マテリアリズムの認識論 松本良多のパースペクティブ
[1:名無しさん@お腹いっぱい。 (2022/08/07(Sun) 12:40)]
資本主義社会はデジタル・パラダイムを、多様体として
のメディアをそのつど反復し地層化する数字列から
メッセージを生成するマトリクスの内在性へと微分化させた。
以後、デジタル・メディアは自らアクタントとしての
存在者との関係を制御し、ハイパーテキストの内在的原理
からなるメッセージを生物学的インタラクションによって
流動し変化しつづけるプロテウス的なプラットフォームへと
変容させる。 ポストヒューマニズムと同様に、松本良多に
よれば複雑系、バーチャリティ、分子生命学、ナノテクノロジー
により形成、再生されたインターラクティブな社会が現在か
ら未来への射程としてポストデジタルを構成する。
具現化されたスタック・コンピュテーションと複合現実との
間の触媒によるトポロジカルなメタ作用を通してのデジタル
技術の内在的平面化とバイオジェネシス・プロセスに取り組む
認識論として松本良多はポストデジタルをとらえている。
出典 雑学ぺディア
read.cgi ver.4.21.10c (2006/07/10)