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小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/14(Sat) 13:39
小池百合子都知事には以前から、大学・カイロ大学卒業としているのだが、
学歴詐称との疑惑が拭い去られていないばかりかさらに深まっているようだ。

そもそも学歴訴訟は選挙違反、
当然、知事にも、国会議員にもなれない重大なこと。
さあ!>・

2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/14(Sat) 13:40
議会答弁でさらに深まった小池都知事の「学歴疑惑」
2020 3/14(土) 6:00配信


小池百合子都知事(写真:REX/アフロ)
 (黒木 亮:作家)

 3月12日に開かれた東京都議会の予算特別委員会をネット中継で傍聴していて、唖然となった。小池百合子知事が、自ら学歴詐称を認めるのと同じ発言をしたからだ。

【写真】3月11日、高橋治之組織委員会理事による「五輪開催は2年延期が現実的」発言が報じられたのを受けて、記者の取材に応じる森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長。高橋理事に対して「軽率なことは慎んでほしい」と苦言を呈したという。

 自民党の田村利光議員が、「(カイロ大学を)卒業したのなら、卒論を書いたのでしょうか?  書いたのならテーマをお聞かせ下さい」と質問したのに対し、小池氏は「卒論という制度は学部、学科によって異なる。自分が卒業した文学部社会学科には卒論はなかった。当時の同級生たちもそのように言っている。たぶん取材をなさったのは、別の学科の方ではないかと思います」と答えた。これには「はぁ〜?」と思わず声が出た。

■ 小池氏と同じ年に卒業したカイロ大学教授は「卒論は必須だった」と証言

 当時(そして現在も)カイロ大学文学部社会学科に卒論があることは、関係者なら誰でも知っている。筆者は念のため、2018年9月17日にカイロ大学文学部社会学科を訪問し、小池氏が卒業したと称している1976年と同じ年に同学科を卒業した現役の社会学科の教授に会って、そのことを確かめた。同教授の発言は次の通りである。

 「カイロ大学文学部社会学科(1学年約150人)では、全員が卒論を書かなくてはなりません。4年生の1年間は卒論を書くためのプロジェクト立案、資料集め、インタビューなどに追われます。私の卒論のテーマは、『職業集団としての猿の調教師』で、分量はアラビア語で80〜90ページでした。他の学生の卒論のテーマは、教育、社会統制、カイロの貧民街、犯罪学というようなものでした」

 なお面談にはカイロで新聞社のリサーチャーを務めているエジプト人女性も同席し、私も彼女もそれぞれ面談記録を残している。
 卒論に関する質疑と答弁は都議会のサイトで見ることが出来る。

 東京都議会のトップページ(h ttps://www.gikai.metro.tokyo.jp/)から「インターネット中継」⇒「本会議など」⇒「録画映像」の中から「令和2年第1回定例会」をクリック⇒「3月12日(木曜日) 予算特別委員会 総括質疑」をクリック。

 6時間11分39秒から6時間12分29秒までが問題のシーンだ。



3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/14(Sat) 13:43
■ 卒業証書類の公開を拒否し、ひたすら逃げ回る小池都知事

 答弁を聞いていてもう一つ唖然となったのは、小池氏が都議会に対する卒業証書類の開示を頑なに拒否したことだ。自らはカイロ大学を卒業したと称しながら、その関係書類を開示しないというのだ。これにも「はぁ〜?」である。

 田村議員に先立って質疑に立った川松真一朗議員が「小池知事は、卒業証書、卒業証明書はこれまで何度も公表してきたと述べているが、公の場に出したことは一度もないと記憶している。(パネルでフジテレビの番組のスクリーンショットを示しながら)選挙の際にチラ見せしたときの画像はこれで、週刊誌に載せたものは小さすぎて読めない。『振り袖、ピラミッドを登る』という本の卒業証書は全身写真とコラージュされていて、下半分が読めない。現物をなぜ都議会や記者会見という公式の場に出せないのか?」と質問したのに対し、小池氏は「公には何度も(卒業証書類)を出している。また(パネルを指して)あれだけのショットがあるのは、すでに出しているからこそだ。(これに関して)やれスタンプだとか色々議論されているが、これについてはカイロ大学が何度も正式な卒業を認めている」と公開を拒否した。

 同様のやり取りは、最後に質問に立った田村議員との間でも繰り返され、小池氏は議会に対する卒業証書類の提出をあらためて拒否した。先ほど紹介した動画では、そのくだりは3時間4分0秒から3時間6分49秒で確認できる。

 小池氏の「公には何度も出している」という発言は事実に反する。小池氏が卒業証明書類をある程度見える形で公開したのは、2016年6月30日に放送されたジテレビの「とくダネ!」での一度だけだ。それも非常に短い時間で、記載内容をきちんと読むことができない。それ以外には、(ある程度でも読める形では)どこにも公開していない。

 学校を卒業したと言いながら、卒業証書類を見せないのは、公人・私人を問わず、世界で小池氏ただ一人だろう。私自身、早稲田大学(法学部)やカイロ・アメリカン大学(大学院中東研究科)の卒業を疑われたら、関係書類の現物を直ちに公開する。これは誰しも同じだろう。

 小池氏は「カイロ大学が何度も正式な卒業を認めているから、出す必要はない」と述べているが、それと有印私文書偽造・同行使の嫌疑は別だ。後述の通り、小池氏がフジテレビで示した証書類は本物に見えない。第二に、筆者がJBpressの「徹底研究! 小池百合子『カイロ大卒』の真偽」(第3回)で述べた通り、カイロ大学は長年にわたって学業実態のない人間に卒業証書を発行してきた大学だ。もし小池氏に学業実態がなければ、仮に大学が卒業を認めたとしても、学位として認められないのは当然だ。金で学位を売っていたハワイのパシフィック・ウエスタン大学と同じである。

 (参考記事)徹底研究! 小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈3〉
h ttps://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58857

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/14(Sat) 13:50
なお「これ以上開示しない、すでにあるもの(フジテレビのスクリーンショット)で判断しろ」と言うのなら、両方とも証書として無効である。

 なぜなら卒業証明書のほうは、最重要要件である大学のスタンプの印影がいずれも判読不能だからだ。筆者はカイロ大学文学部の別の教授や日本の援助機関に管理職として勤務するカイロ大学工学部出身者に小池氏の卒業証明書を見せたが「これでは卒業証明書として通用しない」と言われた(もちろん面談記録は取っている)。また文章が男性形で書かれており、4人の署名者のうち2人しか署名が確認できず、収入印紙が逆さまに貼られ、写真もピン留めである等、他の正式な卒業証明書と異なる不審点が多数ある。

 卒業証書のほうはさらに怪しい。スクリーンショットでは、学部長の署名が見えない。また証書の右下の登録番号もなく、それ以外にも卒業証書として複数の要件を欠いている。なおすでに指摘した通り、卒業証書は裏面も見ないと最終的な真贋は判断できない。このスクリーンショットだけで判断しろというのなら、100パーセント無効である。



5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/14(Sat) 13:55
■ カイロ大学を卒業していないという同居女性の証言

 小池氏の学歴詐称疑惑を裏付ける重大な証拠はもう一つある。「文藝春秋」2018年7月号に掲載された『小池百合子「虚飾の履歴書」』(筆者・石井妙子)だ。カイロで小池氏と同居していた日本人女性(以下「同居女性」)が、小池氏が1976年5月の進級試験に合格できず、その時点で4年生にもなっていなかったので追試も受けられなかったこと、卒業できないまま日本に帰国したにもかかわらず、カイロ大学文学部社会学科首席卒業という肩書を使い始めたこと、卒業したと日本で嘘をついてきたのをケロっとして認めたことなどを証言している。この証言は同居女性の手帳の日記と母親にあてた多数の手紙によって裏付けられている(手紙に日付の消印があれば裁判で証拠能力を持つ)。

 卒論に関する事実に反する答弁、卒業証書類の公開を頑なに拒否する態度、物的証拠のある同居女性の証言、さらに筆者が別の記事で指摘した「とてもよい面会」を「とても美味しい面会」と言い間違える初心者レベルのアラビア語などを考慮すれば、小池氏がカイロ大学を卒業したことを信じろというのは無理な話である。

 学歴詐称(公職選挙法違反)や有印私文書偽造・同行使は、知事辞任に値する犯罪である。そうでないと言うのなら、まずは卒業関係書類を都議会に開示し、その上で、学業実態があることを証拠にもとづいて説明すべきだろう。それができないなら、政治家を辞めるしかないと筆者は考える。
黒木 亮

【関連記事】
徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈1〉
徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈2〉
徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈3〉
徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈4〉
徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈5〉
最終更新:3/14(土) 6:00


6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/16(Mon) 20:11
徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈1〉
「お使い」レベルのアラビア語
2020.1.9(木)
黒木 亮
1.2.3.4.5


小池百合子東京都知事(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
ギャラリーページへ
(黒木 亮:作家)
 ここ数年、「桜を見る会」疑惑のように、権力の座にある政治家が、検証が難しいことには徹底して嘘をつくケースが増えているように感じる。この風潮には憤りを禁じ得ない。そして、世間が忘れかけている疑惑がもう一つある。小池百合子東京都知事のカイロ大学文学部社会学科卒業に関する学歴詐称疑惑だ。

 小池氏の「学歴詐称疑惑」は、以前から囁かれており、週刊誌などでも取り上げられたが、決定的な証拠を突き付けるまでには至らなかった。そうした中、「文藝春秋」2018年7月号に掲載された『小池百合子「虚飾の履歴書」』(筆者・石井妙子、以下『虚飾の履歴書』)は、疑惑の核心に肉迫するレポートだった。
「カイロ大卒」の真偽を現地エジプトで徹底取材
『虚飾の履歴書』では、カイロで小池氏と同居していた日本人女性(以下「同居女性」)が、当時の小池氏の暮らしぶり、小池氏が1976年5月の進級試験に合格できず、その時点で4年生にもなっていなかったので追試も受けられなかったこと、卒業できないまま日本に帰国したにもかかわらず、カイロ大学文学部社会学科首席卒業という肩書を使い始めたこと、卒業したと日本で嘘をついてきたのをケロっとして認めたことなどを証言している。その内容は同居女性の手帳の日記と母親にあてた多数の手紙によって裏付けられているという(手紙に日付の消印があれば裁判で証拠能力を持つ)。
 この証言は非常に重大である。もし事実なら小池氏は選挙のたびに選挙公報に虚偽の経歴を記載して有権者を欺き、公職選挙法違反や偽造私文書行使等という犯罪を重ねてきたことになる。

 

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/16(Mon) 20:17
これに対して小池氏は、記事発表後の記者会見で示唆した法的手段を取るどころか、説明も、反論らしい反論もしていない。何かにつけて多弁で、気に入らないことには強硬に反論する小池氏の性格から言って、きわめて不可解な態度である。
 しかし、アラビア語やエジプト事情に疎い日本のメディアは疑惑の追及に消極的で、今まで小池氏の煙に巻かれてきた。筆者はアラビア語を学び、エジプトの大学(カイロ・アメリカン大学大学院中東研究科)を卒業した者の責務として、複数回の現地取材を含む調査でこの疑惑を徹底研究した。その結果、小池氏がカイロ大学の卒業要件を満たして卒業したという証拠、印象、片鱗は何一つ見出せなかった。
 本稿では6回にわたり、これまで他のメディアが報じていない、不正入学疑惑、エジプトの大学による“不正卒業証書”発行の歴史、小池氏の庇護者だったアブデル・カーデル・ハーテム氏の思惑、カイロ大学やエジプト政府の実態と思惑なども詳述していく。果たして小池氏がこれまで公表してきた経歴は信用するに値するものなのか、読者に判断材料を提供したい。
「お使い」レベルのアラビア語…

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/16(Mon) 21:07
徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈1〉
「お使い」レベルのアラビア語
2020.1.9(木)
黒木 亮
政治
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「お使い」レベルのアラビア語
 まず小池氏のアラビア語がどの程度のものかという最も重要な点から検証を始める。

『虚飾の履歴書』で同居女性は小池氏のアラビア語はカイロ大学での勉強には到底ついて行けない「This is a pen」のレベルのものだったと述べている。
 この点について筆者は、2018年6月に、小池氏が原稿を見ないで話している3つのインタビュー動画(ドバイのアル・アーンTV、エジプト国営衛星放送、クウェートのチャンネル1の番組)を視聴して検証した。結果は次の通りで、アラビア語での大学教育に耐えられるレベルからは程遠かった。
(検証記事URL)h ttps://bunshun.jp/articles/-/7909
 今回は、小池事務所がYouTubeで公開している動画(2009年に小池氏がリビアのカダフィ大佐に面会したときのもの)も視聴した。

(動画URL)h ttps://www.youtube.com/watch?v=OzG9ztnBOZo
 小池氏のアラビア語で聞き取れるのは「ワ、ハーザー、ドクトル・マイリ(?)・・・ムマッシル、ムマッシル(そして、こちらはマイリ博士です。・・・代表、代表)」「ラアバ、ラアバ(ゲーム、ゲーム)」のみで、ほとんど会話になっていない。また「これらはあなた(あなたの友人?)に」というごく簡単な発言も英語で言っている(本を渡しながら「ゲーム」と言っているのは、数独の本でも渡しているのか?)。
 小池氏はエジプトで、日本人客の多い旅行代理店グリーンバレー社で当時マネージャーをしていたバヒーク・エル・ゴハリ氏(現バヒトラベル社長)の下でツアーガイドのアルバイトをやっていたりしたので、エジプト口語で「私はツアーガイドです」「(運転手に)私たちは1時にここに戻って来ます」「この値段は高い。5ポンド」といった「お使い」のエジプト口語はできたのだろう。4つの動画のアラビア語はその程度のレベルだ。
 小池氏はアラビア語の通訳をやっていたと自称しているが、たとえその後の経過年数を考慮しても、これで通訳をやるのは不可能だ。もちろん大学レベルの読み書きができたはずもない。できるというのなら、外国人記者クラブで台本なしでアラブ圏の記者とやり取りをしてみせればいいだけのことだ。4年間その言語で勉強し、毎年論文式試験を突破し、学位まで取得した言語は、忘れたくても忘れられないものだ。
学歴に関する数多くの嘘…

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/16(Mon) 21:50
3月12日に開かれた東京都議会の予算特別委員会をネット中継で傍聴していて、唖然となった。小池百合子知事が、自ら学歴詐称を認めるのと同じ発言をしたからだ。
 自民党の田村利光議員が、「(カイロ大学を)卒業したのなら、卒論を書いたのでしょうか? 書いたのならテーマをお聞かせ下さい」と質問したのに対し、小池氏は「卒論という制度は学部、学科によって異なる。自分が卒業した文学部社会学科には卒論はなかった。当時の同級生たちもそのように言っている。たぶん取材をなさったのは、別の学科の方ではないかと思います」と答えた。これには「はぁ〜?」と思わず声が出た。
[JBpressの今日の記事(トップページ)へ]
小池氏と同じ年に卒業したカイロ大学教授は「卒論は必須だった」と証言
 当時(そして現在も)カイロ大学文学部社会学科に卒論があることは、関係者なら誰でも知っている。筆者は念のため、2018年9月17日にカイロ大学文学部社会学科を訪問し、小池氏が卒業したと称している1976年と同じ年に同学科を卒業した現役の社会学科の教授に会って、そのことを確かめた。同教授の発言は次の通りである。
「カイロ大学文学部社会学科(1学年約150人)では、全員が卒論を書かなくてはなりません。4年生の1年間は卒論を書くためのプロジェクト立案、資料集め、インタビューなどに追われます。私の卒論のテーマは、『職業集団としての猿の調教師』で、分量はアラビア語で80〜90ページでした。他の学生の卒論のテーマは、教育、社会統制、カイロの貧民街、犯罪学というようなものでした」
 なお面談にはカイロで新聞社のリサーチャーを務めているエジプト人女性も同席し、私も彼女もそれぞれ面談記録を残している。
 卒論に関する質疑と答弁は都議会のサイトで見ることが出来る。
 東京都議会のトップページ(h ttps://www.gikai.metro.tokyo.jp/)から「インターネット中継」⇒「本会議など」⇒「録画映像」の中から「令和2年第1回定例会」をクリック⇒「3月12日(木曜日) 予算特別委員会 総括質疑」をクリック。
 6時間11分39秒から6時間12分29秒までが問題のシーンだ。


10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/03/16(Mon) 21:57
卒業証書類の公開を拒否し、ひたすら逃げ回る小池都知事
 答弁を聞いていてもう一つ唖然となったのは、小池氏が都議会に対する卒業証書類の開示を頑なに拒否したことだ。自らはカイロ大学を卒業したと称しながら、その関係書類を開示しないというのだ。これにも「はぁ〜?」である。
 田村議員に先立って質疑に立った川松真一朗議員が「小池知事は、卒業証書、卒業証明書はこれまで何度も公表してきたと述べているが、公の場に出したことは一度もないと記憶している。(パネルでフジテレビの番組のスクリーンショットを示しながら)選挙の際にチラ見せしたときの画像はこれで、週刊誌に載せたものは小さすぎて読めない。『振り袖、ピラミッドを登る』という本の卒業証書は全身写真とコラージュされていて、下半分が読めない。現物をなぜ都議会や記者会見という公式の場に出せないのか?」と質問したのに対し、小池氏は「公には何度も(卒業証書類)を出している。また(パネルを指して)あれだけのショットがあるのは、すでに出しているからこそだ。(これに関して)やれスタンプだとか色々議論されているが、これについてはカイロ大学が何度も正式な卒業を認めている」と公開を拒否した。
 同様のやり取りは、最後に質問に立った田村議員との間でも繰り返され、小池氏は議会に対する卒業証書類の提出をあらためて拒否した。先ほど紹介した動画では、そのくだりは3時間4分0秒から3時間6分49秒で確認できる。
 小池氏の「公には何度も出している」という発言は事実に反する。小池氏が卒業証明書類をある程度見える形で公開したのは、2016年6月30日に放送されたフジテレビの「とくダネ!」での一度だけだ。それも非常に短い時間で、記載内容をきちんと読むことができない。それ以外には、(ある程度でも読める形では)どこにも公開していない。
 

11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/03(Wed) 07:31
「カイロ大学卒業は嘘」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 元同居人が詳細証言
2020 5/27(水) 16:00配信


小池百合子都知事 ©共同通信社
 7月5日に迫る東京都知事選。小池百合子都知事の圧倒的優位と見られているが、そこで改めて注目されるのが、小池氏の「選挙公報」に書かれる経歴だ。

【画像】「カイロ大学卒」と紹介された1976年10月22日のサンケイ新聞

 小池氏には、1992年に日本新党から政界に打って出て以来、幾度となく疑惑の目を向けられる「学歴詐称」疑惑がある。これについて、ノンフィクション作家の石井妙子氏が、小池氏とカイロで共に暮らし、小池氏のカイロ大学生活を誰よりもよく知る元同居人女性の早川玲子さん(仮名)から詳細な証言と当時の手帳や写真などの資料提供を得て取材をし、「小池さんはカイロ大学を卒業していない」との詳細な証言を得た。

 小池氏はこれまで、72年にカイロ大学文学部に入学、76年に卒業したと自著やインタビューで語ってきた。

 だが、小池氏が卒業したと主張している76年7月、カイロ大学での試験結果が発表された際、落第し、ふさぎ込んでいた彼女の様子が早川さんの記憶に強く残っている。当時2人が同居していたアパートの同じ階にはカイロ大学文学部の教授が住んでいた。思いつめた小池氏は「どうしたらいいのか、聞いてくる」と部屋を飛び出したが、戻ってくると、早川さんにこう言った。

「あなたは最終学年じゃないから、追試を受ける資格はないって。そう言われた」

 76年時点で、最終学年に進むことすらできていなかったのだ。

 そんな小池氏だが、直後の76年秋、彼女を取り上げたサンケイ新聞(10月22日)と東京新聞(10月27日)は、小池氏へのインタビューをもとに「カイロ大学卒」と紹介している。

 経緯をめぐる早川さんの証言は詳細を極めた。76年9月下旬、小池氏は父親から「大急ぎで日本に帰ってこい」との連絡を受けて、すぐさま日本へと帰国。そして11月、カイロに戻ってきた小池氏は、早川さんに新聞を見せた。

「目を疑いました。『カイロ大学を卒業した小池百合子さん』と書かれていたからです」

 早川さんが「そういうことにしちゃったの?」と尋ねると、小池氏は「うん」と答えたという。

 これまで学歴詐称疑惑が浮上するたびに、小池氏は卒業証書を一部メディアで公表し、噂を否定してきた。前回の都知事選前にも『とくダネ!』(フジテレビ系、2016年6月30日放送)で卒業証書を示している。しかしこの卒業証書自体にも、前述の新聞記事と矛盾する記述があり、石井氏によるカイロ現地取材では、さらなる疑問点も浮上した。

 小池氏に質問状を送ったが、締め切りまでに回答は得られなかった。

 5月28日(木)発売の「週刊文春」では、早川さんの証言で明らかとなったカイロ大首席卒業の真相、エジプト現地取材をはじめ100人を超える関係者の証言をもとに書かれた石井氏の新著『 女帝 小池百合子 』(文藝春秋刊)で明かされた秘話、小池氏と舛添要一氏との熱愛などを詳報している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年6月4日号


12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/03(Wed) 07:50
都知事選、小池百合子氏は「学歴詐称疑惑」を“強行突破”できるか
郷原信郎 | 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士

2020 6/2(火) 11:24

会見を行う小池都知事(写真:つのだよしお/アフロ)
ノンフィクション作家石井妙子氏の【女帝 小池百合子】(文芸春秋)が出版された。これまでも、多くの著名人の人物評伝などを執筆し、多数のノンフィクション賞を受賞してきた著者による渾身の著作である。小池氏の生い立ちから、虚言に塗り固められた「実像」を、多くの関係者の証言に基づいて詳細に明らかにし、そのような人物を「首都東京の知事で、総理大臣をも狙う政治家」にしてしまった日本の社会の歪みを鮮やかに描いた同書は、7月の都知事選挙で確実視される小池氏再選に向けての「強烈な一撃」になる可能性がある。
都知事選直前に再び注目される小池氏「学歴詐称」疑惑
「希望の党」騒ぎ以降、小池氏には、あまり目立った動きが見られなかった。しかし、東京五輪の開催延期が決まった今年3月下旬になって、「ロックダウン」「オーバーシュート」等の言葉を用いて新型コロナ感染の危機感を煽る「小池劇場」にマスコミの注目を集中させ、人気が急上昇している。7月に予定される都知事選では、既に自民党は対抗馬擁立を見送っており、小池氏の圧勝が予想されている。
そうした状況の中で、石井氏の著書では、カイロで同居していた女性の詳細な証言も含め、多くの根拠が示され、小池氏の華々しい経歴と地位の原点となった「カイロ大学卒業」の学歴が虚偽であることが明らかにされている。
私も、小池氏については、都知事就任直後から、多くのブログ記事や片山善博氏との対談本(【偽りの「都民ファースト」】ワック:2017)等で、その政治姿勢を厳しく批判してきた。
小池都政(小池劇場)については、都知事就任後の小池氏が「豊洲市場移転延期」等で人気の絶頂にあった2016年11月、「炎上」覚悟で出した【小池都知事「豊洲市場問題対応」をコンプライアンス的に考える】から、2017年7月の【“自民歴史的惨敗”の副産物「小池王国」の重大な危険 〜代表辞任は「都民への裏切り」】まで7本の記事を出し、さらに、2017年の衆院選に際して、小池氏が「希望の党」を設立して国政に進出しようとした動きについて、【希望の党は反安倍の受け皿としての「壮大な空箱」】などと、それがいかに「空虚」なものかを指摘した。また、衆院選挙後の2017年10月の【平成「緑のタヌキ」の変 〜衆院選で起きた“民意と選挙結果とのかい離”】から同年11月の【“幻”に終わった「党規約による小池氏独裁」の企み】までの4本の記事では、衆議院選に向けて野党議員を手玉にとった小池氏の欺瞞性を指摘した。
私が、これらの記事で小池批判を続けていたこともあり、昨年5月には、石井妙子氏からも取材を受け、政治家としての小池氏や小池都政などについての私の考えを話した。この際、石井氏は、「小池氏がカイロ大学を卒業していないことは絶対に間違いない。しかし、いつも上手く誤魔化して逃げてしまう」ともどかしそうに言っていた。そういう石井氏のたゆまぬ取材の結果が、今回の著書で結実したものだ。
黒木亮氏の緻密な取材による「学歴詐称」の指摘
さらに、作家の黒木亮氏が、5月29日に、【再燃する小池百合子の「学歴詐称」疑惑…首席も、卒業すらも嘘なのか】、翌 30日の【カイロ大学の深い闇…小池百合子が卒業証書を「出せない」理由】の各ネット記事(現代ビジネスオンライン)では、3月都議会での「学歴詐称疑惑」に関する小池氏の答弁の矛盾・混乱を取り上げ、カイロ大学を含むエジプトの国立大学では、以前から不正な卒業証書の発行が行われてきた実態を踏まえて、
小池氏が卒業証書類の提出を頑なに拒む態度、1年目に落第しながら4年で卒業したという自著の矛盾した記述、『お使い』レベルのアラビア語、卒論に関する事実に反する議会答弁、当時を知る複数の日本人の証言と矛盾する入学年などに照らせば、小池氏がカイロ大学を正規のルートで卒業したと信じるのは到底無理
と結論づけている。


13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/03(Wed) 08:01
2013年、裁判官の世界を描いた黒木氏の小説「法服の王国」が出版された際には、経済雑誌に同書の書評を書いた。フィクションとされてはいるが、現職裁判官を含めた多数の関係者からの取材、膨大な参考文献に基づき、人事を含めた裁判所組織の内実や裁判官個人の考え方、生き方の実相を克明に描いた同書に、ノンフィクション作家としての黒木氏の取材力、表現力が圧倒的なリアリティにつながっていた。
小池氏は、これまで、自身の学歴詐称疑惑に関して、ほとんど説明らしい説明をせず、「卒業証書も卒業証明書もある。カイロ大学も卒業を認めている」と言い続けてきたが、卒業証明書と卒業証書の提出は頑なに拒否してきた。今回、石井妙子氏と黒木亮氏という二人の実力作家の著述によって、「小池百合子氏にカイロ大学を正規に卒業した事実がないこと」は、ほぼ疑いの余地がないほど明白な事実になったと言えよう。
小池氏は本当に都知事選挙に出馬するのか
6月18日告示、7月5日投票が予定されている東京都知事選挙、小池氏は、現時点(6月2日)では、出馬表明をしていないが、立候補すれば圧勝すると予想されている。
これまで、国政選挙・都知事選挙で、小池氏は「カイロ大学卒業」と繰り返し記載してきた。「カイロ大学卒」の学歴が虚偽である疑いが、石井氏の著書、黒木氏のネット記事で、改めて指摘されている中、疑問に答えることなく、これまでどおり・選挙公報の経歴欄に「カイロ大学卒」と堂々と記載することができるのだろうか。
しかし、それを記載しないで、「正直」に、「カイロ大学中退」などと記載した場合、それまで、「カイロ大学卒業」としてきたことの虚偽性を認めることになる。小池氏にとって、それは政治生命の終焉を意味する。
小池氏にとっての選択肢は、何らかの理由を付けて再選出馬を断念するか、立候補し、従前どおり「カイロ大学卒業」の学歴を選挙公報に記載して都知事選「強行突破」を図るかの、いずれかである。
小池氏にとっての「カイロ大学卒業」の意味
カイロ大学を卒業したかどうかは、40年以上前のことであり、現在の都知事としての評価に影響するものではないと思う人もいるかもしれない。政治家と学歴の関係について言えば、確かに、田中角栄氏のように、尋常高等小学校卒業でも、傑出した政治家の才能を発揮した人物もいるのであり、一般的には、学歴は政治家の実力には必ずしも結びつかないと言えるであろう。
しかし、「小池百合子」という政治家にとっての「カイロ大学卒業」という学歴は、単なる遠い過去の出来事としての経歴の一つではない。石井氏が著書で明らかにしているように、小池氏は、「カイロ大学卒業」に関して嘘を重ね、その嘘を利用して今の地位や名声を手にしてきたのであり、まさに、「女帝 小池百合子」という「存在」そのものの原点が「カイロ大学卒業」なのである。
小池氏が、都知事選挙に出馬して「強行突破」を図った場合、当選したとしても、選挙公報への「カイロ大学卒業」の学歴詐称の公選法違反(虚偽事項公表罪)で告発される可能性が高い。
告発は、東京都の警察である「警視庁」ではなく、「東京地検特捜部」宛てに行われるであろう。その場合、小池氏の刑事処分はどうなるだろうか。


14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/03(Wed) 08:10
過去の虚偽事項公表罪の事例
まず、過去の虚偽事項公表罪での刑事事件の事例を見てみよう。
処罰された事例として、1992年の参院選愛知選挙区で当選した新間正次議員(当時民社党)が、虚偽事項公表罪で起訴され、禁錮6月、執行猶予4年の判決が確定、失職したケースがある。
この事件で問題にされた「虚偽事項公表」は、(1)選挙公報等で、入学していない「明治大」を「中退」と公表した行為、(2)政談演説会において、約700名の聴衆に対し、その事実がないのに「中学生当時公費の留学生に選ばれ、スイスで半年間ボランティアの勉強をした」旨演説した行為の二つであったが、(2)については、名古屋高裁判決は、
公職選挙法235条1項について、「選挙人が誰に投票すべきかを公正に判断し得るためには、候補者について正しい判断資料が提供されることが必要」との趣旨に出ているから、ここでいう経歴とは「候補者が過去に経験した事項であって、選挙人の投票に関する公正な判断に影響を及ぼす可能性のあるものをいう」とした上で、被告人の演説内容は、「極めて異例の経験であり、高い社会的評価を受ける候補者の行動歴、体験というべきもので、福祉政策の重視を訴える候補者である被告人の実績、能力などを有権者に強く印象づけるものであり、選挙人の公正な判断に影響を及ぼす可能性がある」から、右経歴に該当する
旨判示し、最高裁はその判断を是認した。
この事件では、40年以上も前の留学歴についての発言も虚偽事項公表とされ、裁判所は「選挙人の公正な判断に影響を及ぼす可能性がある」と判断しているのである。
一方、2003年の衆議院議員選挙で、当時の自民党幹事長で現職副総裁の山崎拓氏を破り、衆議院議員に当選した古賀潤一郎氏は、その後、海外の大学卒業の「学歴詐称」の事実が判明したが、最終的には「起訴猶予」となり、処罰を免れた。
古賀氏については、「ペパーダイン大学卒業」としていた経歴が偽りではないかとの疑惑が浮上し、当初は「弁護士を通じて卒業証書を受け取ったが、紛失し、弁護士の名前も忘れた」などと弁明をしていたが、大学側が「古賀は卒業していない」と発表したことで窮地に追い込まれた。その後、翌年2月に、公選法違反(虚偽事項公表罪)で福岡県警に告発があり、福岡県警の捜査員や福岡地検の検事らが渡米し、米司法当局の大学関係者への事情聴取に立ち会うなどして、古賀氏が単位不足でペパーダイン大を卒業していなかったことを確認した(共同:2004年8月12日)。古賀氏は、2004年9月24日に辞職願を出し、辞職が承認され、翌月、起訴猶予処分となった。
この事例で古賀氏が起訴猶予処分となったのは、議員辞職し、政界からの引退を表明したことが考慮されたのであり、いずれにしても、公職選挙において学歴詐称の虚偽事項公表の事実が明らかになれば、公職の地位にとどまることはできない。
虚偽事項公表罪で告発されればどうなる?
小池氏が都知事選挙で当選した後、虚偽事項公表罪で東京地検特捜部に告発された場合、「検察も都民に選挙で選ばれた都知事を、経歴詐称ぐらいのことでその座から引きずり下ろすことはしないだろう。何らかの理由を付けて不起訴にするだろう」と考える人もいるかもしれないが、黒川検事長定年延長問題、「賭け麻雀」による辞職などで、信頼を失墜している検察の現状を考えれば、都知事の政治的立場などに配慮することなく、検察捜査は、法と証拠に基づき厳正に行われることは間違いない。起訴に向けて全力で捜査に当たり、「東京地検特捜部」VS「女帝小池百合子」の真剣勝負になる。
虚偽事項公表罪は「故意犯」である。本人が、当選を得るために虚偽の事実を公表することを認識して行わなければ犯罪は成立しない。古賀潤一郎氏の場合には、選挙で当選した後に、「学歴詐称」疑惑が表面化し、本人は「卒業したと認識していた」と弁解したことで、その認識の有無が最大の問題になった。


15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/04(Thu) 15:38
小池氏にとっての「カイロ大学卒業」の意味
カイロ大学を卒業したかどうかは、40年以上前のことであり、現在の都知事としての評価に影響するものではないと思う人もいるかもしれない。政治家と学歴の関係について言えば、確かに、田中角栄氏のように、尋常高等小学校卒業でも、傑出した政治家の才能を発揮した人物もいるのであり、一般的には、学歴は政治家の実力には必ずしも結びつかないと言えるであろう。
しかし、「小池百合子」という政治家にとっての「カイロ大学卒業」という学歴は、単なる遠い過去の出来事としての経歴の一つではない。石井氏が著書で明らかにしているように、小池氏は、「カイロ大学卒業」に関して嘘を重ね、その嘘を利用して今の地位や名声を手にしてきたのであり、まさに、「女帝 小池百合子」という「存在」そのものの原点が「カイロ大学卒業」なのである。
小池氏が、都知事選挙に出馬して「強行突破」を図った場合、当選したとしても、選挙公報への「カイロ大学卒業」の学歴詐称の公選法違反(虚偽事項公表罪)で告発される可能性が高い。
告発は、東京都の警察である「警視庁」ではなく、「東京地検特捜部」宛てに行われるであろう。その場合、小池氏の刑事処分はどうなるだろうか。
過去の虚偽事項公表罪の事例
まず、過去の虚偽事項公表罪での刑事事件の事例を見てみよう。
処罰された事例として、1992年の参院選愛知選挙区で当選した新間正次議員(当時民社党)が、虚偽事項公表罪で起訴され、禁錮6月、執行猶予4年の判決が確定、失職したケースがある。
この事件で問題にされた「虚偽事項公表」は、(1)選挙公報等で、入学していない「明治大」を「中退」と公表した行為、(2)政談演説会において、約700名の聴衆に対し、その事実がないのに「中学生当時公費の留学生に選ばれ、スイスで半年間ボランティアの勉強をした」旨演説した行為の二つであったが、(2)については、名古屋高裁判決は、
公職選挙法235条1項について、「選挙人が誰に投票すべきかを公正に判断し得るためには、候補者について正しい判断資料が提供されることが必要」との趣旨に出ているから、ここでいう経歴とは「候補者が過去に経験した事項であって、選挙人の投票に関する公正な判断に影響を及ぼす可能性のあるものをいう」とした上で、被告人の演説内容は、「極めて異例の経験であり、高い社会的評価を受ける候補者の行動歴、体験というべきもので、福祉政策の重視を訴える候補者である被告人の実績、能力などを有権者に強く印象づけるものであり、選挙人の公正な判断に影響を及ぼす可能性がある」から、右経歴に該当する
旨判示し、最高裁はその判断を是認した。
この事件では、40年以上も前の留学歴についての発言も虚偽事項公表とされ、裁判所は「選挙人の公正な判断に影響を及ぼす可能性がある」と判断しているのである。
一方、2003年の衆議院議員選挙で、当時の自民党幹事長で現職副総裁の山崎拓氏を破り、衆議院議員に当選した古賀潤一郎氏は、その後、海外の大学卒業の「学歴詐称」の事実が判明したが、最終的には「起訴猶予」となり、処罰を免れた。
古賀氏については、「ペパーダイン大学卒業」としていた経歴が偽りではないかとの疑惑が浮上し、当初は「弁護士を通じて卒業証書を受け取ったが、紛失し、弁護士の名前も忘れた」などと弁明をしていたが、大学側が「古賀は卒業していない」と発表したことで窮地に追い込まれた。その後、翌年2月に、公選法違反(虚偽事項公表罪)で福岡県警に告発があり、福岡県警の捜査員や福岡地検の検事らが渡米し、米司法当局の大学関係者への事情聴取に立ち会うなどして、古賀氏が単位不足でペパーダイン大を卒業していなかったことを確認した(共同:2004年8月12日)。古賀氏は、2004年9月24日に辞職願を出し、辞職が承認され、翌月、起訴猶予処分となった。
この事例で古賀氏が起訴猶予処分となったのは、議員辞職し、政界からの引退を表明したことが考慮されたのであり、いずれにしても、公職選挙において学歴詐称の虚偽事項公表の事実が明らかになれば、公職の地位にとどまることはできない。
虚偽事項公表罪で告発されればどうなる?


16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/04(Thu) 16:18
小池氏が都知事選挙で当選した後、虚偽事項公表罪で東京地検特捜部に告発された場合、「検察も都民に選挙で選ばれた都知事を、経歴詐称ぐらいのことでその座から引きずり下ろすことはしないだろう。何らかの理由を付けて不起訴にするだろう」と考える人もいるかもしれないが、黒川検事長定年延長問題、「賭け麻雀」による辞職などで、信頼を失墜している検察の現状を考えれば、都知事の政治的立場などに配慮することなく、検察捜査は、法と証拠に基づき厳正に行われることは間違いない。起訴に向けて全力で捜査に当たり、「東京地検特捜部」VS「女帝小池百合子」の真剣勝負になる。
虚偽事項公表罪は「故意犯」である。本人が、当選を得るために虚偽の事実を公表することを認識して行わなければ犯罪は成立しない。古賀潤一郎氏の場合には、選挙で当選した後に、「学歴詐称」疑惑が表面化し、本人は「卒業したと認識していた」と弁解したことで、その認識の有無が最大の問題になった。
しかし、小池氏の場合、「カイロ大学卒業」は、政治家としての経歴として、自己アピールの核心としてきたものであり、それが真実であるかどうか認識していないはずはない。しかも、「学歴詐称」疑惑が再三にわたって取沙汰され、3月都議会でも、複数の自民党議員から追及を受けている。3か月後の都知事選挙の選挙公報に「カイロ大学卒業」と記載するのであれば、「卒業したと認識していた」などという弁解は通らない。過去に、テレビ番組で極めて不十分な形で「卒業証明書」を示したことがある。その卒業証明書をどのように入手したのかによって、卒業の事実の有無は明らかになる。「卒業したと思っていた」というような弁解はあり得ない。
小池氏は、従前どおり、「カイロ大学は何度も自分の卒業を認めている」と主張するのであろうが、この点については、黒木氏は、【上記記事】で、以下のように指摘している。
同大学文学部日本語学科長のアーデル・アミン・サーレハ教授が、最近、ジャーナリストの山田敏弘氏の取材に対し「(小池氏は)1年時にアラビア語を落としているようだが補習でクリアしている」と回答したり、同じく石井妙子氏の質問に対して「確かに小池氏は1976年に卒業している。1972年、1年生の時にアラビア語を落としているが、4年生のときに同科目をパスしている」と回答した程度だ(なぜ学部長や学生部長や社会学科長ではなく、担当外の日本語学科長が回答するのか不思議ではある)。
刑事事件の捜査になれば、古賀潤一郎氏の事件で米国に検事が派遣されたのと同様に、検事がエジプトに派遣されて司法当局の大学関係者への事情聴取に立ち会うという「海外捜査」が検討されるであろう。それが実現すれば、「カイロ大学卒業の事実があったのか、なかったのか」という客観的事実が明らかになる可能性が高い。
もし、エジプトでの海外捜査ができなくても、石井氏の著書に登場する小池氏のカイロ時代の同居人の女性の証言の中に、カイロ大学卒業を否定する事実が多数あることに加え、黒木氏が指摘するように、小池氏の著書での記述や発言に重大な矛盾があることなど、小池氏の取調べでの追及ネタには事欠かない。
そもそも、刑事事件になれば、小池氏が、頑なに提示を拒否してきた卒業証明書と卒業証書も提出せざるを得ない。捜査によって、その「真贋」は容易に明らかになるだろう。
小池氏の説明を疑う証拠は豊富だ。小池氏が、敢えて都知事選に立候補し、「カイロ大学卒業」で強行突破しようとしても、刑事事件の捜査で、真実が明らかになる可能性が高い。この程度の小池氏の弁解が覆せず起訴できないというのであれば、「東京地検特捜部」の看板は下ろした方がましだということになる。
告示の半月前になっても、いまだに出馬表明しないのは、小池氏も、さすがに、立候補した場合の虚偽事項公表罪のリスクを認識し、進退の判断に悩んでいるのかもしれない。
小池氏は、これまで、幾度となく「カイロ大学卒業」の学歴詐称の疑いが指摘されても、巧妙にはぐらかしてきた。しかし、今回は、そうはいかない。石井氏が詳細に明らかにしたように、嘘で塗り固め、築き上げてきた政治家としての地位が、今、正念場を迎えている。


17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/05(Fri) 10:38
「学歴詐称疑惑」再燃の小池百合子…その「虚飾の物語」を検証する
2020 6/5(金) 7:01配信


写真:現代ビジネス
 「近藤大介 北京のランダムウォーカー」と題したこの連載は、普段は毎週火曜に中国を中心とした東アジア情勢に関するレポートを載せ、最後に推薦新刊図書の書評を加えている。だが、今回は特別編として、元政治記者の近藤大介氏と、現在ベストセラーになっている『女帝 小池百合子』(文藝春秋刊)の著者で、ノンフィクション作家の石井妙子氏との120分にわたる緊急対談をお届けするーー。

【写真】カイロ大学の深い闇…小池百合子が卒業証書を「出せない」理由
まさに「虚飾の政治家」

写真:現代ビジネス
 近藤: 新著『女帝 小池百合子』(以下、本書)のご出版、おめでとうございます。まだ発売から一週間なのに、早くも大変な話題を呼んでいますね。4万部を超える勢いで、アマゾンの本の総合ランキングでも、10位前後で推移しています。

 前作『原節子の真実』(新潮社刊、2016年)を読んで、これは平成日本における映画人評伝の最高傑作だと思いましたが、今回の新著は、平成・令和日本の政治家評伝の最高傑作ですね。いやあ、腰を抜かすような本が世に出たものです。

 石井: お誉めの言葉、ありがとうございます。

 近藤: 私はかつて政治記者をしていたこともあって、これまでずいぶん多くの政治モノの本を読んできました。しかし444ページもある大著なのに、徹夜して一気呵成に読破した本など、何年ぶりでしょう。

 石井: そう言えば、4年前に私が『原節子の真実』を書き上げた時、近藤さんに、「私は次に何を書いたらいいでしょうね?」と尋ねましたよね。そうしたら、「原節子のような『過去の人』ではなく、いまこの世に生きているもっと『生々しい人』。しかも誰でも名前は知っているけど、本当のことはよく知らないような人物」と仰いました。

 近藤: そうです、そうです。でも、これほど生々しい67歳の女性政治家のことを描くとは予想外でした(笑)。そして何より、嬉しかった。

 というのは、われわれほぼ同世代のノンフィクションの物書きではないですか。若い頃はバブル経済の絶頂期で、才能あふれる同世代の書き手が、綺羅星のごとくいたものです。ところが、主戦場だった雑誌媒体が減ったこともあって、書き手の方も一人減り、二人減り……。先日、タクシーに乗ったら、偶然にも運転手が、かつての書き手仲間でした。別れ際、「近藤はこれからも書き続けてくれよ」と言われ、心中複雑でした。

 そんな中、私が「同世代の宝」と思っているのが石井さんで、その石井さんが今回、日本のノンフィクション史に残る傑作をものした。同世代の書き手として、純粋に嬉しいんです。

 石井: ありがとうございます。たしかに媒体は減るし、同世代の書き手が減っていくのも寂しいことです。私も今度の本を出すまでに、4年近くかかってしまいました。

 近藤: 4年もの歳月をかけて、小池百合子という「女帝」の半生に取り組んだきっかけは、何だったのですか? 
 石井: いまからちょうど4年前、舛添要一都知事が金銭スキャンダルで辞任しましたよね。その後行われた都知事選に、小池氏が衆議院議員を辞職して急遽、出馬し、東京都民は熱狂した。あの様子をテレビで観ていて、どこか違和感を覚え、胸がゾワゾワしてきたんです。



18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/09(Tue) 18:26
大学及び卒業生への名誉棄損で看過できない」小池都知事の“学歴詐称疑惑”でカイロ大が声明
2020 6/9(火) 17:33配信


小池都知事
 小池百合子都知事の「学歴詐称疑惑」が一部メディアで指摘される中、渦中にあるエジプトのカイロ大学が「小池氏が1976年に卒業したことを証明する」との声明を出した。

 8日付でカイロ大学が出した声明では、「小池百合子氏が1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する。卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された」と説明している。

 また、日本の一部メディアがカイロ大学の卒業証書の信ぴょう性に疑問を呈していることについて、「カイロ大学及びカイロ大学の卒業生への名誉棄損であり看過することができない」と批判した上で、エジプトの法令に則り適切な対応策を講じることを検討していると警告している。(ANNニュース)

19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/09(Tue) 19:07
卒業が本当ならなぜ都知事は卒業証書提示を拒むのか
2020 6/3(水) 6:01配信


5月25日、東京都の新型コロナウイルス感染症対策本部会議での小池百合子都知事(写真:Pasya/アフロ)
 (黒木 亮:作家)

 小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑が取りざたされている。色々な情報があるので、このへんで一度整理することが必要だと考え、本稿を執筆した。

【写真】5月22日、”異端の出口戦略”、東京都の活動再開「ロードマップ」を発表する小池百合子東京都知事

 筆者は5回の現地取材を含む2年以上にわたる調査を踏まえ、「小池氏がカイロ大学を卒業した事実はない」という結論に至った。その理由を以下に列挙する。

■ 1、同居人女性の証言

 小池氏は1972年10月にカイロ大学に入学し、1976年10月に卒業したとしている。しかし、ノンフィクション作家の石井妙子氏が「文藝春秋」(2018年7月号)に発表した『小池百合子「虚飾の履歴書」』の中で、1972年6月19日から小池氏とカイロで同居した日本人女性が、これがまったくの嘘であると証言している。

 手帳のメモや日本の母親に頻繁に送っていた手紙にもとづく証言は次のようなものだ。

 当時、小池氏はアラビア語の勉強はほとんどしておらず、アルバイトに明け暮れていた。72年の7月30日からパリに出かけ、チュニジア経由で9月21日に戻って来た。小池氏がカイロ大学に入学したとしている10月の4日には、同居人女性が学んでいた国立サイディア・スクールのアラビア語初級コースを見学に行き、数回通った。11月には小池氏が、父親が持っていたエジプト副首相とのコネで、翌73年10月にカイロ大学に2年生として編入できることが決まり、缶詰の赤飯を食べて2人で祝った(このことは11月19日付の手紙に書かれている)。

 その後も小池氏はアルバイトに明け暮れ、長期の海外旅行にも頻繁に出かけていた。73年2月、小池氏はサイディア・スクールで知り合った日本人男性と結婚し、引っ越して行った。その後、小池氏は離婚し、3年後の1976年1月に再び女性との同居を始めた。同年5月の学年末試験で小池氏は落第し、4年生になれていなかったので、追試も受けられなかった。日本航空のカイロ支店で働き始めた小池氏は、10月、エジプトのサダト大統領夫人が来日した際、非公式のアテンド係として潜り込み、カイロ大学を首席で卒業したという嘘の経歴を使い始めた。11月にカイロに戻って来たとき、同居人女性に嘘をついたのかと尋ねられ、けろっとしてそれを認めた。

 これらの証言のもとになる手帳のメモや手紙のほぼすべてに日付の記載と消印があるそうなので、裁判において証拠能力を持つ。この女性の証言は首尾一貫しており、石井氏が取材した他の人々や、私が独自に取材した他の人々の話とも矛盾しない。3回続けて進級試験に落ちると、学部を変えるか退学というエジプトの国立大学の進級システムについても正しく述べられている。石井氏と文藝春秋が、名誉棄損で訴えられる可能性があるこの種の記事を公表したのは、裁判で勝つ自信があってのことだろう。これに対し、小池氏は訴えるどころか、反論すらしていない。

20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/10(Wed) 15:00
小池知事を東京地検に経歴詐称疑惑で刑事告発 カイロ大学は疑惑否定〈週刊朝日〉
2020 6/10(水) 9:22配信


小池百合子東京都知事(C)朝日新聞社
週刊文春などの報道で学歴詐称疑惑が浮上している小池百合子東京都知事。小池氏はニュースキャスターから政界入りして以降、「1976年10月にカイロ大学文学部を大学卒業」「首席で卒業した」などと経歴を公表している。だが、これまでも何度か、カイロ大学卒業は本当かと疑問視される報道が相次いでいた。

【写真】本誌が入手した告発状はこちら
 そして東京都の男性が刑法第161条、偽造有印私文書行使罪にあたると小池氏を東京地検に刑事告発したことが10日までに本誌の調べでわかった。

 2016年の民放テレビ番組で、小池氏が公開したカイロ大学の卒業証明書が虚偽であり、それを行使したことが罪にあたるとしている。

 6月3日、都議会本会議でも、カイロ大学の卒業について聞かれ、小池知事はこう説明していた。

、「経歴については、カイロ大学の卒業証書をこれまでも公にしております」

 だが、この時も卒業証明書は提出しなかった。

 告発状によると、小池氏がフジテレビなどテレビ番組で公開したカイロ大学の卒業証明書は、正規に発行されたものと比較して、<正式な要件をいくつか欠いている><最重要要件である大学のスタンプに印影が判読不明><小池氏が女性であるのに、男性形で(卒業証明書が)書かれている><4人の署名者のうち2人の署名しか確認できない><大学の収入印紙が逆さまに貼られている><都議会の自民党都議4人から「卒業証書」及び「卒業証明書」の提示を求められたが応じていない>などと指摘している。

 一方、元検事の郷原信郎弁護士らが9日、記者会見し、小池氏の学歴詐称疑惑ついての見解を述べた。

「小池氏の学歴詐称が事実で、選挙広報に学歴を詐称した場合は公選法235条の虚偽事項公表罪に該当します。ただ、この犯罪については公訴時効が3年ですから、既に公訴時効が完成しています。ただ、今回都知事選挙に立候補して同様に選挙広報にカイロ大学卒業という学歴を書き、これが虚偽だとすると、新たな虚偽事項公表罪が成立します」
 小池氏はこれまで疑惑を否定。日本のメディアからの問い合わせに対いし、カイロ大学は8日付で「小池百合子氏が1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する。卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された」という声明を出している。小池氏も重ねて疑惑を否定している。

 東京都知事選を前に攻防が激化しているようだ。
(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/13(Sat) 12:49
小池都知事が隠したい“金銭スキャンダル”  闇金業者から「違法献金」も
2020 6/10(水) 17:00配信


小池都知事
 7月5日投開票の都知事選は“再選確実”と目される小池百合子都知事。これまでクリーンなイメージを売りにしてきたが、過去には闇金業者から違法献金を受け取るなどの醜聞が明るみに出ている。

【写真】“一家心中する”に泣きじゃくった小池百合子…「父」との知られざる関係

 ***
 小池氏は知事就任後、カネにまつわる二つのスキャンダルを週刊新潮に報じられてきた。

 一つ目は、小池氏の金庫番を務めていた元秘書・水田昌宏氏にまつわる話だ。水田氏は16年8月に千代田区にある所有物件などを担保に、みずほ銀行から3億3000万円の融資を受けたのだが、この物件の資産価値は実際には2000万円ほどしかなかった。融資を受けたのが小池氏の知事当選の翌日であり、みずほ銀行は東京都の指定金融機関であることを考えると、実にきな臭い話なのだ。

 事情通はこう分析する。

「この融資には当初、小池氏と水田氏が共同所有していた練馬区の物件も共同担保となっていましたが、融資同日付で解除されるという不可解な経緯がある。小池氏の承諾なしには行えない取引であることは間違いない」

 不可解な融資の背景には、小池氏の“威光”もあったのか。記事掲載後、水田氏は小社を提訴したが、全面敗訴し、控訴すらしなかった。

 二つ目の疑惑は、“闇金業者”からの不正献金である。もともと石破茂元幹事長の後援者だったこの業者から、2012年の自民党総裁選では石破氏を支援するよう、小池氏は要請された。その見返りか、業者は12年と13年に小池氏主催の政治資金パーティーのチケットを200万円ずつ購入。しかし小池氏は自らの政治団体の収支報告書に一切記載しなかったのである。
「報告書の不記載と、パーティー券購入の上限オーバーで、政治資金規正法に抵触します」(弁護士)

 しかも、この業者は暴力団との交際も噂されるいわくつきの人物だが、小池氏はこの件について一切口をつぐんだままなのである。

 知事選でスポットライトが当たる「小池百合子」都知事。6月11日発売の週刊新潮で、その遍歴をふまえ、彼女の本性を検証する。

「週刊新潮」2020年6月18日号 掲載
新潮社

22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/16(Tue) 08:24
「小池百合子さんはカイロ大学を首席卒業していません」元同居女性が証言《この記事が全ての発端だった!》
2020 6/16(火) 6:00配信


最初に2人で住んだアパート ©文藝春秋
 ノンフィクション作家・石井妙子氏の『 女帝 小池百合子 』が大きな話題となっている。小池百合子東京都知事の“知られざる経歴”を暴いた同書の発行部数はすでに15万部を突破。その内容を受け、カイロ大学が小池都知事の卒業に関して声明を出すなど社会的事象となっている。

【画像】小池百合子氏が“初めて”カイロ大学を卒業したと語った新聞記事


 同書の基になっているのは、石井氏が「文藝春秋」2018年7月号に寄稿した「小池百合子『虚飾の履歴書』」という記事だ。かつて、小池都知事とエジプトのカイロで同居していたという女性が、40年余の沈黙を破り、「小池さんはカイロ大学を首席で卒業していない」と証言したのである。今回、すべての発端となったオンライン記事を再公開する。(初公開:2018年6月8日)

◆◆◆

〈私は小池百合子さんとカイロで、同居しておりました者です。カイロ大学を卒業、しかも首席で、という肩書を掲げて小池さんは今日の栄光を勝ち得ましたが、彼女は実際にはカイロ大学を卒業していません〉

 今年1月、ノンフィクション作家の石井妙子氏宛てに一通の手紙が届いた。差出人は早川玲子さん(仮名)。小池百合子都知事がエジプトの首都カイロに留学していた時期に同居していた女性である。

 これまで早川さんはマスコミの取材を受けたことは一度もなく、40年以上も沈黙を守り抜いてきた。だが、早川さんは石井氏が「文藝春秋」2018年1月号に寄稿した「女たちが見た小池百合子『失敗の本質』」を読み、真実を話すことを決意したという。

 早川さんからの手紙にははっきりと、「彼女は実際にはカイロ大学を卒業していません」と書かれていた。

 小池氏がこれまで自著で記してきたカイロ時代の経歴は、主に、次のようなものだ。

「1971年秋にカイロ・アメリカン大学に入学してアラビア語を学ぶ。翌1972年10月、カイロ大学文学部社会学科に入学し、1976年10月、日本人女性として初めて、しかも首席で卒業」(『振り袖、ピラミッドを登る』1982年、講談社など)

 しかし小池氏の説明には矛盾も多い。例えば上記の『振り袖、ピラミッドを登る』には、「(カイロ大学を)一年目は落第し」と書いている。もしも1年、留年したのであれば、卒業は1977年でなければ、話が合わないはずだが、彼女は「1976年に卒業」とはっきり書いている。またアラビア語は非常に難解な言語で知られ、日本人で最初にカイロ大学を卒業した小笠原良治・大東文化大学名誉教授でさえ卒業までに7年もかかっている。4年で、しかも日本人の首席卒業はほとんど奇跡に近いという。

23 名前:& ◆waoqDlgA 投稿日:2020/06/16(Tue) 20:55

★★★ もっと、簡単に、分かりやすく、書く能力がないのでしょうか?

24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/06/16(Tue) 21:02

  落選、落選、落選、落選、

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