、戦闘以外でも運用が可能です。カニのような外形は水中での運動性と攻撃力を両立させています。
武器:アーム、魚雷×8


[4:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/17(Tue) 22:23)]
MA-01タンシャ
戦車のような形状を持つモビルアーマーで、履帯と強力なビームキャノンを搭載しています。全体的に低いシルエットで、重装甲と圧倒的な火力が特徴。
戦車の車体にビームキャノンが4門装備されており、全体的に重装甲が施されています。暗緑色の軍用カラーで、隠密性が高く、地上戦において視認されにくいデザイン。
地上での火力支援を得意としており、特にビームキャノンによる遠距離攻撃に優れています。防御力が非常に高く、敵の砲撃を耐えつつ攻撃を続けることができるため、長期戦でも安定した運用が可能。
ジオン軍の陸戦MAとして開発されたタンシャは、前線での火力支援を主な役割としています。低コストでの量産も視野に入れて設計され、部隊の砲撃支援や拠点防衛で活躍します。
ジオン軍のMAの中でも特に安定した運用が期待されており、敵MS部隊に対する強力な抑止力となっています。
武器:ビームキャノン×4

MA-02ヨフト
機体形状:4本脚のクモのようなモビルアーマーで、脚部に強力な推進器が搭載されているため、地上戦での高い機動力を持つ。中央部にはビームキャノンとアームが取り付けられている。
脚部が長く、全体的にクモを思わせる形状。脚にはそれぞれビームキャノンが搭載されており、中央のアームは格闘戦での用途に優れています。深いグレーのカラーリングで、不気味な印象を与えます。
4本脚による高い機動性が特徴で、特に不整地や障害物の多い地形で優れた性能を発揮します。アームを使った近接戦闘とビームキャノンによる遠距離攻撃の両面に対応可能。
ジオン軍の陸戦用モビルアーマーとして設計されたヨフトは、特に悪路での戦闘に強みを持っています。クモのような形状と高い機動性から、敵部隊の側面や背後を突く奇襲作戦に適しており、敵の混乱を引き起こすことができます。
武器:アーム。ビームキャノン×2


[5:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/17(Tue) 22:23)]
EMS-06ゲアッグ
ゲルググをベースにした地中用MSで、両腕に大型ドリルが装備されている。脚部には地中を掘り進むための推進装置が取り付けられ、地中での機動性が向上しています。
ゲルググの頭部にドリルと装甲が追加され、全体的に厚みのある外観。ドリルが両腕についており、掘削能力と攻撃力を両立。カラーリングは黄土色で、地中戦を意識したものになっています。
地中戦を得意とし、掘削した地下からの奇襲攻撃を得意とします。ドリルによる近接戦闘力は非常に高く、またビーム・ナギナタを搭載することで、地上戦でも一定の戦闘力を維持しています。
アッグシリーズの一環として開発されたゲアッグは、ゲルググの性能をベースにしながらも、地中での戦闘に特化しています。特に連邦軍の拠点や基地に対する地下からの襲撃作戦で威力を発揮し、敵の不意を突くことができます。
武器:大型ドリル×2、レーザー・トーチ、ビーム・ナギカタアーム、4連装ミサイル・ランチャー

EMS-07ドアッグ
機体形状:ドムをベースにした地中用MSで、両腕には大型のドリルが装備され、地中での掘削力が向上しています。全体的に重装甲で、地中からの突撃に耐えられる設計。
ドムのシルエットを保ちながら、ドリルが両腕についており、さらに装甲が強化されています。カラーリングは灰色を基調とし、重厚感がある。頭部には追加のセンサーが搭載されており、地中でも敵を探知できます。
地中戦に特化したMSで、掘削作業や突撃に適しています。大型ドリルで敵を粉砕し、さらにバズーカやミサイルランチャーで遠距離支援も行うことができるため、攻守のバランスが取れています。
アッグシリーズの中でも特に重装型のドアッグは、地中からの攻撃を目的とした強襲型MSです。装甲の厚さと火力の高さで、敵の防御を打ち破ることが可能で、特に連邦軍の要塞攻略や地下作戦で活躍が期待されました。
武器:大型ドリル×2、レーザー・トーチ、バズーカ、4連装ミサイル・ランチャー

EMS-07グアッグ
機体形状:グフをベースにした地中用MSで、両腕にはヒート・ロッドとドリルが装備されています。さらに、格闘戦での性能を高めるために脚部が強化されています。
グフのデザインを踏襲しつつ、両腕にドリルとヒート・ロッドが装備されています。全体的に青みがかったカラーリングが特徴で、近接戦に特化した外観です。
高い格闘性能を持ち、特に地中からの奇襲攻撃に優れています。ドリルによる破壊力とヒート・ロッドの拘束能力により、敵MSを捕らえて粉砕することが可能。また、ミサイルランチャーでの広範囲攻撃も得意。
アッグシリーズの中でもグフの設計をベースにしたグアッグは、格闘戦に特化した地中用MSです。近接戦闘での機動力と破壊力を両立させ、連邦軍の重要施設やMS部隊に対しての襲撃作戦で特に強力な存在となります。
武器:大型ドリル×2、ヒート・ロッド、ヒート・サーベル、4連装ミサイル・ランチャー。


[6:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/18(Wed) 21:12)]
「機動戦士ガンダム」のエピソード

第3.1話「シャアの思い」
ホワイトベースはルナツーへの航路を急いでいたが、通信班から報告が入る。「敵影確認。ジオンの戦艦が接近中!」。アムロは迷わずガンダムに乗り込み出撃準備を整える。「また来たのか…ジオンの奴らが!」
デッキではフラウ・ボゥがアムロを心配する。「アムロ、無理しないで!」と声をかけるが、アムロはすでに決意を固めている。「ここで引くわけにはいかないんだ。あいつらを倒さなきゃ、みんなが…」。
ガンダムが出撃する中、ジオン軍の前線には赤い彗星、シャア・アズナブルの赤いザクが再び立ちはだかる。「やはり現れたか…連邦のガンダム。だが、今回はそう簡単に行かせはしない!」とシャアは思いを馳せつつ、アムロを迎え撃つ。
戦場で二人は激しくぶつかり合う。ビームライフルとヒートホークが交差し、アムロとシャアの戦いは激化するが、突如シャアは冷静にこう言い放つ。
「アムロ…我々も戦わねばならぬのだ。さもなければ、我々の世界は終わる」。その言葉にアムロは一瞬戸惑いを見せる。「何だって…?」。シャアの言葉は、ジオン軍人としての覚悟と複雑な感情をにじませていた。
だが、アムロはそれでも戦いを続ける。「戦いを止めるつもりはないんだ…!」とガンダムのビームライフルを放ち、シャアを追い詰める。しかし、シャアは見事な操縦でこれをかわし、アムロの技量に感心しつつも「次こそは必ず…」と呟き、ザクを後退させる。
ジオンの艦隊も退却を決め、ホワイトベースは無事ルナツーへと進路を再び取る。だが、アムロの心にはシャアの言葉が重く残り、彼自身の戦いの意味に対する疑念が芽生えるのだった。

第4.1話「大気圏に急げ」
ホワイトベースは限界ギリギリの状態で大気圏突入を試みるが、突如アラームが鳴り響く。「敵艦接近!」。ブライト艦長はすぐに指示を飛ばす。「全員配置に着け!このままでは大気圏突入が危険だ!」。クルー全員が緊迫する中、アムロは迷わずガンダムに乗り込む。
デッキでフラウが心配そうに見送る中、アムロは「今度こそ…この手でジオンを退けてやる!」と強い決意を持って出撃する。ホワイトベースを守りながら、敵の艦隊を撃退しなければならない状況にアムロは緊張しつつも、すでに数々の戦いを経て自信を持ち始めていた。
戦場に現れたザク部隊がガンダムに向かって突撃してくるが、アムロは冷静に応戦。「敵の動きが…見える!」。彼のニュータイプ能力が徐々に開花しつつあることを感じつつ、ガンダムは一機、また一機とザクを撃破していく。アムロの集中力は研ぎ澄まされ、ザク5機を撃破する頃には、ジオン軍艦隊はその威力に恐れを抱き撤退を始める。
艦長のブライトは、「よくやった、アムロ。この調子なら、無事に大気圏突入ができそうだ」とホッとした様子で声をかける。ホワイトベースはついに大気圏突入コースへと進路を修正し、アムロも安堵の表情を浮かべながら機体を戻す。ホワイトベースは地球に向けて、その長い戦いの一歩を進めることになった。

第7.1話「着陸したのは荒野」
無事に地球へと着陸したホワイトベース。しかし、地上に降り立った場所は広大で荒涼としたグレート・キャニオンだった。ブライトは周囲の地形を確認し、「ここならしばらくはジオン軍も追って来ないだろう。皆、休める時に休んでおけ」と指示を出す。
アムロはコクピットから降り、地球の空気を深く吸い込む。「これが…地球か。こんなにも広い場所に来たのは初めてだ」。彼の脳裏にはフラウやファの顔が浮かぶが、すぐに戦闘の緊張感が戻る。
ホワイトベース内ではクルーたちが束の間の休息を取っているが、セイラはシャアの姿を思い出していた。「兄さん…どうしてこんな戦いを続けるのかしら」。彼女の心には、家族に対する思いと、戦いに巻き込まれる中での自分の役割に対する葛藤が広がっていた。
その静けさは長く続かなかった。遠くから地響きが聞こえ、ホワイトベースのレーダー班が異変を感知。「敵影確認!どうやら地上戦力がこちらに接近してきています!」。ブライトはすぐさま指揮を取り、「全機出撃準備!」と命じる。
ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクが次々と出撃し、アムロは再びガンダムの操縦桿を握る。「地球でも、俺たちは戦わなければならないんだ…」。広大なグレート・キャニオンを舞台に、地上での初めての戦いが始まろうとしていた。ジオン軍の地上部隊も、彼らを追って迫っている。
アムロは荒野の中で、これまでとは違う地形の難しさと戦いながら、必死に敵機を迎え撃つ。地球という新たな環境での戦闘が、アムロたちにさらなる試練を課すのだった。


[7:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/21(Sat) 09:46)]
第9.1話「動く鉄壁」
ホワイトベースは荒野を進んでいたが、突如としてアラームが鳴り響く。「敵影確認!ジオン軍の新型モビルアーマーが接近中!」。艦長のブライト・ノアはすぐに防衛態勢を整えるように指示を飛ばす。「全機出撃準備!ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクを展開しろ!」
アムロはコクピットに乗り込み、ガンダムを発進させるが、目の前に現れたのは巨大な戦車のようなモビルアーマー「タンシャ」だった。その外観はまさに「動く鉄壁」とも言えるもので、厚い装甲と強力なビームキャノンを備えていた。「このモビルアーマー、どうやって突破すればいいんだ…!」とアムロは圧倒されるが、すぐに冷静さを取り戻し戦闘を開始する。
ホワイトベースからの砲撃も、タンシャの分厚い装甲に阻まれ効果がない。「火力が足りない…!何か別の方法で…」とミライが焦る中、アムロはビームライフルを最大出力で放つも、タンシャのビームキャノンの迎撃で弾かれてしまう。
「このままじゃ持たない!」というブライトの声に応えるように、アムロはタンシャの弱点を探り始める。タンシャの脚部に照準を合わせ、弱点を見つけたアムロは「そこだ!」と叫びながら、ジャベリンを放つ。見事に命中し、タンシャの動きが鈍くなる。
「いまだ!」と再びジャベリンを投げ、タンシャのキャノンを破壊したアムロは、ガンダムのビームサーベルでとどめを刺す。タンシャは爆発し、ジオン軍は撤退を開始。ホワイトベースは辛くもその危機を乗り越え、再び航路を進むことができた。

第11.1話「フラウの偵察」
ホワイトベースは一時的な休息を取るため、山間部に身を隠していた。乗組員たちは疲労を癒すため、しばしの安息を得るが、フラウ・ボゥだけは違った。「私ももっと役に立たなきゃ…」と感じていた彼女は、密かにコアファイターに乗り込み、周辺の偵察を決意する。
フラウは少し緊張しながらも、コアファイターの操縦桿を握る。「私にもできるわ、アムロのためにも…」と自分を励ましつつ、低空飛行で山間部を進んでいく。しかし、彼女が着陸し、徒歩で偵察を進めていた時、足を滑らせて地面に落下してしまう。
「痛っ…!どうしてこんなところで…」と倒れ込んだ彼女は、まさかの犬神家のような状態になってしまい、足を上にしたまま抜け出せなくなる。「どうしよう…こんな時に」と焦るフラウだったが、その時、遠くからジオン軍の部隊の音が聞こえてくる。
「このままじゃ見つかっちゃう…!」。フラウは必死に体を動かし、なんとか抜け出すことに成功し、コアファイターに戻ってホワイトベースに急行する。ホワイトベースに戻ったフラウは、即座にジオン軍の接近を報告。「敵が来る…急いで出撃準備を!」
ホワイトベースはすぐに動き出し、アムロたちもガンダムで出撃準備を整える。フラウの勇気ある偵察が、ホワイトベースを再び救ったのだった。


[8:名無しさん@お腹いっぱい。 (2024/12/21(Sat) 09:46)]
第13.1話「1人だけのフラウ」
ホワイトベースはジオン軍との交戦中、激しい衝撃を受けて大きく揺れる。そんな中、フラウ・ボゥは不運にも艦外へと投げ出されてしまう。「ああっ…!」という叫び声と共に、彼女は荒野へと落下し、再び犬神家状態になってしまう。
「こんなところで…助けが来るのを待つしかないなんて…」とフラウは無力感に打ちひしがれる。4時間が過ぎても、フラウはその場から動けず、ジオン軍の接近を恐れながらもどうすることもできない。「みんな、無事かな…アムロ…」。彼女の心には、仲間たちのことがよぎり、孤独感が募る。
その時、遠くからガンダムのシルエットが見え始めた。「フラウ!無事か!」とアムロの声が響き渡り、ガンダムが彼女のもとへ駆け寄る。アムロはフラウを見つけ、優しく抱きかかえるようにして救助する。「助かった…ありがとう、アムロ」。
二人は無事にホワイトベースへと戻り、フラウは再び仲間たちと合流する。「こんな思いはもう二度としたくないわ…」とフラウは言い、アムロも「無茶はするなよ」と優しく声をかけた。

第14.1話「海の怪物」
ホワイトベースは海上を航行していたが、突如としてレーダーに敵影が確認される。「水中から何かが近づいてくる…!」とレーダー班が叫ぶと、ジオン軍のモビルアーマー「ドウカ」がその姿を現した。
「海の中から…新型のモビルアーマーか」とブライトは驚きながらもすぐに指示を出す。「アムロ、出撃しろ!ガンダムを海中に投入する!」。アムロはホワイトベースのデッキからガンダムで発進し、海中へと飛び込む。「水中戦か…油断できないな」とアムロは緊張を感じながら、ドウカに立ち向かう。
ドウカはカニのような形状をしており、巨大なアームでガンダムを締め上げようとする。「くっ…こいつ、硬い!」。アムロはビームサーベルを引き抜き、必死に反撃するが、海中では動きが鈍く、思うように攻撃が当たらない。
一方、ホワイトベースもドウカの魚雷攻撃にさらされ、被害が出始める。「持たない…このままじゃ!」とミライが焦る中、アムロは冷静にドウカの動きを見極め、「弱点は脚部だ…そこを狙えば!」とビームライフルで精密射撃を試みる。ドウカの脚部に命中し、アームの動きが鈍くなったところで、アムロはビームサーベルでとどめを刺す。
ドウカは大爆発を起こし、海中での戦いは終わりを迎える。ホワイトベースは危機を乗り越え、再び進路を取ることができた。「海の中でも、俺たちは戦い続けなきゃならないんだ…」とアムロは海を見つめながら、次なる戦いに思いを馳せるのだった。


掲示板に戻る 前 10 次 10 1 - 10 最新 10

NAME:
MAIL:

read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)