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【黄泉ヲ】こちら黄泉99行区第1キャンプ内K社出張所【裂ク華】

1 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/25(Fri) 12:25
稀少資源を大量採掘して派手に稼ぐ、そして左団扇の凱旋…。
そう思っていた日が私にもありました…。

…なんて、馬鹿を言っている場合じゃないですね。
今ここに立つ貴方が何者か…? 私同様に一攫千金を夢見てこの黄泉に渡った探行士か、
はたまた何らかの事故か事件により、こちらまで飛ばされてしまった不幸な身の上の一般人か…?

何れにせよ、チノワゲートの接続不良で地上への帰還の術が閉ざされている以上、
我々は全員が一丸となって、ゲート再起動の時までこの未知行区で生き延びねばなりません。
月並みな言葉しか掛けられず申し訳ありませんが…希望を捨てず、共に頑張りましょう。


…とは言え、連絡の途絶えた第2キャンプは未知の黄泉族の襲撃により壊滅、
私の隊も黄泉族と思しき謎の少女の襲撃により殲滅、の憂き目を見ておりまして…先が思いやられますが。

【業務連絡、並びに注意事項】
壱:キャラクターハンドルの参加者は「黄泉ヲ裂ク華」の登場人物限定。
弐:それでさえあれば探行士、物語内の主要人物、黄泉族等の種別に関しては一切不問。
参:常駐の際は、身分証明の為の認識票(トリップ)を着用の事。
肆:「黄泉ヲ裂ク華」以外のネタ、キャラに関しては捨てハンの一発ネタ程度であれば許容。
伍:上記の件に関しては「黄泉ヲ裂ク華」と同じEXPERIENCE社製の他のゲームに関しても例外では無い。
陸:ただし、DLコンテンツのポートレートSET参戦キャラに関しては「黄泉ヲ裂ク華」内設定であれば常駐参加は可能とする。

2 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/25(Fri) 12:25
ああ、申し遅れました。…私、こう言う者です。


氏名:新見誠(にいみ まこと)
略名:新見課長
部署:採掘課
経歴:クリエイティブ
職種:魔術工
私物:ベストセラー本

【特記事項】
零細企業カサンドラ社(K社)採掘課課長。
業績のV字回復と一攫千金を狙い、新行区の業務へと、
闇採用した部下達と共に赴く。


常駐希望の方で、探行士の方が自己紹介をされる場合はこちらの書式を参考にされると良いかと…。
黄泉族やそれ以外の方については…そうですね、氏名・略名・特記事項の三項目の記入だけで良いでしょう。

3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/25(Fri) 12:32
魔術工って何をする人?

4 名前:ヒューム 投稿日:2020/12/25(Fri) 13:13
愛し合う二人はいつも一緒、そいつが何よりだ
ttps://www.youtube.com/watch?v=6TTmIDRe8NA&feature=related

そうだろぉぉ、課長ぉぉぉ?

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/25(Fri) 18:26
新見課長、クリスマスに浮かれてはいけません

6 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/25(Fri) 20:20
>>3
それを存じない、と言う事は…そうですか。
飛ばされてしまった一般人の方ですね、お気の毒に。

…それでしたら掻い摘んで説明致しますと、
異術と呼ばれる物を操って戦う職種の探行士をそう呼びます。
地、水、火、風の四属の力で攻撃するとか、身体能力の一時強化や弱体化を行う、と言う風に。
まあ、異世界冒険譚に出て来る「魔法使い」だとか「黒魔術師」を連想して頂ければ良いかと。

ヒューム(>>4
おや、その格好は…。

ああ、そう言えば今日はクリスマス…でしたっけ。
キャンプ内でのささやかなプレゼント配布企画でもやるんでしょうかね?
この前の戦勝祝いよろしく、管理官殿が気を利かせてくれ…ん?

な…!? はだけた胸から、女性の上半身…?
まさか…新手の黄泉族、なのか? ヒトの姿こそしてはいるが、
データにある屍人目のクネクネ科とも、亜人目のヨミビト科とも違う。コイツは一体…?

いや、先程から何を言っているんだ? お前の胸に埋め込まれたその人は、
怒り任せにお前が絞め潰したんだろうが! くっ…何なんだ、自己完結ばかりで話が通じない!

緊急事態発生! キャンプ内の全社員に告ぐ!!
こちら採掘課長の新見! 現在、キャンプ内に侵入した新種の黄泉族と交戦中!
態勢が整い次第、直ちに応援に来られたし!!

>>5
…ふう、酷い目に遭いました。

いいや、とんでもない。先程、帰還直後にその象徴の格好の、
悪趣味な黄泉族らしき何かの襲撃を辛くも撃退したばかりでしてね…。
浮かれるどころか、息抜きすらままならなくて敵いませんよ…全く。

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/26(Sat) 00:21
こち亀みたいなタイトルやな

8 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/26(Sat) 18:00
>>7
当出張所の表題をどうするかについて、
恥ずかしながら私自身には名案が無かった物でして…。

それで、社員の皆に思い付きでも良いので何か無いかと相談した所、
色々と案を頂きまして…その中で弊社の最古参社員のヒロシ君が出したコレを採用したのですよ。
何でも、元ネタはヒロシ君お気に入りの長期連載漫画だそうで。

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/26(Sat) 18:11
トリップかっこいい!

10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/26(Sat) 20:51
冷静に行動しろ、いいな?

11 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/27(Sun) 12:06
>>9
お褒めに預かり光栄です。

その認識票の番号ですが…黄泉学者の灰十字さんからお借りした検索機で、
容易に真似のしようの無い型番を探して見つけ出した物の一つで、
黄泉にちなんだこの番号を使わせて貰う事になったのですよ。

…私としては、私の姓名に準えた型番のが欲しかったのですが、
そちらは探すのが異常なまでに困難だとの事で、
実際週単位の日時を掛けた検索でもついぞと見つからなかったので断念した次第です。

>>10
…それは改めて言われるまでも無い事です。
この稼業、何が原因で何時命を落とすか知れた物ではありませんから。

ただ、私はいいんですが血の気の多い部下の社員がどうも…ね。

弊社の最古参社員で番長上がりの防術工ヒロシ君や、
今回の未知行区探索の為に新規採用した謹慎婦警の猟術工ユウさんなんかは、
少しでも有利と見るや即座に先走ってくれたりしまして…本当に困り物ですよ。

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/27(Sun) 20:25
友達が行方不明になりました

13 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/28(Mon) 22:26
>>12
そうですか。一先ずは管理官の方まで報告して下さい。
捜索を行うにしてもキャンプに駐留する探行士に周知が必要ですし。

ああ、それと我々はこれから探索に出ますので、
その行方不明の御友人がどちらの行区で消息を絶ったのか、
消息を絶ったのは何時の話か、知る限りで構いませんので教えて頂きたい。
我々も可能な限りの範囲で捜索に協力します。

14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/29(Tue) 20:37
なんだ、この広い地下迷宮は

15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/30(Wed) 11:37
とりあえず黄泉って何なん?
体中に大ヤケドしまくってウジの湧いた凶悪な女神でも住んでたりする死後の世界?

16 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/30(Wed) 21:20
>>14
この反応…どうやら貴方も、ですね。
つい最近、妙に多いんですよ…不意にこちらに飛ばされてしまう人が。

ここは東京が黄泉区、その南側に鎮座する巨大構造物「黄泉」。
その内部の未探索区域である99行区ですよ。
そして、我々探行士が命を張って超資源「アルゲン」の採掘に勤しむ危険地帯です。

>>15
いえ、そうではありません。

この「黄泉」は、25年前に東京都杉並区に突如出現した、
内部に謎の新資源である「アルゲン」を内包し、「黄泉族」と呼ばれる凶悪な異形の怪物が徘徊する謎の巨大構造物です。
全くの同時期にアメリカはアリゾナ州セドナと、ソ連のバイカル湖にも出現したそうですよ。

件の構造物を黄泉と命名したのは、そこの管理運営の為に設立された特殊法人である、
「黄泉公社」の現総裁である「久世戸英器(くぜど ひでき)」氏なのですが、
この呼称自体は恐らく、貴方の言う我が国の神話のそれに着想を得ての事かとは思います。
…実際、恐るべき異形と化した国産みの女神と取り巻きの鬼にも引けを取らぬ怪物の巣食う地獄ではありますしね。



17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/31(Thu) 07:10
そっちじゃ杉並区は魔界なのか・・・

18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/12/31(Thu) 09:54
年末は年越し蕎麦食って紅白見なきゃ終わらんよな!

…あんたらに出来るかどうかは知らんけど

19 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2020/12/31(Thu) 21:13
>>17
魔界になった…と言うよりは魔界と入れ替わった、と言うべきかと。
旧杉並区所在地にそこだけを切り離して代わりに黄泉を置いた…様な感じなので。

まあ、何れにせよ旧杉並区にかつてあった物は無事では無いでしょうが。

>>18
出来ますよ。今日の探索は夕刻までに全て終えましたから。

インスタントのカップタイプではありますがきちんと年越し蕎麦も全員に行き渡っていますし、
赤白歌合戦は皆でラジオの前に集まって聞いている所なのですよ。
何しろ、今年の白組のトリはあの我らがヤザケンが務めるんですから。
特に筋金入りの大ファンな管理官殿とヒロシ君は絶対に聞き逃すまいとそりゃあもう今から必死ですし。

不況も苦境も続いて苦しい所ですが、何とか今年も無事に生き延びる事が出来ました。
それでは、皆さんも良いお年を!!

20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/01(Fri) 09:28
課長あけおめ!

ところで、探行士って年中無休なん?
年末もひと仕事してからソバ食って紅白って感じだったし

21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/01(Fri) 17:53
避難民とか結構いそうだし帰れるメドも立たんみたいだけど食料とか大丈夫?

22 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/01(Fri) 20:25
>>20
はい、おめでとうございます。

…いえ、そうではありませんよ。
特に土、日、祝に休暇があると言う訳では無いだけの話で、
仕事が無い場合か余裕のある場合には不定期で休暇は取れますね。

元旦だからと言う訳では無いですが…探索も一段落着きましたので、
今日は一日休みを取る事にしましたし。

>>21
ああ、その点は御心配無く。

アルゲン採掘が長期に渡るのが必然である事と、
チノワゲートの使用料が相当な割高で、
地上との往復の際の金銭的負担が尋常では無い事を踏まえまして、
物資は可能な限り、他から見て過剰とも思える程には持ち込むのが常ですので、
余程の事が無い限りは問題は無いでしょう。

…今回の件は、その余程の事だろうと言われると同感ですが。

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/02(Sat) 10:30
カサンドラ社って女子供を積極的に雇用してるって聞いたけど
もしかして、課長のチームって・・・ハーレム?

24 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/02(Sat) 22:50
>>23
…違います。と言うか、何ですかその発想は?

あくまでも弊社が積極的な募集をかけているのがその層であると言うだけの話で、
有力な他社とは違い、探行士として重宝する屈強な成人男性の多数勧誘が困難である事、
それだけに他社が見向きもしない層の開拓を行う方が、
実は有能な人材を発掘するのが容易いから…だと言うのが理由だからですよ。

そもそも、命を張るのが当然の職場に華だけを求める様な事に何の意味があると言うのやら…。

25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/03(Sun) 23:36
おせちと雑煮は食ったん?正月は休みだったんでしょ?

26 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/05(Tue) 19:55
>>25
ええ、まあ…。一日だけは生存している全社員で休暇を取りましたし、
探索と採掘の期間内に年末年始を迎える事を考えに入れ、
物資の中に必要な食材も人数分用意し、探索に出ていない社員に料理当番を任せ、
本格的とは言い難いですが、それなりの物は用意出来ましたから。

27 名前:ピクシー 投稿日:2021/01/06(Wed) 10:28
悪魔を殺して平気なの?

28 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/06(Wed) 20:24
ピクシー(>>27
ん…? 人間の少女…いや、違う。
幼児程の大きさも無い上に、蜉蝣か蜻蛉の様な翅が背中から…まるで妖精だな。
まさか、コイツも新種の黄泉族…なのか?

…いきなり何なんだい? 悪魔、って言うとこの場合は黄泉族の事か?
元々探行士…と言うか、人を見れば襲い掛かって来ては殺し合いになるのが常な相手に、
少しでも躊躇いを見せるなんて自分の命を危うくするだけだからね。
そんな奴らを手に掛けるのには、まあ平然としていられはするさ。

ただ、自分からこっちをどうこうする気の無いって相手なら私達も何もしない。
殺意や敵意を向けて来ない相手まで殺しにかかる程、殺しや戦いが好きでも無いって事だよ。

29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/10(Sun) 07:37
黄泉族って何?モンスター?外人か?

30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/11(Mon) 04:23
なんかもう人の気配しないんだけど・・・もしかして逃げた?

31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/11(Mon) 08:14
逃げたんじゃなくて全滅だろ常識的に考えて

32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/11(Mon) 11:06
課長さーん!息してるー!?

33 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/11(Mon) 11:15
>>29
その名の通り、黄泉にのみ生息する異形の生物全般の事ですよ。
人型の物も居るには居ますが、何れも何か他の種別の生物の要素を併せ持つ異形揃いですので、
魔物とかモンスターとは言えるでしょうが、外国人とは到底言えませんね。

>>30
いやいや、そもそもチノワゲートの接続不良で我々は黄泉の外に出る事は叶いません。
逃げるなど、現状では不可能なんですよ…。

>>31
…縁起でも無い事を言わないで頂きたい。
私も含めて第1キャンプに駐留している物は今の所は全員無事です。

暫しの間連絡が途絶えてしまったのは、探索が難航していたからなのですよ。
我々が持たされているレシーバーは受信専用ですので、こちらからの適宜連絡は出来ませんし。

>>32
いえ、だから…今何とか帰還した所ですよ。
心配して下さるのは嬉しいですが、もう少し言い方を考えて欲しいですね…。

34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/12(Tue) 13:26
>連絡の途絶えた第2キャンプは未知の黄泉族の襲撃により壊滅

生き残りはいなかったの?マジの全滅?

35 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/12(Tue) 20:30
>>34
ええ、残念ながら駐留していた探行士達は一人残らず…。
ですが、生存者は一人だけ居ましたのでその場で直ぐに保護しました。

全身傷だらけの車椅子の少女なのですが、
記憶喪失で「ルキ」と言う自分の名以外ほぼ何も憶えておらず、
あちらの駐留メンバーが保護した民間人であろうと言う事以外は何も解らず仕舞いですね。

36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/14(Thu) 10:32
よくわからんが戦うリーマンの話なのこれって?

37 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/15(Fri) 19:50
>>36
まあ、零細企業社員の稀少資源採掘奮闘記…とは言えますか。
採掘初日から事故で現場に閉じ込められて脱出不能、などと言う事態に陥らなかったらの話ですが。

現状、危険地帯からの命懸けの脱出行…な様相を呈していますね。

38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/16(Sat) 08:53
とりあえずアルゲンについてkwsk

39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/16(Sat) 20:36
>>35
あれ?ルキって民間人か?
今までまともに機能してなかった融合炉活性化させてたし、
どう考えても黄泉公社の関係者じゃないの?

40 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/16(Sat) 22:10
>>38
端的に言いますと黄泉で新たに発見された、
黄泉内部にしか存在しない謎の超資源…と言う所ですね。

石油や石炭と言った従来の地球の化石燃料と比較して百倍以上の熱変換効率を誇り、
今や地球文明の維持には不可欠なエネルギー源となった物体で、
大抵はぼんやりとした青い光なのですが、固体、液体、気体の形状の物も有り、
形状のみならず持ち得る特性までも多種多様な、未だ謎多き物質です。

主な採取法としては、黄泉族が絶命した時に変換される光や、
黄泉内での拾得物に含有されている物を抽出する…と言う形になりますね。
そうして抽出した物を専用の蓄電池に充電する事でのみアルゲンの回収が行えますよ。

>>39
ああ、既にその事を御存知でしたか。

確かに彼女が我々のキャンプの融合炉を活性化させてくれたのですが、
公社関係者の知識や技術でそうしたと言う訳ではなく、
傷口から流れる血を塗布する事で活性化させたのですよ。
むしろ、魔術的とか呪術的な儀式めいた物でね。

それに、彼女は融合炉の事を「霊樹」と呼び、自身を「生贄」とも言いましたし、
他にも話を聞く限り、日本…いえ、地球の人間ですらも無さそうなので、
何らかの関係はあるにせよ、公社勤務と言う訳では無いでしょう。
それ故に弊社とヨミテンの探行士で無い事も踏まえ、民間人として扱っているだけの事です。

41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/16(Sat) 23:43
花は好きかね?

42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/17(Sun) 10:25
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー ニャー
(,, uu

43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/17(Sun) 19:00
名前が新見誠で職種は魔術工・・・って事は、アンタはデフォの若年主人公か
見た目は未成年に見えなくもないけど実際のとこ年幾つなんだ?

44 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/17(Sun) 22:52
>>41
ええ、好きですよ。桜の花見は毎年欠かさずに行きますし、
道端で咲いている様な可憐な花があれば、つい立ち止まって見ている事もあります。

色の濃い原色の派手な花よりは、薄い色の小振りな花の方が私は好きですね。

>>42
…ん? こんな所に、猫…?
99行区入りの時に迷い込んだ野良なのか、それとも探行士の誰かの飼い猫か?
まさか、黄泉族…って事は流石に無いか。
少なくとも猫その物だとか、猫の要素を併せ持つ異形も見た事は無いしな。

どうした、お腹でも空いたかい?
…しょうがないな、サラダに使った余りの茹でた鳥笹身位しか無いけど食べな。

よしよし、いい子だ。お前もこんな事に巻き込まれて可哀想に…。
外は恐ろしい化け物だらけだから、キャンプの中で大人しくしてるんだぞ?

>>43
そうですね…。恐らくはカサンドラ社でも私が一番の若輩者でしょう。
実年齢的な意味でも、外見的な意味でも。

童顔なせいか高校生に間違われた事もあるんですが、私はもう二十三…なんですがね。
大学を卒業して直ぐにカサンドラ社の内定を取って入社したんです。
今後の為に、危険ではある物の稼ぎは良い探行士に出来る限り早い内になっておきたかったので。

45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/23(Sat) 23:40
普段は何を食っているんだ?

46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/24(Sun) 20:20
会社で一番の若手っぽいのに課長って・・・なんかすげえな

47 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/24(Sun) 22:18
>>45
そりゃまあ…普段なら朝はトーストにコーヒーと何かスープも付けて、
昼は丼物か麺類一品か定食で、夜は御飯と帰りがけに買った出来合いのか、
帰ってから適当に作った惣菜数点、と言った所でしょうかね。

探行士として黄泉に留まってアルゲン採掘している間は、
キャンプに持ち込んだ物だけになりますから、色々と限られてはいますが。
消費期限の問題で食材は早い内に調理して片付けねばなりませんから、
それが無くなった後はカップ麺や瓶、缶詰、乾物や燻製等の保存食…だけになってしまいます。

>>46
そうなんですよね…。今回の現場監督が何故私なのか、自分でも実は少々疑問でして。

探行士としての戦闘能力なら斬術工な同期の開道の方が上だと思いますし、
経験で言うならヒロシ君同様に社の古参で、やはり斬術工な大石の親父の方が豊富ですから、
社運の懸かった大仕事ともあらば、あの二人の方が余程無難かとは思うんですが…。

まあ、折角舞い込んだ千載一遇の好機ではありますし、任された以上は私も全身全霊で取り組みますよ。

48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/24(Sun) 22:30
黄泉族を食べたりしないの?
それともお腹を壊して死んじゃう?

49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/24(Sun) 22:45
探行士って花形の職業なのかい?

50 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/25(Mon) 20:32
>>48
黄泉族を…ですか? 流石にそれは無いですね。
と言うか今までそれを実行した者が居ませんし。

まず黄泉族自体が人間が食用にしている獣のそれとはかけ離れた外見の物…それも、
二種三種の動物や人間の要素を強引に融合したかの様な外見ですし、
黄泉が現れるまでは地球上に存在しなかった未知の生物であるが故の危険…言うなれば、
新種の病毒素の含有と、それを摂取してしまう事で治療不能な悪影響を蒙るリスクを、
最大限に考慮し、かつ恐れる故に実行しようとする者が現れないんでしょう。
まあ、それ以前に黄泉族は大抵絶命するとアルゲンの青い光に変じて消滅しますので、
新鮮な死骸と言う物が残るケースが殆ど無いのですが。

ああ、でも「トリダイショウ」に「トリカガシ」と言う鳥と蛇の融合体の様な黄泉族が、
以前狩った時に残した足を回収した事はあるんですが、
鶏の足の様に中華風の味付けすればいけそうか? と言う意見は出ましたね。
…正直、余りに酷い臭みなのと前述のリスクの事もあって試すと言う気は即刻失せましたけど。

>>49
ええ、そうですね。探行士は今や超資源アルゲンの齎す景気を、
ひいてはそれに頼る文明をも支える存在となっていますから。

死と隣り合わせとはなる物の並みの職種とは比較にならない収益がある事、
適性が無い者はなる事すらも叶わないと言う事実も、
殊更に世の人々の羨望を煽っているのでしょう。

51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/26(Tue) 16:57
水は貴重品?

52 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/26(Tue) 20:20
>>51
無論です。こちらもやはり現地調達が事実上不可能、
かつ備蓄分が命綱である以上、そう言わざるを得ないですね。

…せめて安全が保障された水源が存在し、
かつ浄化の手段が確立されているのであればまだ話は違っていたかも知れませんが、
流石に未知、未踏の行区ともなるとどうにも。

53 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/26(Tue) 22:03
黄泉ヲ裂ク華は良ゲーで屈指の名作だと思うけど、
なりきりにするにはちょいと知名度が低いんじゃない?
>>1000まで行くには茨の道だと思うけど、とりあえず>>100までは頑張ってみようよ!

54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/26(Tue) 22:07
俺、この探索で無事外に脱出できたら、故郷にいる許嫁の彼女と結婚するんだ・・・

55 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/27(Wed) 12:00
>>53
知名度の事については仰る通り…でしょうね。

この物語に限らず、EXPERIENCE社が創り出して来た物語の数々が、
「知る人ぞ知る」と言った感じで細々と世に送り出された物ですし、
作品の性質上、人を選ぶような類の物だとも思えますので、
当出張所をこちらで開かせて頂いた時から、ある程度の覚悟と割り切りはありました。

…ただ、貴方の様にこの物語に強く好感を持たれている方と出会えた事、
こうしてこの場に足を運んで頂けた事は私としても非常に喜ばしい事であります。
何れにせよ、本当の意味での最後が訪れるまでは私も精一杯やらせて頂きますよ。

>>54
おい、馬鹿止めろ! …っとと、失礼。

是が非でも譲れぬ物がある、その為に生き延びると言うのは探行士として…いえ、
人として当然の事ではありますし、動機は違えど目標は皆同じ。
決してその事自体をふざけているなどと思って怒鳴ってしまった訳では…申し訳無い。

ただ…意気込みは良くともそれを迂闊に口に出して決意表明すると言う行為自体に、
何時の頃からか妙なジンクスが纏わり着く様になってしまったらしく、
口にした者の命を必ず奪うと言う恐ろしい結果を方々で齎しているそうなのです。
杞憂に終わるに越した事は無いのですが…くれぐれも用心なさって下さい。

56 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/27(Wed) 13:00
水が貴重でお風呂にも入れないんじゃ
仕事が終わった後は匂いがきつそう・・・
だからこれあげるよ。つ香水

57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/27(Wed) 14:30
娯楽も無い仕事だけの世界は気が滅入っちまうぜ?課長さんよ

58 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/28(Thu) 21:32
>>56
…お気遣いどうも。流石に水は用途が飲料だけではなく洗浄にも必須ですので、
洗濯や入浴の事も最大限考慮して、採掘予定期間に見合うだけの量は持ち込まれますから、
そこまでの心配は無用…と言いたい所ですが、今回は流石に非常事態ですし…ね。

脱出が何時になるか判らない以上、余計に備蓄の無駄遣いは出来ませんし、
自ずと使用の制限も厳しくはなりますから、入浴も毎回…と言う訳には行かなくなりますから、
そうですね…御好意に甘えてその香水、頂きましょう。
ただ、私よりは社の女性陣でそう言う事を気にする面々に使って貰うことにしましょう。

>>57
流石に何の娯楽も無しでただひたすらに仕事漬け…ではありませんよ。
とは言え、種類は遥かに少ないのは仕方の無い事ですがね。

将棋やオセロ、カード等の卓上遊戯を持ち込んだり、
ラジオで様々な番組を聞くのが、キャンプでの楽しみなんです。

59 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/28(Thu) 21:44
ポリシーはありますか?

60 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/28(Thu) 22:08
課長さんが好きな好物はなに?

61 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/29(Fri) 18:08
>>59
私個人の方針としては「何事も堅実であれ」…と言った所、ですかね。
兎角僅かでも妙なリスクを避ける為に、細心の注意を払って事を運ぶ様にするんです。

アルゲン採掘の探索に於いても、まず行区の構造に黄泉族の傾向の把握から始め、
少しでも生還率を引き上げる事を念頭に置いている訳ですね。
だからこそ、スイッチブーストも最初に使うのは基本「耐電」一択ですし。

>>60
私の好物…ですか?

少しばかり酸味や辛味の強い物が好きな方なので、
カレーや梅干を使った料理が好物なんですが、何よりの大好物は鶏笹身の梅肉和えですね。
それ以外は特に目立った好き嫌いは無い方ではあると思いますが、
過剰な塩味や甘味で素材の持ち味を完全に殺す様な物は食べたいとは思いません。
調味料の味以外何も感じない様な代物は、最早料理とは言えませんから。

62 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/29(Fri) 18:34
友好的な仲間になってくれる黄泉族はいないのだろうか・・・?

63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/29(Fri) 19:52
一番苦戦を強いられた黄泉族はなんだった?

64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/31(Sun) 05:10
スイッチブーストで思い出したけど、あれの説明の画面で出る人、
どう見ても課長じゃないよね?誰?

65 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/31(Sun) 12:09
とりあえず現在の探索進行情報プリーズ

66 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/01/31(Sun) 12:52
>>62
そう言った手合いは今の所は居ない様ですね…。
軽く挨拶を交わした時に手持ちのアルゲンを譲ってくれたりだとか、
体力や気力を回復させてくれる黄泉族には数度遭遇しましたが。

ああ、そう言えば…。
錬金の塔の最上階に居たオオクラゲルがそう言うのに乗り気ではあったみたいですが、
彼(?)自身言う所によれば、主である不死身の錬金王に塔の内部でのみ生きられる様に創られたらしく、
外で自由な活動が出来ないので同行したくとも無理…だそうです。

>>63
一番に苦戦を強いられた相手…ですか?
それでしたら、死星の森に駐留していた機械兵達の長である赤と青の死星天使ですね。

「罪人」と呼ばれる新種の強力な黄泉族の内の二体で、常に行動を共にし、
彼らの主である「狂王」の下す指令を長きに渡り待ち続けていたそうなのですが、
待ち続けた最終指令の内容に絶望し、自らの生への幕引きの為に、
我々に闘いの中で散る事を望み、挑んで来たのですが…その最後の矜持が引き出した凄まじい戦闘力と、
彼らの連携による怒涛の猛攻に押しに押され、五体満足で最後まで立っていられたのがたったの二人と言う、
正に辛勝としか言い様のない有様だった程の苦戦でしたよ、アレは…。

恥ずかしながら…私も意識不明の重体にまで追い込まれ、あの戦いで最後まで踏み留まれたのは、
ヒロシ君と女子高生戦術工の由貴子君だけだったんですよ…。

>>64
ああ、アレはですね…公社の探行士用のマニュアル向けに撮影された写真でして、
同期の開道の採掘班がスイッチブーストを使用している場面を撮影した物なんですよ。

開道の隣にヒロシ君の姿もあるんですが、彼はその当時からの開道班の探行士だからですね。
今回の採掘では経験者が不足していましたので、特別に私の班に出向して貰ったんです。

>>65
現在の探索範囲が…ですか? そうですね…。

今の所は99行区の三層と巡礼墓地、死星の森に錬金の塔の粗方を探索し終えていますよ。
それぞれの支配者であろう黄泉族の長らしき罪人達も六人程討伐する事が出来ました。
我々をここに幽閉したと思しきラジオの男とルキの素性に関する手掛かりも幾ばくか得られましたが、
それでも未だに脱出の目処は立っていないのがどうも…ね。

67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/31(Sun) 14:16
恋愛経験はありますか?

68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/31(Sun) 16:24
好きな人はいますか?あるいは好みのタイプを教えてください

69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/01/31(Sun) 20:27
魔物だらけのこんな地下ダンジョンじゃ……

70 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/02(Tue) 12:00
>>67
ええ、まあ…一応は。

学生時代は私自身が奥手で人付き合いも御世辞にも上手いとは言えない方でしたので、
数人程好意を持った女生徒は居ても、交際や告白どころか会話する事さえ稀で、
悉くが片想いで終わっていた体たらくでしたね…。
大学時代に至っては学業と生活の為のアルバイトで色々と余裕も無く、
誰かと遊びに出る事すら無かったので、その辺りも言わずもがな…と言った所ですし。

カサンドラ社に入社して直ぐの頃から暫くの間は、
開道と同じく同期入社の冴…っとと、光井と交際していた時期もあったんですが、
距離が縮まる事で初めて判る性格面での相性の悪さの所為で、
向こうから突然別れを告げて来て、いともあっさりと破局したんですよ…。

>>68
私自身、自分でも呆れる程移り気な所がありまして…。

見目麗しくて優しい人、活発で押しの強い人、自分同様に色々と奥手な人と、
割と色々なタイプの女性に、ふと心惹かれて気が付けば思わず目でその姿を追っているのはザラでしたね。
一時付き合っていた光井も、酒の席で他愛も無い話に花を咲かせていた時に、
彼女の底抜けに明るくて大らか…今思えば単純でいい加減なだけだったのかも知れませんが、
自分とは何もかも色々違っていて、一緒に居てて退屈しない彼女と少しでも長く時間を共有したいと思った途端、
酒の勢いも手伝って私から交際を申し込んだら、コレまた驚く程あっさりOKが出て…と言った感じでした。

…それだけに、破局も驚く程直ぐでしたけど。

>>69
いやいや、黄泉はそもそもそんな物を求めて潜る場所では無いでしょう…。

まあ、男女比率に相当な差があるとは言えど、
どちらの探行士も居る訳ですし、出会いが皆無…と言う事はありませんよ。
弊社の場合は採用対象の都合上、女性比率は高めですがね。

71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/02(Tue) 16:27
飲む打つ買うをやったことはある??

72 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/02(Tue) 16:49
お金のためにこんな命懸けの仕事をやってるの??

73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/02(Tue) 20:57
なんか今年は今日が節分らしいぜ?
なんでも124年ぶりの話らしいけどさ
とりあえず豆まいて太巻き食おうよ!

74 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/04(Thu) 18:00
>>71
いやぁ…そこまで道楽の限りを尽くすと言う訳ではありませんし、
そもそもそれで湯水の如くな金遣い…とはとても行きませんね。

それに、その中のどれかと言うにしても「飲む」位が関の山、でしょうか。
「打つ」事でのめり込んで一度に金をごっそりと失くすリスクは避けたいですし、
「買う」のはまあ、私個人がそう言うのが趣味に合わない物でして…。

>>72
無論です。と言うか、探行士だからこそ…ですかね。

まあ、リスクを抱えてでも大金を欲する事自体は直接の理由ですが、
それだけの金策が必要な理由も当然ながら有り、
こちらは探行士個人によって異なるのですが…私もその例には漏れず、ですよ。
そして、その動機自体はカサンドラへの入社の直接の動機でもあります。

とは言え…それとて資格は要求される物でして、
資質が無ければ参加すら出来ませんし、幸いそれがあったと知れた時は、
安堵して思わず椅子から崩れ落ちた位でしたよ…。

>>73
ほう…そうなのですか。

しかしながら、採掘と探索の難航で結局昨日、一昨日と帰還が叶いませんでしたし、
どの道節分本来の日には間に合わなかったのでどうも、ね。

まあ、折角の恒例行事ですし具盛り沢山の巻き寿司は皆で急遽作りましたが、
豆については、備蓄を無駄にするのは言語道断ですので、
皆で分け合って年の数だけ頂くだけに留めておきましょう。いいですね?

75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/04(Thu) 23:04
もし脱出できたら課長はそのあと、どうするんだい?

76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/05(Fri) 19:11
そういや課長さんさ、あんた家族はいるの?

77 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/05(Fri) 23:23
>>75
そうですね…。一先ずは一度実家の方に顔を出したいと思っています。
99行区での採掘の話が出る前から色々あって、半年以上帰ってませんでしたから。

それに、何時までも帰らないままだと戻った時に余計に何かと勘繰られる物で、
その辺りの誤魔化し文句を考えるのも正直かなり面倒ですから。

>>76
この前、ヨミヌーを渡した時に管理官殿にも聞かれたんですが…私にも家族は居ますよ。

今年度から大学に通っている妹が二人程、ね。
双子なんですが、顔は兎も角性格の方がまるで似ていないんですよ。
下は大人しくて物分りも良いのに、上のはもう気性が激しくてどうも。
両親は、私が大学に入学して間も無い頃に病と事故で立て続けに他界してしまいましたが…。

それで、何かと妹達には苦労を掛けましたので、
私の様に要らぬ面倒を背負い込ませたく無いと言うのもありますし、
大学生活位は人並みに送らせてやりたかった物ですから、
卒業間近辺りで探行士かそれ絡みの企業への就職を決めたのですよ。
両親の遺産は私の学費でほぼ消えたのもありましたしね…。

78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/06(Sat) 13:11
課長の班のパーティ編成教えてくれろ
探索の参考にしたいから

79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/07(Sun) 02:52
とりあえずK社は女子供重点採用してるんだから女の子余ってるっしょ?
誰でもいいから紹介してくれよ、ケチケチしないでさーw

80 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/07(Sun) 11:33
>>78
…私の班の、ですか?

ああ、それでしたら…今現在の編成は前衛に斬術工、闘術工、防術工を、
後衛に魔術工の私と猟術工、聖術工と言った感じですね。
まあ、この編成は錬金の塔を踏破してから再編成した物でありまして、
三度目の編成にしてようやくこの形に落ち着いた…と言った感じなんですよ。

経験上、回復役と防衛役は一人でも欠かしてしまう事が容易に死に直結しますので、
防術工と聖術工は何があろうと必ず同行させるべきです。
火力頼りの闇雲な突撃のみで押し切れる程、黄泉での採掘は甘い物ではありませんから。

>>79
確かに重点採用はその層なんですが…それは探行士として最も重宝する屈強な成人男性が、
中小零細の弊社には殆ど訪れないから、と言うだけの話でそうなっているだけです。
雇用者の比率としては高いのですが、余剰人員など居ません。

何の心算で…と言うか、何を勘違いしてそのような事を仰られるのかは解りませんが、
弊社には他所へ出せる程人員に余裕などありませんので、お引取り下さい。

81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/07(Sun) 14:58
最終目的はなんですか?

82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/08(Mon) 12:50
探行士って黄泉から一歩でも外へ出るとただの人、らしいね?何でなん?

83 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/08(Mon) 21:44
>>81
我々の目的は唯一つ、この黄泉99行区からの生還だけです。

ただ…物語としてはやはり、この事故を仕組んで我々を死地に幽閉した何者かの打倒、
と言った事が話の最終目的…などと言う事になるのかも知れませんね。
罪人の討伐を餌に我々を翻弄するラジオの男辺りが、恐らくはそれなのでしょうが。

>>82
探行士とは、黄泉公社の強化剤の投与と脳外科手術で、
黄泉内に漂うアルゲンをその身に宿し、同じくアルゲンを帯びた得物を扱い、
黄泉族に唯一対抗可能な力を得て採掘を行う職種なのです。

それ故に、アルゲンの存在しない地上ではアルゲンに頼った力を引き出す事は出来ず、
黄泉の外では一般人と何ら変わらぬ存在である、と言う訳なのですよ。

まあ、それでも命懸けの採掘で鍛えられてはいる分、
そこいらの人間よりは体捌きは優れてはいるでしょうがね。

84 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/10(Wed) 19:18
強くなると気分が良いだろう?

85 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/11(Thu) 11:06
>>80
やっぱバランス取れた編成だよなー
ところでメンバーはどんな人なの?
防と猟は時々名前出てたヒロシとユウだろうけど他が気になる

86 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/11(Thu) 14:58
このゲームは真・女神転生のSTRANGE JOURNEYに雰囲気が少し似ているね

87 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/13(Sat) 11:38
>まさか、黄泉族…って事は流石に無いか。
>少なくとも猫その物だとか、猫の要素を併せ持つ異形も見た事は無いしな。

タチトラ「(´・ω・`)」
ユキトラ「(´・ω・`)」

88 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/13(Sat) 13:32
>>84
まあ、確かにそうなんですが…。

私の場合は、鍛える事で増した己の強さを誇示する事や、
相手を圧倒する事に快感を覚える…と言った感覚は有りませんね。
むしろ、力を得て身を守る為のより良い立ち回りが出来る様になる事や、
より長く持ち堪えるだけの耐久力を得られる事に安心感を持つ方です。

他者をどうこうするより、自分が変わらず何かが出来る方が重要ですから…私の場合は。

>>85
少なくとも、役割に一切の偏りを無くす事を念頭に置いた上での編成ですからね。

…ああ、猟術工は仰る通りユウさんなんですが、
防術工はヒロシ君が錬金の塔で銀身の象を模したゴーレムの黄泉族を相手に不覚を取り、
その時に全身複雑骨折にまで追い込まれて現状再起不能の状態でして…。
今は、元海上自衛隊の准尉だった女性に穴埋めの形で加入して貰っています。

後は、斬術工として日輪区の特務部隊の隊長を務めておられる方に随行して頂き、
闘術工は旧華族の屋敷で執事を長年勤めていたと言う御老体に、
残る聖術工枠は都心にある小さな教会から来られた神父さんに同行をお願いしました。

皆、何れも私の採用枠きっての腕利きで、かつ訳有りな方々ですよ。

>>86
その題名の物語についての紹介記事を探して見て来ましたが、
あちらは近未来の南極に出現した異空間に挑む、全世界選りすぐりの精鋭部隊の話…の様ですね

彼らが挑む「シュバルツバース」とやらは、
それ自体が滅びの象徴として世界を徐々に飲み込むブラックホールの様な物で、
単純に世界に突如現れた異物である黄泉とは大きく異なる代物ですね。

雰囲気的に類似する要素はあれど、危険度についてはあちらの方が遥かに上に思えます。
終末の世界を描いたSF物…とでも言うんでしょうかね、ああ言うのは。

>>87
ん? 黄泉族、か…?
ひとまず敵意は無さそだが…っと、何だ。さっきの子に餌をやっていた所を見ていたのか?

いや、いきなりそんなに露骨に落ち込まれても困るんだが…。
と言うか、お前達はまあ猫科の動物の要素は併せ持ってはいるのは間違い無いが、
猫その物じゃなくて虎だろうに…。

ま、まあ…気分を害したと言うなら謝るよ、済まないな。

89 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/13(Sat) 15:00
ダンジョンの最奥には奇跡をもたらす聖杯でもあるのか?

90 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/14(Sun) 10:10
バレンタヰンデヰですよ、課長!チョコもらえました!?
・・・おいらは全然ダメっス(泣)

91 名前:友好的なハダカコウモリ 投稿日:2021/02/14(Sun) 13:08
あら、カワイイ探行士さんじゃない
お近づきの印にこのチョコレートあげるわ

つ 板チョコ

あらあら、そんな訝しそうな顔しなくたってイイじゃない
それ、行き倒れの探行士の荷物の中にあったのだから
このまま打ち捨てておくよりは誰かが食べた方がずっとイイでしょ?

92 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/14(Sun) 20:36
…うーん? 今日は何やら男性陣の探行士達が妙に騒がしいけど、
一体全体、何があったと言うんだかな。

??「そりゃ決まってるでしょ、課長。だって今日、アレの日じゃん?」
ああ、ユウさん。第2キャンプからの資材の搬送は済みましたか?
ユウ「うん、今日の分はね。流石にヨミテンのだけあって、ウチのとは備蓄の量もダンチだわ。」
ですよね。だからこそ、こうして数度に分けて搬送作業を行う破目になりますし。
ところで、さっき言っていたアレの日…とは?
ユウ「アレはアレよぉ。何よ課長、忘れたの? 今日はバレンタインでしょ」
あ、あぁ…そうでしたね、もうそんな日か。カレンダーを意識して見なければ、
何かと直ぐ日数も曜日も忘れがちな生活ですからね、気を付けないと。

>>89
ユウ「無い無い。てか、それどこの話?」
生憎と、その様な物が黄泉で発掘されたと言う話は聞きませんね。
現時点での黄泉資源のデータにも有りませんし。
我々が採掘を行っている99行区に限って言うのならば、
罪人が所持している「遺品」が最奥部で獲得出来る貴重品扱い、になりますが。
ユウ「なんか、写真とか鑑定書とかガラクタ臭いのばっかだけど」
金銭的価値はまあ…不死身の錬金王の遺品の札束以外は実質皆無なんですが、
遺品自体は融合炉に捧げて先へ進む為の「鍵」となる物ですからね。
ユウ「ルキちゃんが言ってたけど、罪人の魂が宿ってて生贄になるんだったっけ?」
…らしいですね。実際、その「魂の生贄」を捧げる度にチノワゲートの機能も徐々に戻っていますし。
ユウ「なぁんか、変なトコでオカルトじみてるわよね」

>>90
貰ってますよ。…と言うか、社長がさっき男性陣全員に配っていましたから、
そろそろそっちにも声が掛かるんじゃないですかね?
ユウ「いい大人が何泣いてるんだっつーの、それ位で。年齢=彼女イナイ暦な学生じゃあるまいし」
…学生の時分を過ぎたからこそ、逆に余計堪えるかも知れませんがね。

ユウ「あ、そうそう。課長、コレ取っといて」
え…。板チョコですけど、五枚も!?
ユウ「うん。あたしと彩千夏、めぐみに由貴子ちゃん、葵ちゃんの分もね」
そ、そんなに…。で、でも貴重な食料をこんな事に使うなんて…!
駄目ですよ、流石に受け取る訳には…!
ユウ「課長さ、気遣いはいいけどこんな時位は野暮は言いっこナシでしょ?
むしろ、課長のそんな采配で何度も助けられてるんだし、お礼の気持ち位は素直に受け取ってよ…もう」
は、はぁ…。有難うございます///

友好的なハダカコウモリ(>>91
うわ、また黄泉族…っとと、敵意は無いみたい、か。
うん? コレを私にかい…? は、はあ…どうも。
ユウ「アルゲンのお裾分けとか治療じゃないって、また珍しいわねぇ。
てか、何で黄泉族がバレンタイン知ってるんだってのよ…」

ま、まあ…確かにそれはそうなんだが、流石にそんな話を聞かされては気分的に、ね。
ユウ「でも、ヨミヌーとかそんな感じで拾って来たのばっかじゃん。今更だわ」
それを言われてしまうと、どうも…。
し、しかし…あんまり顔を近付けるのは、その…遠慮してくれると、だね。
いや、まあ…何だ。少しばかり、いやかなり目の遣り場に困るんだけどな…///
ユウ「…うっわ、最低。黄泉族相手にまで鼻の下伸ばすとか、マジ無いわぁー」
いえ、あの…決してそんな心算では! うぅ…///

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/15(Mon) 04:00
>錬金の塔で銀身の象を模したゴーレムの黄泉族

ああ、あいつか。あの初見殺し
ボスのコンパチのクセにボスより強いとかマジふざけてるよな

94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/15(Mon) 21:31
ああ、焼き鳥が食べたい……ビールも飲みたい……

95 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/15(Mon) 22:44
>>93
ああ、貴方もアレを御存知でしたか…。
現状で私の隊を壊滅にまで追いやったのは、アレと「赤い服のルキ」だけ…ですね。
ユウ「てかアンタ、よくアイツと会って生きて帰れたわね…」
我々はほんの一、二度切り結んだ程度で全員が息絶えていましたからね。
ルキの「再生の加護」が無ければ、錬金の塔最上層で全てが終わっていた所でしたよ…。

ユウ「大体さ、アレ課長は何か嫌な予感するから止めたのに、
ヒロシが引かなかったからあのザマだったんじゃん」
とは言え、押し切られて一度なら推し量ってみるのも…と挑んでみたのも、
初手で神崎さんと神父さんを早々に打ち倒された時点で煙ダマを叩き付けなかったのも、
私の甘い認識が招いた取り返しのつかない判断ミスでしたからね…。
ヒロシ君の先走りだけを責められる物ではありませんよ。

ユウ「けどアイツ、ホントに錬金王ソックリだったわよねー」
恐らく、彼が自身の金身を模して銀でこさえたのがあのゴーレムなんでしょう。
防衛用としては、彼自身の身辺警護の砲塔よりは余程優れた代物ですよ。
ユウ「むしろアレを直属の護衛として出されたら打つ手ナシだったわね…」

>>94
ユウ「わかるわかる。仕事終わりにキューっと一杯!
コレの為に生きてるって感じだよねー」
どっちも一応あるにはありますが、ユウさんは駄目ですよ?
明日も未踏区域の探索がありますから、酒気帯びは厳禁です!
ユウ「ちぇー、ケチ! 一杯位いいじゃないのよ!?」
私も隊の皆も我慢しているんですから、ユウさんだけ勝手は通りませんよ?
ユウ「はいはい、わかったわよ…もう」

96 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/19(Fri) 22:56
100まであともうちょっと、アルゲンあげるからがんばれー!!
つアルゲン(純度中程度)

97 名前:<嫉妬の罪人>マーフィン公爵 投稿日:2021/02/20(Sat) 10:00
>>92
  ……鬼子の巡礼者新見課長よ……
……汝も、我が母ルミナリスと同じか……

  ……私を馬鹿にするのだな……
     ……私を蔑むのだな……

……凡俗の分際で……このマーフィン公爵を……

       ……汝の如きリア充は……
    ……この世から葬られるべきだ……

        ……汝には墓すら惜しい……
……野に屍を晒して爆発しろおをををををっ!!!!……

98 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/20(Sat) 17:02
しっかしまあ、才はあっても経験は薄いお前らが
大ベテラン大企業のヨミテンの探行士を簡単にキャンプごと壊滅に追い込んだ看守長によく勝てたよな

やっぱ俗に言う主人公補正ってヤツがあるからなのか?

99 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/20(Sat) 19:26
>>96
ユウ「うわ、何この結晶!? …もしかして、純度の高いアルゲン?」
あ、有難うございます。ですが…いいんですか、こんな高価な物を私が貰い受けても?
ユウ「固体化してる程のアルゲンだったら、それだけで価値半端無いもんね。
こう言うのって、見つけるだけでも大変だったんじゃないの?」

…そう言えば、もうそんな所まで到達していたのですか。
遅々とした歩みではありながらも、探索と採掘は着実に進んでいたのですね…。
ユウ「何だかんだで罪人も残りの方が少なくなったし、この調子ならイケるんじゃない?」
そうですね。まだまだ先は長いですが…望みがあるなら、終わりの来る日まで頑張りましょう。

<嫉妬の罪人>マーフィン公爵(>>97
な…!? お前は、まさか…教区巡礼墓地に居た罪人!?
マーフィン公爵ッ!! お前は、確かに私達がその手で倒した筈だ!!
何故…何故、ここにッ!?

ユウ「ウソでしょ!? でもコイツ、確か不死の化け物…だっけ?
まさかとは思うけど、あたし達にヤられた恨みでまた化けて出て来たとか…?」
そんな非科学的な…! いや、でも…既にこの黄泉自体が、
現代科学を含むありとあらゆる常識が通用しない、一種の異界だしな…。
だが、そんな事を言ってる場合じゃ無いか…! 問題は、黄泉族がまたしてもキャンプに攻めて来た事…ッ!!
ユウ「ひとまず、どうしよう…? 流石に、あたし達だけじゃ…」

??????「何やら騒々しいと思って来てみれば…課長、何ですかなこ奴は?」
ユウ「ブラックマンの爺さん!」
Mr.ブラックマン、丁度良い所に! コイツはマーフィン公爵、私達が以前巡礼墓地で相対した罪人です。
理由は全く以って不明ですが、今こうして蘇ってこの場に居るのですよ…!
ブラックマン「ふむ…『嫉妬』のと言うだけあって、彼奴から凄まじい憎念を感じますな。
それも、如何な理由か課長への恨みの様だ。が、『りあじゅう』とは何なのでしょうな…?」
それはこっちが聞きたい事ですよ! けれど、私が狙いなら…まだ時間は稼げるか。
ユウさん! ここは私とMr.で抑えます! ユウさんは非戦闘員の退避勧告と、班の残りの面子の召集を! 早く!!
ユウ「わかったわ! 課長! 爺さん! あたし達が戻るまで無茶はしないでよ!?」

さて、と…。全く、どこまでも本当に訳の解らない奴だが…コレ以上、お前の好きにはさせない!
ブラックマン「左様。恨みにて幾度も蘇りし魑魅魍魎の類には、今一度闇の彼方に御引取り願おう!!」

>>98
…いやはや、またしても酷い目に遭いました。
ブラックマン「以前にルキ嬢を狙って襲い来た超力の兵団と言い、
近頃の黄泉族は本当に油断のならん輩ばかりですな」
とは言え、その件と第2キャンプの壊滅の件があればこそ、
我々は警戒を怠らず、襲撃を跳ね返せるだけの態勢を整えられているのですよ。

ユウ「ヨミテンの連中があんな事になったのって、やっぱ寝込み襲われたから的な?」
有り体に言うとそうでしょうね。そうでなければ、管理官殿の旧知でもあり、
名うての探行士でもある三船さんまでも居ながらあの様な事態に陥りはしないでしょう。
ブラックマン「実力は兎も角、私共の方が状況的に彼らより恵まれていたのは確かでしょうな」
ユウ「むしろ、アイツ相手は逆にこっちが寝ボケてるトコ襲ったみたいなモンだしね」
…それも含めての事が、その「主人公補正」とやらなんですかね?
まあ、何れにせよその頃は幸運的な物も多分には影響してはいたんでしょう。
我々が経験も実力も乏しかった時期なのは間違いありませんし。

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/21(Sun) 16:08
100なら黄泉から全員無事生還できる
そしてみんなでビール飲み放題だぁ!

101 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/21(Sun) 22:40
>>100
おぉ!? チノワゲートが…チノワゲートが、再起動して…いる!?
皆さん、見て下さい! ようやく、コレでようやく地上に戻れるんですよ私達!!

いいですね、それ! 公社に報告が済んだ後は、
どこか飲み屋を借り切ってビールだけと言わず何でも行きましょう! 勿論、私の奢りでね!!


……あれ? ここ、は…?
ユウ「課長! 課長ったら!! ドコ行ったかと思ったら、
チノワゲートの前で寝っ転がって何してんの!? …ったく、もう」
あ…ユウ、さん? 僕は、一体…何を?
ユウ「さっきのマーフィン撃退の戦勝記念にって、
ビールやらワンカップやらで飲み会やろうってなったんだけどさ、
気が付いたら課長だけ忽然と居なくなってて、もう大騒ぎだったってのよ!」
す、済みません…。久方振りに破目外し過ぎて酔い潰れてしまってたんですね…。
ああ、地上への帰還は「…と言う夢だったのさ!」って落ちですか、はぁ…。
うっ、ぷ…。頭が冷えて、現実が見えたら何か気分が…。
ユウ「慣れないのにノせられてイッキ飲みとかするからじゃん…。
ほら、肩貸すから一緒に外出ようよ」
あ、ああ…重ね重ね本当に済みません。
…そう、だよな。まだ、コレは一区切りなんだ。また、明日から始まるんだな…。
何はともあれ、また探索と採掘に出ないと…。

102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/21(Sun) 22:49
おれ地上に戻ったら結婚するんだ…

103 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/25(Thu) 10:19
そして、今日で全てが終わる…
                    by ラジオの男

104 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/25(Thu) 20:24
>>102
ユウ「おぉー、婚約者の彼女居るんだ? イイねぇ!
やるじゃん、このこのぉー!」
意気込みは良し、ですが…実際に成すまでは不用意に口にしない方が良いかと。
前にも同じ様な事を口にしていた方が居たのですが、
例の、巷で猛威を振るう命を奪うジンクスの事が有りますのでね…。
ユウ「課長、ちょっと心配性じゃない? たかがジンクス位でさ。」
とは言え、今居るのは東京都随一の危険地帯にして、その未開の地である黄泉99行区なのですよ?
一切の常識が通じない異境であらばこそ、たかがジンクスでも恐るべき相乗効果を生みかねない。
そして、このジンクスが数多の命を奪った実績のある脅威の一つだからこそ尚更なんですよ。
ユウ「…そう言うモンなのかしら?」

>>103
…受信が? この声、お前は…!
ユウ「ひょっとして、あのラジオの男!? てか毎度毎度何なのよアンタは!?
つまんない嫌味とか宣戦布告とかいらんわ、帰れ!!」
しかし、それにしては心此処に在らず…みたいな呟きめいた物でしたね。
何か、奴の方で状況が動いて事が思い通りに運んで安堵して思わず…みたいな一言かも。
ユウ「そんなのどうだっていいわよ! アイツがこの事故だか事件だかの元凶ってんなら、
ふん捕まえてしばき倒してやるまでだってーの!」
それは同感です。奴には、此処の皆が返しても返し切れない借りがありますからね…。
奴への怒りは、奴と会うその時の為に取って置きましょう。

105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/27(Sat) 12:54
課長!ユウさんを僕にください!

106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/02/27(Sat) 19:48
とりあえずユウもプロフよろ
最近課長とずっと一緒だし折角だからどんな人か知りたい

107 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/02/28(Sun) 18:58
>>105
駄目ですよ。ユウさんは物じゃありません。
…と言うか、うちの班の主力の猟術工をはいそうですかと出向させる訳無いでしょう。
そもそも、弊社はまだまだ人材が不足していますから尚更です。

ユウ「…つまんないの」
え?
ユウ「あのね、課長さ…こう言う時は普通『ウチの娘はやらんぞ!』って言うモンでしょ。
どこをどう聞いたってあからさまな交際発覚からの結婚打診なんだしさー」
いや、それは逆に変でしょう!? 私はただの上司ですよ!
と言うか、外見的にも年齢的にも私の方が弟にしか見えないんですが!?
まずそれ以前に彼と付き合ってるんですかユウさん!?
ユウ「いや、そう言うワケじゃないんだけど…ってか、
課長って今ひとつノリ悪かったりジョーク通じにくいのが玉にキズよねー、いつも思うけど」
…済みませんね、面白みの無い奴で。
まあ、コントや漫才しに来てる訳じゃないんで別に良いんですが。

>>106
ユウ「んー、何? あたしの事、知りたいの? はいはい、どぞー」

氏名:辻本勇子(つじもと ゆうこ)
略名:ユウ
部署:採掘課
経歴:アスリート
職種:猟術工
私物:月の石

【特記事項】
交通課の警察官。犯人追跡時にミニパトでの
カーチェイスが問題となり、減給と謹慎を食らう。
腹いせと小遣い稼ぎにK社で副業。

ユウ「ま、こんな感じかなー」
…ぶっちゃけ、問題しか見当たらないんですが。
ユウ「何でよ!? あんな凶悪な強盗殺人犯をみすみす取り逃がす方が問題なのに、
こんな大事にたかだかカーチェイス位で騒ぎたてちゃってさぁ!」
それは十分理解出来ますが、その高速でのカーチェイスが、
一歩間違えれば重大事故に繋がりかねなかったのもまた事実な訳ですからね…。
犯人逮捕が成ったからこそあの程度で済ませて貰えただけだと見えますし、
結果良ければ全て良し! …では通らないのが世の常なんですよ。
ユウ「むぅー…」

…大体、それを受けての後がコレなのは、流石にぶっ飛び過ぎもいい所でしょうが。
本当に何やってるんだこの人…。や、まあ…そんなのを採用した私が、
人の事をとやかく言える立場で無いのもまた、重々承知はしているんですがね…はぁ。
ユウ「イイじゃんイイじゃん! それで課長は即戦力をモノに出来たんだし、
あたしは破格の臨時収入が約束されてお互いウッハウハなんだしさー」
…やれやれ。まあ、何はともあれ一際癖の強い人だらけですが、
今後も我々有限会社カサンドラの採掘課一同を宜しくお願いします。
ユウ「はぁい、よろしくぅー!」

108 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/01(Mon) 15:10
で、お二人はいつ結婚するんでっか?

109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/02(Tue) 08:01
課長すみません!チノワゲートと間違えてチワワゲートを起動させちゃいました!

110 名前:K社MMR課 投稿日:2021/03/03(Wed) 11:39
      ,.ィ , - 、._     、
.      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \  こんな緊急事態になっても
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   > 結婚を急かされると言う事は
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ ユウと課長は幼少の頃からの
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    / 許婚だったからなんだよ!!
       l   `___,.、     u ./│    /_ 
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
.     l.   |:.:.:.!';';';';';';';'|  /:.:.:.:!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7 ))
        l  |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7
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         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

111 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/03(Wed) 15:15
>>108
いや、そもそもそれ以前に交際すらしてないんですが…。
ユウ「色気の無いデートならいっつもしてるんだけどねー?
悪趣味なまでに金ピカな塔とか、ポンコツだらけの森とか、西洋風の墓場とかでさ…」
…そう言う誤解しか生みそうに無い言い方は止めて下さい。
単に作戦行動を常に共にしているだけの話でしょう。
ユウ「でしょでしょ? あたしが何か言わなくっても、
雰囲気的にンな勘違いするのが居たって不思議じゃなくない?」
二人っきりで、ならそうかも知れませんがね…。
構成が何度か変わっていても、必ず六人単位での作戦行動をしてるんですから、
毎度変わらない顔ぶれが一つ二つあるだけでそこまで考えるのは飛躍し過ぎですって…。

>>109
ユウ「…は?」
え…? チワ、ワ…? いや、まず何なんですかそれは!?
と言うか、間違えても何も何処にあったんです、そのゲートは!?
ユウ「よくわかんないけど、もしかしたらそれで帰れなくない!?
ひとまず社長と管理官のおっちゃんに報告しとく!?」
ええ! 後は、キャンプ内の全員にも直ちに連絡を!!
花石とチノワゲート以外にも転移の手段があるなら、
それの転移先も含めて真偽の程を確認する必要はありますから!
そこの貴方、一先ずはそのゲートまで案内お願いします!

K社MMR課(>>110
ユウ「いや、勝手に納得すんな! てか誰だアンタら!?
そもそもまず何なのよMMR課って!?」
自己完結した上に、勝手に仲間内で納得されても…。
しかし、まあ…僅かながらでも事実に掠っている要素があるのが何とも困り物ですがね。
ユウ「…へ? どゆこと、課長?」

許婚とかでは断じて無いんですが、実は幼馴染なんですよね…僕達。
とは言え、小学生の頃に近所だった位ですから忘れられていても仕方無いんですけど。
ユウ「小学生の頃、って言うと…お向かいの新見さん家の?
もしかして、課長って…あのマコト君だったの!? ウソでしょお!!」
ええ、そうですよ? やっと思い出してくれたんですね、ユウ姉さん…。
まあ、僕は面接の時の履歴書とユウ姉さんの顔を見て直ぐ気付きましたけど。
ユウ「何よ、もう…知ってるなら教えてくれたっていいのに。
でも、よく気付いたわねマコト君。あたしが小学校卒業した年にまた越して行ってそれっきりだったから、
こうやって話してくれるまですっかり忘れてたわぁー。
それにさ…マコト君、あたしの憶えてる気弱で甘えっ子な雰囲気すっかりなくなっちゃってるし…」
僕もあれから色々とありましたからね。いつまでも昔みたくへたれては居られませんよ。
まあ、積もる話は次の大聖堂での探索を済ませて帰還してから…と言う事で。
ユウ「うん、わかったわマコト君」

…ああ、そうそう。作業中は私事は持ち込まないで下さいね?
キャンプでの休憩中以外は、私の事は今まで通り「課長」と呼ぶ様に。
あくまでも、私とユウさんは今は上司と部下ですから。
ユウ「…生真面目なトコは変わんないのね。はぁい、わっかりましたよ課長ぉー!」
ええ、では行きましょうか。

112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/04(Thu) 12:07
採用者に婦警やクラブ嬢はいるのにナースがいない不思議

113 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/04(Thu) 16:07
若い男女が墓場でチョメチョメとは無作法な…
もう少し場所を選びたまへ

114 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/05(Fri) 13:14
なんか今回EXPのDRPG久々の舞台日本ゲーだけど
今のとこ関係者ルキ以外は全員日本人?

あ、ブラックマンってじいさんは違うか

115 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/07(Sun) 15:00
>>112
あの…? 仰る事の意味が一厘も理解出来ないのですが。

まず、それらの共通項が女性である事以外は何もありませんし。
そもそも、探行士の採用基準は飽くまでも本人の適性が全てであって、
採用試験以前の経歴は何の関係も影響もありませんよ。
ユウ「ナースは居ないけど女医は居るんだよねー。…新米だけど」
めぐみ先生の事、でしょう? 神父さんと彼女が聖術工での採用枠ですね。
今は膝に受けたトバシ傷が悪化して満足に歩けない大吉組長と、
先の銀像相手の一方的敗戦で全身複雑骨折に追い込まれたヒロシ君の為に、
付きっ切りで治療に当たって貰っている所なんですよね。

ユウ「てかさ…マコト君、クラブ嬢なんて採用してたの?
現役女子高生やデビュー前廃業の美少女レスラーと言い、ホント節操無いなー」
だからそう言う誤解しか生まない言い方は止めて下さいって…。
そもそもあの人を採用したのは私では無く光井で、
ヒロシ君とは違って私の班への出向ではなく、社長の付き添いで来た内の一人ですし。
ユウ「…ふぅ〜ん」
だから何でそうさっきから疑いの眼差しばかり向けるんですか…。

>>113
…はぁ。だから言ったじゃないですか、ユウ姉さん。
こう言う冗句の通じない手合いが居るから、ああ言う言い方は止めて欲しいって。
ユウ「デートは確かにアレだったかも…だけどさ、
それだけでここまで変態まんまの連想出来るって、普通無いじゃん?
どう考えたって、悪いのはあたしじゃなくてコイツじゃない…」
いや、どっちもどっちですよ…。
ま、まあ兎も角! わざわざこんな所まで来て誰かとの逢瀬なんて有り得ません!!
どうせそんな事をするなら、場所位は選びますよ私も! …ったく。

>>114
ユウ「でもないよねー?」
ええ。先ず弊社の社長がイギリス人とのハーフですし。
ユウ「紛らわしいけど、爺さんはれっきとした日本人なのよね」
Mr.のアレは所謂「コードネーム」的な物ですしね。
何でも、執事を務める傍らで色々と汚れ仕事や荒事を引き受けていた時の名残だそうで。
ユウ「だから年の割にあんなキレのある動きが出来たり、
急所狙いの鋭い一撃をいとも容易く繰り出せるってワケかぁ…」

他はまあ、純粋に外国人と言えるのは葵君…位ですかね。
彼女、生まれはアメリカ合衆国ですから。
ユウ「こっちは爺さんとは違う意味でわかんないよねー。
確か、幼い頃に施設に預けられたっきりで、
子供のいないご夫婦に養子として引き取られたんだっけ?」
少なくとも、葵君からはそう聞いてます。
見た目がそれっぽいだけで、葵君自身はアメリカ人と言う意識は無いそうですが。
ユウ「ま、実際物心ついた時から日本育ちじゃ仕方ないわ」

116 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/10(Wed) 12:00
なんかエクスペリエンスゲーって
剣街以降シリーズの主人公の末路がロクなもんじゃなくなってる気がするけど
課長も物語終わった後の次にどうなってるか心配になるわ

117 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/13(Sat) 08:21
いよいよ明日はホワイトデーっスね、課長
チョコもらいまくったからお返し用意すんの大変でしょ?w
一個ももらえてない俺、そんなのしなくていいから気楽だわーwww
ぎゃはははーはははwww(血涙滝の如く流しながら明後日の方向に猛ダッシュ)

118 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/13(Sat) 20:20
>>116
…そう、なんですかね?

まあ、ルキから聞かせて貰ったアルダ世界での英雄達は、
末路がどうと言うよりは、辿った道その物が波乱に満ちてはいた様ですがね。
それも、生まれや始まりからして…。

何はともあれ、我々はまだ苦難の真っ只中な訳ですし、
今は後の事など考えている余裕は有りませんね。
こうしてお気遣い頂ける事は嬉しいのですが。

>>117
ああ、そう言えば明日はそんな日…でしたっけ。
貰いっ放しも流石にアレですし、少し悩みましたがお返しの方はもう考えていますよ。

少々面倒ではありますが、簡素な手作りの物を用意しようと思っているんです。
幸い、備蓄の保存食の中に必要な物が有りましたのでね。

…おや? 一個も、とは流石にそれは無いでしょう?
例の日にはキャンプの男性陣全員に社長から労い名目の配布があった筈では…?
と、行ってしまった…。目からの出血が酷かったみたいですが、大丈夫…なんだろうか?

119 名前:藤田警部補&サノスケ 投稿日:2021/03/14(Sun) 00:38
>>118
藤田警部補(斬術工)「マコト・ニイミ!ガトチュ!!ゼロスタイル!!!」
サノスケ(闘術工)「フタエノキワミー!アッー!!」

120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/14(Sun) 03:44
あれ?今日は課長一人?ユウ姉ちゃんはどうしたん?

121 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/14(Sun) 23:46
藤田警部補&サノスケ(>>119
ん? あの青と白の二人組は一体…?

タテどころかヨロイ、カブトも身に着けていないとは言え、
得物からして斬術工と闘術工の探行士か。
しかしながら、私の採用枠にも他の班からの出向人員にもあの様な顔ぶれは無かった筈…。
もしや、ヨミテンの生き残りか我々とは別口の…ッ!?

ぐあッ!? っ…があッ!! ご、げほ…! い、いきなり何を…?

がは、っ…! はぁ、はぁ…。く…! このまま、逃がすかよ…っ!
ぐっ、うぅぅれんかいなアアアアアアアアア!!

は、はは…! どうだよ、至近距離でまともに受けたパイロキネシスの感想は…ッ!!
しかし…黄泉族やそれに取り憑かれた探行士の成れの果てだけじゃなくて、まさか同業者にまで襲われるとはね…。
咄嗟の事とは言え、耐電スイッチを起動しておいたのは正解だったか…。
そうでもなければ、最初の額への突きだけで終わっていたろうから。
けど、流石に私一人じゃここまでが限界…か。ああ、駄目だ…また「死ぬ」のかな?
後でキャンプに「生き戻る」とは解ってても、やっぱり…慣れないなぁ。

>>120
??「課長!」
????「課長さん!!」
え…? こ、ここは…? それに、貴方達は…!

????「課長さん…良かった!」
??「気が付きましたか。散策から戻ったら課長が妙な二人組に襲われていたので、
慌てて駆け付けたのですが…済みません、間に合わなくて」
いえ、十分間に合いはしましたよ…神崎さん、神父さん。
二人がこうして駆け付けてくれたからこそ、
あいつらを撃退出来た上に、私もこうして一命を取り留めたのですから。

あ、ああ…ユウさん、ですか? 実は…。
寿人神父「先日の探索で死竜目の黄泉族と交戦した際に致命傷を受けてしまいまして、
先程まで住居テントの方で蘇生処置を受けていた所なんです」
神崎「治療が済んで勇子さんの意識が戻ったとの報告を、
散策の途中で受けたので、課長にも知らせようと急ぎ戻ってみれば…」
…御覧の有様、ですよ。碌でもない事は、本当に続く物ですね。
まあ、何はともあれユウさんのお見舞いに行きましょうか。例の「お返し」も渡さなきゃならないし。

122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/14(Sun) 23:50
蘇生処置だって?
それなら俺の人工呼吸に任せろ!

123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/15(Mon) 20:13
もう済んでるだろw

124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/16(Tue) 13:41
なんか斬術工や闘術工よく見かけるけどやっぱ探行士の中じゃ人気の職種だからなん?

125 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/16(Tue) 22:00
>>122-123
ユウ「いやいや、溺れてないし。
てか処置自体とっくに済んで…ってもうツッコミ済みじゃん!
なんか変に仕事早っ!」

ユウ姉さん! 良かった、気が付いたんですね…!!
ユウ「あ、課長? それにトッシーと剣一君も…。
あはは、ごめんごめん。ちょいと強気に出過ぎて不覚取っちゃったわぁー。
面倒かけてごめ…って、どうしたのよマコト君! 何よそのおデコの傷は!?」
…あ、ああ。コレ、姉さんの治療が済むまでの間に、
手分けして近隣の散策をしていた時に不意討ちされましてね…。
いやはや、油断大敵ですよねお互いに…。
ユウ「マコト君だって人の事言えないじゃん…もう」

>>124
ユウ「…じゃないの? 実際よく見るしねー。戦術工もだけど」
やはり、派手に敵を蹴散らす前衛向き職種だから…ですかね。
実際、弊社でも正社員組の開道と大石の親父が斬術工で光井が戦術工ですし。
新規採用組を入れても、魔術工は私だけ…なんですよね。
寿人神父「戦術工人気については、伝説の探行士『ロック荒堀』が選んだ職種…だからでしょう。
彼に憧れて彼を目指す人は迷わず選ぶ、と言う感じですか」

とは言え、結局は本人の向き不向きがありますからね。
私は身体を動かす作業がからっきしですし、手先が器用だとかも無いですし、
積極的に前に出ると言うのも性に合わないので、最初から魔術工一択だった訳です。
神崎「僕は『コードライザー』として使用している『ブラッドコード』が『無双』で、
それで得ている『武術士』の力と酷似している斬術工を選びました。
コードライザーの力だけでは黄泉族相手には分が悪い物で」
寿人神父「私はまあ、生業が生業なので聖術工しか考えられませんでしたよ」
ユウ「あたしはアーチェリーやってたから猟術工…かな?
ま、あんまし深くは考えずに選んだけどさ」

誰かへの憧れとかが無ければ、基本は慣れているのに近い感覚の職を選ぶんですよね。
まあ、それが何より無難なんですけど。

126 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/18(Thu) 12:42
この手のゲームって敵側にも大抵ならず者な同業者いるけど
やっぱ黄泉の中でもそんな連中に遭遇すんの?

つかさっき襲撃かけてたガトチュにキワミがそれっぽいけど

127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/19(Fri) 12:15
>例の「お返し」

それ、ホワイトデーのお返しだよね?
何?何あげるの?

128 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/19(Fri) 20:08
>>126
いや、それは有り得ない筈…なんですけどね。
そもそも黄泉公社から受注した我々民間の下請採掘会社が、
公社の管理官の下で採掘を行っている訳ですから。
寿人神父「チノワゲートによる探行士の黄泉への入退場から物資の搬入と、
公社に命綱を握られ動向を把握されている以上、滅多な事は出来ませんよね?」
ええ。仮に暴走する輩が居たとしても公社の方で即応され、
帰還出来ないまま黄泉で野垂れ死ぬか、大人しく投降して帰還直後に捕縛されるのが落ちです。
やる前から結果が目に見えている愚行を働く馬鹿は居ませんよ。

神崎「…とは言え、先の二人組の様なのも現実に現れました。
明るみにならないのが大半なだけなのでは?」
かも知れませんね。公社のみならず、
現場の探行士が内密に処理している可能性も皆無では無いでしょう。
その様な不心得者を輩出したとあっては、今後の受注にも影響しますから。
幸い、弊社ではその様な輩は一度として現れてはいませんが。

>>127
ユウ「お? なになに? どしたのマコト君?」
ゴタゴタ続きですっかり機を逸してしまいましたが…コレ、バレンタインのお返しです。
ユウ「おぉ、もしかして…クッキーサンド?」
…を意識して作ってみたんですよ。手製のレーズンバターを、
リッツクラッカーで挟んだクッキーサンドもどきですね。
流石に備蓄分の有り合わせではこの位が限度…だったんです。
ユウ「いやいや、板チョコに手作りでお返しってだけでも大したモンだわ。
ありがとね、マコト君!」

さて、後は…准尉殿にめぐみ先生、由貴子君と葵君、社長ですかね。
ユウ「社長のは男連中全員への配給みたいなのじゃなかったっけ?」
そうですけど、ユウ姉さん達にお返しして社長は無し…と言うのは流石に不義理でしょう。
意図はどうあれ、頂いたからにはきちんとお返しはしたいんですよ。
ユウ「ホント律儀だよねー。ま、そこがマコト君のいいトコなんだけどさ」

129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/20(Sat) 10:06
リッツとか懐かしいなwやっぱカンカンのやつ?

130 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/20(Sat) 20:05
>そうですけど、ユウ姉さん達にお返しして社長は無し…と言うのは流石に不義理でしょう。
>意図はどうあれ、頂いたからにはきちんとお返しはしたいんですよ。

>>91のハダカコウモリの分は?
もらった奴全員に返すって言うんならそっちにもあげなきゃダメでしょ!
それこそ不義理じゃん!!


131 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/21(Sun) 02:14
課長、ここはむしろユウさんがハダカコウモリになるのも手かと

132 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/21(Sun) 22:30
>>129
ええ、あのヤマザキナビスコのリッツですよ。ですが、缶入り…ではないですね。
ユウ「缶入りのは確かカンパンじゃなかったっけ?」
はい、三立製菓のカンパンですよ。
実は即席クッキーサンドもどきを作るのにカンパンを使う事も考えたんですが、
そっちでやると固さや厚さの問題で食べ辛いので、結局リッツの方にしたんですよね…。

>>130
そ、それはまあ…仰る通りなんですが。
神崎「流石に相手が黄泉族では余程の特徴でも無い限り、
特定の固体に狙いを定めて行方を追うのは容易ならざる事…ですよね?」
ええ。それに、次に会えたとしても彼女がその時に友好的とも限りませんし。
とは言え、我々地球人の行事まで知っている位なら、
基本は友好的であると思えますし、また会えるのならばきちんとお返しはしたいですね。

>>131
いや、だから…仰る事の意味がまたしても一厘も理解出来ないんですが。
そもそも何をどうやってユウ姉さんに黄泉族になれと?

ユウ「んー…つまり、それってアレじゃない?
あたしにハダカコウモリの仮装やれって事でしょ?
おーおー、若いの。そんなにお姉さんの柔肌が見たいと申すか。ん?」
だ、駄目ですよそんなはしたない格好は!
と言うよりか、あんな素肌に密着する様な毛皮仕立ての衣装なんて、
今この場で作れる人なんて居ませんし、無理ですよ!!
ユウ「よくそんなの分かるわねー、マコト君。
…そう言やアレからチョコ貰った時に迫られて胸の谷間とかガン見してたんだから、
そりゃあよく分かってて当然だわなぁ…。もぉ、こんのスケベ!」
す、すすスケベちゃうわ!! …って、そうじゃなくて!
大体、ユウ姉さんが仮装出来ても、あの彼女本人じゃない時点で意味は無いですから!
兎に角、その案は却下です! 即時却下!!

133 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/24(Wed) 18:02
>新規採用組を入れても、魔術工は私だけ

でもゲーム中じゃデフォルトキャラは魔術工多いよね?
むしろ戦術や闘術の方が少ないぐらいでしょ

134 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/26(Fri) 07:40
とりあえず99行区入りしてないK社の連中は今何してんの?

135 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/27(Sat) 20:20
>>133
ああ、それなんですが…。
ユウ「あくまでもウチの班での新規採用組とか、
社長の付き添いで一緒に来たメンツがそれなだけって話でしょ?」
ええ。今回の99行区採掘の為に急遽採用した中には居なかったのは確かです。
ただ、開道や光井、大石の親父が我々が99行区入りした後に、
それ以外の行区の採掘要員として採用した中になら、
もしかすると私以外に魔術工を選んだ人が居る…かもですね。
それか、ここではない黄泉区や弊社の話であれば…。
ユウ「ぶっちゃけるとパラレルワールドの話だよねー、それ」

>>134
無論、黄泉での採掘も含めた普段通りの業務ですね。
今回は社長がこちらに来て事故に巻き込まれてしまっていますので、
恐らくは誰かが代表取締役代行もさせられる破目にはなっていそうですが。
ユウ「その辺は大石サンがやらされてそうだよね」
…でしょうね。親父は社の最古参組ですし、
長年の付き合いとそこから来る信頼と経験、実績もありますから、
それ故に面倒事を全て丸投…っとと、緊急時の諸々を託されるのは必然でしょう。

136 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/28(Sun) 15:09
ルキたんひどい目にあってばかりでカワイソス
何とかして元気づけてあげたいお・・・

137 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/28(Sun) 23:51
>>136
そう、ですね…。本人の憶えている、或いは思い出した限りを聞くだけでも、
相当に過酷な道を歩んで来ている様ではありますし。
ユウ「狂王疑惑濃厚なラジオの男が前に言ってた戯言聞いた感じでもさ、
アイツ、ルキちゃんをいたぶって楽しんでたみたいだしね…。ホント、胸糞悪いわ」
その結果が、本人言う所の「再生の加護」を以ってしても癒えない傷の数々なんでしょう。
ただ、それ以上に自分が関わった人が傷付き、死んでいくのが辛かった様で、
第2キャンプで保護した当時は、ずっと心を閉ざしていて口数も少なかったんですよね…。

寿人神父「灰十字さんに頂いた血清での治療が済んで視力も取り戻してからは、
少し明るくなって色々と私達の世界の事を聞かれる様になりましたよ。
この前も管理官さんにその手の事を聞いたり、本を見せて貰って物珍しそうに見てましたから」
ええ。近頃は話しかけると答えてくれる様にもなりましたし、
ちょっとした事でも構いませんので、話し相手になってあげて下さい。
貴方のその心遣いも、きっとあの子に届くと思いますよ。

138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/29(Mon) 09:55
まさかと思うけど、今課長のとこにいる神崎ってあのエクスの神崎局長!?

139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/30(Tue) 21:09
そういやEXPゲーのアルダシリーズって
大抵ルキフェルが何かやらかしてるけど今回はどうなんかね

140 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/03/30(Tue) 22:44
>>138
神崎「確かに僕は特務隊XTHの者ですが、局長ではなく隊長ですよ。
しかし、何故僕がXTHの関係者だと言う事を…?
それに、最重要機密であるXTHの存在までも知っているとは、あなたは一体…?」
ここ最近は特に理由も無くこちらに「跳ばされて」来る外部の人間も見かける様ですし、
こちらの方は、不幸にしてここに来てしまった関係者の方では…?
神崎「なら良いんですが…。事情が事情ですので、
こちらのキャンプの方々には差し障りの無い範囲で話は通していますが、
くれぐれも僕やXTHの事については他言無用に願います」

>>139
寿人神父「ルキフェル…と言いますと、あの魔王ですよね?
ルシファーともサタンとも呼ばれる、我らが主の怨敵の」
地球でその名前のだと、今や知らぬ者はほぼ居ないと言っても過言じゃない、
あのキリスト教の大悪魔の事ですからね。
ユウ「けど、アルダのって言ってるし…ルキちゃんの故郷にも同じ名前の奴が居るって事?
それに、やらかしてるって言うからには人外で大物な悪党なワケ?」
こちらでは今初めてその名前が出ただけですし、
今の所は何も話を聞きませんから…正直、何とも言えませんね。
そもそも、その「アルダのルキフェル」とは一体どの様な存在なんでしょう?

141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/31(Wed) 05:45
そもそも神崎局…じゃなかった、隊長は黄泉に何しに来たん?
日輪区のアビスや異形共放置してまで黄泉に来なきゃならん事でもあったの?

142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/03/31(Wed) 10:12
なんかさ、ふと思ったけどラジオ聞けるって事は外からの電波は届くんだから
こっちから救難信号でも移動しながら出して公社に場所特定とかしてもらえんかな?
そうすりゃゲート以外の脱出経路も見つかるんでない?

143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/01(Thu) 14:03
FM黄泉、ラジオインフォメーション…
こちらは黄泉公社ラジオです…

99行区の皆さん、長らくお待たせしました…
先程、チノワゲートの接続不良問題が公社職員の尽力により解決し、再起動の手筈が整いました…
急ぎ、キャンプ内ゲート前に集合して下さい…
我々は、皆さんの無事な帰還を心よりお待ちしております…

144 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/04/01(Thu) 20:34
>>141
神崎「それは…」
こうなっては無用に隠し立てしても意味はありませんよ。
ある程度そちらの事情も御存知の様ですし、
何より経緯は違えどこの事件に巻き込まれた身の上なのは同じ。
余計は不安や疑念は解消しておくべきでしょう。

神崎「そう、ですね…。分かりました、お話します。
実は、お祖父さ…いえ、御舟総裁がこちらへ視察に向かって消息を絶ったとの一報が入り、
救出の為にXTHの人員を派遣する事になったのですが、
こちらの現状が多少落ち着いていましたので、後事を副長以下隊の精鋭に任せ、
僕が一人で総裁の救出に来た…と言う次第です」

まさか、あの御舟財閥の総裁までもが一緒だとは思いませんでしたよ…。
社長から皆に紹介された時には本当に驚きました。
まあ、それよりも神崎さんがお一人で外部から侵入した上に、
黄泉族を掻い潜ってキャンプまで来られた事にはもっと驚きましたが。
神崎「総裁との合流は無事に果たせたのですが、流石に今回の無茶は怒られましたね。
脱出が可能な保障の無い、アビスとは違う危険地帯へほぼ無策で飛び込みましたから。
我ながら今までに無い危険も感じましたし、仕方は無い事なんですけど…」

>>142
そう、思うでしょう? ところが、残念ながらそうは行かないんです。
ユウ「そーそー。外からの電波はきちんと届くんだけど、
黄泉から外に向けての電波はどういうワケか、ロクすっぽ届かないのよ」
だから、こちらでラジオ放送は聴けても外で救難信号の受信は出来ないんです。
寿人神父「脱出経路は、未踏地域な事もありますから、
もしかすると丹念に探せば見つかる可能性もあるのかも知れませんけど…何しろ、
チノワゲート以外の脱出経路が未だかつて黄泉内のどこにも発見されていませんし、
前例を考えれば、余分な消耗を覚悟で探すのは無茶ですか…」
公社ですら全貌を把握していない黄泉内部を熟知していると思しき存在は明確に敵ですし、
何にしても先行きは暗いままですね…はぁ。

>>143
皆さん、聞きましたか!?
ユウ「うん、聞いたよ課長!」
ブラックマン「思いの他、公社の対応が早かった様ですな」
寿人神父「公式のアナウンスですし、流石に嘘では無いでしょう」
では、私の周りに集まって下さい。
「キカンの花」を使い、直ちにキャンプに戻ります!
神崎「了解!」

145 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/02(Fri) 20:21
行方不明者が増加しておりますので気を付けて

146 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/03(Sat) 04:40
>>144
ラジオの男「…だと思ったか?残念だったな、死 ぬ が よ い」
(チノワゲートから大量のヨミヘイ軍団が出現)

147 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/04/04(Sun) 23:32
>>145
流石は黄泉…と言った所ですか。
ただ、他の行区ならばまだしも、今の我々にはルキの「再生の加護」がある分、
その様な心配とは無縁なのが現状では救いですね。
ユウ「大体拉致されたら最後死んじゃうし、殺されたらキャンプまで引き摺り戻されるからねー」

>>146
何…だと!?
寿人神父「そんな馬鹿な!? さっきのアレは確かに黄泉公社ラジオの…」
ブラックマン「こ奴らは…ルキ嬢を狙って襲い来た時の黄泉族か!」
ユウ「な、何なのよ! 何がどうなってんのよ!?」
罠なのは間違いない…。けれど、公社ラジオのアナウンスを利用しての罠だなんて、
まさか…今回の事故を仕組んでいたのも、あの男も! くッ…!

神崎「何にしても、こいつらをここから外へは出せません。
今は、死力を尽くしてこの場で食い止めましょう」
そう…ですね。迷っている場合じゃない!今は、何よりも皆が生き延びる事が最優先です!
こちら新見、キャンプ内に駐留している採掘課の総員に告ぐ!
直ちに倉庫テントのチノワゲート前に出現した黄泉族を迎撃せよ!!

148 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/05(Mon) 00:51
なんかよくキャンプ襲撃されてるみたいだけど黄泉じゃ日常茶飯事なん?

149 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/07(Wed) 16:48
ぶっちゃけ探行士=ヤザケンファン?

150 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/04/10(Sat) 18:45
>>148
ユウ「確かに、コレでもかって位襲われてるよねー。
…で、実際のトコはどうなの課長?」
いや、流石にコレは今までの経験から言っても十分異常…かと。
?????「ああ、そうだな」

ああ、戻られたんですね。准尉殿、ゲートの方はどうだったんですか?
彩千夏准尉「あの超力の兵士共を一掃した途端に停止した。それからは元通り動く気配は無い。
やはり、あの連中を送り込む為だけに一時起動させたに過ぎん様だ…」
…となれば、やはり公社が絡んでいる可能性は相当高そうですね。
ラジオの男の事と言い、この行区の事と言い、今までに増して不可解な事が多過ぎる。
彩千夏准尉「構わん、上等だ。黄泉の何処かに居るであろう奴さえこの手で討てるのならば、
何が敵であろうが、何が起ころうが構いはせん。障害になるならば排除するまで」

ユウ「アンタはお父さんの仇さえ取れれば何だってイイ、って感じだもんねぇ。
で、ウチに来るまでにも他所で探行士やってたアンタの経験で言えばどうなの、この件は?」
彩千夏准尉「有り体に言うと、異常…だな。散発的な襲撃ならば忘れた頃にある様な頻度ではあったが、
斯様に組織立った連中や首領格の大物の襲撃などは無かった。
ましてや、一度倒した首領格が蘇って襲撃を掛けるなど…」
ですよね…。今まで手付かずであったのは、他とは違う黄泉族の行動や性質にも理由があるのでしょう。
やれやれ、本当に先が思いやられるな…コレは。

>>149
そう思われがちですが、皆が皆そうではありませんよ。
寿人神父「とは言っても、そうではない人の方が実際少数派でしょう。
まあ、私は歌にあまり興味は無いのでその中に入りますがね」
彩千夏准尉「それは自分もだ。と言うより、ジャンルが好みでは無いのが大きいか」
私はジャンルや歌手個人は兎も角、気合が入るとか元気が出る様な歌は好きなんですよ。
で、それがヤザケンと言うだけの話で。
ユウ「あたしは好きなんだけど、そればっかってのは飽きるなぁ。
たまには他の人の歌も聞きたいけど、ラジオはヒロシや管理官のおっちゃん、
社長に占拠されてるみたいなモンだから無理だしねぇ…」

151 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/11(Sun) 04:47
金儲け目的でアンダーノーツになったんじゃない人いるんだ?
へえ・・・

152 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/14(Wed) 15:29
はよ部長に昇進せぇよ

153 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/04/14(Wed) 20:29
>>151
まあ、地下探行士になる動機自体が金策か憧憬のどちらかですからね…普通は。
止むに止まれぬ事情故にせよ、誰かの強制にせよ。
彩千夏准尉「その、金目当てではない稀少な例が自分と言う訳だ。
自分の場合は、敵討ち…だよ。父が探行士だったが、
採掘に向かった行区の深層で黄泉族に殺害されて…戻って来たのは僅かな骨と遺品だけだった。
それを見た日に誓ったんだ…。父を殺した黄泉族を、草の根分けてでも探し出し、
必ずこの手で殺してやる…とな」
それで、その日からずっと探行士として様々な会社に雇われ、
行ける限りの行区に出向いていた、と言う訳なんですね…。
彩千夏准尉「ああ。二年探し続けて、残るは未踏の行区だけ…となった所で、
そちらで99行区採掘の探行士を募集と聞いて、その話に乗った」

>>152
そうは言いますが、課長への抜擢も私的には有り得ない事でしたから…。
で、更に部長だなんて流石にそれは無理でしょう。
彩千夏准尉「この行区での採掘が順調に済めば、順当に昇進出来るだろう?
社運の掛かったこの業務を成功させれば、誰も文句は言うまい」
ま、まあ…そうかも知れませんが、それは飽くまでも成功の上で生還してからの話ですよ。
ユウ「現状は未だに脱出のメドが立たず…だもんねぇ」
そもそも、社長からそんな話が一切出てませんし…それ以前の問題って奴ですって。

154 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/17(Sat) 16:36
仇討ちかー

で、その仇ってどんなヤツなん?

155 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/18(Sun) 12:59
金稼ぎにしろ敵討ちにしろやっぱ目的達成したら探行士は引退?
続ける動機がそれしかなくて命懸けの仕事だから無駄に長く続けるもんじゃないでしょ

156 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/04/18(Sun) 22:00
>>154
彩千夏准尉「…父が所属していた隊の生き残りに聞いた話によれば、
死竜目の黄泉族で、並みのムシリュウよりも大きな体躯の翼を持つ個体…だそうだ」
翼のあるムシリュウ…と言えば、この前大聖堂の地下で戦ったアレですかね?
寿人神父「辻本さんが瀕死の重傷を負わされた時の?」
彩千夏准尉「いや、違う。その時の奴の体色は鮮やかな青だったろう。
仇の死竜目は茶色がかった緑だと言う事だ。先の奴は体躯も話に聞いていた程では無かったしな」
既存のデータの中にはその異相のムシリュウの情報がありませんでしたし、
純粋に発見例が無かった新種なんでしょうね…。

>>155
それぞれの目的の為に止む無く選んだ道だと言うならばそうでしょうね。
寿人神父「ええ。あの女のこさえた馬鹿にならない借金を完済してしまえば、もう用は有りませんし」
彩千夏准尉「奴さえ、あの死竜さえ討てれば…全ては終わる」
ユウ「あたしは元々謹慎中の臨時収入目的の副業ってだけだからねー
それなりに長い間使える分さえ手に入るなら、今回の採掘だけでも全然平気だわ」

私もまあ、妹達が大学を出るまでに必要な分を稼いだらひと段落…ですかね。
ただ、探行士自体は元からやりたくてカサンドラの内定も直ぐに取りに行った訳ですし、
本当に色々と限界が来て働けなくなるまでは続けたいんです。
ブラックマン「課長に同じ、ですな。長年の勤め先を追われた以上、
自身の身に着けた物を活かせる職種は、最早探行士以外にはありませんからな」

157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/22(Thu) 11:06
最近アルゲン高がエラい事なってるけど採掘量絶望的にガク減りでもしてんの?

158 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/24(Sat) 14:28
理由はどうであれ身内に探行士いたら家族は鼻たーかだか!だろなあ・・・

159 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/04/24(Sat) 22:59
>>157
急速に消失…などと言う事は流石にありませんが、
近年で採掘量が減少しつつあるのは間違いはありませんね。
だからこそ、この99行区を始めとする未踏区域の採掘に着手する事になった訳ですし。
ブラックマン「しかしながら、我々が巻き込まれた事故のせいで、
それがいきなり頓挫しかねない事態に陥った事を受けたからこそ、
アルゲン高の上昇が止まる気配は無い…と言う事ですな」
彩千夏准尉「ただでさえ供給に不安が出ていた中でこのザマではな…」

>>158
ええ。少なくとも黄泉景気を支える職種ですからね。
命の危険は伴う物の、超人的な力を以って異形の魔物を倒し、稀少な資源を集めると言う、
一種の英雄的行為の格好良さも子供達の強い憧れを生む物ですし。
彩千夏准尉「父はそれで文字通り家庭を支えていたからな。
父が探行士として働いていたからこそ、自分も海自への入隊が叶ったし、
何より家族の為に命懸けの職務をこなす父は本当に格好良かったんだ…」

寿人神父「とは言え、常に死と隣り合わせと言っても過言では無い業務故に、
従事者の家族は命を落とす危険に常に怯えるのもまた事実…」
だからこそ、危険だからと反対する人も結構居るんですよね。
管理官殿も娘さんに引退を強く勧められていたそうですし、
私も妹達には常に「探行士にだけはなってくれるな」と言われ続けてましたから…。
ユウ「今のマコト君が何してるか知ったら、絶対大騒ぎになるよねー」
ですね…。子供の頃に探行士になりたいと言った時のあの二人、
そりゃあもう叫んで暴れるわ睨まれながら泣かれるわで、宥めるのが大変でしたからね…はぁ。

160 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/04/28(Wed) 22:22
皆さんはお好み焼きともんじゃ焼き、どっちが好き?

161 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/04/30(Fri) 20:38
>>160
お好み焼きともんじゃ焼き…ですか?
私は地元民と言うか関東の人間としてはもんじゃ焼きの方が馴染みですが、
個人としてはどちらもいける口ですね。
ユウ「あたしはもんじゃの方かなー。
アツアツでドロドロのを頬張るのが最高だわ。ビールも進むしさー」
姉さんはビールに合うのなら何でもいいだけでしょう。
フライとか焼き鳥も大好物じゃないですか。
ブラックマン「私はお好み焼きの方、ですかな。
幼き日、若き日には亡くなった御館様に連れ出されては、
共に祭りの屋台巡りとかをしておりましたからな…」
屋台のだったら、洋食焼きなんかもいいですよねー。
…冷めてしまうとちょっと、ですけど。

神崎「僕はもんじゃ焼きの方…と言うよりは、
お好み焼きを食べた事が無いのでどんなのかがよく解らない、のが正直な所です」
彩千夏准尉「それは勿体無い話だな。黄泉から出たら奢ってやるから一度食べてみろ。
何なら自分が本場のを作ってやってもいいぞ?」
ああ、そう言えば准尉殿は広島の出身でしたっけ?
彩千夏准尉「そうだ。広島人ならばこそ、お好み焼き一択だな。
…まあ、実を言えばもんじゃ焼きは同僚と飲みに行った時の苦い思い出が…」
ユウ「あー…察したわ。それ以上言わなくても思い出さなくてもいい。
それ、絶対トラウマ必至の超絶罰ゲームだしさぁ…」

寿人神父「どちらも美味しく頂けますが、私的には粉物で一番はたこ焼きですね。
子供の頃に大阪へ越した時は借金取りに追われる暮らしで各所を転々としていたんですが、
忘れた位の間を空けた頃に、夕食として買って貰える焼きたてのがご馳走でしたから…」
幼き日のほんの僅かな良い思い出…だったんですね。
ユウ「トッシー…アンタ、どんだけ苦労人だったのよ…」

162 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/01(Sat) 14:25
あなたがたは紅茶派?それとも珈琲派?
それと中でも好みの細かい種類も詳しく教えて欲しいな

163 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/01(Sat) 14:44
保存食でもカロリーメイトって美味しいよね?みんなはどの種類が好き?

164 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/02(Sun) 16:00
>>162
こう言ってしまうと、どっちつかずだと言われそうですが、
私の場合は派閥がどうのと言う程の好みや拘りは無いです。
ユウ「そこはあたしもかなー。
外出てノド渇いたら缶コーヒーやパック紅茶買ったりって位だし」
何より零細企業のリーマン風情ではさほど金を掛けられない懐事情もありますし…ね。
正直な話、普段は茶店へ行くのも躊躇う程ですから。

彩千夏准尉「自分は珈琲…かな。普段家で市販のを飲むならブラックだが、
喫茶店やレストランならエスプレッソやカプチーノだな。外食で少々贅沢、と言う所か」
寿人神父「私は苦味の強いのが苦手なので、紅茶ですね。
知り合いから頂いたアッサムやニルギリの茶葉がありますので、
それでミルクティーやシナモンティーを…」

神崎「僕も特に拘りは無いです。ただ、素材の持ち味を大事にしたいので、
砂糖やミルクなどの混ぜ物はせずに頂きます。時折実家で出される、
良い茶葉や豆で淹れるのは、余計な混ぜ物はしない方が美味しいですから」
ブラックマン「屋敷勤めしていた頃は、御館様が色々と拘る方なのもありまして、
茶会を開く際には最高級の茶葉を…確か、お好みだったセイロンティーを良く買いに行かされ、
茶会が済んだ後に分けて頂けたので、御館様同様には味に煩くはなりましたな…。
珈琲は奥様がお好みのサルバドルやマンデリンのを挽いてお出しして、
御厚意で他の使用人達と共に卓に着いた時に一緒に頂いていましたので、
こちらも自然と舌が肥えてしまったのか、あまり質の落ちる物は受け付けなくなりましたな…」
ユウ「さっすがお金持ちの家は違うねー。結構贅沢してるじゃ〜ん?」
飲み物一つでも育ちの落差を感じさせられますよねぇ…。

>>163
寿人神父「…? 何でしょう、それは?」
ブラックマン「初めて聞く名前ですな。はて、如何なる物でしょうかな?」
彩千夏准尉「自衛官の間で採用されている物でも無さそうだな。
…まあ、自分が辞した後に正式採用されていると言うのならば解らんが」

我々が99行区入りして事故に巻き込まれた頃合で発表された新商品、とかでは…?
ユウ「でも、それだったらその後どっかでCMの一つ二つはやってそうだけどなぁ…」
神崎「既に出回っている商品にしては、揃いも揃って誰も知らないのも変な話でしょう。
お祖父様やキャンプの方々の誰に聞いても御存知無いと言うのは…」
確かに、気になりますね…。済みませんが、現物があるなら見せて頂けますか?
どの様な物かも解らない、名前も初耳では何とも言い様が有りませんし。

165 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/02(Sun) 23:30
そういや黄泉華の舞台って1979年だからカロリーメイトまだ出てないね…
それじゃ誰も知らないのは仕方ないや

と言うワケで未来から何個か持ち込んだんで皆さんで適当にドゾー

つ カロリーメイト(ブロックタイプの味5種類×9)

166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/03(Mon) 14:45
この中で読書が趣味って人はいる?

167 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/05(Wed) 12:50
>>165
ああ、コレがその「カロリーメイト」なんですね。どれどれ…。
寿人神父「ふむ、確かに美味ですね。
しかも、しっかりしている割には噛むとほろりと崩れる歯障りも良い」
ブラックマン「この柔らかさは、歯の弱った年寄りには有り難い物ですな」
彩千夏准尉「五種類の味があるのか…。癖の少ないプレーンが一番だ」
神崎「お菓子感覚の食べ易さが今までの保存食とは一線を画していますね。
カンパンやリッツ・クラッカーよりもこちらの方が断然いいですよ」

私はチョコレートのがいいですね、見た目も味も。
しかし、未来のとか仰いましたが…こんな食べ易くて味の良い保存食があるなんて。
どの位経てば世に出回る様になるんでしょう?
ユウ「けど、手頃でおいしいのはいいのに口から水気が取られちゃうのはなぁ…。
このタイプの保存食にはいつの時代のも付きモノな弱点なの?」

>>166
あ、はい。それ、私です。
ユウ「そういやマコト君、昔から本好きだったもんねー。
図鑑でも絵本でも、何でも目についたら読み漁ってる位だったしさ」
寿人神父「ベストセラーも幾らか持ち込んでましたよね、課長さん?」
ええ、推理小説と最近の異世界冒険物を何冊か。
ただ、事故と採掘業務とそれに関わるトラブルの頻発の所為で、
読み進める暇も無いのが困り物ですが…ね。

168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/09(Sun) 18:00
そういや課長以外の探行士って一時雇いっぽいしバイト扱い?

169 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/09(Sun) 22:22
>>168
そうですね、仰る通りです。何せ弊社は中小零細企業ですから、
多数の探行士を雇用し続けていられる程余裕はありません。
ユウ「だから、今回も受注してから急遽掻き集めたってワケね」
はい。今回に限らず弊社は今までの採掘時もずっとそうでしたから。
大手ならばまだしも、我々の様な中小企業の探行士は、どこも皆その様な感じですよ。

170 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/10(Mon) 18:24
ダンジョン探索しかやることなーい

171 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/11(Tue) 22:19
>>170
まあ、元々採掘業を受注してわざわざ進入している訳ですし、
何より今回は未踏行区の採掘ですから、道を拓き、知る為の探索が主になるのは当然ですね。
ユウ「あたしら探行士はそれがお仕事だからねー。
しかも、今閉じ込められてて帰れる見込み無いから余計にさ」

172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/13(Thu) 05:44
チクワゲート?
ああ、知ってる知ってる
チクワの穴のことだろ
で、それがどうかしたのかい

173 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/15(Sat) 22:23
>>172
ユウ「いや、あのさ…。それ『ゲート』じゃなくて『ホール』じゃん」
そもそも突っ込む所はそこじゃないですけどね…。
ここにあるゲートの事を仰っているのなら、「チクワ」ではなく「チノワ」ですよ。
ブラックマン「最近は遠方からの民間人も飛ばされて来る事例がありますからな…。
黄泉内の知識に乏しい方がおられるのも致し方はありませんな…」

174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/17(Mon) 17:35
恐れるな!前を見て進めよ

175 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/18(Tue) 22:00
>>174
彩千夏准尉「ああ、そうだな。そうでなければ何も始まらん」
この幽閉された死地では、そうしなければ生還への道はありませんからね。
とは言え、蛮勇任せで突っ走るのは余計に死期を早めるだけなので、
全てにおいて細心の注意を払い、事と次第では退くのも大事な事です。
ユウ「何はともあれ、生き残ってナンボだもんねぇ…」

176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/18(Tue) 23:06
この中に俺のゼリーを食ったのがいるな?

177 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/22(Sat) 21:12
行方不明者って死んでる?

178 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/22(Sat) 23:35
>>176
ユウ「いきなり何よ?あたしら今日も採掘帰りで疲れてんだから、
キャンプに入った途端に変な言いがかり止めてくれる?」
ゼリー…ですか?そう言われても、何が何やら。
神崎「そもそもゼリーなんてここの備蓄の中にありましたっけ?」
少なくとも弊社の持ち込んだ分の中には有りませんよ。
菓子類が無い訳でもありませんが、長期保存が可能な物に限られてますし。
そう言う事ですから、元より備蓄の中に無い物の事をどうと言われても…。
彩千夏准尉「知らん、としか言えんな」

>>177
確実にそう、だとは言い切れませんが…。
神崎「日輪アビスもそうなんですが、置かれた環境が環境ですので、
残念ながら九割九分九厘方は覚悟した方が良いかと…」
ええ。敵性種族の黄泉族が徘徊する上に、
ましてやここ99行区は開放されて間も無い未踏区域ですからね。
寿人神父「我々が採掘の最中に発見した同業者は悉く遺骸でしたから。
それも、腐敗が進んで半ば以上は白骨化した状態のが殆どだったんです」

とは言え、極々僅かの例外もありまして…。
ブラックマン「彼のロック荒堀こと荒堀岩男(あらほり いわお)ですな。
死星の森で見かけた時は驚きましたぞ。彼は消息不明になってからずっと、
今に至るまでここで黄泉族を狩り続けておった…との事らしいですが」
たった一人でそれが可能なのは、流石は「伝説の探行士」だからこそ…と言うべきでしょうね。

179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/23(Sun) 20:45
サラリーマンも戦う時代になったんだー

180 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/24(Mon) 23:43
>>179
まあ、戦いも生業の一つである業種ではあるんですが…。
彩千夏准尉「課長は正にそれ、だろう。
スーツ姿の会社員が炎や雷で並み居る魔物を焼き払っているのだからな」
開道や大石の親父なら刀振り回して斬り刻んでいると言う、
コレはコレで更に洒落にならない物騒な絵面になりますがね…。
寿人神父「企業戦士とは、課長さんみたいな人にこそ相応しいですよね」
…本来の意味とはかけ離れてしまっているでしょうがね、それは。

神崎「まあ、僕らの様な学生ですら異形相手の切り札として、
日夜死闘に明け暮れている様な御時世ですから…。
会社員がそうであっても、別に驚くべき事でも無いでしょう」
ユウ「いやいや。剣一君、それ感覚マヒり過ぎだって…。
あたしらみたいなのは飽くまでも特例中の特例って事忘れちゃダメだから」

181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/25(Tue) 18:17
課長〜飲みに連れてってくださいよ〜

182 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/28(Fri) 18:00
>>181
あの…今の状況、解ってます?
彩千夏准尉「地上との唯一の連絡口のチノワゲートが、
現状機能不全で帰還出来んのだぞ?行ける訳が無かろうが」
ブラックマン「…現実逃避と言う物でしょうな、コレは。
常に死と隣り合わせの過酷な環境に幽閉されて抜け出せる見込みも無いとあらば、
斯様に享楽に溺れ、逃げたくもなる物ですかな…」
ユウ「ま、飲み屋には行けないけどワンカップ位ならココにもあるから…」
明日も明後日も探索行があるんです、酒気帯びは厳禁ですよ!!
ユウ「ちぇ〜」

183 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/05/29(Sat) 20:37
はぁはぁ、やっと出口だ……

184 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/05/31(Mon) 20:28
>>183
寿人神父「どうやら無事に戻られたみたいですね、お疲れ様でした。
一先ずはテントに戻ってゆっくり休むと良いでしょう」
流石に99行区内の話だけとしても、深部から徒歩での帰還は相当な難事ですからね。
ユウ「あたしらは『キカンの花』があるから、帰りだけは楽でいいけどねー」

185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/01(Tue) 18:28
課長が行方が分からなくなったら俺の仕事だ

186 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/05(Sat) 18:18
>185
それは頼もしい事ですね。
彩千夏准尉「とは言え、課長の代わりとは現場監督の代行だぞ?
そう言った経験が無ければとても勤まらんがな」
ユウ「そーそー。あたしらみたいな臨時雇いの探行士じゃねぇ…」
まあ、用心に越した事はありませんが…そうそう消息を絶つ様な事にはなりませんよ。
万が一があっても、現状は再生の加護で死に戻れますし。
ブラックマン「安心して良いのかどうかは何とも言えませんがな…」

187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/07(Mon) 16:18
>再生の加護で死に戻

ドラクエの勇者やん、それ

188 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/08(Tue) 04:02
どうでもいいけど今どの辺まで進んでんの?

189 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/12(Sat) 22:47
>>187
ユウ「どらくえ…? 何それ?」
勇者、と言うと…異世界冒険物に有りがちな主役の人物で、
高貴な血筋の末裔や、場合によっては異世界から別の異世界に呼び込まれた、
神の加護を得て魔王や邪神と言った悪しき存在の首領を討つ為に選ばれし者、の事ですよね?
寿人神父「そんなお伽話や冒険活劇の主人公が僕達と同じだ…と?
使命を果たすまでは志半ばで力尽きても甦り続ける加護だなんて、余程愛されて期待されているんですね」
彩千夏准尉「裏を返せば、諸悪の根源を絶つまでは死すら許されない生き地獄だがな。
それが選ばれし勇者とやらが自ら望んだのでは無ければ、最早只の呪いだろう」
…かも知れないですね。けれど、私達にとってはむしろ有り難い。
皆、是が非にでも生きて帰らねばならぬ理由があるから、辛かろうが苦しかろうが…生き続けられる事が何より大事な事。
どんな理由であれ、ルキがそれを私達に望んでくれた事は何よりも嬉しいですね。
ユウ「だよね。だからこそ、あの子にも幸せになって欲しいよね」
ええ。これからも皆で頑張って生き抜きましょう…必ず!

>>188
ああ、はい。お陰様で何とか大聖堂の探索を済ませ、
今は死星砦の方に足を伸ばしている所ですよ。
ユウ「罪人の教皇ルミナリスって羽根付きの一つ目女、めっちゃ手強かったよね〜」
彩千夏准尉「実力は確かだが、遣り口が汚いにも程がある。
あの侍従の女共の不意討ちさえ無ければ、初手から窮地に陥る事も無かった物を…!」
ブラックマン「とは言え、互いに生き残りと勝利を掛けた闘いならばそれも打つべき手の一つ。
武道や騎士道の下の試合では無いのだから、卑だろうと劣だろうと上策ならば即打つのが当然。
された事を呪うよりそこからの巻き返しの一手が大事なのだよ、海野君」
…手厳しいですね、Mr.。まあ、そこは私も同感ですが。

190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/21(Mon) 20:18
レベルを上げると言って奥深くまで行った人から連絡が途絶えました

191 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/22(Tue) 20:00
>>190
そうですか。それで、どちらの区域のどの層まで?
一先ず今動けるのは我々だけですので、今から捜索に向かいますが。
ユウ「もし命落としてたらその時点でこっちに戻ってるけど、
それが無いって事は、向かった先で動けなくなってるって事だからねぇ」
何れにせよ、危機的状況で進退窮まっているのは確かでしょう。
可能な限り救出は急ぎたい所ですね。

192 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/22(Tue) 20:31
課長さん達・・・無理しなくていいんだよ
200でスレッドストップもありだよ

193 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/23(Wed) 21:18
>>192
お気遣いありがとうございます。
ここ暫くは業務の多忙により思いの他時間が取れずに、
こちらに顔を出せる頻度が減ってしまっていましたが…。
ユウ「もう何も出来ないって程追い詰められてるとかじゃないから、
そこんトコは安心してよ」
…そう言う事ですので、我々はまだ大丈夫です。
出来る限りはとことんまでやってみせますよ。

194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/23(Wed) 21:20
よく言った課長
褒美としてユウちゃんを俺の嫁にしてやろう

195 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/23(Wed) 21:40
アンタらの中で楽師はいねぇのか・・・?
退屈な心を癒してくれるのは音楽だぜ

196 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/25(Fri) 20:48
>>194
ユウ「はぁぁあぁぁあぁ!?」
彩千夏准尉「…ちょっと待て。何故課長への褒美が、
辻本をお前に嫁がせると言う話になる?」
神崎「むしろそれ、勇子さんにとっては罰ゲームでは…?」
…と言うより貴方への褒美でしょう、それは。
ユウ「まだマコト君や剣一君が相手だってんならまだしも、
アンタみたいなポッと出のワケわかんない奴のになるとか…ってそぉじゃなくて!
あたしを賞品みたいに扱ってんじゃないわぁぁぁぁぁ!!」

>>195
いえ、残念ながら…。
音楽や芸能関係が専業な方は言うまでも無いですが、
普段から趣味の範囲内で嗜んでいる、と言う方もちょっと…。
ブラックマン「娯楽として聞く分には兎も角、
自ら歌う、弾くと言う分に関しては経験も無いですからな」

寿人神父「まあ、様々な音楽や歌の番組はありますし、
キャンプに戻れば、時間さえ合えばラジオで何かは聞けますよ」
ユウ「ま、大体流れてるのはヤザケンの新曲だったりするけどねー。
他は『ザ・ベスト7』のヒット曲のどれかは流れるかなぁ…」
クラシック系列なら『表題の無い音楽会』辺りもお薦めかも…です。
CMを挟まずに聞き続けられるのが良いですね、私としては。

197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/25(Fri) 20:55
こんな所でクリスマスを迎えたら涙が出そう・・・

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/25(Fri) 21:29
皆さんの好物を教えてください!

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/25(Fri) 22:43
この中にお医者さんはいらっしゃいますか?

200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/25(Fri) 23:57
200まで来たか

201 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/26(Sat) 23:57
>>197
彩千夏准尉「ま、まあ…何だ。言いたい事は痛い程良く解るんだが…」
寿人神父「探行士をやっている以上、黄泉で土、日、祝を過ごす破目になるのも有りがちな、
私達にそれを向かって言われても…ですね」
と言うより…こちらに当出張所を開設した日がまさにそのクリスマス、な訳なのですが。
神崎「しかも、開設当日に新手の黄泉族らしき者の急襲まであったそうじゃないですか…」
ユウ「もぉのっけから踏んだり蹴ったりじゃん…コレって」

>>198
私は以前に少し話した事がありますが…カレーや梅干等の、
辛味や酸味を少し強めに効かせた物が好きですね。
その中でも鳥笹身の梅肉和えが個人的に一推しです。

神崎「僕は特にコレと言った好き嫌いは無いのですが、
素材の持ち味を十全に引き出す様な調理を心掛けた料理が良いです」
寿人神父「私は…まあ、口にすら出来ない様な酷い不味で無ければ何でも」
ブラックマン「私めはイタリアンやフレンチ…ですかな。
仕えていた家では、食卓に供されるのはほぼそれらの料理の何れかでしたからな」

彩千夏准尉「自分は即席や手打ちを問わず饂飩とラーメンだな。
まあ、仕事柄口にするのは大抵インスタントなんだが…」
ユウ「あたしはビールに揚げ物やツマミになりそうなのなら何でもいいや。
ま、一番はキンキンに冷やした生にアツアツの唐揚げやフライかなぁ」

>>199
ええ。只今、キャンプ内に待機しておりますが急患でも?
ユウ「医療ミスの責任おっ被らされて四苦八苦してる新米女医だけど、
そんなのでも良かったら今から呼んで来よっか?」

>>200
…ですね。長い様で思いの他早かった気もします。
ユウ「残る罪人もあと二人…ってトコだしね。まだまだ気合入れて頑張らなきゃ!」
彩千夏准尉「まだ道程は半ばですら無い。
まだまだ長い付き合いになりそうだが、今後とも宜しく頼む

202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/27(Sun) 02:22
それなりに付き合いも長いしそろそろ課長とユウ以外のメンツも自己紹介よろ

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/27(Sun) 17:08
汚物はファブリーズで消毒だー!ヒャッハー!

204 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/27(Sun) 22:37
>>202
ブラックマン「ふむ…仰る通り。顔馴染の方も増えつつありますし、
互いに親交を深める為にもそうすべきでしょうな」
寿人神父「状況が状況ですし、今後も長い付き合いになりますからね」
神崎「では、まずは僕から…」

氏名:神崎剣一(かんざき けんいち)
略名:神崎
部署:採掘課
経歴:ヤングマン
職種:斬術工
私物:剣道の手拭い

【特記事項】
特務隊エクスの隊長にしてエース。
黄泉内で消息を絶った御舟を探して、単独99行区へ乗り込み、
K社のキャンプにて御舟と合流。

ブラックマン「さて、次は私めの番ですな」

氏名:白神玄造(しらがみ げんぞう)
略名:ブラックマン
部署:採掘課
経歴:ブルーカラー
職種:闘術工
私物:パンチングボール

【特記事項】
幼少の頃から数十年に渡りとある華族の家に仕えていたが、
前当主の死を機に解雇され、終身雇用先を求めてK社を訪れた元執事。

寿人神父「はい、次は私ですね」

氏名:久我澤寿人(くがさわ としと)
略名:寿人神父
部署:採掘課
経歴:ホワイトカラー
職種:聖術工
私物:聖書

【特記事項】
都心の小さな教会に赴任したばかりの神父。
しかし、実母のこさえた多額の借金が原因で止むなく金策の為、
単身K社を訪ねる事に。

彩千夏准尉「…〆は自分か」

氏名:海野彩千夏(うんの さちか)
略名:彩千夏准尉
部署:採掘課
経歴:ブルーカラー
職種:防術工
私物:ジャンピン中敷き

【特記事項】
海自在籍の自衛官だったが、
探行士の父親が黄泉で殺害された事で職を辞し、
復讐の為にK社の探行士となり、仇の黄泉族を追う。

神崎「駆け足での自己紹介になりましたが、まあこの様な感じですね」
では、改めて…我々有限会社カサンドラ採掘課の新見班一同を宜しくお願いします。

>>203
…うわっ! い、いきなり何を…!?
彩千夏准尉「コレは、スプレーか…? 殺虫剤やラッカーの類では無さそうだが、
だからと言って直接人に向けて浴びせると言うのは感心せんな」
寿人神父「消毒、と言う事は何らかの薬品…なんですか? そのファブリーズって名前は初耳ですけど」

ユウ「んー…でも、なんかそれ吹き付けられてからやな臭い和らいだ感じが」
消臭効果があるのならそれは有り難いですね。
何分閉鎖環境で清掃が追いつかない場合もあって、異臭が篭りがちになりますから。

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/06/27(Sun) 23:06
氏名が白で略名がブラックで経歴がブルーとはカラフルな旦那だぜ

206 名前:猫の群れ 投稿日:2021/06/29(Tue) 14:06
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さんだ)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(お腹空いた〜)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(鶏ささ身ちょーだーい)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(僕は白身のお魚欲しいな〜)
.c(,_uuノ

207 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/06/29(Tue) 18:00
>>205
ブラックマン「『黒なのに白とはコレ如何に』と言うのなら、
それはもう飽きる程言われはしておりましたが…此度のは中々に斬新な言い様ですな」
ユウ「ま、見た目的には頭真っ白な黒尽くめ…だけどねー、この爺さん」
「ブルーカラー」と言うのは、飽くまでも職業的や生業的な分類の呼称ですから。
Mr.の場合はその分類の呼称の語源である服装だと言う訳でもありませんし、
カラフルだと言えるのは、本当に各々の名を表す色の種類の豊富さ…だけですね。
寿人神父「言ってしまえば、私も『ホワイトカラー』ではあるんですが、
外見的な意味での白い要素はほぼ皆無に近い…ですね」
彩千夏准尉「久我澤の場合は、逆に着衣の配色がばらけている位だしな」

猫の群れ(>>206
神崎「おや…猫、ですか。何故こんな所に…?」
ん? あ、ああ…この前腹を空かせていた子かい?
しかも、何か数が増えているみたいだけど…この調子だと、
巻き込まれて取り残されてしまったのが他にも三匹も居たのか。
彩千夏准尉「大丈夫なのか? 見た所、妙な気配はまだ感じないが…」
猫その物の姿の黄泉族は居ませんし、結構人懐っこいですから大丈夫でしょう。
…やれやれ。また腹を空かせているのかな、しょうがない。ほら、食べな。

ユウ「うわ、ちょ…何してんの!? コレあたしの魚フライだって!」
…白身魚が好物なんですかね、こっちの子は。
しょうがないな、私の取り分の鱈フライがあるからこっちを食べな?
油分が強いと身体には良く無さそうだから、衣は剥いで…っと。

208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/07(Wed) 20:44
モンスターがウヨウヨしてるのはなぜ?

209 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/07/08(Thu) 19:00
>>208
モンスター? ああ、「黄泉族」の事ですね。
その事に関しては、未だ詳細は不明としか言い様が無いのですが…。

彩千夏准尉「今現在我々が採掘を行い、幽閉されているこの『黄泉』こそが、
奴ら黄泉族の元々の生息地帯であるから、だな」
ブラックマン「その黄泉自体も25年前に、
まさしく突如、かつての杉並の所在地に現出した謎多き構造体…ですからな。
少なくともそれまでは地球上には存在していなかった、謎多き来訪者でありましょう」
そして、超資源「アルゲン」に満たされたこの地で無ければ生命を維持出来ないので、
黄泉の中でのみ、生息と活動をしている…と言った所ですね。
寿人神父「端的に言うと、人智では計り知れぬ異界だからこそ、と言う感じでしょう」

210 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/09(Fri) 19:55
俺のための装備を用意してくれ

お下がりじゃなくてな

211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/10(Sat) 21:04
これ、あげる。つチョコブラウニー

212 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/07/10(Sat) 23:45
>>210
彩千夏准尉「…お前な。それは少しばかり贅沢が過ぎるぞ」
神崎「まず、人に物を頼む態度としても初めから居丈高なのはどうなのか…」

寿人神父「まあ、御希望は解らなくもありませんね。
他人の使い回しや血汗に埃塗れの拾得物を流用と言うのも、
普段は強要されると気分の良い物では無いでしょうし」
ですね。そんな方々には融合炉でアルゲンを使い精製した物を支給しています。
現状ならば真銀製の武具が我々のキャンプで精製可能な最高品質の物ですが、
それで宜しければ、普段使っている得物や希望の防具を教えて下さい。

ユウ「…純粋な新品って、実は真の意味での最高品質は絶対無いんだよねー。
だから、探行士連中は拾い物ばっかで色々賄うのが主流なんだけどさ」
ブラックマン「そこは採掘を何度も経験すれば何れは嫌でも理解出来る事。
今はそちらの御仁の好きな様にさせておくと良かろうて」

>>211
神崎「おや、コレは…ブラウニーケーキですか?」
ありがとうございます。基本は保存食漬けの我々にとっては、
こう言ったお菓子の類は中々に嬉しい物です。

ユウ「アンタ太っ腹じゃーん! んじゃ早速…」
…ユウ姉さん、抜け駆けは駄目ですよ?
一先ずは頂いた分をキャンプの皆の数の分だけ分けて…。
ブラックマン「甘い物ならば、紅茶も欠かせませんな。
ティーバッグの物だけですが、コレでも有るだけで恵まれておりますな」
…ええ。ではMr、そちらの方の準備はお任せします。
では、そちらの住居テントの中までどうぞ。

213 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/15(Thu) 18:23
皆が脱出したら食いたい御馳走はなに?

214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/17(Sat) 08:13
自分の人生を養えるくらい稼いだかい?

215 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/07/17(Sat) 20:46
>>213
ブラックマン「ふむ…そうですな、私めはフレンチかイタリアンのコースで。
久方振りに、亡き旦那様と共に食した馳走の数々をもう一度頂きたい物です」
神崎「僕は何か手作りの料理が食べたい所ですね。
流石に保存食や携帯食の類はいい加減飽きが来ていますから」
…そこは同感ですよ、神崎さん。
私は何か新鮮な食材で適当に色々と作って食べたいです。
炊き立ての御飯に沸かしたての味噌汁とかね。

彩千夏准尉「事後については何も考えてなかったんだが…そうだな。
父の位牌の前で報告が済んだら、父の好物だった素麺を肴に一杯やろうかな…」
ユウ「飲むんだったらあたしはやっぱ焼き鳥にフライだわー!
…一応こっちでも冷凍食品はあるけど、店での焼き立て揚げ立てとは比べモンになんないからなぁ」
寿人神父「私は久々にたこ焼きが食べたいですね。
あ…明石風のアレとかラジオ焼きも出来れば食べてみたいです」

>>214
ユウ「んー…それって、一生遊び暮らせるレベルって事ぉ?」
…どうでしょうね。各種の最高級回復ピルを精製可能な分のアルゲンがあれば、
その分だけで外車数台の購入か豪邸一つ建てられる程にはなりますか。
彩千夏准尉「何れも万単位のアルゲンを精製に要するな。
が、その程度では流石にそれは少し厳しいだろう」
寿人神父「分不相応の贅沢や豪遊をしなければそれでも十分な気はしますよ。
とは言え、私の場合だとあの女がこさえて今まで膨らませた借金を完済するのもまだ厳しいですが」
現状は60万程の蓄えはありますが、キャンプの社員全員に分配する事を考えると、
一人頭は流石にまだそこまで行き着く程では無い…と言わざるを得ませんね。

216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/17(Sat) 20:51
地下は死体の山?

217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/18(Sun) 01:01
モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。
死んでも諦めずに強くなりなさい。
勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。

218 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/07/18(Sun) 20:15
>>216
常に死と隣り合わせの空間だとは言え、
軍隊同士の大規模な激突があると言った様な事はありませんし、
そう言うに相応しい程死体が出る様な事はまあ無いです。
ブラックマン「まず黄泉族は命尽きると共に消滅してアルゲンの光と化しますしな…」
神崎「『再生の加護』で守られている僕達の場合は、
死んでしまう事があっても蘇生した上でこのキャンプまで戻って来れますから、
そもそも死体が残ると言う事すら稀…ですね」
寿人神父「とは言え、私達より前にこちらに踏み込んでいた探行士達や、
理由は不明ながらも肉体が消滅せずいた黄泉族が、
行区内で骨を残してほぼ朽ち果てているのは見かけますが」

ユウ「てか、ココに閉じ込められてから一度だけそんなの見てるじゃん。
ほら、ヨミテンの連中が居た第2キャンプでさ…」
…え、ええ。アレは文字通りの「死体の山」と言うべき惨状でしたね。
あのキャンプに居て生き残れたのはルキだけでしたし。

>>217
彩千夏准尉「…唐突に何だ?」
ユウ「勇者だ魔王だってのは兎も角、それ…普段あたしらがやってる事だよねぇ」
ですね。黄泉族を狩り、未踏行区内で様々な物資を発掘し、
金銭的価値が高い超資源に変換したり、その物を発掘する事を繰り返し、
再生の加護に守られながら、傷付こうが命を落とそうが何度でも蘇り、繰り返す…。
コレは確かに、現状での我々の日常ですね。

神崎「しかし、この長いフレーズ…どこかで見た様な。
ああ、そうだ! 確か、先週辺りで出るらしい新たな冒険物語がこんな名前でしたよ!」
言われて見ればそうですね。私が幾らか持ち込んだ冒険物語の小説の中にも、
こんな感じの妙に表題の長いのが数点ありました。
こう言うのは世間では確か…「やろう系」とか呼ばれていたジャンルだった気がします。

219 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/23(Fri) 12:21
この世界の東京は地獄なのか(戦慄)

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/24(Sat) 16:41
今更ながら略名が一部の神崎とユウを除いて略名になってない件について

221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/24(Sat) 17:26
そういやルキって神の子で異世界から来たって事らしいけど
その異世界の神ってのはどんな奴なんだろうなあ・・・?
子って呼ばれてる奴が無限自動蘇生の力持ってるんだから
その親って言うべき神も相当な力の持ち主だろうし

222 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/07/24(Sat) 18:00
>>219
さ、流石にそれは言い過ぎでは…?
ユウ「そうは言っても、化け物が徘徊してる謎の構造体があるんじゃねぇ」

神崎「そちらはまだ、その化け物…『黄泉族』が外に出ないだけまだマシでしょう。
日輪区の『アビス』に巣食う『異形』に関してはその限りではありませんし」
その異形達は特務部隊「XTH」の尽力で抑えられている様ですが、
コレに関しては、確かに黄泉族を上回る脅威ですよね。
まあ、現状はどちらについても「一部に危険地帯が存在する」…位の話なだけかと。
地獄に喩える程には大袈裟では無いかと思います。

>>220
彩千夏准尉「…言われたな」
神崎「ええ、やっとツッコミが入ったか…って感じですね」
本当に今更ですよ…。
まあ、その「略名」に関しては「通称」や「愛称」の類を書かれる人も多いですし、
私の場合も苗字+役職名な物ですから、文字数がフルネームを上回っただけの話な訳で。
ユウ「そこは項目名の設定とか表記ミスだよねー」

>>221
それについてはルキからの思い出した分の又聞きになるんですが、
元々は光と闇、中立の象徴たる竜の三柱の神々が居た…らしいですね。
ブラックマン「ただ、今の時代には三柱の神々が『至宝ヨミ』とやらの力で融合させられ、
『統一神アルダー』なる唯一絶対の神へと変質した…と聞いております」
彩千夏准尉「その神の下で彼の地の民は全て人と魔物が合一したかの様な、
異形なる存在へと変質してしまった、とも聞いたな」

寿人神父「…我らが主と同じく絶対的な力を以って数々の奇跡を行使してはいる様ですが、
話を聞く限りでは、むしろ異教の邪神とか悪魔の所業その物にしか思えませんよ…」
ユウ「大聖堂に飾られてるソイツの像見た感じ、もぉ完全にただの化け物だわありゃ。
教祖も教祖で何もかもアレだし、絶対ロクなモンじゃないって…」

223 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/24(Sat) 21:46
課長、僕死にたくないっす!!!!!!!!!!!!!!

224 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/25(Sun) 11:00
こんなこともあろうかと、黄泉にソフトクリーム製造機を持ち込んでました!
はい、これをどうぞ!つソフトクリーム


225 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/07/25(Sun) 22:00
>>223
いやいや、我々は現状不死身でしょう?
…正直な話、その事自体は稀に見る幸運どころの騒ぎではありませんが。
ユウ「課長課長、多分そぉ言う事違うって。
ガチでは死なない…ってか死ねないけど、死にまくるじゃん普通に」
神崎「勇子さん、それではちょっと解らないですよ…。
要は、この場合死んでもその度に蘇生してキャンプに戻る訳ですし、
死んで終わりでは無いだけで、死ぬ事は何度でも経験出来るんですよね…」

ああ、そう言う事ですか…。
貴方が探行士ならば何事に於いても細心の注意を払い、
部隊員同士との連携を蜜に取り、可能な限り安全を確保するより他はありません。
そうでない巻き込まれた一般人ならば、キャンプ外には出ない様に。
一歩外へ出れば、一切の安全は保障出来ませんから。

>>224
彩千夏准尉「いや、待て。この事態を予測した結果がそれか?」
…ま、まあ業務外の物資に関しては、各個人で用意しての持ち込みに制限はありませんし、
公社の検閲で止められたと言うので無ければ問題はありませんが…それにしても、
また随分変わった、と言うか意表を突いた物を持ち込みましたね…。
ユウ「ま、細かい事はこの際イイじゃん!
こんのくっそ暑い時期だし、冷たいのは助かるわぁ!」

寿人神父「辻本さんは相変わらずですね…。
けれど、まあ…それ位割り切って楽しめるのは大事かも、ですか。
あ、ありがとうございます。後は、テント内の皆さんの分も…」
気分転換にも良い事は確かなんですが、流石に材料の調達が困難なのは同じですので、
今後の利用に関しては計画的にお願いします。特にこう言うのは…ね。

226 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/30(Fri) 08:51
黄泉の気温ってどんな感じ?エリアによっては暖かったり涼しかったりするの?

227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/31(Sat) 16:18
黄泉で罪人ってどういう意味合いの代物?

228 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/07/31(Sat) 22:44
>>226
そうですね…99行区自体はよくある坑道のそれですから、
全体的には暗くひんやりとした地下道…ですかね。
ユウ「マーフィンの居た巡礼墓地って、どぉ言うワケかいっつも雨降ってるのよねー。
んでいつ行っても真夜中だから、ジメジメして冷たいったらありゃしないわ」
寿人神父「そこから向かえるアルダー教の大聖堂もそうなんですよね。
あちらもいつも真夜中な所為か、結構涼しいですよ」
錬金王の塔も似た様な感じですね。時間が真夜中なのも同じですし。
死星の森も常に夜ですが、あちらは猛毒の湿地帯なせいか少々蒸し暑く息苦しいですが。
彩千夏准尉「森から向かえる砦は多分昼間…かもな、あの明るさを考えるに。
それに、機械兵共が一触即発の雰囲気で未だに活動しているからか、妙に熱気を感じる…」
ユウ「悪趣味金ピカの塔から行ける『臥竜の森』もほぼ水場だから湿っぽいかなぁ。
ま、こっちもいつも夜だし少しムシムシする位だわ」

>>227
彩千夏准尉「ふむ…そうだな。それぞれの未踏区域の黄泉族共の中で、
頭一つ飛び抜けた力を有する黄泉族の長…と言う所だろうか」
看守長に矯正官、マーフィン公爵にルミナリス教皇、二人の死星天使と、
死星同盟の長たる三人の闘士は組織や軍、施設の構成員を束ねる者ですし、
大体は間違ってはいないと思いますが…。

寿人神父「99行区下層の二首竜の戦車は打ち捨てられた超兵器…みたいな感じですから、
アレについては純粋にあの区域の黄泉族の強者、なだけでしょう」
ブラックマン「塔に幽閉されていた錬金王は、今の世に倦み疲れた世捨て人…みたいな物、ですかな?
まあ、彼の被造物たる黄泉族が徘徊しておる様ですし、塔の長ではあるんでしょうがな」

ユウ「んでも、ちょおっと気になる事あるのよねぇ…。
ほら、大聖堂に殴り込んだ時にラジオの男が言ってたじゃん」
ああ、そう言えば…。
確か「黄泉族は異界の魔物をアルゲンが再現した物だが、罪人はこの世界の人間だ」…と。
罪人達が散り際に遺した品々も、名だたる犯罪者達縁の品であるとの情報も入っていますが…まさか。
神崎「融合炉の遺品解析結果を見る限り、収監されても尚突如消息を絶った死刑囚の物もある様ですしね。
…今更ながらですけど、本格的に踏み入ってはならない領域に踏み込んだ気がしますよ、課長」
ユウ「頭痛くなって来たわ…。とりあえず、罪人も残りは『臥竜の森』の奴だけだけど、
今度はどんな奴らなのかなぁ…?」
錬金王曰く、竜の子孫の三つ子らしいですが…どうなんでしょう。
言葉通りの連中とは思わない方がいいと、灰十字さんには言われましたけど。

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/01(Sun) 12:07
>竜の子孫の三つ子

頭からキノコ生えたオッサンだよw

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/04(Wed) 13:01
ここだけの話、黄泉関係で凄い人と言えば矢沢研二と久世戸総裁だろうけど
実際問題人気はどっちの方が上なんだろなー?
この前の見た番組じゃぶっちぎりで総裁だったけど、なんか納得出来なくてさー

231 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/04(Wed) 18:49
>>229
寿人神父「は、はは…。いやいや、幾ら何でもそれは流石に冗談が過ぎるでしょう」
仮にも「竜」を名乗る一族、なんですよね?
そこまでアレだとは思いませんが、まあ「百聞は一見に如かず」とは言いますし…。
彩千夏准尉「まあ、会えば判る事だ。行くぞ」

                       -数分後-

寿人神父「…ホンマやった」
ユウ「なんかトッシーがショックで壊れてる…。
でも、あんなの見ちゃったら…ねえ?」
頭の見事な茸は兎も角、竜と言える要素が微塵も無いとは…。
しかも、アレ程の自堕落振りを見せ付けられては、色々と絶望したくなるのも解りますよ…本当に。

>>230
ブラックマン「もしかすると、それは『クイズ100人に電話しました』の話ですかな?
アレでしたら流石に止むを得んでしょう。質問が『最も尊敬する人』でしたからな」
久世戸総裁は戦後日本の建て直しと発展に多大な貢献をされた内の一人ですからね。
ヤザケンは確かに探行士を初め、黄泉景気が陰り気味な今の日本に元気を分けてくれてはいるんですが、
彼の場合は尊敬を向けられる、と言うのは少し違う気がしますね。
神崎「それに、アンケート自体が黄泉公社の職員が対象だったと言うのも大きいでしょう。
仮に対象が探行士の皆さんであれば、また結果は違っていた気がします」
ユウ「そう言や管理官のおっちゃんトコにも電話アンケート来たらしいけど、
詳しい事は渋い顔でダンマリになって話してくれないのよねぇ。…何があったんだろ?」
え、ええ…まあ。ヤザケン一票の結果が色々と後々騒ぎになった様で…。
管理官殿も中々大変だった様ですし、あまり触れたくないんでしょう…あははは…。
ユウ「…ふぅ〜ん、そういうモンなのかしら」

232 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/10(Tue) 11:44
社長の耳はネコの耳!

233 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/11(Wed) 20:34
>>232
ユウ「な、何よ唐突に!?」
驢馬の耳の王様の童話でもあるまいに、そんな訳ないでしょう。
ブラックマン「しかし、言われてみるとこちらへ勤めてからこの方、
社長の耳を見た事が無かった気がしますな…。」
ええ…確かに。上手い具合に頭髪に埋もれているみたいで、
覆い尽くされてしまう様な感じで隠れてしまっているんでしょうね、いつも。

寿人神父「見た事が無い、と言えば…社長がヘルメットを外したのも、ですね。
何か拘りがあるみたいなんですが、正直色々と浮いちゃってますよね…アレだけは」
社長によれば、常に現場の感覚を持ち続ける為に必要だから…らしいんですが、
どこへ行くにもアレですんで、商談の時には変な目で見られる事も多々ありましたね…。
それでも人前じゃ絶対に外さないんですから大した物ですよ、ある意味。
ユウ「むしろそこまで意固地になって着けてんだから、やっぱ見られたくないの隠してる…とか?
例えば、傷とかハゲとかさ…」

234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/12(Thu) 16:14
歯磨きはちゃんとしてる?虫歯になったら最悪だよ

235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/12(Thu) 21:34
花は好き?自分を花に例えたらどんな種類の花になる?

236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/13(Fri) 21:00
皆さんが好きなかき氷は何味??

237 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/14(Sat) 23:50
>>234
ブラックマン「その辺は抜かりは有りませんな。
特に汚れの落ちにくい奥の方は念入りにやっておりますぞ」
ユウ「そぉ言や爺さん、この年なのに入れ歯どころか虫歯一本も無いもんねぇ。
ま、あたしらも毎食後にはきちんとやってるけど」
キャンプ内では欠かさず出来るのですが、長期に渡る採掘の最中ではそうも行かないんですがね…。
持ち出せる物も、取れる時間的猶予もそうそう自由にはなりませんし。

>>235
好きな花の事は兎も角、自らを花に喩えて…ですか?
神崎「流石にコレは僕らではなく勇子さんや彩千夏さん達女性陣向けの質問でしょう」
ユウ「だったら、あたしはやっぱバラじゃない?
ほらほら、キレイなのにはトゲがあるって言うじゃ〜ん?」
姉さんの場合は迂闊に触れると痛い目を見るのは合ってるとは思いますけど、
そう言う意味での悪女チックな危険な女のそれじゃないでしょう。
寿人神父「黄泉族との交戦時に高揚したらトリガーハッピー気味になっちゃいますしね」
ユウ「何でよ!? 二人してあたしが色気無いガサツ女みたいな言い方してさぁ!
…ま、あたしの事は一旦置いとくとして、彩千夏はどうなのよ?」

准尉殿は…そうですね、体格こそ並よりは余程優れてはいますが、
顔立ちなんかを見た感じだと、百合…なんじゃないですかね?
彩千夏准尉「自分が、か…? いや、それは違う気しかせんがな。
仮に百合だと言うにしても、鬼百合か山百合だろう」
ブラックマン「花言葉的な意味で言うなら、むしろ白百合ではないかな?
如何なる困難や苦境にも決して退かずに立ち向かうその姿からは『威厳』を感じ取れるのだよ」
ですね。美しく強い、憧れのお姉さんって感じじゃないですか、准尉殿は。
彩千夏准尉「…っ!? か、からかうんじゃない! …全く///

>>236
かき氷…ですか? 私はレモン味ですかね。
ユウ「マコト君、昔っから酸っぱ目のヤツ好きだったもんねぇ。
あたしはブルーハワイかな。ほら、青って涼しそうなイメージあるじゃん」
かき氷のシロップは味はどれもあまり変わらない甘さだったと思いますよ。
神崎「ですよね。僕は苺以外はまあ気が向いた時に食べたい色ので」

ブラックマン「私めは逆にほぼ苺ですな。
亡き御館様が苺味が大の好物で、幼き日から連れ出された際は、
ほぼほぼ毎回そればかりを馳走されておりました所為でしょう」
彩千夏准尉「自分はメロン…だな。フロートソーダも菓子類もだ」
寿人神父「私はみぞれ味ですね。課長さんの仰る通りシロップの味に大差は無いですし、
それならば原色そのままの色が着いているよりは、何も無い方が気分的に楽なんです」

238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/15(Sun) 15:03
ここから脱出出来たらみんなで社員旅行でも行きません?
ちなみに行き先はハワイとかいいんじゃないでしょうか

239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/15(Sun) 16:50
お前ら本当に根性あるなぁ…その意志に尊敬するぜ!

240 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/15(Sun) 23:36
>>238
ユウ「お、いいじゃん! 早速社長に…」
…まだ流石に気が早いですよ、ユウ姉さん。
まあ、脱出出来る…と言うか99行区内に留まれる限度辺りまで稼げば、
資金面では海外旅行数十人分程度は十分賄って余りある程にはなるでしょうが。
ブラックマン「とは言え、先ずは御家族や御友人方に無事を報告してから、ですな」

>>239
彩千夏准尉「諦めた時点で全ては終わるからな。
自分の場合は、奴を見つけ出せていない時点で始まってすらも無かろうが」
元々死と隣り合わせの稼業ですからね。
今回の事実上の幽閉とも言えるトラブルは弊社創業以来の重大危機ではありますが、
その分の見返りもやはり創業初のダントツと言える物ですし、
モチベーションの維持はまだまだ可能…と言う事です。
寿人神父「そう言う貴方もここで頑張って日々を生き延びているなら、同じくですよ。
お互い、今後もも黄泉からの生還の為に頑張りましょう。きっと、あと一息です」
ユウ「残ってる罪人もあのキノコ親父達だけだしさ。ホントあと一息だわ」

241 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/16(Mon) 08:15
罪人をすべて倒せば帰還できる見込みはあるのか?

242 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/18(Wed) 20:43
>>241
…そう、ですね。疑いたくなるのは解らなくもありません。
何しろ、その手段自体は我々をここに幽閉したと思しきあの男の言い出した事ですから。
寿人神父「とは言え、それを信じざるを得ない状況ではありますし、
罪人を倒して得た物が事態の打開を促す変化を齎しているのも事実ですので」
実際、罪人の遺した「遺品」を融合炉にくべる事で、
融合炉の機能が強化され、チノワゲートの機能が戻りつつもありますからね。
それ以外に手段が存在しない以上、現実味のある手段に見込みを信じるしか無いのですよ。
ユウ「つっても、それでアイツの目論見通り動かされてる…っぽいのが気に食わないわぁ。
それに、臥竜の森に踏み込んだ時にヤな脅し文句も言い捨てて行ったしさ」
だからと言って、今更座して終わりを待つ気などありませんよ。
脅し文句か与えられた希望とやらのどちらが真実かは、もう直ぐに解る事です。
我々が今やるのは、僅かでも希望に縋って足掻く事だけ…なんですよ。

243 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/19(Thu) 22:17
お前ら、ここから無事に脱出できても探行士を続けるつもりか?

244 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/21(Sat) 22:00
>>243
ユウ「いやぁ〜、それは無いわぁ」
寿人神父「ええ。言ってしまえば、私達は一攫千金の為に臨時雇いされているだけですし。
…まあ、今回の採掘で元を取れなければまだ少し続けるかも知れませんが」
ユウ「トッシーもだけど、シャレなんない借金持ちは完済してからが始まり…だもんねぇ。
あたしは小遣い稼ぎだからコレでも十分だけどさ」

神崎「僕はそもそもお爺さ…御舟総裁との合流は果たせていますし、
地上への帰還が叶えば一刻も早く日輪区へ戻り、
今度はXTH隊のコードライザーとしてアビスでの活動の日々になるだけ…ですよ」
神崎さんは探行士の力も得た外部協力者ですからね。
無論、コレまでの採掘で得たアルゲンの幾らかは報酬としてお渡ししますが。
形はどうあれ、弊社の社員としての活動はされていた訳ですし。

彩千夏准尉「自分は、父の仇である奴を討ち取るまでは探行士で居るさ。
探索継続の為の物資の補充はせねばならんからどの道一度は黄泉からは出ねばならんが、
それが済めばまた戻って来る…必ずな」
ユウ「そう言やアンタのお父さんの仇、まだ手掛かりも見つかってないもんねぇ」
彩千夏准尉「あぁ…。で、残るは課長と白神翁だが…」
私は元よりこの稼業を望んで来て、黄泉にまた踏み入った訳ですから。
…まあ、一時的な金策だけでも妹二人の学費と仕送り分を稼がないといけませんし、
少なくとも数年はまだまだ続けて行かねばなりませんがね。
ブラックマン「私めも今となってはこの稼業でしか生きる道は有りませんのでな。
本当の意味での『最期』が来るまでは、引退は有り得ませんぞ」

245 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/22(Sun) 21:36
助けてくれ、うわああああああああああああああああ〜(絶叫)

246 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/24(Tue) 20:00
>>245
彩千夏准尉「臥竜の森の探索は一通り済んだな…」
ええ。生息する黄泉族にもさほど強力な固体は居ませんし、
踏破は順調に済みましたが、問題はやはりあの三兄弟ですか…うん、何だ?
神崎「課長、坑道の奥の方から悲鳴が!」
黄泉族の襲撃…でしょうね、間違い無く。行きましょう!
弊社の探行士であろうと、跳ばされた民間人であろうと、捨て置く事は出来ませんし。
ユウ「そもそもウチと無関係なら『再生の加護』も働かないだろし、
なら放って置いちゃ絶対にマズい奴だからね!」

247 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/29(Sun) 05:21
元探行士ってスポーツで活躍してる奴多いよな
ロック荒堀とか長島卓とか

248 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/30(Mon) 15:35
どうでもいいけど怠惰の罪人な三つ子の頭のご立派なキノコって食えるんかね?

249 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/30(Mon) 18:07
ラスボスはやはり、ラジオの謎の男か??

250 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/08/31(Tue) 21:16
>>247
そう、なんですかね…?
その分野で大成した方々の中に元探行士の経歴持ちが居るのも確かなんですが…。
神崎「大いに注目はされますけど、言う程多い訳では無いと思いますよ」
ブラックマン「それに、長島卓に関しては事実元斬術工の探行士ではありますが、
ロック荒堀こと荒堀岩男はむしろ逆ですな」
荒堀さんはモハメド・フォアマンとの異種格闘技戦後に、
所属していた大日本プロレスを引退してこの業界に足を踏み入れ、
今や伝説の探行士とまで称される程大成しましたからね。

寿人神父「逆に探行士を引退してから大日本プロレス入りしたと言えば、
『ジャントニオ猪場』こと『猪場正至(いのば しょうじ)』…でしたかね」
彩千夏准尉「ああ。元闘術工ならではの格闘術を武器に、
ロック荒堀引退後の大日で今も最強の名を欲しい儘にしているらしいな」
数自体は決して多くはありませんが、活躍している方は目立つ…と言う事ですね。

>>248
ユウ「アンタ…それ、マジで言ってる?」
寿人神父「茸の部分だけを切除して調理すれば…どうなるんでしょう」
正直、出来たとしても毒々しいあの色のを食べてみたいとは思いませんよ…。
彩千夏准尉「薬効のある冬虫夏草でも到底その気にはなれんし、
ましてやあんなだらしない太った中年の頭に生えた物など…」
ユウ「頼まれても金積まれても嫌だっつーの…ホントにさ」
…まあ、それ以前に本体の命が尽きると同時に消滅してしまいましたがね。
どう言われようと、今更確かめる術なんてありませんよ。

>>249
どう…なんですかね。
彩千夏准尉「奴が散々討伐させたがっていた罪人は全て討ち取ったからな。
事件の黒幕と思しきあの男から現時点では何の接触も無いが、必ず何かはして来るだろう
後の方の脅し文句と言い、如何にも最後の最後で何かしでかしそうな気はするな」
ユウ「あんだけ色々仕込んでたし、散々含みのある事も言ってたからさ、
絶対アイツは最後の最後で何かやらかすと思うよ、あたしも」
恐らくは、あの男と実際に対面する事になるでしょうし、
その時に全てが明らかになるでしょうね。…とは言え、今は最後の遺物を持ち帰るのが最優先ですし、
今は奴の事になど気を掛けるような余裕はありませんがね。警戒は怠らないにしても。

251 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/03(Fri) 03:15
チノワゲートは回復した??

252 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/04(Sat) 13:13
突然ですが、皆様に報告せねばならない事があります。
…朗報、と言うには余りにも心許無さ過ぎる話ではありますが。
ユウ「課長、そこは勿体つけちゃダメじゃん」
寿人神父「いや、流石に言葉を濁すのは仕方無いでしょう。
有るべき吉報を期待していたら、肩透かしの結果だと言うのは遺憾ながら事実ですし」

>>251
ええ…少なくとも機能回復の鍵となるべき物は得られました。
融合炉に捧げた罪人十四人の魂を糧に精製した花が…そう、この「黄泉ヲ裂ク華」がね…。
ただ、この花を使いゲートを潜れるのは、一つにつき一人…だけなのです。
ブラックマン「左様。よって、キャンプの皆で相談した結果、
課長が一足先に帰還し、公社に救助を求めると言う事になりましてな」
心苦しくはありますが、社の…いえ、99行区駐留者の代表として、
必ずや助力を得て皆の所にまた戻って来る事を約束します。では、私はコレで…。

253 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/04(Sat) 15:41
課長、どうかご無事で・・・

254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/04(Sat) 17:01
おい、見ろ!チノワゲートが、チノワゲートが起動しているぞ!
しかも、あの99行区第1キャンプへのものが!

む?誰かがあの中から・・・おい君!もしやあの行区に向かった探行士か!?
今までいかなる操作も受け付けなかったゲートを一体どうやって!?
いや、今はその事は後だ。ひとまず我々と共に公社ビルまで同行願おう。
久世戸総裁が是非に会って話を聞きたいとの事だ。

255 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/05(Sun) 12:28
>>253
はい…ありがとうございます。必ず公社の職員と共に戻って来ます。
それまでの間、あと少しお待たせする事になりますが…どうか、後事を宜しくお願いします。
必ず、必ずや皆で生きて戻りましょう…!

>>254
…あ、ああ…そうか。ココは…間違いない、見間違えなど、するものか…。
黄泉公社の探行ドックだ…。99行区行きのゲート前、だ…。

は、はは…。や、やった…やりましたよ、皆さん! 無事に、戻れたんですよ!!
あの子の作り上げた花の力は、本物だった…! そして、皆の頑張りは決して無駄なんかじゃなかった!!

…え? あ、ああ…貴方方は? あ、はい…確かに、そうです。
状況のようやくの好転で浮かれ過ぎて、我を失っていたみたいで…済みません。
はい…私、有限会社カサンドラの採掘課長の「新見誠」と申します。
同行した株式会社ヨミテンの皆様と、弊社の社員にも少なからぬ犠牲は出てしまいましたが、
今日まで生き残った者達でゲート起動の鍵を探し、ようやく私一人が先んじて帰還出来た次第です…。

え…そ、総裁が!? 解りました、直ぐにでも伺いましょう。
今は、一刻も早く未だに残された人員の救出を急がねばなりませんから…!

256 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/05(Sun) 12:42
そして、それ以降新見課長の姿を見た者は誰も居なかったと言う…

257 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/06(Mon) 16:48
……次のニュースです、黄泉のアルゲン採掘現場で起きた探行士の遭難事件の続報です。
99行区にある拠点キャンプと連絡が途絶えてから1週間が経ちました。
遭難者の家族や関係者は皆、彼らの無事を祈っていましたが……その想いは通じず、
黄泉公社から遭難者全員の死亡が発表されました。


258 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/06(Mon) 16:57
うわぁぁぁぁぁん!ルキちゃんがぁぁぁ!ルキちゃんがぁぁぁぁぁぁん!

259 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/07(Tue) 22:22
…う。こ、ここ…は? あ、そ…そうだ。
確か、総裁と面会した時に恐るべき、忌まわしい事実を知らされて…。
急いで戻らなければ、帰りを待つキャンプの皆が…ッ!

>>256
く…ここは、どこ…なんだ。
何か、一つの都市中のそれ全てでも集めたかのような、
瓦礫の山だらけの、奈落の底…なのか?

早く、早くから脱出しないと…!

>>257
う…やっと、明るい所に出られたな。けれど、あの縦穴は一体…?
それに、どうして僕はあんな所に…?

いや、今はそんな事考えてる場合じゃないか。
一刻も早くキャンプに戻らなければ皆が…ん? ニュース速報、か。一体何が…?

…!? う、嘘だ! そんな…そんな馬鹿なッ!!
どうして、何で…僕ら全員が死んでる事になっているんだ!?
まさか、ラジオの男が…総裁が、もう皆を手に掛けてしまったとでも…!?

>>258
う、ぐ…! 頭が…眩暈が。こ、コレは…?

あ、ああ…そうだ、思い出した。アレから僕は総裁の命ずる儘共に99行区に降り立って、
総裁を見て驚き、恐怖に怯えるルキをあの奈落の底まで連れ出して…。
それで、ただ意識だけははっきりしていたのに…指一本動かせず、身動ぎ一つ出来ない、
そんな僕の目の前で、奴はルキを…!

や…止めろ、止めろぉぉぉぉッ!!

260 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/08(Wed) 06:34
か、課長さん大丈夫か!?一体何があったのよ!?

261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/08(Wed) 17:48
>ラジオの男が…総裁

え?mjd?

262 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/08(Wed) 20:00
>>260
あ、貴方は…キャンプに居た方、ですよね?
ようやく地上へ戻り、救援を得られると思っていた結果がこのザマですよ…は、はは!

全ては、総裁と黄泉公社の手の内で動かされていた事に過ぎなかった…。
最初から、我々は駒として生死をも弄ばれながら総裁のゲームに付き合わされていただけ…だったんです。
元より有りもしない希望に縋らされて動かされていた我々には、打つ手など何も無かったんですよ!

その上で幸せにしようとした子を失い、彼女の想いと加護までも失った…。
コレが、コレが笑わずに居られますかと…。は、はは、あはーっはっはっはっは!!

>>261
ええ、そうですよ。総裁自身が、そう言っていました。
そして、元は異世界アルダで「狂王」と呼ばれていた超人だと…ね。

まさか、よりにもよって雇い主が敵その物だった、なんてね…。
それも戦後日本の発展に貢献した人が、だなんて…。

263 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/09(Thu) 08:27
この後、どうするの!?課長!!
最後まで諦めないで!希望を捨てないで!

264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/09(Thu) 18:17
とりあえず課長は無事だったみたいだけど他はどうなん?

265 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/09(Thu) 21:15
>>263
帰って来た…。確かに、もう一度戻っては来た…。
けれど、もうルキは居ない…。それに、キャンプにも誰の姿も…。

ユウ「…!! マコト君! ホントにマコト君なの!?」
神崎「課長! 良かった…」
彩千夏准尉「しっかりしろ! 我々は全員無事だ!
…だが、たった一人を相手に全員で掛かっても太刀打ち出来んとは…ぐうっ!」
皆さん…無事、だったのですね? けれど、ルキは…。
寿人神父「その事なんですが…ルキさんだけではなく、社長も総裁に…。
済みません、私達が付いていながらこんな事に…」
いえ、アレは仕方が無いでしょう。相手は「死の森の狂王」だったんです。しかし、何故社長が…?
ブラックマン「久世戸総裁が言う所に拠れば、過去に何らかの因縁があった様ですな。
相当強い恨みを抱いておった様でしたから、良からぬ物であるのは間違い無いでしょうがな…」

そう、ですか…。希望は、正直自信は有りませんね…今の所は。
ですが、連れ去られた社長の安否の事も有りますし、
遺されたあの子の頭蓋に反応し、再び力を取り戻した融合炉の事、
何より灰十字さんの仰ったあの話に望みが持てるのであれば…まだ、全てを投げる時ではありませんね。
もう少し、まだ少し、抗わねばなりませんか…!

>>264
ユウ「ひとまず、現時点までの生き残りは一応全員…ね」
ブラックマン「ルキ嬢は総裁に殺害され、社長は拉致されてしまいましたがな…」
探行士全員と管理官殿は辛うじて無事ではありましたけど、
失った物は余りにも大き過ぎる…としか言えませんね。

266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/10(Fri) 08:22
課長、これからどうすればいい?微力ながら全力を尽くして協力するよ

267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/10(Fri) 14:43
やる気が戻ったのはいいけどまだまだ問題は山積みだよなー
取り巻く状況は更に悪化したし、備蓄や補給の事もあるから時間との戦いなのも変わらんし

268 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/11(Sat) 20:45
>>266
…ありがとうございます。
そう、ですね…貴方が探行士の一員であれば、
今まで通り業務日報の特別業務欄に今回の任務指標を出しますので、
それに従って探索の方をお願いします。
ユウ「そぉ言や課長、今のトコは何すりゃいいの?」
はい…先ずは「黄泉王の匣」と呼ばれている秘匿区域にて残存するであろう高純度アルゲンの回収、
そして現在消息を絶っている赤い服のルキを探し出し、身柄を確保するのが今回の任務になります。

神崎「あの少女の身柄の確保…ですか? 以前にクローンである彼女の血で、
狂気に陥ったルキさんの治療の為に血清を作った事がありましたが…まさか」
ええ…そのまさかです。クローンの肉体を器として、ルキを再生させる…そうなのです。
遺されたルキの頭蓋に彼女のアルゲンが残留しているが故に、
器となる肉体と高純度アルゲンを融合、再生成する事で復活させられると聞きました。
ブラックマン「ならば話は早い。急ぎその二つを抑えねばなりませんな」
…そう言う事です。貴方が探行士の一員であれば0行区西へ向かう班か、
赤い服のルキが今までに出没した区域の捜索へ向かう班の何れかに合流して下さい。
ルキの再生に必要な物の確保を急ぐ為に、手分けして探索を行いますので。
彩千夏准尉「そうではなく、保護された非戦闘員であるならばキャンプ内の雑事に従事してくれ。
現状我々が帰る唯一の場所であるこのキャンプを守るのも大事な仕事だ」
どちらにせよ、身を守る事、生き延びる事に今まで以上に気を配って下さい。
「再生の加護」が失われた今、死ねばそこで終わりですから。

>>267
ええ、そうですね…。
ユウ「管理官のおっちゃんも言ってたけど、実質黄泉公社が敵に回っちゃったからなぁ…」
寿人神父「チノワゲートも外部への接続が完全に遮断されている状態ですし、
ルキさんの蘇生の為に必要な物の探索も兼ねて、新たな脱出経路も探さねばなりませんね」
備蓄の方は、かつて第2キャンプのヨミテンの分も全て引き上げたので、
まだ暫くは持たせられるでしょうが…どの道補充は出来ないので、仰る通り一刻の猶予も有りません。
だからこそ、キャンプの総員での分担捜索となりましたが…。
ブラックマン「今までは考えずに済みましたが、新たな犠牲者も覚悟の上での探索行になりますな…」

269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/12(Sun) 14:47
ルキちゃんを生き返らせる為とはいえ、クローンのルキちゃんがちょっと気の毒だねえ

270 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/14(Tue) 17:07
>>269
…かも、知れませんね。灰十字さんは彼女の身柄の確保については、
初めから生死は問わない、とはっきり言われましたからね。
ブラックマン「ルキ嬢の新たな『器』にすると言う時点で、
あの娘の『本来の魂』とも言うべき自意識を追い出すであろう事は想像に難く有りませんからな…」
寿人神父「むしろ彼女には死んで貰った方が都合が良い…とも取れますよね」

あの子も恐らくは創造主であろう「お父様」…即ち、総裁の駒として利用され続けて来ましたから…。
それを思えば、今更ながら陳腐な表現ながらも良心が咎める様な気分ですね…。
ユウ「ちょっと意外だわ。マコト君、あの子に最初に連れて行った班のメンバー皆殺しにされちゃったし、
その時から後もずっと命狙われ続けてたから、もっと割り切ってると思ったけど」
初めはそうでも、色々と知ってしまうと変わりもする物ですよ。
だけど、それでも救えなかったルキの為ならば…躊躇いは捨てられますよ、間違い無く。
ふふ…僕は、とことんまで鬼と言うか、外道なのかも知れませんね。

271 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/14(Tue) 17:29
『こちらはA班、ターゲットである赤いルキを発見した・・・捕獲のため、各探行士を派遣されたし』

272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/15(Wed) 17:13
>>268
え?そう言うけどその件の後でも新メンバー補充できたよ?
登録限度一杯にしてなきゃ大丈夫っしょ

273 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/15(Wed) 17:45
>>271
ブラックマン「む…コレは」
Mr.? どうかしましたか?
ブラックマン「課長、死星の森に向かった部隊より通信が入りました。
どうやら、例の赤衣の娘を発見した模様ですぞ」
そうですか…解りました、彼らA班の面々には引き続き追跡の指示を。
彼女は手負いとは言え…いや、むしろそうであればこそ激しい抵抗が予想されます。
捕獲は私達が引き継ぎますので、合流の為に現在位置の座標の報告も併せてお願いします。
ブラックマン「承知。では、私どもも急ぎ死星の森へ向かいましょう」
彩千夏准尉「オオトビラの花を死星砦の入口に設置していたのは正解だったな。
お陰で森への移動への手間が省けると言う物だ」

>>272
そんな馬鹿な…。地上との連絡も遮断された今どうやって…?

???「ンなのこっそり忍び込んだからに決まってるじゃない!!」
寿人神父「うわ!? あ、あの…どちら様で?」
???「ってかやっぱりホントだったんだね、このバカ兄貴!
ウチらに内緒で探行士なんかやってるなんて!!」
…は? え…? おい、ちょっと待て! 何で、何でお前がココに居るんだよッ!?
そもそもお前、こんな所にどうやって…じゃなくて、大学はどうしたんだよ!?
???「休学したに決まってるでしょ! どこぞのバカ兄貴がいつまでも帰って来ない上に、
そのバカ兄貴と同姓同名の人が日本一の危険地帯で遭難したって言うんだから、
バイト先やら友達の知り合いやら、色んな伝手辿って探してたんだから…っ!!
それで、やっとカサンドラ社に辿り着いたから探行士の面接試験受けて、上手い事行ったから…」

…はぁ、マジかよ。アイ…あのな、お前何でこんな無茶した!?
お前にまで何かあったら、無事に戻れてもユイに何て言えばいいんだよ!?
新見妹「それはお互い様でしょバカ兄貴!」
ユウ「あー…ま、とりあえず落ち着きなよアイちゃん。
で、積もる話は置いとくとしてどぉやってこのキャンプまで来たのさ?」
新見妹「うわ、ユウ姉ちゃんまでホントに居たのかぁ…。お、お久しぶりでぃーす…って、
詳しくは後にするけど、大石サンや開道サン達と一緒に公社に直談判に来て、
んでまあ…丁度こっち行きのゲート前がゴタついてて隙が出来ちゃったから、
ウチら新規採用枠メンバーが補充物資と一緒に一時起動させたゲートに飛び込んで、ってワケ」
神崎「恐らく久世戸総裁がキャンプ入りした後の僅かな隙を上手く突けたんでしょうね…。
中々博打じみた一手ではありますが、僕も似た様な事はしていますから何とも」

ま、まあ…何はともあれ手段はある物ですね。…こちらではこんな形になりましたが。
新見妹「そゆ事なんで、コレからバカ兄貴共々よろしくぅー!」

274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/16(Thu) 12:56
あれ?普通こういう時ってまずベテランが来るんじゃないの?
新米ばっか送っても意味なくね?

275 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/17(Fri) 18:22
>>274
彩千夏准尉「即戦力を要する事態だ…と言えばその通りだがな」
新見妹「その事なんだけど…ウチらが公社に乗り込んだ時に、
総裁と兄貴達が連れ立ってゲートに入って行くの見て何かヤな予感がしたから、
シラ切り続けて話になんない警備員相手に開道サンと大石サン達がクレーマーじみた事やって、
大騒ぎしてる間についてく予定だった補充メンバーでこっそり入り込んだの。
素で暴力沙汰に慣れてるのがあの人達だけだったから、囮は自分達がやるからその間に…ってワケ」
…無茶するなぁ、開道も親父も。相手が相手だから警察沙汰にならなきゃいいけど。
まあ、無経験でも素養が有るなら後は実戦経験で補うだけだ。
とりあえず、業務日報の特別業務欄に出ている任務に就いている隊のどれかに入って、
探索がてらに探行士の業務を身体でしっかりと覚えて貰う、いいな?
新見妹「うん、分かったよ兄貴」

276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/18(Sat) 08:40
最初の頃は赤い服のルキに完敗してた課長も成長して、赤い服のルキに対抗できるほどの実力になったのは感慨深い

277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/18(Sat) 15:41
新米だけど補充人員来てんだよな?妹ちゃん以外は誰が来てんの?

278 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/18(Sat) 23:50
>>276
ええ。思えば、あの頃は…99行区入りの直後から災難に見舞われていましたね。
不意を討たれたのも有りますが、確かに純粋な実力差でも容易に捻じ伏せられましたし。
あの時彼女の飢えが満たされなければ、私も駄目だったでしょうね…。
新見妹「ちょっと、のっけから死に掛けてるじゃんバカ兄貴!! だからあんだけ言ってたのに…!」
ユウ「あん時のマコト君、ホントにズタボロだったもんねー。
息も絶え絶えで帰って来た直後も管理官のおっちゃんにドヤされてたしなぁ…」

まあ、それでも残りの面子で互いに助力しつつ努力を重ねた事で、
今こうしてあの娘も罪人達も退けると言う結果に繋がっているんですよね。
私一人だけでなく、皆の尽力もあっての結果です。
彩千夏准尉「だが、その成果は久世戸に利用され尽くされ、
あろう事か自分達はその全員の力を以ってしても奴一人に一矢を報いる事すら出来なかった。屈辱だ…!」
それは私も、いえ…キャンプの皆も同じ気持ちです。だが、まだ望みはある。
今我々に出来る事は、その気持ちを決して忘れず更なる精進をする事だけです。
ブラックマン「ですな。総裁に一泡吹かせるまでは死ねませんぞ」

>>277
ああ、そうだ。そこは私も気になってました。
まだ顔を合わせてないんだけど…アイ、お前の他は誰が来たんだ?
新見妹「んー…っと、そだねぇ。今こっちに来たのは戦術工のウチと、
聞いて驚けー! なんと、魔術工としてあのアイドルの松田響子ちゃんが来てんだぞー!」
寿人神父「え…? それ、本当なんですか!?
確か彼女、例のスキャンダルが発覚してからTVでもラジオ番組でもすっかり見なくなってましたけど」
新見妹「うん。雇われたのはウチより先だったみたい。
何でも、仕事干されまくっててヤケッパチになっちゃった結果らしいよ?」
ユウ「何てひっでぇ凋落っぷり…。落ちるトコまで落ちたって感じだよねぇ」
謹慎食らって逆切れした挙句の腹いせにコレやってる姉さんには言われたく無いと思いますけどね。
で、他はどんな人達が来てるんだ?
新見妹「後は、うーん…そだそだ。未だに持ち込み頑張ってるけどダメっぽい漫画家の子と、
この前の世界大会が潰れちゃった体操選手の代表の子と、
会社をクビにされちゃってただ今訴訟準備中なOLのお姉さん…ってトコかな」
神崎「悉く訳有りな方々ばかりですね…。まあ、でなければこんな所には出向かないでしょうが」

279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/23(Thu) 20:31
じゃー、ソロ潜りしてくるね

280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/25(Sat) 17:28
なんかアルダからの来訪者も多数99行区に流入してるらしいけどマジ?(DLC的話)

281 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/25(Sat) 23:30
>>279
ユウ「ちょった待ったぁ! アンタ、死ぬ気!?」
彩千夏准尉「何が『じゃあ』なのかは知らんが、それは見逃せんな。
単騎での特攻など黄泉ではあからさまな自殺行為だぞ」

新見妹「え? そうなの…?」
お前な…アレだけ言い聞かせたのに何も憶えてないのかよ、はぁ…。
黄泉族が徒党を組んで徘徊している中での単騎の突入なんて、
相当な実力差でも無い限りは袋叩きの末の嬲り殺しが必然の結末だから、
攻防の役割分担が出来ている隊の編成が無ければ即死に直結するんだよ…。
ユウ「そ。でもって今は『再生の加護』も無くなってるから死んで戻るのも無理だしね」
彩千夏准尉「…そう言う事だ。お前の突出がお前の犠牲だけで済まず、
ひいては救助活動で二次、三次の災害すら引き起こしかねんからな。黄泉は一匹狼を気取れる程甘くは無いぞ」

>>280
そう言えば、確か…知らぬ間にあからさまにそんな雰囲気を醸し出す方々が居ましたね。
アルダの大地からこちらに飛ばされたと言う事は聞いているのですが…。
寿人神父「どうも部分的に記憶を失っているのか、色々と要領を得ない発言も目立ちますし、
同世界の住人である筈の狂王…もとい久世戸総裁の事も存じない様でして、
本人達の発言意外の事はほぼ何も解らない状態なのです」
ブラックマン「ただ、それなりには腕の立つ方々の様ですので、
生活の保障と引き換えに探行士として協力はして下さる…との事だそうですな」
実際、我々と比べて一切見劣りのしない立ち回りを見せていますからね。
彼らの助力は現状の我々にとっては大きな助けになっていますよ。

282 名前:A班 投稿日:2021/09/28(Tue) 17:15
こちらA班、赤いルキがこちらに気付き逃走を始めた
そちらの新見課長達とこちらの班で挟み撃ちにしようと思う
座標は〇〇の□□だ、足が速い為、至急こちらへ来られたし

283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/09/28(Tue) 20:02
不気味な魔物が多いねぇ

284 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/09/29(Wed) 18:30
A班(>>282
…む、通信ですか。
彩千夏准尉「こちら新見班の海野だ。…そうか。
課長、あの娘がA班を察知した途端に逃走を始めたらしい。
今は辛うじて追跡が出来ている様だが…」
そうですか、解りました。こちらも今死星の森の同区域に踏み込んだばかりです。
そちらの提示する座標ならばさほど時間は掛かりませんね…急ぎましょう。
彩千夏准尉「そうだ、今奴を逃がすわけにはいかん。
指定の座標には既に向かっている、そちらも引き続き追跡してくれ」
くれぐれも合流まで無茶はされぬ様…。今の我々に死は最悪の脅威ですから。

>>283
ユウ「ま、異界の化け物だからンな感じでしょ」
なまじ地球の既知の生物の融合体の様な物が大多数であるからか、
余計に黄泉族には嫌悪や恐怖を想起してしまうのかも知れませんね。
神崎「日輪アビスの『異形』もまあ似た様な物…でしょう。
尤も、異形の場合は凶暴化、ないしは外見的に巨大化した既知の生物も多数存在しますが」

新見妹「けど、『トリネズミ』みたく結構可愛いのも居るよね?
この前TVで見た『ジャイアントネズミ』のチュウチュウみたいなの」
寿人神父「ええ。ですが、アレも列記とした黄泉族ですからね。
余程の気紛れでもない限り、出会えば命の遣り取りは当然な位に、
害意と殺意の儘に襲い来るのが常態である事は忘れてはいけませんよ?」
新見妹「うん、わかったよトシ兄」

285 名前:A班 投稿日:2021/09/30(Thu) 02:47
『こちらはA班、幸運な事に赤いルキを袋小路に追い込む事に成功した
現在、赤いルキは殺気を漲らせてこちらを威嚇中・・・睨み合いが続いている
座標〇〇のYZだ・・・今は膠着状態が続いているが、何時痺れを切らして襲いかかって来るか分からない
赤いルキがこちらに牙を?く前に、早急に此処へ来てもらいたい・・・以上、A班からの報告だ』

286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/01(Fri) 00:19
ペットを飼っていた人はいる?

287 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/01(Fri) 23:26
A班(>>285
彩千夏准尉「そうか、御苦労だった。今我々も貴官らを目視出来る位置まで来ている。
迎撃態勢を崩さぬ儘後退を開始せよ。後はこちらで引き受ける」
お待たせして済みません! 怪我人が出ていれば近くにめぐみ先生と響子さんの班が待機していますので、
そちらと合流して応急処置の後、オオトビラの花まで撤退を!
新見妹「そゆ事だから、みんな急いで! …兄貴、しくじるんじゃないよ!?」
…解ってるさ。なに、何度も遣り合って手の内は互いに知ってる相手だ、
そうそう易々と遅れは取らないさ。お前はA班の皆と共にめぐみ先生との合流を急げ、頼んだぞ。

>>286
流石に一人暮らしが長いとは言え、財政的な問題と居住地の問題がありましてね…。
生憎と私は何かを飼ってた、って事は一度もありませんよ。
寿人神父「教会に赴任していた時に訪れる子供達が拾った猫や犬の世話をしていましたが、
あの女のせいで離れざるを得なくなってからは、里親を引き受けてくれた方に託してそれっきり…ですね。」
ブラックマン「先代が健在であられた頃は、海外から輸入した珍しい動物を幾らか…。
大型の爬虫、両棲系のが数匹程。それと、番犬としてドーベルマン数匹の面倒も見ておりましたな」
ユウ「さっすが名家の大富豪は違うわぁ〜。あたしらとは趣味も考えも余裕も。」
新見妹「だよね。ウチらみたいな貧乏人じゃペットなんてフツーに無理だし」

288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/02(Sat) 18:18
よし、なら黄泉族ペットにしてみようかw
犬とかネズミとかナマズみたいなのなら出来るだろ・・・多分w

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/02(Sat) 19:15
なんか知らん間にまた女増えてる…
やっぱ課長のハーレムじゃねえか!!(憤怒)

290 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/03(Sun) 00:00
>>288
ユウ「いやいやいやいや。何でそぉなんのさ?」
寿人神父「友好的な個体も稀には居るのは確かですし、
彼らの好物でも与えて餌付けすれば…とは思えそうではありますが、
こちらが把握している限りの行動や習性を見た限りでも相当面倒そうですね…」
並みの動物よりも飼育するの自体が困難なのは目に見えていますよ…。
それに、何より彼らはアルゲンの存在しない環境では生命維持は不可能なので、
連れ帰って飼うなど、根本的に無理な相談です。

>>289
いや、あの…またしても仰る事の意味が一厘も理解出来ないんですが。
新見妹「うわー…兄貴、そんな事してたんだー?
妹に黙って探行士やってた上に上司の立場悪用でセクハラ? …ないわ〜」
ち、違うわっっ!! 確かに採用枠には女性が多いのは事実だけど、
そもそもきちんと面接時の適性試験をした上で採用は決めてるし、
何より、この班の面子見ればそうじゃない事位直ぐに解るだろ!?
ユウ「だよね〜。むしろ女はあたしと彩千夏の二人だから比率は男の方が多いしさ」
新見妹「あっ…そっか」

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/10(Sun) 11:06
ペットが無理でも一時的に捕獲して使うとかは出来そう?

292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/10(Sun) 19:10
ちょいと気になったけど皆どんな見た目してんの?
(まあ、グラ的にはデフォかその色違いとは思うけど)

293 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/10(Sun) 23:39
>>291
どうでしょうね…。まあ、恐らくは無理かと思われますが。
捕獲自体は出来るとは思いますが、拘禁しておくだけの施設も器具も有りませんし。
神崎「日輪アビスの『異形』であれば、彼らの一部を、
一時的に支配下に置く技能を有する『ブラッドコード』は存在しますが、
残念ながら探行士の中にそれに類する職種は無いみたいですね」

>>292
ブラックマン「やはり気になられますかな?」
では、こちらをどうぞ…。

ttps://dl.easyuploader.cloud/20211010185539_4a5a7743.png

コレは我々新見班の集合写真です。
左からMr.ブラックマン、准尉殿、ユウ姉さん、私で…。
神崎「その右隣に僕と寿人さん」
新見妹「で、一番右がウチってワケ」

294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/11(Mon) 02:23
結局、赤いルキはどうなったの・・・?

295 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/11(Mon) 18:08
>>294
ああ、その事なんですけど…。
神崎「もう後一息、と言う所までは追い込んだのですが、
破れかぶれで特攻を仕掛ける、と見せ掛けた逃げの手を打たれてしまって…」
彩千夏准尉「身構え過ぎたのが仇となってしまったな…。
手傷を負わせた故に追い着くのも容易かと思ったが、何処へ隠れたのか未だに姿を見せん」
既に踏破した区域を虱潰しに探しても消息を掴めなかったので、
今は「黄泉王の匣」の踏破に重点を置き、高純度アルゲンの探索がてら、
赤のルキの捜索も並行して行っている次第です。
新見妹「黄泉族の強さもダンチだから、なかなか思う様に進めないんだよね〜」

296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/13(Wed) 07:59
探行士の中で恋人できた人はいる?

297 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/14(Thu) 23:33
>>296
寿人神父「無いですね」
神崎「右に同じく」
ブラックマン「流石に私めはこの稼業を始めたのがつい最近ですし、この年ですからな…。
まあ、幾ら長年勤めていた屋敷を追われた事があろうとも、
妻が存命であればこの稼業に足を踏み入れたかは定かではありませんがな」

彩千夏准尉「学生の時なら一応彼氏は居たが…卒業してからはそれっきり、だな」
新見妹「ウチも今んトコはそこまでの仲になったのは居ないかなー。
てかこの中じゃそれバカ兄貴しか居ないってのが驚きなんだけど」

…何でお前が知ってるんだよ。と言うかそれ、今の話じゃ…。
新見妹「入社してから聞いたよ? 付き合ってたんでしょ〜、冴子さんと。
しかも、兄貴の方から告ったって。でも何だかんだですぐポイされちゃって、
それからずぅ〜っと他人行儀で余所余所しいって泣いてたよ? ヒドい事するなー」
あ、あいつ…。てか逆だ逆! どうかって言われたら捨てられたのはこっちの方だよ!!
なんか合わないからもう終わりに、って言って来たのは光井の方からだし、
未練はあったけど、あっちの方にもう気が無かったから仕方無く…だよ、ったく!

298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/15(Fri) 17:20
黄泉から入手できるのはアルゲンしかないのか?

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/16(Sat) 20:09
もしもダンジョンで倒れてるオレを見付けたら助けてくれよな

300 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/16(Sat) 22:22
>>298
無論、「だけ」と言う事はありませんよ。
寿人神父「とは言え、黄泉内部での拾得物品は殆どがアルゲンで生成された物ですし、
そもそも黄泉に進入する目的はここでしか産出されないアルゲンの採掘が主目的ですから…」
わざわざアルゲンやその生成物以外を探す為に来る訳では有りませんし、
アルゲン以外の取得可能物品について調査する理由も無いので実態は把握されてはいませんがね。

>>299
それはまあ、言うまでも無い事ですが…。
ユウ「そっちこそ、あたしらに何かあったら頼んだわよ?
今はルキちゃんの『再生の加護』も無い事だし、そこんトコはお互い様だからねー」
何はともあれ、今後も細心の注意を払って採掘に励みましょう。

301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/18(Mon) 15:52
ああ、此処へ長時間いると時間の感覚を忘れる・・・
いったい俺達はここへ閉じ込められて何日経つんだ・・・?

302 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/19(Tue) 18:18
>>301
ユウ「だねぇ…。こんな暮らししてりゃ寝起きの時間もメチャクチャだし、
ホント正確な時間の把握とか時計やカレンダーなきゃ無理だわ」
彩千夏准尉「公社ラジオで流された速報では、
我々はココに幽閉されて十ヶ月で救助活動も空しく全員死亡…となっているがな」
…一応99行区入りの初日から計算すればそうなりますか。
半年以上はずっとこのキャンプと99行区内部を往復している、か…。確かに、今までに無い長丁場だ。
新見妹「実際、去年のクリスマスに事故の一報が入って、
ウチらが何だかんだでこっちに潜り込んだのも丁度一月前だったからね〜」
ブラックマン「流石に物資も愛那君達補充人員のお陰でまだ暫くは凌げる量を確保出来ましたが、
それとて手を拱いていては何時まで保つかは解らぬ。…急がねばならぬのに変わりはありませんな」

303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/21(Thu) 08:49
皆さんの理想の異性像を聞かせてください

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/23(Sat) 09:22
きのこの山、たけのこの里
赤いきつねと緑のたぬき

皆はそれぞれどちらが好き?

305 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/24(Sun) 21:21
>>303
神崎「理想、ですか…。でしたら、互いが互いを認め合い、
そして共に高め合う事の出来る人…でしょうか」
一時の恋仲ならばまだしも、将来の伴侶とするには必須ですよね、そこは。
寿人神父「目先の欲に溺れない、きちんとした計画性のある女性が望ましいです。
金銭面に於いてしっかりした方なら、それ以外が多少問題があろうと気にする事じゃない」

ユウ「トッシーの場合はオカンがモロ反面教師だからそうもなるわ。
ん? あたし? そだなぁ…あたしって職業柄色々と不規則になりがちだから、
家事とか積極的に手伝ってくれて、色々と身の回りの事に気が利くのがいいわねぇ」
新見妹「ユウ姉ちゃんって昔っからズボラだもんね」
彩千夏准尉「だな。洗濯と炊事は課長や久我澤、白神翁にほぼ丸投げだしな」
ユウ「う、うぐ…」
ブラックマン「やれやれ…仕方の無い事だ。その点、亡き妻はその辺りはしっかりしていたな。
まあ、そこは最低限の話だが他にも細かな気配りや気遣いの出来る女だったし、
亡き先代の知己である良家の娘であった事を考えれば、私めには勿体無い位でありましたな…」

彩千夏准尉「自分は、そう…だな。父の様に、心身共に頼り甲斐のある男か。
一家の長となるべき人物なのだから、軟弱な輩では話にならん」
新見妹「ウチはあんまり色々求める気は無いけど、逆に余計な手出し口出しもしないのがいいかな。
兄貴もユイも普段から口煩くていい加減ウンザリだしさ〜」
…あのな、それお前が普段から他所で無茶ばっかするからだろ。
と言うか、喧嘩っ早いしそれで父さん母さんが何度学校に呼び出されたと思ってんだよ…。
新見妹「アレはクラスのクソガキ相手の正当防衛だし目くじら立てる事じゃないじゃ〜ん?
てかちょこっとポカポカしただけでピーピー泣くヘタレ共相手に何やってんだか」
いや、アレは全部百歩譲っても過剰防衛だろ…。誰に似たらこんなのになるんだよ…はぁ。

新見妹「何だよ、人を問題児みたいに! てかそう言う兄貴はどんなのが好みよ?」
…いきなりだな。う〜ん、まあ…何だ。お前みたいなのは論外だけど、少し位は強引なトコがあってもいいか。
自分が少し優柔不断気味って自覚はあるし、その位ならバランスも取れると思うから。
ユウ「あれあれー? ちょっと前は押しが弱くて控え目な方が守ってあげたくなるからいい! って言ってなかったっけ?」
いや、あの…それは。
彩千夏准尉「多少だらしなくて色々投げられる破目になっても、その分頼られている気になるからそれも悪くない…とも言っていたな?」
え、いや…。
新見妹「節操無いじゃん! 女の子なら誰でもいいって言ってるも同然だよね、それ!?
ああ、だから求人も女の子が変に多いんだね! やっぱりこのバカ兄貴、ただの女好きのタラシ…」
ち、違うわっっ!!

>>304
寿人神父「きのこの山とたけのこの里…と言えば、明治製菓のアレですよね?
きのこの方が四年前に、たけのこの方が今年出たばかりのチョコスナック菓子の」
ええ。どちらも人気のお菓子ですね。私は手を汚さずに食べられるきのこの方ですね。
神崎「僕はどちらでも。チョコの量ならきのこを、スナックの食感ならたけのこの方がお勧めです」
ユウ「あたしはたけのこかなー。きのこの方は途中でポッキリ折れちゃう事あるのなんかヤだから」
新見妹「ウチはチョコ自体あんま好きじゃないからどっちもちょっと…。
ビター味のだったらまだ食べられるけどなー」

彩千夏准尉「赤いきつね? 去年発売したばかりの東洋水産のカップうどんか」
ブラックマン「日本初のインスタント和風麺ですな。湯を注ぐだけで、
手軽にそこそこの出来の饂飩を頂けるのは良い物ですな」
神崎「日清の天そばのカップヌードルと同じくインスタントの和風麺の代表作ですよね」
新見妹「けど、今のトコ出てる和風カップ麺ってその二つとヨミヌーの和風だしにすき焼き、納豆のだけだよね?
緑のたぬきってのは何なの? 聞いた事ないけど」
名前からして赤いきつねの類似品っぽく聞こえますが…何なんですかね、それは?
好きも嫌いも何も、見た事すら無い物については何とも言えませんよ。

306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/26(Tue) 17:36
ええい!ずべこべ言わず、これでも喰らえ!!
つ緑のタヌキ×7個

307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/26(Tue) 18:16
自分に似合う宝石はある?あるいは欲しい宝石とか

308 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/27(Wed) 20:28
>>306
う、わ…!? な、何ですかいきなり!
新見妹「あっぶないなぁー! 顔にでも当たったらどうすんの!?
…って、カップ麺かコレ。赤いきつねソックリだけど、色は緑なのかー」
寿人神父「ふむ…『緑のたぬき』と蓋には書いてますね。
しかも、丸いかき揚げを乗せた蕎麦の写真付き…と言う事は、コレがその…」
ブラックマン「件の『緑のたぬき』で間違い無かろう。
一先ずは少し遅い夕飯時でもある事だ、折角だから皆で頂くのが良かろうて」

神崎「…いいですね、コレ。味も量も一食分としては丁度良い具合です」
ユウ「ホントにかき揚げ入った天ソバだったんだ…。インスタントでこんなのあるんだ」
彩千夏准尉「饂飩と天蕎麦と言う和風麺の双璧…と言った感じか。
しかし、東洋水産は何時の間にこんな物を…?」
我々が99行区入りしてからの発売だったとかでは…ん?
製造年月日、せんきゅうひゃくはちじゅうねん…はちがつ、にじゅうなな…にち?
ユウ「あー…ホントにあたしらがココ来てからすぐ出た新商品だったワケだ。そりゃ初耳なワケだわ」

>>307
ユウ「当然ダイヤ一択っしょ! 結婚指輪はコレでなきゃあ!
…ついでに婚約指輪にもダイヤの欲しいけど」
彩千夏准尉「まあ、世の女性ならば一番に欲しがりそうな宝石ではあるんだが、
流石に婚約のまではがっつき過ぎだろう、辻本…」
新見妹「んじゃそう言うサチ姉はどーなの?」
彩千夏准尉「正直な話、あまりそう言うのには拘りも無い性質だし、
派手に着飾って出る様な場に行く事も無いから、別に欲しいとも思わんし興味も無い」

新見妹「勿体無いなー。サチ姉もスタイルはいいんだし、
ちゃんと着飾ってネックレスや指輪もいいの着けたら絶対男が放って置かないって…ん?
お、お? 何このキレイな指輪! 蒼い蝶の飾り付きのだけど…サファイアか何か?」
彩千夏准尉「ああ、コレか…。コレは『青い蝶柄のユビワ』 だな。
前に手に入れた宝の中から課長が譲ってくれたカザリで、
黄泉族による『連れ去り』から身を守ってくれる効果がある…らしい」
新見妹「あのケチの極みの兄貴が女の人にプレゼントぉ!? ウソぉー!?
ウチらには服買ってくれるどころか満足にお小遣いもくれないクセに!!」
あのな…学費や生活費の事もあるのに贅沢なんか出来る訳無いだろ…常識的に考えて。
ああ、まあでも…何とか戻れたら、お前達にも何か買ってやるよ。
新見妹「おぉー! じゃ、ウチはまずルビーの指輪にエメラルド付きのブローチがいいな! そ・れ・と…」
やれやれ…。後はユイにも何か買ってやらなきゃな。アイツには…何がいいだろ?
新見妹「真珠のネックレスとかで良くない? この前、宝石店の広告じぃーっと見てたし、アレ絶対欲しがってそうだから!」

309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/10/29(Fri) 22:32
好きな芸能人は?

310 名前:黄泉族共 投稿日:2021/10/31(Sun) 16:39
トリネズミ「トリック・オア・トリート!」
ウロコサイ「アタック・オア・アルゲン!?」
タチトラ「よくわからんが地球じゃ今日はこうやれば何かくれるって聞いた」
ウツボイモリ「と言うワケでアルゲンよこせ」
ハダカコウモリ「あら…お久しぶり、バレンタインの日以来じゃない♪
今日はあの時のお礼をもらいに来たわよ、探行士のボウヤ?ふふふ…」

311 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/10/31(Sun) 20:53
>>309
そうですね…。探行士ならば間違い無くヤザケンこと矢沢研二、
と返って来るのが常でしょうし、かく言う私も歌手ならばヤザケンです。
ユウ「あたしもまあそぉなんだけど、荒井南や東城マサシなんかもイイ…かな」
彩千夏准尉「自分は三舟新太郎とか勝敏朗、だな。
若手ならば中井恭平や柴田喜一も今後が期待出来そうだ」
新見妹「サチ姉って時代劇とか大河ドラマの主役やってる俳優が好きなんだー?
ウチは図らずも今は同僚になっちゃった松田響子ちゃんだけど。
サインあっさり書いてくれたり、持ち歌生で披露してくれるとか、ファンとしちゃ嬉しいトコだねっ!」
…憧れのアイドル前にして舞い上がるのはいいけど、
あんまり無理ばっかり言って響子さんを困らせるのは止めろよな…はぁ。

黄泉族共(>>310
ブラックマン「む…こ奴等は。だが、殺気は感じられんか」
寿人神父「コレは、友好的な手合い…ですかね? それにしては色々変ですが」
彩千夏准尉「だな。反応はそれらと似ているが、こいつらは逆に我々に要求を付き付けているぞ」
…アルゲンを要求されるのは錬金王以来で二度目ですし、珍しいですね。
まあ、蓄えはそれなりにありますし、たまにはこちらがお裾分けも構いませんが…え?
久し振り…ですか? それにバレンタインとは、貴女…もしかして!?

神崎「…驚きましたね。よもや、あの時の彼女と再会するとは…。
黄泉でも日輪アビスでも奇跡に近い確率じゃないですか、コレは!!」
ユウ「まさかあン時のマコト君にチョコ渡してたハダカコウモリとはねー」
そ、そうですね…本来のお返しの日はとうに過ぎ去ってはしまっていますが、
返礼の品なら少し時間を頂ければ用意出来ますし…暫しのお待ちを!

                  ---十分後---

お、お待たせしました。こちらをどうぞ…!

つ 手製のレーズンサンドクッキー入り小袋と寄せ集めの飴玉入りの瓶、一人当たり3000アルゲン

寿人神父「また随分と奮発しましたね…。しかも、手軽なのとは言え手製のとは」
新見妹「兄貴…黄泉族にまで手を出してた、っての? どこまで節操無いのよ…」
いや、待て! たまたま知り合って揉めてないだけの仲だよ! 変な誤解は止めろよ!!
ユウ「んー? でもマコト君、結構コイツにも気無かったぁ?
いや、だってほら…チョコ貰う時や世間話してる時に胸の谷間ばっかモロにガン見してたじゃん」
ちょ…! 何言い出すんですかユウ姉さ…!?
新見妹「サイテー! 死んじゃえ、この女タラシのバカ兄貴!!
人がずうっと連絡つかない間心配し通しだった時に何してんのよー!?」
いや、だから誤解だって…ああもう! 何でこうなるんだよッ!?

312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/02(Tue) 17:10
やーい!お前の兄ちゃん、女たらし!!

313 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/02(Tue) 18:18
>>312
新見妹「そーだそーだー! もっと言ったれー!!」
…おい! そこは普通フォローするんじゃないのかよ!?
新見妹「うっさい! 出来るかこのナチュラルスケベのバカ兄貴!!
入社早々に同期に手を出す、バイト社員採用は兎に角女の子ばっか、
その中にユウ姉ちゃんまで居るし、業務中に未踏行区でデートとかやってるわ、
終いにゃ黄泉族にまで色目って…ホント何してんの!? 恥晒しじゃん!」
いや、さり気にユウ姉さんも何吹き込んでるんですか!?
…と言うかお前も一々ジョークを真に受けるな! 姉さんとの事は只の採掘業務だよ!!

彩千夏准尉「まあ、辻本の言ったアレはな…。いや、まあ…何だ。
新見もその辺にしておけ。課長も別に下心ありきで探行士をしている訳では…」
ユウ「そぉそぉ。黙ってたけどマコト君がコレやってるの、アイちゃんとユイちゃんの為だか…」
新見妹「そんなの、ユウ姉ちゃんとサチ姉に言われなくたって…!
けど、何でよりにもよって探行士なのよ! パパもママも早くに死んじゃったけど、
それでもウチらが不自由しないだけの遺産だってあったじゃん!?
別に兄貴が無理に働かなくたっていいのに、ウチらが知らないトコで黙って命張って、
それでいきなり帰って来なくなって、心配して探してみたら女に一杯囲まれて…!
ホント何してんのよ、バカっ! もう知らないっ!!」
…あ、おい!? アイ、待てよ! アイ!!

314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/03(Wed) 18:12
乗り物は好きかい?

315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/03(Wed) 18:26
この時代にディズニーランドはある??

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/03(Wed) 21:50
なぁ・・・トイレ関係はちゃんと綺麗にしているか?

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/04(Thu) 17:56
いま出来る最高の贅沢はなんだい?

318 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/06(Sat) 20:46
>>314
ラッシュ時以外の通勤列車で無ければ何でも。
神崎「会社員と学生にとってはそうなりそうですよね…」
ユウ「あたしは当分パトカー乗りたくねーわ」
…姉さんの場合は半分自業自得でしょう。
とは言え、それで凶悪犯の身柄を得たから無駄ではありませんでしたが。
ブラックマン「辻本君では無いが、私めも似た様な事はありましたな…。
まあ、その時に車にトラウマが出来たのは私ではなく亡き先代でしたが」
彩千夏准尉「自分はバイクだな。速度も出るし小回りも利くからな。
しかし、思いの他何かが好きだと言うのはこの面子の中には居ない…な」
寿人神父「むしろ嫌な目に遭って利用を止めるって話ばかりですよ」

>>315
ユウ「ディズニーランド…って言ったら、アレだよね?」
ええ。アメリカ合衆国はカリフォルニアのアナハイムにある例のテーマパークでしょう?
そのディズニーランドがどうかしましたか?

>>316
寿人神父「場所が場所なので、設置してあるのは仮設タイプの物ですが、
それでも定期的に清掃等はしてありますよ」
弊社は臨時雇用社員に女性や子供の割合も高い事もありますし、
衛生面の事を考えても、トイレに限らず可能な限り清潔にはしておく必要は有りますから…。
ブラックマン「言うに及ばず…な事ではありませんな」

>>317
備品や備蓄として持ち込める物が限られますから、
簡素な卓上遊戯に読書、ラジオ番組位が関の山でしょうね。
ユウ「ほんのたまぁ〜に、だけど…ちょっとした贅沢な食事と景気付けの一杯…かなぁ?」
彩千夏准尉「ただ、飲食関係は備蓄の量に常に気を配らねばならん以上、
頻繁に羽目を外すのは愚の骨頂だがな」

319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/07(Sun) 01:51
寿人神父さんはお悩み相談とかやってますか?

320 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/07(Sun) 18:08
>>319
寿人神父「教会に居た頃でしたら…。
信者の方々の懺悔を聞くのも、教会や私個人を頼ってくる方々の相談に乗るのも、
迷える子羊をより善き道に導く為にすべき事でしたから」
ユウ「ま、でも流石に今はそれどころじゃないからねぇ」
寿人神父「はい。とは言えこの様な過酷な状況下ではありますし、
それで何か心安らぐ事でもあるのならば、
今はもう神父ではありませんが、私個人として相談には乗りますよ?」
神父さんだけではありません、我々も共に居ます。いつでも声を掛けて下さい。
上司や仲間として、出来る限りの事はしましょう。

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/07(Sun) 18:29
外界で発売されたばかりの飲み物、ポカリスエットをあげるよ
つポカリスエット×7本

322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/09(Tue) 02:30
占いやオカルトには興味ある?

323 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/09(Tue) 18:00
>>321
彩千夏准尉「わざわざ済まんな。しかし、今年発売…か。
今回は追加物資の中からの様だが、こちらも今初めて見るな」
神崎「大塚製薬の新商品で、ポカリスエットと言う名前みたいですね。
缶入りと粉末の二種類が販売されているアルカリイオン飲料、らしいですが」
黄泉関連企業以外では珍しい新商品ですか。折角ですし、頂きましょう。

寿人神父「缶ジュースの感覚で呷ってしまうと違和感が凄いですが、
この薄甘辛い…と言うんでしょうかね、意外と癖になりそうです」
果汁の甘味を含んだ生理食塩水、とでも言うのが妥当な気がしますね。
さて、七本分…と言う事は、後はアイの分だけどあいつ何処に…。
ユウ「アイちゃんなら今はテントに引っ込んでるわよ?
マコト君の事で色々ショックだったみたいだし、今はちょっと顔合わせたくないって」
…そうですか。でしたらコレ、渡してやって下さい。
色々話したい事はあれど、今この調子では私が行くのも…ね。
ユウ「わかった。じゃ、残り一本はあたしからアイちゃんに渡しとく。
後は例の事も出来る時にさりげなく打ち明けとくからさ」
済みません…。余計な面倒掛けますけど、宜しくお願いします。

>>322
遊び半分でやるなり見るなりはまだしも、信じるとなるとちょっと…。
ブラックマン「亡き先代がそう言うのが好きで、
幼き日にはよく連れ出されてそう言った店にも行っておりましたな。
私自身は実体の無い薄気味悪い物はあまり好かんのですが」
彩千夏准尉「黄泉に足を踏み入れるまではそうでもなかったが、
父から聞かされていた以上の怪奇がココでは日常だから、今なら割と信じてしまいそうだ」
異世界の魔物を日々相手にし、我々自身も超常現象と言うに相応しい、
魔術的な物を至極当然の様に行使していますからね、コレでは信じる信じない以前の問題でしょう。
興味を飛び越えて、今や無くてはならない代物です。

324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/10(Wed) 17:59
ポテトチップスやフライドポテトが好きな人がいるなら手を上げて

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/11(Thu) 22:44
皆さんの一番の特技を教えて下さい

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/12(Fri) 00:04
皆さん、差し入れですよ
つポッキー

327 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/13(Sat) 18:54
>>324
ユウ「はーい」
寿人神父「実際場のノリとは言え、言われてやっちゃうのもどうなんですかね…?
まあ、どちら共私も好きですが」
彩千夏准尉「菓子は兎も角フライドの方はたまに、な。ケチャップは必需品だ」
神崎「僕はコンソメパンチ派です」

ブラックマン「私めは揚げ物全般が余り好みではありませんがな…」
私もアイも好きですよ。ただ、ユイが油っぽい物や甘い物を太るからと警戒していて、
親もあまり買い与えてくれる方では無かったので、なけなしの小遣いでたまにこっそり買っては、
一袋を二人で分けたりしていましたね…

>>325
宴会芸で散々やらされた、ちょっとしたマジック全般…ですかね。
彩千夏准尉「大学までソフトボール部に所属していたから、
それなりに遠目の的にボールかそれに近い物を投げ当てる自信はある」
ブラックマン「生業が生業ですからな…。幾らかの格闘技と、
料理の目利きに粗方の家事はこなせますぞ」
神崎「特技と言って良いかどうかは微妙なんですが、プレゼンテーションの様な物なら…」
寿人神父「成人するまでは着る物に事欠く事がザラでしたので、自然と裁縫はお手の物になっているんですよ」
ユウ「ドリフト走行ならあたしの右に出るのはこん中には居ないんじゃない?
荒っぽい運転ならお手のモノさぁぁ!!」
それ、凄く駄目な奴じゃないですか、姉さん。そんな事だから謹慎食らうんじゃ…。
ユウ「えぇー」

>>326
ユウ「おぉ、いいの? あんがと、悪いわねー」
神崎「味もさる事ながら、手軽に持ち歩けるのが有り難いですね。
次の採掘に向かう際には是非持って行きましょう」
ブラックマン「保存の方は兎も角、持ち歩いている間に壊れねば良いがな…」
ですね。黄泉族相手の立ち回りの間に粉々になっていそうでどうも…。
寿人神父「まあ、今の内に頂いてしまう方が良いでしょうね。
ああ、課長さん。愛那さんの分は私から手渡しで…」
ええ、済みませんがお願いします。やれやれ…何時まで意地を張る気なのか。

328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/14(Sun) 08:44
ねぇ、黄泉に咲いてる花は一種類しかないの?
課長さんの妹さんも綺麗な花を見れば機嫌を直すんじゃないかな?

329 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/15(Mon) 18:11
>>328
いえ、そう言う訳ではありませんよ。
森林や湿地帯に属する行区も存在する事ですし、
植生もそれなりには多様ではある筈なんですが…。
ブラックマン「もしかすると、融合炉で生成する花と勘違いしておられるのでは?
アレは外見的にはほぼ全てが酷似しておりますからな」
神崎「分類的には植物ではありませんからね、アレは。
力を解放して設置した際に姿を変えるのは『イヤシの花』位でしょう」

彩千夏准尉「だからと言って、解明が進んでいない物を不用意に持ち帰りも出来ん。
現実世界の物にも言えるが、未知の山野の草木は如何なる毒性が有るか知れた物では無い」
ユウ「んじゃハナキノコやトゲキノコはどぉ? アレの頭にくっ付いてるの花だし、
あいつらって別に毒持ってないし臭みも無いしさ」
それ黄泉族じゃないですか!! そんなの渡したら普通に殴られますって!
と言うか、アイツが花の一輪二輪で機嫌治す様な奴なら苦労なんかしませんって…はぁ。

330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/16(Tue) 08:14
カレーは好きか?

331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/16(Tue) 08:31
うまい棒で好きな種類は?

332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/18(Thu) 17:16
そういや課長の班のパーティメンバー(隊員)ってここに来てるメンツで固定なん?
いやでも今は妹いるから限度数からは一人余るし時々交代、とか?

333 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/18(Thu) 18:07
>>330
はい。私は辛口のが良いですね。
彩千夏准尉「ああ、自分も同感だ」
ユウ「あたしは中辛かなー。あんまり刺激強いのはちょっとねぇ」
神崎「辛味の度合いは兎も角、ルウ自体の味を殺していないのが一番です」
ブラックマン「若い頃はまだしも、今は刺激の強いのは厳しいですな…。
最近はレトルトのもルウを溶かすのも、大抵は甘口ですな」
寿人神父「カレーその物は激辛でなければ…なんですが、
カレーライスよりはカレー風味の他の料理の方が好きですよ」

>>331
ユウ「ん? 何それ?」
神崎「確かそれ、去年に発売されたばかりのスナック菓子ですよ勇子さん。
穴の開いた棒みたいな形で、値段は十円…だったかと」
そんなスナック菓子が発売されていたんですか。
去年は黄泉での採掘でゴタゴタしていましたし、直接見聞きでもしてない限りは、
実際にあった事でも気づかない事は多い物ですね…。

>>332
錬金王の打倒までは幾度か入れ替えもありましたが、
大聖堂の侵入以降は余程の事でも無い限りは今の構成のままですよ。
寿人神父「ですね。組長さんや岩城さんの負傷による離脱がありましたから、
その関係で私や神崎君、海野さんに白神さんの編入が決まった様な物ですし」
ユウ「それ考えたら、マコト君…っとと、課長とずーっと一緒なのはあたしだけなのよねぇ」
ですね。こちらに出張場を出して暫くした辺りでほぼこの面子で固定した感じはします。
アイの事は…まあ、基本は別行動でたまに訓練も兼ねて前衛配置の誰かと一時交代と言った所ですが。

神崎「実際の採掘ではそうですが、こちらでの顔出しについては…」
ええ、また違いますよ。採掘中の話であればいつもの六人ですが、
キャンプに戻っている間はアイも話に混ざっている…と言った感じですよ。
ブラックマン「今はまあ、課長とはギクシャクしておるせいか寄っても来ないがな」
彩千夏准尉「ミーティングには来てはいるが、どうもな…。
流石に、このままにしておくのも良くは無いな。さて、どうした物か…」

334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/20(Sat) 05:21
はいはい、皆さんに支給だよ〜〜!
つバンホーテンのミルクココア×7カップ

335 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/21(Sun) 22:23
>>334
ああ、済みませんね。冷え込みが堪える場所から戻ったばかりでして、
こう言った身体を温める物は非常に有り難いです。
彩千夏准尉「時期的には…と言うのはココでは関係ないな。
『黄泉王の匣』の水に満たされた中を虱潰しに探し回っていた所為で、
思いの他全身が冷え込んでしまってはいるが…」
神崎「風呂…と言うか、熱いシャワー上がりにホットココアも意外に悪くないですね。
そろそろ他の皆さんも戻られる頃でしょうか」

ユウ「ふぅー、さっぱりしたぁー。お、気が利くねぇ〜!
おーい、アイちゃんも早く来な! 差し入れあるよぉー!」
新見妹「はいはーい、今行くってば…あ」
…ほら、お前の分だ。一先ず消耗も激しい事だし、今はゆっくり休め。
落ち着いたら業務連絡と個別で伝達事項があるから、私の居るテントまで来なさい。
新見妹「ちょ、何よいきなり! いつもいつも勝手な事ばっか…!」
ユウ「勝手はアイちゃんもでしょ? ま、マコト君もロクすっぽ肝心な事言わないのもアレだし、
いつまでも揉め事持ち込んで騒がれるとこっちも色々迷惑だからね?
そろそろ、お互いじっくり思いの丈ぶつけ合ってみな? でなきゃ、何も進まないぞ?」
新見妹「…うん、わかった」

336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/22(Mon) 00:25
キャンプ飯が流行ってますが何食ってますか?

337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/22(Mon) 15:46
おでんでも食べたいですね

338 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/26(Fri) 18:00
>>336
キャンプでの食事が流行…? それはどう言う…。
彩千夏准尉「言い方から察するに、アウトドアで有りがちなメニューの事じゃないのか?」
寿人神父「ああ、成る程…。そう言う事でしたら、
飯盒やフライパン、小鍋で手軽に作れる料理がそれに当たるんでしょうね。」
でしたら、私達の場合は保存食を二種か三種程組み合わせたり、
具材に使った簡素な料理のレシピが相当するんですかね…。
ユウ「インスタントラーメンに混ぜたり、ご飯と一緒に炊くか炒めるかしたり、
パンに挟み込んでホットサンドとかやってるなぁ。ランチョンミートやコンビーフ、そゆ時に使い勝手いーわ」
卵や野菜があればもう少し幅が拡がりますが、
生憎と保存の利かない物は既に使い尽くしていて見栄えの方はどうも…。

>>337
ユウ「うんうん、わかる。アツアツのを頬張って冷たい日本酒でキューっと一杯…」
新見妹「フライの時もそうだけど、ユウ姉ちゃんって何かとお酒だよね。
スキあらば残ってるワンカップかっさらおうとするし、コレだから酔っ払いって…」
ブラックマン「就寝前なら兎も角、次の採掘業務に備えての小休止の時にもそれなのはな…」
ユウ「うっ…」

ま、まあ姉さんの酒癖は置いておくとして、流石に暫く口にしていませんし、
おでんもですが鍋物全般が恋しくはなりますよ。
彩千夏准尉「ああ、時期が時期だけに尚更だな」

339 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/27(Sat) 00:49
課長!ネタが無いですorz

340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/27(Sat) 01:44
雑草とか木の実とか食ってんの?

341 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/27(Sat) 20:25
>>339
ユウ「ん〜…よくわかんないけど、無理に色々考えなくても良くない?」
新見妹「そーそー。何か話したい事あったらそん時に声かけりゃいーじゃん。
ウチらもなーんも無かったら黙々と業務やってるか適当に駄弁ってるから」
…まあ、余り色々と思い悩んでも辛いだけですからね。
この様な状況下ですし、気の休まる時にまで根を詰める事はありませんよ。

>>340
…まあ、コレが普通の山林地帯での遭難であれば、それも選択肢の一つには成るでしょう。
彩千夏准尉「とは言え、それも備蓄が尽きた際の最後の手段ではあろうがな。
それに、ココは日本ではなく黄泉だ。そもそも人が食して無事で済む物などほぼ皆無だ」
寿人神父「黄泉に自生している植物に関しましては悉く異質で、
極限まで飢えたとしても食指が伸びそうには無い代物ばかりですしね…」

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/28(Sun) 00:59
仕事合間にカルタかしりとりでもやってる?

343 名前:W6/GoldM 投稿日:2021/11/28(Sun) 04:44
やあ、突然の事で済まないが僕も話に混ぜてもらえないかい?
そうそう、僕は君達の言うところの“黄泉族”に相当する存在なんだが

いや、より正しくは“罪人”と言うべきかな…

344 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/28(Sun) 16:40
何?罪人だと・・・?ということは課長達に倒されるべき存在か??

345 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/28(Sun) 21:00
>>342
骨牌…ですか? 私の持ち込んだ物の中にはありませんが…。
神崎「キャンプの中の荷物置き場の中でそれらしいのは見ましたよ。
何方の持ち物かまで存じませんが」
それも含めてカードや盤上遊戯で使う物は誰かが何がしか持ち込んではいるみたいですね。
私はトランプを持って来ただけですが。
ブラックマン「私めはチェスの盤を持って来ておりますぞ」

新見妹「しりとりは仕事の合間…ってか、気が向いたらいつでも出来るよねー?」
寿人神父「こちらは採掘の最中に立ち止まってでも、ですね。ただ…」
流石に黄泉族の襲撃を常に警戒せねばならない現場では…。
精々安全を確保出来る密室でも無い限り、やらない方が無難でしょう。

黄泉族? 罪人? …の誰か(>>343
彩千夏准尉「む…この気配は」
黄泉族、ですか…? まあ、危害を加えると言うので無ければ、
我々としても殊更に拒む理由は有りませんが…。
ユウ「つか、罪人ぉ!? ちょい待ち! まさか、前に蘇って襲って来たアイツみたいな…!?」
ブラックマン「マーフィン公爵か。しかし、あ奴の様な敵意も歪んだ憎悪も感じられぬ。
とは言え、先ずは話を聞かぬ事には如何ともし難いな…」
…そう、ですね。何はともあれ自己紹介をお願いします。
そうでなければ、何も始まりませんから。

>>344
ブラックマン「うむ。だが、それも『黄泉ヲ裂ク華』を作るまでの話」
ユウ「で、今となっちゃ全員討ち取られて遺物を残して消滅した…ハズなんだけど」
まあ、その辺りは目の前の彼?に直接聞きましょう。
それで事情は明らかになる筈です。

346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/29(Mon) 03:03
好きな飲み物の種類や銘柄はある?

347 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/11/29(Mon) 12:43
>>344
そうだね。ここの流れを見る限り、ここの人達の話を聞く限り
僕は既に倒されているのは間違いないね

>>345
そうか。僕より前にマーフィンも…

おっと、そう身構えないでくれ。僕は今更君達に刃を向ける気は微塵も無い
何せ僕の願いを聞き届けて一度はこの腐り切った魂を解放してくれた恩人だからね
そして、遺物と共に融合炉にくべられた筈の僕の魂だが、
何故だかまたもこうして融合炉から彷徨い出て君達の前に現れた…と言うのが今の有様かな?

まあ、何はともあれ再びこの世から去るまでの間で構わない。また退屈凌ぎの話し相手でもしてくれれば助かるよ
…そう、ここまで言えばもう分かるか。僕は“金欲の罪人”…“不死身の錬金王”さ

>>346
錬金術を極める前、まだ肉の身に縛られていた頃ならばいざ知らず、
黄金の身体にこの魂を移して以降は、あらゆる生理的欲求から解放されて久しいからね…
今となってはそれらに何の感慨もないし、かつての嗜好も今となっては忘却の彼方さ

348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/29(Mon) 15:31
生理的欲求が無ければ何が好きなの?アルゲンとか??

349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/11/29(Mon) 16:28
何か凄くお金持ってそうな人(?)が来たな

350 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/11/30(Tue) 15:50
>>348
かつて理想に燃えていた頃の話であれば、有り余る財力と永遠の命…かな?
けれど、それも御大層な肩書きも真に心を動かしたい者達には一切通じなかった事、
そして、朽ちる運命の肉の身から逃れて穢れずにいられると思っていた魂ですら
無為に長き時を過ごせば腐っていく事を知ってしまった今となっては…最早何もかもに嫌悪すら覚える有様さ

アルゲン…?ああ、これについては好き嫌いがどうのと言う事じゃなくて、
生命や存在を維持する為に無くてはならない物なんだ、僕らにとってはね
そして、僕ら自身を構成する最も大事な要素である…とも思っている

>>349
人…と言えたのは、かつて僕がまだ産まれ持った肉の身に囚われていた間の話さ
今は容易には壊せない黄金の身体に自らの魂を移した、“不死身”の名を欲しいままにした何か、だよ
見てくれは一言で言えば、奇抜な姿の喋る黄金の像…と言った所かな

351 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/11/30(Tue) 18:18
錬金王殿(>>347
口調と態度からそうかとは思ってはいましたが、やはり貴方だったんですね。
…その節はどうも。
ブラックマン「しかしまあ、面妖な事もある物よな。
貴公は自らの滅びを望んでおるが故に、あの時我らで引導を渡したのだが、
こうして再び合い見えるとは…」
神崎「見た感じご自身の意思で蘇った様には思えないんですが、
それについては蘇った事自体を含めてどう思われます?」

新見妹「何かまぁ…ウチの兄貴って変わった知り合い多いよね。
まさか、喋る黄金の象…もとい像とも知り合いとかさ」
ユウ「いやいや、アイちゃん。こぉ言うのは流石にアレな特例だからね?」
寿人神父「とは言え、コレも何かの縁でしょう。私共としても貴方に、
いえ…アルダ世界から来られた方々の話は大いに興味がありますし、色々と御教授願えれば…」
そう言う事ですし、何時までの付き合いになるかは判りませんが宜しくお願いします。

>>346
正直、あまり裕福な方では無かったので…喉越しさえ良ければ何でも構いませんよ。
ユウ「だよねぇ。ま、あたしは日本酒やビールなら何でもいいや。
ンな高級なのなんてそうそう飲めやしないし、安酒ばっちこーい! って感じだわ。」
彩千夏准尉「普段は水や茶だな。所詮は水分、渇きさえ癒えれば何だろうと構わん」
ブラックマン「私めは勤め先が勤め先ですから、嫌でも高級酒には触れる機会には恵まれましてな…。
亡き先代が好んでおられたローラン・ペリエやシャトー・オー・ブリオン等のワインを頂く事もありましたが、
私自身はビーフィーター・ジンや強めのウォッカの方が好みでしたな。
まあ、今となっては何れも口にする事は当分叶わんでしょうが…」

>>349
新見妹「見た目は象の黄金像、ってトコだけどねー」
ユウ「住んでたトコも自分の身体も金尽くしだし、大金持ちっぽくは見えるよねぇ…間違いなく」
実際は異世界よりの来訪者である「黄泉族」の強者である「罪人」ですがね。
…まあ、この事に関しては未だに明かされていない秘密もありますが。
寿人神父「灰十字さんから提供された極秘文書に目を通した感じだと、厳密には色々違っているみたいですね…」

352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/01(Wed) 00:41
黄金よりも価値があるものって存在する?

353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/01(Wed) 19:35
ある意味、不死身の錬金王さんは機械の体を手に入れた感じなのかな?

354 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/02(Thu) 13:08
>>351
いや…こちらこそ面倒を掛けて済まないね。
お陰様で、僕は僕自身を縛る“役目”からは解放されてはいるんだ

何故に今こうして再び蘇った…と言うよりは“化けて出た”としか言えない有様になってしまったけれど、
僕自身には未練は欠片も無い以上、自ら望んで舞い戻る事は万に一つも有り得ないから、
何者かの手で違う題目の演者たる者として“呼び戻された”のかもね…

まあ、良いさ。こうなれば再び滅ぶその日まで、とことん付き合おうじゃないか。
僕が知る事なら、そして僕が知りたい事についても、とことん語り尽くそう
では、手始めに君達の事から教えてくれないかな?
君達は僕の事をある程度知ってはいるが、僕は君達の名すら知らないからね

>>352
人の世の経済の頂点に立つのは間違い無く黄金の貨幣だろうさ
だが、貨幣経済の成り立たない局面においては、幾らでもそれを上回る価値のある物だらけだね

…と言うよりか、黄金が価値を見出されない局面では
黄金とて所詮眩く輝くだけの黄色い金属の塊に過ぎないんだよ

>>353
平たく言えば、無尽蔵に再生を繰り返す純金製のゴーレムの身体だね
君達の言う機械とやらは、黄泉の各所で見かけるらしい学者の新たな手足がそれらしいが
少なくともその学者の手足よりは僕の純金の身体の方が滑らかに動けるとは思うよ

355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/02(Thu) 15:51
永遠の命を手に入れても虚しいだけなのか?

356 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/03(Fri) 03:19
夢はあるかい?

357 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/03(Fri) 19:27
錬金王殿(>>354
…確かに。一度お会いはしてますが、自己紹介はまだでしたね。
私は当キャンプで現場監督を務める有限会社カサンドラの採掘課長、新見誠です。
ユウ「あたしは辻本勇子っての。ユウって呼んでくれればいいわ。
マコト君…じゃなかった、新見課長の班に所属する臨時雇用社員の探行士よ」
神崎「神崎剣一と言います。とある特務部隊の任務でこの黄泉に潜入した際に、
カサンドラ社にお世話になりまして、相互協力の為に臨時雇用社員待遇で協力させて頂いてます」
寿人神父「久我澤寿人です。元々は都心の教会の神父だったんですが、
故あって今はこちらで探行士の聖術工として働いています」
ブラックマン「私は白神玄造。こちらでのコードネームは『ブラックマン』です。
同じく新見班所属の探行士で、闘術工を務めております」
彩千夏准尉「海野彩千夏だ。自分は元自衛官で、こちらでは防術工枠で働いている」
私達の事についてはこちらの書類と写真(>>2>>107>>204>>293)も御覧下さい。
粗方の事はコレだけでも伝えられるかとは思います。

新見妹「ちょっと兄貴!ウチのは!?」
いや、お前…まだ自己紹介してなかっただろ。
新見妹「…あ。そう言やそだった。んじゃ改めて」

氏名:新見愛那(にいみ あいな)
略名:新見妹
部署:採掘課
経歴:ヤングマン
職種:戦術工
私物:銭亀のお守り

【特記事項】
有限会社カサンドラ採掘課長新見誠の実妹。
就職先をはぐらかし続ける兄に不信を抱き、
独自調査で事実を知りK社に押し掛け就職。

新見妹「なワケで、タラシのバカ兄貴課長に泣かされてるカワイソーな妹枠でぃーす。
改めてコレからもよろしくねぃ〜!」
お前な…。てかそもそも何なんだよ、その「新見妹」って登録名!?
新見妹「ウソ吐きのバカ兄貴でもすぐウチだってわかるのにしただけじゃん! なんか文句あんの!?」
何だよその理由は…。ま、まあ何はともあれ、コレが我々採掘課一同です。改めて今後とも宜しくお願いします。

>>352
錬金王殿も既に言及されましたが、世界や地域の価値観次第ですね。
ユウ「ぶっちゃけ、国の体すら成してない未開の地で札や硬貨が通用するわきゃないもんねぇ」
寿人神父「動物でも趣味的に光る物を集める類のは居るみたいですが、
それとて貴金属や硝子の破片など多岐に渡りますしね。
更に言うなれば、所詮は趣味での蒐集に過ぎませんから最高の価値があると言えるかどうか」
新見妹「今のウチら日本人ってか地球人の感覚だったら、
ココでしか採れないアルゲンが一番金銭的価値が高いんだけどねー」

358 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/03(Fri) 19:28
>>353
彩千夏准尉「機械では無く金属製の人形、だろう」
神崎「異世界の『スプリガン』なる系列の魔物を模した身体…の様ですね。
こちらでは『ゴーレム』系統の超力属に分類されるみたいです。
日輪アビスの異形化した機械とは全く違う物ですね」

>>355
どう…なんでしょうか。ルキが存命の時には、
彼女の「再生の加護」で事実上の不死は得られてはいましたが…。
ユウ「死んでもそれっきりじゃなくなったから、
とんでもなく痛い目に遭っても長い間寝てから目が覚める…みたいな感じになったわね」
彩千夏准尉「容易に死ねぬ理由がある今は有り難かったが、
未来の保障がある分、危機感や緊張感には異様なまでに無頓着になった気がする」
ブラックマン「死がある事で保てていた感覚が失せて、大事な物を失った気がしますな…。
とは言えその優位性も今は再び消え、元々の緊張感が増しただけなのに妙に恐怖に囚われてしまうのが…」
置かれた状況の急変に感覚が着いて行かない戸惑いが一番大きい…かも、ですね。

>>356
ユウ「臨時収入でパーッ! と飲む!」
新見妹「ユウ姉ちゃんってホント庶民、ってか酔っ払いのオヤジ感覚じゃん」
と言うかほぼ日常のひとコマだよなぁ、この人の場合は…。
彩千夏准尉「夢…と言っても、父の仇のあの屍竜をこの手で屠るだけしか無いな」
寿人神父「それはむしろ怨念や執念の方でしょう。まあ、私も海野さんに偉そうな事は言えませんけど。
元々の夢を壊した放蕩女に背負わされた大金の枷を解いて、ついでにあの女を破滅させるのが一番の望みですから」
ブラックマン「私めは最後に自分の力を十全に発揮出来る所に落ち着くのがそうでしたからな…。
それを夢と言うなら、今もう既に叶っておると言う事でしょう」
まあ、こちらに来られる方は理由からして辛い現実を跳ね除けるのが目的の様な物ですし、
未来志向が今一つ窺えない…と言われるならば、それは致し方無いかも知れません。

359 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/04(Sat) 09:53
不死身の錬金王さん、テンプレで簡単な自己紹介してください

360 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/05(Sun) 04:00
>>355
ああ、虚しいね。朽ち行く運命の肉の身を捨て去れば
それだけで永遠に穢れなどと無縁の悠久の生が待っていると信じていたのに、
無為に過ごす年月が自らの魂…心をも腐らせると知った時、
その為の努力が全て無へと帰した事を否応無く自覚させられたからね…
腐った魂が摂理に逆らって留まり続けるのは、怨念に満ちた霊が取り憑いた死体と何ら変わりはしないんだよ

>>356
夢か…そうだね。かつては我が友である“狂王”と共に
“統一神アルダー”に席巻され歪み切った秩序と安寧を破壊し、
かつてのアルダ世界を取り戻そうとした事、かな

だが、それも僕が自らの塔に幽閉され、我が友が至宝と共に姿を消したから
今となっては二度と、決して叶わぬ夢となってしまったが…

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>357-358
有限会社…?探行士?
初めて聞く単語ばかりだが、君達はここで“採掘”をしているのか
まあ、黄泉族を狩っていたり宝を漁ってアルゲンを収集しているのを見た感じだと、
“冒険者”だとか“狩人”に相当する生業なんだろうね

そして、その探行士達の代表者が新見君…君だと言う事か
で、他の探行士諸君はユウ君に神崎君、寿人君に白神君、彩千夏君…で合っているね?
後は、新見君の妹の愛那君か。兄妹仲も比較的良好の様だね、結構な事だ

…まあ、何はともあれ宜しく頼むよ

>>359
ああ、そうだね。こちらに新見君が用意した書類があるな
それを元に、黄泉族事典に準拠した書式で紹介させてもらうとしようか

氏名:不死身の錬金王
略名:錬金王
種別:超力・魔石目・ゴーレム科
属性:光

【特記事項】
黄泉にて金欲の罪人と呼ばれる、錬金の塔の主にして知力を持つ黄金像
築いた巨万の富と知識で錬金の真髄を極め、遂には不死身の身体を手にした
自律型の迎撃カノンを左右に配備している

361 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/05(Sun) 08:11
錬金王さんは友である狂王に見捨てられたの??

362 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/05(Sun) 09:00
食べたり飲んだりする楽しみや肌の暖かさも感じられない
そんな体になって何か楽しみはあるのかい?

363 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/05(Sun) 20:56
錬金王殿(>>360
ええ、こちらこそ。
…まあ、何と言うか大体そんな感じかと。
この黄泉での収集物を融合炉で変換するか黄泉族を倒せば、
それがアルゲンの獲得に繋がりますからね。

新見妹「ちょ…!? 何言ってんのよ!?
誰がこんな女口説きまくってるタラシのバカ兄貴なんかと!」
彩千夏准尉「だが、本当にそうなら命の危険を顧みない真似をしてまで、
黄泉なんぞにまで押し掛けたりはしないだろう?」
ユウ「もぉ居ても立ってもいられなかったって感じだったもんね、アイちゃん。
マコト君が出かける時に毎日こっそりお見送りしてるのも小さい頃から変わってないし」
寿人神父「何だかんだ言っても『お兄ちゃんっ子』だったんですね、愛那さんって」
新見妹「うぅ〜///」

は、はは…。まあこんな調子で色々と騒がしいですが。
当分は留まられるのでしたら、キャンプに居る間はゆるりと話でも。
退屈でしたらラジオもありますので聞かれるとよろしいでしょう。
ユウ「ま、歌番やニュースばっかだけどねぇ」

>>361
ブラックマン「…いや、それはどうでしょうかな」
狂王…総裁は不慮の事故でこちらに「跳ばされた」と聞いていますから、
見捨てた、と言うよりは別れを余儀なくされた…と言った感じではありませんかね?
神崎「そこは当事者の一人の錬金王にも状況を聞いてからでなければ、
どうとも判断に困る話ではないかと…」

>>362
ユウ「だよねぇ。あたしは酒もツマミも無い生活とか絶対耐えられないわぁ」
生物である以上は逃れられない欲求を捨てられた…と仰っていましたし、
当の本人は一切の未練は無さ気に見えるんですが。
寿人神父「学者や研究者の様に寝食を忘れてまで勉学と研究に没頭される類の方なら、
そう言う欲求は邪魔になりそうですし、失くしてしまって却って気楽になっていそうな感じもしますね」

364 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/06(Mon) 13:36
>>361
いいや、そうでもないよ。
狂王がアルダから姿を消したのは、僕が統一神の手の者に
魂と不死の身体を切り離されて幽閉された後の話さ

その頃にはマーフィンも討たれ、死星同盟も瓦解してしまっていてね…
起死回生の策として敢えて虜囚として教皇の膝元に潜り込み
奴の手の内の至宝“ヨミ”を奪取したは良いが、何があったか至宝諸共に姿を消してしまったんだ

新見君達の話も併せて考えるのなら、至宝の絡む事の所為で
彼らの世界、即ち“地球”にまで跳ばされてしまったと考えるべきだろうかな?

>>362
確かに、この身体に魂を移して以降はそれらで満たされなくはなったさ
けれど、裏を返せば得られずにいる時はその事で齎される飢えと冷たさに苦しめられると言う事だ

その様な苦しみに煩わされずに永遠を過ごせる事は、僕にとっては逆に至上の喜びだったのさ
楽しみで満たされる喜びこそ得られないが、苦痛に因る絶望も無い
それで、僕は苦悶からの解放と永遠を得られた喜びに満ちていた筈…だったんだが、色々とままならない物だね

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>363
詰まる所、アルゲンの獲得の為にはあらゆる手段を行使する訳か…
しかし、そうまでして君達がアルゲンの獲得を望むのは何故かな?
アルゲンは僕らにとっては存在を維持する為に無くてはならない物だが、
君達地球の人間にとってはそう言った事の為に必須と言う訳でも無さそうに見えるけれど…

ふふふ、やはりね…。“喧嘩する程仲が良い”と言うのを地で行ってるな、君達は
僕は周りにそう言うのが居なかったから、ここだと殺伐としながらも微笑ましい物が見れて良いね

ふむ…ラジオか。遥かな過去に高名なエルフ一族の異端児が作り上げた物を、
よもやこちらでも見る事になるとは、夢にも思いはしなかったよ
さて、こちらではどの様な物が聞けるのだろうね…?

365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/07(Tue) 15:29
仕事や家事もせずに好きな事に没頭できるって素敵な事ですね!

366 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/09(Thu) 11:17
>>365
食事や睡眠は確かに不要になったとは言えど
研究の為の雑事に活動資金調達の為の業務は避けられないから、
何もかもが気楽と言う訳でも無いよ

…まあ、研究が趣味も実益も兼ねている分、
好きな事をしているだけで金を稼げると言う状態なのは一石二鳥で有難いがね

367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/09(Thu) 22:50
体の感覚ってどんな感じ?細かい部分まで調節できるの?

368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/09(Thu) 23:52
錬金王さんの技術でチノワゲートを元に直して!

369 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/10(Fri) 18:36
錬金王殿(>>364
ユウ「ぶっちゃけ、大金で売れるからなんだよねぇ」
こちらでは、アルゲンは石油、石炭と言った既存の化石資源に、
容易に取って代わるだけの未知の超エネルギー源でして…。
それがこの黄泉でのみ採掘可能であるが故に異常な高価で取引されるので、
命懸けで一攫千金を狙う人々が後を絶たないのですよ。
寿人神父「そして、今やアルゲンは地球人にとっては、
文明を支える為に必須の資源となっていますので尚更ですね」

新見妹「あーのーねー! だからウチらそんなんじゃ…って、
ラジオっておじさんの生まれ故郷の世界にもあったの!? ウッソー!」
神崎「科学ではなく魔術が発達した様な世界で、と言うのが意外です」
錬金術は科学の先駆けの様な物ですし、もしかすると機械的な物もあるのかも知れませんね。
…そうですね、今でしたらこちらでの人気歌手ヤザケンこと「矢沢研二」の歌に、
黄泉についてのニュース番組と、黄泉関連企業のCMが聞けますよ。
ユウ「と言っても、今はヤザケンとあたしらの死亡速報ばっかだけどさ」

>>365
ブラックマン「そう思うのは将来に不自由の無い資産のある家のドラ息子位でしょうな。
誰とは言いませんが、私めがかつて仕えていた家の今の当主とか」
ユウ「めっちゃ名指ししてるじゃないの、爺さん」
流石にそんな生活、一瞬はしてみたいとは思う事はあっても、
根本的に憧れるとかそんな気分にはなれませんね。
彩千夏准尉「ああ。自堕落が過ぎれば自活の手段も意欲も損なわれるからな。
そもそも、その様な生活は得てして長続きはしない物だ」
寿人神父「同感ですね。かつて私の母親だった女も、
それで散財を止められず、挙句に借金漬けになりましたし」

>>368
新見妹「え? 出来んの!?」
ユウ「それマジ!? だったら今直ぐにでもやって貰おっか」
総裁がアルダの錬金術も活用して造り上げたと言う話も出ていましたし、
可能性はゼロ…では無いかも知れませんね。
とは言え、全てが錬金術由来の技術とも言えない部分は有るでしょうから、
そこの所を考えると果たしてどうなるのか…。
神崎「まずは可否を聞いてからでないと始まりませんよね、何れにせよ」

370 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/12(Sun) 04:44
>>367
硬度や強度の類は明確な違いこそ自覚出来る程にはあれど、
動かす感覚としては以前の肉の身と何ら変わりはないね
指や関節を動かす感覚も、造型が人のそれとさほど変わらないから
感覚に大差が無いのは至極当然、って訳かな

ただ、融解した様になっている左足…君達から見て右足の部分は
残念ながらかつての様には動かせないのが難点か…

まあ、殆ど動く事などなくなったからさほど不自由もしないが

>>368
融合炉も含めてこのキャンプとやらの中にある物は一通り見てはみたが、
確かに錬金術を駆使して造られた物ではあれど、細部はやはり違う何かも使われているね…

僕の知る物と完全に同一な物であればまだ干渉も出来たかも知れないが、
生憎と未知の部分もそれなりに存在する以上、下手に手は打てないな
それに、起動の為に必要な物も皆目見当がつかない以上、そもそもそれ以前の問題だ

…お役に立てず、済まないね

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>369
ふむ…。こちらではアルゲンは君達の文明の利器の動力源として重宝されるのか。
しかも、ここでしか採掘不能とあらば…確かに希少性は鰻上りだろうね

ああ、そうだよ愛那君。かつて魔眼の英雄が居た時代に、
彼を擁する芸人一座に身をやつした大都市の革命団が扇動の為に使っていたのさ。
それと、一座の歌姫達の歌もそのラジオで流されていたそうだ

ほう…これは中々に力強い歌だね。聞くだけで心を奮い立たされる様な歌だな。
…しかし、妙だな。僕は今初めてこの歌を聞く筈なのに、何故か歌い手の声に懐かしさを感じる…
僕は彼の歌をかつて聞いた事があるかの様な…まさか。産まれた世界が違うのにそれはあり得ないんだが…何故だろう?

っと、それはそうと君達の死亡報告だって?君達は今きちんと生きているのに、
何故そんな放送が流されなければならないんだろうかね?意味がわからないな…

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/13(Mon) 00:50
こちらの世界の錬金術は黄金を作り出せなかったけど、
現代の化学技術に多大な貢献をしました
錬金王の錬金術は黄金以外に何を生み出せましたか?

372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/14(Tue) 12:39
死亡速報出されてしまった課長や班メンバーのご家族は今何を思って過ごしているのやら

373 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/15(Wed) 18:00
錬金王殿(>>370
ええ。それに、近年は採掘量が目に見えて減少している有様で、
ここ99行区も含め、様々な未踏行区を開放して採掘量の増進を狙っている様なんです。
彩千夏准尉「…が、我々の行区入り早々に移動手段が絶たれてしまった所為で、
その計画も初手から頓挫し、今はアルゲンの換金レートが洒落にならない比率になっているな」
アルゲン高、留まる所を知らず…ですね。

新見妹「へー、そうなんだ。でも、『魔眼』って…なんか悪そうな感じだね」
寿人神父「純粋な正義の味方的な物よりは、ダークヒーロー的な感じがします。
多分邪視的な力の事を言うんでしょうが、その英雄とやらの力はどんな物だったのでしょう?」
彩千夏准尉「反体制勢力の扇動、か。放送を行えるだけの設備や、
その為の資金も相当な物を要求されるだろうし…裏社会の実力者なのか?」

ユウ「そそ、コレが探行士の一番人気のヤザケンってワケ。
…ん? 何? ひょっとしたら、あっちにもヤザケンっぽい歌手でも居たん?」
声が似てる人が居た、とか? …どうなんですかね、実際。

>>372
新見妹「そう言や、ユイ…今頃どうしてっかな?」
まだ消息不明扱いなお前は兎も角、僕については確実に死亡扱いだからな…。
ユウ「やっぱり、泣いてるんじゃない? あの子、泣き虫だったからねぇ。
あたしんトコのは、どぉせ誰も何とも思っちゃいないだろけどさ」
彩千夏准尉「…流石にそれは無かろう。仮にも死亡報告だからな。
まあ、自分も行き先を詳しく告げずに出るのはよくある事だから、
今頃は99行区の犠牲者だと知って騒いでいる頃なのかも知れんが…」

神崎「僕とお爺様はリストに名は連ねてはいませんでしたが、
あの速報はXTHの皆も知る所でしょうし、安否は気遣われてはいるでしょうね」
ブラックマン「天涯孤独の身である今となっては、最早誰の気にも留まる事も無かろうな」
寿人神父「私の訃報が知れたのなら、あの女は今頃顔面蒼白でしょうね…。
何しろ、莫大な借金の唯一の返済の当てが木っ端微塵に吹き飛んだ訳ですから。
ふ…いい気味だな。まあ、その絶望に歪んでいるであろう面を拝めないのが残念ですが」
ユウ「トッシー…色々鬱屈してんなぁ」
新見妹「トシ兄…なんか、怖いよ」

374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/17(Fri) 08:51
帰りを待ってるヤツがロクデナシだとか神父さんカワイソス

375 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/17(Fri) 15:30
>>371
ふむ…。地球ではその“化学”とやらの礎となった…と言うのかな?
その技術も幾らか聞きかじった知識によれば相当な物みたいだけれど、
むしろ何故にそこまで発展させられるのに黄金の生成が失敗に終わったかが気になるね

それで、僕が極めた錬金術で何を生み出したか…かい?
数多の素材から種々雑多な物品を生成可能な調合釜に魔法炉…と、
これに関しては僕が造ったと言うよりは、失われた技術を復興したと言うべき代物か。

そして、後はこの純金製の不死の身体と金属製の自律兵器に、
君達が“魔物”の一種だと認識しているであろう新たな生命の創造…かな

>>372
>>374
まあ、月並みな答えを言うなら行方知れずの間はその身を案じ、
偽りとは言え死を知らされれば悲嘆にくれているだろうね

…しかし、寿人君の場合はどうも何やら酷い確執でもあるせいなのかな?
どうも帰りを待つであろう相手への呼び方も、ぶつける感情にも悪意が滲み出ている様に思えるよ

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>373
その希少性とエネルギー変換効率の飛び抜けた良さ故、か…
この黄泉内でも枯渇する場所が出る程には含有量が減っていると言う事かい?
何となく安定してアルゲンを得られている様に見えるが、それでも足りない方…なのかな?
採掘しても採掘しても供給が追いつかない程の消費とは…どんな物なのやら

“魔眼”の英雄は二人いたが、どちらも魔の者の魂を捕らえ、支配する力の持ち主だったみたいだし
聞くだけの第一印象はそんな風に捉えられるのも致し方ない事なのかもな…。
彼らのした事はありがちな英雄譚のそれなんだけどね

…いや、アルダには僕の知る歌い手の中にはいないよ。
なのに聞き覚えのある声、だと言う事は…失われた記憶の中の誰かの声なんだろう。
正直な話…こちらへ来てからは何故か思い出せない事も幾らか出ているからね、困った事に。

376 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/18(Sat) 08:45
>金属製の自律兵器に、君達が“魔物”の一種だと認識しているであろう新たな生命

ぶっちゃけ何作ったんよ?

377 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/18(Sat) 12:18
>>376
ああ、それなんだけど…

自律型の兵器については、僕の傍に付き従って守護する黄金のカノン二門と
僕と守護の左右のカノンを模して銀で生成した防衛用のゴーレム、だよ。

そして、僕自身が創った生命体は、海月の姿を模した者と人の姿を模した炎さ
ただ、人語を解し自らも操るまでの知性を持ったのは、塔の頂層に住まう海月型の大型のただ一体だけなんだ
それ以外の全ての固体は異術を操るまでは出来るけれど、そこまでが限度だね

378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/18(Sat) 17:23
黄泉族との戦闘はちょうどいい運動になるでしょう?

379 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/18(Sat) 22:44
錬金王殿(>>375
アルゲンは日本…私達の出身のこの島国のみならず、
地球全土のあらゆる都市で電力として消費されていますからね。
彩千夏准尉「幾ら変換効率が莫大であろうと、その分消費も相応の量になるからな…」

新見妹「やっぱそー言う力かあ。その英雄がマトモな人だから良かったけど、
総裁とか黄泉関係の悪党がそんなの手にしてたら…あ」
ああ、そうだ。久世戸総裁が行使した『魅了』がよく似てるんだよ。
私はアレにかかってしまったせいで、自分の意思が残されたまま身体を操られたんだ…。
寿人神父「確か、総裁は『狂王』だったんですよね…。
そして、その狂王は錬金王さんの友人…でもあるんですよね?
その課長さん達を意のままに操ったと言う魅了の力について、何か存じませんか?」
ユウ「でも、中途半端に記憶喪失っぽいんでしょおっちゃん?
その辺の事、綺麗さっぱり忘れられてたらどうしようもなくない?」

>>374
寿人神父「どうかお気遣いなさらず。元々あの女が待っているのは、
私ではなく私が持ち帰ると約束させられた借金返済の為の金だけですからね。
昔から人の道に外れたあの下衆が何を思おうと、私の知った事ではありませんよ」
ユウ「信じられる? それ、トッシーの実のオカンなんだけど」
彩千夏准尉「仲間の身内の事をどうこうと言いたくは無いが、度し難い…としかな」

>>376
ユウ「ま、わかってたけど…やっぱあのゴーレムはアンタの仕業か、おっちゃん。
アイツのせいであたしらどんだけ酷い目に遭ったと…」
神崎「『マモノケシの花』と『再生の加護』が無かったら完全に打つ手無しでしたね…」
大型の海月…と言えば、あの人懐っこいオオクラゲルの事ですかね?
外の世界や人間にやたら憧れてはいたみたいですが。
ブラックマン「塔の外では生きて行けぬとも言っておりましたし、
フラスコの中でしか生を許されぬホムンクルスめいた物なのでしょうな、きっと」

>>378
彩千夏准尉「いや、運動どころか命の遣り取りなんだが…」
新見妹「冗談止めてよ! 普通に命に関わる運動なんてしたくないって!!」
…だよな。と言うより、再生の加護が失われて死の危険がより身近になったと言うのに、
その余裕や完全に人事な態度はどこから来るんですか…。

380 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/20(Mon) 22:35
とりあえず総裁の魅了の力ってどんだけ持続すんだろね?
課長はそんなに長く支配されてなかったみたいだけど

381 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/21(Tue) 19:46
錬金王さんは長生きしてそうだから話題が豊富そう

382 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/21(Tue) 23:07
>>380
寿人神父「課長さんの時は地上への帰還から、
総裁に伴われてルキさんと社長を拉致して、
課長さんお一人でキャンプに戻って来られるまでの間…でしたね」
ええ…。時間にして言うなら、丸二日程影響下に置かれていたかと。
ただ、総裁に面会した時に号令を受けて私を取り囲んだ黒服達は、
黄泉公社を興してから直ぐの頃に送り込まれた某合衆国に連邦の工作員も居るらしく、
彼らは年単位で支配されている様でしたし…。
ユウ「支配の度合いや期間は総裁次第で幾らでも好きに、って感じなのかしら」

>>381
それだけではなく、彼は総裁同様に異世界アルダの住人ですからね。
ルキが居ない今となっては、言い方は悪いですが貴重な情報源…と言えるかと。
新見妹「でも、おじさんさっき記憶喪失かも…って言ってなかった?」
ユウ「言ってた。でも、近況や過去史については結構しっかり憶えてるっぽいし、
ルキちゃんみたくほぼほぼ何もかも忘れてるっぽい感じはしないよねぇ」

383 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/23(Thu) 02:28
そういや前に99行区にアルダ世界からも色んな奴らが飛ばされて来てる(DLコンテンツ話)って話あったけど
その中に錬金王のリアル知り合いもひょっとしたら居たりすんのかねぇ…?

384 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/23(Thu) 05:00
>>378
互いに生死を掛けて奪い合いしている間柄の両者なんだし、
余程の実力差でも無ければそんなに楽観的には考えられないんじゃないかな?

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>379
>>380
電力…か。雷の力を何らかの駆動力として使っているのか
僕には全くもって想像がつかないが、それだけに実に興味深い話だね

…ああ、そうさ。我が友“狂王”…こちらでは確か“久世戸英器”と名乗り、
“黄泉公社”なる組織の長となっているらしいが…

話を聞いただけでもすぐわかったが、新見君が受けたのは間違いなくその“魅了”の力だよ。
古くは“闇王オーマ”や“冥王ルキフェル”と言った闇の頂点に立つ神々に、
彼らの支配を受けた眷族が行使したと言う“オーマの波動”が源流とされている支配の力の一つさ

無論、それだけの力故に当代においては強大無比と言ってもいい。
何しろ、死星の森に捨てられた幼き我が友を拾い育てた死星の天使とその麾下の軍団の精神を
彼が去った後も未だに支配下に置き続けている位だからね…
そう、行使した対象をどう支配するかは全て術者の彼次第なんだよ

>>381
まあ、それなりに語れる事はある…とは言いたいが、
大体があちらの…僕らの居たアルダの事についての昔語りになってしまうかな。
それに、結構な記憶が…それも、自分に近い事の方を思いの他忘れているみたいで…実に困った事に、だ

>>383
ほう…僕達だけじゃなかったのか、こちら…地球へ来ていたのは。
言われてみれば、如何にもあちらの文化や風習に染まった出で立ちの者達を見かけるが
覚えている限りの事を幾度思い返しても、僕の知己は一人として居ないみたいだね…

385 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/25(Sat) 12:50
メリークリスマース!・・・あーんどスレ一周年記念おーめでとう!!
ってなワケでキャンプの皆さんにプレゼントォォ!!!

つ ホールケーキ25個

とりあえずメシ食えないっぽい錬金王先生には・・・こっちがいいかな?

つ アルゲン12250

とりあえず総裁をブッ倒す日が来るまで頑張ろうぜ!

386 名前:不死身の錬金王 ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/25(Sat) 14:14
>>385
一周年…か。つまり、新見君達はもう一年もここに留まらざるを得ん状態なんだね…
色々と酷な閉鎖空間での生活を余儀なくされて難儀どころの騒ぎでもないだろうから、
君達みたいな客人がこうして様々な気遣い、心配りをしてくれるのはかなりの支えとなるだろうね。
…まあ、その辛苦の一因を担った僕が言えた義理じゃなかろうが、
これからも新見君達の力になってやって欲しいな

…ふむ。アルゲンのお裾分けまであるのかい?
そうだね、今この場で命を永らえる為にも必要だし、何より僕みたいなのにまで
こうして贈り物があると言うのは何気に嬉しいね。では、有難く頂くとするよ

ああ、そうだ…。僕の存命(?)を知って駆けつけた身内がいてね、
これからはその身内と一緒に新見君達や君達と付き合っていこうと思うんだ
さ、こっちへ来るんだ。


オオクラゲル「はい…錬金王様。は、初めましてっ!
錬金王様に創って頂いた黄泉族で、オオクラゲルのクラゲンって言います!
錬金王様共々、これからよろしくお願いしますっ!」

387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/25(Sat) 18:34
よろしく〜っで早速だけど、クラゲンさんの特技ってありますかね?

388 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/25(Sat) 21:15
錬金王殿(>>384>>386
電力でしたら、照明や冷暖房の空調、ラジオやTV等、
実に多岐に渡る用途に使われていますね。
ブラックマン「今や生活に欠かせない機器の大半に使われておりますな」
彩千夏准尉「黄泉に限った話だけでも融合炉や各施設の機器の動力源の一部、
そしてスイッチブーストの起動にも使われているな」

寿人神父「そう言えば以前に何方かがそのルキフェルの名前を挙げていた事がありましたが、
そちらでは闇の神の名前だったみたいですね。私達の世界の同名の存在と、
立ち位置までも恐ろしい程似通っているのが気になる所です」
新見妹「うわ…やっぱアレ、そこまでトンでもない力だったんだ。
しかも、拾ってくれた育ての親にまでそんな仕打ち出来るって…力も神経もマトモじゃないじゃん!」
神崎「しかし、久世戸総裁は如何にしてその様な恐るべき力を手にしたんでしょう?
話を聞く限りだと、人の身では手にするのも自在に操るのも容易ならざる事に思えるのですが」
ユウ「てか日本人じゃなかったんだし、実は人間でもなかったって言われても不思議じゃないかもね」
まさか…とは言い切れないのが何とも。まあ、コレは総裁に限った話じゃありませんがね。

ユウ「お、見た顔だと思ったら塔の頂層のアンタか」
久し振りですね。そう言えば君、今ココでは何事も無く居られるみたいですけど、
「塔から出られない」って言っていたのは実際問題どうだったんでしょう?
彩千夏准尉「ああ、確かにそう言っていたな。錬金王の力で解決して貰ったのか?」

>>383
錬金王殿御自身とは今の所面識の有る方は居なさそうですが、
「剣の街エスカリオ」から来られたと言う方は居ましたね。
ユウ「えー…っと確か、『アルム・メデル』に『ヘルガ・ヒルブラス』って名前だっけ?」
新見妹「うん。アルム君はエスカリオ近郊に本部がある『メデル商会』の会長で、
ヘルガさんは王宮の騎士団の総長、だってさ。ウチらとあんまり年変わんないのにスゴいよね!」
それだけ環境にも才能にも恵まれているって事なんだろうな…。
ただ、今となっては見も知らぬ異界へ飛ばされ、記憶の大半も失くしているとの事だし、
順風満帆であった状況から奈落に突き落とされた様な気分だろうかな、今の有様は。

>>385
新見妹「え? え? いいの!? ありがとー!」
彩千夏准尉「まあ、嬉しいのは嬉しいが…何時の間にココまで大量に持ち込んだんだ?
いや、新見達の潜入時の持ち込みかも知れんが、流石にこの鮮度を今まで持たせるのは…」
ユウ「超常現象上等、オカルトまっしぐら! …なこんな有様にツッコむのが野暮だって。
とりあえず全員分はあるっぽいし、早速切り分けてパーティやっちゃおう!!」
ブラックマン「やれやれ、今から少しばかり忙しくなるな…。久我澤君、神崎君、済まんが手を貸してくれ」
私もお手伝いしますよ、Mr.。
寿人神父「え? いや、課長さんはゆっくり休んでて貰っても…」
いいんですよ。去年の初手の初手から奇怪な黄泉族らしきサンタクロース襲撃の対応に追われた事を考えれば、
この位の忙しさはむしろ心地良くて楽しい位ですから。
神崎「さらっと言ってますけど、本当に苦労続きだったんですね…課長。心中、お察しします」

>>387
ユウ「うわ出た、新顔来たらソッコー無茶振りするヤツ!!」
…姉さんがそれ言いますか。むしろ姉さんの方がアイと一緒に来た新人達や、
アルムさんとヘルガさんにも酔いながらそう絡んでた位でしょうに…。
寿人神父「とは言え錬金王さんの黄泉族の中でも特別なのも確かでしょうし、
どんな風に他の超力種達とは違うのかは気になりますね」

389 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/26(Sun) 06:12
>>387
クラゲン「はい、よろしく!…え?僕の…?
う〜ん、そうだね。水撃と電撃に加速の異術と、異術封じの波動を使えるよ。
あとは…足狙いの小技にそこそこの自己再生能力ってとこかな」
錬金王「まあ、基本的な戦闘能力は僕が塔内に放っているクラゲル系統の黄泉族に、
少々色をつけた様な感じの技能を与えているだけだからそんなモノさ。
元々僕が話し相手と小間使いを兼ねた従者めいたのが欲しくて創ったのだからね」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>388
クラゲン「お久しぶり!実は、錬金王様が戻って来られたって話を聞いちゃって、
矢も盾もたまらず、錬金王様から止められてた事も忘れて…えーっと、そうそう!
気付いたら塔を飛び出してここの第1キャンプまで来ちゃった!!…んです」
錬金王「僕もその積もりで創った手合いだったから、
実際に何事もなく無事にここまで来たって事に驚いた位だったんだ。
…お陰で、この子がアルゲンに満たされた黄泉内ならば普通に生きられる事に今更気付いたって事だね」
クラゲン「思いもよらぬ大収穫!ってやつですよね、錬金王様!」

錬金王「ふむ…エスカリオのアルム・メデルか。
彼は確か、今もアルダにおいて大手の商会であるメデル商会の開祖だね。
僕の記憶違いでなければ、彼は僕らの時代より遥か昔の世代の人間だよ」
クラゲン「どうして、そんな昔の人まで呼ばれたんでしょう?
でも、一緒に来たってヘルガって人もだけど、もしかしたら当時の話が聞けるんじゃ…?」
錬金王「いいや、彼らも僕同様あちらでの記憶を相当失っている様だし、そうは上手く行かなさそうだ」
クラゲン「残念!でも、僕らやアルムさん達の事も含めて、色々とここは大変みたいですね。
それはそうと、ご友人の狂王様も僕らみたくこっちに来てるって…」

錬金王「そう。目的は不明だが黄泉公社って組織の長として色々動いてるらしい。
もしかしたら、至宝の力を使って僕らのアルダに帰還する積もりかも知れないな…」
クラゲン「そうなんですか…。でも、やっぱりあっちの時みたいに、
色んな人を“魅了”の力で支配して軍団とか作ってたりするのかなあ…?」
錬金王「そこまでじゃないが、こっちでもその力は健在らしいからね。既に手足となる者は居るんだとさ。
あの生まれ持った力で試みに死星天使達を支配下に置いてからは、逆らう者は全て軍門に下らせてきたし」
クラゲン「あれが効かなかったのなんて、教皇や統一神みたいなのだけですもんね。
どうしてそんな力があったかは狂王様もご存じはないみたいだけど…」

390 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/28(Tue) 13:44
黄泉ってアルゲン以外には食料ないの?

391 名前:猫の群れ 投稿日:2021/12/31(Fri) 09:11
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さんだ)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(いつの間にか金の象と空飛ぶクラゲも一緒〜)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(とりあえずモフれー!)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(てかよくよく考えたらモフられるのはこっち〜!)
.c(,_uuノ

392 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/12/31(Fri) 09:53
アルダってヴァラールの一人、長上王マンウェの統べる世界のこと?

393 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2021/12/31(Fri) 12:31
>>390
クラゲン「そんな事はないよ〜?」
錬金王「植物質だろうと動物質だろうと生命は存在しているからね。
そして、そこに棲む生き物…即ち君達が言うところの“黄泉族”な訳だが、
当然草食の者は自生する植物を、肉食の者は自分より弱き者を捕食する…と言った具合にね。
君達の世界の“地球”と、何ら変わり映えはしない筈さ」

猫の群れ(>>391
錬金王「おやおや、この様な薄暗い地下道の拠点に至極普通の猫がいるのかい?
しかも、なかなかに人懐っこくて物怖じもしない辺り、誰かの飼い猫なのかな…?」
クラゲン「きっと課長さんや探行士のみんなのペットじゃ…わぁ!?
ちょ、ちょっとちょっとー!?くすぐったいよー!!」
錬金王「ははは、どうやら気に入られたみたいだね。
しかし、久方振りに極々普通の猫を見たり触れたりするものだけど、
思いの他小さくて、ほんのりと温いものなんだな…」

>>392
クラゲン「えぇ〜?なぁに、それ?」
錬金王「“ヴァラール”に“マンウェ”…か。少なくとも、僕は今初めて聞いた名だ。
僕らのアルダでは一度も聞かず、伝承にすら残らぬ名である以上、そのアルダは僕らの生地とは別物だね」
クラゲン「僕達がいたアルダは、光と闇の神々が永遠に続くかのような闘争を続け、
中立の象徴である竜の神が調停をする…のを繰り返してた世界なんだけど…」
錬金王「あろう事か、至宝を手にした或る不遜なる女が三柱の神々を無理矢理に融合し、
その結果誕生した“統一神アルダー”の降臨により、人も魔物も在るべき姿を失い等しく異形と化し、
三柱の勢力の闘争の終焉と引き換えに理が歪められてしまった呪われし世界さ」
クラゲン「錬金王様も、狂王様も、そんな世界の在り方を憂いて立ち上がったのに、
アルダーの力には結局抗えなくてこんな事に…」

394 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2021/12/31(Fri) 20:48
さて、いよいよ今年も残り僅かとなりましたか…。
ユウ「雇い主の裏切りって特大のひっでぇまさかはあって大変だったけどね…」

錬金王殿とクラゲン(>>389
新見妹「無茶するなー。ま、でも無事なら万々歳じゃん」
こう言うのを「怪我の功名」って言うんだろうかな…。
想定外の良い結果を生めたのなら、それはそれで良いでしょうね。

ユウ「ウソ…。おっちゃんとアルム達ってそもそも生まれた時代が違うんだ?
てかもぉ色んなトコの色んな時代から飛ばされるって、マジ何が起こってんのさ!?」
寿人神父「もしかすると、アルダからの来訪者の皆さんが転移させられているのは、
総裁が至宝を使っての帰還を試みて想定外の結果を出している所為…なのかも、ですね」
恐らく、あちらへ通じるゲートの様な物を開こうとして、
アルダからこちら側への一歩通行のゲートが開いてしまっているのでしょう。
そして、アルムさんやヘルガさんはそれに巻き込まれた…と。

新見妹「てか育ての親の洗脳がほんの試しって…」
ユウ「思ってたよか斜め下級にひっでぇ理由じゃないの…」
何事も、切っ掛けは思いの他単純か下らない理由だったりする物なんですね…。
しかし、自分でも不明なのにあの様な強大な力が…?
ブラックマン「その力への覚醒と存在の認知が、総裁を変えてしまったんでしょうな。
人は己の器を遥かに越える力を手にすると、行使への誘惑にはそうそう抗える物では無いですからな…。
きっと、その辺りで統一神と戦う事を望んだのかも知れない…か」

>>390
黄泉族の様な土着の存在なら黄泉内の物の何れかは食料とはなるでしょうが…。
彩千夏准尉「我々人間の場合だと流石に違って来るな。
口にするだけで未知の成分に身体を侵される危険が伴う以上、
黄泉内の物で我々が口にして良い物は無い」
一応一部の黄泉族の足や肝等が見た目的には食材になりそうな感じではありますが、
前述の危険を警戒する必要もありますし、何より臭みの酷さが半端ではありませんから…。
ユウ「そもそも食べてみようって気にすらなんないわ」

猫の群れ(>>391
神崎「この子達はいつぞやの…」
総裁との事があってから姿を見かけなくて少し気懸かりでしたけど、
どうやら無事だったみたいですね…良かった。
新見妹「あらら…。おじさんとクラゲンに一斉にじゃれついてるじゃん。
やっぱり、見た目からして珍しいから気になっちゃうのかなー?」
かもなぁ…。でも、二人とも満更でも無さそうだし、心配は要らなさそうだ。
後で茹でた鶏笹身や白身の魚もご馳走してやらなきゃな。

>>392
それ、「指輪物語」の世界の話でしょう?
ブラックマン「確か最近和訳が出た英国の冒険物の長編小説…でしたかな?
著者の名は『ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン』だったかと」
ええ。六巻全部持って来ているんですが、それ自体の読み応えと、
落ち着かない現状の所為で中々読み進められてないんですよね…。

それでも、思いもよらぬ出会いで助力を得て何とか今年も無事乗り切れました。
皆さんも無事に良いお年を!
新見妹「じゃあ、まったねー!!」

395 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/01(Sat) 00:43
新年だ!明けましておめでとう!
お年玉として能力向上アルゲンをプレゼント!
つ能力向上アルゲン

396 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/01/01(Sat) 11:11
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>396
クラゲン「あ、あぁぁ…」
錬金王「ははは、そうだね。命を失うまでの慌て者にならなくて良かったと思うべきだね」

錬金王「…それは、むしろ僕が聞きたい位さ。
そして、異なる時代の彼らだけでなく、僕らも狂王と共に歩んだ者達ばかりか、
あの忌々しいアルダー帝国の教皇や唾棄すべき堕ちた竜の子孫までもが、
諸共に住んでいた場所ごとこの黄泉に飛ばされて来ていると言う恐るべき事態に直面している謎も、
未だ何一つと言っていい位には明かされていないのがどうにも…ね」
クラゲン「やっぱり、狂王様に直接会って聞かなきゃ駄目…かな?」
錬金王「ただ、新見君達にした仕打ちを聞く限り、今こうして密接に関わりを持った僕らも、
狂王…いや、久世戸は決して良くは思うまい。さて、どう接したものかな…」

クラゲン「…それは。狂王様を悪く言いたくないけど、僕もそう思う」
錬金王「まあ、それが自然な感覚じゃないかな。試しで心を壊すのは、
流石に僕とてとても快くは思えないからね」

>>395
クラゲン「あ、どうもありがと!」
錬金王「ほう、これはまた稀少な固体かつ純度の高いアルゲンだね。だが…」
クラゲン「??どうしたんですか、錬金王様?」
錬金王「どうもこの固体アルゲン、生成過程で特殊な加工がされているみたいで、
僕らでは取り込んで活力源にする事は不可能みたいなんだ」
クラゲン「えぇ!?そ、そんなぁ…」
錬金王「折角貰ったのに勿体ないが、扱えないんじゃ仕方ない。
新見君達が来たら譲る事にしよう。僕らが使えないなら恐らくは彼ら探行士の為の物だろうしね」
クラゲン「せっかくの贈り物なのに、ごめんね…」

397 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/01/01(Sat) 21:55
皆さん、明けましておめでとうございます。
彩千夏准尉「相も変わらず事態の好転には程遠い現状だが、
それでも我々はどうにか無事にやっているぞ」

錬金王殿とクラゲン(>>396
…そう、ですね。アルムさん達は兎も角、
錬金王殿だけでなく、総裁が深く関わったであろう人物が、
「罪人」として勢力を問わずこの黄泉の中に居るんですよね…。
ユウ「そぉそぉ、そこが気になるトコだよねぇ。
少なくともルミナリスは完全に総裁の敵だし、三つ子のオッサンもただの知り合いっぽいし、
どぉ考えたって狙って集めたなら連れて来るワケないのが居るんだよなぁ…」

寿人神父「仰る通り、確かにそれしか確実と言える手はありませんが、
私としてはお勧めはしませんね。何しろ、総裁は貴方方『罪人』を討つ様に仕向けた張本人ですし、
何より、己の目的の為に弄んだだけの相手に真実を伝えるとは到底思えませんから」
こうなると、総裁の黄泉での極秘実験に関わっていた者達の遺した資料や、
彼らの研究、実験の痕跡を調べ上げて探って行くしかないでしょう。
それに、恐らくは錬金王殿が今こうしてココに居る事自体が総裁には想定外の事態の筈…。
ブラックマン「なればこそ、何をされるか解らぬ故に尚の事接触は避けた方が良かろうな」

>>395
おお、コレは…! ありがとうございます、コレで人数分が一通り揃いました。
ユウ「一つだけどうしても足りなかったから今まで見送ってたけど、
コレであたしら全員やっと昇進出来るわね。んじゃ早速管理官のおっちゃんトコに…」
新見妹「ちょっと! ウチのが無いんだけど!!」
ユウ「いやいや、アイちゃんはスタメンじゃないからしょうがないでしょ」
彩千夏准尉「そもそもお前はまだ昇進の必須要項を満たしていないだろうが」
新見妹「うぅー…」

…それでは、改めて今年も宜しくお願い致します。
神崎「久世戸総裁の目論見を打ち砕き、皆で共に帰還する日まで頑張りましょう」

398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/03(Mon) 13:28
初夢は見た?

399 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/01/04(Tue) 14:07
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>397
錬金王「ああ、そうだね。確かに妙だ。腑に落ちない事が多過ぎる」
クラゲン「大聖堂もあって、あの教皇もいたんだよね?課長さん達が倒しちゃったみたいだけど」
錬金王「そこはまあ、至宝の暴走で共に飛ばされただけなのかも知れないがね。
だとしても、彼が飛ばされた事を知っていて、かつ実際に飛ばされなかった筈の僕らまでも、
何故かいつの間にか来てしまっていた…のは流石に意味が解らないよ」

錬金王「ふむ…やはりね。友が…久世戸が今何を思い動いているかは分からないが、
あの女や三つ子共と同じ“罪人”に分け、討ち取る様に仕向けているのなら、
流石に今のこの想定に無い異常事態を放置する訳にもいかないだろうし、
軌道修正や不確定要素の排除を望むなら…十分有り得るか」
クラゲン「そんな…!」

錬金王「黄泉での久世戸の実験か…興味深いね」
クラゲン「それ見れば色々わかるかも!でも…どこにそんなのが?」

>>398
錬金王「いや、僕はまだだね。何しろ、新見君達から借りた小説を、
黄日辞典の翻訳を通してずっと読み進めるのに夢中だったのでね…」
クラゲン「錬金王様、僕が起きてる間も微動だにせずに読んでましたもんね!
僕は何度も途中で寝ちゃったけど。…え?夢?それだったら、人間になった夢を見たよ!
…まあ、今までも何度も見てた夢なんだけどね」

400 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/04(Tue) 15:08
錬金王さんはすぐにでも悟りの境地まで行けそうな気がする

401 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/01/08(Sat) 22:50
錬金王殿とクラゲン(>>399
寿人神父「ええ。錬金王さんとの事があってからも、
教皇に死星砦の三人の闘士と竜の末裔の三つ子の世捨て人達も、です」
ユウ「そいつら全員、狂王…もとい総裁が倒す様に言って来たから、
全員はっ倒して融合炉にくべる為の遺物を取って来たってワケ」
ブラックマン「死星砦の闘士達も森の天使も、一緒に飛ばされたにしては、
総裁の気配や存在には一切気付かず、見捨てられたと自暴自棄になっておりましたな…」
しかも、三闘士や二体の天使は味方の筈なのに私達に消させる様に仕向けましたからね。
それに、彼と共に飛ばされた切り札である筈のルキ…神の子すらも手に掛けてしまいました…。
総裁の中では全て計画に従った行動なのでしょうが、到底理解が及ばないですね…。
新見妹「とりあえず、悪い意味で何されちゃうかわかんなさそーだし、
おじさんもクラゲンも念の為にいつでも隠れられるトコに居た方がいい…かな?」

資料…ですか? 確か、総裁との一件の後に灰十字さんから渡された物はありますが。
神崎「あの内容は…僕達にも十分衝撃的な真実が書き連ねられていましたが、
こちらの二人にそのまま見せても大丈夫…なんでしょうか?」
ブラックマン「直ぐには、はせぬ方が良かろうな。まずは我々の出した憶測をそれとなく話しつつ、
その反応次第で必要と思える分を提示するのが良かろうと思う」
…ですね。あ、ええ…こちらの話ですよ。
あ、そうそう。私の持ち込んだ冒険物の小説や推理小説を読まれたんですか?
そこそこ長めの物を持って来たんですが、良い退屈凌ぎにはなりましたでしょうか?

>>398
ユウ「見た見た。ま、いつもの公僕生活まんまだったから、
実は覚めるまで夢とはちっとも思ってなかった…ってオチだけどさ」
新見妹「ウチは大ウソかましてたバカ兄貴をチョークスリーパーで〆てた夢見たわー。
なんかムカついたから妙に力入っちゃったけどねー」
…夢だけならいいけど、寝惚けて本当に締め上げてくれただろお前。
お陰でまだ頭も首筋も痛んでどうしようもないんだが…。
神崎「眠りに就いて直ぐのアレは流石に…。夢を見るどころの騒ぎでも無かったでしょう」
どうですかね…。今の所はまだ夢らしい夢は見れてませんね。
最近疲れが溜まっているのか、戻ってベッドに横たわると直ぐに意識が無くなってそれっきりですし。
ユウ「マコト君、何だかんだで根詰めてるからなぁ…。
そっちもだけど、寝る度にうなされてるトッシーもそっちはそっちで結構アレっぽいし。
てかマジでどんな酷い夢見てんだか…」
彩千夏准尉「大方察しはつくが…まあ、聞かん方が良さそうだな」

>>400
どうですかね…? まあ、欲望剥き出しの我々よりは余程可能性はありそうだとは思いますが。
神崎「一度生死の理を覆して望んでいたであろう物全てを手にしたからかも知れませんが、
逆に初めて会った時も今も色々と達観してるみたいですしね」

402 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/09(Sun) 16:45
黄泉族相手に一対一の闘いでどのくらいの相手までなら勝てる?

403 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/01/10(Mon) 13:01
>>400
錬金王「いや、どうだろうねえ…?」
クラゲン「どうして、そう思うんです?」
錬金王「考えてもみたまえ、その境地に至るには執着を捨てねばならないんだ。
権力と財力、永年の命に執着してそれを一度は手にした…と思い込めるまでの極致に至った、
相当な欲望に塗れて結果を得たこの僕が、その境地に至れる道理は無いだろう」
クラゲン「でも、でも…!その事に空しくなってその命も捨てるのを望んだじゃないですか!
そうまで思えて、一番得られた大きな物を捨てようとまでした錬金王様が…」
錬金王「だが、今こうして再び現世に舞い戻り、それに甘んじているんだ。
まだ生への執着は捨てられてない以上は無理な事さ」
クラゲン「…」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>401
錬金王「ふむ、確かに単純な意味合いでの“罪人”扱いについては、
意味こそ違えど僕も彼らも“罪”と思われる物は背負っている以上、止むを得ない事だ。
ただ、その我が友…久世戸の君達に言った意味合いは大きく異なりそうな気はするね」
クラゲン「でも、志を共にした仲間相手にそんな扱いをするなんて…!
それに、どうして忠実な家来だった死星のみんなまで…」
錬金王「しかし、実際に久世戸は新見君達に僕を含めた全ての罪人を討たせ、
僕らから得た“遺物”を鍵に道を拓かせ、その上で極限まで追い詰めた君達を未だに生かし、
敢えて手に掛けた“神の子”の蘇生の為に動くのを黙って見守っている様だね…。
己の利益、不利益を問わずに自ら動き、人を動かそうとするのは何故か…。
それを知る為にも更なる知識と情報は必要だね。この際、出せる物は何でも出してくれ」
クラゲン「僕からもお願い!このままなんにも知らないでいて嫌な思いし続けたくないんだ!!」
錬金王「そういう事だから、よろしく頼むよ」

錬金王「まあ、そうだね。それなら、僕らは君達の使っているテントを一つ借りさせてもらおうかな。
そこでのんびりと色んな読み物やラジオ番組で暇を潰させてもらいながら待つさ」
クラゲン「それにしても、この前来た人が言ってた“別のアルダ”ってこの指輪物語ってお話の舞台なんだ…。
こっちもこっちで、色々と凄くて大変な世界だよね」

>>402
錬金王「どうだろうね…。同じ黄泉族の僕が言うのもなんだけど、
少なくともその辺りを徘徊している様なのには決して遅れはとらないと思う」
クラゲン「僕も、塔の中の弱い目のぐらいまでならどうにかなる…かな」

404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/12(Wed) 11:34
課長、小説でも写真集でも漫画でもいいけど春本ないの?

405 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/01/14(Fri) 18:46
錬金王殿とクラゲン(>>403
その事なのですが…。私も件の極秘資料に改めて目を通しましたが、
錬金王殿が、いえ…他の「罪人」と呼ばれる強大なる黄泉族も、
いや…黄泉族その物も、全て異邦よりの来訪者の様に彼ら自身は振る舞い、
我々もそう思っていたのですが、実際はこの地球で生まれた存在だったのです…。
俄かには信じ難い事でしょうが、こちらの資料の文書の中身が全てです。
今までの貴方の記憶も、自身の存在の在り方すらも…全てを否定されかねない、
貴方自身を打ちのめす様な事実が書き連ねられていますが…それでも御覧になるのですか?
彩千夏准尉「自分も到底勧めは出来んが、課長の言からはもうある程度の想像はつくだろう…。
真実を知る覚悟があるのなら、コレに目を通すといい」

>>402
一対一…ですか? まあ、それでしたら…。
ユウ「臥竜の森の小型や中型のザコいのならもぉ一人で大丈夫かな」
神崎「直接敵と切り結んでいる僕達の様な職種でしたら、
今現在探索中の『黄泉王の匣』の『邦人子宮』の上層部までの黄泉族ならば…」
そこは得物の火力とヨロイやフクの耐久性次第でもありますね。
前衛に出ている方々はまだしも、今一つ火力に乏しい私や神父さんの場合、
現状安定して殲滅出来そうなのは、大聖堂の徒党を組んでいない相手まででしょう。

>>404
あ、ありませんよそんなの…! と言うか買った事も無いです!
新見妹「ウッソくせー。女好きでタラシなのにー?」
ユウ「いやいや、そこは逆に考えるのよアイちゃん。
『手当たり次第に口説いてモノホンをゲットすればいい』んだから、
別にそんなの買わなくたって大丈夫って事だ、って考えるの」
新見妹「あ、そっか。その発想は無かった」
姉さん!! …てか、お前も本気にするな! と言うかタラシ言うなァァ!!

406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/15(Sat) 02:33
料理は錬金術です

407 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/01/16(Sun) 05:15
>>404
錬金王「春本…?何かな、それは?」
クラゲン「よくわかりませんけど、人間の女性の卑猥なの…でしょうか?」
錬金王「みたいだね。いつの時代もどこの世も、そう言うのは幾らか需要はあるって事か」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>405
錬金王「そうか…。いや、僕も色々と思う所や拭えない疑問はあったからね。
さ、貸してくれたまえ。そちらの黄日辞典も少し借りるよ」
クラゲン「…何かすごく怖いですけど、僕も一緒に」

クラゲン「れ、錬金王様…これは、一体…?」
錬金王「ああ、やはりね…」
クラゲン「それでは、今ここにいる僕達は…!」
錬金王「そう、早い話が僕はアルダの不死身の錬金王“本人”ではない…と言う事さ。
しかも、この手元の“罪人の真実”と“黄泉の真実”を見てみたまえ。
この記述を見るに新見君が零した通り、僕はこの世界…地球の真の意味での“罪人”を素体に、
我が友…いや、今はそう言うべきではないあの男が、久世戸が造り出した黄泉の錬金王だと言う事になる。
…いや、実に滑稽だな。僕は欲に塗れ、偽りの境遇に倦み疲れ、有能を錯覚した只の道化に過ぎなかった訳だ。
新見君もここの皆も、笑うなら笑うが良いさ。友の行く末を案じ、世を憂い、不遜なる女と歪められた神の存在を疎み、
それをあたかも自らの全てと思い込んで物知り顔で語っていた自分自身が、何と無様で哀れな事だろうか…!」
クラゲン「錬金王様…」

>>406
錬金王「いや、流石にそれは違う筈なんだが」
クラゲン「でも、調合釜で肉や野菜の切れ端を集めて、素材や料理を調合していますから…」
錬金王「む…釜を使ったものに関してだけは、確かにそう言えるか」

408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/16(Sun) 18:59
座右の銘はあるか?

409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/22(Sat) 09:16
錬金王の技術を駆使して、最強の黄泉族を作り上げようではありませんか!?

410 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/01/22(Sat) 18:50
錬金王殿とクラゲン(>>407
…どうやら、お気付きになられた様ですね。
今までの情報を総合すると…「黄泉」は「至宝ヨミ」がこちらへの転移の際にその姿を変えて東京は旧杉並区に現出した、
「アルダ」の一部地域をその内部に再現した、「アルゲン」をその内に満たし、
それが「黄泉族」を含む様々な事物を生成し続ける巨大な構造体…と言う事です。
神崎「そして、総裁達『黄泉公社』の中心にして暗部である者達が実験と研究を重ね、
産み出した新種の強靭かつ強大な力の黄泉族…即ち『罪人』の一人が貴方ですね」
私からこの様な事を言うのもどうかとは思いますが…心中、お察し致します。
最早、今の錬金王殿の置かれた状況は、裏切りなどと言う生易しい物ではありませんから…。
ユウ「騙されたのはあたしらもだけど、何つーか…おっちゃんの場合は根本からの問題だもんねぇ」
寿人神父「信じて疑わなかった境遇の全ては偽り、かと言って素体であった者の本来の記憶は戻らない…。
自己を見出せない辛さと言うのは、一体如何程の物なのでしょうか…」

>>406
ブラックマン「それは食材にかかるコストと料理の出来と付けられる価格次第でしょうな」
本来の意味での錬金術では無く、現代社会的な意味での錬金術でしょうね。
まあ、実際はそこまで言う程の事では無いかとは思いますが。

>>408
「初心忘るるべからず」「継続は力なり」「転ばぬ先の杖」…ですかね。
ユウ「ま、何て言うか…マコト君らしいなぁ」
彩千夏准尉「ああ、度が過ぎる程に慎重な課長らしいよ」
新見妹「兄貴って昔から何でもヘタレっぽかったから当然だよねー」
お前が色々と後先考え無さ過ぎるだけだろ…。
僕だけじゃなくてユイにも両親にも散々言われてたじゃないか…ったく。

>>409
ユウ「あ、それいいかも。あたしらを一回全滅に追い込んでくれた、
あンのくっそムカつく銀の錬金王類似品ゴーレムとか普通に使えるっしょ」
まず最初に思い付くのはやはりそれですよね…。
しかし、それなりの性能である以上は生成も相当厳しい条件が要求されそうですが。
寿人神父「それに、仮に出来たとしてもどこまで実用化出来るのか…。
『マモノケシの花』の様な対抗策を用意されていたらそれこそ徒労に終わりかねませんし」

411 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/01/23(Sun) 05:05
>>408
錬金王「特にどうと考えた事は無かったが、強いて言うなら…そうだね。
“失策も挫折も、あらゆる経験はいずれ勝ち取る栄光に帰す”かな」
クラゲン「“失敗は成功の元”って言いますけど、それに近い感じなんでしょうか?」

>>409
錬金王「さて、“作る”とは簡単に言うが…それは容易ならざる事だよ?
曲がりなりにも一つの命を産み出す事だからね」
クラゲン「構成要素の中で一番大事なアルゲンの凝縮もそうだけど、
個々の黄泉族を構築する他の要素たる素材も集めなきゃならないから…」
錬金王「このキャンプ内なら融合炉も使えば可能なのかもしれないが、
流石に一度たりとも試みていない事を試して炉を駄目にするのはリスクが高過ぎるしな」
クラゲン「それに、神父さんの言う通り、狂王…久世戸様は絶対何か対策してると思うから、
成功の保障がなくて、対策も簡単に取られそうだからやめた方がいいと思う…」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>410
錬金王「そうか…。むしろ、こちらこそ余計な気を遣わせて済まないね。
しかし、色々と抱いていた疑問が粗方氷解してくれたし、失う物も多かったが得られた物もまた然り…だ。
新たな知識を得て疑問を解消する事に悦びを覚えるあたり、僕はやはり元が何であろうとそう言う類の奴らしい」
クラゲン「錬金王様…。でもそれだったら、僕は一体…?」
錬金王「君は僕がここで確かに造り上げた新たな生命だ。
僕が“飛ばされてから”した事だから、それだけは自信を持って断言出来る。
だから、君は君さ。何も迷う事も悩む事も無いんだよ」
クラゲン「錬金王様…!」
錬金王「…まあ、何はともあれ当分は今を受け入れて気儘にやるだけさ。
もののついでに、僕本人の記録にも目を通しながら新たな知識でも暇潰しに仕入れるとしよう。
黄泉族事典の僕についての詳細報告書もあった筈だろう、それも貸してくれないかな?」
クラゲン「こっちも見るの怖いけど…でも、すごく気になる。何が書いてるんだろ…?」

412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/24(Mon) 03:53
人間がアルゲンの摂り過ぎで黄泉族に成っちゃうって事はある?

413 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/01/29(Sat) 22:12
錬金王殿とクラゲン(>>411
ユウ「思ったよか立ち直り早いみたいで良かったわぁ」
新見妹「ウチのバカ兄貴程じゃないけど、おじさんも結構図太い方かもねー」
…おい、もう少し言葉には気を付けろよ。
しかしながら、割り切りが早いのはこの場合良い事かも…ですね。
今は急を要する事態に直面していますし、悩み苦しむ時間も惜しい位ですから。
ブラックマン「黄泉族の…? ならば、超力属の項目を見るが宜しかろう。
記述を見るに、貴殿の出自は辣腕と言える政治家だった様だが」
その彼の生前の異名に業績と言い、魂の込められた遺物が大金の札束であった事と言い、
貴方の素体が彼である事も素直に納得出来る人物でしたよ。
ユウ「教皇の素体になってた奴があんなのだった事考えたら尚更かもねぇ…」

>>412
過剰摂取が原因で…は、どうなんでしょう。
新種の黄泉族や罪人の生成に利用していた事を考えれば、
無いとも言い切れはしませんが、実際に確かめた訳では無いですから何とも。
神崎「黄泉族に寄生されたり融合されたりでそうなるケースは有りますね。
クネクネ科にヨミビト科の黄泉族は黄泉族に寄生された探行士の成れの果てですし」
彩千夏准尉「とは言え、飽くまでもそれはアルゲンに適合すればの話だろう。
そもそも適合しなければ探行士にもなれんからな」

414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/30(Sun) 01:52
アルダ固有の文化について詳しく教えて、錬金王様!

415 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/01/30(Sun) 16:24
>>412
錬金王「黄泉の中にある物を使って“造った”事はあるし、
でなければ黄泉の中で自然発生するもの…らしいね、諸々の話を聞く限りは」
クラゲン「課長さん達から借りた“公社”の極秘資料には、
実際に色んな人間を改造して、みたいな事も書かれてたような…」
錬金王「他はいざ知らず、僕ら“罪人”に関しては完全に人間が素材のようだね。
色々とロクでもない方向に前向きであれば、アルゲンとの親和性は十分らしいからねえ…。
ただ、改造を施さねばならない以上、尋常な手段では取り込みすらままならない気はするよ。
まあ、この有様では君が危惧するような事態にはなるまいて」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>413
錬金王「まあ、落ち込もうが怒りを露にしようが、
感情に任せて暴言や暴行に走ったところで何も自分の得にはならないからね。
僕にも記憶がある“本来の”錬金王が肉体の永遠を得ても魂の腐敗に絶望した挙句死を望んだように、
僕も現実を突き付けられて一周回って開き直ったようなものだよ、実際」
クラゲン「そうでもないと、生きてるの辛いかも…」

錬金王「それはそうと、こっちの僕の項目の…ああ、追記があるね。ふむ…。
成る程、僕の大本は大富豪で為政者な訳か。財力と権力で事を動かしていたのは、
確かにアルダの本来の僕もしていた事だからね。久世戸は、確かに錬金王の良き友人で同志だったか。
在りし姿の映し身を造るのに、実に相応しい物を元にしたんだから」
クラゲン「それだけに、きっと強い思いもあったのかも…ですね。
でも、あの教皇がまさか男の人が素体になって造られてた…だなんて」
錬金王「怪しげな宗教組織の長って一点はそっちもあの女も全く同じだけどね。
むしろ、素材としてはこの上ない物だったんだろうな」

>>414
錬金王「近年の事なら、人も魔も等しく異形の姿で生まれ落ち、
忌まわしき統一神に統べられているが故にかつてあった異種間の闘争は失われたが、
時折かつての人間その物の姿で生まれてしまう鬼子を
統一神の加護無き、世界に拒まれた忌の物として拒み、排する新たな悪しき風習が出来てしまった…」
クラゲン「久世戸様もその“鬼子”として生まれたばかりに、
生まれてすぐに目を一つ奪われ、森に捨てられちゃったんだ…」
錬金王「理を歪めてまで差別を廃したと嘯く奴らが、
別の形で望む型に嵌らぬものを同じように、いや…それ以上の敵意を以って排するのだから、
お笑い種で、恥でしかない、人に教えるのも気分の悪い物しかないね。実に悲しい事だが」

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/01/31(Mon) 01:33
これあげます!つロッテのチョコパイ

417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/01(Tue) 01:41
錬金王とクラゲンの趣味とか嗜んでいることはある?

418 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/01(Tue) 03:08
こういう寒い時は温めた缶入りのコーンスープでも飲みましょう
つ甘くてクリーミィ―なコーンスープ

419 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/02/02(Wed) 20:24
錬金王殿とクラゲン(>>415
一度は植え付けられた記憶で自ら命を絶つ様に仕向けられた訳ですからね…。
ブラックマン「理解していたが故に再現性が高いと言うのは解るが、
手駒にした上で手の込んだ殺し方をさせると言う時点で悪趣味この上ありませんな」
神崎「まあ、こうして改めて自らの意思で何かを出来るだけマシ…でしょうか」

ユウ「んー…でも、何て言うか素体と出来上がった罪人の性別が一致しないのって、
アンタらの中じゃルミナリスだけなんだよねぇ…」
新見妹「まあ無いと思うけど、おじさんみたく復活して自分の秘密知っちゃうか、
元々の記憶が戻っちゃったらトンでもない事になっちゃうかもねー。
んで、おじさんは元々の素体の方の記憶って戻りそうな感じ…あったりする?」

>>416
ユウ「おぉ、あんがと。コレって森永のエンゼルパイ?」
…見た目はそっくりですけど、中に詰めてるのが微妙に違いますね。
新見妹「他から出てる同じタイプのお菓子なんじゃないのー?」

>>418
ああ、何かと済みませんね。補給線が不安な現状では助かります。
ユウ「温めた缶入りのなら冷え込むトコにこそ持って行きたいけど…やっぱ無理か」
彩千夏准尉「持ち歩いている間に冷えてしまうからな、当然だが。
本来の味わいを堪能したければ、この場でさっさと飲むしかなかろう」

420 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/03(Thu) 03:13
アルゲンって美味しいの?あるいは空気や水のようなもの?

421 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/02/05(Sat) 15:00
>>416
錬金王「おや、僕らにも差し入れかい?済まないね。
けれど、僕は食物の類は口に出来ないから…」
クラゲン「僕が頂いちゃうね!この茶色くて丸いの…柔らかくて甘いね!
でも、外の茶色いのが溶けちゃって…手がドロドロだよー」

>>417
錬金王「元々は生命にしろ器具にしろ“物作り”がほぼ唯一に近い趣味的なのだったけど、
ここに来て新見君に地球の本を借りて読んだり、ラジオを寛ぎながら聞いていたら、
のんびりとそれらで楽しむのも趣味の一つと言える状態になったかな」
クラゲン「僕は誰かとお話するのが大好き!
今はテントでカサンドラのみんなと色々お話してるよ!」

>>418
錬金王「今度は飲み物かい?」
クラゲン「知ってる!これ、“缶ジュース”って言うんでしょ?
キャンプの人達に聞いたよ!それじゃ、ありがたく…あれ?
…なんかとろりとしてるけど、塩味の…というかスープだね。
おいしいけど、おいしいんだけど…何で変な気持ちになるんだろ?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>419
錬金王「死んで終わりだったらそれこそ死んでも死に切れなかったんだろうけど、
こうしてまた改めて現世に舞い戻って来れたのだから、結果論とは言え不満は無いね。
むしろ、こうしていい様に使われなければ君達と出会えもしなかったのだから」
クラゲン「久世戸様が錬金王様にした事は酷過ぎるし、絶対に許せない事だと思うけど、
それが無かったら僕は生まれてすらもなかったし…それ考えたら、何だか複雑…」

錬金王「…素体の男の記憶、かい?残念ながら、全く戻る気配は無いね。
そもそも記憶を戻すの自体が相当な難事だろうし、それが出来る手段も思いつかないな…。
しかし、あの教皇にされてしまった者に記憶が戻ったら…か。まあ、間違いなく錯乱はしそうだが…」
クラゲン「あんまり変わってたら、逆に得した気分になって大喜びするかも…。
女の人になっちゃったのはともかく、今まで無かった凄い力は手に入ってるからね」

>>420
錬金王「アルゲン自体は固体や液体、気体と実に様々な形を取るんだ。
新見君達探行士達が採集して持ち歩く時は青い電光なのが殆どのようだね」
クラゲン「アルゲンって無味無臭なんだよ。どんな形の時もね」

422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/05(Sat) 16:42
錬金王、ここは暇潰しがてらに一つ物語などの小説を作ってみませんか?

423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/05(Sat) 16:50
この中で遊戯が一番強い人は誰かな?

424 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/02/06(Sun) 06:06
>>422
錬金王「僕が物書きを、かい?
確かにその手の話は元から割りと好きではあるんだけど、
好きな事と作れるか否かは流石に別問題だからね…」
クラゲン「日記帳や研究の記録なら欠かさず書き記してはいますけど…」
錬金王「それに、まずはアルダの文字ではなく日本語での筆記を学ばなければならないし、
出来るにしても随分と前途多難な事にはなりそうだよ」

>>423
クラゲン「僕はゲーム全般を良く知らないからちょっと…」
錬金王「盤上での遊戯にしろ札を使うのにしろ、僕も粗方のルールを知っている程度だからね。
場馴れしている相手だと、全く勝算は無さそうな気がするな」

425 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/02/06(Sun) 22:28
錬金王殿とクラゲン(>>421
それとて稀に見る幸運続き、でしたからね…。
状況と結果には感謝する所だとしても、事の元凶の総裁については、
動機も行為も一切同調も共感も出来ませんからね。
ユウ「あたしも99行区の事があったから久々にマコト君に会えたけど、
それと引き換えに危険地帯に閉じ込められてるワケだしなぁ…」
姉さんはそもそも無茶し過ぎで謹慎食らったのが発端ですし、
正直総裁のした事は原因の半分も無い気がしますけど。
新見妹「そこで『腹いせの小遣い稼ぎで探行士のバイトやっちゃれ!』って、
発想自体がもーブッ飛んでるからねー、ユウ姉ちゃんの場合」
寿人神父「そもそも有数の危険地帯に金策に向かう時点で自己責任な訳ですし、
罠に嵌められたとは言えそれ自体はまあ順調ですから、割り切りは十分出来ますよ」
…違い無いですね。

ユウ「そぉ? 記憶喪失って強いショック与えたら急に戻るって言うし、
頭の後ろか横からハンマーやコブシでガツン! …ってやってみたら?」
止めて下さい。それは下手打つと普通に死んでしまいます。
新見妹「えー。おじさん一応『不死身』だしゴーレムみたいだからイケると思うのに」
彩千夏准尉「酷い発想だな…。お前達は漫画やアニメの見過ぎだ…全く」

新見妹「いやー…気付いたら性転換してましたとか、それは普通にブッ飛びじゃない?
んでもまあ、元がスケベヤローだったら怪しまれずに覗き放題でヒャッハー! とかなりそーだけど」
悪い意味で前向きだろ。って言うか、何でこっち見ながら言うんだよ…。

>>420
錬金王殿とクラゲンの言う通りですよ。アルゲンは基本無味無臭です。
ユウ「ってか、そもそも食べるモンじゃないからなぁ」
ブラックマン「ブーストの為の電力か、何かを溶かして別の物を生成…と言う扱いが殆どで、
そもそも経口摂取する様な物、と言う感覚は今一つありませんな」

>>423
今ココで出来るならカードゲームやボードゲームでしょうが…。
新見妹「ウチは考えるの苦手だしイマイチ勝てないかなー?」
神崎「時の運にもよりますし、まあそこそこ…でしょうか」
ブラックマン「それについては私めも似た様な物でしょうな」
彩千夏准尉「やるからには勝ちに行きたいが、気負い過ぎてしくじっている気がする…」
寿人神父「どうでしょう…? そう言うの、私はあまりやりませんから」
ユウ「賭け事なら俄然やる気も出るんだけど、そっちじゃあまり勝てないなぁ」
将棋やチェスなら自信はありますね、私の場合。
カードの方は運任せな所為か、負けの方が多い有様ですが。

426 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/06(Sun) 23:04
あなたがたの中で一番幸せだと思った瞬間はありますか?

427 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/12(Sat) 13:18
クラゲン君は黄泉族なのにアルゲンでもない、地球の食物を食べて平気なの?

428 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/02/13(Sun) 04:44
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>425
錬金王「まあ、何となく思ってはいたけれど…一攫千金狙いでこんな所まで出向くんだし、
やっぱりどこか“壊れている”とか“外れている”感性でもなければやってられないだろうね、こんな稼業は」
クラゲン「それか、とことんまで追い詰められて仕方なく…ってパターンかも。
そこまでなっちゃったら、何するかわかんないのが人間だって聞いた事あるし」

錬金王「…ほう、それも悪くはないか」
クラゲン「ええ!?そ、そんな…無茶ですよぅ!」
錬金王「でもないさ。ほぼ無限に近い再生力を一切抑制しないなら、
一瞬砕け散る程度なら即座にでも元通りだしね」
クラゲン「あ…そうでした。でも、やっぱり壊れるまで叩かれるのはあんまり見たくないな…」

クラゲン「う…なんかすごい発想。性欲が半端なかったらそこまで前向きになるの…?」
錬金王「いやいや、それに余程のメリットが無いなら普通は困惑しきりでどうにもならないだろう。
しかも、自発的にそうなっているのではないなら尚更だと思うけれど」
クラゲン「課長さん達がもしそうなったら、どう思うかなぁ?
結構前向きな人いそうだし、ちょっと気になる…」

>>426
クラゲン「塔にいた時に課長さん達が来た時かな?
初めてちゃんと色々と長いことお話してくれた人達に会えたから」
錬金王「僕がまだ何も知らずにひたすら“金欲の罪人”として、
爛れた世の中共々徐々に腐り果てた僕の魂を解放してくれる者達を待ち焦がれ、
それがようやっと新見君達の手で叶ったその時こそがそれ…だったね。
まあ…こうしてまた現世に舞い戻って真相に触れた時の落胆もそりゃあ凄まじかったけれど」
クラゲン「錬金王様…」

>>427
錬金王「彼も一個の生命だからね。そこは何の問題も無い筈さ」
クラゲン「アルゲンが入ってないだけだから大丈夫だよー。
それと、毒じゃないからそっちの意味でも大丈夫!」
錬金王「まあ、アルゲンに関わる事に違いがある程度で、
黄泉ではない現世の生物の法則とは基本同じだからね。
有機物だろうが無機物だろうが、趣味嗜好や体質で摂取する物が変わるだけの事だよ」

429 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/02/13(Sun) 22:00
錬金王殿とクラゲン(>>428
ユウ「ま、実際荒事しか無い、っつーかある意味戦場だからね。
あたしは警官だし、893のチンピラや凶悪殺人犯ばっかを毎日担当してる気分だけどねぇ」
彩千夏准尉「戦場で主に白兵戦をやっているのとさほど変わらんしな。
流石に現役の時に比べると多忙で気は休まらんが」
ブラックマン「言い方は悪くなりますが、他にも極道にツッパリ等と言った、
アウトローだの反社だのと言う類の人物も雇い入れておりますからな」
新見妹「そー言う人はむしろ普段やってる事の延長線っぽい感覚だと思うけど、
ウチらみたいなパンピーは慣れるまでがキツかったわー」
…しょうがないだろ、それは。自分から希望したって言ってもな、
ある日を境に突然「殺し合い上等!!」の非日常に飛び込むんだから。
それも、相手は俗に言う化け物だし。
寿人神父「動機や現実はどうあれ、それでも未だ誰も折れずに続けてる辺り、
ココに居る誰もが『並ではない』のは確かでしょうね」

新見妹「…え?」
彩千夏准尉「そう言えば、それだけの再生能力は有ったな…。
とは言えその度に苦痛も発生するだろうに…大丈夫なのか?」
ユウ「まさかのテレビやラジオ相手のチョップ療法通用するんかい」
姉さん達の言ってた事はそんな可愛い代物じゃ無かったでしょう…はぁ。

神崎「…むしろ、逆な気がします。そこまで性欲漬けになってるなら、
逆転したら本懐を果たせなくなるから絶望するのでは…?」
新見妹「そだねー。兄貴みたく女の子ばっか採用しまくってハーレム!
…だとか、自分が女になっちゃったらした意味なくなっちゃうもんねー」
だから、いい加減それから離れろって…。
まあ、その前に仮にそうなったら生活様式の急変やら戸籍等の法的な問題やら、
何より異常事態が過ぎて世間や周囲の好奇の視線に晒され…うっ、頭が。
ブラックマン「本人の気の持ちようでどうにかなる範疇は優に越えていますからな…。
余程でない限り楽観的にはなれる物でも無かろうな」

>>426
ユウ「やっぱアレっしょ! ワンカップやビール片手にアツアツの揚げ立てを頬張るのが…」
ユウ姉さん、相変わらずブレませんよね…。
新見妹「バカ兄貴の弱味握ってメチャメチャに詰めた時かなー?
うん、マジでスカッ! としたわー」
弱味って何だよ…。てかただでさえ色々面倒なのに、お前に押し掛けられてから余計気が休まらないし…。
キャンプに戻って本読んだりヤザケン聞いてる時しか安らげないのに、お陰でそれも削られてるのがもう、な…。
彩千夏准尉「今は流石にそんな気はしないな、全く。
父を殺した奴をこの手で仕留めない限り、多分そう思える日は来ないだろうな…」
寿人神父「海野さんにとっては親御さんと仇の事が全てですからね。
まあ、私は逆に幸福の絶頂を奪ったそれから離れている今こそが一番の幸福…でしょうか」
ユウ「うわ…幸せの基準が色々アレ過ぎて何だかなぁ」

>>427
本人からも言及はありましたが、黄泉族が黄泉以外の物を口にする分は問題無さそうですね。
神崎「有機物、無機物問わず拒否反応や毒性さえ無ければ…ですね」
ブラックマン「うむ。だからこそ黄泉内で人間が黄泉族の餌食になっておる訳だしな」

430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/14(Mon) 03:11
ハッピーバレンタイン!皆にチョコをプレゼント♪
つ板チョコ×全員分

431 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/02/14(Mon) 14:09
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>429
錬金王「意外と荒事慣れしていたって事か」
クラゲン「女性陣が真っ先にそんな事言ってるぐらいだし、
課長さん達の場合は見た目によらない人が多いのかも」

錬金王「いや、その点でも大丈夫さ。
この身体は生身のそれとは違うから、衝撃は感じても苦痛は無いんだよ」
クラゲン「ちょ、ちょっぷりょうほう…?ショック療法じゃなくて?
それに、そんな勢いや物で殴ったら、やっぱり壊れちゃうんじゃ…?」
錬金王「どうやら、加減には期待出来なさそうだしやはり無理があるか」

錬金王「確かにね。それと、性が反転したならば、
逆に元の同性に言い寄られるとかでそれはそれで面倒になりそうだ」
クラゲン「じゃあ、課長さんがそうなったら、
今度は会社の男の人達がユウさん達みたいに課長さんをからかったりする…のかなぁ?」
錬金王「男性陣の対応がどう変わるかは容姿次第…だろうけど、意外と良い雰囲気は出せるかもな。
性格的にも自己主張が激しく無さそうな分、男性陣諸君もだろうが、
女性陣諸君の反応もあまり変わらずに済みそうな気はするね」
クラゲン「それって、思いっきり遊ばれそうなだけじゃ…」

>>430
錬金王「おやおや、また贈り物かい?度々済まないね」
クラゲン「銀っぽい包み紙に入った…茶色い板?
でもこれ、前に形は違うけどそっくりなのを見た事が…」
錬金王「前のはケーキめいた菓子の表面に満遍なく塗られていたけど、
こっちのはそれ自体をしっかりと板の形に固めたチョコレートか。
いずれにしろ、僕は普通の食物は口に出来ないし僕の分も食べるといい」
クラゲン「あ…はい。それじゃ、錬金王様の分も一緒に…。
やっぱり甘くておいしいや!でも、こっちのはパリパリしてて歯応えあるねー」

432 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/02/14(Mon) 20:32
錬金王殿とクラゲン(>>431
ま、まあ…落命する大事にならないのなら良いのですが、
そもそも肝心の目的を果たせない時点でする意味は無いですからね…。
ユウ「あ、あぁ…ゴメンゴメン。チョップじゃなくてショックだったわ。
テレビやラジオ叩いて直す時にチョップしてショック与えるからついねぇ」
神崎「てっきり勇子さんの造語だと思ったら、素で間違ってただけですか…」
新見妹「どっちだったとしても姉ちゃんらしい気はするけどねー」

いや、ちょっと待って下さいよ!? 何故私なんですか!
彩千夏准尉「この面子の中では見た目が一番幼いから…じゃないか?」
ユウ「そのままでも女物着せて化粧でもすれば結構イイ具合に化けそうだしねぇ」
新見妹「性転換関係ナシにしっかり遊ばれてるじゃん、兄貴…ププッ」
寿人神父「課長さんの大人しさや押しの弱さが仇になってるんでしょうね。
まあでも、御本人には災難でも傍目で見る分には色々と面白そうではありますか」
神父さんまで…。もう、勘弁して下さいよ…はぁ。

>>432
いや、あの…。お気持ちは嬉しいのですが貴重な物資をこんな事で…。
ユウ「あぁもぅ! マコト君、去年も同じ事言ってたけどさ…こぉ言う時ぐらいケチケチすんのやめなよ?
お菓子の中からちょろっと出すだけだし、こんなアレな時だからこそ、
ちょっとしたお祭りやお遊びだって大事だと思うんだけど?」
彩千夏准尉「社長が未だ行方知れずで特別配給も無いから尚更だな。
それに、課長達への感謝の気持ちもあるのだからこの位は素直に受け取って欲しい」
…そう、ですね。それでは有り難く頂戴します。それと、皆さんのお気遣いに改めて感謝します。
不甲斐無い現場監督ではありますが、コレからも宜しくお願いします。
新見妹「おーおー、しっかり感謝しなよ兄貴。でもってお返しもよろしくねぃー?」
お前…ホント現金だな。ま、いいけどさ…。

433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/15(Tue) 04:09
チョコくれるのはいいけど板だけなのはなんか寂しいなー
つかこんな場所だからあんまいいのはなかなか持ち込めない?

434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/15(Tue) 09:44
>社長が未だ行方知れずで特別配給も無い

mjd!?それじゃ俺、今年は義理すら貰えねえのかYoooooooooooooooo!?!?!?

435 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/02/16(Wed) 15:03
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>432
錬金王「ははは、そりゃあ決まっているだろう。ユウ君や彩千夏君とほぼ同意見だな。
君はカサンドラ社の男性陣の中では一番小柄で細身で儚そうに見えるからさ」
クラゲン「この見た目で二十歳超えてるってちょっと信じられないよね、課長さんって」
錬金王「とは言え、こうやって一番の若手っぽいのが部隊の長を務めるのも、
諸々の英雄譚ではよくある光景なんだな。君を見ていると、改めてそう思うよ」
クラゲン「おとぎ話の勇者とかって、大体子供か青年ですからねー。
なんでそうなっちゃうかはよくわかんないけど」

>>433
クラゲン「持って入るだけなら形はどんなのでもいいと思うけど…」
錬金王「菓子としてならともかく、保存食としてはその形が一番だからねえ。
とは言え、融点が低い代物だから寒冷地向けだがね」
クラゲン「ここだったらあんまり暖かくはないとこだから丁度いいかも!」

>>434
錬金王「おやおや、それは残念な事で」
クラゲン「社長さんの特別配給がチョコレート、って事?
でも、社長さんが今はいなくなっちゃってて…?
と、とりあえずその事より行方不明の社長さんが心配にならない…?」
錬金王「聞いた話じゃ久世戸に拉致されているらしいけど、どうなっているんだろうねえ…?」

436 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/20(Sun) 04:36
そもそも社長って結局何モンなんだろか?
アルダの狂王が正体だった総裁の知人なら確実にそっちの人間だろうけど

437 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/20(Sun) 05:55
新見課長のデスクの上に一通の封書が無造作に置かれている
表には「寝かしてんだよ!」と汚い字で書かれていた

封を開け、中に入っている便箋にはこのような殴り書きがされている…


ぁ前ぬ俺の課の樹奈化してんだよ!
お前がほといたからU子がサム敷くなたんだろうが!
今からお前のぃに池ら伍しとけ!
それからな!俺はカノじゃのこと牛照るから!お前の隙間ねおから!!!
お前が何か変な事に不懇談だろお前のせいで俺と分かるとか訳分かんねよ!
お前まだ人のかのじゅに手出してんの?またなぐれたいの?
いまからお前のとこいから!待てろよ!

438 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/02/20(Sun) 21:00
錬金王殿とクラゲン(>>435
それは、まあ…。確かに私、今でも偶に学生に間違われる事はありますが…。
実際に今この場に居る探行士と協力者諸氏の中では、最年少は神崎さんですよ。
ユウ「剣一君、マジモンの高校生だからね」
ブラックマン「それでいて特務部隊の隊長を務めておるからな。
若手のエースなのは課長と同じか」
神崎「僕の場合は周囲がさしたる歳の差も無いですし、僕が最年少でもありませんよ。
まあ、それは『コードライザー』を続けられるのは成人にも満たない短い間だけだから…なんですが。
むしろ、僕はそう遠くない時期に引退を迎える様な頃合ですらある位です」
形はどうあれ、異界の異質な存在と戦う力を得るのに厳しい制約があるのは、
意外とどこの世界でも時代でも変わらない物…なんですかね?

>>433
持ち込もうと思えば出来ますよ。別に制限には引っ掛かる代物でもありませんし。
彩千夏准尉「とは言え、遊びに来ている訳では無いからな。
わざわざ見栄えの良い物を選び抜いてから持ち込む理由も無い」

>>434
ユウ「しょうがないじゃん。つか、そこまで騒ぐ事ぉ?」
彩千夏准尉「みっともないな。たかだかチョコレート一つで」
新見妹「でも兄貴は貰いまくりだから、そんなの見せ付けられりゃそりゃ悔しいよねー?
カワイソーだからウチの一枚お裾分けしちゃうよー。そゆ事でお返しよろしくぅー!」
お前な…。

439 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/02/20(Sun) 21:00
>>436
恐らくはそうでしょうね…。それも、総裁の口振りからすると…。
ブラックマン「過去に良からぬ因縁はあったようですな」
ユウ「『教皇の飼い猫』なんて言われてたし、あっちのルミナリスの部下だったのかもね。
…あぁ、つまり敵側の奴だからあたしらをこんな目に…」
寿人神父「それはどうでしょうか…? 少なくとも、あの場で社長と再会するまでは、
お互いに近場に居た事を知らなかった様な素振りでしたから、
最初から社長や私達を狙い討ってどうこうしようとした雰囲気は無さそうな感じでしたし」
ええ…。総裁の方は顔を合わせても直ぐに気付いた風でもありませんでしたしね…。

>>437
ん…? コレは一体…?
彩千夏准尉「何だ? 課長、どうかし…何だ、コレは?」
…私が聞きたいですよ。支離滅裂にも程がある。そもそも何を言いたいのか…。
新見妹「んー…書いてる事は半分も意味わかんないけど、
文面からしたら『俺の彼女に何手出してやがる!』っぽい感じだし…ひょっとして、
兄貴、今度は誰かの彼女でも口説いたんじゃないのー? 生粋のタラシだしさー」

タラシ違うって言ってるだろ! 今は誰かと付き合ってるとか無い!!
そもそもU子なんて知らな…いや、待て。U子? ゆうこ…? コレ、もしかして…。
神崎「それ、多分…勇子さんの事じゃ?」
ユウ「…ふぁ?」
でしょうね…。下の名前が「ゆうこ」なのはうちではユウ姉さんだけですから。
と言うか、ユウ姉さん彼氏なんか居たんですか…。
ユウ「な…! 何言ってんの!? あたし今フリーだっつーの!
そもそもこんな怪文書書きそぉなイカレポンチなんか知り合いにも居ないって!!」

いや、こんな殴り込み予告なんか私に送り付ける時点で…待てよ。
姉さんは何とも思って無くてもあっちはそんな関係だと思い込んでいるなら、
私と姉さんの関係を誤解して…かもですね。でも、殴り合いなんて、
このキャンプに駐留している面々の誰ともしていないし…最近殴られたのだって、
たまたま不意討ちして来た黄泉族のコオリマンド位しか…。
ユウ「ちょ…!? 止めてよマコト君!」
神崎「成る程。ああまでおかしな文面になるのは、黄泉族なら有り得ますね。
と言う事は、やはり勇子さんに片想いした黄泉族が犯人…」
新見妹「バカ兄貴だけじゃなくてユウ姉ちゃんまで…」
ユウ「だから止めてったら!!」
彩千夏准尉「何はともあれ、課長や辻本が狙われているのは間違い無かろう。
知らぬ間に侵入して脅迫状を置いて行く様な奴だ。当分は警戒を怠らん方がいい」

440 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/02/21(Mon) 11:48
>>436
錬金王「キャンプ内の探行士諸君に聞いた限りの話だと、
彼女は新見君を伴って姿を見せた久世戸をただの一瞥で“狂王”だと看過したそうだね」
クラゲン「それに、ブラックマンさんが“過去に因縁があるみたい”って言ってたし、
久世戸様も社長さんを“教皇の飼い猫”呼ばわりしてた…って事は」
錬金王「うん、間違いないね。僕の“錬金王”としての記憶に間違いが無ければ、
彼女は教皇子飼いの“鬼子の侍”に相違ないだろう」
クラゲン「だったら、久世戸様が社長さんに恨みつらみをぶつけるのも当たり前…ですよね」
錬金王「至宝と共に久世戸がこちらに跳ばされて以降、彼女も姿を消していたままだったからな。
何の因果か、こちらでもかの両雄が再び合間見える事になろうとは…ね」

>>437
クラゲン「あれぇー?どうしたの…?」
錬金王「さっきから一体何を騒いで…ん?この手紙がどうかしたのかい?
文面は明らかに日本語の様だが、珍妙な物が書き連ねてある…と?
よし、僕にも少し見せてくれ。ああ、僕はこちらの文字はまだ読めないし黄日辞典も一緒にね。
さて、一体何が書かれて…」
クラゲン「え、えーっと…?な、なに…これ?書いてる事、メチャクチャ…」
錬金王「流石にこれは知性や良識のある人物の書き記した文だとはとても思えないな…。
辛うじてユウ君への歪んだ思いと宛てた人物へのあらゆる負の感情は見て取れるんだが…」
クラゲン「でも、きっと黄泉族の仕業じゃない…んじゃないかな?だって…」
錬金王「黄泉族はそもそも漢字、片仮名、平仮名で物は書けないからね」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>438-439
錬金王「ふむ、そうか…。新見君だけかと思えば、
若くして一つの部隊を率いる器量を持つ戦士は居るのだね」
クラゲン「神崎さんもまだまだ若いけど、課長さんより険しい顔つきだよねー。
あ、だから課長さんよりお兄さんに見えちゃったのかも」
錬金王「“コードライザー”か。また初めて聞く単語だが、探行士のそれとは違う人の強化方式なのかい?」
クラゲン「いつまでも持てないみたいに言ってるけど、何でかなぁ?
探行士の力は黄泉だけでしか発揮出来ないけど、一生持ってられるみたいなのに…」
錬金王「その辺りも含めてまた色々聞かせて欲しいな。ここは本当に興味の尽きない事だらけだからね」

441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/22(Tue) 12:45
狂王に勝つ見込みはあるの??

442 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/24(Thu) 07:45
好きな武器ってあるの?

443 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/02/25(Fri) 14:21
最近錬金王と駄弁ってるから忘れてたけど業務の進行状況はどうなってんのかね

444 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/02/25(Fri) 18:00
錬金王殿とクラゲン(>>440
社長が「鬼子の侍」…ですか。と言う事は…。
ブラックマン「未踏行区でのアルゲン採掘で業績建て直しを建前に、
戦力を集め、鍛え上げる事でかつての仇敵の『狂王』である久世戸総裁を、
この黄泉で倒す為に動いておった…と言う事かも知れませんな」
彩千夏准尉「社長の目的も自分同様に復讐、と言う事だったのだろうか…」
ユウ「だったらあたしら、マジでトンでもない事に巻き込まれたよねぇ…」

新見妹「それはそうと、おじさん…『鬼子』って何なの?」
寿人神父「黄泉内でも敵意の無い黄泉族にもその単語が数度出ましたが、
どうも私達の様なただの人間をそう呼んでいるんですよね。
普通は、むしろ逆な気がするんですが」

>>441
総裁を相手にした場合の勝算…ですか?
遺憾ながら、現時点では0だと言わざるを得ないですね…。
神崎「ええ。課長を一時的にとは言え支配下に置いていた、
あの『魅了の力』を破るか防ぐ手段がありませんし」
それとて故意に僅かな持続時間で…ですからね。
総裁がその気になれば、相対した瞬間にほぼ永続の精神支配をされかねません。
今は不意の遭遇すら全力で避けたい所です…。

>>442
好き嫌いがあろうが、職種に対応した得物しか扱えませんし、
私としてはツエ系統の得物以外は手にした事もありませんね。
ブラックマン「私めは元々や暗器や匕首の類を得手としておりましたが、
就いた職種の都合故に今はコブシ以外は扱っておりませんな。
まあ、徒手空拳もお手の物ですので移行にさしたる障害とはなりませんでしたが」
ユウ「あたしは普通にユミだわ。元々アーチェリーやってたしさ。
んでも現職警官だし、ホントのトコは銃器あったら使ってみたかったんだけどねぇ…。
ほら、流石に普段はパンパン景気良くブッ放せないしなぁ」
いや、ココ日本ですからね姉さん…。

>>443
新見妹「今んトコは色々手詰まりっぽい感じかなー?」
彩千夏准尉「拉致された社長は異人子宮で発見出来たが、
結界だか異空間だかの様な物に囚われていて、救出する手段が未だに解らん」
寿人神父「以前遭遇した際に手傷を負って逃走した赤い異形の腕のルキも、
それから二、三度遭遇しましたが、今はまた姿を眩ましてしまっていますね…」
高純度アルゲンの回収の目処は立ちましたが、
それを成すまでにまだまだ時間が掛かりそうです…。

445 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/02/28(Mon) 05:05
>>441
錬金王「個々の実力ならば新見君達も相当なものだろうとは思うが…」
クラゲン「それでも久世戸様に“魅了の力”がある限り、ダメ…かも」
錬金王「あの“鬼子の侍”はそれを跳ね返す術もあった様だから、
その実力も相まって久世戸を追い詰めるまでに至ったがね」

>>442
錬金王「武器としては…と言う訳じゃないんだが、
僕の場合は所持していた三種の宝の一つ“黄金ガン”がお気に入りだね」
クラゲン「僕はそもそも扱えないからちょっと…」

>>443
錬金王「どうやら芳しくはなさそうだね…彼ら自身曰くによれば」
クラゲン「ちょっとずつでも進んではいても、って感じかなぁ?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>444
錬金王「とは言え、真に本人かどうかは実際に顔を合わせてみないと何とも…だね。
それに、懐刀として働いていたとは言えど…彼女も久世戸と同じくアルダでは“鬼子”の出だったからね。
最早あの女が干渉も出来ぬ異郷の地まで来て義理を果たすとは考えにくいな」
クラゲン「自分達を差別して排斥してる連中のトップですもんね。やっぱり働いてるのは嫌々だったのかも!」
錬金王「とは言っても、わざわざ未だに恨みを持たれている相手の懐に、
自分から飛び込む様な真似を何故彼女がしたのかは気になるな。まあ、そこは本人に聞くしかないんだろうが」

錬金王「ああ、それはあの理の歪められたアルダにおいて、
かつて同様に純然たる“人”の姿で世に生まれ落ちた者達の総称さ。
だが、アルダーが君臨する現在となっては、それらは旧き悪しき時代の象徴…即ち、
忌むべき先祖返りとして排斥されてしまう悲しき存在だよ。
我が友であった久世戸も、あの侍も…だ。」
クラゲン「でも、不思議な事にアルダー教会が崇めている“聖人”達が、
あいつらが言ってる“鬼子”そのもので、その血筋の人達から“鬼子”が生まれ易い…んですよね?」
錬金王「ああ。その事実こそが世界そのものがアルダーとそれに組する者達への、
ある種無言の拒絶であり否定であると思うんだ。
彼らが最も尊いとする者の一つの血脈が、彼らが最も忌み嫌う者達の出自になり易いのだからね」
クラゲン「でも、そこを誰も突っ込まないのが不思議なんだよね…。
それに見た目から言えばあいつらの方がずっと“鬼”で“魔”なのに。ほんと、変なの!」

446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/02(Wed) 01:33
弓が得意なんですか
では頭にリンゴ乗せて立ってますね

447 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/03/03(Thu) 20:24
錬金王殿とクラゲン(>>445
まあ、あの社長の事ですし恨みを引き摺って…と言う感じは無いですね、確かに。
むしろ相手が悪い意味での旧知である事を知りつつも、
リスクを承知で儲け話に飛びついた…と言う方が社長らしいですよ。
彩千夏准尉「元々黄泉での採掘自体が死と隣り合わせの稼業だしな。
誰ぞとの因縁とか関係無く、挑む事自体がそもそも正気の沙汰でも無かろうよ」

新見妹「つまり、あっちじゃ化け物の姿で生まれるのが当たり前で、
それこそが理想の世界だから、人間として生まれちゃうのが変なワケなんだ…」
寿人神父「要は価値観が逆転してしまっているが故、の事なんですね」
『鬼子』その物は忌避の対象でも、同質な存在かつそれの起源とも言える『聖人』は、
聖人として崇め奉られるのは、彼ら自身の行為で崇拝や崇敬の対象としての地位を確立しているからでしょうね。
完全に別物と見做しているから、疑念を抱く事すら無いんでしょう。
その内に抱えた矛盾になど見向きもしないし疑問にも思わないのは特定の思想や宗教にありがちな事でしょうね、きっと。

>>446
ユウ「いやいや、ウィリアム・テルじゃあるまいし…。
ま、でもそれ位ならあたしでもやれそうだけどね」
止めて下さい。今は『再生の加護』は失われているんです。
もしもの事があったらどうするんですか。
新見妹「ユウ姉ちゃんだったら逆に頭を狙い澄ましてブチ抜きそーだしねー」
ユウ「二人ともあたしがそんなにノーコンに見えんの…?」

448 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/03/06(Sun) 05:55
>>446
錬金王「うん?何をやっているんだい、君は…」
クラゲン「リンゴ頭に乗っけて突っ立ってるけど、何だろう?」
錬金王「まさかと思うけど、その頭の林檎を的にでもするつもりなのかい?」
クラゲン「ユミがどうって言ってるし、ユウさんが何かしようとしてみんなに止められてる…。
ウィリアム・テルって何かよくわかんないけど、ユミ使った危ない遊びなのかなあ…?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>447
錬金王「僕は…と言うか僕に植え付けられているであろう錬金王の記憶を辿る限りでは、
まだ幼かった鬼子の侍については死星同盟を圧倒的な力で蹴散らした…と言う事実を又聞きで知っているだけなんだ。
彼女がどの様な人物かまでは、生憎と知らないんだよ」
クラゲン「その侍が社長さんなら、付き合いの長い課長さんが言う通りの人なのかも。
でも、何だか掴みどころがなくて面倒な人かも…って思っちゃったかな」

錬金王「…ああ、そうさ。アルダーの誕生と降臨、奴の手の者が世界を席巻してからは、
命の生まれ方もあり方も、何もかもが歪められてしまったからね。
奴らとて元々“本来の人の姿を取る人間”が生まれる様な形にはしていなかったろうし、
それ自体が決して起り得ぬ事故であったろうから、尚更侮蔑的な呼称を与えてまで忌避するのさ」
クラゲン「一応はあいつらによる統一が光、闇、竜の三つの陣営が繰り返した争いを終結させて、
それ以降は今までみたいに大きな争いは起きなかったから、
このおかしな理に支配された世の中の平和が受け入れられちゃったんだよね…」
錬金王「アルダ始まって以来の大統一と安穏の時代の到来が齎されたからこそ、
無辜の民が歪みを歪みとも思わなくなってしまう下地が出来上がってしまったんだ。
そして、それを成した者達の思想や行為には誰もが盲従する様になり…」
クラゲン「教会の聖人の立ち位置やあり方を誰もおかしいなんて思わないし、
教会に決められた特別を、誰もが何も言わず信じて受け入れて、世の中の常識になっちゃうんだ…。
怖いよね、たった一握りの人達のした事で何もかもがひっくり返っちゃうなんて」

449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/09(Wed) 09:05
なんか今はこっち来てるのは総裁ら狂王関係者だけっぽいけど
教皇や統一神がその内日本に攻めて来るとかあるんじゃね?
あいつらにとっちゃ総裁を負かしたはいいけどまんまとお宝持って逃げられたワケだし

450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/13(Sun) 04:11
君は恋をした事があるか?

451 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/03/13(Sun) 05:55
>>449
錬金王「動機って意味だけなら即座にでも、だろうねえ…。だけど」
クラゲン「それって、こっちに渡って来る手段があれば…の話、ですよね?
久世戸様達がこっちへ来てもう二十年以上にもなるっていう事らしいのに、
未だに教皇もアルダーも来そうにないのは…」
錬金王「そう、詰まるところはそう言う事さ。しない、じゃなくて出来ないんだよ。
そもそも久世戸にしたって、こちら側へは“来た”んじゃなく“来てしまった”だからね…」
クラゲン「事故で未知の世界へ…じゃ、追いかけるのもそこから出るのもほぼ無理…かなあ、やっぱり」

>>450
錬金王「無いね。そもそもそういった事にはとんと興味も無かったし、
そうさせるだけの魅力を持った相手もいなかったからね」
クラゲン「そもそも“恋”ってなあに?まず、そっからわかんないや」

452 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/03/16(Wed) 20:42
錬金王殿とクラゲン(>>448
性格的には兎も角、そこまで腕が立つ感じでは無いですからね…弊社の社長は。
神崎「中々に鋭かったり強かな人だとは思いますが、探行士的な力は持っていない筈ですし、
その『鬼子の侍』に結びつけられるだけの判断材料には乏しいかと…」
ユウ「考えるよか見て貰った方が早くない? ほら、社長の写真ココにあるしさ」
新見妹「そーそー、って社長ってこんな人だったんだ。流石ハーフのキャリアウーマンって感じだわ。
でも、この衣装でこのメットはちょっと変だよねー」
ああ、それは創業時からの拘りらしくて…「社員との現場感覚の共有」の為に、
一人だけの文字通りのプライベート以外では外さない、って事らしい。

彩千夏准尉「まあ、粗方解ってはいたが…壮絶だな。
それでも、誰しもが受け入れていた訳では無いからこそ、
貴方や総裁の様に反旗を翻す者達も居たのだろう?」
けれど、至宝を奪取されたとは言え最大の反抗勢力の長が消え、
その軍勢は壊滅したと思しき以上、支配は更に固まったのではないでしょうか…。
最早反旗を翻すだけの力も気力も、誰もが失っているでしょうから。
>>449
どう、なんでしょうね…。まあ、個人的な意見としては、
錬金王殿やクラゲン君と同じ見立てではありますが。
ユウ「奪われたお宝取り返そうとしたはいいけど、
そのままどことも知れないトコへ消えちゃってどうしようもない、ってトコかもね」
寿人神父「必死で捜索はしていても、今頃はまだ見当違いの場所に…でしょうね、きっと」

>>450
寿人神父「職業柄…と言うか、今までが今までなのでそんな余裕は無かったですね」
ブラックマン「勿体無い話だな。容姿的にも人格的にもそれなりの相手は見つかりそうだと思うが。
…私の場合は亡き先代の紹介でそのまま見合いして結婚したがな」
神崎「今の所は『気になる』って言う相手もまだ居ませんよ」
新見妹「なんかみんなそー言うの無縁なんだねー。ちょっち意外ー。
ウチのバカ兄貴なんてどーしようもないタラシなのにさー」
…おい! ま、まあ…色々と惚れっぽくて目移りし易かったのは確かだけど…。

453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/19(Sat) 20:42
あなたは占いを信じるタイプ?それとも信じないタイプ?

454 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/03/20(Sun) 05:00
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>452
錬金王「ふむ、そうか…。これが新見君達の…どれどれ」
クラゲン「この人が…。きれいで格好良さそうな人だよねー」
錬金王「だが、見たところ彼女は普通の人間の様だね。
“鬼子の侍”は“ネイ族”…人の一種族ではあるんだが、半人半猫…と言っても、
人に猫の耳を生やした様な外見の人間なんだ。
まあ、君達の世界で言うなら“猫娘”や“ワーキャット”とでも言うのが近いかもね。
あの娘とは違って随分と大人びてはいるが、20年もの歳月を経れば久世戸同様変わるは必然だし、
その社長はあの娘が成長すれば…と言った感じだとは思える程に面影が見えるが…」
クラゲン「でも、この頭にかぶってるので頭のてっぺんが隠れてるから、
これ取って代わりに猫の耳乗せたらそれっぽく見えちゃわないですか?」
錬金王「ふむ、いい目の付け所だな。確かに、あのメットとやらでならばネイ族の耳なら十分隠せよう。
だが、そこの所は実際に社長に会わねば確かめようは無いな」

錬金王「そうだね、確かに自らの意思で僕らと行動を共にする者達もいた。
だが、それでも大半は久世戸が実力で捻じ伏せ、かつ“魅了の力”で支配下に置いた者ばかりさ。
教会から離反したマーフィンも、聖人への嫉妬からこちら側に付きはしたが、
動機が動機故に全幅の信頼を置けるとは言い難い手合いだったし、その事は久世戸も重々承知はしてはいたからねえ…」
クラゲン「マーフィン公爵も、ひょっとしたら錬金王様が知らない間に支配されていた可能性はある…かも」
錬金王「まあ、そんな内情では久世戸がアルダから消失した時点で、
魅了されていた連中以外は総崩れにはなったろうね。
辛うじて死星同盟の軍勢は健在だったが、マーフィンは討ち死にしてしまっているし、
僕は自らの塔に幽閉されて久しかったからねえ…」
クラゲン「そこからはもう分からないけれど、やっぱりみんな駄目になっちゃったのかな…?」

>>453
錬金王「僕は自分の見たまま、自分の知識で予測可能な事しか信じないね。
正直な話、その手のは自称しているだけのインチキをゴマンと見ていたから尚更さ」
クラゲン「ちょっとしたいい事、悪い事ならともかく、
あんまり大袈裟な話だったらやっぱり疑っちゃうかな…」

455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/22(Tue) 12:20
ぶっちゃけアルゲン掘りと宝くじとどっちがやって当たりそうだろ?
どっちも大当たりで億単位稼げるのは間違い無さそうだけど

456 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/03/23(Wed) 18:45
錬金王殿とクラゲン君(>>454
新見妹「へー…。アルダって猫娘も居るんだねー」
元々黄泉族みたいなのが闊歩している世界なんだ。
その位珍しくも何とも無いんじゃないか、あっちだと。
ブラックマン「しかし、そう言われてみると社長の被り物への拘りは、
正直な所、常軌を逸していた様にすら思える位でしたからな…。
髪型にしても、今思えば耳が隠れる様に整えている様な感じではありましたし」
ユウ「なぁんか前に酔っ払いが『社長の耳は猫の耳!』だとか言ってた事あったけど、
アレって実はマジな話だった…ってワケぇ?」
神崎「翌日に素面に戻った後で社長に倉庫テントに引き込まれて、
暫くしてから真っ青な顔で戻って来ましたけど…恐らくは、そう言う事なんでしょうね」
ま、まあ…社長の救出の目処も付きそうですし、
そこはまたその時に、改めて社長に聞いてみるとしましょうか…。

彩千夏准尉「恐らくはそう、だろうな…。二人の憶測は当たっていそうだ」
でしょうね…。「罪人」としての彼らの行動が、総裁の記憶の中の本来の彼らを模しているのならば、
総裁が失踪する少し前の時点では、死星同盟の内部は斯様な有様だったのでしょう。
ブラックマン「為ればこそ、総裁は事態の打開の為に至宝の奪取を目論み、
その結果、東京にまで転移する破目と成ったのでしょうからな…」
寿人神父「憂うべき、そして同情すべき状況ではありましょうが、
さりとて我々に出来る事は何もありませんよね…」

>>453
嵌まり込む人は嵌まり込むでしょうが、私はあまり信じない方ですね。
天気予報の週間予報並みには当てにはしませんから。
ユウ「当たるも八卦、当たらぬも八卦、って言う位だしねぇ」

>>455
ユウ「ンなの決まってるじゃん! どぉ考えたって黄泉での採掘に!」
採取すればする程、そして換金まで漕ぎ着ければ確実な収入になりますからね。
言わば、純粋な労働の対価と言う物です。賭け事と同列に扱っていい物ではありませんよ。
新見妹「そもそも宝くじなんて1000円程度のはした金でもまあ当たらないかんねー。
億とか当てようと思ったらどんだけ買わなきゃいけない? …って感じだもん」
寿人神父「当たると思って買うのは間違いですよ、あんな物。
実際、稀に見る様な幸運でも無い限り、一等など当たりはしませんよ。
私の良く知る馬鹿女が二十年程定期的に買っては目を皿の様にして当選番号を見ても、
一度たりとも最下位の当選すらした事はありませんでしたし…。
まあ、それはそれでいい気味ですけど」

457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/23(Wed) 20:42
ちゃんとタンパク質は摂ってるか?じゃないと筋肉が付かないぜ!
え?アルゲンがあるから不要…?フヒヒ、サーセンwww

458 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/03/27(Sun) 20:30
>>457
ユウ「いやいや、あたしら人間だから。アルゲンだけじゃどうにもならないっての!」
彩千夏准尉「そもそも筋力や体力を付けるのにも、単純に生き延びるのにも、食事は欠かせないからな。
アルゲンだけで全てが事足りるなら、そもそも補給物資など要らんだろうが」
飽くまでもアルゲンは黄泉族への対抗手段としての力を得て、或いはそれを増強する為の物です。
生命維持や基礎能力を付ける為の手助けとは成り得ませんよ。
早い話が、「それはそれ、コレはコレ」だと言う事です。

459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/03/27(Sun) 21:53
この飲み物で好きな味のものを一本だけやる、選べ
つモンスターエナジー・全種類完備

460 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/03/28(Mon) 13:55
>>455
錬金王「その宝くじが何なのかは例によって記憶も立場も怪しい僕にはさっぱりだけど…」
クラゲン「名前からしてくじ引き…だよね?でも、それで億のお金が当たるって…」
錬金王「まあ、列記とした賭け事なんだし、それで元を取るとか儲けを考えるなら、
そんな額のは流石に容易に、どころかまともに当たる様にはしないだろうからねえ…」
クラゲン「課長さん達の言ってる事も考えたら、やっぱりアルゲンの採掘の方かなあ?
やっぱり、地道に働くのがお金が入ると思うよ」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>456
錬金王「まあ、元々は人に魔物に竜が共存する世界だからね。
ここに居る“黄泉族”は久世戸の記憶に残る魔物の姿を歪に模した物に過ぎないのさ」
クラゲン「むしろ、今はあんな世界にされちゃったから、
今は普通の“ヒト”の姿をしてる人が珍しいどころか滅多に見なくなっちゃったけど」

錬金王「しかし、何だかんだと怪しい雰囲気はあったみたいだね」
クラゲン「社長さんってやっぱり…。余計に気になっちゃうから、早く助けてあげないと!」
錬金王「素性に過去はどうあれ、親愛なる新見君達の上司だからね。
一刻も早く彼女が無事に帰還出来る事を僕らも祈らせてもらうよ。
本来ならば相容れぬ身の上であろう僕らを受け入れてくれた、新たなる友人の為にね」

>>457
錬金王「まあ、僕らはアルゲンあってこその命だからね」
クラゲン「課長さん達とは違って他のはあってもなくても構わないけど、
たまにはアルゲンじゃないおいしいものも欲しくなっちゃうんだよー。
僕も何だかんだで生き物だから」

>>459
錬金王「おや、またぞろ缶入りの飲み物かい?
まあ、飲食物の類は僕は身体の構造上口には出来ないから…」
クラゲン「はい、それじゃ僕が一つもらっちゃうね!
とりあえず、こっちの黒い缶のを…わ、しゅわっとしてて甘いねー!
ビールから苦さを抜いて甘味たっぷりにしてる感じだね!」
錬金王「単純に甘味の濃い汁を炭酸水に溶かし込んだ感じ…なんだろうかね?」

461 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/03/30(Wed) 20:35
錬金王殿とクラゲン君(>>460
我々の世界だと民話や神話でしか存在しない様な物が、
そちらでは極々当然に、身近に居る物なのですね…。
神崎「仮に存在はしていても人の領域には滅多に踏み込まないですから。
そちらの様に共存出来る程なら、僕達の世界でも異形や黄泉族の存在が知れ渡った途端、
騒動になったりする事も無かったでしょうし」
彩千夏准尉「身近な存在だとしても、ああまで敵意に害意が剥き出しでは、
そもそもそれ以前の問題ではあるんだがな…」

…何はともあれ、お気遣いありがとうございます。
実は社長の居所は既に判明はしてはいるんですが…。
新見妹「なんかワケわかんない空間に変なのと一緒に閉じ込められちゃってるとかで、
そっから解放する手段が無いんだってさー」
そう言う事ですので、当面は『黄泉王の匣』の未踏区域を優先しての虱潰しな探索を続け、
解放の為の手掛かりを探し続けるしかないでしょうね。
ユウ「当分は水浸し生活かぁ…気が滅入るなぁ」

>>459
差し入れ…ですか? いつも済みませんね。それでは、有り難く頂きましょう。
ユウ「サイダーとかラムネ…とは近いけど、何か違うっぽいね」
神崎「基本は甘味系の炭酸水でしょうか?」
ブラックマン「その類だからこそ、喉越しも味も悪くは無いな。
ただ、後味や腹への溜まり具合が厳しいやもな。まあ、私めが老いたからでしょうがな」
新見妹「こっちのは思ったよか甘さ控え目だねー。
ひょっとして、缶の色が違ってるから中身も違ってたりする?」

462 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/03/31(Thu) 14:53
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>461
錬金王「ああ、そうだね…。だけども、こちらにも居たのは僕的には…と言うか、
僕の記憶の中の本来の錬金王的には実に意外、だったかな。
魔術や幻想の色が薄れている、とか感じられない位には無機質でありながら華やかな世界だったからね」
クラゲン「こっちで言うオカルトとかファンタジーっぽいのに無縁っぽく見えたから…」
錬金王「まあ、数が少なくて触れ合いもそれに比例する分、お互いへの畏怖や忌避はより強いのかもな。
ただの野の獣ですら、こちらではアルダのそれよりも恐ろしく見られるみたいだしね…」
クラゲン「課長さん達みたいに戦える人が少ないから…って言うのもあるかも」
錬金王「向こうでは大した事の無い程の脅威にある相手にすらほぼ合わないのなら、
そう言った脅威に立ち向かう術はさほど必要とされなくなるからこそ…なのかな?」

463 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/03(Sun) 11:09
野生動物ナメんなやオッサン
人の肉の味知ったクマとかマジ恐ろしいんだぞ

464 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/04/04(Mon) 04:44
>>463
錬金王「いや、そんなつもりは無かったんだが…。
気分を害したと言うのなら済まないね」
クラゲン「魔物じゃない獣だったら、確かにクマって怖いよね。
山や林の中にいるのだったら、飛び抜けて体も大きいし」
錬金王「単独ならばまあそうなんだが、群れを成す手合いならば狼や野犬もかなりの脅威になるね」
クラゲン「それでも、アルダでは何だかんだで魔物もいるし、
日本とは比べ物にならない位色んな意味で危ないから、
どうしてもそっちを知ってる僕らから見たら、あんまり怖くはなくなっちゃう…かも」
錬金王「なまじ自分達が戦う術を持つからこそ、余計にそうも思うのもあるな」

465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/04(Mon) 19:45
何だかんだで動物の中じゃ人間が一番怖い気がする

466 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/04/04(Mon) 22:33
錬金王殿とクラゲン君(>>462
そうですね。こちらでは超常的な存在で人の脅威足り得るのは、
ココの「黄泉族」と日輪地区の「異形」位ですから。
神崎「しかも、それぞれに対応する能力者のみが対抗策ですからね」
彩千夏准尉「そちらの様に技術を磨き知識を得れば対抗出来る…とは行かなくてな」
対応する超常的な力をその身に帯びなければ、傷一つ付けられないのでは…どうも。
新見妹「おじさんやクラゲンのトコでも、そんなトンデモなのは居ないよねー?」

>>463
ブラックマン「熊…か。そう言えば、北海道は三毛別の人食い羆がまさしくそれでしたな」
確か…獣であるのに火を恐れず、自らが餌食とした屍を奪われれば、
如何なる障害をも厭わず奪還を図る、と…知られざる恐るべき生態が明らかになったんですよね。
神崎「黄泉族にも異形にも、熊を素体とした物が未だに居ないのは、
僕達にとってはまだ救いかも知れないです…」
ユウ「うんうん。犬やカエルでさえそうなるとトンでもない事になってるしなぁ」

>>465
彩千夏准尉「…ああ。耐久力や膂力では劣っても、
知恵や技術、適応力は他の生物の追随を許さんからな」
そして、それ故に害意を持ってしての行動は恐ろしい物です。
実際、撃ち合いになると星全てを一瞬で壊滅に追い込む兵器すら造り出しました。
だからこそ、最も脅威となると言う意見はあながち間違いでも無いかと…。

467 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/06(Wed) 23:55
熊肉って臭いらしいね

468 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/04/09(Sat) 18:55
>>467
彩千夏准尉「…だと思うだろう? だが、その実そうでもないんだ」
と、言いますと?
彩千夏准尉「ああ。確かに、強い臭みが出るのも事実だが、
それは飽くまでも熊単体毎の食性の違いと、
斃した後の処理の仕方で大幅に違いが出てしまうだけの話に過ぎん」
ブラックマン「よく知っておったな、海野君。
私も亡き先代と共に数度馳走になった事はあったのだが、
供してくれた料理人に猟師が、良くその事を愚痴っておった物だよ。
後は、春先と冬場の物で無ければ固く、臭みも強くて勧められた物では無いそうだ」
その辺りは熊肉の「旬」の問題、なんでしょうかね…。

469 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/04/10(Sun) 05:55
>>465
錬金王「その“動物”の範疇に何が入るか、にもよるだろうが…」
クラゲン「少なくともアルダや黄泉ではそんな事はない、かもねー」
錬金王「ああ。知性と野生的な暴力、超常的な力を併せ持つ存在は数多いから、
人間は素の状態ではほぼ何も出来ない脆弱な存在、とは言われてしまう位だろうね」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>466
錬金王「黄泉族は確か、アルゲンを帯びた…ないしはアルゲンを含有した、
アルゲンそのものを取り込んでいなければ対抗出来なかった…と言う事だったね?」
クラゲン「それで、それが出来るのはここじゃ探行士のみんなだけだって…」
錬金王「アルダの話ならば、そこまで立ち向かう手段が限られるのは、
実体の無い不死の魔物に不定形の精霊、大いなる三属の神々の様な存在だね。
流石に人や獣めいたその辺りに居そうな手合いにまで打つ手が無い、などと言う事は無いさ」
クラゲン「でも、こっちじゃ黄泉族の他にもそんなのが居るなんて…」
錬金王「確か、“ヒノワ”と言う所に生息する“異形”と言うものらしいね?
そいつらも対抗手段が限られるそうだが、アルゲン無くして打つ手が無い、みたいな感じかい?」

>>467
錬金王「ああ。肉食や肉食寄りの雑食の獣の肉は大概臭みは強い方だね」
クラゲン「准尉さんはちょっと違うって言ってるけど、実際はどうなのかな?
食べた事ないからわかんないや」

470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/10(Sun) 10:51
仕事の進捗状況はどうなっている

471 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/04/16(Sat) 20:26
錬金王殿とクラゲン君(>>469
ええ。それに、アルゲンを宿せる体質である事が絶対条件ですので、
そうで無くば得る事すら不可能な対抗手段ですね。
神崎「はい。異形を相手にするには『コードライザー』の力が必要になりますね。
こちらも適合者が限られる上に、その力を十全に発揮出来るのはほんの数年だけなので、
条件的には探行士の方々よりも更に厳しいかと…」

>>470
そう、ですね…。本来訪れるべき死を恐れるが故と、
その他諸々の問題もあって遅々として進みませんでしたが、
昨日ようやっと社長の解放に成功したんです。
ユウ「サバサバしてたけど流石にキツかったみたいだし、
今はテントでちょっと休んでもらってるトコ」
新見妹「カッコいい人だったよねー。んでも…まさか、
ホントに社長さんの耳って猫耳だったのが驚きだったよー?」
…解らなくもないけど、まず驚く所はそこじゃないだろ。
それでも、そっちから先に目が行ってた所為か、
社長から幾らか過去話を聞かされてもほぼほぼ何時も通りで居られたのも、
我ながらそれはそれで凄いのかも知れないな…。
彩千夏准尉「そもそも常識の一切が通用しない空間に長らく身を置いていたのだ。
それしきの事では微動だにせん位の精神力は鍛えられもする…だろうな」

472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/17(Sun) 01:17
社長っておっさんなの?若いの?

473 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/04/17(Sun) 23:44
>>472
弊社の社長は二十代後半の女性ですよ。
それを御存じ無いと言う事は…。
新見妹「ウチらみたいに後から来た補充人員…ってワケでもないよね?
だって、ウチも実際に会ったのはさっきが初めてだけど、
社長さんがどんな人なのかは採用された時に聞かされてるし」
ブラックマン「未だにこちらに不幸にして跳ばされて来る民間人も居ると聞きますし、
恐らくは貴方もその類なのでしょうな」
まあ…先程改めて話を聞くまでは、我々も社長の本来の素性に関しては、
ほぼ完全に何も知らずに居た訳ではあるのですが…。
寿人神父「イギリス人とのハーフと聞かされていたのが、実は異世界人…ですしね」

474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/17(Sun) 23:54
ごめん、出典もなにも知らないで見てたから
社長はてっきりおっさんかと!若い女性なら調べてきます

475 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/18(Mon) 00:08
怖くてどうしようもない時何考えてますか?

476 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/04/18(Mon) 04:44
>>470
クラゲン「そこは僕達も気になってたんだけど…」
錬金王「どうやら難局の一つは無事切り抜けられた様だね。
さて、無事に帰還した彼らを労おうじゃないか」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>471
錬金王「ほう…理屈としては確かに類似してはいるな。
だが、適合するか否かは兎も角年齢制限じみたものまであるとは…」
クラゲン「数年だけって、そんなに短いの!?
それに、神崎さんってまだ大人じゃないよね?
それに、それ位の年の子供じゃなきゃ戦う事も出来ないって…」
錬金王「若く未成熟であればこそ力を馴染ませ易いのかも知れんだろうが、
故に成人もしない間に死と隣り合わせの境遇に送り込まねばならないと言うのも、
それはまた酷く残酷なものだな…」

>>472>>474
クラゲン「うん、すごく綺麗で格好いい人だったよ!
しかも、猫の耳もあったからほんとにネイ族だったんだ!!」
錬金王「僕も新見君達の話や僅かな写真位でしか見た事は無かったから、
初顔合わせでは強かな美女だと言う位にしか思わなかったが、
よくよく見れば、僕の…と言うか本来の錬金王の旧知の面影は僅かにあって、
20年もの歳月が人を変えるには十分な事を改めて知った次第さ」
クラゲン「びっくりしたでしょ?僕も!それじゃ、僕は社長さんに直接聞いてみるよ!」
錬金王「それは良いが、病み上がりの様なものだし程々にな」

>>475
錬金王「恐怖か…。まずそれから逃れようと打開策を一つ一つ思案するかな…」
クラゲン「僕は逆かも。どうしようもない位怖かったら、頭真っ白できっと何も考えられない…」

477 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/04/20(Wed) 18:00
錬金王殿とクラゲン君(>>473
神崎「はい。こちらで探行士に相当する『XTH』の『コードライザー』ですが、
過去の偉人の遺伝子より抽出された『ブラッドコード』をその身に宿し、
機械の中に収められたデータを武具や術として『現化』させて戦う力とする者達です。
実際にその力を維持出来るのは少年期の数年程…ですね」
改めて聞くと、本当に僅かな間だけの力なんですね。
しかし、何故その「コードライザー」の力は成人前にはほぼ確実に失われるんでしょう?
神崎「済みません。それは当事者の僕達にとっても未知の事でして…。
日々研究は進められてはいますが、その辺りについては何も進展はありません」
ユウ「しっかし、そんなの扱ってる子供達に頼らなきゃならないなんて、
あたしら大人がとことんだらしなく思える現状がどっかにあるって…ホント気が滅入るわ」
彩千夏准尉「そう、だな…。本来は我々の様な者が、
この様な危機的な局面の対処の矢面に立たねばならぬと言うのにな」

>>474
それでしたら、こちらに弊社概要と求人広告に、
今回の一件に関わる記事がありますので御覧になられては…?
ttps://yomibana.jp/

新見妹「こー言うのを『宣伝乙』って言うんだよねー」
ユウ「アイちゃん、どこでそんなの覚えて来んのさ…」

>>475
そう、ですね…。帰る所、守るべき物とそこに居る誰かの事を考えますね。
自分が何の為に眼前の恐怖と対面するのかを思い返し、払拭する助けとするんです。
新見妹「カッコつけた事言ってるけど、どーせ今まで会った女の事でしょ?
ウチは兄貴一筋で一途だから安心しなよー? ま、思い出してムカついてムカついて、
帰ったら絶対ボコる、ボコるまで死ねるかー! ってトコだけど」
ユウ「アイちゃんみたく屈折はしてないけど、あたしもやっぱマコト君の事かなぁ…?
思わぬトコで折角また会えた幼馴染だし、一緒に生きて帰って飲みながら積もる話と洒落込みたいもんねぇ」
彩千夏准尉「…何だかんだと身内、なのだな。自分も人に偉そうには言えんが。
非業の死を遂げた父の事を思い出す事で、不退転の決意を決して忘れぬ様に出来るからな」
神崎「僕は、共に黄泉に居るお祖父様と残して来たXTHの皆の事ですね。
僕達には、どうしてもココで終われない理由がありますから」
ブラックマン「敢えて目の前の現実以外は何も考えぬ様にはしておるよ。
亡き先代や妻の事をその様な時に思い起こしてしまうと、不意に諦めが来てしまうかも知れんのでな…」
寿人神父「赴任して早々に去らねばならなくなった教会に足を運んでくれた、
信徒の皆様や近所の人々の事…でしょうか。望みがあるのならば、また会いたい…。
そして、この出会いと今の出会いを与えて下さった主のお導きを、ご加護を、
いつ如何なる時も決して忘れはしません。そうすれば、恐れなど直ぐにでも吹き飛びます」

478 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/20(Wed) 21:42
この世を破壊し新しい世界を作らないか

479 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/21(Thu) 21:23
家帰ったらやりたいことは?

480 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/04/23(Sat) 23:47
>>478
何故私達がその様な事を…?
神崎「お断りします。『コードライザー』の力も『探行士』の力も、
そんな事をする為に得た物じゃない。脅威から人々を守る為の力だからです」
ユウ「てか、剣一君達の力は兎も角としても、
あたしらの力はアルゲンの無い地上じゃさっぱり発揮出来やしないしねぇ…。
ンな大それた事に勧誘するんなら、相手間違ってるわ」

>>479
ユウ「フライをツマミにとことん飲みたいねぇ」
彩千夏准尉「お前と言う奴は…。自分はまあ、父の墓参り位か。
出来れば仇を討ち果たしてからにしたいのだが」
ブラックマン「私めもまあ、似た様な物ですかな…。
先代と妻の位牌や墓前に手を合わせる位しか帰ってもする事が無い…と言うか、
そもそも私めの場合は帰る自分の家など無いも同然ですからな」
寿人神父「最早帰る所では無くなっていようと、私はあの教会に戻りたいですね。
訪れている信徒の皆様と、心行くまで何か話がしたい」
…やはり、家族やそれに等しい人の所へ、か。
こんな事があって戻れていないから、私もそろそろ実家に顔を出してひと息つきたい所です。
新見妹「一緒だったら一緒だったでうっさくてたまんないけど、
会ってないならないでなんか寂しいし、そろそろユイの顔が見たい…かも」

481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/04/24(Sun) 08:05
魚料理なら何が好き?

482 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/04/25(Mon) 04:44
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>477
錬金王「ふむ…その“ブラッドコード”を宿す“コードライザー”か。
年少の人の身にしか宿る事叶わぬ力…。やはり、興味深い話だね。」
クラゲン「データから色んなものを…?“げんか”?
よくわかんないけど、何も無いとこから武器や防具を出して…?なんか凄い…」
錬金王「しかし、宿せる期間も問題だろうが…扱っている力そのものが未知の部分が多い方が、
僕としては強い不安を感じる要素だねえ」
クラゲン「詳しい事がわかんなかったら、不慮の事故で暴走とかされたらどうしようもなくなっちゃうからね」

錬金王「しかし、共になり自ら率先して戦えないのが歯痒い…か。
しかし、そう思える前向きな気持ちが持てるだけでも僕は十分だと思うな」
クラゲン「どうしても気になるなら、自分の出来る事でお手伝いしたらいいよ!」

>>478
錬金王「…おやおや、物騒な。と言うよりは久世戸みたいな事を言うんだね、君は。」
クラゲン「アルダならそうなって欲しいかな?って思うけど、
こっちの事だったらそんな事しなくていいよ…。だって、ここはあっち程酷くないし…」
錬金王「むしろ、ここは歪んだ神の居ない理想の人の世だからね」

>>479
錬金王「帰るも何も、今はここが僕の居場所の様なものだからねえ…」
クラゲン「少なくとも黄泉の外には出れないし、誰かとお話しながらのんびりするだけ、かな?」

>>481
クラゲン「何だかんだと言っても僕は魔物とか動物みたいなのだからねー。
特に何もしないでそこそこの大きさのを生でかぶりつくだけだよー?」
錬金王「この身体になる前だったら、そこそこ手の込んだ調理をして頂いていたかな。
まあ、そうは言っても揚げ物か煮物が殆どだったけれど」

483 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/04/30(Sat) 22:22
錬金王殿とクラゲン君(>>482
神崎「全くの『無』からと言う訳では無いですよ。
特殊な機械の中に保存されている物を現実世界に『取り出す』感じですね」
まあ、それでも事情を知らぬ手合いからすればそう見えるのも仕方無いかと…。
実際、私も初めて神崎さんとお会いしてその力を目の当たりにした時は、
率直な感想としてはクラゲン君と同じでしたから。
ユウ「アルゲンや探行士もあんまり変わんない気はするけどねぇ…。
ま、でもあっちは総裁や公社の重鎮が全部把握してるのかも…だけど」
寿人神父「それだけに却って何時何をされるのか解らない恐怖に常に晒されますけどね。
勝手知ったる相手なればこそ、しくじりの無い詰め方が出来るのですから」

彩千夏准尉「…そう、だな。活かす為に出来る事をやるしかあるまい」
新見妹「身体のケアとか心のケアとかねー」

>>481
好き嫌いは特には無いんですが…。
新見妹「最近は火を通したのばっかだしねー。
いい加減ご無沙汰なお寿司とか刺身とか食べたいわー」
ユウ「言いたい事はわかるけど生物はまあ無理あるからねー、ココじゃ。
基本冷凍のフライばっかだけど、酒あるしあたしはそれでもいいけどさ」
寿人神父「煮物も基本保存食なこちらでは厳しいですしね。
焼き魚も冷凍の切り身を戻してからですし、中々に面倒な事です」
後は干物が幾らかですからね。好みではあろうと、
偏ってしまうと流石に飽きが来て暫くは遠慮したくなります…。

484 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/02(Mon) 11:25
そういやこのゲーム、アルダシリーズなのにオメガインパクトないんだよな(次のモン勇もだけど)
最強全体攻撃が核撃じゃなくて闇全体ってのもなんだかなあ・・・

485 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/05/02(Mon) 14:28
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>483
錬金王「やはり、目には見えずとも何らかの形で存在自体はしているのか。
実体が不明な物を具現化する、と言う辺りは君らから見た僕達の魔術のようなものかな」
クラゲン「あ、なるほど…。きちんとした制御理論はあって、
それを元に力を具現化してはいるんだけど…知らない人から見たら、
あたかも何もないとこから火や水、電光を生み出しているみたいに見える…っぽい感じ?」
錬金王「まあ、そう言う事だろうね。彼らの“現化物理”こそが、
僕らにとってはアルダの魔術的な代物なんだろうね。」
クラゲン「ちゃんと知れば変な事思わずに使えるようになりそうだけど、
そのちゃんと扱えるまで知るって事が、何だかすっごく大変そう…」
錬金王「まあ、容易な事では無いだろうね。専門分野を極める為の学問とは得てしてそう言うものさ」

錬金王「しかし、探行士の技術への対策か…。
まあ、あの男の事だからその辺りに抜かりも無さそうではあるが、
そもそも“魅了の力”を有する以上、無くとも大差は無さそうな気はするがね」
クラゲン「それ…さらっと言ってますけど、すごく深刻ですよぅ」

>>484
錬金王「ああ、それは今の時代においては既に失われた禁術だからさ。
実際、魔力核の爆発によって広範囲を吹き飛ばすだけの威力を誇る、
制御難度も最高位の純魔力による広範囲破壊殺戮の為の魔術で、
神々に肩を並べる程の最高位の魔術師のみが操る事が出来、許されるものだったからね…」
クラゲン「それでも、どうしてそれ自体が失われてしまったんでしょう…?」
錬金王「詳細は不明だが、アルダーが世界を席巻した時には既に知識も失われていたらしい。
魔眼の英雄の時代には行使した魔術師の記録も残っていたんだが…」
クラゲン「だとしたら…やっぱり。アルダーや教皇がその力を恐れて、なんですか?」
錬金王「無い、とは言い切れないね。ただ、奴らの側にも行使した者が居ないのを見るに、
恐らくは制御理論を含めた知識までも残らず、存在自体を破棄されているんだろう。
本来の僕も久世戸も、その“オメガインパクト”の存在自体は知ってはいたんだが、
知識の欠損があまりにも酷過ぎて遂に復活させる事は叶わなかったんだ」
クラゲン「そこまで聞いたらものすごく危なそうに思えるけど、どんな魔法だったんだろう…?」

486 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/05(Thu) 07:45
今日は子供の日、そしてもうすぐ母の日・・・
なのに帰りを待つ母や子に無事を伝える事もできないなんて・・・

487 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/05/05(Thu) 12:55
>>486
クラゲン「え…?何かな、それって」
錬金王「名前からして、子供や母親についての何かを祝う日…なのかな?
アルダでの記念日や祝日にはそう言うのはなかったが」
クラゲン「でも、確かにみんなで子供やお母さんへのお祝いする為の日なのに、
そこで一緒にいれないとか無事も知らせられずに心配させちゃうって…すごく辛い、ですよね?」
錬金王「ああ。ましてやここの探行士諸君の場合は命を落とした事にされているからな。
帰りを待つ者達の辛苦は言葉では言い表せないものになるだろうさ…」

488 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/05/05(Thu) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>485
神崎「まあ、未知の技術に関しては誰しもがそうですからね」
そこに潜むカラクリを知った時にどうなるかは、その中身次第…でしょうか。
我々探行士が力を得る為の処置は、流石に正体を知ったその時は気分を著しく害しましたが。
寿人神父「その時に服用する薬剤がルキさんの血を精製した物…だそうですから。
灰十字さんは味がどうのと仰られていましたが、そう言う問題ではありませんよ…」
ユウ「生きてても死んでてもただただ利用され続けるって、ホント可哀想だよ…あの子」

…それを言われてしまえば、確かに身も蓋もありませんね。
アレを破るか使わせない様にしなければ、そもそも勝敗以前の問題ですし。
彩千夏准尉「社長がかつての総裁の仇敵であったと言うならば、
もしかすると何らかの対策を心得ている、やも知れんな。
駄目元ではあるが、一度話を聞いてみるべきだろう」
そう、ですね…。藁だろうが何だろうが、最早縋る物を選んでいられる状況ではありませんから。

>>484
新見妹「何それ? アルダってそんなのあんのー?」
ユウ「核ってまた物騒な…」
彩千夏准尉「原爆や水爆に匹敵する威力を誇るとでも言うのか? 言葉の響きからするに…」
錬金王殿の話を聞く限りでは純粋な魔力の爆発の様なので、
威力の比喩としての表現は兎も角、実際の核融合の爆発とは似て非なる物なんでしょう。
神崎「コードライザーのブラッドコード『魔術師』が行使出来るスペルコードに、
『アトミックワーク』と言う広範囲に無属性の爆発を引き起こすスペルがあるんですが、
何となくオメガインパクトとやらはそれに近い気がします」

>>486
そう言えば、もうそんな時期になるんですね…。
新見妹「すっかり忘れてたわー。ま、ウチら子供も親も居ないけど」
ブラックマン「と言うか、他の若い衆なら兎も角…この班の者達には、
親も子も身内の居る手合いの方が少ない気がしますな」
ユウ「あたしは親兄弟全員健在だけどねー。
親子じゃないけど、マコト君とアイちゃんにもユイちゃん居るじゃん」
ええ、まあ…。早く帰って安心させてはやりたいんですがね…。
神崎「僕はまあ…御舟総裁、お祖父様と一緒ですので…」
身近で無事を確かめ合えるのはまだ幸い、なんでしょうか…この場合は。
ユウ「親子で引き離されてるってのは、後はトッシー位なんだけど、
元々アレな関係だから、あんま話題にはしない方がいい…かもねぇ」

489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/08(Sun) 15:47
とりあえず社長って昔総裁と戦って追い詰めた事あるそうだし
社長が復帰したんならもう丸投げしちまえばよくね?

490 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/05/09(Mon) 12:50
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>488
錬金王「そもそも“神の子”は久世戸が“至宝ヨミ”を教皇から奪い、
その力を自らが行使する為の媒体として造り出した命…だとの事らしいからね」
クラゲン「今もその至宝の力を引き出す為に利用しようとしてるなら、
課長さんやここのみんなから聞いたその子がされちゃった事も、
全部久世戸様にとっては当たり前の事で、何とも思わずに出来るのが自然って…うぅ」
錬金王「実に胸糞の悪い話ではあるな、かつての我が友ながら。
変革の為に必要な工程だと思い、あえて見ぬ事としたが…流石に今は看過出来るか?…と言われれば否、だろう」

錬金王「ああ、そうだ。“魅了の波動”を破れた、或いは意に介さなかったのは、
アルダーやその直近の信徒たる教皇、そして彼女も恐らくは例外では無かった筈だ。
僕も記憶が不確か故に断言はしかねるが…彼女は間違いなくその手段を心得ているだろうさ。
遠慮せずに聞いてみるのが良いだろう。その力や手段が失われていなければ良いが…」
クラゲン「もしそうなったらほんとに詰んじゃうね…。そんな事、なかったらいいけど…」

>>489
錬金王「実際に彼女に会って僕も話を聞いたんだが…」
クラゲン「社長さん、ほんとに“鬼子の侍”だったんだよー?でも…」
錬金王「久世戸とは違って、彼女の場合は日本に来た時点で、
その時の力はほぼ全て失った…との事だそうなんだ」
クラゲン「だから、社長さんはもう自分では戦えないんだって。
久世戸様と社長さん、どうしてこんなに違いが出ちゃったんだろう…?」

491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/15(Sun) 07:33
お前らもうそろそろ黄泉で定住するのも考えに入れたら?
どうせ帰れないんでしょ?

492 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/05/15(Sun) 20:35
錬金王殿とクラゲン君(>>490
彩千夏准尉「何も思わん、だけならまだ良かったがな…」
ユウ「あぁ…うん。ありゃむしろ楽しんでたっぽい雰囲気すらあるからなぁ…。
総裁が無線であたしら煽ってた時も、ルキちゃん痛め付けてた時の事、
心底面白おかしく語ってたからねぇ…」
新見妹「何それ、最悪! それマジなの、ユウ姉ちゃん!?
だったら兄貴なんて比じゃない位の女の敵じゃん!!」
僕を引き合いに出されるのもどうかとは思うけど…そう、だな。
あの子に数々の癒えぬ傷を刻んだ挙句に、ああして惨たらしく殺したんだ。
大義だろうと欲望だろうと、何を理由にしても許せる物か…!

ブラックマン「しかし、幾ら義憤や嫌悪で突き動かされようと、
今の我らには総裁の切り札に何ら手を打てぬのは事実」
ええ…。しかし、社長から総裁との事を伺った際に相談もしてみましたが、
その事については任せておけ、との事でした。全ては準備が整ってから…だそうです。
寿人神父「灰十字さんにも協力を要請しているそうですし、
対応策については何とかなりそうな感じ、ですね」

>>489
それが出来たら難儀はしてない…だ、そうですよ?
ブラックマン「社長の救出の過程で社長のクローンと三度刃を交えましたが、
『鬼子の侍』として聞かされていた程の力は感じませんでしたしな…」
神崎「飽くまでもそれなりに、と言った腕前でしたしね」
荒堀さんのクローン相手にした時と感覚はさほど変わりませんでしたし、
その強さもベースから更に強化処置を施しての事だそうですから…
彩千夏准尉「当時の強さの社長から産み出したクローンであったならば、
恐らくはこちらに打つ手は何も無かったろうな」

>>491
ユウ「いやいやいやいや、それ普通に無理!」
彩千夏准尉「そもそも黄泉の環境下が何の準備も備蓄も無しで、
人間が生存し続けられる環境では無いからな」
…現状、確たる希望も展望もありませんが、だからと言って諦める心算はありません。
全員が僅かとは言え希望に縋って日々を過ごしているのですから、
冗談であろうとその様な事は口にしないで頂きたい。

493 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/05/16(Mon) 04:44
>>491
錬金王「定住も何も、元より僕らは黄泉族だからね。
アルゲンの存在しない外界に出て生きる術が無いんだよ」
クラゲン「それに、帰るも何も生まれはここだから…」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>492
錬金王「まあ、かつての“本来の”僕が知る限りでも、
久世戸にはそう言った嗜虐的な嗜好があったのは確かだからねえ…」
クラゲン「神の子にもだけど、育ての親だったはずの死星天使達にも、
“魅了”して支配下に置いてからは、ものすごく冷たくなったって錬金王様が言ってたから…」
錬金王「まあ、何者も支配下に置いた後は唯々諾々と従うだけの従僕に成り下がるからね…。
思考がかつての闇王や冥王の様になるのは致し方無い事だろうさ」
クラゲン「でも、だからって…」

錬金王「ほう、やはり何らかの手は残っていたか。
まあ、彼女が僕に明かさなかったのは、僕の立場故の事だろうけど」
クラゲン「でも、今の錬金王様は課長さん達の敵じゃないんだから、
そんなに隠し事しなくたって…」

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/18(Wed) 10:55
そういやつい最近のアプデで新しい(タイプのポトレの)探行士追加されてたけど
課長の班にはそのご新規さんは新規採用されたん?

495 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/05/22(Sun) 20:20
錬金王殿とクラゲン君(>>493
そう、ですね…。実際ああまで完膚無き支配を行える異能を保持し、
かつ行使も容易ければ必然的にそうはなる、でしょうね。
金銭や集中した権力を手にした為政者が豹変するのとさして変わりは無いんでしょう。
ブラックマン「そして、自らを害しようとも忠誠を貫くともならば、
絶対の支配が得られる故に、恐怖も疑心も排され更に高圧的かつ威圧的にも振舞える」
神崎「むしろ反発もせず異論も唱えず、ただ意のままになるならば、
それは人やそれに類する知的生命ではなく、最早ただの操り人形ですからね」
…支配されている側の意思には完全に反する事でさえも、
指一本に口の動き一つだけでさせられますからね。実に最悪な気分の話ですが。
ユウ「マコト君…」

…どうでしょう。我々にもそ「手がある」事は明かされているだけで、
来るべき時が来るまでは…と言う事で、それ以上は何も話してはくれませんでしたからね。
ユウ「あの社長の事だから、単に勿体付けてるだけかもねぇ」
彩千夏准尉「まあ、立場上…だとか存在自体の特異性故に警戒するのもそれは致し方は無かろう。
本人にその気は無くとも、如何なる仕込みをされているかは知れた物では無いしな」

>>494
寿人神父「あぷで…? 何でしょう、それは?」
新見妹「う〜ん…。よくわかんないけど、ウチらが採用された時期の話なら、
消防士だった人とかハーフの女子高生なんかも居たっけなー」
恐らくは大石の親父に開道、光井が新規採用はやっているんでしょうが、
アイ達が来て知らされるまでは私は一切関知していないですから、
そこについては正直な話、何とも言えない状態ですね…。
ユウ「ま、アイちゃんと一緒に来た中には何人か混ざってるかもね、そぉ言うのって」

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/23(Mon) 00:21
そもそもの話社長が何したいのかがイマイチよくわからんのだが

497 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/05/23(Mon) 03:00
>>494
錬金王「どうなんだろうねえ…?
カサンドラ社の関係者ではない僕らには何とも、ね」
クラゲン「アイさんと一緒に来た補充人員の人達の事じゃないの?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>495
錬金王「それだけに、久世戸をかつての闇王や冥王の再来と見る者も多かったな」
クラゲン「過去にもそれらしき人が現れていたから尚更っぽいんだ」
錬金王「しかしながら、直接的に“魅了”で支配化には置けるが、
支配した者達にまでその力が伝播して、更なる支配の拡大…とまではいかなかったからな。
その点は過去のその二者の再来と言われる人物達とは決定的に違うのさ」
クラゲン「力が衰えたのか、不完全な形で継承されちゃった可能性もあるのかな…?」
錬金王「いずれにしても、そのお陰で被害は最小限には留められているのが救い…かな?」

錬金王「…ふむ。ならば僕の知らぬ間に久世戸に僕を介して話が筒抜けになっている可能性も…」
クラゲン「まさか、そんな事…」
錬金王「知らぬ内はどうとも言えんがね。能力と技術的な話ならば可能だろうが、
奴の性格的にそこまでするかと言われれば、今ひとつやりそうにない事でもあるからね」

>>496
錬金王「まあ、飄々として掴み所がないのは昔からだったからねえ…」
クラゲン「教皇に従っていたのも嫌々だったみたいだし、
しがらみがなくなったから、やりたい放題しちゃってるのかも」

498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/28(Sat) 00:03
この会社はブラック企業とホワイト企業のどっち?

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/28(Sat) 21:03
あまり考えた事なかったが他の資源同様その内アルゲンも枯渇する日が来るんだろうか・・・

500 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/05/28(Sat) 22:23
…皆様に緊急の業務連絡があります。
新見妹「ん? 改まって何よ、兄貴?」
総裁の訪問…いえ、来襲から相当な時間は掛かってしまいましたが、
この度我々の知人、異世界アルダよりの来訪者ルキの蘇生の為の特別業務が、
弊社社員、並びに第1キャンプ内の皆の尽力により、見事完遂されました。
それを、この場を借りて報告します。
ユウ「え? マジ…? 昨日やっと準備が整ったって言ってたけど…」
はい。ようやっと融合炉にて灰十字さんの協力の下、蘇生処置も済ませています。
コレでようやく我々が奪われた物を一つ、取り戻す事が出来ました…。
ブラックマン「しかし、まだコレは中継点に過ぎませんぞ」
…ですね。ルキの蘇生直後に総裁からの祝辞と通告もありましたから。
まだ根本の問題解決は先となりますが、引き続き御協力の程…宜しくお願いします。


錬金王殿とクラゲン君(>>497
新見妹「ちょ!? それマジ!? 怖いってどころの騒ぎじゃないんだけどー!?」
確か「オーマの波動」…でしたよね、その原型たる力と言うのは。
支配下に置かれた者までが扱えるとなると…もうネズミ算式での増殖になりますね。
そこまでの力では無いのは、確かに不幸中の幸い…ですか。
神崎「ええ。もしそうであれば、総裁が課長を伴って来た時点で僕らは終わってます」
ブラックマン「いや、それ以前の段階で終わっていたろうな」
彩千夏准尉「改めてアルダの超越者達の恐ろしさを思い知らされる話だな…」

>>496
いや、それについてはもう単純な事でしたよ…。純粋に弊社の業績の向上です。
ゆくゆくは世界一の企業に育て上げたいとの事だそうで。
それと、向こうでの因縁は教皇の下を離れた以上、一切持ち込む気は無かったそうです。
寿人神父「しかし、その割にはそのビジネスを仇敵だった人物の膝元で…と言うのが、
色々とリスクを軽視なり状況を楽観視し過ぎた気がしてなりませんが」
社長曰く、向こうはあの件で直接再会するまで気付きもしていなかったそうですし、
リスクと引き換えにしても儲けを取れそうだと踏んだから、かも知れませんね。
とは言え、今は業務妨害諸々で喧嘩を売られた様な物なので、
だったら徹底的に潰す! …みたいに息巻いていますけど。
ユウ「なぁんか色んな意味で社長らしいなぁ…」

>>498
ブラックマン「黒…でしょうな」
彩千夏准尉「まあ、黒である事は否めん…な」
寿人神父「残念ながら、黒…と言わざるを得ないでしょう」
ユウ「どっからどぉ見ても立派な黒だわ、うん」
神崎「とても言い辛いですが…否定出来る材料が見つかりません」
新見妹「業務内容からしてもー黒決定じゃーん!」

いや、あの…そこまで口揃えて言わなくとも。と言うか、さっきから社長の視線が痛いんですが。
新見妹「だぁーってさぁー? 命懸け当然で常態って時点でさー、
こんなヤバい仕事のドコがホワイトだって言うってのよー!?」
いや、まあ…確かにそれだけのハイリスク・ハイリターンなら仕方は無いけどな、
そもそもそれ言い出したら、同業他社全部同じ事だろ…。

>>499
彩千夏准尉「アルゲン自体もそれを唯一産出可能なこの黄泉についても、
不明点が多過ぎて断言はしかねるが…0と言う事は無かろうな」
神崎「ええ。実際産出量が減りつつあるからこそ、未踏行区の採掘も解禁していますし」
まあ、採掘自体は順調ですし現時点では気に病む程の事では無いでしょう。
ユウ「てか、別に石油や石炭だってまだ枯渇の危機にはなってないしなぁ」

501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/05/29(Sun) 00:06
給料日はいつで使い道は?ないなら貰いたいです

502 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/05/30(Mon) 04:44
>>498
クラゲン「えっ…と、それって黒いか白いか?って事?」
錬金王「単純な色分けではなくて、そのカサンドラ社と言う組織の体質の事…だろうね。
意味合いはいまいち良く分からないが…新見君達は“黒い”と言う方向でほぼ一致を見ているか」
クラゲン「社員のみんなにはあんまり良く思われてなかったの…?」
錬金王「まあ、命懸けの過酷な業務ならば不満も相応には大きくなるもの…だろうな。
それでも投げ出さぬ以上、辞める決断をするまでの不満では無さそうだが」

>>499
錬金王「かつての“至宝ヨミ”であるこの構造物内における、
アルゲン生成のメカニズムが如何ようなものであるかで変わるだろうね」
クラゲン「正直、暮らしてるだけの僕には何が何だかさっぱり…」
錬金王「そこは関わっている誰もが恐らくは未だ解明出来ていない事であろうから、
推察や考察以上の事は何も出来ないし、今は言及せずにおこう。
ただ、様々な形で現出を続ける以上、余程の事が無い限りは枯渇は無いだろうね」
クラゲン「今も黄泉のあちこちで黄泉族が絶え間なく生まれ続けているみたいだから…」
錬金王「そう。黄泉族の発生はアルゲンの現出現象の一つ、だからね。
そして、それ以外の形でもアルゲンが湧き続けている以上は何らかの形で限りなく湧き出るのだろうさ」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>500
錬金王「ひとまずは神の子…否、君達の友人ルキの現世への帰還、
僕らからもこの場を借りて祝わせてくれないかな?」
クラゲン「良かったね、課長さん!そして、おめでとう!!」
錬金王「彼女を失ってからの君達の辛苦は、正直見ていられない程だったからね。
だが、その労苦も今この場でようやっと報われる時が来たんだ。肩の荷が下りた気分だろう?」
クラゲン「でも、久世戸様の事が何もまだ゙解決してない…」
錬金王「かつての友とは言え、何ら関わりの無いものを壊し尽くしてまで、
自らの理想の世を築くと言う試みには流石に賛同しかねるのでな。
僕が言えた義理では無いが、君達の未来の為に…久世戸を止めてやってくれないか?」
クラゲン「理想を叶えたいならもっと色んな方法だってあるのに、
こんな一番ひどいやり方って…そんなの絶対駄目だから!」

錬金王「ああ、そうだね…。
“魅了”ならば久世戸が場の一人か数人を支配下に置くだけで済むが、
“オーマの波動”は支配された者ですら波動を扱える様になるからこそ、
際限無く大本の術者による支配が本人の手を離れても拡大するんだ」
クラゲン「相手は神様だから…。オーマの波動も、
それを打ち消したり止めたり出来るのは“精霊神の加護”だけだったから、
神様に選ばれた人以外にはどうしようもなかったんだ…」
錬金王「故に、かつて闇王がアルダを席巻した折には、
かつて彼が一度死に追いやった“円卓の騎士”の首魁を転生させざるを得なかった程だしね。
まあ、その神々も今や存在を歪められた末にあの体たらくだが…」

>>501
錬金王「…そう言えば、新見君達が給金を受け取っている場面は未だ見た事が無かったな」
クラゲン「“カイシャイン”とか“サラリーマン”やってる人って、
月に一回ぐらいのペースでお給料もらえるって聞いてた気がするけど…」
錬金王「恐らくは何らかの理由で支払いが滞らざるを得ん状況なのだろう。
それで、君はその状況に耐えかねて直訴に来た…と言うところかな?」
クラゲン「でも、それなら課長さんじゃなくて社長さんに言った方が…。
課長さんだって、お金はもらう方の立場なんでしょ?」

503 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/02(Thu) 21:09
給料の概念狂ってて笑いました
あとから一括請求すると良いですよ、危険手当も含めてね

504 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/06/05(Sun) 16:06
>>503
クラゲン「あ、あれ?僕、何か変な事言っちゃった?」
錬金王「いや、むしろこの場合は現状の諸々の歪さに突っ込みが入っただけじゃないかな?」
クラゲン「ま、まあでも課長さん達がタダ働きで終わらないといいなぁ…。
社長さん、そこまでひどい事はしないと思うけど、でも…あんまり焦らすのもどうかと思うし、
僕や錬金王様からも何か言った方がいいのかな…?」

505 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/06/05(Sun) 20:20
錬金王殿とクラゲン君(>>502
…ありがとうございます。コレでまた、あの子の笑顔を見る事が出来ました。
ユウ「あんなトコで終わったまんまにならなくて、ホント良かったわぁ」
彩千夏准尉「ああ。最期があのザマでは死んでも死に切れんだろうしな…」
新見妹「そのルキちゃんと色々話してみたんだけど…兄貴の事、すっごく嬉しそうに話すんだよー。
ホント、あんな世間知らずっぽいけど可愛くていい子、どーやって口説いたんだか…」

…お前な。けれど、今の事を切っ掛けに更に前向きで明るくなってくれたみたいで良かったよ。
正直、少しだけ気掛かりな所もあったけれどな。
寿人神父「そう言えば、ルキさんは今までは見られなかった総裁への怒りと憎悪が露になっていましたしね」
神崎「溜まり溜まった怒りが爆発した…と言う感じとは少し違うみたいですか」
ええ。再生に要した赤のルキが、息を引き取る間際に総裁への絶望と怒りを口にしていましたし、
蘇ったルキも「あの子も」と言っている辺り、今のルキにはその負の感情が伝播したのかも知れません…。
ユウ「ま、違ったとしてもルキちゃん本人が痛い目に遭わされ続けて、
最後にはブチ切れたってだけでも極々普通の事だと思うけどねぇ」
ブラックマン「何れにせよ、あらゆる意味でようやく巻き返しの目が出た訳だ。
皆、それぞれが更に忙しくなる事でしょうな…」

>>501>>503
一応は毎月25日に支払いはあるんですが…職種が職種故に、額は安定しませんね。
寿人神父「正社員の課長さんは兎も角、私達臨時雇用の面子は、
今回の仕事がまだ終わっていない事もありまして、給与の支払いはまだ…ですね」
ブラックマン「今回の採掘業は今までとは違い、報酬が破格の完全歩合制ですが、
採掘したアルゲンの換金が済まぬ以上、未だ収入にはなりませんからな」
新見妹「そもそも今お金貰っても、黄泉から出られなきゃ使えないかんねー」
社長からはレートに沿った換金額は何度か聞いてはいますし、
地上への帰還の目処さえ立てば、最低でもその額面の支払いは保障されますし、
不安は御尤もですが、もう少しお待ち頂きたい。

506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/06(Mon) 02:21
同じ日本に飛ばされた社長と総裁だけど、力の保持と喪失って言う
決定的な明暗を分けてしまったのは何だったんだろうねえ・・・?

507 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/06/06(Mon) 06:06
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>505
錬金王「君達が彼女の蘇生に使った複製体の紅衣の娘は、
いかに複製体とは言えど、魂までも同一、と言う訳では無いからね…。
完全に死して失われたのではない以上、一つの体を二人で共有しているようなものだろうさ。
久世戸に強い憎念を持つ紅衣の方が体に共に居るのなら、それはそっちの感情だろう」
クラゲン「けれど、ルキさんも久世戸様にはずーっとひどい目にあわされ続けて、
最後には一度殺されちゃったから、いい加減怒ってもなんにもおかしくないし…」
錬金王「単純な話、二人とも久世戸を憎んでいるだけだろうね…」
クラゲン「気持ちはずっごくわかるし、された事考えたらしょうがないんだけど…でも、
“殺して”なんて物騒な言葉もお願いも、聞いててちょっと辛いかも…」
錬金王「まあ、あまりその様な雰囲気の似合わぬ娘が言うから、尚の事そう思うのかもね」

>>506
錬金王「事情を知らぬ、そして知る術も無い以上、これから語るのは憶測でしかないが…」
クラゲン「錬金王様はどうお考えなんですか…?」
錬金王「ああ、僕が思うに二人の力の性質故か、こちらで“黄泉”を形成する前の、
“至宝ヨミ”が齎した何らかの作用に拠るものじゃないかと思うんだ」
クラゲン「と、言いますと…?」
錬金王「神の側に立つ者の力では無かったが故に失われなかったか、
至宝の暴走の影響で力を喪失したが、暴走とは言え至宝を発動した術者は影響を免れたか、
一つではない要因で喪失か維持かの分かれ目となったのだろう…と考えるのが妥当か」
クラゲン「何にしても、久世戸様だけが一人勝ち…みたいなのかなぁ?」
錬金王「アルダでの惨敗を考えると、何とも皮肉な話だがね」

508 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/06/06(Mon) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>507
二人の魂…。やはり、そう思われますか。
喋っていて時折感じる気の強さは、あの赤い彼女の…なんでしょうね。
神崎「それと、歌を口ずさんでいる事もあるんですけど、
それも車椅子のルキさんではなく異形の腕の彼女が口ずさんでいた歌、でしたね…」
今までしなかった事、出来なかった事、他人の得意とする事をしているなら、
確かにそう言われた方がしっくりとは来ます。

新見妹「何にしても二人とも総裁にはヒドい目に遭わされてんだし、
女の子にそんな事する奴、普通に許せないよね! 兄貴!?」
…そう、だな。それに、総裁には僕らも十分過ぎる程返さなきゃならない借りがある。
だから、総裁と戦うのは…どうあろうと、もう決定事項さ。

>>506
そこは、錬金王殿の仰った通り…かもですね。
ユウ「なぁんか社長にもまるでさっぱり、だったみたいだからねぇ…」
新見妹「ひょっとしたら、実は総裁にも理由…わかんなかったりして」
いや、どうだろう。…まさか、な。

509 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/12(Sun) 23:52
まあ何にしても社長も総裁もこっち来たばかりの頃はすげえ苦労したんだろな・・・
国どころか世界が違うからまず言葉も通じないだろし

510 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/14(Tue) 13:13
それはどうだろう?
異世界転移や転生モノ話ってそんな苦労話あまりないぞ

511 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/06/15(Wed) 18:00
>>509
それが、意外とそうでも無かったらしいんですよ。
彩千夏准尉「ほう…どう言う事だ?」
社長曰く、「話すだけなら極々自然に出来た」…だそうですから。
神崎「と、言う事は…」
ええ。アルダでの公用語だとか標準語に相当する言語が、
こちらでの日本語と全く同じ、だとの事で。
ブラックマン「意思疎通が順当に可能ならば、それだけでも違いますからな。
我々が当地の言語を会得せずに海外に行くよりは余程楽だったでしょう」
まあ、出自故に素性を隠し、偽り、世に溶け込む事と、
二大国の友人との間に強固なコネを作り、事業を起こすのは流石に並々ならぬ苦労はあった様ですが…。
新見妹「ま、その位はウチらでもやろうと思ったらする苦労の範囲内だよねー。
んでも社長さんみたく実際に成功するのは稀だろーけどさ」

>>510
ユウ「今のマコト君が聞いて来た社長の体験談に限ればねぇ…」
とは言え、苦労しなかったのは意思疎通関係の話なだけな気もしますが…。
寿人神父「そこはやはり、『跳ばされた』先の環境次第…では無いでしょうか?
そして、それは何も異世界に限った話では無いと思います」
ブラックマン「左様。地球に限っても、宗教や思想、民族の問題がついて回るしな。
何より、それは一国や一地方ですら当然の様に抱えている問題でもある」
本当に、向かう先の環境が全て…としか言い様がありませんね。

512 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/19(Sun) 15:55
>アルダでの公用語だとか標準語に相当する言語が、こちらでの日本語と全く同じ、だとの事

そういや転移先がアルダな剣街でも飛ばされた日本人が現地人と普通に会話してたっけな

513 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/20(Mon) 19:44
錬金王さん最近見ないけどどしたん?

・・・まさか総裁のトコ戻っちゃったとか?

514 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/06/20(Mon) 20:20
>>512
転移…ですか? やはり、我々の他にも、と言うか、
逆の場合でもそう言った事例はあるんですね。
新見妹「そう言えば、総裁や社長の他にもあっちからこっちに来たの居たっけ?」
ユウ「うん。アルム君とヘルガの事だね。二人と違って記憶喪失みたいだけど」
ブラックマン「記憶が無い異邦人ながらそれでも見知らぬ地で、
すんなりと会話が出来ると言う事で、言語が同じである事は明白な様ですな。
日本とアルダは、密かにではあれど長きに渡り何らかの交流があったのやも知れませんな」
だからこそ、互いの世界で行き来が可能…なのでしょうか?
ただ、今はそれが自由になる術は失われている様ですが…。

>>513
新見妹「言われてみたらクラゲン共々見かけないねー、ここんトコ」
…我々にも何も言わず姿を消してしまわれましたからね。何かあったのでしょうか?
ユウ「単に元々の本拠のあの塔に帰っちゃっただけじゃないの? ふと帰りたくなった、とかで」

515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/21(Tue) 02:08
ルキが生き返ったんだってな!?おっし、これからはバンバン死にまくれるな!!

516 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/06/21(Tue) 08:00
錬金王「やあ、久方ぶりだね諸君」
クラゲン「みんな、お久しぶり〜!」
錬金王「実はここ半月程調子が優れなくてね…」
クラゲン「それで、大事を取って錬金王様は塔に戻って静養されていたんだ…」
錬金王「今の今まで連絡も満足に出来なくて済まなかったね」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>508
錬金王「紅い娘の方は、命尽きるその時まで報われぬ事を知りつつも、
ただひたすら久世戸を慕い、採掘に勤しむ探行士諸君を手に掛け続けていたそうだしね…」
クラゲン「ほんとに死んじゃう寸前でもうダメだって思って、
そこで一気に恨みが出てきちゃった感じだから…あんなになっちゃったのかも」
錬金王「君の友人の方も、図らずも同じ体で共に在る事になった彼女に引き摺られて、
元々自分を支配していた絶望が、それを与え続けた久世戸への怒りに転じたのかも知れないな」

錬金王「まあ何よりも心情的にも現実的にも、君達は久世戸を倒さぬ限り先には決して進めまい。
僕らからはしてやれる事は生憎と何も無いが、改めて君達の今後に幸あらん事を願うよ」
クラゲン「久世戸様のせいで色々と大変な事になってるみたいだけど、頑張ってね!」

>>509-510>>512
錬金王「そこが実に不思議なんだが、言葉だけは普通に通じるのだな」
クラゲン「こっちもアルダも、元々何の関係も無かったはずなのに…どうしてだろ?
でも、流石に使ってる文字は全然違うんだよね…。こっちもさっぱり意味わかんないんだけど」
錬金王「それ故に、黄泉内部でのアルダで使われている文字の解読の為に、
久世戸は“黄日辞典”などと言う代物を作り上げたのだろうけどね」
クラゲン「こっちは知らない文字の翻訳の為のだから、作るのは大変だったと思う…」

>>513
錬金王「ああ、その事なんだけれど…」
クラゲン「急に錬金王様のお体の具合が悪くなっちゃって…それで、
原因もわからないから一旦僕らが住んでた塔に戻って、色々と治療の為に手を尽くしていたんだ」
錬金王「アルゲンの循環の問題とか、居る場所のアルゲン濃度の問題で不調を起こしたかと思ってね、
それで元々居た塔の頂層にて以前の様に微動だにせず眠りに就いていたら、少し調子が戻り始めたからね…」
クラゲン「完治するまでじっと待ってた…って事なんだって!」
錬金王「僕自身に何か急な危機が訪れた、とかでは無いからそこは安心してくれ給え」

>>515
クラゲン「た、確かにルキさんが帰って来たから“再生の加護”も戻ったみたいだけど…」
錬金王「そもそも彼女在っての恩恵だから、またぞろ彼女の身に何かあれば失われるは確実だし、
そうでなくとも久世戸が本格的に動き始めた以上、今後何が起こるかは全くの未知数だ」
クラゲン「だから、あんまり無茶しない方がいいと思うよ…?」

517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/06/26(Sun) 19:05
今だったらネコ耳は萌えの一環だけど昭和の時代じゃ化け物扱いだろうから社長も必死で耳隠してたんだろな、きっと

518 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/06/28(Tue) 16:16
>>517
クラゲン「もえ…?なぁに、それ?」
錬金王「意味としては植物の発芽の事を指す様だが、
どうもその話のニュアンス的には全く違う意味合いがある様だね」
クラゲン「化け物扱いとは逆っぽい感じだから、いい意味なのは間違いないでしょうけど…」
錬金王「恐らくはそうだろう。それと、だ…そもそも“昭和”と言うのは今僕らが居るこの時のこの国での元号だった筈だね。
それを過去の様に言う辺り、君はもしかすると…」
クラゲン「ええ!?まさか、未来から来た人なの!?ねえ、どうなの!?」

519 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/07/02(Sat) 20:20
錬金王殿とクラゲン君(>>516
そうでしたか…。何はともあれ、無事で何よりです。
原因が判明し切っていない以上、無理はなさらない方が良いでしょう。
ユウ「総裁にしょうもない仕込みとかされてたんじゃなくて良かったわねぇ」
ブラックマン「総裁の仕込みと言えば、今は黄泉各所のチノワゲートから、
黄泉族の大量発生が頻繁に起こっているのは、間違い無くそれでしょうな」
神崎「我々への再度の宣戦布告と新世界創造の宣言の直後の事件ですからね。
アレは確実に総裁の仕業だと見て良いでしょう」
今はこちらのゲートでは発生していませんが、一応は警戒された方が良いですね…。

>>515
ユウ「いやいやいやいや、その理屈はおかしいから!」
寿人神父「『死ねば終わり』とはならなくなっただけで、
命を落とす時の苦痛が無くなる訳ではありませんからね…」
…そう言う事ですし、命を顧みない無謀は御遠慮願います。
それに、死を軽んじる真似が出来るのは飽くまでもここだけの話である事をお忘れ無き様…。
外界でまでそれが通用する事が無い以上、そんな感覚が慣れになってしまうと、
後々あらゆる意味で支障をきたす事にもなりかねませんし。

>>517
彩千夏准尉「…む。聞き慣れん単語に表現だが、
一応は褒めるとか肯定的表現の類の物であると思っていい、のか…?
そこはかとなく邪な意思も感じるが」
神崎「実際に獣の耳や尾を持つ異形が存在しますからね、日輪アビスには。
稀に外へ出て暴れる個体も現れますし、そこから情報や噂が流れている事も考えれば、
社長のその容姿では警戒されてしまうのも止む無し、でしょう」
ブラックマン「日本古来の妖怪にも化け猫が居りますからな…」
それ故に実際にこちら側に来て間も無い頃には、そう言った理由で追われる事も多々あったのでしょうね…。
その辺りについては社長から聞いた訳ではありませんので、何とも言えませんが。

520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/03(Sun) 23:44
なんかアルダにも関わりあるどこぞの妖精の国で聞いた話じゃ
神々は元は一つだったのがいつの間にか3つに分かれただけらしいから
神々が統一神とやらになるのは融合させられたんじゃなくて元に戻っただけって事じゃないの?

521 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/04(Mon) 03:45
今更だけど総裁には魅了の力があんだから
黄泉がらみのややこしい事するよか
日本手始めに各国首脳を操り人形にして世界征服すればよかったんじゃねーの?
その方が何かと色々と楽っしょ?

522 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/07/04(Mon) 05:05
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>519
錬金王「いや、こちらこそ余計な気を遣わせて済まないね…。
なに、言うほど大事でも無さそうだし、アルゲンの摂取さえ怠らねば問題は無さそうだ」
クラゲン「僕や錬金王様よりは、ルキさんやみんなが何されてるか心配…。
だって、久世戸様の言ってる事からしたら、ルキさんの復活でさえ仕組まれてたっぽいし、
せっかくみんなで頑張った事なのに、またすぐひっくり返されそうで怖い…」
錬金王「大筋はそうかも知れないが、例のかつての鬼子の侍たる彼女に、
今は君達と行動を共にする黄泉学者と言う不確定分子も居るんだ。
彼らが巡らせている謀が、久世戸の計画に一矢報いる原動力になり得るんじゃないかと僕は思う。…根拠は無いがね」

>>520
錬金王「“妖精国”と言えば…“ティル・ナ・バルク”だろうね。
しかし、その様な伝承があるとは聞いた事は無いが…僕の中に今ある記憶の中では、だが」
クラゲン「でも、それじゃああのアルダーは本来の姿だ、って事になっちゃって…」
錬金王「いや、どうだろう…。神々の姿や存在だけの話ならばまだしも、
あらゆる民や生命の姿に在り方までもが一様に変わり果ててしまうなど…腑に落ちん。
それに、アルダにその様な伝承が無い以上は…やはり、そう易々と信じられる話ではないな」

>>521
錬金王「いいや、久世戸の目的は飽くまでも“本来のアルダを取り戻す”事だからね…。
如何に支配にとって有用な手段を持ち、それが赤子の手を捻るが如き些事であろうとも、
本来の目的の為の過程や手段の一つでしか無い以上、そこまではしないだけの話なのさ」
クラゲン「でも、確かに何もかも征服してからの方が色々とやり易くはなったのかも…」
錬金王「やも知れんが、支配の拡大を要するまでの事では無かったのかもな。
だからこそ、ここ日本の黄泉区を手中に収めるに留めたんだろう。
何より、“どの道壊して創り変える世界”ならば、支配する事になどさしたる意味も無いんだろうさ」

523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/07(Thu) 10:48
今日は七夕ですよー。皆さんの願い事は何ですかー?
こっちの笹に釣ってる短冊に書いていってね!

524 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/07/07(Thu) 13:14
>>523
錬金王「七夕…かい?聞き覚えは全く無い筈の名だが、
何故だか懐かしく感じるのは僕が元はこの世界の人であるが故、なのか…」
クラゲン「願い事を?この小さな細い紙に書けばいいの?
…う〜ん。小さくて薄いから、全部書けるのかな…?」
錬金王「願いと言っても、今の僕にはさして望む事も無い位には今に満足して謳歌出来ているし、
それならば新見君や君達の息災でも祈っておく事としようか」
クラゲン「僕はいつか人間になりたいからそれにしよっ!…あ、でもアルダ語でも大丈夫かな?」

525 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/07/07(Thu) 22:15
錬金王殿とクラゲン君(>>522
今までが今まで、ですからね。しかし、何があろうともう今更止まれない。
彩千夏准尉「総裁が創世と破壊の為とやらの手始めとして、
この黄泉族大量発生を起こしているのであれば、最早一刻の猶予も無いな」
ユウ「少なくとも『魅了の力』への対策はバッチシだって社長、言ってたからね」
その為の準備が整ったそうですし、今から社長の所へ行く所なのですよ。
さて、社長は何を用意している事やら…。

>>520
新見妹「え?そーなの?」
全くの第三者である我々には何とも言えないのですが、
自ら望んでそうなったと言う風でも無さそうですし、
何となく「元に戻る」と言うのは違う気がするのですが…どうなのでしょうね。
ユウ「ま、元に戻ったかどうかってのは兎も角として、
その融合の結果がイマイチいい結果になってなさそうなのは確かだよねぇ」

>>521
まあ、普通は誰でもそう思いますよね…。
寿人神父「錬金王さんの仰る通り、それが総裁の目的では無かったからこそ、
必要以上にその魅了を活用しての支配には乗り出さなかったのかも…」
ブラックマン「むしろ、徒に支配を拡大してもその分管理が面倒になりますからな。
それが終の目的で無いのならば、尚の事余計な事には時間も労力も使わん物でしょう」

>>523
ブラックマン「ふむ、もうその様な時期でしたか。
本当に時の経つのは早い物だなと思わされてしまいますな…」
新見妹「そもそも日の届かない地下みたいなトコでずーっと居るんだもんね。
カレンダーとか時計なかったらそれすらもわかんなくなってそーだよ」
彩千夏准尉「多忙な独り身が長いと色々と忘れがちだな、こう言うのは。
まあ、こう言った気休めもたまには良いか。」
そう、ですね…。では、我々も頂きましょう。さて、何を書いた物かな…。

526 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/10(Sun) 11:11
ピュアリーモンスターって知ってる?

527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/12(Tue) 14:20
課長や錬金王達はアルダとかの異世界行ってみたいか?

528 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/07/13(Wed) 21:26
>>526
いえ、初耳ですね。何でしょう、それは…。
ブラックマン「何かの名前、ですかな?
響きとしては『純粋な魔物』とでも言った所ですかな?」
魔物…と言う事は、黄泉族なんでしょうか?

>>527
興味が無い、と言えば嘘にはなりますが…。
新見妹「子供だったら『ロボット乗ってみたい』だとか、
『剣や魔法使ってカッコよく戦ってみたい』とかはありそーだけどねー」
実際に異世界を再現したらしい物がコレじゃな…。
それに、確実に戻れる保障が無いのならちょっと…な。
彩千夏准尉「ああ。この様な現実が待つとなると、進んで行こうと言う気にはなれん」

529 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/07/17(Sun) 15:15
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>525
錬金王「ふむ、どうやら彼女も本格的に動き出したか」
クラゲン「社長さん、何をする気なんだろ…?」
錬金王「魅了への対策…らしいが、あの力を弾くか中和する術でも用意したんじゃないかな?」
クラゲン「そう言えば、アルダで戦っていた時は、
久世戸様の魅了の力は社長さんには効かなかった…って聞きましたけど?」
錬金王「ならば、その要因を新見君達にも付与するんだろうな…恐らくは」
クラゲン「でも、何をするかはさっぱり見当つきませんよね…」

>>526
錬金王「いや、それは僕らも今初めて聞く名前だがね」
クラゲン「全然知らないなぁ。ねえねえ、それってなぁに?」

>>527
錬金王「植えつけられた記憶の中では、むしろあちらが僕の故郷だがね」
クラゲン「僕もアルダの事は知ってるけど、実際は錬金王様と同じでこっち側の生まれだから、
ホントにその通りの世界なのかちょびっと気になるし、確かめには行きたいかも!」
錬金王「しかし、この黄泉内で再現された姿が向こうの事実であるならば、
行っても胸糞悪い思いをするばかりか、場合によっては即命の危機に晒されかねない…か」
クラゲン「やっぱりホントの故郷はこっちだし、向こうが危ないところだったら困るから、
あんまり行きたくはない…のかなぁ?うーん、よくわかんないや!」

530 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/07/23(Sat) 23:00
錬金王殿とクラゲン君(>>529
ええ、その通りですよ。灰十字さんに依頼して作って頂いた薬品ですが…。
ユウ「ワクチンってか予防接種みたいな感じだったわねぇ…。
名前は確か『抗魅了薬』ってまんまなのだったけどさ」
新見妹「てか臨床実験もしてない突貫作業で作ったって言うのに、
副作用で脳が溶けちゃう可能性あるとか、ちょっと待てー!! …って思わずツッコんじゃったわー」
薬品だからこそ何らかの副作用は付き物なんだろうけど、
流石に摂取直前に社長にさらっと言い放たれた時は、血の気が引いたよな…。


531 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/28(Thu) 11:07
そういや黄泉ってアメリカやソ連にもあるらしいけど
同じ黄泉なんだし黄泉同士で実は繋がってる・・・とかはないの?

532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/07/30(Sat) 21:45
どうでもいいけど高確率で死ぬとか廃人になるって展開、大抵は何事もなく話進むんだよなw

533 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/07/31(Sun) 04:44
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>530
錬金王「予防接種、か…。確かそれは、
“注射器”なる物を使って薬剤を血管に直接流し込んで体内を巡らせる手法…だったね」
クラゲン「アルダではなかったやり方だよね、それって」
錬金王「経口摂取よりも更なる効果を期待出来るそうだが、
その様な危険極まりない副作用のある薬剤となると…一体何が原材料なのだろうね?」
クラゲン「当たり前に死んじゃうなら、きっとすごい毒物…なのかなぁ?
課長さん達は何か聞いてたりしないの?」

>>531
錬金王「確かその様な話は、新見君達探行士諸君や、
ここのキャンプに留まっている関係者達から聞いてはいたっけな」
クラゲン「そっちの“黄泉”はここにあるのと中身はあまり変わりはないんだって。
だけど、違う国の離れた場所にあるからだと思うけど…流石に繋がってるとかはないみたい」
錬金王「各々を繋ぐ転移領域の様な物も現時点では発見されていないそうだ」

>>532
クラゲン「あ、知ってる!それって、英雄物語や冒険譚のお約束みたいなので、“ご都合主義”って言うんでしょ?」
錬金王「おっと、そこまでだ。言いたい事はよくわかるが、それ以上はいけない。
まあ、そもそもその異常な低確率数値が出る根拠自体が不明である場合が殆どであるのを考慮すれば、
実際は敢えて絶望を濃く見せる事で当事者達を奮起させる意図でもあるんだろう」
クラゲン「事前の心配事なんて少ない方が断然いいと思うんだけどなぁ…」

534 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/01(Mon) 20:30
錬金王殿とクラゲン君(>>533
我々も詳しく聞かされている訳ではありませんが、
恐らくは抵抗力を持つ個体の…即ち、社長の血液を精製した物でしょうね。
正直、それ以外考えられません。
新見妹「人の血が元ならフツーは毒にはならないと思うんだけどなー。
直接血液自体を輸血するとかじゃないんだから」
神崎「血液その物ではなく、精製の過程で他に使う物が原因でしょうね、恐らくは。
ただ、その辺りについては何も聞かせて貰えなかったので一切が不明ですけど」

>>531
少なくともそれらの黄泉とこちらの黄泉は別物の様ですね。
彩千夏准尉「生態系は酷似している様だが、内部構造は違うらしいな。
まあ、自分も又聞きでしか知らんのだが」
ブラックマン「離れた地にある以上、完全に独立した空間ではありましょうし、
それぞれを繋ぐゲートもありませんしな…。少なくとも、互いの黄泉は未だ行き来は出来ませんな」

>>532
まあ、既に言われてしまってはいますが…大体はそうなんですよね。
とは言え、そうでなければ話自体が成立しないので止むを得ないかとは思いますが。
ユウ「ネタとしては白けるトコはあっても、そうでなきゃ困るって気はするわぁ。
特にこっちはフィクションじゃなくて現実に直面してる重大問題だしさ」
新見妹「そーそー。タダでさえロクな事無いんだから、
コレ以上は何事も無いのが一番だって!」

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/07(Sun) 05:37
また例の感染症が猛威震ってるらしいから気をつけな

・・・てか実は既に影響出てる、とか?

536 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/08(Mon) 04:19
いやこっちはまだ時代は昭和だから武漢コロナどころかサーズもまだだろw
んでも黄泉のある別次元話だから別口でそれに匹敵しそうなヤヴァいのはあるかもだが

537 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/08(Mon) 08:08
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>534
錬金王「まあ、その問題の薬品を精製した彼…黄泉学者の灰十字君、と言ったか?
その手の人種特有の気性を考えるに、そう容易く口を割る事はなかろうしな…」
クラゲン「人の命に関わる事なんだし、そんなにけち臭い事言わなくたって…」
錬金王「それは無理がある、と言うものさ。有能かつ自身の研究成果を誇る者ほど、
それを奪われ、越えられる事を恐れ、忌み嫌うものだからね。
完成した物品自体は兎も角、作成の過程に要する知識に繋がる物を明かしはすまい」
クラゲン「…でも、あの人って結構人を小馬鹿にしてるみたいだから、
教えても無駄だよ〜、みたいな感じで知らせてなさそうな感じもするんですけど」
錬金王「ああ、言われてみれば確かに…ね。まあ、その件に関してはそれ以上考えを巡らす必要も無かろうさ」
クラゲン「もう済んじゃった事だしねー」

>>535
クラゲン「例の…ってどんなの?何かあったの?」
錬金王「感染症…かい?いや、少なくとも今居る黄泉のこの区域でも、
外の世界の情報源たるラジオの放送でも、そう言った話題は全く聞かないね」
クラゲン「黄泉族がゲートから湧き続ける異変以外は特に何もなさそうだよー?」

>>536
クラゲン「え?そうなの?でも、こっちが“ショウワ”って?」
錬金王「どちらも今初めて聞く名称だし、その口振りだと未来で猛威を振るう事になる病か。
とは言え、知った所で病原菌そのものが無ければ、予め手を打つ事も出来まいが」
クラゲン「場所によっては色んな病気があるけど、治癒の異術の“ヘルスメディ”で全部治っちゃうから、
こっちのはどれだけ危ないのがあっても大丈夫だよ!」
錬金王「アルゲンで精製する同一効果の薬品でも十分対応は出来ている様だしね。
感染した際の危険度は高くとも、然るべき対処が容易な以上はさほどの脅威ではないな」

538 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/08(Mon) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>537
まあ、仰る通りで…。確かにあの方、
御自身の知識の追求に貪欲かつその助力にならぬ事柄には一切の興味無し、
と言ったスタンスですからね…実際。
神崎「とある遺物の像を探しておられたみたいで、
それを我々が発見して提供するまでは、何をしようと我関せず、でしたし」

ユウ「あー…わかるわかる。常に上から目線だし、いつも勿体付けてばっかだしさ。
それに、知らないのいい事に余計なプレッシャーかけておちょくってそぉなのもね…。
そぉ言や、ルキちゃんの時も薬くれた時に廃人になる可能性がどぉとか…あ」
ブラックマン「抗魅了薬の時と全く以って同じ遣り取りだな。
もしかすると、我々はからかわれておったのやも知れん。…確かに、
人の悪いあの御仁ならそれ位の脅しを掛けて狼狽する我々の反応を愉しみはしそうだ」
彩千夏准尉「もしそうならば、総裁を『服を着て歩く悪趣味』呼ばわり出来る立場じゃなかろうにな…ふぅ」

>>535
新見妹「はぇ!? 何よ、今タダでさえグチャグチャなのにまだ何かあんの!?」
寿人神父「落ち着いて下さい、愛那さん。少なくとも、
今私達の中に誰かが病の類には倒れたと言う事はありませんし、
外界でもそう言った未曾有のパンデミックが発生していると言ったニュースは出てませんから」
現状、我々の知る範囲内ではその様な事は無い様ですね。
済みませんが、それ…何処での話なのでしょうか?

>>536
昭和…は確かに今の日本の元号ですね。その言い方からすれば、
少なくとも今現在…どころかその元号が終わる時までは、
仰る様な感染症が発生する事は無いのですね?
彩千夏准尉「ならば、お前はその感染症が発生した未来から来た、とでも言うのか?
…何たる事だ、次元どころか時空間をも越えての来訪者が現れるとは」
神崎「以前に僕を『局長』だと間違えた方も居ましたが…まさか」
ええ、恐らくはそう…でしょうね。しかし、この様な事例が未だ発生し続けているとなると…。
ユウ「尚更決着を急いだ方がいいのかも。総裁や社長がこっちに飛ばされて来てから、
ずうっと続いてる現象だし、黄泉を何とかしないと収まりそうもないからね」

539 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/13(Sat) 23:34
>黄泉族がゲートから湧き続ける異変以外は特に何もなさそうだよー?

あっても困るやん

540 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/14(Sun) 22:48
>>539
新見妹「うん、どーかん」
仰る通り、追い討ちに成りかねない事態など、
如何に小規模であろうと短期間であろうと発生自体が好ましくありません。
彩千夏准尉「それぞれの異変、災害が相乗効果で、拡大、深刻化する恐れは十分過ぎる程あるからな」
ブラックマン「そもそも何も起こらず、平穏無事なのが一番ですな」

541 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/15(Mon) 05:43
>ブラックマン「そもそも何も起こらず、平穏無事なのが一番ですな」

おジイちゃん、それ言うんならこんなトコ来ちゃだめじゃんw

542 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/15(Mon) 08:15
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>538
錬金王「流石に彼らの趣味嗜好はとても僕にも理解は出来かねるが、
捻くれ者で気難しいと言う点では、正直僕も彼らの事はとやかく言えないね」
クラゲン「でも、錬金王様は話し上手だし人当たりもいいじゃないですか…」
錬金王「僕が必要とした社交性は、飽くまでも研究の為のパトロンを得るのに、
必要に迫られて身に着けただけの欺瞞に過ぎないんだ。
正直な話、欲塗れの連中の相手ほど気が滅入るのも無かったし、
研究が完成した暁には即座にでも縁を切りたかった位さ」
クラゲン「でも、そうは言いますけど…課長さんやキャンプの皆と話してる時の錬金王様、
僕の知ってる前の時よりずっと楽しそうで生き生きしてますよ?」
錬金王「…そうかな?まあ、君達との話は損得勘定の挟まる余地が無く、
純粋に過程や未知の知識の吸収を楽しめるから、なのかも知れないがね」

>>539
クラゲン「う、うん…。それは、そうだよね…」
錬金王「しかし、それが序曲でしかなさそうなのも否定は出来まい。
この世の破壊と新生こそが久世戸の終の目的なのだからね」

>>541
錬金王「まあ、何だ…。共感は出来るが、そこへの突っ込みは止し給え。
白神君は白神君なりにこの様な場所に来ねばならぬ理由があり、それ故に動いているのだからね」
クラゲン「確かに、ものすごく危ないとこなのは間違いないけど、
いつどこでもってわけじゃないし、安心出来る時がたまにはあってもいいと思うよ、こんなとこでも」

543 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/20(Sat) 21:55
錬金王殿とクラゲン君(>>542
新見妹「まー、確かにちょっとヒネてて理屈っぽいトコとかはとっつき辛いけどさー」
おい…! あ、ああ…妹が済みませんね。
昔からいつも思った事を考え無しに直ぐ口にする奴ですから…はぁ。
ただ、クラゲン君の言う通り錬金王殿は気さくな方だと思いますよ。
そんな方だからこそ、ご子息とも言うべきクラゲン君の人懐っこさも納得が行くと言う物ですし。
神崎「初めて会った時からずっと変わらないですからね。
ただ、相手が僕らだからこそ良かっただけ…と言う位純真なのもどうかとは思います」
寿人神父「状況や異種同士の遭遇である事を考えればそうでしょうけど、
それでも最初から険悪だの気が許せない程緊張感がある様な態度を崩さないよりは良いかと…。
血を分けた身内ですらその有様であるよりはずっと…ね、いいんですよ」
神父さん…。

>>541
ブラックマン「…む。いやはや、コレは一本取られましたな」
まあ、余りにも過酷な変化に疲れが出てしまった所為で思わず…と言う所でありましょうが、
Mr.の場合は老後の平穏を諦めて、思い切って最後に一華咲かせようと、
命の遣り取りが常態化している様なここ黄泉へと訪れた訳ですしね。
ブラックマン「いや、お恥ずかしい…。まだまだ若い者には負けぬと啖呵を切っておきながら、
斯様な弱音が思わず口をつくとは、まだまだ私めも修行が足りませんな」
ユウ「いやいや、爺さんは十分過ぎる程無駄に元気だから。
てかホントどんだけ若い頃から修羅場潜ってんだって動きしてるしなぁ…」

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/22(Mon) 03:03
アルダ系の話も色々気になる点はあるから続編は欲しいが
そろそろエクスの方も何か新作出してくれんかなと思う
そっちもそっちで色々気になる話あるし

545 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/24(Wed) 13:38
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>543
錬金王「いや、構わないさ。僕も久世戸もあちらでは根っからの捻くれ者だったし、
なまじ学があったり研究を生業にしているとどうしても理屈っぽくなるものだからね」
クラゲン「え…?僕が、錬金王様の!?そ、そんな畏れ多い事…!」
錬金王「生き物としての生まれ方こそ確かに異端ではあろうが、
この子は僕が創造した命である以上、その通りだよ。紛れもなく、我が子だと言っても間違いはないさ」
クラゲン「錬金王様…」

クラゲン「え?え?僕って、そんなに危なっかしいの…?」
錬金王「まあ、確かに言われてみればそうだ。
けれど、だからと言って僕や久世戸、世間一般の猜疑心に塗れた連中みたいに、
不信に囚われて自分も他人も平然と傷付けられる様な輩にはなって欲しくはないね。
まあ、あからさまに悪意を向けてくる連中を警戒する位が丁度いいだろうさ。
大事な“息子”が傷付けられるのを見るのは忍びない」
クラゲン「う…き、気をつけますね。あ、あの…それと、神父さん?
僕で良かったら、悩みがあるなら打ち明けてくれたら、相談位なら乗るから…」
錬金王「そうだね。色々と自分の中に溜め込むのは良くない。
時には思いの丈を吐き出して、存分に気晴らしをするといいだろう」

>>544
クラゲン「アルダの…って言うと、僕達の世界で起きた事かな?」
錬金王「だろうね。エクスと言うのは…確か、神崎君の所属する部隊だそうだが、
それの本拠はここ東京にあるという事だし、こちらは東京での話か」
クラゲン「何だか話が大きすぎて、神様でもどうにもならなさそう…」
錬金王「こればかりは更なる上の偉大なる存在の思惑次第…なんだろうね。
僕らとしてもまだまだ知り足りない事だらけではあるし、是非にとも望む所なのだが」

546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/08/30(Tue) 16:29
今更だけど相手が黄泉公社のトップっていう日本きっての有名人なのに
ラジオの男の声を聞いて即正体が総裁だってなんで誰も気付かなかったのかすげえ不思議

547 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/08/31(Wed) 04:44
>>546
クラゲン「…あ。言われてみたら確かに」
錬金王「少なくとも国の事業に関わる大企業のトップだからね…。
何らかの形で頻繁に表舞台に出ているであろう立場なのは疑うべくもない。
にも関わらず日本国民が聞きなれているであろう筈の声が、
多少の雑音混じりだとしても分からぬ筈は確かに無いが、
何故誰もが本人と対峙するまで微塵も気付きもしなかったのか…」
クラゲン「もしかしたら、ラジオ通してる時は声色変えてた…とか?」
錬金王「一番に考えられるのがそれ、だろうね。
まあ、色々と記憶があやふやで久世戸の親友である男本人とは言えない僕には何とも言いかねるが。
せめて、アルダでの実際の知己が居るならはっきりした答えは出るんだがね」

548 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/08/31(Wed) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>545
新見妹「おじさんって心広いねー。ウチの兄貴もちょっとは見習って欲しいわ。
もー、ホント神経質で何かと口喧しくてウザったらしいからさー」
…それ、お前がずっと無茶ばっかりするからだろ。今だって何でこんなトコにまで…はぁ。
ユウ「まぁまぁ、マコト君。何だかんだでアイちゃんだって、
居ても立っても居られなくってこんな事やっちゃったワケだしさ。
家族の事心配するあまりに無茶するのは今回ばかりはお互い様でしょ」

寿人神父「…しかし、課長さん達や錬金王さん達が羨ましいですね。
こうして、互いを信じて思い遣れる事が極々自然に出来る関係ですから。
…本当に、私やあの女などとは大違いだ」
彩千夏准尉「血の繋がりは心の繋がりには必ずしもなり得ん、か…。悲しい事だな」
新見妹「でも、それだったらココで色んな人に頼ったらイイじゃん、トシ兄!
神父さんになれるんだから、きっと大丈夫だよ!」
ブラックマン「むしろ、こうまで節介焼きが居るのだ。存分に甘えるが良かろうて」
…そうですよ。今まで散々お世話になっていますし、
その分のお返しが出来るかは解りませんが…何時でも、何でも相談して下さい。
寿人神父「皆さん。ありがとう…ありがとう…」

>>544
神崎「XTH…の話、ですか? まあ、今の所はコレと言った事件もありませんし、
発生の兆しも見受けられませんから、そう言った話は当分無いかと…」
異形が散発的に出没する程度では、流石に話題にはなっても物語にはならないでしょうしね…。
ユウ「そんな大事ばっかり起こっても困るけど、
剣一君達のそっちでの活躍は何となく見たい気はするわぁ…。
…ま、あたしも正直厳しい気はしてなんないけどさ」

>>546
…確かに。ですが、総裁の場合は意外とメディアへの露出が少なく、
肉声を聞く機会が今一つ無かったので、それが仇となって見極め損ねたのかも…ですね。
神崎「とは言っても、側近の配下でも無ければ頻繁に声を聞ける訳でも無し、
幽閉された死と隣り合わせの牢獄で、より事態の悪化へと誘導されている中で、
余裕を持って聞き分けるのは流石に厳し過ぎるでしょう…」
新見妹「そーそー。ウチ、ニュースなんてロクすっぽ見てないし、
総裁の声とかもはっきり言ってこっち来るまで聞いた事すらなかったしー」
彩千夏准尉「それもそれでどうか、とは思うがな…」

549 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/03(Sat) 10:53
ちょっとした疑問だが黄泉区の黄泉族と日輪区の異形・・・
こいつらが実際に戦う事あったら強いのはどっちなんだろうか

550 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/05(Mon) 00:00
>>549
どうでしょうね…。個体毎の強弱差や諸々の耐性、
生育、生存可能な環境にも大いに左右はされるでしょうが…。
神崎「どちらも特性として、コードライザーによる干渉か、
アルゲンによる干渉以外は何物をも受け付けない体質がありますからね。
それ故に、彼らが万一にも対峙する事があろうとも、
恐らくは互いに何も出来ぬままに終わるかと…」

551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/06(Tue) 13:20
どうでもいいけど黄泉華って元々は今とは全然違う話だったらしいね
舞台も東京じゃなくてアルダのどっかだったらしいし

552 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/06(Tue) 16:35
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>548
錬金王「まあまあ。過度の束縛をしていると言うので無くば、
多少の小言や説教位は甘んじて聞き入れるのだね。
兄として、上役として新見君が愛那君の事を思っての事なのだから」
クラゲン「いっつも喧嘩ばかりに見えて仲いいですもんね。
僕もこんな風に想い想われる兄弟姉妹が居たら、もっと楽しかったかも…」
錬金王「済まないね。君みたいなのは流石にそうそう創造出来るものでもなかったからな…。
禁忌の領域故か、理想の命を生物の営みを介さずに産み落とすのはやはり相当な難事だからね」
クラゲン「気にしないで…。僕には錬金王様って言う親が居ますから…それだけで、十分です」

錬金王「ふむ、こちらも中々の良い雰囲気の様だね」
クラゲン「神父さん…何て言うか、打ち解けてるって感じかなぁ?」
錬金王「そうだね。僕も仲間とか同胞と言える間柄でも無いが、これも何かの縁だ。
黄泉に居る間は微力ではあるが力になろう」

>>549
錬金王「同類の黄泉族は兎も角、異形に関しては、
生憎と何も知らぬも同然であるから、僕からは何とも言えないね」
クラゲン「神崎さんが言ってる感じだと、お互いを傷付ける手段が無い…のかなぁ?」
錬金王「だとすれば、実際に交戦したとしても、
互いに徒労の限りを尽くして疲労の末に去って行くのが落ち…だと言う事か」
クラゲン「何だかんだで似たもの同士…なのかなぁ?」

>>551
錬金王「確か…遥か昔の遥か彼方の東方の地での話が、
今の僕達の物語と同じ表題の物語として伝えられていた気がするが…」
クラゲン「…?どうしたんですか?」
錬金王「いや、例によって僕の内に宿る本来の錬金王の記憶が半端で、
大した事を思い出せなかったのが歯痒かっただけさ」

553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/08(Thu) 23:05
この系統の作品って細々と続いてるけど
いつの間にか敵の魔物捕まえて一時仲間にするスキルもうなくなってから結構なるんだよな
あれ地味に好きだったからいつか復活して欲しいけどもう無理・・・?

554 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/09(Fri) 09:09
>>553
錬金王「ああ、それは確か…アルダー教で言う所の聖人…即ち、
闇王オーマが覇権を握った時代の“円卓の生徒”の一人が持つ力の事…だったかな?」
クラゲン「確か、魔物達を魅了して仲間に出来る…んでしたっけ?」
錬金王「より正確には竜の守護の力の及ぶ範囲の一部の魔物を魅了して、
僅かな間随行させる事が出来る様になる…と言う代物、だそうだ」
クラゲン「そうなんですかぁ…。でも、何だかちょっと怖いな。
それって、あの“オーマの波動”や久世戸様の“魅了の力”と同じ事してるみたいで…」
錬金王「少なくともアルダの魔物達にとってはそうだろうね…。
まあ、今となっては…と言うより、その力もそれを操る術もとうに失われているがね。
それも、三柱の神々が一つの街を舞台に相争った剣の街の異邦人の時代には既に…ね」
クラゲン「それって、円卓の生徒のすぐ後位の話でしょう…?
むしろそれ、失われたんじゃなくてその時だけ特別に使えただけなんじゃ…」
錬金王「成る程ね…。それならば、そう易々と使える様になる力でもない…と言う事か。
それならば、また扱える様に…と言う方が厳しいのかもね」

555 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/09(Fri) 18:18
錬金王殿とクラゲン君(>>552
新見妹「う〜…! それはわかってるけどさー…。
てゆーか、兄貴もユイも口煩さすっごくてもーやんなっちゃう位っ!
おじさんも一回ウチ帰る時一緒に来て見てみなよ! ホンットうんざりするんだからー!!」
おい、馬鹿! お前…!
ユウ「アイちゃん、ちょい待ち。錬金王のおっちゃんが何なのか…忘れた?」
新見妹「…あ。そ、そっかー…ゴメン。おじさんは黄泉族だったよね?
アルゲンが必要でこっから出られない体質だから…」
…重ね重ね申し訳無い。先の失言は私からもお詫びします。
本当に、昔からガサツで無神経な奴で…はぁ。

ユウ「いやいや、トッシーって元から人当たりはいいよ?」
彩千夏准尉「他人の事にも我が事の様に親身になる奴だしな。
…まあ、自分の事になると途端に口を噤んではいたが」
そうですね。でも、最近はこうして少しずつ色々話して下さいますし、
仰る通り、距離が縮むと言うのは実感出来ていると思います。
寿人神父「互いが助け合えなければこの難局は乗り切れませんから、
私だけが隠し事、と言うのもどうかと思いますしね…」
…何はともあれ、当分はお世話になる事になるでしょうね。
総裁を打倒し、黄泉を出るまでの間は改めて宜しくお願いします。

>>551
新見妹「そーなの?」
ブラックマン「流石にコレについては我らの与り知れる事では無い、
次元が違い過ぎる問題でしょうな…」
聞いてしまうと知りたくなるのはどうしてでしょうね…。
それも、その形で日の目を見る事が絶望的であれば尚更に。

>>553
寿人神父「総裁の『魅了』の事を考えると、ある方がむしろ自然でしょう」
しかしながら、錬金王殿の話を聞く限りでは、
「オーマの波動」や「魅了」程では無いにせよ、人の手に余る力だとは思えますね。
それならば、容易に扱えぬ様に一部の選ばれし者にしか技術を伝えてなさそうなのも、
それはそれで納得が行く話ではありますね…。
神崎「それと類似した様な力の事ならば、僕達『XTH』の間でも、
異形を捕らえて一時支配するコードの研究がされてはいるのですが…」
そうなんですか? それで、首尾の方は…?
神崎「芳しくないですね…。実用化には少なく見積もっても、
後数十年は掛かりそうだ…との事らしいです」

556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/14(Wed) 12:43
何だかんだで最初にメイクする主人公は特別
はっきりわかんだね

557 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/15(Thu) 20:35
>>556
そう…なんでしょうかね?
話に聞くアルダの「円卓の生徒」達の教師たる光の騎士や、
「魔眼の英雄」ならば境遇や持って生まれた力共々そう言えますが、
私の場合はただの零細企業の中間管理職ですよ?
彩千夏准尉「いや、この様な常に死と隣り合わせの探索行を生業とし、
それを幾度もこなしている時点で、世間一般で言う『普通』からは大きくかけ離れているだろう、課長も」
ユウ「それはあたしらも、だけどねぇ…」
新見妹「そもそも普通のリーマンは『異術』なんて使わないって」
…う。そ、それを言われると…なぁ。

558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/18(Sun) 06:30
んーでもそっちの場合は黄泉やらアビスやらが現れたせいで
迷宮に潜って化け物と戦うのも日常に組み込まれてしまってるんだから
そっちでは扱い的には普通って事になるんじゃないの?
そういうの存在してない俺らの世界線なら間違いなく異常扱いになるけどさ

559 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/18(Sun) 09:18
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>555
錬金王「いやいや、気にしなくとも良いよ。
と言うか、僕自身も不死身の二つ名の元となったこの再生能力が、
今はまたこうして発現している所為か、本来の性質をすっかり忘れていた程だからね。
何も考えずに迂闊に外へ出て身を滅ぼす愚を犯す前に気付けたのは良い事さ」
クラゲン「頭では改めてわかっても、何かやっぱり納得は出来ない…かな。
だから、僕は人間が羨ましいし人間になりたいし、黄泉族なのが辛い…のかも」
錬金王「しかし、その…ユイと言うのは誰だったかな?
口振りからして新見君や愛那君の近しい身内だとは思うが」
クラゲン「名前から考えたら…お姉さんか妹?」

錬金王「助け合うのは良いが、僕らは黄泉族である以上…する事が限られるのがね」
クラゲン「他の黄泉族に襲われたら、みんなと一緒にキャンプ守るぐらいかな?
でも、そうなると久世戸様を裏切る事になっちゃうから…何か複雑」
錬金王「こうなった以上は今更だがね。まあ、なる様にしかなるまいて」

>>556
錬金王「まあ、物語の中核となる人物だからこそ…だろうね。
“円卓の騎士”然り、“剣の街の選ばれし者”然り、“魔眼の英雄”然り…だ」
クラゲン「課長さんもそう…だよね。久世戸様からも、
社長さんからも、ルキさんからも物凄く気にかけられてるし」

>>558
錬金王「ふむ…。非日常が現れて時を経て馴染めば、それは日常…か」
クラゲン「でも、元々はなかったし、それが飛び抜けて違うとか危ないんだったら、
やっぱり普通って言うのとは違うんじゃないかな…?」

560 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/18(Sun) 18:30
錬金王殿とクラゲン君(>>559
済みませんね、本当に…。
しかし、御自身の命に関わる事は流石に気を配った方が良いのでは?
新見妹「ホントごめんねー? …ん? ユイの事? それ…」
ええ、私の妹ですよ。ちなみにアイとユイは双子でして…。
新見妹「んでウチの方が姉ってワケ。
あの子は名前が『結花(ユイカ)』だからユイって事」
ユウ「双子だけあって見た目はパッと見じゃあたしでもわかんないけど、性格は正反対なのよねぇ。
アイちゃんと違って真面目で大人しい子なんだわ」
新見妹「でも兄貴と同じでやたら細かい事にまで口出すし心配性だしで、
ホント面倒臭い子なんだよねー」

>>558
いや、それはどうでしょう…。
神崎「日輪アビスにせよ黄泉にせよ、
その地域に於いては確かに死と隣り合わせが日常とは言えますが、
飽くまでもそれはその区域に限った話ですからね…」
ユウ「そもそも危険地帯の『普通』や『常識』が、
そうじゃないトコでまでそれは筈は無いからねぇ…」
ブラックマン「左様。少々意味合いは違っては来るでしょうが、
紛争地帯とそうでない地域が違うのと同様、ですな」

彩千夏准尉「しかし、黄泉もアビスも存在しない世界…か。
少なくとも、そちらではそう言った人智を超えた存在の脅威には曝されてはいないのか。
ならば、その分平穏ではある…と言う事なのか?」
…どうでしょう。そう言った脅威が無くとも、
米ソを始めとする国家群の冷戦はあちらでも健在でしょうし、
元からある危機や脅威が同様に存在する以上、完全な平穏などは無いでしょうね。
寿人神父「むしろ、逆に冷戦に関しては黄泉利権が抑止力になっている事を考えれば、
こちらの方がそれについての脅威は緩和されているかも…です」

561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/09/20(Tue) 08:17
>黄泉もアビスも存在しない世界

もしあんたらがその平行世界に居たら今頃自分達は何してたと思う?

562 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/09/25(Sun) 13:47
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>560
錬金王「む…。植え付けられた記憶故とは言え、
僕の命の在り方については長きに渡り見誤り続けていたからね…。
そこの所は改めて気を付けねばなるまい。…忠言、痛み入る」
クラゲン「へー。アイさんとそのユイさんって双子なんだー。
性格以外はそっくりって言うなら、やっぱり見間違われる事ってよくあるの?
僕も他のクラゲルとはよく間違われて困っちゃうんだけど」
錬金王「それは同一規格で創り出している以上は仕方の無い事だね。
まあ、間違われても困るので完全に同一の型を放っている地域からは遠ざけてはいたんだが」
クラゲン「あ…。そう言えば、塔内には僕と全く同じ種類のは居なかった気が…」

>>561
錬金王「何をするも何も、何も出来ない…が正解だろうね」
クラゲン「えぇ!?ど、どう言う事なんですかっ!?」
錬金王「そもそも僕らの出自を考えてみたまえ。
僕らは黄泉で久世戸の手によって産み落とされた“黄泉族”ないしは“罪人”だ。
黄泉自体が存在しないのなら、誕生の可能性すら有り得ない存在なんだよ…僕らはね」
クラゲン「あ…」

563 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/09/25(Sun) 18:50
錬金王殿とクラゲン君(>>562
新見妹「うん、そだよー。
服と髪型おそろにしたら兄貴とユウ姉ちゃんでもパッと見じゃ区別つかない位だもん」
…その所為で中学、高校とユイとお前を間違えて口説いては、
殴る蹴るの暴行か罵詈雑言の雨霰で酷い目に遭わされた男子が続出してたよな、確か。
新見妹「うっざいのがユイに絡んで来る事多かったからねー。
だから、ウチがユイのフリしてその都度撃退してたの!」
そのせいでユイが無駄に怖がられて遠巻きにされ続けて困ってただろ…ったく。
ユウ「ユイちゃんって結構モテそぉだったのに、そんな事なってたんだ…。
大人しくて人懐っこいいい子だから、彼氏の一人や二人は居るかと思ってたのにさ」

寿人神父「ああ、やはり…黄泉族同士でも同一種族だと外見的には区別つかないんですか」
ユウ「それならあたしらには余計区別なんてつかないわねぇ…。
ま、でもオオクラゲルの中じゃ人語喋るのってアンタだけっぽいし、
いきなり戦うとか襲われるとかしなけりゃ大丈夫か」
…そうも行かないからこそ、同属の仲間から引き剥がしているんだと思いますがね。
その事実が周知し切れていないとか、誰もが友好的とは限らない等々、問題は相当数ある事ですし。

>>561
神崎「それでしたら、僕は日輪学園の一学生のままで居たのは間違い無い…ですね」
新見妹「なら兄貴が探行士やってるって事は絶対に無いんだから、
当然探しに行く事も無いからウチも今頃キャンパスライフ満喫中ってトコだろねー」
…いや。お前、そもそも今頃大学に進学すらしてないと思うぞ?
両親の遺産は尽きてるし、僕もただのサラリーマンやってただろうから、
お前達を大学にやれる程の稼ぎなんて絶対に出せないしな。
新見妹「えー!?」

ユウ「黄泉が無いなら当然探行士なんて職もあるわきゃ無いし…う〜ん。
だったら、あたしは謹慎中はずうっと黙って謹慎してなきゃ仕方なくて滅茶苦茶なってたかも…」
ブラックマン「私めも屋敷を追われた後はどこかで野垂れ死んでおったかも知れませんな…。
探行士の募集が無くば行く当などありませんでしたからな…」
寿人神父「あの女の借金を体良く押し付けられ、返済に窮しているでしょうし、
何が起こるかは解りませんが、今頃はろくな生き方も死に方も出来ぬ末路を辿った…かも知れませんね」
彩千夏准尉「父が黄泉族に殺められる事も無い以上、
自分も復讐に駆られて探行士になる事も無く、引退まで自衛官を勤め上げたかも…な。
…いや、待て。そもそも父の稼ぎがあればこそ自衛官への道も拓けた様な物だし、
そうで無くば自衛官の夢を捨てて今の自分が与り知らぬ様な未来に向かっていた…可能性もあるか」

564 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/03(Mon) 16:10
なんかみんな黄泉なかったら色々成り立たなそうで泣ける

565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/03(Mon) 17:15
>黄泉自体が存在しないのなら、誕生の可能性すら有り得ない存在なんだよ…僕らはね
>そもそも今頃大学に進学すらしてないと思うぞ?
>両親の遺産は尽きてるし、僕もただのサラリーマンやってただろうから、
>お前達を大学にやれる程の稼ぎなんて絶対に出せないしな

全俺が泣いた

566 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/03(Mon) 18:33
>>564
いや、仰る通りで…。
ブラックマン「生活の糧や落ち着き先を、
他に求められる余地がありませんからな、我々の場合は」
寿人神父「闇金絡みの借金とか、こうでもしないと返し様がありませんし」
ユウ「短期間に纏まったお金を要求されるとなると、
どぉしても黄泉でのアルゲン採掘するしか無いからねぇ…」

>>565
新見妹「…うわ。ちょ、いきなり何ー!?」
彩千夏准尉「まあ、絶望的な未来予想図に思わず涙した…と言う所だろうが」
新見妹「ウチのそれだって十分悲惨っちゃー悲惨だろーけどさー…。
でも、居るかどうかがかかってるおじさんに比べたら全然大した事ないんだよねー…」
…ああ。生まれる事でその先起こる筈だった全てが無くなる…からな。
初めから世に存在した証すら残せないなんて、もう何と言えば良いのか…。
新見妹「あんまりにも深刻過ぎて何言ってもダメになる気しかしないかんねー…。
でも、そんな風に思ってくれるなら…おじさんもちょっとは報われたのかなー?」
だな…。何はともあれ、お気遣いありがとうございます。
それだけでも、少しでも救われた気がしますから。

567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/08(Sat) 07:51
よーわからんがぶっちゃけ、アルダの魔物=黄泉族なん?

568 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/08(Sat) 18:00
>>567
いえ…違うみたいですね。
神崎「確か、社長が仰っていた事に拠れば、
『久世戸総裁のアルダの魔物の記憶を基に生成された存在』…だそうですよ?
何でも、転移や諸々の要因で混濁した記憶を基に黄泉が生成したそうなので、
社長の知る元々のアルダの魔物達とは似て非なる者となった、のだとか…」
ブラックマン「実態が何であれ、私共にとっての脅威である事は同じ…でしょうがな」

569 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/09(Sun) 04:44
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>563
錬金王「そうだね。人間の様に知恵を持つのでもなければ、
外見に差異を見せる為に自らを飾り、或いは偽るなんてしないものだからね」
クラゲン「僕も誰も居ない塔の最上階にいる様に言われてたからそうしてたけど、
ほんとにそう言う事だったんですね、錬金王様」
錬金王「言語で意思疎通出来る程飛び抜けているのは君だけだったし、
同族とは言え同質ではない者達の間に不用意に入る事はやはり危険だからね。
だからこそ、召し使い的なものとして身近に置いていたんだよ」

クラゲン「それにしても、ユイさんの事心配してやったと思うけど、
結局ユイさんに迷惑かかってて本末転倒になってないの、アイさん?」
錬金王「愛那君のした事が褒められた事ではなかろうが、
それでも結花君がそれをどう思っているかでは事の是非は変わりそうだね」
クラゲン「僕だったら守ってくれるのは嬉しいけど、代わりに誰かがケガするとかはやだな…」

>>564-565
錬金王「そう言う辛気臭いのは止してくれ給え。
ただでさえ陰鬱な空気が更に重苦しくなりそうだからね。だけど…」
クラゲン「錬金王様の事も含めて、みんなの事心配してくれるんだね、ありがと!」
錬金王「とは言え、たられば話に思いを馳せ過ぎて鬱が入ってもね。
今は、現状を受け入れてその中で最善を尽くすしか無いんだ、僕らはね」
クラゲン「どっちみち、黄泉があってもなくても大変なんだし、いっそ開き直った方が楽かも…」

>>567
錬金王「結論から言えば、違う…だね。
“黄泉”が、と言うよりは久世戸が不完全な形で起動させて暴走した“至宝ヨミ”が、
久世戸の記憶から転移による混乱、統一神アルダーやその信徒への憎悪で眩み、歪んだ姿を元に、
それらをアルダの魔物として複製したもの…と言うのが正解、なのかな?」
クラゲン「ここでの錬金王様は、より強靭な固体として東京の人を核に造り上げられた“罪人”で、
あっちの“本来”の錬金王様の複製…として生み出された、でしたっけ?」
錬金王「…と、久世戸は言っていたそうだがね。新見君達にラジオを通してだが」
クラゲン「黄泉族の辞典によれば、元々の対応する魔物の事も書かれていて、
僕達の場合は“スライム”って魔物だったみたいだけど…」

570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 02:02
総裁思い違い激しすぎだろw何間違えたらスライムがクラゲになんだよwww

571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/10(Mon) 09:37
よくわからんが喋れる黄泉族や魔物って結構レア?

572 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/10(Mon) 10:10
>>570
クラゲン「だよねー…。僕も課長さん達に見せてもらった黄泉族辞典、
見ててびっくりしちゃったもん!」
錬金王「まあ、辛うじて体組織を構成する要素に、
姿形は一応似てなくもない…とは言った所かな、“クラゲル科”と“スライム”の場合は。
それ以外に余りにも外見ですら共通項を見出せないものが多い所為だからそう思うのだろうが…」
クラゲン「“ヨミマジン”とか“ヨミマジョ”なんて、ほんとにそれですもんね…。
元になったって言う“デーモン”や“サキュバス”達が見たら…何て言うんだろ?」

>>571
錬金王「いや、割合にしたら半々…位じゃないかな、恐らくは」
クラゲン「人型の黄泉族は大体人の言葉も喋れますからねー。
僕みたいに見た目からして人っぽくないのなら珍しい…んじゃないかな、って思う」

573 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/10(Mon) 20:20
錬金王殿とクラゲン君(>>569
やはり、ね…。
クラゲン君にとって錬金王殿が特別にして唯一無二であった様に、
逆も然り…だったと言う事でしたか。
彩千夏准尉「それはそうだろう。明らかに能力的な意味だけを取っても、
他の同属とは力の入れ様が段違いなのが窺えるのだぞ?」
寿人神父「ですよね…。本当に、お二方が羨ましいです」

…言われてるじゃないか。実際、ユイも困り果てていたしな。
悪気が無いから自分からは下手に強くも言えない、って何度も相談されたしな。
新見妹「だ、だって! それでも、ユイ一人じゃ捌き切れない位めんどいの一杯居たし!!
ウチがああしなかったら、ホントに危なかった時だって何度も…!」
だったら何で両親や僕に何も相談しなかったんだよ!?
そこまでの大事だったら、二人で抱え込んでたままじゃユイだけじゃなくてお前もどうなってたか…!
新見妹「今無事なんだからいいじゃん! てか兄貴だって…パパとママが居なくなったら勝手に探行士になんかなったクセに!
あの日のニュースで兄貴の名前出た時に、ウチらがどんな思いしたって…!!」
ユウ「はいはい。すれ違い劇場はそこまでにしときな、二人とも?
言いたい事は山程あるかもだけど、今は喧嘩なんてしてる余裕なんか無いでしょ?
いつまでも色々引き摺って、肝心要な時に足引っ張られちゃどうにもなんないからね?
ルキちゃんも無事に帰っては来たけど、またいつどうなるか解んないのは忘れたら終わるよ、今度こそ…ね」
新見妹「あぅ…ごめんね、ユウ姉ちゃん」
そ、そうですよね…済みません。こんな時だからこそ、尚更冷静でなければならないのに…何をしてるんだ、僕は。

>>570
神崎「僕らは元々のアルダの魔物を知らないので何とも言えませんが、
実際知っている方々が口を揃えて激しい差異を指摘していますから、
何があったかは不明ながらも、総裁の記憶は相当に不明瞭な状態なんでしょうね…」
ブラックマン「その歪みも魔物と黄泉族毎に度合いが異なっている様ですが、
程度の差こそあれど忠実な再現が一つとして成されていない事を考えるに、
総裁の記憶の中には、一つとして元の魔物のはっきりとした記憶は無いのでしょうな」

>>571
いや、比較的浅い層で遭遇する黄泉族も、殆どが人語を解する者ばかりですし、
比率だけで言うならば、逆に喋らない方が珍しいのかも知れませんよ?
神崎「日本語に相当する言語に限らなければ、言葉自体は喋る個体や種別は更に増えるかと…」

574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 12:44
またまたたられば話で悪いんだけど・・・もしも今ここに
アルダから教皇や統一神が攻めて来たらアンタらはどうするつもりなん?
完全に非常事態だし、総裁との協力もありうる?

575 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/10/17(Mon) 22:22
>>574
無論、戦いますよ。攻められたら…の話ですが。
新見妹「協力ー? 総裁と? ウチはしたくないなー。
てか新世界とかってのの為に今の東京潰してやろうって事する人が、
いくらそんな事なったからって協力なんかするかなー?」
神崎「総裁の出方よりも、先ずはその教皇やアルダーの出方次第かと…。
あちらが元々の敵である総裁のみと戦うと言うのは間違い無いとして、
僕達も敵と見做して攻撃して来るのであれば、
一時的に互いの共通の敵の排除を目的としての共闘は十分有り得るでしょう」
ブラックマン「怨敵であるが故に統一神の力も身を持って知っておるでしょうし、
難局の打開の為に共闘をあちらから申し出る可能性も有りそうですな」
ユウ「むしろ憎たらしいアルダーとルミナリスをついでに纏めて消しちゃれ!! …ともなりそうだしねぇ。
チャンスを無駄にしたくなかったら思い切るかも」
個人的な事はさて置くとしても、非常事態であれば臨機応変な対応は必要になるでしょうね…。
社長も恐らくはそう言うかと思いますし。

576 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/17(Mon) 23:18
こっちの罪人のオリジナルなあっちの本人連中に罪人見せたらどう反応するか気になる
元ネタと違ってエラい事なってる連中は何て言うだろなw

577 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/20(Thu) 16:40
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>573
クラゲン「ほらぁ〜、やっぱりぃぃ〜」
錬金王「自らの身を案じてくれての動機には感謝すれど、
周囲も自らも危機に晒しかねない勇み足には辟易している…と言う所だね」
クラゲン「この調子だったら、家に帰れる時が来たら、
課長さんもアイさんも、ユイさんにこっぴどく叱られちゃう…かも」
錬金王「まあ、その叱責は甘んじて受け入れるべきだろうね。
その後にはきっと、無事な帰還への喜びと労いが待っているだろうからな」
クラゲン「とりあえず、みんなドンマイ!…でいいのかなぁ?」

>>574
錬金王「実際の関係はどうあれ、あの連中と僕は元々は不倶戴天の敵…だからねえ。
久世戸の出方はどうあれ、僕の微力を尽くして奴らを迎え討つまでさ。
まあ、奴らの出方にしても確実に東京の皆に害になる事しかやらないだろうしね」
クラゲン「あいつら…元々の人間を鬼子扱いして虐げていましたもんね…。
見た目がそのまんまなこっちの人にだって、何をするか知れたものじゃないと思う…」
錬金王「そう言う事だ。こちらが望もうと望むまいと、奴らの性質上奴らとの戦いは避けられないだろうね」

>>576
クラゲン「…実際、どうなんでしょう?」
錬金王「僕のオリジナルが僕と全く同一の思想や思考の持ち主であるならば、
姿には多少怪訝そうな反応を見せつつも、自身の実態をほぼ再現しているであろう僕相手に、
結構な興味を持って、僕が今ここに存在するに至った過程を徹底的に究明しそうではあるね。
まあ、それはそれとして…彼は今の久世戸を見て何と言うかが気になるな。
理想の世界を築く事自体には賛同しても、無関係な世界の破壊を創造の礎にする事は僕は承服しかねるが、
それがオリジナルの錬金王の本来の思想に基いた思考であるかどうかは解らないからね…」
“”

578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/24(Mon) 13:37
>微力を尽くして

ちょwおまwwやる気なさ過ぎだろwww

579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/25(Tue) 00:26
ふと思ったけどまだ体が人間だった頃の錬金王ってどんなんだったの?
まあ、そん時でもとっくにいい年のオッサンだったんだろうけど

580 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/25(Tue) 16:00
>>578
錬金王「いいや、そう言う意味じゃ無いさ。
僕が尽くせる力など、久世戸や探行士諸君に比べれば微々たるものでしかない故に、
力を尽くしたとしても微力にしかならない…と言う事なんだ」
クラゲン「錬金王様、それは幾らなんでも謙遜しすぎですよぅ…」

>>579
錬金王「確か、僕が一度消えた後に新見君達が拾った、
僕の記念硬貨があるらしいんだが…そこに描かれていた中年の男がそうじゃないかな…?
何しろ、僕の記念硬貨らしいからねえ…」
クラゲン「課長さん達に見せてもらった事あるけど、
その硬貨の刻まれてた人の横顔、恰幅のいい優しそうな笑顔のおじさん…だったんだよ」

581 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/30(Sun) 13:48
で、総裁とのケリはいつつけんの?

582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/10/31(Mon) 05:55
最近課長全然見ないけど・・・まさか

583 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/10/31(Mon) 08:18
>>581
クラゲン「もうそんなに遠くない先の事…って気はするけど、どうだろ?」
錬金王「久世戸もここのキャンプの皆も、最後の締めに向けて動いているのは確かだろうしね。
もうそろそろ対峙する頃なんじゃないか?とは思うが」

>>582
錬金王「…ふむ。そう言えば、最近新見君達の姿を見かけないな」
クラゲン「そんな、まさか黄泉の中で…!」
錬金王「迷うなり梃子摺るなりはしていても、最悪の事態には陥ってはいないんじゃないかな」
クラゲン「どうしてそう言い切れるんです?」
錬金王「忘れたかい?“神の子”たる彼女の蘇生は既に果たされている。即ち、例の加護も…」
クラゲン「あ、そうでした。ここのみんなは、もう“死に戻り”出来るんだった!」
錬金王「故に、逆に本来ならば最悪である事態が起きる方が無事な帰還を約束されると言う事だ」
クラゲン「でも、それだったらどこかで身動きが取れなくなって…。
課長さん達、ほんとにどこでどうしてるんだろ…?」

584 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/03(Thu) 18:00
>>577(錬金王殿とクラゲン君)
…返す言葉もありませんね、仰る通りです。
新見妹「うぅ〜…。ユイ、普段は大人しくてなーんも言わないけど、
一度小言言い出したら半日位は止まんないからなぁ〜…」
しかも、怒るよりは泣きながら詰められるのがきついな…こっちとしちゃ。
ユウ「ま、ずうっと心配掛け通しなんだしそこはしょうがないじゃん。
ユイちゃんって心配性で寂しがりだから、帰ったら絶対大変な事になるのは覚悟しときな」
新見妹「ウチらだけならいいけどユウ姉ちゃんも巻き込まれるよー、きっと?
ユイ、ユウ姉ちゃんの事だってずっと気にしてたからねー」
ユウ「うわ、マジか…」
…ま、まあ腹は括るしか無いでしょうね。何はともあれ、お気遣いありがとうございます。
とりあえずは、無事に帰る事だけを最優先に考えますよ。
彩千夏准尉「ああ…。信じているぞ、課長」

>>576
神崎「当の本人達を全く知らないので何とも言えませんが…」
ユウ「何となくだけど、錬金王のおっちゃん以外は全員発狂しそうな気がするなぁ…」
新見妹「教皇はガチ切れ必至なんじゃないのー? だってさぁ…中身が男な上にアレだもん」
ブラックマン「例の三兄弟もさして気にしないかも知れませんな。
そもそも、彼らは自分の事にすら熱心では無さそうな輩でしたしな…」

>>578
新見妹「あ、それ…ウチもそー思っちゃったわー」
…おい! しかしまあ、本人の発言の意図はどうあれ、
確かにそう言った印象にはなってしまうのは避けられ無い、かもですね。
寿人神父「実際、知識の探求以外には興味無さそうな感じもしますし」

>>579
新見妹「声からしてもー普通におじさんだからねー」
ユウ「例の硬貨の横顔のおっちゃんが本人なら多分そうなんじゃない?
違ってたとしても、中年のオヤジなのは間違いないっしょ」

>>581
そう、ですね…。「黄泉王の匣」の最深部までの道はどうにか拓けましたし、
近い内に乗り込むのは確実ですから、もうそろそろ…と言って良いでしょう。
ユウ「わかっちゃいるけど、やっぱ緊張するわねぇ…」

>>582
…御心配お掛けして済みません。
総裁が身を潜める区画の探索が思いの他難航して、
報告も帰還も儘ならぬ状態でして…。
ユウ「管理官のおっちゃんや灰十字サンからの定例報告は受信出来るんだけど、
こっちから連絡する手段が無かったからね、基本…」
彩千夏准尉「そう言う事だ。ようやっと一区切り付いたので急ぎ帰還した次第だ」

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/06(Sun) 23:35
課長無事だったかー、よかった
しかし、逆に死んだら安全な帰りが保障って改めて思うがすげえ変だよなw

586 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/07(Mon) 14:05
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>584
クラゲン「そう言えば、ユウさんも課長さん達の幼馴染…だったっけ?
とんだ飛び火だとは思うけど、やっぱりちゃんと心配されてるって事だよね?」
錬金王「まあ、何はともあれ一刻も早く無事な姿を見せてあげる事だね。
しかし、今回はまた随分と探索が難航していた様だが…何か面倒な代物でも仕込まれていたのかい?」
クラゲン「久世戸様の切り札があるのなら、そりゃ守りも固いなんてどころじゃないだろうけど…。
でも、課長さん達がこんなに手こずるだなんて、一体何が…」

>>585
錬金王「確かにね。普通は“死”と言えば唯一絶対の不可逆変化にして、
あらゆる生命にとっての終わりを意味する“最悪の結末”だからね」
クラゲン「その事を覆すだけでも…だけど、それと同時に安全な拠点に引き戻すんだもんね。
普通は有り得無い事なんだから、そう思っちゃうのは仕方ないよね」

587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/10(Thu) 22:29
黄泉が完全消滅したらどうなる?

588 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/11(Fri) 11:11
>>587
錬金王「黄泉が…と言うよりは、それを形成している根幹の至宝ヨミが、かな」
クラゲン「どちらでもいいですけど、消えちゃったらどうなっちゃうんです?」
錬金王「少なくとも、黄泉内で生成されているアルゲンに、
それが形成している物全てが、物品、生命問わず悉くそれ以上生成される事が無くなるね。
そればかりか、実体形成の根源であるアルゲンを取り込めず、
霧散も止められぬとあらば…ただ約束された存在の消滅を待つだけとなる」
クラゲン「そ、そんな…!それじゃあ、僕達は…」
錬金王「元より黄泉のアルゲン無くして存在を維持出来ぬ黄泉族に罪人の僕らは、
黄泉…ないしは至宝ヨミと運命を共にする、と言う事だ」

589 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/11(Fri) 22:22
錬金王殿とクラゲン君(>>586
ええ。単純に徘徊している黄泉族の戦力も強大なのもありましたが…。
ユウ「『黄泉子宮』のあっちこっちで待ち構えてた総裁のクローンが出して来た試練ってのが、ねぇ…」
彩千夏准尉「今一つ非情に徹し切れん課長には辛い物があってな…。
それで少々梃子摺ってしまっていたのもあったのだ」
…とは言え、皆の叱咤激励で何とか切り抜ける事は出来ました。
後は、入念な準備を整えた上で総裁の居室に通ずる花石に乗り込むだけです。

>>585
寿人神父「ルキさんに出会って加護を頂いてからはずっと…でしたからね」
ユウ「ルキちゃんが一度殺されてしまって加護が消えてしまった時は、
死ねば終わりで元通りだったんだけどね…」
神崎「死に戻りに慣れ切ってしまった所為で感覚が狂って、
その時は必要以上の恐怖に苛まれてしまい、どうにもなりませんでしたが」

>>587
ブラックマン「考えられるケースとしては、錬金王殿の推察通りでしょうな」
実際、アルゲンの存在しない地上では黄泉族は生きられませんからね。
まあ、我々地球人の都合に限って言うのであれば…有用なエネルギー資源が一種永久に失われる事で、
それに頼り切って維持されていた物全てが崩壊し、未曾有の大混乱に陥るでしょう。
新見妹「電力関係は殆どパーになっちゃいそーだよねー」

590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/12(Sat) 19:11
人は一人では生きて行けないんだ…黄泉族は一人でも生きて行けるの?

591 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/15(Tue) 06:06
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>589
錬金王「久世戸が科した試練…か。
大体、その問いの内容は奴の粗方を知る僕にも察しはつきそうだよ。
大方、仲間や友の誰ぞの死を天秤にかけたり、奴に屈従を強いる問いかけなんだろう?」
クラゲン「ああ、そうかも知れないですね…。
課長さんの性格なら、無理矢理従わせられるのはともかくとしても、
誰かの生き死にを選ばせられる方がきつそうな気がする…」
錬金王「とは言え、それ自体の履行を強要されたのではないのなら…まだ乗り越えられる余地はあったのだろうさ。
実行の有無が介在するだけでも、相当な違いはあるからね」
クラゲン「でも、そんな事させて…久世戸様は一体何がしたいんだろ?」

>>590
錬金王「…ふむ、どうだろうね?
強力な個体であれば黄泉族であろうが元の魔物であろうが、
それ自体はさしたる難事でも無かろうが…」
クラゲン「僕達みたいにそんなに強くなかったら、
群れでも作らなきゃ絶対にやっていけないと思うよ…」
錬金王「そうだな。事実、トリネズミ種やゴブリンの様な最弱だと認識される手合いは、
当然の如くどこででも徒党を組む姿を見かけるしね。
それに、ヒトやそれ並みの知性を持つ者であれば、往々にして孤独には耐えられぬものさ…。
それは、一度は不死の体を得てヒトを捨てたと自覚した僕でさえも、だからね」
クラゲン「やっぱり、誰かが一緒にいないと助けたり助けられたりも出来ないから…。
何より、一人ぼっちは寂しいから…」

592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/19(Sat) 15:28
困ったな、質問したいのに話題が無い……orz

593 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/20(Sun) 20:00
錬金王殿とクラゲン君(>>591
…察しが良いですね。はい、確かに仰る通りです。
新見妹「そだよー! ホントむかつくー!!
大体、靴にキスしろとか…お前はドコのイジメっ子だっつーの!
…ってな事まで要求したからねー! ウチだったらココでケリ入れてるよ絶対!」
彩千夏准尉「そこは顔を顰めはしたが躊躇わなかったな。ただ…」
寿人神父「管理官さんと社長さんの生き死にを天秤に掛けさせられた問いには、
暫し固まってそのまま動けなくなっていた位でしたよ…。
それで、その後直ぐ怒りを露に食って掛かろうとする課長さんを宥めるのは一苦労でした」
ユウ「マジに殺るワケじゃないって総出で言ったから何とかなったけどねぇ…。
ま、それでもあたしらよりはよっぽど割り切ってやれてたと思うわ」

神崎「…確かに、良く解らないですね。只の謎掛けの類では無さそうですが」
総裁の望む答えを導き出す者こそ資格云々、との事でしたから、
単純に思想的に共感する様な手合いを求めている雰囲気もありそうでしたね。
嫌な意味で何かの鍵となりそうなのが不安ですが…。

>>590
新見妹「ま、現実問題一匹狼気取って生きてくって厳しいからねー」
都会や集落等で集団生活に慣れ切っているのなら尚更でしょう。
黄泉族とて錬金王殿が仰った様に、知能や個体の強弱に因り、
単独での生育が可か否かは、大きく変わって来るかと思いますね。
神崎「黄泉族や異形の方が、身体能力や特異性のお陰で人間よりは容易でしょうね」

>>592
ユウ「そこは無理して色々考える事も無いよ」
ブラックマン「左様。課長や錬金王殿が戻った時に、
労わりや労いをして下さるだけでも、声を掛けてくれるだけでも十分ですぞ」
…ですね。それだけでも、激務続きの私達には励みになります。

594 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/21(Mon) 10:57
これでもあげる♪つチュッパチャプス

595 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/22(Tue) 11:22
>>592
錬金王「まあ、この様な閉鎖空間に閉じ込められた挙句、
外部との連絡も絶たれ、状況の打開もままならぬ有様が続くとね…」
クラゲン「とりあえず、何かいい事思いつくまで気長に待つしかない…かなぁ?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>593
錬金王「まあ、己にも他者にも常に厳しくあり続け、
容易に他者の心を掌握する術すら生まれ持つ、生来の支配者たる奴らしい問い…だったね」
クラゲン「ああ…やっぱり。“誰かを生かす代わりに誰かを殺せ”だなんて、
課長さんみたいな人には一番言っちゃいけない事なのに」

錬金王「ふむ…。僕には共感を求める、と言うよりは、
支配をより確実にする様な下地を作っている様にも思えるな。
思想、思考が近しい相手の支配はより容易くなるものだからね…」
クラゲン「でも、“魅了の力”で支配を狙うんだったら、
一度それに囚われている課長さん相手だったら、そこまでしなくても…」
錬金王「念には念を、と言う所じゃないかな?奴は、昔から慎重に事を運ぶ性質だったからね」
クラゲン「失敗の確率を少しでも落とすために…って事、なんでしょうか?」

>>594
クラゲン「わ、何これ?棒に刺した飴?もらっちゃっていいの?ありがとー!」
錬金王「随分と気に入っているみたいだね。久方振りの甘味はどうだい?」
クラゲン「べったりするけど、嘗めるととろとろと口の中に溶けてくのが最高ですよぅ!
長く楽しみたいから、途中で噛み砕かないように気をつけなきゃ…」

596 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 13:32
探行士になって10億円くらい稼ぎたいなぁ…

597 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/26(Sat) 21:00
錬金王殿とクラゲン君(>>595
寿人神父「短い付き合いながらも、見る所はきちんと見てくれているんですね。
私も課長さんがそんな人だからこそ、命懸けでもついて行こうと思うんです」
新見妹「マジどーしよーもないタラシだけどねー?
…でも、底抜けのお人好しなんだよねー」
ユウ「そぉそぉ。どこでも誰にでもこんな調子だから、
誰相手に本気かもわかんなくて困…っとと、何でも無いわ」

…姉さん? ま、まあ私の事より「魅了の力」についてですが。
ブラックマン「ルキ嬢が総裁打倒の為に授けてくれた新たな力が関係あるのやも知れませんな。
『神の子』の力により魅了が弾かれる可能性を憂慮しての事でしょう。…まあ、私めの憶測でしかありませんがな」
神崎「…総裁の予想とは違う手段での魅了対策は既に成されてはいますが、
それとても効能を確かめてはいませんし、実際どうなる事やら」
…社長を信じましょう。何だかんだであの様な局面では、
何の確信も無く事を運ぶ様な人ではありませんから。それに…もう猶予は幾許も有りません。
明日には総裁の下に出向き、此度の戦いで決着を付けねばならないんです。
彩千夏准尉「そう、だな…。では、我々はもう発つ事にする」
新見妹「兄貴…絶対に帰って来なよ!! また行方不明になんかなったら、今度こそ一生許さないから…!」
言われるまでもないさ。じゃあ…行って来る!

>>594
新見妹「ちょっとぉー? ウチら子供じゃないんだけどー?
アメちゃんなんかで釣られるワケ…あ、でもくれるって言うんならもらっちゃうけどさー」
彩千夏准尉「…口出す前にもぎ取っておいて何を言うのか」
…まあ、見た目は兎も角甘い物は緊急時の栄養補給には有り難い代物ですね。
ブラックマン「チョコレート等は特にそうですからな」

>>596
まあ、夢物語では無いとは思いますが…。
ユウ「流石に単位が単位だからなぁ。それなりの年月はかかるわ」
新見妹「てか、そこまで生き残るのも大変そーじゃない?」
寿人神父「アルゲンの採掘量自体も着実に減少しつつありますからね…」

598 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/26(Sat) 22:14
探行士で大金を稼いで世界中のグルメをすべて堪能しつくすのが俺の夢だ
こんな暗くて狭い美味い物も無い場所で死ぬのは絶対にごめんだ!

599 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/27(Sun) 16:15
敵に物理攻撃が通用しないゴーストタイプって黄泉にいる?

600 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/27(Sun) 16:24
600ゲット!記念にカップヌードル各種一年分セットをプレゼント!

601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/27(Sun) 19:52
働かなくても腹は減る、働いたら余計にお腹が空く
食料や水の資源が枯渇するのも時間の問題……
何とか総裁を撃破してこの黄泉から脱出しなければ我々に未来は無い!

602 名前:猫の群れ 投稿日:2022/11/28(Mon) 03:33
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さんと錬金王さんだ)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(お〜い。クラゲ〜ン、ユウ姉ちゃ〜ん、元気してた〜?)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(なかなか会えないから心配してたのー!)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(とりあえず久々にモフって〜!)
.c(,_uuノ

603 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/11/28(Mon) 08:08
>>596
錬金王「確か、アルゲンは黄泉のみで産出可能な資源らしいから換金レートも相当な倍率らしいね?」
クラゲン「それでも、億の単位まで稼ぐのって大変そう…」
錬金王「しかも、手数料だか税金だかも相当取られるんじゃなかったかな?」
クラゲン「ま、まあ…頑張って」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>597
クラゲン「えへへー、そうなんだ?ありがと!」
錬金王「まあ、その非情に徹しきれない優しさがあるからこそ、
神の子…いや、ルキ君も心を開いたのだろうがね」
クラゲン「たらし…ってのが何かはよくわかんないけど、
誰にでもそんな調子だから誤解させちゃうし、
相手がその気になっても当の課長さんは全然気にしないのかも…。
そう言うのって、えーっと…そうそう、“朴念仁”って言うんだったっけ?」
錬金王「そこまで酷くはないにせよ、色恋沙汰は意外と不得手なのかも知れないな…」

錬金王「対策と言えば…彼女が用意していた例の抗体か」
クラゲン「なにか、脳味噌溶けちゃうとか怖い副作用あるって言ってたあれ…ですよね」
錬金王「幸いそれらしい症状は出ていない様だがな。
…そうか、いよいよか。こうなると僕らには何も出来る事は無いが…せめて、
君達の勝利と凱旋を新たな友として祈らせてくれ」
クラゲン「課長さん…みんな!絶対帰って来てね!約束だよ!!」

>>598
>>601
錬金王「確かに、黄泉族の黄泉内各キャンプへの絶え間ない襲撃と言い、
備蓄の問題と言い、限界はもうそこまで迫っている…と言った所か」
クラゲン「だから、課長さん達も久世戸様の所へ向かったんだよね…決着をつける為に」
錬金王「僕らも及ばずながら黄泉族の迎撃と退路の確保に力を尽くそう」
クラゲン「もう少しだよ、きっと!だから、諦めないで!」

>>599
錬金王「アルダの魔物ならば、精霊や不死の類がそれだな」
クラゲン「精霊には魔力を、不死には退魔の力を帯びた武器じゃなきゃだめって…言ってたかなぁ?
でも、黄泉族にはそれっぽいのっていたっけ…?」
錬金王「そもそも黄泉族はアルゲンを帯びた物でなくば何も通らないからね。
後は…火、水、雷、土の四属性は相性が悪い手合いには掠り傷にもならぬ痛手しか負わせられない事は留意しておくといい」
クラゲン「光と闇だったらお互いが弱点な事以外は可も無く不可も無く…なんだけど」

>>600
クラゲン「え?いいの、こんなにもらっちゃって!」
錬金王「僕らの分だけでなく探行士諸君の分もだからこそのこの量か…。
しかし、数があるならそちらで言う“消費期限”には十分に気をつけねばなるまいな」
クラゲン「食事できるの僕だけだから、こっちは尚更…ですよね」

猫の群れ(>>602
クラゲン「あ、猫だ。どうしたの?」
錬金王「随分と前に見かけた子達だな。達者な様で何より」
クラゲン「わ、わっ!?だから、いきなり飛びかかってこないでよー!
びっくりするじゃないかー!!」
錬金王「ひとまず、今は色々と危ないからあまり動き回らないようにな。
新見君達が帰って来たら状況は落ち着くだろうし、もう少しの辛抱だ」
クラゲン「そういう事だから、ここで大人しく待ってようね?」

604 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/11/28(Mon) 13:55
とりあえず生きて帰れたら社長には特別手当たんまり請求しなきゃな…
今回の大惨事はアクシデントの一言で片付けられるレベルじゃねえ

605 名前:新見妹 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/28(Mon) 22:22
とりあえず、兄貴達は総裁のトコに殴り込んでる真っ最中だから、
今回だけは応対はお留守番のウチ一人でやっちゃうよー。


錬金王のおじさんとクラゲン(>>603
いやー、どーだろねー? 冴子さんとかユウ姉ちゃんの話聞いた感じだと、
自分からも気に入ったの結構引っ掛けに行ってるっぽいしさー、あのバカ兄貴。
んでも、割と本気で恋しちゃってる子の好意にはさっぱり気付いてないトコあるからなー…。

…実際、ユウ姉ちゃん割とマジっぽいのに兄貴、さっぱり気付いてねーもん。
距離が近過ぎるってのもこーゆー時はダメなんだなー…って思ったり。

はぁ…でも、こーして待ってるだけってホント、やきもきするよねー。
しかも、今度は近くに居るのに家で黄泉の中の兄貴待ってる時よりもっと焦れちゃうんだよなー…。
やっぱし、隣で見てなきゃダメかー…はぁぁ。

>>598
食べ歩きワールドツアーってかー?
おー、いいねー! 夢は何するにしてもデッカくなきゃ!!
ウチも応援するから、絶対一緒に帰ろうなー!

>>599
ウチ、あんまりそこんトコ詳しくないけど…兄貴達から聞きかじった分なら、
効くか効かないかは武器と黄泉族の種別ごとに色々相性の違いはあるっぽいねー。
んでも、物理でさっぱり効かないってケースは無いみたいだよー?
何となくだけど、何も付与されてないのが超力タイプの連中相手に効きが悪い気がする…かな?

>>600
おぉー、なんつー大盤振る舞い! てかさー…どっからそんなの出して来たのよー!?
そこまであんなら、もちっと早い目に出して欲しかったってばぁー!!

…でも今更でも一年分はそーそーない事だし、何ていうか…ま、ありがとねぃー!!
兄貴達が帰って来たらちゃんと渡しとくから、一旦ウチが預かるよー。

…あ、でも流石にヨミヌーは無いか。アレってもう生産終了してたみたいだし、そこはしょうがないかー。
すき焼きとシチュー味の、好きだったんだけどなー…。

>>601
そだねー。意外とココでは無いんだけど、
他の行区だとチノワゲートから黄泉族の大量発生が続いて大変っぽいからねー。
空腹どころか気も休まらないし、疲労困憊にもなっちゃうだろーし。

とりあえず、兄貴達を信じて待つしか…って、どしたの飯場さん!?
えぇー!? ルキちゃんが、兄貴が危ないって言ってどっかに消えちゃったぁ!?
だ、大丈夫なのかなぁー…?

猫の群れ(>>602
おー、猫ちゃんかー。どしたんー?

…ごめんねー、兄貴達は今留守なんだよぉー。
鶏ササミと白身魚まだちょっと残ってたから、一緒に食べながら待っとこっか?
よしよし、何だよもー…甘えっ子だなー。
もうちょっとしたからきっと帰って来るから、帰って来たらみんなで家に帰ろうなー。

>>604
だよねー。んでも、そこんトコは前々から兄貴が色々話してたみたいだし、
社長さんも大分気にしてたから、そこは大丈夫だと思うなー?


…お? なになに、今度は何よぉー!?
飯場さんに社長さんまでみんなして…え? ええええええ!?
兄貴達が、やった? もしかして、もしかしなくても…総裁、殺っちゃったのー!?
それで「国生みの大樹」にゲートが開いたから、急いでみんな続け…って?

わかったー! 兎に角、細かい話は後にして…みんな、急ぐよっっ!!

606 名前:有限会社カサンドラ採掘課 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/11/28(Mon) 22:22

      車椅子の少女と我々採掘課の目に映った地上の街。
        そこは、懐かしいネオンに輝いていた…。

       我々は遂に、地上へと帰還を果たしたのだ。
      平穏な日常が帰って来る予感に、皆の心が躍る。


          …だが、それは叶わなかった。

      黄泉の中で、大規模テロを引き起こした犯罪集団。
     それが地上で我々に与えられた、新たな肩書きだった。

         あの狂王は笑いながら姿を消した。
    この時代の支配者であった彼は、たとえ我々が生還しても、
      法的に抹殺される罠を、周到に用意していたのだ。

      街はおろか祖国にさえ居場所を失くした我々は、
      社長の手引きで南の島へと飛ぶしか無かった…。
幸い、黄泉で稼いだアルゲンは彼女の手で巨額の現金へと替えられていた。

     何不自由無い常夏のバカンス。しかし、そこには…。
        家族も、恋人も、友人すらも居ない。
   水平線の彼方を虚しく見つめる我々皆に向かい、少女は言う。

  それでも、この美しい世界を守ったのは――あなた達なのだ、と…。

----------------------------------------------------------------------
黄泉99行区 脱出者一覧

■黄泉公社
迷宮労働管理局員   飯場中介

■有限会社カサンドラ
代表取締役社長    カオリ・サンドラ
採掘課課長       新見誠

採掘課社員
辻本勇子       神崎剣一       久我澤寿人
白神玄造       海野彩千夏      新見愛那
岩城宏志       八名口大吉      夏目めぐみ
南藤由貴子      柊葵          松田響子
岩下梨乃       朝倉茉莉       萩尾景子
赤井守         アルム・メデル    ヘルガ・ヒルブラス
御舟巌

■その他
ルキ
                                     以上
----------------------------------------------------------------------

607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/02(Fri) 19:04
え?これで終わりなの……?
この後「もうちょっとだけ続くんじゃ」
とか言ってエピローグとか無いの?
このレスが場違いなら消してもいいよ
あと本当に終わりにするならスレッドストップとかした方がいいと思うよ

608 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/03(Sat) 15:53
>>606
あれ?脱出者ってそんだけ?
てか他の名前ない連中は全員見捨てたって事?

609 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/03(Sat) 22:22
>>607
久世戸総裁が仕組んだ一連の事件について…はですね。
正直言うと、最後まで総裁に掌の上で踊らされた様で非常に気分の悪い終わりではありましたが…。
ユウ「ホントそぉ。なんて言うか、今ひとつ勝った気…しないんだよねぇ」
彩千夏准尉「入念な情報操作の所為で、我々は今や指名手配犯だ。
まさか、己の死を見越した意趣返しまで用意されていたとは…」
最悪ですよ。以前に灰十字さんが総裁を「服を着て歩く悪趣味」だと称した事がありましたが、
今回のあの演出で、まさしくその通りだな…と思わされました。

新見妹「どーするのさ、兄貴!? 結局ウチら、家どころか日本にも帰れないじゃない!」
それについては、今はどうしようもないな。ただ…。
ブラックマン「どうかされましたかな、課長?」
社長からは、今はちょっと長めの社員旅行を楽しむ様に…との事だそうです。
それと、色々と含みを持たせる様な事も言われていますし、
恐らくは水面下で何やら動いているんじゃないか…とは思いますので。
神崎「流れ的には、今は『束の間の休息』かも知れませんね」
寿人神父「でしたら、今の内に存分に楽しむのが良いでしょうか。
恐らく、こんな機会でも無くばもう一生訪れる事も無さそうな場所ですし」
…そう言う事ですので、全てが終わった訳では無いかと。
今は、一連の事件での心身共の疲労をゆるりと癒す事と致しましょう。

>>608
ああ、それなんですが…飽くまでも黄泉公社側が把握している、
99行区キャンプ内の活動人員の全て、と言うだけの話ですね。
…まあ、悪く言えば今回の黄泉内に於ける大規模テロの主犯格の指名手配者リスト…と言う所でもありますが。
彩千夏准尉「実に腹立たしい話ではあるがな。
ただ、不慮の事故で黄泉に跳ばされた非戦闘員の転移者達や、
その他の臨時雇用社員達の名が無いのは不幸中の幸いだが」
そう言う事です。要は、黄泉公社が存在を認識していない脱出者であるだけなので、
あの時以降閉じ込められた全員が、脱出して今はこの遠く離れた南の島に…ですね。そこは御安心を。

新見妹「でも、変じゃない? ウチや響子ちゃんみたく兄貴達が死んだ事にされた後に、
こっそり入り込んだ補充人員組まで名前知られてるんだよー?」
…多分、管理官殿を通じて正式に人員登録してしまったから、じゃないかな?
だからこそ、その分に関しては公社に把握されてしまってもおかしくはない。
神崎「…成る程。同じ様な潜入をした僕やお爺様…いえ、御舟総裁の名がそこにあるのも、
その様な理由であるならば納得は行きますね…」

610 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/03(Sat) 22:37
事実上、錬金王とクラゲンくんにはもう二度と会えないのか……寂しくなるね

611 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/04(Sun) 03:44
エクスペリエンスゲーって魔王倒して終わりって事はないんだよなあ
メタ話で悪いけど

だからまたす黄泉に戻ってくるハメなると思うよ

612 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/04(Sun) 07:00
>>604
錬金王「元々死と隣り合わせと言っても過言では無い環境ではあろうが…」
クラゲン「脱出を封じられて更に死の危険が高まっちゃったもんね。
お給料を上乗せして欲しいって思いたくもなるよね…」
錬金王「まあ、そこは君の話術次第かな。彼女の方もそれなりには気を遣ってはくれそうだが」

新見妹 ◆9RJ/YOMI(>>605
クラゲン「…やっぱりねー。ユウさんって課長さんにべったりっぽいから」
錬金王「この場合はユウ君の方が執着が強そうだが、
新見君は他の皆と変わらない様な距離感を保っている風に見えたね。
むしろ、遣り取りとしては君との方が兄妹と言う関係上、距離が近く思える」
クラゲン「近いのが当たり前で、接し方も前々から全然変わらないのなら、
よっぽど違う事でもしないとなかなか気付かない…のかも」

錬金王「ふむ…膝元に飛び込んでおきながら傍には居られぬ故、か」
クラゲン「せっかく近くまで来たのに、だもんね。でも…」
錬金王「共に久世戸の下に赴かずに帰りを待つのを選んだのは、他ならぬ君自身だ。
ただ、覚悟を決めて兄上の無事な帰りを待つしか無かろう」
クラゲン「課長さん…大丈夫、かな?」

有限会社カサンドラ採掘課 ◆9RJ/YOMI(>>606
錬金王「一先ずは“お疲れ様”と言わせてくれ。
久世戸の事については思う所も多々あるが…奴の計画が頓挫した事で、
黄泉各所での騒動は着実に収束を迎えつつある様だね」
クラゲン「“理想のアルダ”を取り戻したいって願いはわかるんだけど、
でも、それは何の罪も関係も無い人達の事を壊してまでしちゃいけないよね…。
だから、あんな間違った事は止められて良かった…って、僕も思う」
錬金王「さて、事件の概要が広く知れ渡れば、君達は歓喜の声で地上に迎えられるだろうね。
アルダでのかつての英雄達がそうであった様に。
僕達はそれを見届ける事は叶わぬ身だが、今ここで別れと共に讃辞を贈るとしよう。
おめでとう!そして、さようなら…と」
クラゲン「課長さん!カサンドラのみんな!!お元気でー!!!」

613 名前:不死身の錬金王&クラゲン ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/04(Sun) 07:00
>>607
>>611
錬金王「…そう、つい先程までは僕らもそう信じていたよ。
勝利者である彼らと、黄泉族の僕らは当然の別れを迎えるものだと…ね」
クラゲン「けど、けど…!久世戸様や公社のせいであんな事になっちゃうなんて!
ひどいよ!!課長さん達、あんなに苦しい思いして必死で頑張ってたのに!
むしろ、そのテロリストとか何だかってみたいなのの事したのも、久世戸様の方なのに…!!」

錬金王「このままでは終わらないにしても、黄泉から動けぬ僕らには、
これ以上彼らの状況を知る術は無いに等しいからな…」
クラゲン「連日のラジオ放送じゃ、カサンドラのみんなはまだ捕まってないって事だけど、
課長さん達、濡れ衣だってわかるまで逃げ切れたらいいな…」
錬金王「まあ、その時が来る事は有るにせよ…それが今では無い事だけは確かだね」
クラゲン「厳戒態勢の真っ只中には流石に飛び込めないですから…」

>>608
錬金王「いや、そこは大丈夫だろう。
僕らの様な黄泉族や、アルゲンで機械部分を駆動する義足義腕の灰十字君は、
流石にまだここに留まっているが」
クラゲン「ルキさんが開いたゲートでみんな帰っちゃったのは僕らも見たよ!
でも、帰れてからもあんな事になっちゃうなんて…」

>>610
錬金王「そうだね。新見君達が再度黄泉を訪れる事が無い限りは、ね…」
クラゲン「そうそう。何にしても今はまだ戻りそうもないっぽいし。
それで、その間の事についてちょっとお話があるんだけど…」

614 名前:W6/GoldM 投稿日:2022/12/04(Sun) 07:00
突然ですが、一つ提案したい事が…。

恐らく、流れ的にはカサンドラ社の社員皆さんのバカンス期間を挟んだ後に、
久世戸総裁打倒後の黄泉での後日譚の舞台での話になるかと思われるのですが…
バカンス期間は地上には出られない錬金王とクラゲンの代打として、
◆9RJ/YOMIさんがよろしければ、私の方はその間は神の子ことルキ嬢を担当させて頂きたいのですが如何でしょうか?

615 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/05(Mon) 23:32
錬金王殿とクラゲン君(>>612-613
ありがとうございます。数奇な運命の巡り会わせではありましたが、
こうして違う形で二度と巡り合えたのは、私にとっても良き思い出となりました。
今は取り急ぎ脱出をせねばならぬ故に慌しくなりますが、
一先ずは錬金王殿ともクラゲン君とも、暫しのお別れになりますね。
ユウ「またこっちに稼ぎに来る事あったら、よろしく!
ま、あたしの場合は気が向いたらになりそぉだからわかんないけどさ!」

寿人神父「ああは言いましたが、本当に会える見込みが無くなりそうになるとは…」
彩千夏准尉「錬金王達や黄泉の関係者どころか、日本に居る者全てと…だからな」
何時までもこの有様が続くとは思いたくは無いですが…現状はどうにも。
新見妹「ユイ、まさかホントに二度と会えなくなるとか…無いよね?」

>>610
ユウ「おっちゃんもクラゲンも黄泉から出れないからなぁ…」
新見妹「兄貴が総裁を倒して脱出の目処が立った途端に、
挨拶もそこそこに慌てて出ちゃったし、その後すぐあの指名手配、だからねー…」
神崎「黄泉にまた戻る事があれば会うのは何時でも…ですが、
現状は黄泉区のある東京はおろか、日本にも戻るのは容易ならざる事ですし」
別れを迎えるにしても、この様な形ではあって欲しくは無かったですね。
何かと、不本意故に心残りも多過ぎますから…。
彩千夏准尉「彼らとの事もだが、自分も本懐は遂げられぬまま…だからな」
新見妹「…あ、そっか。サチ姉はまだ…」

>>611
魔王、では無いですがね…。
寿人神父「とは言え、総裁はそう呼ばれるに相応しい異能の持ち主であり、
かつそう言われて然るべきな事はしでかしていますけれど」
ユウ「最後の悪足掻きもヒドいモンだったからねぇ…。
お陰であたしら、今や日本では指折りの凶悪テロリストだよ!」

しかし、アレは本当にただの悪足掻きや意趣返し…だったんでしょうか?
新見妹「どゆ事なのよ、兄貴?」
総裁の最期だけどな…僕らが止めの一撃を叩き込む前に、
総裁は自らのアルゲンを「国生みの大樹」に…いや、「黄泉その物に喰わせて」消えたんだ…。
まあ、総裁が今際の際にそう吐き捨てただけ…かも知れないけどな。
だから、本当にあの時、総裁の命を絶てた事になるのかは…正直、解らない。
ブラックマン「斯様な罠を置き土産にしていて、かつ死を迎えたと思っていたその時が、
アレだけの余裕すら見せるような哄笑を遺しての事…ですからな。無理からぬ事でしょう」
彩千夏准尉「言われてみれば確かに、な…。アレは、野望半ばで無念の死を迎える者の態度には見えなかった」

616 名前:9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/05(Mon) 23:38
>>614
そうですね…。暫くはカサンドラ社員一同は南国の島で状況の打開を待つ状態ですし、
その間は黄泉とこちらでは連絡を取る手段も存在しない…と言う有様ですから、
黄泉残留組の人物よりはこちらで活動出来る人物の方が色々と都合が良いかも、です。
こちらにとっては願ってもない申し出ですし、暫くはそれで改めて宜しくお願いします。

617 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/06(Tue) 13:36
ありがとう…ございます。
不束者ですが、これからよろしくお願い…します。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>615
わたし…狂王と共にこの世界、東京に飛ばされてからずっと
黄泉の中に閉じ込められ、幾度も幾度も気の遠くなるような長い間…
数えるのも嫌になる程の多くの死と別れを繰り返し、見させられ続けてきたんです

でも…課長さんと出会い、そしてあの日…わたし達の願いを聞き届け、
狂王を殺して、世界の危機を救うと同時に…わたしもまた、あの男の柵から解放して下さった

今のこの明るい日差しと潮の香りは、課長さんが居なければ…きっと、もう二度と見る事も叶わなかったかも知れない…
だから、今はまだ突然の事で辛いかも知れないけれど…いつかきっと、わかってもらえる日は来ます

だって…課長さんも皆さんも、本当に世界を救った英雄なんですから。
だから、気を落とさないで…

618 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/06(Tue) 15:20
ルキちゃんはアルゲンが無い世界でも平気なの…?

619 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/06(Tue) 20:55
課長、ここの近くにクア・アイナっていう美味しいバーガー屋があるそうですよ?

620 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/07(Wed) 18:40
ルキ(>>617
いや、こちらこそ…改めて宜しく。
しかし、そうは言われても余り実感は湧かないな…。
私としては、破格の報酬の業務を受注出来たかと思ったら、
いきなりコレまでに無い死地に叩き込まれて、
同じ境遇の皆と必死で足掻いてほうほうの体で逃げ出せた…と言う有様だからね。
ブラックマン「兎角生還こそが第一で、総裁の野望云々は二の次三の次であったからな」
神崎「むしろ、ルキさんの助力が無ければとうに終わっていた…と言っても過言では無い状況でしたから」
…ええ。そう、感謝してもし切れないのはこちらの方だよ。
それに、一度約束したのに…アレだけ悲痛な叫びで助けを求められたのに、
何もしてやれなくてあんな事になってしまったのは、今もどう詫びて良いのか解らない位さ。
それに、戻れたら色々な所を巡って見せてやりたいと思っていたのに、
またも追われる身にされて、それに巻き込んだ挙句にこのザマだ…。本当に、自分が情けないよ。

ユウ「ま、そうは言うけど…南の島へのバカンスが逃避行とか、中々イイじゃん?
少なくとも、公害問題とかも結構酷い大都市よかは健康にも悪くは無いと思うけどなぁ…」
新見妹「そそ。ルキちゃんって病弱っぽいから余計にねー」
彩千夏准尉「まあ、いきなり都市の喧騒の中に放り込まれるよりは、
穏やかな僻地から徐々にこの世界…地球に慣れて行くのも良いかも知れん」
寿人神父「そうですね。右も左も知らぬ内に不逞の輩に騙されても困りますし。
何れは知っておくべきかとは思いますが、今はまだそこまで考えなくとも良いでしょう」
そう、ですね…。そう言う事だから、今は存分に羽を伸ばすといい。
処理しなければならない面倒事は多々あれど、それは私達のやるべき事だから、
君は何も気にせずに、全部任せてくれればいい。

>>618
そもそも黄泉族でも罪人でも無いですからね。
神崎「出自こそ特異であるとは言え、彼女も人である事は間違い有りませんよ」
ユウ「単に総裁や社長と一緒にこっち跳ばされて来ちゃった異世界人、なだけだしねぇ…」

>>619
ユウ「知ってる知ってる。それこの前見かけてさ、
マコト君に連れてけってさっきから頼んでたトコなワケよ」
彩千夏准尉「ファーストフードと言うにしては、らしからぬ良品揃いらしい。
サンドイッチもあると言うから、自分はそちらの方が良いな」
新見妹「てか黄泉に居る間は後の方になればなる程保存食ばっかだったし、
やっぱ新鮮とか作りたてのを食べたいよねー? 勿論、全部兄貴の奢りでさ!!」
…はぁ、仕方無いな。皆に散々苦労を掛けたのは事実だし、
コレ位ならまあ、今なら懐も全然痛まないしいいだろ。
新見妹「そう来なくっちゃ! 飯場さんやルキちゃんも誘って来るねー!」

621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/07(Wed) 21:17
ルキちゃん…僕と契約して魔法少女になってよ!

622 名前:猫の群れ 投稿日:2022/12/08(Thu) 10:58
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さん…今日も海に行くの?)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(ユウ姉ちゃんとサチ姉ちゃんとアイちゃんも一緒なんだ〜!よっ、色男〜!)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あれー?こっちの女の子は誰ー?とりあえずモフっちゃうぞー!)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(いや、だからモフられるのはこっちだって〜…)
.c(,_uuノ

623 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/08(Thu) 11:55
>>618
はい、大丈夫…みたい、です。
アルダから黄泉に来てからはずっと…外には出てなかったので、
外の世界がどんなのかはわからなかったのですが…

ただ、アルゲンに頼る力は…使えない、ような気がします
試してもいないから、わからないだけ…かもだけど

>>619
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>620
課長さん…。そんなに、謙遜したり自分を卑下しないで…

わたしの方こそ、“狂王の霊樹”…“黄泉の融合炉”が無ければ何も出来ないし、
生きてる意味さえ見出せてもらえないのに…
あの“再生の加護”だって、誰かが目の前で死んでいくのを見るのが嫌なだけで、
そんな勝手な理由で与えてしまっただけなのに…。
なのに、こんなわたしの為に課長さんも皆さんも、命懸けで頑張ってくれて…
それに、狂王がまた姿を現したあの時の事は、あれは…抗えない運命だったから、仕方ない…の。
あの男の“魅了の力”も、あの男が周到に練り上げた計画も、誰も抗えなかった…あの時は、だから…!
でも、課長さんはそれでも諦めずに…だから、わたしは甦る事が出来た。あの子も一緒に…。
そして、あの狂王も殺し…わたしは本当に“自由”になれた…

課長さん、ユウさん、執事さん、神崎さん、神父さん、准尉さん、妹さんに社長さん、管理官さん、学者さん…
会社の他の皆さんも、誰が欠けても今のわたし達は無かった…きっと。
だから、もっと胸を張って、誇って、喜んで下さい…

あ、あの…?くあ…あいな?ハンバーガー?何でしょう、それ…
ちょっと、気に…なります。課長さん…わたしも、連れて行って…くれますか?

>>621
…え?だ、れ…?声はするけれど、誰も…居ない?

あ…猫?それとも、鼬か貂…?他に何も…まさか。
喋っているのは、この小さな白い獣…いえ、魔物…なの?

契約…?わたし、と…?それに、魔法少女…って?
アルダで言う“ウィザード”に?それとも、黄泉の“魔術工”に?わたし、が…?

ち、違う…?見た目と何もかも、違う…!
狂王とも違うこの底知れない薄気味の悪さと恐ろしさ、は…!?
だ、誰か…!課長さん、た…助けて…!!

猫の群れ(>>622
い、今のは…?何とか、逃げられた…。
追いかけては来なかったから、車椅子の…わたしでも。
でも、本当に…何だったの、あれは?

…あ、また。猫…なの?でも、さっきみたいな嫌な感じは、しない…
それに、何かすごく甘えられてじゃれられて…

…くすぐったくて、あったかい。でも、どうしよう…?
こんな時って、どうしたら…いい、の?

624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/08(Thu) 17:32
ここのお土産はマカダミアナッツチョコとかがお勧めだよ〜♪

625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/08(Thu) 19:57
せっかく南国に来たんだから、色んなアイスクリームやソフトクリームを堪能してみよう!

626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/09(Fri) 20:38
ルキちゃん、猫ちゃん達にはこれでもあげるといいよ
つ「とりささみ」

627 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/11(Sun) 20:10
ルキ(>>623
ユウ「いやいや、むしろ逆にそこまで出来ればスゴいじゃん。
あたしらだって探行士になっても黄泉じゃ戦えるだけだし、
外に一歩でも出たら最後、タダの人なのは変わらないからなぁ…」
…そう、ですね。それに、君がそう思って加護をくれなければ、
今僕らは君と一緒にココに立つ事すら叶わなかったんだ。
君が命を絶たれた時も、総裁の計画の一端とは言え…蘇生の望みが無ければ、
もうあの時点で心が折れて、加護云々の前に終わっていただろうさ。
希望をくれた掛け替えの無い仲間だからこそ、共に生きてその笑顔を見たかったんだ。
こちらこそ、一緒に居てくれてありがとう…だよ。
彩千夏准尉「やれやれ…全く、よくもまあそこまで歯の浮く様な事をすらすらと言える物だ。
しかも、その言葉が偽りじゃないのが尚始末が悪い。…だからこそ、共に居るのだが」
新見妹「ルキちゃーん? ダマされちゃダメだよー?
このバカ兄貴、社内でハーレムなんて作ろうとしてるタラシだからねー?
…あ。それとウチの事は『アイ』って呼びなー? 名前はそっちだからー」

お前なぁ…。あ、ああ…この子達か。錬金王殿やクラゲン君にも懐いていたし、
何だかんだで人懐っこいいい子達なんだ。
こう言う時は、そっと頭や背中を撫でてあげるといい。
新見妹「そーそー。あ、そだルキちゃん。兄貴の奢りでそこのレストラン行くから、
飯場さんも呼んで来たトコだし、ルキちゃんも一緒に行こーよ! ユウ姉ちゃんのオススメの店だし!」

>>621
…ルキ? どうしたんだい、そんなに血相を変えて。
新見妹「え? アレ? …猫、って言うか…なんかぬいぐるみっぽいヤツだねー」
寿人神父「両耳が胴体程も長くて、硝子玉みたいな目をしてますからね。
あんな生き物は地球上には居ませんし、現地の子供の縫い包み…じゃないですか?」
まあ、そうかも知れませんが…兎に角、怯え方が尋常じゃ無いな。
大丈夫だよ、ココには皆が一緒なんだ。側に居れば何も怖くは無いさ。

猫の群れ(>>622
ん…? あ、ああ…君らか。日向ぼっこに出て来たのかい?
新見妹「ウチらのお見送りじゃない? 兄貴がこの子達連れ帰ってからずっとこの調子だし」
ユウ「ホント人懐っこいわぁ。それに、あんまり遠くに出たがらないのねぇ…」
正直、黄泉の暗い常に命を脅かされる空間にずっと閉じ込められていましたからね…。
そんな事があれば、必要以上に慎重かつ臆病になるのも致し方無い事でしょう。
彩千夏准尉「まあ、迷子の心配をせずとも済むのは良いが…」
じゃあ、行って来るよ。今日は買い出しも兼ねてるから、
馳走になりそうなのも一杯買って来れるし、大人しく待ってるんだぞ?

>>624-625
新見妹「いいねー! おっしゃー! 食べ歩き、行くかぁー!!」
ユウ「そぉそぉ、折角のマコト君の奢りだからねぇ。遠慮なく行っちゃいな!」
彩千夏准尉「子供か、お前達は…。ま、まあ…折角の奢りならば、
自分も、そう…だな。この色違いの三段積みをひとつ、貰うとしようか」
…やれやれ。まあ、こうでもして憂いを忘れられるならば、それもいいんでしょうが…。

ん? マカダミアナッツの…? 土産、か…。コレがただの旅行ならば、
ユイや管理官殿の奥様と息子さんにも買っていた所なんだが…。
寿人神父「そうですね。指名手配犯でさえなければ、あの教会の皆にだって…」
ブラックマン「仕方あるまいて。機会など今後幾らでもあろうよ。だから今は只、堪えるしか無いのだ」
…そう、ですね。一先ず、今日はココまでにして帰りましょう。

>>626
ああ、あの子達の事も気に掛けて下さっているんですね…ありがとうございます。
神崎「そう言えば黄泉ではこの子達に、課長が茹でた鶏笹身をあげていましたよね?」
ええ。物資の中で猫に食べさせても大丈夫そうなのがコレ位でしたから。
栄養価の高さと脂の少なさが良いみたいなんですよ。ただ、コレだけだと飽きも来てしまいそうですし、
塩分と油脂を控えたツナを作ってあげたり、キャットフードも纏まった数が調達出来ますから、
飢えさせてしまう心配もせずに済んでひと安心です。

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/11(Sun) 22:04
南国に来たからにはまずこれを飲まなきゃダメでしょ?
という訳でお客さんにドリンクの無料サービスだ!
つトロピカルジュース

629 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/12(Mon) 12:12
>>624
お土産の、チョコレート…ですか?
そう言えば、黄泉にいた時…女の人が、課長さんにプレゼントしてたのが…

それだったら、課長さんへのお土産で…
あ、でも…わたし。お金、今持ち合わせがないから…無理

>>625
それって、確か…冷たくて、口に入れたら溶ける甘いの…だった?
ユウさんや准尉さん、妹さんが課長さんに買ってもらっていたけれど…
色々あって、どれがいいのか…よく、わから…ない

>>626
あ、そう…なんですか?
そう言えば、課長さんが黄泉で猫達にあげていたのって…

お腹空かせてたら、あげて…みます

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>627
そう…でした、ね…。
わたしも、課長さん達探行士の皆さんの力も、
全てが…“至宝ヨミ”の奇跡を引き出す為の、アルゲンありきの力、ですから…
そう、全ては…狂王の理想の実現の為の…道具としての。

でも、課長さんも…皆さんも、わたしを、たった一人の“ヒト”として…見て、くれた…
光を失い、心を閉ざした、失うだけだった時から…ずっと。
お礼を、“ありがとう”の一言を、きちんと言わなきゃいけないのは…わたしの、方

そ、そう…ですよね。お名前があるなら…そう、お呼びしなきゃ…失礼、ですね。ごめんなさい…
でも、課長さん…わたしにも、他の皆さんにも、優しい…です。
“はぁれむ”とか“たらし”が何かは、さっぱり…ですけど、きっと…そんな事する、悪いヒトじゃない…
わたし…ずっと、信じてます…から。

…あ、そう…なんですか?わたし、猫とか犬も、見た事あるだけ…だったから。
さっき頂いた“ささみ”をあげて、優しく、そっと…撫でてあげればいい、んですね?…わかりました。

あ、ありがとう…ございます。でも、わたし…今、お金が…どう、しよう?

>>628
…果物の、絞り汁…なんですよね?
これも、ここのお土産とか名物…みたいな?

え…?いい、んですか?そのまま、もらっても…?
あ、ありがとう…ございます。それじゃ、いただき…ます。

ん…。冷たくて、甘ったるくて、おい…しい。
日差しが強くて、暑い…から、余計なの…かも。

630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/13(Tue) 18:09
食事が終わったらみんなで遊ぼうよ、海でサーフィンとかに挑戦しない?

631 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/16(Fri) 12:15
>>630
あ、はい…えっ?
あ、あの…えっ、と…サーフィンって、何でしょう?
わたし、まだ…こちらには、来た…ばかりで

あ…あれが、そう…なん、ですか?
海の、波の上に、板の上に乗ったヒトが滑っている…あれ、でしょうか?
すごい、です…

でも、わたし…足が悪いから、きっと…あんなには、動けない…。
ごめん、なさ…い

632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/16(Fri) 16:10
ルキちゃんの足って治らないの…?

633 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/17(Sat) 23:15
ルキ(>>629
いや、いいさ。君も随分と打ち解けてくれた様でひと安心だよ。
結構前に血清を打って狂気を脱し、視力が戻った時に、
今後どうするかの話をした時に生活の援助を申し出てみた時は、
新たな束縛だとか疑われてしまったけれど、本当に随分と変わった物さ。
ユウ「あららぁ? マコト君さぁ…援助どころか『私が面倒見る』とかまで言っちゃってなかったぁ?」
彩千夏准尉「自分もそう聞いたぞ? 一言一句、間違い無く…な」
新見妹「はぁー!? 重ね重ね何してんのさ、このバカ兄貴はー!?
ウチやユイがいながら、こんな身寄りの無い小さな子までちゃっかり手元に置こうとしてたってのー!?
ロリコン! 変態!! マジ女の敵じゃーん!!!」
おい!! と言うか、確かに…まあ、そうは言いましたけど…。准尉殿も姉さんも勘違いしてます!
元の世界に戻れない以上、地球…と言うか日本に生活の基盤は必要になりますし、
今後この世界でやりたい事や生きる目的を見つけるにせよ、たった独りで異界から来てしまった以上、
資金面にせよその他諸々にせよ、何らかの手助けはしなければ…と思っての事ですよ!
ブラックマン「まあ、そうでしょうな…。社長や総裁の様に行くとも限りませんし」
寿人神父「ええ。そもそも戸籍等の問題もありますしね。
ルキさんを取り巻く環境があまりにも厳しいからこそ、課長さんもああ言われたんですよ」
新見妹「そこんトコはまーそだろーけどさー…移り気ヒドくて異性関係だらしないからねー。
間違って本気になったらバカ兄貴が飽きた、とかなったらカワイソーだしぃー」
移り気どうこうは否定出来ないけど…ほぼ毎度、飽きられるのも振られるのも大抵こっちだからな。
お前、光井に騙されてるからちっとも信じてないけど…はぁ。

ん? 代金の事かい? …大丈夫さ、君は何も気にしなくていい。
新見妹「そーそー。全額このバカ兄貴の奢りだからルキちゃんは気にせず何頼んでもいいからねー!
あ、ウチはとりあえずコレとコレと、そっちのアレもセットで…」
彩千夏准尉「奢りだから…と言うのは分かるが、程々にしておけ。腹を壊しても知らんぞ…」
…やれやれ。まあ、そう言う事だから私に気兼ねせずに君も好きなのを頼むと良いさ。

>>628
新見妹「そだそだ、それもあったんだー! ちょーだいちょーだいー!」
ユウ「フリードリンクかぁ、いいね! んじゃあたしも遠慮無く…」
…何か済みませんね、うちの社員が。しかし、暫く振りのちょっとした好意…ですかね。
訪れた動機こそ…ですが、こちらへ来た事自体は本当に良かったと思えますよ。

>>630
神崎「あまり自信は無いですが、少しやってみましょうか」
寿人神父「そうですね。海自体久しく来ていないので感覚は狂っているでしょうが、
折角なのでまた楽しんでみましょう」
…私は遠慮します。正直、遊泳すらも割合苦手な方ですので。
新見妹「ま、兄貴は昔っから運動音痴だからしょーがないねー。
サーフィンはした事ないから無理だけど、ウチもちょっと泳いでくるわー」
彩千夏准尉「自分も行こう。少し波が高くなっている様だから、あまり遠くには行くなよ」

>>632
本人に聞かない事にははっきりとはしませんが…。
蘇生の際に新たな肉体を得た様な物ですから、総裁から継続的に受けていた外傷の類は消えている筈…かとは思いますが。
ユウ「傷は消えても後遺症で、ってのはあるかもね。
普通に歩けるなら、そのままずっと使ってる車椅子に乗ったまま…って事も無いだろし」

634 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/18(Sun) 12:18
>>632
はい…。まだ、アルダに居た、時に…
ほぼ毎日のように、狂王に嬲られ、痛めつけられ続けて…
それで、いつしか目の光を失い、足も動かなくなって、それで…

課長さん達に会う、前は…“第2キャンプ”の“ヨミテン”という人たちにもらった、
この…車椅子に乗って、動けるようになった…んです。

赤い衣のあの子とひとつになってから、課長さん達の仰る通り…
足の消えない傷も…きれいに、なくなったけれど…でも。
それでも、動かない間が、あまりに…長かったから、うまく…歩けない、です…

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>633
あ…あの!課長、さん…あの時、は…その、ごめんなさい。
わたし、まだ課長さんの事も、皆さんの事も信じ、きれなくて…
また、狂王の時みたいにされると、思った…から。
だから、あんな事を…!

でも、課長さん…ずっと、親身になっててくれて、今は…こうして、助けてもらえた…から。
わたし、この世界では…まだ、どうしていいか、わからない…から、
ずっとお世話になりっぱなしで…本当に、ごめんなさい。
でも、皆さんとずっと一緒に居たい…から、どうしようもない、時は…また、助けて…下さい。

でも、課長さん…アイさんと、ユイ…さん?の面倒も見ていた、んですよね…?
きっと、まだ大変…なのに、わたしまで、お世話になって大丈夫…なんでしょうか?
無理、なさらないで…

あ、はい…ありがとう、ございます。
でしたら、そこの…“ハンバーガー”と“サンドイッチ”、ひとつ…ずつ、お願い…します。

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/18(Sun) 14:04
クア・アイナのデザートに「パンケーキブリュレ」があるから
デザートは別腹の人がいるなら良ければ一緒に食べてみない?

あとユウお姉さんが大好きなビールもあるけど、どう?飲んでみる?

636 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/18(Sun) 16:23
海釣りのフィッシングとかに興じてみるのも悪くないよ
かの『釣りキチ三平』みたく上手く釣れるといいなぁ…

637 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/18(Sun) 20:20
ルキ(>>634
新見妹「いーよいーよ、気にしなくて!
フツーはよく知らん男について来いとか一緒に住もう…なーんて言われたら、
下心丸出しに決まってんだから、警戒するのが当たり前じゃーん?
てかこのバカ兄貴はタラシだから余計だよねー」
お前、本当にいい加減にしろよ…。
まあ、それはそうと…だ。逃避行の前に換金した採掘成果を見る分には、
稼ぎを欠かさなければ、それなりの高水準な生活は維持出来そうだからね。
妹二人の卒業までの学費は問題無いし、尚更だよ。
…ただ、現状としてはそれ以前の問題が圧し掛かっているのが、ね。
神崎「現状、僕達は指名手配中のテロリストですから…。
濡れ衣を掃って帰国するまでが至難の業ですよ」
…ですね。コレばかりは社長を信じるしか無いのがどうにも。
平社員と臨時雇用社員にしがない中間管理職の限界を痛感させられてしまいます…。

…それだけで、いいのかい? と言うか、アイやユウ姉さんがおかしいだけか。
私も一度に食べられるのは似た様な物だしね。まあ、お代わりしたいなら、また気にせず頼んでくれ。
コレ位なら、本当にお安い御用って奴だからね。

>>635
新見妹「いいねー! ウチにもそれ、ちょーだい!!」
彩千夏准尉「アレだけ平らげておきながらまだ食べると言うのか…。
見ている方が胃がもたれそうなんだが。…まあ、折角の勧めだ。自分も頂こう」
ユウ「おぉお! そぉ来なくっちゃあぁ!! あるだけ大ジョッキで持って来ぉぉぉい!!」

…いや、何だろう。支払いは何度計算しても全然問題無い筈なのに、
この光景は見ているだけで不安にしかならないのはどうして…なんだろうか?
寿人神父「女性陣の皆さん、特にデザートとなると勢い止まるどころか加速してますからね…。
コレばかりは、流石に勢いに飲まれて引くのも致し方無いかと」

>>636
ああ、むしろその方が良いかも知れませんね。
私、待つのは嫌いではありませんし。
ブラックマン「ただし、当たりを引いた時はそれなりに大変ですがな…。
では、課長。私めも御一緒しましょう。どんちゃん騒ぎは私めも苦手ですしな」
そうですか。では、御一緒に…。夕食の足しを考える訳ではありませんが、
釣果で久々に刺身でも食べられれば嬉しいですがね…。

638 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/18(Sun) 21:18
そういえば病院のベットに一週間くらい寝たっきりだと
足の筋肉がガクンと落ちてまともに歩けなくなる話を聞いたことがある
ルキちゃんも歩行のリハビリ施設で根気よく訓練しないといけないね

課長さん、日本に戻れたらルキちゃんのリハビリテーションに尽力してあげようよ

639 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/20(Tue) 13:38
>>635
パンケーキ、ブリュレ…ですか?何だか、お菓子っぽくて…甘そう。
ユウさんも、アイさんも、准尉さんも、頼んでる…

わたしも、食べて…みたい。まだ、お腹…いっぱいじゃ、ない…。
課長さん、お願い…します。

>>636
海で、釣り…ですか?足も、ですけど…そんなに、力…ないから。
課長さん、執事さんと一緒に…行くって、行ってたけれど…上手く行く、でしょうか?

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>637
え…?課長さん、そんなに変な事…考えてない、と思います。
アイさん、あんまり言ったら…課長さん、可哀想…です。

そう、なんですね。一緒に暮らすのは大丈夫…
でも、狂王のせいで…日本には、帰れない…。あの男が、あんな事さえ…しなければ!
死んだのに…。課長さんが、殺して…くれたのに、どうして、居なくなっても…!
あの男は…わたしも、あの子も、課長さんも、社長さんも、みんなも…苦しめ続ける…の!?

ああ…!憎い!憎い、憎い憎い憎い憎い憎い……!!

>>638
一週間?寝た、きり…で?
そんなに、短い…間でも、寝たまま…だったら、歩け…ない?

だったら、わたし…もっと、長い間…寝てはない、けど…
歩いてない、から…もう、駄目…なの?

そ、そん…な!課長さん、わたし…どう、したら…

640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/21(Wed) 17:50
ルキちゃん…そう不安にならないで……
これでも飲んでみなよ、落ち着くよ
つ「ラベンダーティー」

641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/24(Sat) 17:59
メリークリスマス!聖誕祭なのでみんなでケーキを食べよう!
(…もちろん課長の奢りで(小声)ボソッ

642 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/24(Sat) 18:25
ルキ(>>639
新見妹「全ぇぇーん然カワイソーじゃないから、もっと言っちゃっていいんだってー!
ホントこのバカ兄貴、身内の心配を他所に職場でハーレムごっこやっ…」
ユウ「そこまでにしときな、アイちゃん」
新見妹「何でさー!? ウチらにした事考えたらコレでも足り…!」
ユウ「単にマコト君おちょくってるだけなら、正直別にどうでもいいわ。いつもの事だし。
けど、ココでそれ言うの…ルキちゃんの思いを片っ端から踏み躙ってるだけにしかなんないんだわ。
それに、マコト君がどんな思いして今まで探行士やってたか…ってのも考えたら、
あんまりずうっと一方的に責め立てるってのもね…そりゃ無いわ、マジで。
ま、お互い様なのとルキちゃんの事もあるし、ホント程々にしな?」
ユウ姉さん…。
新見妹「うぅ〜…ご、ごめん。そ、だよね…。
前に兄貴がキャンプでルキちゃんが襲われた時に形振り構わずに庇って、
死に掛けた事ある…って聞いてたし、探行士になって稼いでた事だって…ホント、バカなんだから…前から、ずうっと、いっつも…!」
お、おい…! お前なぁ…はぁ。

あ、ああ…済まないね、見苦しいトコ見せてしまって。
そ、そうだね。そのパンケーキブリュレか…欲しいなら気にせず頼むといいさ。
今日は私の奢りだから何も気に…ルキ?
新見妹「え? ルキ、ちゃん…?」
ルキ! もう、もう…いいんだ。確かに、今はこんな有様だけど、
総裁は、もう…居ないんだ。もう、コレ以上は…総裁は僕らに何も出来やしない。
だから、コレ以上…そんな顔、しないでくれ。もう居ない仇なんかの為に、苦しむ必要は無いんだ…!

>>638
寿人神父「え病人だからずっと寝かせておけばそれで良い、と言う訳では無いんですよね…実際。
寝返りも打てない様な方をそのまま放置すると、床擦れが悪化してしまうそうですし」
…ええ。めぐみ先生からも、そう言う風に言われました。
無論、我々としても少しでもあの子が良い環境で生きられる様に尽力します。
一先ずはココででも可能な事は一つずつこなして行きましょう。
ユウ「それと、後はルキちゃん本人の頑張り次第だね。
コレばっかりは、本人の意思がなきゃ続かないしさ」

>>640
彩千夏准尉「気を遣わせて済まんな…。
不安なのはあの娘だけではなく、お前もだろうに」
そう、ですね…。黄泉99行区の様な過酷を通り越した様な環境では無くとも、
祖国や郷里に戻れないどころか、戻れば追われる身…ですからね。
不安と焦燥が尽きぬのは今も変わりはありません。
ブラックマン「社長はそれ故に潜伏先としてリゾート地を選んだのでしょうな。
少しでも社員と関係者の皆が心安らぐ様に、と…」
ええ。社長も今回の件は柄にも無く気にしていた様ですし…。
兎も角、折角の心尽くしですし皆で頂きましょう。

643 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/24(Sat) 18:30
…す、済みません。行き違いになってしまいました。
新見妹「もー、何やってんのさバカ兄貴ー!!」

>>641
そう言えば、そう…でしたね。
御心配無く。既に手配はしておりますので、届くのを待ちましょう。
ユウ「大丈夫大丈夫、マコト君、もぉ散々奢ってくれてるからさぁ!
ケーキ一つでケチケチしたりしないから安心しなよ!」

644 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/25(Sun) 12:25
>>640
あ、えと…あの、その…

あ、ありがとう…ござい、ます…。
何だか、まだ…知らない事、知ったら怖い事…だらけで、
まだ、落ち着かなくて…

…温かくて、落ち着く。それに、いい…香り。
課長さんも、皆も…一緒だから、もう少し…頑張って、みます

>>641
そう、言えば…社長さんや、管理官さんに…聞いた事、ある…ような。
大きなケーキや、七面鳥か、鶏を焼く…んです、よね…?

あ、あの…もう、課長さん…用意、してくれてる…みたい、です。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>642-643
あ、あの…!アイさんも、ユウさんも…その、落ち着いて…!
わたし、踏みにじられてる…なんて、思って…ない!
課長さんが、きつい言い方…されてるみたい、だけど…でも、
課長さんが、気にかけられてて…きつく、言われてるだけ…だと、思うから…

あ、そう言えば…わたしが、ヨミヘイ達に襲われた時、
課長さん…ヨミヘイのヤリやツルギに、串刺しにされたのに…それでも!
死にそうな、怪我…してても、蹴散らして…助けて、くれた。
あの時から、ずっと…わたしなんかにも、優しかった…

…っ、あ。ご、ごめんなさ、い…
そう、ですよね…。あいつは、狂王は…もう、いない。どこにも…
課長さん達のおかげで、もう…会う事も、ない…。
憎み疲れて、泣き…疲れたから、もう…忘れます。もう、忘れたい…
課長さんの奢りの…パンケーキ、ブリュレ食べて…気分転換、します…。

645 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/25(Sun) 20:55
>>644
新見妹「うわ!? ル、ルキちゃん…? いやー…うん、まー…」
ユウ「確かにアイちゃん、いっつもキツいからねぇ…。
言い方はアレだけど、ああ見えてもずっとマコト君大好きだったし、
そぉじゃなきゃ、あんなトコまで無茶して追っかけて来たりしないからね?」
新見妹「ちょ!? ユウ姉ちゃ…!」
ユウ「それと、マコト君も結構鈍感で無神経だったりするからなぁ…。
何ならルキちゃんも思い切ってガツンと言っちゃっていいと思うし、
言わなきゃすぐ無茶して突っ走るから、キツく言って止める位が丁度いいかも。
マコト君、押しに弱いからガンガン押しちゃってわからせた方が早いわ、うん」
…勘弁して下さい。アイや光井みたいなのは、もうお腹一杯ですよ…。

神崎「そう言えば…あの時は中々に凄惨で鬼気迫る場面でしたね」
ブラックマン「それも、自らが傷付くのを厭わぬ性質故に、
一瞬たりとも迷わず奴らの凶刃に自ら身を投げ出しておりましたからな…」
ユウ「んで、何で助けたか聞かれたら『死なれたら寝覚めが悪いから』…なぁんて、
柄にも無く格好つけてたりしてるし…何やってんだもぉ、って感じだったわ」
…ええ、まぁ。あの時は流石にルキにも呆れられてましたし、
今思えば、正直格好付け過ぎたかな…とは思わなくもないです。

彩千夏准尉「…どうだ? 少しは落ち着いたか?」
ああ、そうさ。総裁は、確かに君の助力で皆と共に打倒した。
しがらみはもう無くなったのだから、コレからは自分の為に生きるんだ。いいね?

646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/25(Sun) 22:01
あっ、見て!あそこにフラダンスしてる美人な踊り子さんがいるよ!

647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/26(Mon) 21:06
アロハシャツを買って着てみた、どう?似合うかな…?

648 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/27(Tue) 14:16
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>645
あ、あの…だって、アイさん…めちゃくちゃに、怒ってる…時も、
最後には、泣いてた…事だって、あった…。
本当に、嫌って、そんな事…してたら、あんなに…泣いてない、です。
それに…そう言う風に、言われたら…いつも、赤くなって…焦ってる。だから…ふふ。
でも、それで…いい、かも。課長さんも、そう言う時は…すごく、うろたえるから、
お互い、何だかんだ…で、心配してると、わかっちゃい…ます。

…わたし、大声出すのとか、苦手…だから、突っ込んで…じわじわ、責めます。
課長さんが、初めて…わたしの事、命懸けで助けてくれた…時、
どうして、そんな事だけで…自分も死にそう、なのに…助けてくれたか、わからなかった…。
…ふふ、こう言うのって…“照れ隠し”って言う、んです…よね?今なら、何となく…わかっちゃいます。
正直になれない人って、怒るより…じっくり、聞く方が…根負け、しやすい気がします…。
だから、わたし…アイさんやユウさんとは、違う形で…攻めちゃいます。

…あ。ごめん…なさい。そう、ですよね…。あいつは、もう…死んだ。
あいつは、もう…どこにも、いない。だから、もう…何も、出来ない…
課長さんが、助けて…くれた、から…。

でも、どう…しよう?わたし、まだ…こちらの事、知らない事…だらけ。
自分で、何がしたいのか…何が、出来るのか…まだ、わからない。探さなきゃ…。でも、どうしよう…?

>>646
何だか、ダークエルフか魔族…っぽい、肌の色の人…
でも、おおらかで…明るそうな、人…

何だか、ゆったりしてて、落ち着けるみたいな…踊り、ですよね。
足が動くなら、わたしにも…踊れる?

>>647
色々な模様が、いっぱい…。凄く、派手…
でも、あんまり派手…だから、どうしても…そっちが、気になってしまい…ます。

似合う、かどうか…は、よく、わからない…です。
でも、いつもより…明るく、見えます…

649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/28(Wed) 20:46
で、肝心な話でおたくらはいくら稼いだんだ?大体適当いいから教えてくれよ

650 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/28(Wed) 21:47
南国のホテルは快適かい?まあ、泊まれるホテルもピンキリだけどね

651 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/29(Thu) 18:30
ルキ(>>648
新見妹「あー!/// やめてやめてやめて!!///
そんなんじゃないったらー!!!///」
彩千夏准尉「…やれやれ、何を騒いでいるのだか」
くく…。アイの奴がココまでうろたえるだとか、中々に傑作だよ。
素直じゃない面倒な奴には、底抜けに純粋な手合いをぶつけるのが一番…か。
当分はアイの事はルキに任せ…は? いや、ちょっと待ってくれ!
じっくり、だとか責める…って、何言って…?
ユウ「ルキちゃんが…なぁんか変な方向に目覚めちゃった?
んでも、コレからはちょこっと面白い事になりそうだねぇ…マコト君弄りが」

…勘弁して下さい、本当に。ま、まあ…それはそうと、だ。
まだ右も左も知らない様な状態で放り出されている事には変わりは無い、だろうからね。
今は時間も十分にある事だし、焦らず、じっくりと考えればいい。
ココで自分だけが出来る事が無い分、余計な事に縛られる必要も無いんだから。
ユウ「そぉそぉ、リラックスしてのんびりすりゃいいの」

>>646
ユウ「まさか、生で腰蓑とブラやタンクトップみたいなのだけ着て踊ってるのを見る…なんてねぇ」
まさに南国の風物詩…とでも言わんばかりの光景、ですね。
こう言うの、出来ればきちんとした旅行で見たかった物ですが。
彩千夏准尉「仕方あるまい。逃避行とは言えど、来る機会が有るだけでも十分だろう」

>>647
新見妹「おぉー! コレぞハワイ、って感じだねぃー」
彩千夏准尉「いつ着てみても思うが、派手だな…コレは」
寿人神父「意外ですよね、海野さんがこう言うのを着るのも。
ああ、そちらの貴方には中々似合っておられますよ」
それなりの体格の方なら、雰囲気にはかなり合ったチョイスかと。
…私は体格については今ひとつですし、あまり似合う気はしませんが。

>>649
そう、ですね…。現時点では、換金を済ませた分は6億…でしょうか。
新見妹「おおー!コレだったら一生遊んで暮らせない!?」
彩千夏准尉「勘違いはするな、新見。あくまでもコレは、採掘課全員の稼ぎの合算だ。
ココから分配するとなると、一人当たりの取り分は千万単位だぞ」
ブラックマン「それに、現状は海外での潜伏中だ。
その間は個人に分配して好き放題に使うと言う訳にも行かん」
まあ、当面の生活費に関しては社長のポケットマネーからの捻出ですし、
我々が必要以上に気にする事ではありませんがね…。

>>650
いえ、生憎とホテルは利用しておりませんよ。
ユウ「そぉそぉ。実はあたしら、社長が現地に購入した別荘に居るんだわ」
神崎「それについては、お祖父様…いえ、御舟総裁も幾らか出資しているんです」
新見妹「マジ!? いや、住んでるトコについては知ってたけど、何でさー!?」
…アイ、僕らの今置かれた立場を忘れたか? 形の上では、黄泉の大規模テロの主犯格なんだぞ?
現状ではまだ、国際指名手配まではされてはいないけれど、
公社と政府の出方次第じゃ、今後どうなるかは知れた物じゃないんだ。
下手に足取りを追われる様な事は極力避けなきゃならない。
寿人神父「仰る様なホテル暮らしではありませんが、悠々自適な生活は送れてはいますよ。
黄泉に向かう前までからはとても考えられない程の、ね…」

652 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2022/12/31(Sat) 12:31
そう、言えば…今日は、一年の…最後の、日…なん、ですよね?

>>649
6億…だ、そうです。よくわからない、ですけど…すごい、大金…ですよね
アイさんは、“一生遊んで暮らせる”なんて…言ってますけど、どう…なんでしょう?

>>650
ホテル…っていうのじゃ、ない…です。
でも、社長さんの別荘…広くて、いいとこ…です。
でも、会社のみなさんと、管理官さんも…一緒だから、ちょっと…狭い、かも。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>651
アイさん…顔、真っ赤。それに、すごく…あわててる。
こういうのって、“図星”だから…こんなになる、んです…よね?ふふ…

それに、課長さん…大丈夫、ですよ?
わたし…あの子とは違って、荒っぽい事…苦手、ですから…
優しく、じっくり、念入りに、聞いちゃいます…。
ウソとか、誤魔化しとか…ダメ、ですよ?正直に、なるまで…離しません、から。

…はい。狂王や、社長さんみたいに…大きな事、きっと…出来ない、です。
でも、ちょっとした事なら、お手伝いや…勉強、して…頑張り、ます。
言葉は通じる…けれど、字は読めない…から、まずは…そこから、頑張らないと

狂王は、死んだ…。けれど、それでも…みんな、大変な日々を…過ごしてる。
来年は…世界を救った、課長さん達に…いい事、あって…欲しい。
だから、わたし…教えてもらった、この言葉…少しでも、大きな声で…言い、ます。

…良い、お年を!!

653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2022/12/31(Sat) 16:26
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/´.三 ヽ匸匸匸匸匸匸匸匸l
{ニそニ}| ∧,,∧  ドーゾ∬  |
{ニ  ニ}i(´・ω・) ∬∩,,∩
{ニばニ}i(つ\≠/(・`  )
ヽ 三 ノ | | ̄ ̄ ̄(  o )
 ┗┛ | |  ┳┳し┳┳ |

  ∧_,,∧    一年間お疲れ様でした、お好きなおそばをどうぞ…
 (´・ω・`) _。_
 /  J つc(__アi!
 しー-J     旦~  ← そば湯

 ∬____    ∬____    ∬____     ∬____    ∬____     ∬____   ∬____
 \≠/    \≠/     \≠/     \≠/     \≠/     \≠/    \≠/
.    ̄    .    ̄     .   ̄     .    ̄    .    ̄     .    ̄    .    ̄
 かけそば  月見そば   山菜そば   きつねそば  たぬきそば  おかめそば  天麩羅そば

 ∬____    ∬____    ∬____     ∬____    ∬____     ∬____   ∬____
 \≠/    \≠/     \≠/     \≠/     \≠/     \≠/    \≠/
.    ̄    .    ̄     .   ̄     .    ̄    .    ̄     .    ̄    .    ̄
かき揚げそば にしんそば 玉子とじそば 鴨なんそば  なめこそば   力そば   とろろそば

654 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2022/12/31(Sat) 18:19
…今年は、良くも悪くも大きく事態が動きましたね。
ユウ「大体総裁のせい…なんだよねぇ。あぁ、いい迷惑だわホント」
新見妹「てか、良くも悪くもって言うけどさー…最悪の結果ばっか引き当ててないー?」


ルキ(>>652
新見妹「だーかーらぁー!!/// あーもー、何なのよぉー!!///」
寿人神父「あの愛那さんがすっかりタジタジですね…。
まあ、普段から課長さんの出発や帰りを必ず一番に迎えや見送りに出ますし、
普段のお兄ちゃんっ子振りを見られていては、とても言い返せない物でしょう」
新見妹「あぅ/// トシ兄まで…。けど、兄貴もキッチリ詰められてるし、お相子かなー?」
…う。い、いや…その。何か怖いんだけどな、ルキ…。
それに、そう言う…その、何だ。あんまり、迫らないで…くれよ。
言い方だって、何か…ああ、変な誤解生みそうだし。
ユウ「おぉ、ルキちゃんも意外とヤるねぇ…。マコト君の顔色、すっげぇ事なってるし。
今度はあたしもそっち方面で攻めてみっかなぁ…?」
ユウ姉さんまで! もう、本当に勘弁して下さいよ…。

あ、ああ…そうだな。総裁だって社長だって、確かに大事は成したけど、それでも一朝一夕じゃない。
二十年もの歳月を掛けて、苦労に苦労を重ねてアレだけの物を得たんだ。
君はまだ、スタートラインに立ったばかりなんだし、今の二人とは比べるべくもなくて当然なんだ。
…そうだね、先ずはそこからか。私で良ければ、いつでも付き合うさ。
神崎「折角ですし、日輪学園への編入しませんか? …と言いたいですけれど、
今は流石に帰国も出来ないですしそれは無理ですからね…残念」

>>653
ユウ「おぉ、なんかこっちに似つかわしくない本格的な屋台じゃん!」
彩千夏准尉「確かにな。…もしかして、課長が?」
いえ…私は頼んだ覚えがありませんが、待てよ。もしかすると、コレは…社長が?
ブラックマン「恐らくは、でしょうな。まあ、そうならそうで折角の好意である事には相違無いですし、
遠慮せずに好きな物を頂くのが良かろうて。私めは…とろろのを」
彩千夏准尉「自分は月見を。黄泉帰りの父がよく振舞ってくれたからな」
神崎「僕は普通のかけ蕎麦で」
寿人神父「私はかき揚げのを。サクサクしたのが好きなんですよ」
新見妹「ウチは鴨南蛮! この固くて脂っこいのが妙にクセになんだよねー」
ユウ「あたしはおかめで! やっぱ具沢山なのがいいわぁ」
私は山菜蕎麦をお願いします。暫く見る事も出来なかった具材ですし、
無性に食べたくなってしまいましたから…。


皆様にも大変な辛苦を掛ける破目となってしまいましたが、
今年はようやく生きて黄泉を出る事が叶いました。未だ苦難続きではありますが…。
ユウ「来年こそイイ事あると信じて!」
彩千夏准尉「では、また明日にな…」

655 名前:猫の群れ 投稿日:2023/01/01(Sun) 06:06
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さん…明けましておめでとう)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(ルキちゃ〜ん、今年もよろしく〜!)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(そう言えば、おせちの準備出来てるー?)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(尾頭付きの鯛、僕も欲しいな〜)
.c(,_uuノ

656 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/01/01(Sun) 12:17
あ、あの…皆さんあけまして、おめでとう…ござい、ます。
年の初めは、こう挨拶…すればいい、って…管理官さんと、社長さんが…言ってました、ので

>>653
あ…ありがとう、ござい…ます。
温かくて、いい香りが…並んだ鉢から、伝わって…きます

え、えっと…この中から、どれか…を?
それでしたら…この、“てんそば”って言うの…頂き、ます。

…フライみたいなの、と思ったら…さっくり、じゃなくて…ふわふわ。
柔らかくて、温かくて、おいしい…。ありがとう、ござい…ます。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>654
そんな…。怖い、なんて…ひどい、です。
あの子みたいに…取って、食べたりなんて、しないです…から。
それに、誤解だなんて…課長さんが、素直になってくれればいいだけじゃないですか…ふふっ。

でも、ユウさんが“攻め”なんて言ってる…位だから、
あんまりそれで、迫ったら…課長さん、かわいそうですし、程々に…します。
でも、隠し事…とかしたら、また…これで、行きますから。

…そう、ですよね。狂王も、残っていた“魅了の力”で…好き勝手は、出来た。
でも、それだけに頼らずに、“公社”や“霊樹”みたいな…“黄泉”に関わるものを造り上げ、
計画のために、あそこまで…大きくして、いった。
社長さんだって、この会社作るのに…きっと、すごく…大変な思い、してる。
わたし、まだ…黄泉の外じゃ、何も…出来て、ない。
これからのため、もあるけど…何より、わたしもこの世界の事…もっと、もっと…知りたい。
だから、色々…教えて、ください。

そう、言えば…“日輪学園”って、神崎さんの行ってる…学校、ですよね?
今は、まだ…ダメ。でも、全部…解決したら、入れますか?楽しそう、だから…行って、みたい。

猫の群れ(>>655
あ、あの時の…。この子達、課長さん…の?

…よしよし、いい子。え…?課長さん達が、用意した…お昼ごはん、欲しいの?
さっきから、大きな焼き魚の方…ずっと、見てる。

でも、黙って取ったら…ダメ、かも。だから、課長さんが来るまで…待ってみよう?

657 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/01(Sun) 14:03
新年あけましておめでとう、今年の抱負は無事に日本へ帰国する事かな?

658 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/01/01(Sun) 20:23
明けましておめでとうございます、皆さん。
新見妹「黄泉からは出られても、なんか素直には喜べないけどねー」


ルキ(>>656
い、いや…その、何て言うか…だな。
物理的に、ってのじゃないのは解るんだ。ただ…何と言うか、
それだと僕らが色々おかしな関係だと疑わ…。
新見妹「だーっ! やめぇぇー!! それ以上はダメー!!!
そんな迫り方して、バカ兄貴が勘違いして押し倒されたらどーす…!」
ユウ「アイちゃんアイちゃん、いいからちょっと落ち着きな。
マコト君、そこまで下衆じゃないしルキちゃんもそぉ言う意味はわかってないって、きっと。
ま、でも変に気を遣っての隠し事とかは控えた方がいいかもね。
ルキちゃんがどぉするかは置いとくとして、そぉ言うのも案外傷付くから気を付けた方がいいよ」
…はぁ、ですね。私が思っている程、ルキも子供じゃない…のかもな。そこはアイとユイも…か。

ああ、そうさ。外の世界に出たばかりなんだから、まだ本当にスタート地点なんだよ。
まずは読み書きからでも始めようか。小学一年の国語や算数の教科書でもあれば…。
神崎「それでしたら、日輪学園の小等部の物でも送って貰いましょうか。
お祖父様の伝手であれば、それ位は容易な事だと思いますし」
…済みませんね、神崎さん。
神崎「いえ。少しでもルキさんに学校の雰囲気を味わって貰うならば、
僕達で出来る事なんて、今はコレ位ですから」

猫の群れ(>>655
ユウ「お、なんかみんなして集まってるねぇ」
よしよし、いい子にしていたかい?
…ああ、そうか。お節料理の準備なら、この通り…もう出来てるさ。
勿論、今日は奮発して尾頭付きもこっちにもう一つ用意してる。ほら、食べな。
塩気は抑えて、身も解して細かい骨も取ってあるから大丈夫だぞ。

>>657
はい、おめでとうございます。
彩千夏准尉「無論だ…と言いたい所だが、それはあくまでも目的の為の過程だな」
神崎「そう、でしたね…。彩千夏さんの場合は、黄泉で遂げるべき本懐がありますし」
新見妹「ま、ウチも兄貴連れて家に帰らなきゃ…だしねー。
てか、帰るよかまずはあのトンでもない冤罪何とかしなきゃ…だけどねー」
…ああ。このままじゃ、戻っても追われ続けるだけだからな。
しかし、実質日本国を相手にしている様な物だからな…どうすればいいのか。

659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/02(Mon) 21:18
あーモミティが美味しい…みんなも飲んでみるかい?

660 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/01/03(Tue) 13:00
>>657
課長さんと社長さん、管理官さんにカサンドラのみんなは、きっと…そう。
わたしは、まだ…どう、しよう?でも、日本へ…行かなきゃ、始まらない。
きっと…そんな気が、します。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>658
課長さん…失礼、です。わたし、そんなに…子供じゃ、ない…
体が…女らしいところが、特に小さいから…間違われる、かも…だけど。

そう、ですよ…?課長さん、いつも…大事な事、隠して…抱え込んで、しまってる…。
だから、アイさんだって…騙されたって、怒って…でも、心配で…黄泉に、探しに…来てるの、きっと。
それに、隠し事だらけって…相手を信じてないから、する事…。
課長さんは、わたしや…みんなを、信じて…ないんですか?酷い、です…。
そんな事、するなら…誤解されるまで、おかしな事…しちゃいます、から。

…あ、ありがとう…ござい、ます。でも、それって…どんな本、なんでしょう?
管理官さんが、黄泉で見せてくれた“絵本”とは、また違うの…でしょうか?すごく、気に…なる。

>>659
あ、あの…この二つの、飲み物…ですか?
ミルクと、果物の…ジュース?どっちも、何か粒々なの…入ってる?
わたし…ジュースの方、もらっても…いい、ですか?

あ…おいしい。この黒い大きな粒、何だろう…?
つるつるして、歯応え…あって、黒い真珠…みたい。

…あ、こっちの方は…グァバ、モミ…?名前、間違って…た?

661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/13(Fri) 21:26
ハワイに定住すると「10年10ヵ月11日」で100万ドルを消費してしまうらしいよ

662 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/13(Fri) 21:31
ふふ、ルキちゃん、シャボン玉って知ってる?
このバブルガンでもくらえー!(ルキにシャボン玉を浴びせる)

663 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/01/15(Sun) 08:55
>>661
ひゃくまん…です、か?そんなに、お金…かかるんですね、ハワイって。
でも、十年なら…実は、思ったほどでも…ない?
それに、さらっと流してた…けど、ドル…って、何でしょう?

>>662
え?し、知らない…です。玉って言うから、丸いの…です、よね?
それ、どんなの…きゃ!?な…?な…?何、するんで…あ。

丸いのが、あれだけいっぱい…あった、のに…少し、浮いてたと…思ったら、
すぐに、ぱちぱち弾けて…消え、た…?
アルダの魔術でも、黄泉の異術でもないのに、すごい…。
もしかして、これって…“地球”の“科学”って言うので出来る、すごい…事なの?

664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/15(Sun) 21:35
ルキちゃん、暇だからチェスやオセロで遊んでみない?意外と簡単なものだよ

665 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/01/15(Sun) 22:00
ルキ(>>660
あ、ああ…済まない。
新見妹「ごめんねー、デリカシーカケラも無いバカ兄貴で。
てか常識で考えろよー。ルキちゃんがこっちに来たのってさー、
社長さんや総裁と同じく20年前だろぉー?」
ユウ「…にしても、見てくれは思春期真っ盛りの女の子じゃん。
それって、何らかの理由で成長が止まってたかそれとも…」
神崎「異世界では有りがちな長命の種族か…かも、ですね」

そ、そうか…? 総裁との決戦でも、むしろ頼ってばかりだった気がするんだけどな…。
彩千夏准尉「それは必須不可欠を要求される分野と事象の話…だと思うがな。
普段は何かと先ずは自分が先に出て解決しようとしているだろうが」
寿人神父「ですね。それも、危険であればある程…な気がします」
新見妹「大体さー、お金ないからってウチらに黙って探行士やってんじゃーん?
ウチもユイも散々止めろって言ったのにさー。んで最後にゃ行方不明だし…」
ユウ「みんなツッコミ早いなぁ。ま、でも隠し事だらけじゃそりゃ疑われるわ。
何でもズケズケ言っちゃうのも考えモノだけど、マコト君の場合は逆に隠し過ぎなのがなぁ…。
あたしも幼馴染同士の再会の時、直ぐに言ってくれなかったのちょっとショックだったしさ」
う…。いや、でも匙加減は間違えたかも…ですが、逆ですよ!
信じているからこそ、尚更危険や面倒に晒したくないのであって…ああ、もう!!
分かったよ! たまには頼るから、そう言うの…勘弁してくれ、本当に。
アイやユウ姉さんって、一度誤解されると本当に面倒なんだからさ…。(ぼそり)

いや、何て事は無い只のほぼ文字だらけの科目毎の指南書だよ。
神崎「ココに今あるのは小学一年向けだから、ほぼ平仮名で書かれていますけどね」
先ずは文字に対応した読み方を覚える事から始めなきゃいけないな。
コレはまだ本当に序の口と言う奴だよ。

>>659
ミルクティー…ですよね、それ?
ユウ「ルキちゃんが今飲んでるのはトロピカルジュースっぽいね。
どっちも黒い粒々入りかぁ…」
彩千夏准尉「そうだな。口寂しくなった頃合だし、一つ頂くとしよう」
あまり強い甘味では無いですね。まあ、私はコレ位が丁度良いんですが。
新見妹「このツブツブの食感がいーよね!
てか、ウチは何か物足りないからルキちゃんと同じのも頼むわー」
…程々にしておけよ。その入ってるタピオカだけでも結構なカロリーになるからな?

>>661
新見妹「ひゃ、ひゃくまん…? 十年でそんなにー!?
てか兄貴、コレって円換算でどん位だったっけ?」
大体為替相場を見るなら低くて百円、高くて百三十円の間…だからな。
変動次第でもあるだろうが、まあ一億二千万程度はかかるって事…じゃないか?
ユウ「内訳は良くわかんないけど、現状無職で浪費する一方じゃコレはキツいかもねぇ」
…とは言え、別に定住を考えている訳ではありませんし、
そもそも十年単位で住み続ける様な事態になっては非常に不味いんですよ、私達の場合は。
神崎「…ですね。何としてでも、最悪でも年内には帰国したい所です」
ブラックマン「神崎君や御舟総裁は尚の事、か。
何せ、抱えている物が黄泉の事だけには留まりませんからな…」

>>662
彩千夏准尉「…何をやっているんだ、お前は」
ユウ「シャボン玉かぁ。あたしらもマコト君に吹き付けてたの思い出すなぁ」
新見妹「そーそー。兄貴やユイにプー! ってやってたねー」
…やり過ぎてユイを泣かして散々怒られてただろ、二人とも。
けど、懐かしいな。洗剤や石鹸に水、ストローがあれば手軽に出来る遊びだったし。
はは…そんなにご大層な物じゃ無いよ、ルキ。ちょっとした事で手軽に出来る遊びさ。
まあでも、理屈を知らなければ奇術の類に見えるのは仕方が無い…かな?

666 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/01/16(Mon) 14:00
>>664
チェス…と、オセロ…ですか?
オセロ、って言うのは初耳…ですけど、チェスだったら、
狂王が、時折会っていた…色んな人と、していたのは…見た事、あります。

でも、ルールとか…詳しいやり方は、わからない…
良かったら、教えて…くれますか?

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>665
わかって、もらえれば…いいです。
でも、わたし…自分が“神の子”として…創られた、らしい…事、
それだけしか、はっきりとは…解りません。
外見的には、たぶん…“エルフ”じゃないか?って、言われた事…あります。
狂王が死んだ今は、もう…きっと、わたし含めて…誰にも、わからない。

あ…。そ、そうです…よね。文字を覚える、のだから…文字、だらけは当たり前。
それじゃ、この…“ひらがな”って言う…んです、よね?早速、教えて…下さい。

はい…それで、いいんです。課長さん、一人じゃ…ないんですよ?今の、わたしと…同じで。
だから、課長さんがそうしてくれた…みたいに、課長さんも、もっとわたしの事…頼って、ください…。
…あれ?でも、今のわたし…“神の子”の力に、関係ない事だったら…何が、出来るの?
あ、えっと…わたし、どうしたら…?

667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/16(Mon) 21:15
せっかくの海なんだから、みんなでお船に乗ってクルーズしてみようよ

668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/17(Tue) 23:35
お金に余裕があったらスキューバダイビングも体験してみたくない?

669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/18(Wed) 22:04
で、肝心な話。冤罪を晴らして無事帰国する計画は進んでいるの?課長さん

670 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/01/20(Fri) 18:35
ルキ(>>666
あ、ああ…。そ、そうだ! 自分の出自が気になるのかい?
ユウ「見た目はあたしらと大して変わんないのに、
もぉ二十代でそんな格好って事は、その…何だっけ? そぉそぉ、『エルフ』だっけか。
確か、相当長生きで中々歳も取らないって言うから、やっぱそれなんじゃないの?」
寿人神父「持ち合わせていた力がエルフのそれでは無いのなら、
エルフの身体にその力を与えた、みたいな肉体改造でもされた…かも知れないですね」

神崎「まあ、所詮は調査を元にした憶測の域を出ませんがね。
全てを知っているであろう筈の総裁からは核心に関わる情報を聞きだす事も叶いませんし、
コレ以上は無意味な詮索を続けて不安を煽る様なマネは避けた方が良いでしょう。それより…」
折角教科書が届きましたからね。では、国語の授業…から始めるかな。
先ずはこの文字から…。コレは「あ」と読むんだ。
ユウ「マコト君、結構ノリノリだなぁ。…ま、先生ってか家庭教師のお兄さんって感じだけど」

…ルキ? どうした、そんなに思い詰めた顔をして。
はは、何だ…そんな事か。今はまだ始まったばかりで何も思いつかないのも仕方無い事さ。
とりあえずは、心も身体も病まずに普段通りに傍に居てくれればいいさ。
何気ない笑顔を見せてくれるだけで、元気になれるから今はそれだけで十分だよ。
新見妹「…うわー。まーたこのバカ兄貴、ナンパモード入ってるしぃー…」

>>667
ユウ「おぉ、いいねぇ! とりあえずクルーザー借りに行くかぁ!!」
…私は遠慮しておきますよ。正直、船酔いが酷いので。
ユウ「えぇ、勿体無いなぁ…折角クルージング楽しみたかったのにさぁ!」
新見妹「兄貴、乗り物酔いも結構シャレなんない位ヒドいからねー。
バスとか列車でもあっさり酔っちゃうし」
ブラックマン「仕方あるまいて。一先ずは我々だけで行くとしよう」

>>668
彩千夏准尉「そう、だな…。ならば必要な器具を貸して貰う事にしよう」
新見妹「それ、ただ海に潜るだけじゃーん? だったらウチはいーかな。
だってさー…黄泉子宮で散々潜らされて水中はもーお腹一杯だしさー」
寿人神父「でも無いと思いますよ? そもそも潜った時の勝手が違いますから」
神崎「日輪アビスの水没区域でもそうなんですが…あの手の水域は、
感覚としては『泳ぐ』と言うよりは『歩く』方ですからね。
それなりに楽しめそうですが、感覚の違いには十分気を付けないといけないかも…」

>>669
…結論から先に申し上げますと、進展はほぼ皆無ですね。
そもそも、国家権力の中枢が絡んだ謀略に只の小市民如きがどう立ち向かえと? …と言う様な有様ですし。
神崎「お祖父様の伝手でなら幾らかの根回しも可能…とも思われましたが、
僕達も指名手配犯の一人とされてしまった以上、現状では期待出来そうにありませんね」
ブラックマン「それは、何故だね?」
神崎「『特務部隊XTH』の存在がある以上、容易に干渉が出来ない筈の立場である僕達までも、
こうして名指しで追い落とせる状態に持って行かれてしまった…と言う事は、
既に首相官邸からして久世戸総裁の影響下に置かれてしまっている…からなのでしょう。
そうであれば、下手に動けば御舟財閥やXTHその物の解体の危機も有り得るので、
表立っても裏から手を回すにしてもほぼ身動きが取れない状態…なんです」
ユウ「てか…最悪、政治家連中が『魅了』されちゃってる可能性もある訳だからなぁ…」

単に日本に「戻る」だけならば、社長の米国の友人の伝手があるので問題は無い…そうですが、
現状は戻った所で冤罪を晴らす手段が無さそうなので、動くに動けない…と言った所でしょうか。
寿人神父「我々の冤罪…と言うか、久世戸総裁が引き起こした一連の事件の、
証拠となる物でも押さえられれば何か変わりはあるのでしょうが…」

671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/20(Fri) 19:06
みんなで今回の騒動をまとめたノンフィクションの本でも出版してみない?

672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/22(Sun) 22:07
そこの日本人がやってる屋台で「わたあめ」を買ってみた
みんなの分も買って来たから食べない?ルキちゃんもどう?

673 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/01/23(Mon) 14:00
>>667
くるーず…?あ…船出、するんですね?
そう言えば、船ってまだ…乗った事、無かった…です。
島へは“飛行機”って言うので…空、飛んで来ました…から。
わたしも、ご一緒…いい、ですか?…え?課長さん、一緒じゃ…ない?

>>668
すきゅーば…だい、びんぐ?それ、何でしょう?
准尉さん、道具借りて…潜るって、言ってましたけど…

あ…泳ぐんですね。わたしは、怖いから…遠慮、します

>>669
課長さんも、社長さんも、管理官さんも…他の皆さんも、
毎日毎日、色々相談…してるみたい、です…。

でも、難しい顔して…困ってる、だけ。
狂王がした事なのに、どうして…いつまでも、みんなが…

674 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/01/23(Mon) 14:00
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>670
…かも、知れません。でも、だとしても…もう、関係ないです。
わたしは、わたし…。狂王に創られて、至宝の為だけに生かされて、
“地球”に連れて来られても…ずっと傷つけられて、
絶望しかなかった日々から救われて、課長さん達と一緒になれて…わたし、
やっと幸せになれて…それだけ、わかってればいい…です。
生まれとか、育ちなんて、もう…どうでもいい、かも。

あ、はい…。これが“あ”で、こっちが“い”。そこのは“う”…なんですね?
アルダの文字よりは、少し複雑だったり簡素だったりな形…。でも、思ったより…読みやすい、かな?
ふふ…なんだか、新しい事知るのって…楽しい、です。だから、わたしも…乗っちゃいます。
そう言う事なので、課…じゃなくて、先生。もっと色んな字、教えてくださいね?

あ、え…?そ、それだけじゃ…きっと、ダメです!
わたしも、もっと勉強して…仕事出来るようにならなきゃ…!
だから、もっともっと頑張らなきゃ…!
勉強だけじゃなくて、家の事も何か…出来た方がいい、かな?
誰か、教えてくれそうな人…います?

>>671
本…ですか?それって、“自伝”とか“叙事詩”みたい…なの、なんでしょうか?
でも、書いても…読んで、もらえるの?それに、書いて…出すのも、大変…そう。

>>672
わたあめ…ですか?あ、ありがとう…ござい、ます。
ふわふわしてて、本当に…“綿”みたい。これ、食べられる…の?

…あ、柔らかい。と言うより、嘗めたら…溶ける、みたい。
それに、べたりとして…甘い、です。こんなの、初めて…

675 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/01/29(Sun) 20:20
ルキ(>>673-674
新見妹「そーそー。総裁もブッ飛ばしたんだし、
黄泉とも関係なくなっちゃったんだから、深く考えなくていーと思うよー?」
彩千夏准尉「…だな。至宝を用いた総裁の計画が頓挫した以上、
お前が黄泉に縛られる理由は何一つとして無い。だから、何も気にせずに…とは言えんか」
ユウ「総裁の置き土産で指名手配犯の汚名が漏れなく付いちゃってるからねぇ…」
だけど、日本では無い国での自由は得られたんだ。今後の事はじっくり考えれば良いさ。

…そう、それでいいんだ。この調子でカ行とタ行、サ行も覚えて行こうか。
まあ…そうだね。平仮名や片仮名はあまり複雑な形のは無いからね。流石に「漢字」となると少々面倒にはなるけれど。
神崎「その段階に至るのは当分は先の話ですし、今は考えなくとも良いでしょう」

あ、ああ…そうかい? 楽しんでくれているなら何より。
…いや、今はまだまだ始まったばかりだし、余計な事は気にしなくてもいいさ。
ユウ「マコト君さぁ…折角女の子がその気になってんだし、野暮な事言うモンじゃないわよ。
この際だし、いい機会だからついでに色々覚えてみるのもイイかもねぇ…。
家事ってぇと…やっぱ炊事に洗濯、掃除は出来ないと…」
新見妹「ユウ姉ちゃん…言っちゃナンだけど、それ全部出来ないじゃ〜ん?」
…だな。むしろ同居したらそっちも僕らがやる破目になりそうで困る。
ユウ「うっ…」
寿人神父「それでしたら、私や白神さんでお手伝いしますよ。
一人暮らしでの自炊や自らの生業のお陰ですっかり慣れていますから」
ブラックマン「うむ。何時でも何でも聞いてくれて構わんぞ」

>>671
…申し訳ありませんが、その提案は即決で却下します。
寿人神父「形式はどうあれ書き出す事自体は出来たとしても、
どこの出版社にも持ち込みの段階で拒否されるのが明白ですからね」
彩千夏准尉「まあ、自費出版と言う手も無くは無いのだが、
そもそも何処にも与太話と最初から断じられる本など置く店は無かろう」
ブラックマン「何より日本の高度経済成長を支えた最大級の立役者も、
ひいてはその恩恵を最大限に受けている国家や国民をも敵に回す様な犯罪者の、
根も葉も無い妄言の類を連ねている物など目を通しはせぬだろうし、
そうした所で何処の誰がどれだけ本気にする物か…」
詰まる所、ハイリスク・ノーリターンな行為でしか無いんですね…今の我々にとっては。

>>672
ユウ「へぇ…? ンな屋台まであるんだぁ…」
新見妹「何だよー。ウチら子供じゃないってばぁー。
でも、折角だしくれるって言うんならもらっちゃうよー?」
彩千夏准尉「全く…お前と言う奴は。
しかし、遠く離れても思いの他日本縁の物はある物だな…」
大抵は夏祭りの日に見かける物ですし、今は時期外れな気はしますがね。
まあ、何はともあれありがとうございます。

676 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/29(Sun) 20:44
本来ならハワイとかは新婚旅行のハネムーンで来てみたかったよね

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/01/30(Mon) 23:12
ココナッツミルクってかなり独特な味がするよね、自分は苦手だなぁ…

678 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/01/31(Tue) 13:05
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>675
はい…。狂王のせいで、逃げなきゃ…いけない。
でも、狂王はもう居ないから…黄泉の事で、辛い思いもしなくていい…
だから、わたし…自分の事で頑張れる、ですね。

でも、やっぱり…課長さん達の国の“日本”を、よく…見て、知りたかった…。
今は無理でも、いつかまた…行きたい、です。

はい…こっちは、“か”、“き”、“く”…です、ね。
簡単な形…だけど、それぞれ、全然違う。すごく、わかりやすい…です。
“ひらがな”や“かたかな”…全部覚えたら、次は“かんじ”…なんですね?
まだまだ教えてくれるの…先に、なりそうだけど…どんな文字、なの?

そう、ですよ…。お世話になってばかりじゃ悪い、から…わたしも、
何か課長さん達のお役に、少しでも…立ちたい、です。だから…教えて下さいね、家事…も。
でも、ユウさんは出来ない…んですね。だったら…。
神父さんと執事さんに教わったら、わたしもお手伝い…しなきゃいけない、かな…?
あ、それなら…ユウさんも一緒に、教えてもらえばいい…かも。

>>676
はねむーん?何ですか、それ…?
それと、新婚…って言うと、結婚したばかりの時…ですよね?

…でしたら、そうしたかったら…そう。
わたしと、課長さんで結婚するなら、今のこの旅行も…その、はねむーん…になる、んですか?

>>677
わたしも、飲んで…みましたけど、甘い…ですよね。
ちょっと飲むならいい、かも…です。
普通のミルクも、あんまり…たくさん、飲めませんから…

679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/02(Thu) 20:01
え?もしかしてルキちゃんは課長さんと結婚したいの…?(ド直球)

680 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/02/02(Thu) 22:22
ルキ(>>678
ああ、いい感じだな。その調子なら、直に平仮名も片仮名も読める様になるさ。
そうなったら、今度は書く方もきちんと教えてあげないとな…。
漢字…かい? 文字の形自体が複雑で、同じ字で違う読み方が何通りもある文字さ。
まあ、まだ本格的に学ぶのは先の話になるだろうけどね。

そ、そうかい…? それならば、私も一人暮らしが長かった事もあるし、
粗方の家事は出来るから神父さんやMr.が手が離せない時は私にも聞くといい。
ユウ「えぇ!? あ、あたしもやんの!?
…いやぁ、あたしはマジでさっぱりだし、今更やんのも面倒だし、
折角ルキちゃんがやってくれるってんなら、あたしは無理にやらなくたって…」
新見妹「ユウ姉ちゃん、昔っからコレだもんなぁー。
でも、下手に手ぇ出されてグチャグチャになるよかイイから、ココはウチらで…」
姉さんにどうこう言ってるけど、お前だって家事は僕やユイに丸投げだっただろ…。
人にどうこう言える立場かよ…。
新見妹「うぐ…っ!」

>>676
ブラックマン「そう言う意味合いでしたら欧州の方…な気はしますがな」
寿人神父「どうかと言われれば、常夏のバカンスの方がイメージ的には強そうですね」
一応、今回のコレも社員旅行としてのバカンス…ではありますがね。
…ただ、指名手配逃れの逃亡先として来る破目になったと言うのが非常に残念なだけで。
まあ、新婚旅行の選択肢としても十分有りなんでしょうが、
そもそも一生を共にする相手が一体何時になれば見つかるかどうかが…は?

新見妹「ルキちゃーん!? 藪から棒に何言い…って、またかこのバカ兄貴ー!!
どーせまたルキちゃんが何も知らないのイイ事に変な事吹き込んだんだろ!
このタラシ! 変態!! 女の敵のロリコン野郎ー!!!」
知らん知らん! …ってか、お前と一緒にするなよ!! いつも人をタラシだ何だと…。
新見妹「うっさいわー! ンな不純で異性関係だらしない、
ウチ位しか面倒見てやれないバカ兄貴にダマされて結婚とか、相手の女の子がカワイソーだろぉー!!
ってワケだからー、ルキちゃんも早まって変な事言っちゃ…」
ユウ「そぉそぉ。誰に何吹き込まれたか知んないけど、
色んな手続きどぉのとか以前に、別に交際とかもしてるワケじゃないじゃん?
そこは、マコト君と付き合いの長いあたしに任せて…」
新見妹「姉ちゃんまでー!? てか姉ちゃんもほぼ今まで離れてただろぉー!?
こんなのと結婚とか正気じゃない事、ウチ絶対反対だかんなー!」
だからみんなして何言ってんだよ!? …と言うか、そもそも結婚したら、
今真っ最中の旅行がハネムーンになるってどんな発想なんだ…。
誰に何言われたか知らないけど、本当に勘弁してくれ…。

>>677
新見妹「そーかなー? ウチは甘くてコクあって大好きだけどさー」
ユウ「ま、それでもあんまガブ飲みするモンじゃないと思うわ。
牛乳なんかでもそぉだけど、飲み過ぎってロクな事なんないしさ」
彩千夏准尉「どちらも合わん奴にはとことん合わん代物だからな…。
自分も牛乳その物はさしたる量でなくとも直ぐ腹に悪影響が出るのが…な」
カロリー的な意味ではココナッツミルクは相当な物ですからね…。
何れにせよ、人は選ぶ味で過剰摂取は禁物なのはどれも変わらない気がします。
…私は、癖の強くない豆乳が一番好みなんですが。

681 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/03(Fri) 11:35
節分だー!とりあえず恵方巻一気食いして豆撒こうぜ!

682 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/02/03(Fri) 14:30
>>679
あ、えっと…その。
旅行は“はねむーん”がいいって、言ってましたから…。
それだったら、その…結婚しての旅行なら、そうなるって聞いて…

なら、そうしたいなら…わたしが結婚、すればいい…のかな?って…。
それで、お相手がいる、みたいだから…課長さんなら、引き受けてくれるかと…

あの…わたし、何かまずい事…言いました?

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>680
そう、なんですね…。一つで何通りも読み方ある…なんて、
そんなの、アルダじゃ見た事…無かった、です。
何か、すごく…面白そう。いつか、見て、覚えて、書ける様になりたい…です。

あ、あの…。最初は面倒で、大変…でも、
やってたら、その内…きっと、楽しくなる…と、思い…ます。
それに、課長さんだけじゃ大変だから…ユウさんとアイさんも、
お手伝いできたら、課長さん…きっと、喜ぶと思います。
だから、一緒に…頑張りましょう?

…え?違う、んです…か?で、でも…!それ、課長さんじゃなくて、
わたしから言い出した事、ですし…アイさんも、そんなに怒らなくても…!
でも、こんなに大騒ぎになる、なんて…“結婚”って、そんなに大変な事…でしょうか?
反対も、多そうで…付き合いも、長くなきゃいけないって…どういう、事…?

>>681
え…?せつ、ぶん…?えほう、まき…?食べて、豆をまく…んですか?
あの、それ…どういうお祭り、なんでしょう?

すごく、楽しそう…なのに、何もわからなくて、ついて、いけ…ない

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/04(Sat) 16:27
いいかい?ルキちゃん、結婚するとは特定の相手と特別な契りを交わして
子孫を残していくこと、しかも一生涯連れ添う長年の夫婦に成るって意味だよ

684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/05(Sun) 18:37
みんなはハワイ料理で好きなのある?自分はシチューが大好物だったから「ルアウ」がイチ押し

685 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/02/07(Tue) 21:15
ルキ(>>682
まあ、書くとなると流石に勝手は違って来るしな…。
今は一先ず、読む事だけを最優先で覚えれば良いさ。
それだけでも劇的に違うしね。

新見妹「う〜ん…どーかなー?
だってさー、兄貴もユイもウチが台所近付くだけでもすっげ嫌がるしさー…」
当たり前だろ…。「下手糞」とか「飯不味」って程は言わないけれど、
お前がやると加減が無茶苦茶で、出来も当たり外れの振れ幅が酷過ぎるからな…。
新見妹「…むぅ〜」
ユウ「ま、一理はあんだけどさぁ…今更どぉかなるモンじゃないしなぁ…。
んでも、ルキちゃんがそぉ言うならあたしもチャレンジしてみっかな?
マコト君が喜んでくれるのを見たいってのはあたしも同じだし」
お気持ちは嬉しいですが、もう完全に今更ですし出来ればそれ以外でお願いしたいです…。
ユウ「えぇ…」

新見妹「怒るよ! もーマジで!!
バカ兄貴はどーでもいーけど、ルキちゃんが不幸になるのは見過ごせないから!!」
ユウ「そぉそぉ。現実問題、色々大変なの。それも、一生モンで。
だから、ルキちゃんみたいな若いコは尚更その場のノリ的で決めちゃいけないワケよ。
それに、後でマコト君よりずうっと良さ気なのが出てから後悔してもアレだし、
マコト君の事はあたしに任せて、もちっと色々探してみな? ね?」
彩千夏准尉「…どさくさ紛れに何を言うか、お前は。そもそも課長の意見は無視か?
もしかしたら、お前達以外の誰かが意中の人間かも知れんだろう。…そこはどうなんだ、課長?」
い、いや…急に話を振られても。と言うか、少しばかり色々と近過ぎる気が…。
新見妹「ちょっとー!? サチ姉こそドサマギでウチのに何してくれちゃってんのー!?
…じゃなくて! サチ姉相手にまで何してんだ、タラシのバカ兄貴ぃー!!!」
だから何でいきなりお前はすぐそれなんだよ!? …もう意味が解らん。

>>679
新見妹「絶対違う! なんかの間違い!! 気の迷い!!!」
ユウ「まあ、何てぇか、発言のニュアンス的に『とりあえず』感バリバリだしなぁ…」
彩千夏准尉「そもそも『結婚』が何かをまず理解して無さそうだがな…」
いきなりで度肝は抜かれましたし、私もまあ…そんな所だろうとは思うのですが、
こうして周囲に一斉に否定されたらされたで、それも何だかな…と言う気もしてしまうのが…。
新見妹「うわキモ! やっぱ最低だ、このタラシのバカ兄貴ー!!」
気分の問題にどうこう言うだけでコレかよ…はぁ。

686 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/02/07(Tue) 21:16
>>681
神崎「そうは言っても、ココは日本ではありませんからね…」
ブラックマン「左様。炒り大豆は兎も角、太巻きは流石に無理があるな」
流石に巻きだけとは言えど、寿司はちょっと…。今年は豆だけにしておくのが無難でしょう。
寿人神父「豆についても、撒くのは勿体無いですし…皆で年の数だけ頂くに留めて置きましょう」
…ええ。黄泉での補給線を断たれた中での苦境を経験していますから、
行事とは言え廃棄にしかならない行いを肯定するのも…ね。

>>683
彩千夏准尉「懇切丁寧かつ、簡潔な説明助かる」
ユウ「お陰で説明する手間省けたしね」
新見妹「そーゆー事だよぉ? わかった、ルキちゃーん?
すーぐ色んな女に目の行く移り気激しい浮気性バカ男な兄貴相手じゃ、
絶対一生なんてもたないし、どっかで不幸になっちゃうに決まってるからダメダメ!
こんなウチらで一生監視しなきゃ危ない不良債権の事はとっとと忘れて、他当たろーな?
ルキちゃんみたいなカワイ子ちゃんなら、絶対モテるからもっといーの現れるって!」
…はぁ。ま、まあ…何はともあれ、だ。生涯に関わる事なのは聞いての通りだから、
兎に角しっかりと見極めてから…だな。そんな事で泣く破目になるのも気の毒だし、何はともあれ、慎重に…な?

>>684
ユウ「どれも意外とガッツリ行けるの多いよねぇ…。
そう言えばその『ルアウシチュー』だっけ? アレって、芋の葉のシチューなんだっけ?」
彩千夏准尉「中々の変わり種だな。芋の葉を使うのなら蒸し焼きの『ラウラウ』もあったか。
自分はシンプルな味付けのこっちの方が良いな」
新見妹「ウチは断然『ロコモコ』! 一つで定食ばりにガッツリ行けるからねー!」
神崎「干し牛肉の『ピピカウラ』と言うのがありましたけど、僕はそれですね。
熟成された旨みがもう絶品なんですよ。それに…」
寿人神父「店毎に味も違うんですよね。そちらも良いんですが、
私の一押しは『マラサダ』に『ガーリック・シュリンプ』なんです」
神父さんは揚げ物に目がないですからね。私は、そう…ですね。
フライにソテーが絶品の「マヒマヒ」…でしょうか。アレって確か、日本で言うシイラの事なんですよね。
ブラックマン「私めは『ポイ』ですかな。要は蒸しタロイモのペーストなんですが、
食べ易く栄養価が高いのが何より…ですな」

687 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/02/09(Thu) 13:40
>>683
え…?しそ、ん…?しょうがいの、ふう…ふ?
そ、そんなに大事な事…だったんです、ね…。

…だから、アイさんも、ユウさんも、あんなに大騒ぎ…したんですね。
生涯…という事は、死ぬまで一緒…。

…なんだか、ごめん…なさい。わたし…“結婚”の事、軽く考え過ぎてたかも…です。
もっと、色んな人…見て、みないと…

>>684
ここの、お料理で…です、か?
まだ、あんまり詳しく…なくて、“名前と物が一致しない”なんて事も多くて…。

でも、甘いものやパンを使ったのは…食べやすくて、おいしい…

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>685-686
あ、あの…?お料理、しようとしただけで…止められる、ですか?
アイさん、そんなに警戒されるって、何…してるん、です?
で、でも…何だかすごく怖い、けど…気になるから、ちょっと…見て、みたい…かも。
ユウさんも、課長さんが止めてるから、似た感じ…なの?

あ…。ご、ごめん…なさ、い。
何も知らないのに、軽々しく乗りで言っちゃ、いけなかった…んですね。
…わかり、ました。ちゃんと、色んな人と、色んな事…じっくり、しっかり、見てからに…します。

男の人、なら…執事さんに、神崎さん…神父さん、も…居ます、よね?
皆さんも、優しくて、いい人達、ばかり…。

でも、課長さん…そんなに、ダメ…ですか?
皆さんと比べても、やっぱり…その、いい人…だと思いますし、
何より、課長さんが一番、親身に、一生懸命に…わたしの事、助けてくれた…から、
課長さんも、きっと…幸せにしてくれる、気が…します。

688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/13(Mon) 14:12
やあ、愛しのマイハニー達!明日は何の日か、当然わかっているよね?
というわけで・・・ギィィィブミィィィチョッコレェェェェェェイトォォォォォォォ!!!!!

689 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/02/19(Sun) 05:55
>>688
あ…。えっと、確か…それ、社長さん達から聞いたような…。
“ばれんたいん”っていう日で、女の人が男の人に“チョコレート”をプレゼントする…んでしたっけ?
それと、本当に好きな人には手作りで…そうじゃない人には、
“義理”で何かお土産みたいなのをあげればいい…って、聞きました。

ですから、社長さんからもらったお小遣いで買った、
前にお土産にいいって言われたこれ…どうぞ。
(マカダミアナッツチョコレートの詰め合わせをそっと差し出す)

690 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/02/20(Mon) 23:45
ルキ(>>687
新見妹「そーそー。家族で生きてくだけでも大変だし、
外面良くても甲斐性無いのとかに当たっちゃったら最悪だからねー」
ユウ「コレばっかしはお互い最初は好き合っててもダメってケースもあるし、
結婚まで行っちゃうなら、とことん慎重な位がいいわ」
彩千夏准尉「班の主力の男達は、まあ候補としては悪くは無かろうがな…。
ただ、それだけに留まらず色々と見ておく方が良かろう。急いては事を仕損じる、と言うしな」

新見妹「ダメダメ! 兄貴は絶対ダメ! タラシだから女の子に優しいだけだって!!」
寿人神父「それはそれとしても、今後の支援はきちんとしてくれそうではありますがね。
命懸けで守った時からずっと、境遇を知ってからは尚の事今後を気に掛けていましたし、
立場はどうなるにせよ、手助けはされるかと思いますよ」
…ですね。こちらも世話になっている友人知人ですから、困った時はお互い様…と行きたいです。
何が出来るかは解らないけれど、最善は尽くすさ。

新見妹「いや、ウチ何も変な事してないかんねー!?」
そんなに大した事じゃ無いんだよ、実際…。
火加減や味加減を極端にし過ぎて頻繁に失敗するだけの話だからな…はぁ。
ユウ「それと一緒にされんのは流石に…ねぇ?」
姉さんの場合はやらないから周囲には判らないだけ、でしょうが…。
まあ、知らなくてするって言うなら誰しもあまり違いは無い気はしますけど。

>>688
ユウ「え? 何だっけ?」
新見妹「知ってる。…だ・が・こ・と・わ・る」
彩千夏准尉「そもそもお前と我々は初対面だろう?
顔も知らん奴に義理でも渡してやる謂れは無い」
…見事なまでの玉砕っ振りですね。
とは言え、社長からは毎年義理での配給がありますしそれで良いのでは?

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/21(Tue) 17:25
あっいてて……ビーチで日光浴のし過ぎで皮膚が痛いぜ(ヒリヒリ

692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/02/25(Sat) 15:00
ユリシスって青い蝶々がとても綺麗だな(双眼鏡で見てる)

693 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/02/28(Tue) 05:55
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>690
そ、そう…なんですか?
それでしたら、誰か…“結婚”した事ある人に、聞いたらいい…かも。
この中だったら、誰がそう…なんでしょう?

あ、そう言えば…わたしがまだ目の光が戻っただけの時から、
そっと、そう…言ってましたね。その頃はまだ、狂王の後にまた…わたしの事、
意のままに縛ろうとするだけ…そう、勘違い…してましたけど。
アイさん、何かむきになって違うって言ってます…けど、
課長さん…ずっと助けてくれてて、何もお礼…出来てなくて、すごく…悪いって、思っちゃうぐらい。

…あ、そんな事…だったんですか。わたし、てっきり…。
その、お鍋や釜ごと爆発させちゃうみたいなのとばっかり…。
でも、分量を間違えるの…色々と危ないみたい、だから…気をつけて。

>>691
あ、あの…大丈夫、ですか?
手足とか、背中のところどころの皮が、めくれてますけど…。

日向ぼっこって、気持ちいいけれど…やり過ぎると、危ないんですね…。
わたしも、気をつけます…。

>>692
…ここにも、青い…蝶、が?
そう言えば、アルダでの青い蝶って、異邦人の魂の成れの果て…って、聞いた事が。
雰囲気は、似てるけど…ここのは、流石に違います…よね?

694 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/02/28(Tue) 21:41
ルキ(>>693
ユウ「ま、それが手っ取り早いんだろぉけどね…」
彩千夏准尉「この面子の中では流石に指折り数える程も居なかった筈だが」
…ですね。既婚者だとはっきりしているのは管理官殿とMr.位ですね。
ブラックマン「とは言え、私めの場合は妻は既に他界しておりますがな…。
結婚自体は紹介されての見合いですが、夫婦円満とは言えましたから、
聞かれれば何ぞ語れる事はあるやも知れませんぞ」
寿人神父「管理官さんの所もお子さんが二人の所帯持ちですが、
お話を聞く限りではこちらも家族仲は良好の様ですよ」
どちらも、家族の形としては理想…ですね。だから、こちらのお二方に聞くと良いと思う。

新見妹「んな!? ちょ…! だだ誰がムキになって…」
ユウ「なってるじゃん…。ンな調子で大騒ぎしてっから、
本音がバレ…もとい、マコト君から女の子追っ払おうとしてるとバレ、
じゃなくて、勘違いされるんだって」
元々色々口煩くはあったけど、光井にアレコレ吹き込まれてから更に酷くなってるしな…はぁ。
もうとりあえず面倒だし、アイの言う事にはあまり突っ込まない方が良いよ。
それに、私は礼が欲しくてやってるんじゃない。どうしても気になるなら、
早く自分だけの幸せを見つけて、その時をお互い笑顔で迎えられる様に頑張ってくれ。
強いて言うなら、それこそがお礼だよ。

新見妹「何でそーなんのさー!?」
普通にそれ、火災発生レベルの案件だろ…。
流石にそれは無いよ。そこまでの事を頻繁にやられちゃ、
何でどう稼いでも損害賠償だけで借金地獄になってしまってどうにもならないよ…。
ユウ「てかそんなの、マンガかアニメでしか見ないって」
神崎「むしろ、アルダではその規模の事故が頻発するんですか…?」

>>691
ユウ「どぉせ甲羅干しとかしてたらそのまま寝落ちしたとか…でしょ?
日焼け止めも塗っとかなかったらそりゃあ自業自得だわ」
寿人神父「痛みが気になる様でしたら、何か薬を出しておきますよ。
メディを使えるのなら楽ですが、ココは生憎と黄泉ではありませんからね」
…ですね。黄泉での時間が長過ぎた所為で色々感覚が狂って仕方無いですよ、本当に。

>>692
彩千夏准尉「…どうした? そんな物まで持ち出して何を見ているのだ?
バードウォッチングでもしているのか?」
…蝶、ですか? そう言えば、黄泉では森林地帯に色とりどりの蝶が居ましたね。
ブラックマン「何れも黄泉族で、下手に見惚れたが最後、
火か水、電光か飛礫を身構える前に浴びせられる極めて敵対的かつ危険な代物ですがな」
ユウ「キレイなのには棘や毒が付き物、って感じかなぁ?」
むしろそう言った類は黄泉の比では無い程の数が居たりするんですよ、実際。

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/07(Tue) 15:41
いい気分なのでみんなにワッフルコーン付きのソフトクリームをプレゼント☆
つハワイ産ソフトクリーム

696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/08(Wed) 15:16
外は暖かくはなってきたけど懐は寒いんだなァ。
税が上がるばかりでさァ、こちとらやってらんねーっての。

697 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/03/12(Sun) 20:50
>>695
新見妹「おー、太っ腹だねぃ! あんがとー!」
彩千夏准尉「…何か奢らせてばかりで済まんな。今回も有り難く頂くとしよう。
次に会った時は何か好きな物を言ってくれ。その時は自分の奢りだ」
ユウ「やっぱ暑い時はトコはこぉ言うのに限るねぇ」
くれぐれも摂り過ぎには注意して下さいよ。
どうかと言われれば冷たい空気に晒される事が多かった黄泉から、
一転して常夏の陽気の下に身を置いてじりじりと肌を焼かれる毎日になって、
逆に冷えた物ばかり欲しくはなりますがね…。

>>696
ふむ…。今、日本ではそうなっているんですか。
もう三月とは言え、あちらはまだそれなりには冷え込んでいる筈だと思いますが。
神崎「季節の変わり目ではありますし、徐々に暖かくなっているんでしょうね。
懐事情については、何と言うか…まあ」
寿人神父「私達は一仕事終えたばかりで余裕があるだけで、
普段なら給金を待ちながら乏しい残金で必死に遣り繰りしている頃合ではありますからね、どこでも」
税金は、まあ…確かに。取られる物が多いと言うのは、確かに気の滅入る話ですよ。
アルゲンの納品も、正規のルートでは間で取られる物が多過ぎて敵いませんし。

698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/14(Tue) 22:23
ホワイトデーだから女性陣にはこれをプレゼント!つ「神戸フランツ 神戸・港町の午後」
そういえば最近ルキちゃんの姿を見かけないね……どこにいるんだろう?ちょっと心配…

699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/15(Wed) 12:47
先週からちっとばかし温度差が激しかった日があったし
風邪でも引いて寝込んでるとかなきゃいいけどな・・・

あの子、車椅子手放せないみたいだし見るからにザ・病弱って感じだし

700 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/03/15(Wed) 13:17
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>694
執事さんと、管理官さん…ですか?
お二人とも…お子さんも出来て、奥さんとも仲良くて、幸せ…なんですよね、今?
ずっと一緒で、いつまでも…幸せ。きっと、すごく…気が合う、んですよね?
初めて会った時も、一緒になってからもずっと、
ずっと一緒にいられるような気持ちになる事って、何をしたら…出来るんです?
わたしが、課長さんや皆さんと一緒にいたいと思ってする事だけじゃ…足りない、気がしますけど…。

あ、そ…そう、なんですか?わたしも、その場面は直には見た事、ないですけど…
お料理とか、錬金術での失敗談…みたいなので、失敗と言えば…な感じの事、よく…聞きましたから。
でも、そうそうはならない…事、なんですね?…だったら、ちょっと安心…です。

>>695
あ、これ…。確か、来たばかりの時に…ごちそう、してもらった気が…
あ、ありがとう…ございます。これ、持つところも食べられて…何だかお得、です。

>>696
温かいのに、ふところ…が?あの…大丈夫、ですか?
水の異術で何かされてたり、魔物か黄泉族に何かされてる…とか?

ど、どうしたら…え?“税”…です、か?それ、国に取られるお金…だったでしょうか?
もしかして、そのお金に呪い…でも!?

>>698
え、と…それ、確か…。
“ばれんたいん”のお返しの贈り物…って聞いて、ました…けど。

あ…す、すごい…!色んなお菓子が、一杯…!
もしかして、“マカダミアナッツチョコレート”の時の、お返し…なんですか?
こんなに、もらっちゃって…いい、んでしょうか?
あ、あの…ありがとう、ござい…ます!

…あ。あの、実は…。少し、熱が出たり咳き込んだりで、
社長さんの別荘の中で、ずっと…寝て、ました。心配、かけて…ごめんなさい。

>>699
ごめんなさい…。もう、大丈夫…みたい、です。
今は、だいぶん…落ち着き、ました…から。やっぱり、あれ…風邪、なんでしょうか?

あの、でも…わたし、そんなに体、弱く見え…ます?
一度死ぬ前までだったら、傷だらけだったから、仕方…ないです、けど。

701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/16(Thu) 19:15
おお、ルキちゃんだぁ!そうか風邪だったんだ
病み上がりだから気を付けてね、そうだ
滋養にいい野菜スープでも飲むかい?

702 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/03/19(Sun) 15:28
>>701
そうとは、言い切れない…かも、ですけど…。
でも、社長さんや管理官さんに聞いたら…そうじゃないか?
と言われましたから、そうかと…思い、ます。

わたし、狂王の下にいた時は…ずっと傷つけられてました、けど…
でも、病気みたいなのには、かかった事ってなくて…よく、わからなかったです。

あ、ありがとう…ござい、ます。体が弱ってる時…って、
温かくて、汁気の多くて、軟らかいのが…咽を通りやすくて、いい…みたいですし。
早く、体を直して…また、外に遊びに出たい、です…。

703 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/03/23(Thu) 18:14
ルキ(>>700
ブラックマン「私と妻の間には子は居らぬよ…。
馴れ初めこそ先代が場を仕立てた見合いではあったが、
互いに過度の干渉はせず、互いを立てる仲であったが故に、
妻に先立たれるまでの数十年、家庭では平穏無事であったと思う」
管理官殿は多忙ながらも常に御家族の事は考えておられると思うよ。
奥様もお子さん達もそれは十分理解しているんじゃないかな…?
まあ、業務が業務だから娘さんには強く引退を勧められているみたいだけど。

…そう、だな。気の持ち様はそれでも良いかと思う。
大事なのは、お互いを尊重する気持ちを忘れず持ち続ける事…かな。
それと、必要以上に我を押し通そうとしない事も大事、か…。
新見妹「そーそー。兄貴みたく知らない間に勝手に動いて、
ドヤ顔しながら『君のため!』…なーんて無茶とか、絶対ダメー!! ってね」
ユウ「マコト君、それで余計心配かけまくるからねぇ…」
う…。

彩千夏准尉「冗句や洒落めいた物を真に受けるのも…な」
ユウ「爆発とかは普通は近くで居てたら大怪我大火傷じゃ済まないから。
吹っ飛んで全身煤だらけで口から煙吹いたりとか、
地面や壁に大穴開けてめり込む…なぁんてのも、実際は有り得ないわ」
新見妹「でも、ルキちゃんトコの人達なら案外ありそーで怖いけどね」
…こっちでの非日常が日常っぽいからなぁ。無いとも言い切れなくて困る。

>>698
彩千夏准尉「む? …いいのか?
自分達からは今回は何も渡してはいないのだが?」
ユウ「まぁまぁ、ココは単にプレゼントって事で貰っとけば…おぉ。
ココまで奮発されちゃったら、流石にタダってのも悪い気がするかなぁ…」
新見妹「だったら今からでもウチらからもお返しすりゃいーじゃん? …逆だけど。
ってワケで…兄貴、手作りでなんかナッツやフルーツ入りのチョコでも作ってやってよ!」
僕がやるのかよ!? …はぁ、まあいいけどさ。
お前にやらせても絶対焦がして駄目にしそうだから、
後で泣き付かれるより初めから押し付けられた方がまだマシか…。

…にしても、確かにずっと奥の部屋に引き篭もってばかりでしたね。
風邪でああまで長引くのも変な気はしますし、もしかしたら…。
神崎「インフルエンザか何かかも、ですね。
病院へ行くかどうか、と言う所で治ったのは不幸中の幸いかも知れません」

>>699
ユウ「ま、見た目的な第一印象はそぉ思われるか…」
新見妹「大人しいし、口数も少ない方だから尚更かもねー。
見るからに思わず守ってあげたくなっちゃう美少女!! …ってトコじゃーん!」
…お前とは正反対だよな。ユイの小さい頃よりもまだか弱く見えるし。

>>701
…済みませんね、お手を煩わせてしまって。
性質の悪い感染症や、地球では未知のアルダの病の類では無かった様なので、
そこだけは一安心…と言った所でしょう。
ブラックマン「後は粥等の消化し易い温めた代物を摂って安静にさせて置くのが良いでしょうな」

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/23(Thu) 19:20
ハワイって年中、お花見できるのかな?

705 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/03/27(Mon) 14:33
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>703
…え?あ、そ、その…ごめんなさい、執事さん。
奥さん、もう…いなかったのです、よね…?何だか、悪い事…聞いてしまって、その…
でも、あんまりくっついていなくても…幸せで、
こうやって、思い出でも幸せになれる人がいて、すごく…羨ましい。
わたし、なんて…狂王みたいに、死んでもまだ恨み足りない相手しかいない、から…
どんな事があっても、好きでいられる人がいるの…本当に、羨ましい。
わたしにも、そんな人…出来る日が、来るんでしょうか?

管理官さんは、ご家族の皆さん…元気でいられています、けど…でも。
ご家族とは、まだ…狂王のせいで離ればなれ…。これが続くのが、辛い…から、
娘さん、きっと早くお仕事をやめて欲しかったのかも…。

ふふ…。そう、ですよ…?前のヨミヘイに襲われた時みたいな事、
またしちゃったら…怒りますよ?課長さん、わたし達に傷ついて欲しくない、かも…ですけど、
それは、わたしも皆さんも同じ…なんですから。
…でも、今は皆さんにしっかり叱られてるから、もう大丈夫…かな?

>>704
お花見、って…花を見る、事…ですか?
花だったら、どの季節にでも…絶対に、何か咲くのがあるから、
それを探せば、見る事だけなら…どこでも、出来ますよね?

706 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/03/30(Thu) 13:24
そういや99行区の採掘組は逃避行バカンス中だけど
日本に残ってる他の社員は今どうしてんだろうね?

・・・まさかテロの共犯として既にパクられてるとか?

707 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/03/31(Fri) 22:22
ルキ(>>705
ブラックマン「いや、構わぬよ…。
むしろ、妻との事を思い返す機会をくれて感謝しておる位だ」
ユウ「ま、こんな言い方も酷だとは思うけど…ルキちゃんってさ、
今までは人に恵まれなさ過ぎたってだけだからねぇ」
寿人神父「産みであろうが育てであろうが、『親』に相当する存在が『毒』でしたからね。
コレばかりは、生まれの不幸を呪うしか無いのも無理からぬ事…です」
新見妹「兄貴みたいなのにコロッと参っちゃう位だかんねー…。
総裁、マジでどんだけアレなマネしてくれちゃってんのさー…ホント」

…ま、まあ、そうだよな。実際現場が命の遣り取りをする戦場だからこそ、
管理官殿の娘さんにしても、私の妹達にしても極々自然な反応なのは言わずもがな、か。
頭では解っていても、現実問題辞めるに辞められな…。
新見妹「どーだか。ウチらが最初の最初っから散々止めろ、なるなって言ったのにコレだもん。
それと、ユウ姉ちゃんやサチ姉が釘さしまくってもあんまし堪えてないからねー。
んでも、兄貴って最近のルキちゃんにはタジタジっぽいから…」
彩千夏准尉「むしろ、自分達が言うよりは効きそうな気がするか。
ココ最近の課長は、どうも何かと遣り難そうにしている風ではあるしな」
…それはそうでしょう。一番大人しくて控え目かと思えば…意外な変わり様ですし。
何か頼まれたり迫られたら断り辛そうな雰囲気が滲み出ててもう…はぁ。

>>704
ユウ「そぉいや…こっちにも桜あったなぁ。
とは言っても咲いてたのは二月、だったりするんだよねぇ…」
桜があったのもそうですが、満開の時期も少しばかり早いのも意外でした。
ですので、一足早く社員一同で楽しませて貰いました。

>>706
ああ、その事ですか…。
ユウ「社長までこっちに逃げて来ちゃってるから、
今んトコは大石サンが代表取締役代行…って事で動かしてるみたい」
寿人神父「指名手配後直ぐの取材攻勢や記者会見の場等で、
テロへの関与を否定し、社長や私達についてはその場で懲戒解雇を宣言していましたね、確か」
ブラックマン「とは言え、それは飽くまでも表向きだな。
そうしなければ社の存続自体が不可能になるが故に、致し方無い事だ」
まあ、その辺りは社長の意向も踏まえての事ですから…。
その甲斐あって逮捕は免れています。ただ、未だにマークはされ続けているみたいですね。
ユウ「主犯扱いのあたしらが戻るのを待って逮捕する気満々なんだろうね、きっと」

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/01(Sat) 15:35
おう、課長!ルキ!さっきニュースでやってたけど
お前らのテロ容疑晴れたから日本へ帰れるぞ!(真っ赤なウソ)

709 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/01(Sat) 16:10
>>706
わたし、詳しい話は…聞いてないので、何とも…。
でも、課長さん達は…日本にいる社員さん達は、大丈夫…って言ってるみたい、です。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>707
そう、ですね…。わたし、生まれてから…ずっと、
ここへ来るまで…狂王と、その仲間としか、会った事…無かったから、
誰にも、優しくなんて…された事、確かに…ありません、でした。
だから、わたし…課長さん達に会うまで、誰も…信じ、られなかった。

で、でも…課長さんは、狂王の事とか、そんなの…関係なく、優しいです。
優しすぎて、行き過ぎる事ばっかりするから、皆さん…止めてる位じゃ、ない…ですか。
でも、止めると余計にむきになっちゃいそう…ですから、
無理に、押さえ込む…とかじゃなくて、優しく、じわじわと、お願い…すれば、いいかも…です。
こういうの、確か…“押してだめなら、引いてみろ”って言う、んでしたっけ?

>>708
…えっ?ほ、本当、です…か?
狂王のせいで、課長さん達…こんな事になってました、けど…でも、
課長さん達、無実だって…わかって、もら…えた?

社長さんも、色々頑張ってる…って言ってたから、もしかしたら…!
早く、日本に行く準備…しないと!!

710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/02(Sun) 17:10
・・・う、うわああああああああああ!?
なんかすっげいい笑顔して、心底から信じちゃってるよおおお・・・!!
今更「エイプエリルフールでした、うそぴょーん!」なんて言える雰囲気じゃNeeeeeeeeeeee!!!

・・・しょうがないから、こっそりラジオ大音量でつけといて
今やってる指名手配犯依然追跡中のニュース流しとこ・・・

なんか、ごめんよ・・・ごめんよぉぉ・・・

711 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/03(Mon) 18:00
ルキ(>>709
寿人神父「本当に人事じゃ無いですよね、その問題は…。
ですが、出来得る限り早い内に総裁から解放されたのは幸いでしょう。
耐えられずに、心が壊れてしまう前で…本当に、良かった」
ユウ「つい最近まで毒親オカンに人生ブッ潰されてたトッシーが言うから、
なんか重たいなぁ…それ。でも、手遅れになる前ってのはホント良かったよ」
新見妹「ま、反動でウチらの…てか特に兄貴の事無条件で信じまくってるのはちょーっと不安だけど、
それだけに逆に尚更助けてあげたくなっちゃうし、いくらでも甘えていーかんねー?」

いや、だからじわじわって…何する気なんだよ?
やっぱり、何か少し怖いんだけど…。
彩千夏准尉「言いたい事はまあ、何となくは解るが…色々間違えている気がするぞ」
ユウ「そぉやって迫ったり圧かけたりってので、『引く』ってイメージじゃないよなぁ…」
新見妹「ま、兄貴が顔白黒させてアタフタしてるの見る分には『もっとやれー!』って感じだけどねー」
…数少ない儚げな癒し系だったのにな。どうして、こうなった…?

>>708>>710
神崎「え…。それは、本当なのですか?」
ユウ「いやいやいやいや、今やってるニュースでモロいつも通りの事言ってんじゃん…」
ブラックマン「その様な日であるのは分かりますが、もう少し内容は考えて頂きたいですな」
新見妹「ルキちゃん…。思いっ切り騙されて喜んじゃってるよー…」
彩千夏准尉「どの道直ぐにでも真相は明かされるが、その時が随分面倒になりそうだ」
あの喜色満面の笑顔ですからね…。まあ、貴方も悪気あっての事では無いでしょうし、
私も付き合いますから、後できちんと謝ってあげて下さいね?
お互い、あの子の悲しむ姿はもう見たくはありませんし。

712 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/04(Tue) 04:44
>>710
ふふ…いい事、聞いちゃいました。課長さんや社長さんにもお知らせして、
日本へ行く準備、急いでしないと…えっ?ラジオがついてる…みたい。誰か、何か聞いて…え?え?

そ、そんな…!カサンドラのみんなが、まだ…手配、中…?
うそ…どうして?容疑は晴れた、って…言ってた、のに…!なんで…?どう、して…!

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>711
あの…わたし、今までにも、狂王が課長さん達にした事と同じ事、
他の探行士さん達を相手に、してた時にも…何度も、記憶を消されて、
体も傷つけられて、ずっと…“壊され”続けて、ました…。
それに、狂王が殺される前には…わたし、一度は…死んで、しまいましたから…。
助けてもらって、こんな事…言うのもどうかとは、思いますけど…“とっくに手遅れ”だった気、します…。

でも、それでも…助けられてるのだから、これって…本当の“奇跡”かも。
それより、神父さんも“潰された”…なんて、怖い事…言いますけど、何か…ありました?
不穏な事、言ってるから…すごく、心配です。

いえ、何も…しませんよ?ただ、“無理しないで”って、お願い…するだけ、です。
課長さんが、言う事…聞いてくれるまで、側で…お願い、する…だけ。
それに、わたしだって…守られてばかりは、嫌…です。だから、攻めにも出なきゃ…ふふ。

713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/04(Tue) 17:28
そういや黄泉ってアメリカとソ連にもあるらしいけど日本の黄泉と何が違うん?

714 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/04(Tue) 20:20
ルキ(>>712
ああ、確かそんな事を言っていたね…。
一度狂気に陥った時に血清を打って意識と記憶を取り戻した時、だったかな。
寿人神父「過去に幾多の探行士を相手に同じ事を繰り返した…との事でしたか。
かの『伝説の探行士』ロック荒堀ですらも挫折した『総裁の試練』…だ、そうですが」
ユウ「そぉいやあの人は、ルキちゃんに嫌われたのもあって失敗、したんだっけ?
にしても、何度も狂わされて殺されて、とか繰り返された…じゃそりゃ悲観しかしなくなるわ」
新見妹「悪趣味とか女の敵ってどころの騒ぎじゃないよねー」
だけど、君は今こうして生きてる…君自身と、君の今の身体を形作る「あの子」と共に。
それが出来るチャンスが残っていたのなら、手遅れなんかじゃけっして無いさ。
神崎「本当に『手遅れ』になるのは、総裁の計画が完遂した時…だったと思いますよ。
ルキさんや僕達だけでなく、恐らくは地球人全員にとっての」

寿人神父「いや…ルキさんに比べると大した事ありませんよ。
賭博狂いで返せる見込みが何処にも無い借金を作った救いの無い馬鹿が親だった…と言うだけですから。
まあ、命は落とさずとも人生は詰んでいた確率は高いどころの騒ぎではありませんが」
ユウ「ま、探行士になって稼がなきゃアウトだったのは間違いないからねぇ…」

…やれやれ。まあ、散々言われている以上は善処はするさ。
守らなきゃならない物、帰る所もココ最近で急に増えてしまったからね。
新見妹「兄貴がちょっとでも気まずさ感じてるなら一歩前進かなー?
けど、あっちじゃ何だかんだでむしろルキちゃんの方に守られてる気がするけどねー」
彩千夏准尉「『再生の加護』だな。アレが無ければ、今の自分達は当然の如く無かったからな」

>>713
そちらの黄泉には直接向かった事はおろか、
特に詳細を誰かから聞く事も無いので良く解りませんが…。
神崎「内部構造やキャンプ内施設はほぼ大差は無いそうです」
ブラックマン「キャンプ内の施設や機器については、
日本から供与されている物ですから言うまでもありませんがな」

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/07(Fri) 22:25
たまにはロブスターでも食いに行かないかい?

716 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/12(Wed) 17:28
>>715
ロブスター…ですか?
ユウ「おぉ、いいねぇ! 手掴みでワシャッ! と豪快にイっちゃうのがまたさぁ!!」
彩千夏准尉「悪くは無いが、流石に毎度汚れる様な食べ方は少し…な。
自分はバゲットにロブスターのペーストを挟んだ物で頼む」
新見妹「手軽に食べられるのだったらウチは何でもいーかな?
ま、フレンチみたくナイフやフォークで外すのって結構メンドイからなぁー」

717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/12(Wed) 21:11
ねぇ、ジェンガで遊ばない?崩してしまった敗者には罰ゲーム付きでどう?

718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/12(Wed) 21:47
ルキちゃんは海じゃないプール施設で水中歩行とかするとリハビリにいいかも?

719 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/12(Wed) 21:57
みんなはどういう相手と結婚式を挙げたい?理想とかあったら聞かせてよ

720 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/13(Thu) 15:00
>>713
どう、なんでしょうか…?

ただ、黄泉そのものは“至宝が狂王の過去の記憶を元に構成された異空間”ですので、
中にあるものは、東京の“黄泉”と同じ…だと、思います。

ただ、“罪人”や“国産みの大樹”のように、狂王が計画のために造り上げたものは…たぶん、無い…かと。
狂王が、謀を巡らせていたのは、あくまでも…日本の黄泉、だけですから…。
行ってもいない、外国の黄泉では…そこまで大事なものは、置いてない…と、思います。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>714
ろっく、あら…ほり?あの…それ、誰なんでしょう?
わたし、課長さん達とヨミテンの皆さんの事しか、覚えてなくて…。
でも、狂王は課長さんの前にも何度も同じ事した、とは言っていたから…。
もしかしたら、その荒堀という人と、わたしとの間にも何かあったかも知れなくて…でも、
一体、なに…されたん、でしょうか?
少なくとも、嫌ってしまう…位、ですから…課長さんみたいに、優しくは…なかった、かも。

そ、そう…ですね。体、だけじゃなくて…心も、一緒に…生き、てる…。
時々、わたし…歌を口ずさんでるの、見かけると思いますけど、
あれって…実は、あの子の意識が、外に出てる時、なんですよ…?
“地球”の、外の世界の、色んな歌を聞いて、気に入ったの…少しずつ、覚えてる…みたい、です。
今度、課長さんにも聞いて欲しい…です、って。

…え?神父さん、お母さんに、そんな事を…?
どう、して…?わたしと狂王みたいなのならまだしも、実の…親子、なんです…よね?
血を分けて、お腹を痛めて…なのに、そんな事…出来る、なんて。
信じられない、です…。

721 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/13(Thu) 15:00
>>715
ロブスター…と言うと、大き目の海老、ですよね?
身はすごくおいしい、ですけど…殻、ついたままなら…取るの、大変そう。
殻のついたままのお料理でないと、いい…ですけど。

>>717
ゲーム、です…か?
は、はい…。わたしで良ければ、ご一緒しますけど…罰!?

ば、罰って…負けたら、何…されるん、です…か!?
まさか、狂王がしたみたいな事を…?

い、嫌…!嫌ぁぁ!!課長さん…皆さん!助けて…!

>>718
プール…と言いますと、遊ぶために建物の中に作られる、小さな池…みたいなの、ですよね?
泳ぐだけ、なら…手は動くから、何か浮かぶものにでも掴まれば、何とか…なりそう。

でも、足が上手く動かない…から、歩くのは…出来なさそうな気が、します。

>>719
結婚、ですか…?優しくしてくれそうな人なら、やっぱり、課長さん…しか。

でも、他の男の人の事は、まだ…よくわからないですし、
課長さん、引き合いに出したら…ユウさんやアイさんが、妙に怖い顔になったり、
課長さん責めて、大騒ぎ…なっちゃったりしますから、わたし…どう、したら…?

722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/13(Thu) 15:20
717だけど、ルキちゃんそんなに大騒ぎしないで(汗)
罰ゲームは精々激辛料理とかを食べてもらう程度だから安心して・・・(滝汗)

723 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:40
ルキ(>>720-721
いや、どうかな…? 荒堀さんに当時の話を聞いた限りでは、
互いに気が合わずに協力には至らなかった…と言う様な感じだったよ。
ブラックマン「彼は純粋な強者にしか興味は無く、価値も見出してはいなかったからな。
確かに、言う通りに『優しく』はされなかったであろうな…」
ユウ「ま、ぶっちゃけると『性格の不一致』って感じかぁ」

…ああ、初めて会った時から時折口ずさんでいたあの歌だね。
声も歌い方も悪くは無いし、他にも色々憶えた…と言うのなら、是非聞いてみたいな。
その気になったらいつでも言ってくれ。直ぐ聞かせて貰うよ。
新見妹「どんな歌だろねー? こっちじゃ流石に演歌とか歌謡曲じゃないかー」

寿人神父「残念ながら、誰しもが望まれて産まれる訳では無いんですよ…悲しい事に。
私の場合は、不幸にしてそんな思考かつ金にも汚い女の息子として産まれてしまっただけ…な話です。
それ故に、幼い自分は穀潰しに金食い虫扱い、働ける様になってからは金蔓扱いをされて来たんですよ」
ユウ「そんな考えさえなけりゃ、あっさりポイ…なぁんてのもあるしね。
ま、だから孤児院とか里親みたいなのがこの世で成り立つんだよねぇ…実際」

>>717
新見妹「おー、また懐かしいモン出たねぃ。小学校の頃によくやってたフォークダンス!
前の人の肩掴みながら並んでピョンピョン跳ねてたっけなー」
ユウ「アイちゃんアイちゃん、それ『ジェンカ』だから」

神崎「一番上以外のパーツを抜いては積んで行く…ですよね?
それだけでも結構面倒ですが抜き取りは片手で、ともなると…」
ブラックマン「意外に精神を削られそうですな。集中力の鍛錬には良さそうですが」
…やりましょうか。緊張感を取り戻すには丁度良いかもな。
彩千夏准尉「自分も付き合おう。この遊戯ならば鈍った感覚に喝を入れられそうだしな」

新見妹「ウチはダメだなー。こんなピリピリしたの」
ユウ「あたしもパス。なんかやっててイライラしそうだしさ」

724 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/16(Sun) 21:40
>>718
確かにそれも良いかも知れませんが…。
寿人神父「近場にプールなんかありましたか…?」
ブラックマン「少なくとも、社長の別荘の近辺にはありませんな」
ユウ「ならどっかのホテルにでも…」
彩千夏准尉「その為だけに出向く、と言うのもな…。
我々の置かれた立場を考えると、不用意に人の集まる所に出るのも拙い」

>>719
彩千夏准尉「無論、一家の大黒柱となれる様な男だな。…自分の父の様に」
神崎「…まだ考えた事も無かったですね。
ただ、欧米の女性にはちょっと憧れみたいな物を感じます」
新見妹「ちゃんと働いて養ってくれるなら何でもいっかなー?
…あ、グチャグチャ口煩くないのは絶対条件!!」
寿人神父「特にどうとは言いませんが…金銭感覚がおかしくて汚い女は断固遠慮します」
ブラックマン「私はもう何十年も前に済ませておるよ。
思い返せば、妻は清楚で家柄も良い令嬢で、私には勿体無い様な女であった…」

ユウ「あたしはやっぱ家事も手伝ってくれそぉなのがイイかなぁ…?
ほら、例えばさ…マコト君みたいな」
…姉さんの場合はズボラが過ぎて全部押し付けられそうなんですがね。
と言うか、何故そこで私の名前が出るんです!?
新見妹「てかそれでわっかんないバカ兄貴も何だかなー。
あ、そーだ。そんな兄貴こそどんなのがいーの?」
きゅ、急に言われてもな…。まあ、強いて言うなら…そう、だな。
守ってあげたくなる様なのが結ばれる時に男冥利に尽きる! …と言いたいけれど、
どんな相手だろうと、僕が相手の望む形に沿えば問題は無かろうし、
アイや光井みたいなのじゃ無ければ特に問題も無い…のか。
新見妹「やっぱ節操無いじゃーん! このタラシはー!!」
彩千夏准尉「むしろ、優柔不断が過ぎる気もするな」

>>722
ユウ「うっわ…。一言でこんなんなるんじゃ、それ自体がトラウマなんだねぇ…」
…大丈夫だよ、ルキ。相手は総裁じゃ無いんだ。あの時の様な酷い事にはならないさ。
寿人神父「お遊びの中のほんのペナルティですからね。傷付く様な事はしな…」

新見妹「ちょっと待てー! 激辛って言うけど、それも結構シャレなんないぞー!?」
ユウ「ダメなのはホントにダメって事あるからなぁ…命に関わる位に」
辛さの度合いにも因るのかも知れませんが、度が過ぎるのは流石に…ね。
まあ、私は辛党とは行きませんが、バーモントの辛口程度ならどうと言う事はありませんよ。
彩千夏准尉「一先ずは、その激辛の程度を確かめてから…だな。
とりあえず、自分が味を確かめてからにするか?」

725 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/22(Sat) 16:30
>>722
そ、そう…なん、ですか…?
ご、ごめん…なさい。思わず、取り乱して…。

で、でも…激、辛?もしかして、唐辛子とか…胡椒を、
たくさん使った、とんでもなく辛い…スープとか、煮込み…ですか?

そ、それも…嫌、です。辛くて、痛いのなんて…咽が壊れそう、だから…。

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>723-724
そう、ですね…。その時の事、やっぱり…何も、覚えてない…です。
だから、何もわからない…。でも、突き放されるだけ…なら、
きっと…その人の事、信じなくて…何も、しなかったと、思い…ます。

あ、あの…“聞きかじり”に“うろ覚え”ですから、その…。
やっぱり、まだ…色々、間違ってるところも多くて…。
皆さんの前で、聞いてもらう…なんて、恥ずかしくて…だめ、です。
それに、どんな歌なのかも…ちょっと、わから…なくて。
でも、日本の歌ではないと、思い…ます。だって、日本語でも…アルダの言葉でも、ありません…から。

…そう、ですよね。信じたく、ない…けど、わかりませんけど…本当に、いるんですね。
だったら、どうして…欲しくないのに、子供…生むんでしょう?
そんなに、欲しく…ないなら、生まなきゃ、いい…のに。
そんな考えだったら…生まれてきた子も、すごく…かわいそう、です。

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/22(Sat) 22:00
そろそろ和食が恋しくなって来たのう

727 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/04/24(Mon) 18:25
ルキ(>>725
まあ、おぼろげな記憶の中でも良い思い出が無さそうなら、
そこまで無理して思い出そうとしなくてもいいんじゃないかな?
新見妹「どーしても知りたかったら、荒堀さんに聞きゃいーだけだしねー」
寿人神父「相手がその気になるかどうかは今一つ期待薄…ですが」

ユウ「ま、そりゃ日本じゃないからねぇ…ココは。
ルキちゃんが聞いた事あるってのをあたしらも聞かなきゃ何とも…だけど、
まあよっぽどの事なけりゃほぼほぼ英語でしょ、それ」
どこの語圏の歌であろうと、歌詞を読むのでも無ければ正確には憶えられないからね。
文字を読む事も含めて、ゆっくりと学べばいいさ。何も焦らなくてもいい。

ブラックマン「望んでいても止む無く…と言う事もある。
戦中戦後の時期の様に、生み育てるだけの環境が整わん場合ならば尚更にな」
ユウ「特に何も考えずにヤっちまって…なぁんてのもあるからねぇ。
結局は『人それぞれ』って事さ。あとさ、ルキちゃんが知らないだけで、
アルダでもそぉ言うのは絶対どっかであるよ、残念だけど」

>>726
ユウ「同感。そろそろフライや焼き鳥が恋しいわ」
それ、日本の料理ではありますけど「和食」とは違う気が…。
彩千夏准尉「…と言うかお前の場合はビールのツマミなら何でも良いだけだろう、辻本。
まあ、自分もいい加減お好み焼きに饂飩を食べたくはなったが」
新見妹「コレぞ『和食』!! …ってな料理がイマイチ出ないねー。
まー、ウチも京懐石みたいなのには元々縁無かったしなー。
案外、それっぽい雰囲気漂うお料理ってそんなに思うまで食べてないかも」

728 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/04/28(Fri) 23:12
それにしてもルキちゃんって今の姿以上には成長しないの?

729 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/04/30(Sun) 15:00
>>726
わしょく…と言うと、日本のお料理…です、よね?
黄泉にいた時に食べていて、ここでは食べてないのが…そう、でしょうか?

…どんなのが、ありました?

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>727
そう…ですね。聞けたら御の字…ぐらいでいいかも、です。
だって、その人…どこにいるかもわからない、みたい…ですから。

そういえば、その“えいご”の文字って、何となく…アルダでの字に似てる、気がします。
でも、そのつもりで読んでみたら…ここの人に、笑われてしまいました…。
言ってる事がめちゃめちゃで、意味が通じない…って。
やっぱり、字が似てても…意味や読み方は、全然違う…んですね。
日本語の文字も、まだまだわからない事だらけ…だから、
また課長さんに教えてもらわなきゃ…。


>>728
自分でも、よく…わかりません。
でも、狂王に生み出されて二十年は…経っている、そうですから。
その時から、変わってない…なら、変わらない…気がします。

前に、わたしの事…“エルフ”じゃないか?と、
言われていた…事もありました、けど…そうだとしても、
成長も、老化も、すごく…遅い、そうですから…変わるとしても、
きっと、気の遠くなる月日がかかる…と思い、ます。

730 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/01(Mon) 17:30
ルキ(>>729
彩千夏准尉「確かに公的には消息不明…とはなっているが、
荒堀は現状ずっと黄泉内で活動している様だがな」
神崎「総裁の存命中は鍛錬がてら、その活動に協力していたみたいですね」
何をしているかまでは解らないけれど…少なくとも、黄泉からは出てはいなさそうだね。
もし仮に東京に帰還しているのなら、ニュースにならない筈も無いだろうし。

新見妹「あー…言われてみればそだねー。
黄泉語? …の文字って、よくよく見りゃアルファベットそっくりだわ」
ユウ「いっつも『黄日辞典』通して翻訳してから見てたから、
そんな事まで全っ然意識してなかったけどさ」
そもそも、文化からして違う異邦の地だからね。何らかの類似要素はあれど、
同一と言う事なんてまず有り得ないのは仕方のない事だよ。
寿人神父「むしろ、発音だけでも同一の言葉な事自体が奇跡以外の何物でも無いでしょう」

>>728
そこはもう、神のみぞ知る…でしょうか?
ユウ「ルキちゃん本人が自分の事殆どわかってないっぽいしねぇ」
ブラックマン「総裁なら確実に何か知っていたでしょうが、今となっては…」

731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/03(Wed) 21:40
日本に無事に戻れたら、また探行士をやるのか?まぁ、人それぞれだろうが

732 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/05(Fri) 16:04
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>730
黄泉の中で…ですか?
蓄えがある、なら…暮らし続けるのは、出来なくもない…ですけど、
あんな、危ないところで…ずっと、なんて…わたしには、わかりません。

わたしは、課長さん達と会う前までは…そこでしか、生きられないと思ってた…から、
黄泉から離れる、なんて考えた事も…なかった、ですけど…。
でも、行き来が自由なら…わたしも、ずっとは…居たくなんて、ない…ですから、
やっぱり…好き好んで居る人の事なんて、わかりません…。

…です、よね。文字や読み方は違っても、口に出す音は…同じ。
違う世界で、行き来なんて出来るかどうかもわからないのに…どうして、
アルダと“日本”の言葉は…同じ、なんでしょう?
改めて、考えてみたら…すごく、気になります。

>>731
そう、ですね…。課長さんも、皆さんも、どう…するんでしょう?
お金がいる人は、まだ…続けそう、ですけど。

でも、その前に…“無実”を証明しないと、それどころじゃない…と、思います。

733 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:00
うん…何の音だ? ああ、何かと思えば…探行士用に支給されていた通信機か。
しかし、こんな海外の離島で着信があるだなんて、一体誰が…?

…はい。どちら様で…え? 灰十字さん、ですか…!?
はい、聞こえています。有限会社カサンドラ採掘課の新見です。
あ…ええ。まあ、そこそこには。最近は退屈も身体の鈍りも感じる様になっていまして…はい。
成程…その為に専用の通信機器まで開発、ですか。流石としか、言い様が有りませんね。

はい、はい…何ですって!? 黄泉区の、黄泉駅に、黄泉族の群れが!?
そんな…馬鹿な。奴らは種族特性上、地上に出る事すら叶わない筈でしょう!
それに、公社創設と黄泉開発着手以降一度たりとも地上への出現など無かったと言うのに…!!
それで、その件について我々に何の関係が…?

そう、ですか…。黄泉族の出現に99行区が関わっている、と…そう仰るのですね?
それで、その調査に我々が…。
…解りました。指名手配の身の上であるとは言え、郷里の危機を放置は出来ません。
社長に協力を仰いだ上で、可能な限り早急に帰国します。では、またそちらで…。


新見妹「兄貴、どしたの? てか、今の誰からさ!?」
…灰十字さんから、だよ。黄泉駅で、突如黄泉族の集団が現れて暴れたそうだ。
新見妹「えー!? ンなバカな事あるワケ…!」
彩千夏准尉「そうだ。その様な事件があれば、世界規模のニュースになるだろう、普通は」
それが…どうやら、公社の報道管制により、一切の情報が遮断されている様で。
神崎「黄泉族の被害の方は…どうだったんです?」
そちらは五分程暴れた末に消失し、被害は死者30人に建造物の一部消失で済んだ…との事だそうです。

ユウ「いや、それはわかったけど…あたしら別に関係無いんじゃ…」
その事なんですが…灰十字さんの調査依頼がありまして、
黄泉族の地上発生が99行区に原因がある…との事だそうで、先程私に連絡が。
恐らくは、社長にも既に話は通っている物かと…。
寿人神父「急な話ですね。しかしながら、指名手配犯の私達が無理に帰国してまで…」
ブラックマン「だが、公社が事実を徹底的に隠蔽しているのであらば、
国や公社、或いは地域の有志の手による解決は恐らくは微塵も望めまい。
その事を承知で、灰十字殿は我々に協力を要請して来たのであろう」
…間違い無く、でしょうね。それに、東京の…ひいては日本の危機に成りかねない事を放置は出来ません。
私は、今から求めに応じて帰国しようと思っています。
ですが、今までの黄泉での経緯を知る以上、決して無理強いはしません。
望む人だけ、共に来て頂ければ…。

734 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:00
>>732
荒堀さんの場合は、地上では戦えない強者を求めて…と言うのが動機だそうなんだ。
だから、黄泉族で溢れる命の遣り取りが日常茶飯事なあそこは離れ難い天国…かも知れないね。
ユウ「ま、平穏無事でいたけりゃ近寄るワケないもんね、あんなバケモノだらけのトコなんてさ」

…それより、さっき社員一同の緊急会議で話した事なんだけど、
黄泉の灰十字さんから連絡があってね…地上に黄泉族が出現する事態が発生したらしい。
それで、その調査の為に帰国して黄泉99行区に向かう事になったんだ。
出来れば、君にも力を借りたいが…飽くまでも私達の勝手な希望だから無理強いはしない。
どうするかは、僕らがココを発つまでの間…焦らず考えてくれればいい。
新見妹「ウチらはどーしても気になる事もあるから一旦帰るけど、
どーしても嫌ならココで当分は休んで待ってるのもアリ、だよ?」

>>731
ユウ「てかあたしら指名手配犯だからなぁ…。
探行士復帰どころか、本業もとっくに懲戒でクビだろぉし、
マジ…どぉしろって言うの、って感じだわ」
とは言え、現時点では99行区での探行士稼業への復帰同然…でしょうがね。
神崎「少なくとも、今は『職業選択の自由』などと言っていられる場合ではありませんね、間違い無く」

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/05(Fri) 18:09
おお、事情がどうあれ日本に戻れるのか…
まあ楽園の休日も悪くなかったが、さすがに飽きてた所だから
ちょうどいい運動になりそうだぜ!99行区で黄泉族との戦いも再開だ!

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/06(Sat) 21:03
日本に帰るならあわよくば、銀シャリにお味噌汁を飲み食いしたい・・・

737 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/11(Thu) 16:38
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>733-734
その人、アルダで生きる方が生きやすい…かも、です。
だって、魔物だらけだし、争いも絶えない…から。
だったら、アルダみたいな黄泉が居心地よさ気なのも、何となく…わかります。

あ、あの…!それ、本当…なんですか!?
狂王は、確かに死んだけれど…でも、狂王の残したものは、
まだまだ、きっと、たくさん…あるはずだから、
その中の悪いものが、きっと…そんな事、させてるのかも。

わたしも…行きます。まだ、狂王のした事のせいで、
課長さん達も、他の皆さんも、本当に安らぐ事は…出来て、いない。
それに、“霊樹”…“融合炉”の事なら、きっと…わたしの力も必要になる。
だから、わたしも…もう、逃げません。一緒に、連れて…いって下さい。
もう、狂王のせいで…誰かが苦しみ続けるのは、嫌です…から。

>>735
そう、みたい…です。
課長さんは、“望む人は一緒に”って言ってました…から、
日本に戻りたかった…んですよね?

でも、まだ濡れ衣…晴らせたわけ、じゃない。
黄泉に行くのはいいですけど、大丈夫…なんでしょうか?

>>736
あ、それ…“白い炊き立てのごはん”と“味噌のスープ”ですよね?
日本の人にとっては、定番の献立…だって聞きました。

そう言えば、わたしも…食べた事、なかったです。
日本に戻ったら、課長さん達にお願いして…作ってもらいましょうか。

738 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/15(Mon) 18:25
ルキ(>>737
ユウ「ま、争いが絶えないってのは地球でも同じだけどねぇ…」
彩千夏准尉「とは言え、どこもかしこも黄泉の様な危険地帯、だと言う訳でも無いがな」

…済まない。出来れば巻き込みたくは無かったんだけどな。
ブラックマン「しかしながら、総裁亡き今となっては、
融合炉関係は彼女以外にはどうにもならぬ可能性がありますからな…」
新見妹「ありがとね。ルキちゃんはウチらが守るから」
神崎「話は纏まった様ですね。しかし、どうやって黄泉区まで…?」
あまり大きな声では言えませんが…社長がパスポートと公社の社員証を調達していますので、
それを使えば、多少の手間は要しますが99行区まで戻るのは問題無い…そうで。
ユウ「あっ…。でも、そんなのあっさり用意出来るって…うちの社長ってマジ何者なんだか」
寿人神父「相変わらず頼り甲斐のある反面、空恐ろしい方ですね…」

>>735
手段としては褒められた物ではありませんし、
指名手配が解けた訳では無いので、大手を振って帰還…とは行きませんがね。
ユウ「ま、でも黄泉にさえ入ってしまえばノーマークみたいだし、
とりあえずはそこまでどぉ乗り切るかが勝負所だと思うわ」
彩千夏准尉「ともあれ、99行区までは気を抜くなよ。まあ、辿り着いた先でも気は抜けんが…」
新見妹「そりゃ、黄泉族の巣だからねー」

>>736
寿人神父「解りますよ。日本人にとっては定番のメニューですからね」
ブラックマン「指名手配の身の上である以上は、どこかの店で…と言う訳にも行かんな」
今回は最初から期日不定の長丁場となるのは必然なので、
備蓄に関しては結構な量を用意していますし、
黄泉に辿り着いてからお出し出来ると思いますので…そこまでの辛抱ですね。

739 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/15(Mon) 19:25
錬金王やクラゲンくんにもまた再会できるのか・・・
ルキちゃんも来るようだけど、バトンタッチなのかな?

740 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/20(Sat) 22:05
>>739
ユウ「あたしらが海外に高飛びしてからもぉ半年近くかぁ…。
おっちゃんもクラゲンも元気してっかねぇ…?」
灰十字さんの話に拠れば、総裁が姿を消して私達が日本を発って以降、
99行区は完全に閉鎖されて、外部からの立ち入りは一切無かったそうですから、
キャンプになり本来の拠点の錬金塔に戻られていたとしても、大丈夫かと。
寿人神父「お二人の実力なら、そこいらの黄泉族に後れを取るとも考えられませんし」

彩千夏准尉「そこはルキと錬金王達次第だろう。
今更どちらかと関わりが絶たれてしまう形となるのは寂しい話ではあるが…」
新見妹「とりあえず色々お土産も持って来たし、積もる話はキャンプ入りしてからだねー」
…ああ。一先ずは公社への潜入も99行区行きゲートへの到達も順調だ。
後は、管理官殿にゲートを開いて貰えば…また命懸けの金策の日々が戻って来るな。
神崎「今回は…と言うよりは、前回もそれだけには留まりませんでしたがね。
兎も角、今の内に先を急ぎましょう」

741 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/21(Sun) 08:06
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>738
心配、して下さるんですね…。
でも…そんな事、いって…わたしの事…置いて、行ってしまう…んですよね?
そんなの、わたし…いやです。捨てられる、みたいで…。

それに、“再生の加護”…なかったら、課長さんも社長さんも、
管理官さんも、カサンドラのみなさんも、もしかしたら…黄泉で死んでしまって、
もう、会えなくなる…かも、知れないじゃ…ない。それだけは、絶対に…いや!

狂王の残した、悪いものも…気には、なる。
でも、何より別れたく、離れたく…ない。絶対に、いや…なの。
だから、おね…がい。

>>739
黄泉で待っている、“罪人”と“黄泉族”の二人…です、よね?
悪い話は、聞いてない…から、きっと…会えると。

はい…。わたしも、皆さんと一緒に、黄泉に…帰って、来ました。
もう、キャンプに着いて、社長さん達と一緒…です。
あの人達も、きっと…待っていたと思いますし、わたしも…課長さんとも、
皆さんとも、ここでお別れ…なんて、嫌ですから…。

そういう事、ですから…空の旅の疲れが取れたら、また…改めて。

742 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/23(Tue) 22:31
これでもどうぞ、焼き立てだよ♪つ「串焼きウィンナー」

743 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/05/28(Sun) 20:18
ルキ(>>741
いや、流石にそれは来たくなければ…の話だよ。
それに、指名手配犯にされてしまっている現状では、
無理に連れ歩く訳にも行かないから、安全圏の海外で待って貰おうと…。
新見妹「油断しちゃダメだよぉー?
このタラシの事だから、飽きて面倒っちくなったらポイして逃げ…」
おい!!

彩千夏准尉「冗句はさて置き…だ。確かに『再生の加護』が無ければ、
確実に今までの我々の存在は無かったのは間違い無い」
ユウ「実際何度か『死に戻り』するハメなっちゃってるからねぇ…」
ブラックマン「傍に居てくれれば心強い…どころの騒ぎでは無いな。是非頼みたい」
…そう言う事、だからね。解ったから、そんな顔しないでくれ。

>>742
ユウ「お? 旨そうじゃん! 一本頂戴!」
姉さん! 今の私達の置かれた状況…忘れた訳じゃありませんよね!?
何処で誰が見ているか知れた物じゃ無いんです! 少しは自重を…。
ユウ「ちょっと寄ってみただけじゃん。心配性なんだからさぁ…。
ほい、マコト君達の分も買っといたからグダグダ言いなさんな」
…はぁ。ま、まあ…歩きながら食べられるからそれは良いかも知れませんが…。
彩千夏准尉「何はともあれ、長居は無用だ。公社まで急ぐぞ」

744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/28(Sun) 21:56
課長さん達とルキちゃん、がんばれ〜!

745 名前:ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/05/29(Mon) 16:50
>>742
あ、ありがとう…ございます。
これって、確か…“肉の腸詰”でしたよね?
おいしそう…ですけど、ちょっと大きくて、焼きたてみたいだから、
熱々で、頬張るのも何か、大変…。
冷めてしまいそう、だけど…少しずつ、かじっていくしかない…かも。

何とか、無事に…たどり着けたみたい、です。
人目を避けて、こっそり…でしたけど、思ったより、人がいなかった…です。
99行区の閉鎖の話、本当…だった?

クラゲン「あ、誰?こんなとこに人が来るなんて…。
もう、半年ぶりだよ〜。まさかとは思うけど、公社の人…じゃない、よね?」
ルキ「え?黄泉、族…?でも、どうしてキャンプに…?」
錬金王「ああ、僕の付き人が驚かせてしまって済まないね。
察しの通り、人ならざるこの身だが…故あって今はここに世話になっている。
君は確か…“神の子”だね?探行士諸君共々、黄泉を出ていたのではなかったのかい?」

ルキ「あなたは…“罪人”ですよね?狂王がここで産み出した…。
はい。狂王が倒れたその日に、わたし達は外へ出て…そして、
狂王に着せられたいわれなき罪のせいで、東京を…いえ、日本からも離れていました」
クラゲン「そう、だったんだ…。でも、どうして今になって?
それに、一緒に外へ出た課長さんや社長さん達は!?」
ルキ「ここで、黄泉族が外へ出た…と知らせがありましたので、
社長さんの助けを借りて、帰って来た…んです。もちろん、カサンドラの皆さんも…一緒に」

錬金王「…そうか。彼らも無事か。ならば、これも何かの…数奇な縁だ。
一先ずは僕らで後から来るであろう新見君を出迎えようじゃないか」
ルキ「はい…。それから、色々と積もるお話…聞かせて、下さい」
クラゲン「うん!課長さん達、まだかなぁ…?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>743
大丈夫…ですよ、きっと。課長さん、そんな人じゃない…の、
わたし、ずっと見てて…知ってます、から。

そう、ですね…。黄泉に着いたら、また…加護を施しますから。
でも、死んだ痛みも辛さも、味わうのは同じ…ですから、
あんまり、無茶…しないで、下さい。

>>744
ルキ「はい…。これからも、よろしく…お願い、します」
錬金王「久世戸が居なくなったとは言え、黄泉に関しては未だ未知数が大半だ」
クラゲン「まだまだ危ない事だらけだから、無理はしないでね!」

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/29(Mon) 22:14
クラゲン君にお土産!つハワイアンマカダミアナッツチョコ

747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/05/31(Wed) 15:10
とりあえずは全員帰還か。さて、これからどーすんの?

748 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/01(Thu) 18:00
>>745(ルキ)
新見妹「おーおー、すっげ信頼感だねぃ。
けど、ダマすヤツってのはとことん化けちゃうモンなのなー。
都会ってマジそんなの多いから、ルキちゃんも気をつけなよー?
特に、タラシって人畜無害を装うのはマジ十八番だからさー」
…言ってる事は間違って無いが、僕はそんなのじゃない。
いい加減ルキの前でタラシ連呼は止めろよ。…と言うか、実際裏切ってからにしろ。
そんな気更々無いのに言われ続けるのは心外もいい所だ。
新見妹「それじゃ遅いんだっつーの、このバカ兄貴!
ウチらみたくひっでーウソかまされて泣かされてからじゃダメなんだってー!!」
ユウ「はいはい、そこまでにしときなアイちゃん。
…ま、露骨にアレな下心は無くても色々ニブくてヤキモキさせるのがマコト君だからねぇ。
どぉせまた無茶すんだろぉし…とりあえず何かあってもイイ様に、
手早く『再生の加護』だけやっちゃってよ」
…ユウ姉さんまで。ま、まあ…済まないが、また頼むよ。
もしもの事が可能な限り起こらない様には最善は尽くすけれどね…。

新見妹「おー、おじさんにクラゲンじゃん! おひさー!!」
ブラックマン「うむ。そちらも変わらぬ様で何よりだ」
ユウ「ま、そりゃキャンプ入りしていの一番にお出迎えに来たのが、
黄金の象に空飛ぶクラゲじゃ仕方無いわ。ま、それはそぉと…今そっちはどうなってんのさ?」
神崎「総裁の死後は今に至るまで完全閉鎖の様でしたが、一体何が…?」

>>744
寿人神父「ありがとうございます。
今回も長丁場になりそうですし、気を抜かずに総力で取り掛かりましょう」
ええ。持ち込みの物資に補給線の確保も抜かりは有りませんし、
以前の様な諸々の意味で追われる様な事は無いのが救い…かも知れません。
ブラックマン「とは言え、指名手配犯である以上、
迂闊に黄泉から出られないのは相当難儀な事ですがな…」

>>746
ユウ「あ、そぉ言や土産あったんだわ。忘れるトコだった」
しっかりして下さいよ、姉さん…。ああ、我々からはこちらのを…。

つ コーヒー二種(カウアイ、ライオン)、アロハ醤油、コハナ(ラム酒)、ピーナッツバター
コアウッド・シルバーのサークルペンダント、コアウッド製のパイナップル型置時計

クラゲン君には現地の飲み物や調味料、錬金王殿には黄金ではないけれど、
伝統かつ稀少な樹木製の装身具や家具を土産に買って来たんだ。お気に召して貰えるといいんだけど…。
新見妹「兄貴ったら、ガラにもなく店でずーっと悩んでたんだよー?
ナッツチョコとかは定番で買ってる人も多いから、自分は変わり種買うんだって言ってねー…」
寿人神父「課長さん、中々拘りも強いですから…結構待たされましたよね、あの時は」

>>747
全員…では無いですね。
ユウ「あれ? そぉだっけ?」
そうですよ。…まあ、班の主力に社長、管理官殿とルキが居ますから、
直ぐには気付かなくても仕方は無いのかも…ですが。
新見妹「…あ。そー言えば、黄泉で保護した人らと、
ウチや響子ちゃんと一緒に来た補充組の半分以上見てないや」
ああ。探行士でもない一般人は流石にコレ以上巻き込めないし、
未登録で手配者リストから外れている臨時雇用社員についても同じ事だ。
取り敢えずは社長の別荘に引き続き滞在するなり、私達とは別ルートで帰国して貰うなりしたよ。
彩千夏准尉「妥当な判断だな。そう言えば、課長が黄泉で保護した猫の姿も見ないが…?」
ああ、あの子達も別荘の管理者に引き続き預かって貰っています。
流石に、私達と居る方が身の安全の保障が出来ませんからね。

神崎「黄泉には戻りましたが、採掘の準備を始めたばかりですね」
寿人神父「帰ったばかりでまだ何をすべきかも解らない状況なので…」
そこは連絡を頂いた灰十字さんから今後の方針についての話があるそうなので、
荷解きと夕食が済んだ後に、チノワゲート前に集合して下さい。

749 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/06(Tue) 12:12
>>746
クラゲン「え?え?何?なになに?わぁ…ありがとー!」
錬金王「土産物か…。これは、以前に何度か見かけた“チョコレート”か」
ルキ「そう言えば…“ばれんたいん”という日に、
課長さん始め男の人たちが贈り物としてもらっていたお菓子…ですよね」
クラゲン「相変わらず甘くておいしい!…あ、これ木の実入りなんだ。
ところどころで歯応えあっていーね、これ!」

>>747
錬金王「主だった面子は帰って来たが、前よりは少なく思えるがね」
ルキ「そう…ですね。実際、課長さんとはあちらでお別れした人も多いです…から」
クラゲン「探行士じゃない人はいないみたい…だね。
課長さん達は黄泉の事件の事で帰って来た、って言ってたし…」
錬金王「そもそも不慮の事故で幽閉されていた市井の人間を連れ戻す意味がないから当然か」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>748
ルキ「あ、あの…あんまり課長さんに酷い事、言わないで…」
クラゲン「アイさんって相変わらず課長さんにはトゲトゲしてるよね。
黙ってこの仕事やってた事、やっぱりまだ怒ってるの…?」

ルキ「そ、そう…ですね。皆さんに万が一の事、あったら困りますし…。
“再生の加護”を施しますので、わたしの周りに…集まって、下さい」
錬金王「ふむ…僕は初めて見るが、大それた奇跡の割には意外に派手さはないものなのだね」

錬金王「うむ。新見君達も変わらぬ様で何より」
クラゲン「でも、久世戸様のせいで“テロリスト”にされちゃって、
今までずっと追いかけられてたんだよね…みんな。色々大変だったでしょ?」
ルキ「社長さんの別荘でお世話になってた時は…その、
思ったよりものんびり出来て、黄泉では見た事ないものも見れて…すごく、楽しかった…ですけど」
クラゲン「えー!ほんと!?うらやましいなー…。
僕も外に出れたらみんなと一緒に楽しめたかも知れないのに…」
ルキ「だから、課長さん達と一緒に…お土産、買ってきました。
せめて、“バカンス”の雰囲気も楽しんでもらえたら…って、思って」

錬金王「ほう…どれどれ。金ではない貴金属に、木工の装飾品と調度品か。
ただ黄金に輝くだけではない佇まいが新鮮だね。真に美しきは、黄金だけに非ず…か」
クラゲン「わぁ!飲み物と…これはソースにバター?
これだったら、パンやお肉と一緒に食べたらすっごくおいしそう…!」
ルキ「課長さん…お土産、喜んでもらえたみたい…です。よかった…」

750 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/07(Wed) 23:01
雨が降って1番大変なことは何でしょうか?

751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/09(Fri) 16:10
カサンドラ本社に残留してる奴らに連絡は取らんの?
灰十字センセイ作の通信機なら黄泉からでも連絡は可能っしょ?

752 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/12(Mon) 20:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>749
は、はは…まあ、相変わらずさ。
ルキにからかわれる度に突っ掛かられるから、色々面倒でね…。
新見妹「兄貴がタラシまんまな事ばっかしてっからだろー!
あー…そっちも怒ってるよー? 兄貴がウチらダマしてこんな稼業やってたから、
こーして会えるまでずーっと気が気じゃなかったんだからさー!!」

ユウ「…はいはい、痴話ゲンカはそこまでにしなよ。
もぉキリ無いし、改めてとっととやっちゃって」
神崎「そうこう言っている内に済んだみたいですね。
以前もそうですが、やはり何か起こったと言う明確な実感はありませんね」
実際落命した時に始めて実感出来るでしょうがね…。
まあ、実感はしたくは無いですが。

寿人神父「お気に召した様で何よりです。課長さんが悩み抜いたのは無駄ではありませんでしたね」
ブラックマン「金細工は飽きが来ておると思ったが故だが…当たらずとも遠からず、であったか」
ユウ「ピーナッツバターは焼きたてのパンにでも塗ればイイね。
砂糖入れてなくても甘いよ、コレ」
彩千夏准尉「醤油の方は刺身なり煮物なり色々と使い道があるな。
間違っても、そのまま啜ろうとか飲もうとかは考えるなよ?」
それ自体は兎も角、食材はあまり長持ちはしない物が多いですからね。
今日の夕食は、刺身やほうれん草のお浸しにでもしましょうか。

>>750
彩千夏准尉「そこはまあ、降雨量と地盤にも拠るだろうが…」
ブラックマン「地上でのそれについては、黄泉内とは何の関わりもありませんな。
黄泉と地上はそれぞれ隔絶されておりますので」
黄泉内の話に限れば、常時雨が降り続けているのは「巡礼墓地」位ですね。
泥濘に足を取られるだとか、低体温症の発症が一番に警戒すべき事…でしょうか。

>>751
仰る通り、あの通信機ならば可能です。…が、無理ですね。
新見妹「いや、どっちなんだよー!?」
済まん、言い方悪かった…。「出来るがすべきじゃない」が正解だな。
寿人神父「どうしてです?」
黄泉からも通信可能な程の強い電波による発信…ですからね。
それだけ、傍受も容易と言う事です。
ユウ「…あっ」
ええ、そう言う事です。公社や政府に、
我々の帰国と99行区への潜伏が発覚したら最後、即座に捕縛されかねませんからね。
本社への監視が継続している以上、迂闊な接触は命取りです…お互いにね。

753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/12(Mon) 21:58
クラゲンくんと錬金王さんはいつもどう過ごしているの?
こんな場所に居て楽しいの?出来ればアルダに帰りたい?

754 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/13(Tue) 16:03
ひとつだけお願いがあります いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから…… 思い出してください

755 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/15(Thu) 16:16
>>750
ルキ「洗濯物が、乾かなくて…大変です」
錬金王「その辺りは市井の俗な悩みだね。
もう少し踏み込むならば…夏場の高温多湿な不快感に悩まされるだとか、
長く続けば腐食や黴の発生等の建造物への被害、あたりか。
まあ、それ以外は新見君達の言っている通りだな」
クラゲン「あんまりジメジメし過ぎると、気分悪くなっちゃうんだよね…」

>>751
錬金王「そうする事自体は簡単なようだが…」
クラゲン「やっちゃうと、会社に残ってる他の社員さんにも迷惑かかっちゃう…って、
課長さん達は言ってたみたい…だね」
ルキ「会社にも、監視がついてるって…そうも、言ってました。
連絡、取りたくても…取っちゃ、いけない…かも」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>752
クラゲン「でも、今はずっと一緒なんでしょ?
だったらいいじゃない。それに、あんまり冷たくしたら逃げられちゃうんじゃ…?
あ、そう言えばルキさん…課長さんからかうって、一体何を?」
ルキ「あ、えっと…“はねむーん行きたいから、結婚しましょう”…とか?」
クラゲン「…え?えええええええっ!?」

ルキ「あ、はい…終わりました。これで、もう…大丈夫、です」
クラゲン「やっぱり、意外とあっさりしてるんだねー」
錬金王「必ずしも派手な演出では無いものだね。僕が知る、
あの教皇を名乗る忌まわしい女の悉く仰々しい挙動とは大違いだ」

錬金王「そうだね。確かに、僕はこの身も回りのものも、
棲家すら金に塗れた中で過ごしたからね、僕自身もこの記憶の本来の持ち主も。
だからこそ、いい加減見るに飽いた金よりは素晴らしく見えるのが不思議だよ」
クラゲン「わぁ、ありがとー!それじゃ僕、早速パン焼いてくるねー?」
ルキ「“刺身”って、この…生魚の薄切り、ですよね?
盛ったお皿が透けて見えるくらい、薄い…んですね。すごいです、課長さん…」
クラゲン「こっちの草を茹でたのと、薄い魚の切り身に、この“ショウユ”ってソース、使うんだ?
どんな味がするんだろ?すっごい楽しみだよー!」

>>753
錬金王「特に変わりはないね。
キャンプでは灰十字君と他愛も無い話に花を咲かせ、
僕らだけの時はのんびりとラジオでも聞いているさ」
クラゲン「でも、ほとんど課長さん達の指名手配のニュースばっかりで、
聞いてると嫌になっちゃうけどね…。
社長さんがこっちに戻って来てからラジオ切ってばかりなの…わかる気がする」

クラゲン「帰るとか行くとか、そう言われても僕達…」
錬金王「僕らはあくまでも“黄泉”で造られた“黄泉族”と“罪人”なんだ。
同じ名のアルダの住人を模した、アルゲン無くしては存在すら維持できない存在でしかない。だから…」
クラゲン「僕も錬金王様も、ここでしか生きられないんだ…」

>>754
錬金王「…随分と切な願いだね。君の言うのが誰の事かはわかりかねるが、
僕らの大切な、そして縁のある者達を易々と忘れはしないさ」
クラゲン「それ、悲しいお別れしちゃった人だったら、尚更忘れられないよ…きっと」
ルキ「それがもし、狂王の事だとしたら…悪い意味で、きっと忘れられないかと。
だって、今も…あの男にされた事も、憎しみも、消えてないから…」

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/17(Sat) 14:44
夏用の為に持ってきた、かき氷機と特大の氷があるから
みんなで好きなシロップで食べよう!天然産の氷だから普通のとは一味違うぞ!

757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/18(Sun) 14:51
錬金王さんは黄泉の中に大きな図書館でもあれば退屈せずに済みそう?

758 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/19(Mon) 22:57
錬金王さんは音楽は好き?この時の為にレコード機を持ち込んできたよ
レコード集でポール・モーリアの「恋はみずいろ」とか素敵だよ、聴いてみる?

759 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/20(Tue) 19:25
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>755
新見妹「いーよ別に。逃げたらシバき倒すからさー」
ユウ「ま、コレはちゃんと説明もしなかったマコト君も悪いからなぁ…。
とりあえずアイちゃんにもユイちゃんにもしっかりそこだけは謝らさなきゃ」
彩千夏准尉「ああ。少なくとも新見は兎も角、
双子の妹の方にはまだ何もしていない事でもあるしな…」
…解ってますから全員で迫るのは止めて下さい。

い、いやルキ! ちょっと待て!! それは誤解だよ!!!
新見妹「誤解なワケあるかー! 確かにルキちゃんに言わせただろ、このロリコンがー!!」
ユウ「はいはい、マコト君おちょくるのはイイけどウソは程々にねぇ。
単にそれ、ハネムーンしたかったって話が誰かから出た時にさ、
ルキちゃんがマコト君と結婚したら今のバカンスがハネムーンなるとか、
色々良く知らんまんまブッ飛んだ事言っちゃっただけなんだよなぁ…」
神崎「アレから色々と総突っ込みでしたね…課長もルキさんも」
…お陰様でとんだとばっちりですよ、はぁ。

ああ、その醤油自体は塩系の味だよ。塩や塩水か? …と言われるとかなり違うけれど。
寿人神父「割合あっさりとしていますから、そう言うのが好みなら気に入って貰えるとは思いますが…」
お気に召して頂けて何よりです。帰り際の急ぎでしたので、
今一つ選ぶ時間を取れなかったのが悔やまれましたが…。
ブラックマン「それでも、相当な足止めとなる程の時間は悩んでおったでしょう。
今回は見送ったが、宝石類ならばどの様な物が好みなのだね…?」
宝石なら、大体の方はダイヤモンドを挙げますが、錬金王殿はそれについてはどうでしょう?

>>753
御本人も仰っている通り、出自故に黄泉からは出る事が出来ない身の上ですからね…。
ブラックマン「しかも、持っていた記憶の当人では無い、言わば複製体の様な存在で、
総裁の計画の為に生み出された駒に過ぎぬ…と言った悲惨な境遇ですからな」
ユウ「つっても、こぉして一度蘇ってあたしらのトコに顔出してからは、
何だかんだで気ままに楽しんでるっぽいけどねぇ…ある種、開き直ってさ」

>>754
神崎「その通りですが、あまりにも数が多過ぎて…」
彩千夏准尉「思えば辛くなる程の犠牲は出ているな、自分の知る限りでも」
私も、ココに降り立って最初の採掘行で失った版の臨時社員達の事は、
恐らくは一生忘れられないんじゃ無いかと思いますよ。何せ…。
新見妹「あ、そっか…。その時、生き残れたの兄貴だけ…だったもんねー」
寿人神父「斯様な凄惨な事件の立会人と成ってしまった以上は、
そうそうは忘れる事なんて出来ませんよ…。せめて、来世での幸福を祈ります」

760 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/20(Tue) 19:26
>>756
ユウ「お、気が利くねぇ!」
新見妹「海辺でのアイス三昧もいーけど、この時期のかき氷も最高だねぃ!」
…まあ、な。ココも今の時期の野外程じゃないが、決して快適とは言い難い環境だしな…。
ユウ「キャンプもだけど、結構ジメジメして蒸し暑いトコ多いんだよねぇ…黄泉ってさ」
彩千夏准尉「確かに…な。限られた涼を取る手段である以上、
この際その好意には全力で甘えさせて貰うとしよう。早速だが一つ貰えるか?」

>>757
新見妹「そだねー。おじさんってバリバリのインドア派だしさー」
寿人神父「ラジオ番組も欠かさず聞いておられるみたいですし、
何がしかの退屈凌ぎの手段になりそうな物には直ぐ飛び付かれそうな気はしますね」
まあ、元々が研究熱心な方ですから…

>>758
ブラックマン「ほう…中々良い物を持って来られましたな。
私めは、モーリアの曲ならば『オリーブの首飾り』も個人的な一押しですが」
寿人神父「『恋はみずいろ』でしたら、私は森山良子さんの歌の方が一番に出ますね。
色々と追い詰められた暮らしの中で、初めて一通り聞けた歌でしたから」
ユウ「アレって元々はヴィッキーの歌、じゃなかったっけ?」
確かそうでしたが、世界的ヒット作となった契機はモーリアですね。
ココ最近の新曲ならば、薔薇色とそよ風のメヌエット二種…だったでしょうか。
彩千夏准尉「ラジオだと歌謡曲に矢沢研二尽くしだからな…。こう言うのも中々に新鮮だと思うぞ」

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/21(Wed) 20:31
もしも本当に課長さんとルキちゃんが幸せな結婚しても
ルキちゃんの方がはるかに長命だから、先に課長さんの寿命が尽きて
ルキちゃんを取り残して悲しい別れが待ってると思う・・・
それに課長さんだけじゃなく、社長さんやクラゲンくんと錬金王さんを除く
普通の人間である社員のメンバー達もいなくなってしまうから切ないね・・・

762 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/23(Fri) 16:00
>>756
クラゲン「わぁ、おいしそー!じゃあ、早速いただいちゃうね!!」
ルキ「こっちは、氷を砕いて…山盛りにして、甘い蜜…かけるんですね。
“アイスクリーム”とは違うみたい、けど…どんなのでしょう?」
錬金王「随分な喜びようだね。食を必要とせぬ身体になった僕でも、
こんな光景を見せられていると、何故だかもどかしく感じてしまうな…不思議だが」

>>757
錬金王「外界に踏み出せぬ以上、必然的に内に篭るしかなくなるからね。
そうなれば知識を得られるものであらば、書物や伝聞の類は実によき贈答品だ。ただ…」
クラゲン「あの…何か、問題でも?」
錬金王「うむ…。アルダのものであらば何も問題は無いのだが、
日本…いや、地球の書物だと一々黄日辞典を通さねば読み進むのもままならぬのがね…」
クラゲン「あ、そう言えば確かに。手間がかかると結構ストレスになりそう…」

>>758
クラゲン「え?レコードもあるの!?」
錬金王「よもや蓄音機の類まであろうとはね…。
どうやら、こちらでのそれはなかなかに飾り気の無い分洗練された形のようだが」
ルキ「何ていうか、蓄音機についているラッパのようなもの…はない、んですね」
錬金王「新見君達からも好評のようだし、是非とも頼む。
出来れば、白神君や寿人君のお薦めの一品も欲しいところだね」
クラゲン「いつもラジオで聞いてる歌や曲とは違うのなんだよね?僕も聞いてみたい!!」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>759-760
クラゲン「ほ、ほどほどにねー…」
錬金王「新見君は相変わらず押しに弱いな。
この有様では女を手玉に取るようにはとても思えないのだが…」

ルキ「あ…あの///あれは、その…“結婚”の事、何も…わかってなくて。
それで、皆さんに色々教えてもらって…一生ものの大事だから、
お相手はしっかり選べ…って、アイさんにもユウさんにも怒られて…しまい、ました…」
錬金王「まあ、君は世間一般の雑学や常識には疎い目だから仕方ない事だろうね」
ルキ「でも、課長さん…引っ張りだこみたい、ですし…実は、
やっぱりお相手としては、いいんじゃないか…って思います」
クラゲン「課長さん、そんなに人気なんだー?」

クラゲン「あ、ほんとだ!ただ塩辛いだけじゃなくて、
なんて言うか、コクとか旨みみたいなのがあるんだよね…」
錬金王「確か、豆を漬け込んで熟成させた“醤”と言うものらしいからね。
豆以外にも獣や魚の身を使ったものもあるそうだが」
クラゲン「ソースみたいな感じ、なんですよね?それにしてはさっぱりしてますけど」

錬金王「宝石と言えば、ダイヤモンドもそうだが…アルダでは、
闇の結晶の“オルライト”や光の結晶の“ポイニール”なども素晴らしい物だよ。
ただ、当然ながらこちらでは黄泉でも見かけない代物だが」
ルキ「狂王の記憶がはっきりとしていれば、
もしかしたら黄泉のアルゲンが再現…出来たかも知れない、ですけど…」
錬金王「まあ、僕の中の錬金王の記憶もそのせいでおぼろげだからね。
そういったものが在った、という記憶こそあれど、現物の記憶は曖昧なのが何とも…ね」

>>761
ルキ「あ…え、っ?課長さんが、わたしを…残して?
課長さん、だけじゃなくて…他の、みんな…も?
い、嫌…!そ、そんなの嫌!!まさか、“再生の加護”でも、避け…られ、ない?
嫌、いや…そんなの、いやぁぁぁぁぁ…っ!!」
クラゲン「わぁぁ!?ルキさん、落ち着いてー!!」

錬金王「寿命の問題、か…。ルキ君の素性は確かに、こちらの人とは違う。
しかし、だからと言って…寿命までも長命の種族のそれとは同じとは限らない、かもな。
前に彼女が“エルフ”と酷似した容姿ゆえに立てられた仮説ではあるが、
実態をしかと見ていない以上、誰もその詳細は知らぬ。故にそう考えるのはまだ早計ではないかね?」
クラゲン「あ、それはそうかも…。社長さんは確か“ネイ族”相当の“鬼子”だから、
寿命については多分、エルフみたいな長生きじゃなかったかも」
錬金王「僕らについては、アルゲンさえ尽きねば決して時の経過では滅ばぬ身だが、
裏を返せば、それが尽きた時点で瞬く間に終わりを迎える身だ。
今後“黄泉”がどうなるかは分からないが、黄泉の終わりは僕らの終わりをも意味する。
その時は、逆に君達の寿命よりも先かも知れないね」

763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/06/23(Fri) 21:25
願わくば黄泉に生き残った者達が全員、最後まで幸せな人生を送れる事を祈り願うよ・・・

764 名前:猫の群れ 投稿日:2023/06/25(Sun) 12:42
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さん、錬金王さん…来ちゃった)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(ルキちゃ〜ん、ユウ姉ちゃ〜ん、会いたかったよ〜!)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(置いてかないでー!)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(今更みんなとお別れなんてヤなの〜!)
.c(,_uuノ

765 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/25(Sun) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>762
そうですよ…。お恥ずかしながら、ですが。
それなりに交際はあっても、悉く振られているのは私の方ですし。
…光井に完全に騙されていて一向に信じて貰えてませんが。

ユウ「そぉそぉ。何だかんだでマコト君色々気が利くし、
家事もバッチリやってくれるから、仕事人間よかよっぽどイイかもね」
彩千夏准尉「諸々のサポートに関しては社の中で右に出る者は居なかろうよ」
新見妹「口うるさくてタラシじゃなけりゃ言う事無いけどさー…」
…人気、と言うより良い様に使われそうに見られてるだけな気がするけどね…はぁ。

神崎「異世界の貴金属…ですか。アビスにあるそれとは違って、
実体があるならば、こちらに持ち込めればアルゲン同様の注目を浴びるかも…ですね」
しかしながら、黄泉のそれも「アルゲンで再現された類似品」相当でしょう。
電力に変換して、アルゲン電池に蓄電しない限りは持ち出す術が無い以上は、
黄泉にある形のままでの活用など、夢のまた夢でしょうね…現状では。
ユウ「てかそのあっちの宝石って、黄泉じゃそれっぽいのあるとしたらどんなんだろ…?」
彩千夏准尉「恐らくは、高純度のアルゲンが宝石らしい形を取っているのだろうな。
価値も見栄えも、それ相応の良い物ではある…とは思うぞ」

>>761
日本人、いや…地球人同士の話であれば意識する事も無かった事ですが、
異世界の、それも人ならざる種族が相手となると…ですか。
神崎「そう言った事は小説や漫画、アニメの話位かとしか思えなかったですしね…」
新見妹「何でもいーけど、だったら余計ルキちゃんはこんなタラシ選んじゃダメだってー!
不幸になっちゃう要素が増えてんなら尚更だー!!」
お前は直ぐそっちに話持って行くの止めろよ…。
とは言え、身の振り方についてはルキ自身も知らない事がある以上は、
尚の事諸々の意味で慎重にならざるを得ないな…。
神崎「今後の事も含めて、XTHでの検査を受けて見るのも良いかも知れません」
ブラックマン「素性が解るだけでも違いますからな。
黄泉族と罪人の二人は兎も角、社長に関しても実際どうなのでしょうな…?」
ユウ「そこはとりあえず本人に聞いてみるっきゃないかねぇ…?
ま、ルキちゃんとは違って年月相応の成長はしてるっぽいからまた違うんだろぉけどさ」

766 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/06/25(Sun) 18:00
>>763
ユウ「そだね…。ただ、やんごとなき事情ってヤツで、
こんなトコに命懸けで稼ぎに来てるってなると、黄泉は無事に生きて出れても、
その後の人生が正直どぉなるか…ってぇとねぇ」
寿人神父「私は、自分を食い物にして来たあの女さえ居なくなれば、
この先は幸福とは行かずとも、まだ何がしかの良い未来はあるのでしょうが…」
彩千夏准尉「自分は既に黄泉に父を奪われているも同然、だな…。
仇の首を取る機会こそあろうが、それを果たした後に残っている物など…」
ブラックマン「私めもココを終の居場所と定めた様な物ですからな。
稼業を終えた所で、生き甲斐も失って無為な余生と成るだけえあらばいっそ…」
新見妹「いや、なんかみんなしてドンヨリし過ぎだろぉー!?」

猫の群れ(>>764
え…? いや、何故ココに!?
社長の別荘の管理人に預けていた筈だろう!? 何が、どうなって…。
新見妹「あー…ゴメン、兄貴。
この子達さー、発つ日になったらお別れ言った途端にすっげ泣きそーな顔しちゃっててさー…。
んで、なんかもー見てられなくって…それでこっそりウチと一緒に、ね」
ば、馬鹿かお前!? 一体、何考えてんだよっ!?
こんな命の危険しか無い所から折角離れられたって言うのに、
どうして連れて来てしまうんだよ!!
新見妹「そりゃそーかもだけど…でも! 一緒に居たがってるの無理に引き離して、
ヘタしたら二度と会えなくなるかもとか、そんなの最悪だろー!?
ウチやユイみたいな思い、この子達にまでさせる気かよ、このバカ兄貴ー!!」
け、けど…だからと言って戦う力も無いのにこんな所に連れて来るなんて…。

ユウ「はいはい、もぉ止めときな」
新見妹「ユウ姉ちゃん…」
姉さん、ですが…。
ユウ「来たのはしょうがないんだし、あたしらで守ってあげりゃいいだけさ。
それに…どぉせ無事に帰れるかどぉかわかんないなら、最後まで一緒の方が良くない?
んで、何もかも終わったら一緒にユイちゃんトコ連れて帰るんでしょ?
じゃあまた一々戻るよか手元に居た方が面倒無いっしょ」
それは、そうですが…。しかし、そうなるとこの子達の食料の問題も…。
新見妹「そこは抜かり無いよ! 好物のササミや白身魚とツナに、
キャットフードも色んなのめ一杯買い込んでるからさー!!」
…ふぅ、しょうがないな。とりあえず…キャンプからは出ないで、
キャンプでも探行士の皆や錬金王殿の傍を離れるんじゃないぞ、いいね?

767 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/06/28(Wed) 15:55
>>763
錬金王「まあ、僕らはなるようにしかなるまいな。
ただ、久世戸が敷いた在るべき道とやらから外れてこうしている以上、
未来が未だ未知数な事だらけなのは間違いなかろう」
クラゲン「僕は、こうしてみんなと一緒に色々して楽しめるから、今が一番幸せ!」
ルキ「わたしも…。それと、わたし…また、黄泉から出られたら、
今度は日本の、色々なところを回って…みたい。その為には…狂王が着せた濡れ衣の罪を、
みんなで、少しでも早く…晴らさなきゃ」

猫の群れ(>>764
ルキ「あ…もしかして、課長さんの猫、たち…なの?」
クラゲン「あ、久しぶり!君達も課長さん達と一緒だったんだー?
今までどこに隠れてたんだよー…って、あれ?」

錬金王「ほう…。新見君は身を案じて旅先に預けて来たが、
愛那君はこの子達の願いを受けて密かに連れて来た…と言う事かい?
まあ、どちらの意見も至極真っ当だが、一番にものを言うのはやはり当事者の意思…だろう」
クラゲン「どんなに危なくても、カサンドラのみんなと一緒にいたかったんだよねー?
それ、何となくだけどわかる気もする」
ルキ「課長さんが心配されるのも、怒るのも、わかり…ます。
でも、置いていかれるのも…やっぱり、辛い…です。だから、その…。
この子達にも“再生の加護”…あげますから、一緒に…置いて、あげて?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>765-766
錬金王「おやおや、それはご愁傷様だね。
しかし、愛那君は完全に逆だと信じて疑わぬようだが、
その光井とやらにどんな風に言いくるめられたのだろうかな?」
クラゲン「課長さんより仲がいい人だから、無条件に信じちゃったとか?」
ルキ「そう言えば、その人が課長さんに捨てられた…とか、
アイさん、前に何回か…言ってた気が…。本当のとこ、どう…なんでしょう?」

錬金王「しかし、何だかんだと面倒見の良さはお墨付きのようだ」
ルキ「ええ…。“バカンス”の時も、課長さん…色々と、動いてくれました…から」
クラゲン「すっごい頼られてる感じだねー。一緒にいると安心できそう」

錬金王「そう言えば、アルゲンは外界では黄泉で取っている形を維持出来なかった…みたいだね。
実際、アルゲンで構成される黄泉族が外で生き長らえられぬ以上、如何なる例外も存在はしなさそうだ」
クラゲン「“電気”の形なら外へ出せる…とかで、久世戸様は“アルゲン電池”って入れ物を作った…んですよね?」
錬金王「うむ。これまでに集めた情報を吟味して得られた結論は、それで間違いなさそうだ」
ルキ「そんなものまで作って…狂王は、アルゲンの力で、何をしようとしていた…の?」

768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/03(Mon) 17:49
さて、今は皆さん主に何してんの?
黄泉族騒動の原因究明ってのは聞いてるけど
そのために何するべきかがよーわからんのだわ

769 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/07(Fri) 14:14
>>768
錬金王「いや、僕らもそれについての詳細はまだ聞かされてなくてね…」
クラゲン「とりあえずは、99行区をしらみつぶしに探すしかなさそうな気がするんだよね」
ルキ「確か、狂王が存命だった時には…まだ、起動しなかった花石があった…かと。
そこに、何か…突破口がある、のかも…です」

770 名前:新見妹 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/07/07(Fri) 18:00
やっほー、ウチだよ、ウチ! 兄貴達がまた探索に出てる真っ最中でさー…。
今日もみんなのお相手は留守番のウチがするよー!!


錬金王のおじさんとクラゲンにルキちゃん(>>767
言いくるめられたも何もさー、冴子さんが赤裸々に語ってくれた、
あのバカ兄貴との日々がどーしてもウソっぽく思えないんだよねー、ウチは。
あ、それに冴子さん…ウチが兄貴追っかけてカサンドラに入った後に、
探行士としてのアレコレを一からホント丁寧に教えてくれてさー、
大石さんや開道さんもイイ人だったけど、一番お世話なったのって冴子さんだし、
そんな人が涙ながら…けど、ホント嬉しそーに兄貴との思い出を話すモンだからさー…。

それ絶対兄貴が捨てたから、あんなんなっちゃったんだと思うよー?
ルキちゃんも、外面だけにダマされちゃダメだかんねー?

…ま、そこは間違ってないんだけどさー。
でも、目を離すと勝手に突っ走って自分だけ痛い目見るのもザラなんだよー!?
だから、逆に安心出来ないんだってー! …マジモンのタラシでもあるしさー。

そーいや、アルゲン電池の事なんてあんま考えた事無かったよねー。
てか、結構面倒そーなのに、何で電気の形にして持ち出そーとしたんだろ?
聞いた感じの総裁の「錬金術」の技術だったら、割と色々融通利きそーな気がすんだけどなー。

>>768
あー、それなんだけどさー…って、何だろ?
あ、無線連絡だ! もしもし、兄貴!? 今どーしてんのさー!?

新見課長「こちら、新見班…。キャンプ内の待機要員に告ぐ。
最寄りの探行士は至急応答されたし…って、アイか?」
そだよー! もぉ出かけてから二週近くにもなるってのに、何やってんのさー!?
新見課長「それを今から説明するんだ。黙って聞けよ…はぁ」
何だよもー、勿体つけちゃってー! んで、アレから何か変わった事あったん?
確か、今回は大聖堂の「月望台」に向かってたんだよねー?
彩千夏准尉「ああ。そこの花石が灰十字の言葉通りに活性化していたのでな、
その先に飛び込んでみたのだが…確かに、新たな行区が存在していた」
「未知行区」ってヤツだね! マジであったんだ…。んで、どんなトコなん?
神崎「そう、ですね…。さしずめ、『灰一色に塗り潰された大聖堂』と言った感じですね。
ただ、宙に浮かぶ石畳の様な感じで、踏み出せそうな場所は殆ど無さそうに見えますが…」
新見課長「目には見えないだけで、実際はきちんと足場はあるさ。
とは言え、全てがそうでも無いから慎重に歩を進めなきゃならないけれどな」
うえー…メンドっちそー。
ユウ「ま、そろそろ持たなさそぉだし、一旦引き返すわ。
お宝もそれなりのが出てるしさ」
新見課長「そう言う事だ。戻ったら、改めて作戦会議だ」
うぃー。気を付けてねぃー。

771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/10(Mon) 13:48
久々の採掘稼業はどうよ?バカンス期間ってブランク長かったから
結構体なまってて大変じゃないかい?

772 名前:新見妹 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/07/13(Thu) 18:16
>>771
まあ、逃避行ではありながら実質長期休暇…ですからね。
彩千夏准尉「ああ。黄泉では日常だった命の遣り取りとは無縁だったしな…。
それに、運動らしい運動も精々海に出て泳ぐのが関の山だ」
ブラックマン「釣りなどもしてはいたが、それも激しい運動とは言えぬ」
新見妹「何だかんだで現地のご馳走でおなか一杯な毎日だったしねー」
寿人神父「毎日運動不足に食欲旺盛となると…」
ユウ「ストップ、トッシー! それ以上は女の子の前で言うモンじゃないよ!」

…はは。まあ、何だかんだと週単位も経てば流石に…ね。
神崎「黄泉や日輪アビスでの感覚を失くす程の長い間は離れていた訳でもありませんし、
徐々に探索を進めて身体を慣らせば、取り戻すのはそうそう苦でもありませんでしたよ」

773 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/15(Sat) 16:20
新見妹 ◆9RJ/YOMI(>>770
クラゲン「そ、そうなんだー…。それで、どんな思い出だったの?」
ルキ「なんだか、すごく未練…あるんでしょうか?」
錬金王「それだけ新見君を愛していた、と言う事なのかな?
それでもそんな彼女に別れを告げた…と言う事は、愛が重過ぎて疲れたのかな?」
ルキ「そこだけ聞いたら、課長さん…ひどい事、してるみたいに見えます。
でも、その冴子…さんだけの話じゃ、何とも言えない…です」
錬金王「何はともあれ、新見君からも話を聞かない事にはね」

錬金王「確かに、久世戸ほどの者ならば選択肢も多くあった事だろうね。
その中で“アルゲン電池”を選んだのは、恐らくそれが奴にとっての最適解だからこそ…かもな」
ルキ「意外と、それ以外が成功しなかった…からかも、です。
ただ、狂王ほどの知識がありませんから、何とも言えませんけど…」

>>771
ルキ「皆さんの話を聞いていたら、確かにそんな気…しますけど」
錬金王「環境の激変が長期に渡っている以上は、止むを得ない事だろうね」
クラゲン「それでも、何だかんだでうまくやれてるみたいだねー」

774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/19(Wed) 18:02
冷房かけなきゃじっとしてるのすらやってられん猛暑の中で
肉体労働に従事する人たちにはマジ尊敬しかねーわ

775 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/20(Thu) 18:41
そういえばだいぶ前になっちゃうけど、みんなは七夕で何か願い事はしたの?

776 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/22(Sat) 16:26
>>774
錬金王「確かにね。炎天下での激しい運動を伴う活動自体が、
慣れてはいようと納得づくでしていようと、一種の苦行ではあろうからね」
クラゲン「水気をちゃんと取らないと、“だっすいしょーじょー”って言うのを起こして、
場合によっては死んじゃう事だってあるんだよね…」
ルキ「わたし達はまだ、日の当たらないところだから…まし、かもです。
暗くて、じめじめする所が多くて、それはそれで大変…ですけど」

>>775
錬金王「そう言えば、そんな行事もあったっけかな…」
クラゲン「去年、みんなに紙に願い事書いて笹に吊ればいい…って聞いて、
やってみた事、あったんだよねー…そう言えば。
でも、アルダの言葉で書いたのがまずかったかはわかんないけど…叶わなかったし」
錬金王「まあ、ちょっとした呪いの類に過度の期待は禁物だろうさ。
しかし、気の持ちよう…と言うのもあるかも知れないしな」
クラゲン「だから、今度は“日本語”で書いてみたんだよねー。
いつかにんげんになりたいな…っと。今度はどうかなー?」
ルキ「そう言えば、わたしも…課長さんに、読み書き…習いましたから、
折角、ですし…お願い、書いてみました」
錬金王「ほう…何にしたんだい?」
ルキ「はい…。“ぬれぎぬを、はらして…かちょうさんと、いっしょにいえへかえりたい”…です」
クラゲン「そっか…。課長さん達はまだ、久世戸様に罪を着せられたまま…だったよね」

777 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/07/22(Sat) 20:55
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>773
新見妹「兄貴がたまたま新入社員の時に口説いたのが冴子さんで、
見た目だけは結構カワイ気のある兄貴にメロメロになっちゃって…本人曰く『燃える恋』ってヤツで、
すっかりゾッコンだったんだけど、兄貴って移り気でタラシなワケでしょー?
だから、冴子さんにもあっさり飽きてポイしちゃったって…」
逆だって言ってるだろ、逆だって! 声掛けて来たのもあいつの方からだし、
なし崩しで付き合ってても、何だかんだと合わないトコだらけでギクシャクして、
結局あっちから別れ言って来たからそれっきり、だよ! いい加減に嘘を真に受けて吹聴するなって!!
お前が信じないのは勝手だとしても、だよ!
ユウ「マコト君の女癖は兎も角、光井サンって確かにあんまし引き摺る人じゃないっぽいしなぁ…。
ま、コレはあたしが見た時の印象だけど…アイちゃんが思ってるのとは違うと思うわ」
そうですよ…。「恋する乙女」とか、あいつに一番似合わない代物ですよ…はぁ。
と言うか、むしろ私への扱いの方が酷いと思うけどな…。

彩千夏准尉「最適解…か。この場合は『アルゲンをどう扱うか』のそれだと思うぞ」
ブラックマン「『新たな資源』として流通させる為…でもあり、
効率良く扱う為の形として、電気を選んだのではないか…と言う気がするな」
流通させる事自体にも、何らかの意味…裏があったのかも知れませんね。
総裁亡き今、新たな発見も無い以上は憶測でしか語れませんが。

>>774
新見妹「だよねー。土方のおじさんとか、ホント大変そーだしさー」
ユウ「刑事連中の張り込みとかも、結構な地獄だったりするね。
…ま、日陰にでも潜り込めるならちったあマシかも知んないけどさ」
神崎「ルキさんの言う通り、僕達の業務には環境の違い故にさほど関係は無い話ですね。
ただ、命を落とす危険性は熱中症等より遥かに上ですが」
何れにしても、付きまとう危険や苦労を少しでも慮って頂けるのならば、
業務活動中の身の上としては報われる話ですね。

>>775
ユウ「したした! こぉ言うのもテンション維持には結構大事だしね。
あたしは勿論、大金稼いで浴びる程ビール! って感じ」
寿人神父「辻本さんは相変わらず…ですよね。
私はあの忌々しい女がくたば…失礼、教会の皆の下へまた戻りたい…です」
彩千夏准尉「嫌な本音が漏れてるぞ、久我澤。…まあ、自分も人にどうこうは言えんか。
父の仇との一日も早い再会を待ち望む旨を書き記した以上は、な」
新見妹「ウチは『兄貴をシバく!』それだけっ!!」
お前なぁ…。
ブラックマン「む…? この、札は…? ほう、どれどれ…。
『兄貴達みんな連れてユイのトコ帰る』…ほうほう、コレはコレは…」
新見妹「わーっ! わーっ!? ゲン爺、見ちゃダメ…ってか見るなぁー!!」
やれやれ…。でもまあ、あいつが書いてくれてるなら…そう、だな。
僕らは一刻でも早く調査を終えて戻らないと…。さて、今後はどうなる事やら…な。

778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/24(Mon) 22:24
錬金王さんは頭の良いインテリだから、日本語の読み書きをマスター出来るんじゃない?

779 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/24(Mon) 22:44
みんなはお寿司食べ放題と焼肉食べ放題なら、どちらを選ぶ?

780 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/25(Tue) 15:45
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>777
錬金王「新見君の体験談に、ユウ君の証言を聞く限りでは…そうだな。
愛那君は、その光井と言う者に騙されている公算が高そうだ。
まあ、命に関わる様な実害は無さそうだし、適当に流せば良かろうて」
クラゲン「課長さん、ドンマイだよー!」
ルキ「でも、いつまでも揉めてたら…迷惑、です。
やっぱり、光井さんも一緒に…きっちり、話し合った方が…いい、です」

錬金王「ふむ…資源としての流通すら、計算の内かも知れぬ、と?
本来は持ち出せぬ筈のアルゲンを、形を限るとは言え…外界で活用出来る様にしたのだ。
己の理想が全ての久世戸が、この異郷の地の発展への努力をするなど、
僕の知る奴らしくなくて腑に落ちなかったが…それ自体も、奴の目的の為の布石だとするならば…まさか」
クラゲン「どうしたんですか、錬金王様?」
錬金王「考えてもみよ。アルゲン無き世界にアルゲンを徐々に浸透させると言う事に他ならん。
今は形が限られているとは言え、アルゲンをばら撒き、アルゲンを世界の一部へとしつつあるのだ。
そして、黄泉のものはあらゆるものがアルゲン無き空間では存在の維持すら出来ぬ。
さて、これは何を意味するかな…?」
クラゲン「あ、ああああ!ま、まさか…!」
ルキ「…え、っ?そ、そんな…!狂王は、ゆくゆくは黄泉の全てを地球に…?」
錬金王「左様。世界を創り変える為にアルゲンが必要不可欠ならば…それが答なのさ」

>>778
錬金王「お褒めに預かり光栄だが…文字の読み書きについては、
知力や学力の問題と言うより、習得を左右するのは根気と記憶力の問題ではないかな?」
ルキ「そう、ですね…。文字の形と読み方、覚えなきゃいけないの…それ、ですから」
クラゲン「書くのは元々アルダの文字で出来てたから、
平仮名や片仮名、漢字の形を覚えれば日本語もいけそうかな…?
僕は、手足が人間のじゃないから、ちょっと大変だけど…」
錬金王「“黄日辞典”に頼り切りと言うのも困りものだし、
僕も徐々にではあるが、自力での読み書きは会得しつつあるのだよ」

>>779
錬金王「どちらも日本のそこそこは高価な料理…のようだね。
まあ、食事が出来ず、必要ともしない僕にはさしたる関係はない話だが」
クラゲン「“焼肉”…は文字通り焼いたお肉、なんだよね?
“寿司”っていうのは、今初めて聞いた名前だよー!
でも、食べ放題なのは嬉しいかなー。どっちでもよさ気だけど、
とりあえずはわかりやすそうな“焼肉”にしよっかなー?」
ルキ「“寿司”って言うのは、色んな魚介を握ったご飯に乗せたお料理…だって、
課長さんやユウさん達から、聞き…ました。日本の、代表的な高級料理…だそうですし、
わたしは、そちらの方を食べてみたい…かも、です」


781 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/07/25(Tue) 20:40
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>780
新見妹「えー! おじさん、冴子さんを疑うのー!? ひっどーい!!」
…ほら見ろ。それココで言ってるのお前だけだし、当たり前だろ。
元々の信憑性だって相当アレだけど、そもそも光井本人の言ですら無いしな。
新見妹「ぐぐぐぐぅ〜…」
…しかし、だからと言って気楽にも流せる物でも無いですよ。
噂として流れるだけでも、結構は風評被害にはなる事ですしね…はぁ。

ユウ「ま、それはそれとしてもあたしも個人的にマコト君と光井サンの間に何があったかは気になるし、
ルキちゃんの言う通り、本人も交えて色々積もる話はしたいトコよねぇ」
私は勘弁願いたいですけどね。あいつ、確実に場を引っ掻き回すのが目に見えてるし…。
ブラックマン「何はともあれ、全ては事を終えて合流を果たしてから…ですがな」
ええ…。あいつと開道、親父は地上の本社で建て直しに奔走中ですから。

神崎「…その憶測が事実であれば、由々しき事態ですね」
ユウ「ん? どぉしてさ、剣一君?」
神崎「アルゲン無き地上にアルゲンが徐々に浸透し、
黄泉族が活動可能になるまでのアルゲンが満ちてしまう…と言う事になるんです。
コレは…日輪アビスから異形が湧き出るのと同等の脅威に晒されかねない大事なんですよ!」
ブラックマン「うむ…。黄泉族も異形も各々の唯一の対処法以外では排除出来ぬからな」
その兆候が既に現れ始めているのは、灰十字さんが仰っていた例の事件からも明らかですね。
しかし、総裁が倒れる前には予兆すら感じられなかったと言うのに、何故今頃になって…?

>>778
まあ、確かにその気になれば直ぐ…だとは思いますよ。
ユウ「何だかんだでクラゲンやルキちゃんもちょっとずつ出来てるみたいだしねぇ」
彩千夏准尉「そこは本人の言う通り、学習と努力の積み重ね…だろう

>>779
新見妹「ウチは当然お寿司! 滅多に食べられない高級品だもん!!」
彩千夏准尉「自分は選べ、と言われれば焼肉…の方だな。
気兼ねせずに数を食べられるのは気分的にこちらの方だから…な」
ユウ「ま、何となく寿司ってあんまりがっつくとみっともなく見える気するしねぇ…。
ビール片手に盛り上がる方がイイから、あたしも焼肉の方かなぁ」
ブラックマン「亡き先代があまり高級志向に拘らぬ分、
意外に無縁だったので、私めは寿司の方を久方振りに頂きたいですな」
寿人神父「どちらでも構いませんが、私は食べ放題と言うのはちょっと…。
アレ、実は思ったよりは元は取れないからなので」
神崎「どちらも外食で位しか縁はありませんし、行くならば形式には拘らず嬉しいです」
何れにしても給料日になってからの話…ですよね、流石に。
特に寿司なんて、どれだけ飛ぶのか知れた物じゃありませんし…。

782 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/25(Tue) 21:13
皆さん、糸引き飴でもどうですか?当たりを引くと大きいのが出て来ますよ

783 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/26(Wed) 00:01
他の探行士「せっかくここまで生き残ったんだ、絶対にハッピーエンドを迎えてみせる!」

784 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/07/27(Thu) 18:36
みなさんの良い思い出話を聞かせてください

785 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/07/28(Fri) 16:40
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>781
錬金王「ふむ…。名誉を損なう悪評の流布、か…。
確かにそれは由々しき事態ではあるな」
クラゲン「課長さんが“たらし”って事…ですよね?
でも、それってどんな意味だったっけ?」
ルキ「あの、確か…それ“女癖が悪い”とか“浮気者”…って事、だったかと。
課長さん、そんなに酷い人には見えない…ですけど」
クラゲン「それ、アイさんが事ある毎に言ってるよね?
自分のお兄さんなのに、なんでそんな風に言うんだろ?」
錬金王「行動自体は兎も角、真に貶めたくてそうしている気はしないがね…。
むしろ、悪評の流布で異性を遠ざけようとしている辺りが…いや、僕から言うのはやめておくか」

錬金王「現状、新見君達は指名手配の凶悪犯…という事だからな。
合流は互いを危機に陥れる破目にしかならぬが故に、したくとも出来ない…か」
クラゲン「きっと会社の人も心配してると思うんだけど…」
ルキ「その事を、お知らせもできない…んですよね?お互い、すごく…辛そう」

錬金王「恐らくは、久世戸が打っていた布石の一つがようやくここに至って…と言う事だろうね。
アルゲンの外界への拡散は、既に余人に気取られぬ形の手法が確立されていたのであろうな」
クラゲン「でも、成果が出る前に久世戸様は…」
ルキ「それでも、狂王のした事は…まだ、尾を引いている。
だから、わたし達で…止めなきゃ、いけない。
課長さん、皆さん…力を、貸して下さい。わたしの好きになった、この世界を…守りたい、から」

>>782
クラゲン「飴…って、キャンディの事、だよね?
でも…糸引き?まさか、あのアルダ一危ない珍味の“納豆”みたいなの!?」
錬金王「いやいや、流石に飴は腐っても糸は引くまいよ。
それに、これは…何本もの糸に飴を括りつけていて、その糸を束ねたものだね」
ルキ「色とりどりで、大きさも…まちまち、ですね。
でも、“結ぶ”ならわかります…けど、どうしてこれで“引く”なんて名前、なんでしょう?」
錬金王「ふむ。束ねている糸を一本引けば…いずれかの飴が手繰り寄せられる作りか。
なるほど、理屈としてはくじ引きの類だね」
クラゲン「あ!引くって…そういう事だったんだ!」
ルキ「何か、楽しそう…。ひとつ、引いてみてもいい…ですか?」
クラゲン「僕も僕も!!」

>>783
錬金王「うむ、その意気だ。やる気を失くしては、事を成す以前の問題だからね」
ルキ「大丈夫…。わたしが、守ります…から。“再生の加護”で。
だから、皆さんも…諦めないで」
クラゲン「僕は応援しながら見守るしか出来ないけど、頑張って!!」

>>784
クラゲン「僕は、錬金王様と一緒にいた事全部と、
課長さん達や他のみんなと会ってお話して、
また錬金王様と一緒にこうしてみんなと一緒でいられる事かな?
だって、僕らの命は黄泉が出来てからだから…」
錬金王「飽くまでも記憶の中での話であれば、そうだな…。
死の森の狂王であった久世戸と共に忌まわしき世の歪みアルダーと奴の信徒共、
その帝国と教団、身勝手の極みの理に全力で歯向かった、
世のひねくれ者としての長きに渡る戦いと、その間に奴と理想を語らった、
今や叶わぬ未来に思いを馳せていた頃が…最高に輝いていた時期、なんだろうね…僕にとっては。
まあ、今となっては僕自身の存在も含めた、最高の皮肉でしかないわけだが」
ルキ「わたし…黄泉に囚われて、狂王の下にいた頃は、
そんなの、何ひとつ…ありません、でした…。
でも、何度も繰り返される苦痛と苦難の中で…課長さんや社長さん、
管理官さんにカサンドラの皆さん…99行区で出会えた皆さんとの、
今まで過ごした日々の出来事が、わたしの…何よりも、素晴らしい…思い出、です」
“”

786 名前:猫の群れ 投稿日:2023/07/29(Sat) 18:12
 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さん、錬金王さん…ありがと)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(アイちゃんごめんよ〜。ワガママ言っちゃって)
.c(,_uuノ


 ∧,,∧
(=・ω・)= ニャー(帰ったら目いっぱいおもてなしするから、頑張って!)
(,, uu


  ∧_∧
 (´・ω・) ニャー(目指せ、モフられ担当の癒し枠〜!!)
.c(,_uuノ

787 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/01(Tue) 15:00
猫の群れ(>>786
錬金王「さて…“再生の加護”の付与はもう済んだかい?」
ルキ「はい…。これで、この子達も…命を落とす事、あっても…大丈夫、です」
クラゲン「まあ、キャンプにいてたらそんなに危ない事はないけどねー」
錬金王「まあ、念には念を…という事だ」
ルキ「課長さんの、大事なお友達…ですから。それに、わたしにも…。
絶対に、みんなで…一緒に、帰りましょう」
クラゲン「そだね!それまでは、一緒に課長さんの帰りをお出迎えしよっ!」

788 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/04(Fri) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>785
新見妹「冴子さんにした事が一番ヒドいけどさー、
兄貴がタラシだってのは事実だかんなー!」
そりゃまあ、確かにココの課長として落ち着くまでは、
今まで自分が結構惚れっぽいのもあって色んな異性とは付き合ったけどさ…。
でも、お前がキャンプの面子見て女性比率高いだけでハーレムだとか、
光井の戯言真に受けてだとかで変に騒いだのは全部誤解だからな!
ユウ「やっぱおっちゃんもそぉ思うか…。
何だかんだでアイちゃんってホントわかりやすいからなぁ…。
ま、素直じゃないからツッコむのは面倒になるし止めといた方がいいのは確かだけど」
新見妹「だーかーらぁー! ウチはバカ兄貴に将来泣かされかねない、
カワイソーな女の子の犠牲者を減らしたいだけだってのー!! そーいうの違うってー!」
彩千夏准尉「やれやれ…だな」

神崎「全国指名手配の件でも歴然としている事ですが、
XTHの後援の御舟財閥の根回しですら功を奏さず、
日本国その物を敵に回している状況に何ら変わりはありませんからね…」
結局、今は頼れる物は自分達だけ…でしょう。
まあ、事態その物が余人の手を借りてどうにか出来る事では無い気もしますが…。
ブラックマン「ですな。黄泉族に絡む事態は探行士以外の対抗手段がありませんからな。
とは言え、地上に出た黄泉族に関しては探行士ですらも対抗は出来ませんが…」
寿人神父「ええ。我々もアルゲンを使えなければ所詮は『只の人』ですから」

>>782
ブラックマン「おぉ、またコレは余興に打って付けの菓子を出して来ましたな」
新見妹「コーセーの糸引き飴、だよねー? なっつかしいなぁー!
ウチも駄菓子屋さんでユイと一緒によく引きに行ってたなー」
彩千夏准尉「フルーツの形をした物はつい最近出た物の様だな」
こう言ったちょっとした物は、気分転換には丁度良い感じなんですよね。
いつもいつもこうした細やかな気遣いをして頂き、本当に有難う御座います。

>>783
ユウ「ま、一回墜ちるトコまで堕ちたからねぇ…。
後は這い上がるだけしか無いんだし、トコトンまでやってやるまでさ」
済みませんね。弊社に採用され、私の隊に配属されて99行区に来たばかりに、
立て続けの長期間にこの様な辛苦を味わう破目にさせてしまって…。
彩千夏准尉「何度も言うが、課長や社長の所為では無い。
この苦境を招いたのは、公社を設立して世の転覆を図った久世戸英器だ。
姿を消して尚生き続ける、奴の謀の脅威を打ち砕けば全ては終わる。
弱音を吐くな! 今まで通り、淡々と事に向き合え!!」
神崎「そうですよ。久世戸総裁を相手にする程の難事はもう無いんですから、
後は落ち着いて一つ一つ、目の前の障害を排除するだけです」
そう、ですね…。ココまで来て気落ちなど、している場合じゃない。
では、改めて…後ひと踏ん張り、宜しくお願いしますよ皆さん!

789 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/04(Fri) 18:00
>>784
良い思い出…ですか。そう、ですね…。
私としては、まだ良心が健在だった頃の学生時代…でしょうかね。
新見妹「そだねー…あの時までは幸せいっぱいだったよね、ウチら…。
でも…パパとママが死んじゃって、兄貴まで大学出た途端に姿眩ましてさ、
そっから今の今までユイと二人っきりで、カサンドラに辿り着くまでがどーもなんなくて…。
なんもかも全部! ブッ壊したのバカ兄貴じゃないかよぉー!!」
黙って探行士になったのは悪かったと思うけどさ…生活の為だから仕方無いだろ!
大体、全部壊したって何だよ!? 意味解らん!!
ユウ「小学校の時は何だかんだであたしらとも家族ぐるみで仲良かったもんねぇ。
あたしも、平穏無事で幸せって言えてたのはそんな時までだったかなぁ…?」

彩千夏准尉「家族と良き思い出、か…。自分も父が現役の探行士であった頃は、
安定した生活に憧れが容易く自分の手の届く所にあって、絶対に離れなかったからな…。
父があの黄泉族に殺され、父と共に全てを失うその日までは…な」
ブラックマン「今は亡き先代が健在であった頃に仕えておった時の全て…ですな。
先代と妻を支え、二人にも支えられた事が。ココで全てを語るには余りにも多過ぎるが故、今は遠慮しておきますが」
寿人神父「都心の教会に赴任した頃と、今こうしてカサンドラ社の聖術工として在るこの時…でしょうか。
それか、強いて言うならばそこを含めあの女との一切の関わりが無い時…ですかね」
神崎「相変わらずその人に関してだけは辛辣ですね、寿人さん。
僕もまあ、XTH隊員と探行士として働いている今が一番充実している時…ですね、確かに」

猫の群れ(>>786
新見妹「気にすんなよぉー、ウチらの仲じゃん!
大体、あんな目して鳴いてるのに置き去りに出来るなんて、鬼畜か悪魔かバカ兄貴の所業だろぉー!!」
…何で僕をその中に入れる? はぁ…まあ、来てしまったからにはしょうがないな。
何時になるかは解らないけど、このヤマが片付いたら僕らと一緒に家に帰ろう。
ユイ…もう一人の妹にも是非会わせてあげたいからな、新しい家族として。
ユウ「何だぁ…何だかんだでやっぱ飼う気満々なんだ、マコト君。
だったらついでにあたしもお邪魔しよっかなぁ…?」
新見妹「はぁー!? 何言い出すの、ユウ姉ちゃーん!?」
ユウ「いや、だってさ…今回の件であたし、懲戒でクビは確実…っつーかとっくに確定だろぉし、
何かと将来が不安だから、見知った顔の頼りがいありそぉなのに養って貰おうかと…」
…何でそうなるんですか。正直、いっそ面接の時に不採用にしておけば良かったのかもな…はぁ。

790 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/04(Fri) 21:20
あなたが選ぶ、オススメの一冊は何ですか?(ジャンルを問わず)

791 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/05(Sat) 09:47
ルキちゃんって巫女とか魔女とかのシャーマン系の職業が似合いそう

792 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/08(Tue) 08:08
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>788-789
錬金王「まあ、この様な危険地帯にまで追って来るほどだからねえ…。」
クラゲン「課長さんやユウさんが一緒じゃなかったら、結構正直に色々教えてくれるんだよねー」
錬金王「うむ。久世戸との決戦の最中に君達の帰還を待つ間もそうであったな。
ああまで気を揉む位なら同行した方が良かったと思う位には…ね」
ルキ「でも、課長さん…お仕事始める前は、本当に“たらし”…だったんですね。…信じられない」
クラゲン「ま、まあまあ…。ルキさん、ちょっと目がこわいよ?落ち着こ、ね?ね?」

ルキ「そういえば、そう…でした。探行士の皆さんも、黄泉じゃなかったら…」
クラゲン「本領は発揮出来なくなっちゃうんだよねー。でも、黄泉族が生きられる位のアルゲンがあれば、
探行士のみんなだって、探行士として戦えるんじゃないかな…ひょっとしたら」
錬金王「理屈はそうだろうね。ただ、無条件でアルゲンの漂う中で存在を維持出来る黄泉族と、
特定の条件化でアルゲンを攻撃に転用する探行士とでは細部が色々と異なるだろう。話はそう、単純では無いかも知れんな…」

>>790
クラゲン「うーん…なんだろ?残念だけど、どっちの世界の本もあまり詳しくないから…」
錬金王「塔の中の蔵書の一つに“円卓の生徒”というものがあってね…。
アルダーの者共に歪められた聖人達の真実の姿が記された叙事詩なのだよ。
ただ、君達が読むには黄日辞典を通さねばならんのが手間にはなるが」
ルキ「わたしは、そう…ですね。管理官さんから、お借り…した、
地球の、乗り物についての絵本…ですね。すごく、わかりやすくて…お勧め、です。
ただ、わたし…まだ日本語は苦手、ですから…なんて題なのかは、わかりません…けど」

>>791
錬金王「雰囲気的には、確かにそうだろうね」
クラゲン「やってる事だけを見るなら、どうかって言われれば“ヒーラー”の方かも」
ルキ「実際のところは、狂王が…“至宝ヨミ”の行使権を自らに与えさせるために、
媒体として造り出した“神の子”ですので、厳密には…違い、ます。
ヨミの力は、神が認めた者にしか、行使は出来ません…から」
錬金王「とは言え、やってる事は実際には非常に巫女らしくはあるのだがな」

793 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/08(Tue) 20:20
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>792
新見妹「ちょ…っ!? おじさーん!? クラゲーン!?」
彩千夏准尉「そうか…。まあ、止むを得ん所もあるか。
そもそも新見を同行させなかったのは経験の差の問題等もあっての、
現場監督…つまり、課長の判断もあったからな」
身内故の甘さ、の謗りを受けるのも止む無き事ではありますが…ルキ?
い、いやちょっと待ってくれ…! 矢鱈惚れっぽさがあったが故の、と言うか若気の至り…でもあるが、
長続きしないのが殆どとは言え、私達は互いに清い交際ばかりで…!
新見妹「ふっふっふー。ルキちゃん、やっとわかってくれたんだぁー!
バカ兄貴ってホントにタラシなんだから、注意しなきゃダメよぉー? ププププ…!」
ま、待て…誤解だぁぁぁー!!

ユウ「ま、バカな痴話ゲンカやってるあっちは放って置いて…と。
黄泉族が僅かな時間とは言え、外へ出られる状態になってる現状だけどさぁ…」
神崎「外界へのアルゲン流出の疑惑もココで様々な仮説が立てられましたが、
大本の原因が黄泉内部に在る事には変わらない、でしょうね」
彩千夏准尉「ああ。久世戸の『国生みの大樹』の時ですら起動しなかった花石が、
それまで秘されて来た行区への道を拓いた事にも、間違い無く何らかの関わりはあるだろう」
寿人神父「大聖堂の先の行区の探索は先の調査で粗方済みましたし、
中心部と思しき場所に鍵があるのでしょう。そこで何か進展があれば良いのですが」

>>790
逆に色々とあり過ぎて、何をお薦めすれば良いか迷うんですよね…。
ユウ「マコト君、和洋問わず色んな小説持ち込んで読み漁ってるもんねぇ…」
新見妹「一つ読み終わるまでは集中するけど、終わったらすぐ次! …だからなー。
ウチはコミックだけど『ヨミえもん』がオススメかなー?
未来からやって来たカエル型ロボットとのドタバタ劇のギャグ漫画で、最近アニメ化もしたっけー」

>>791
…確かに。「神の子」と言う立場や肩書きの様な物までありますしね。
寿人神父「実際の『奇跡』の事を抜きにしても、占い師や預言者なんかもしっくり来そうですね」
ブラックマン「浮世離れした外見に雰囲気がそう見せるのだろうな」
ユウ「ココの探行士的なモンで言うなら『魔術工』か『聖術工』だろぉけどさ」

794 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/12(Sat) 23:20
皆さん、リプトンの紅茶でもいかがですが?とても甘美な味がしますよ♪

795 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/13(Sun) 08:59
ちょっと遅いけど、夏はやっぱりウナギ!
秘密裏で全員分の鰻重を買って来たよー!
つ鰻重&うなぎの肝吸い×人数分

796 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/15(Tue) 20:30
>>794
ブラックマン「やはり、紅茶と言えばコレか」
スコットランド発祥の老舗のブランドでしたね、確か…。
ティーバッグタイプの物が出始めたのがほぼ15年位前の話だった気が。
ユウ「あの黄色いアレって、日本の紅茶の定番だよねぇ」
彩千夏准尉「相変わらずの良い香りだ。
贅沢を言うべきでは無かろうが、何かケーキの類も欲しくなるな」

>>795
彩千夏准尉「ああ、そう言えば…『土用の丑の日』だったか。すっかり忘れていたな」
ユウ「ま、しょうがないか。あたしらその時未知行区に出てたからねぇ」
新見妹「半月過ぎちゃってるけど、別にいーじゃん…って、おぉー!」

ブラックマン「重だけでも中々の物ですが、肝吸いまで付いて来るとは…」
神崎「流石にコレは専門店にでも行かない限りはそうそう食べられる物じゃないですね…」
寿人神父「あ、ありがとうございます…。しかし、ココまでの代物だと、
流石に調達は相当に難儀したのではありませんか? 何か、色々と申し訳無い気が…」
社長が色々と手を回して、貴方もその絡みで動いている…って事ですか?
何はともあれ、済みませんね…本当に。
新見妹「もー、細かい事はこの際いーじゃん! 冷めない内にみんなで食べちゃおーってば!!」

797 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/15(Tue) 21:15
>贅沢を言うべきでは無かろうが、何かケーキの類も欲しくなるな
そういえばケーキと言えば、皆さんは何がお好きですか?

798 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/15(Tue) 22:39
錬金王さん、本の差し入れです
暇潰しにどうぞ。つ松下幸之助の「道をひらく」

799 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/16(Wed) 16:54
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>793
ルキ「そう、ですね…。だったら課長さん、前の女の人達と何もやましい事…ないんでしたら、
ちゃんとそれ…証明、して下さいね?」
クラゲン「へ?」
ルキ「だって、“たらし”じゃないなら…他の人に、目移りなんて…しない、ですよね?
わたしの事、そばで…ずっと、守ってください。離れたら、いや…ですよ?ふふ…」
錬金王「ほう…そうくるか。しかし、現実問題となると、どうなるものかな…?」

クラゲン「あ、そだそだ!実際その“未知行区”ってどうだったの!?
大聖堂から行けるとこ以外にも、あと二つあったよね?」
錬金王「残りは確か、臥竜の森と死星砦の先…だったか。
そちらの方にも何か手掛かりになるようなものはあったのかい?」
ルキ「狂王が生きていた時は、動かなかった…花石。
でも、それが今は…。狂王は、どうなった…の?もし、生きていたのなら、
今は…何を企んでいるの…。あ、ああ…!」

>>794
錬金王「ふむ…袋に小分けにしたのを湯で煮出すやり方か。
分量的には一度きりしか出来なさそうだが、軽く一杯やるなら丁度良いか」
クラゲン「すっごいいい香り!でも、もうちょっと冷めてからじゃなきゃ厳しいかなー?」
ルキ「これだけでも十分ですけど、レモンやシナモン…あったら、もっと良かったかも…です」

>>795
錬金王「おや、これはまた随分と豪勢な…。
しかしながら、僕は食事を摂れる仕組みの身体ではなくてね…。
ひとまず、僕の分は適当に他の皆で分け合うと良いさ」
クラゲン「あ、すみません錬金王様…。それじゃ、お言葉に甘えて…」
ルキ「何でしょう…これ。柔らかくて、ふっくらしていて…。
それでいて、油っけたっぷりで甘辛くて…おいしい、ですけど…ちょっと、食べるの…大変、です」
クラゲン「こっちのスープはすっごくあっさりしてるよねー。
見た目はちょっと気持ち悪いかも…だけど、おいしいよこれ!」
ルキ「あっさり風味ですから、口直しには丁度いい…ですね」

>>797
錬金王「この身体になってから久しく忘れてはいたが、
かつての僕なら…そうだな。容易く摘めて手も汚れないパウンドケーキの類だったかな。
ケーキではないが、タルトなんかも好みだったように思う」
クラゲン「僕はケーキって食べた事ないから、是非食べてみたいな!
クリームとかチョコでいっぱいのおっきなケーキ!」
ルキ「わたしは、そう…ですね。シフォンケーキとかチーズケーキ…みたいなの、です。
あんまり甘くてべたべたしたの、胃がもたれそう…ですから」

>>798
錬金王「おお、気遣い済まんね。
見聞を広めるのが最高の娯楽の僕にとっては、この世界の本は良き贈り物さ。
さて、これは一体どのような…ふむ。」
クラゲン「錬金王様、それってどんな本なんです?」
錬金王「ああ、これは…どうやら、この日本国屈指の実業家の著書みたいだ。
最初は自叙伝の類かと思っていたが…様々なかつての自らの発した言葉で想いを後進に伝える、
言わば啓発的な文書のように思えたね。
為政者だとか創業者だとか言う以前に、人としてあるべき姿を伝えようとしているんじゃないかな…?」
クラゲン「そんなすごい人、どこの世界でもそうそうは居なさそう…」

800 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/16(Wed) 21:19
皆さん、ここに炒飯を置いときますね・・・お腹空いていたらどうぞお召し上がりくださいね?
つ「絶品チャーハン」

   \                            /
     \     ズサー!     。・゚・ 彡    /
       \     ─=∧,,∧   ミ。・゚・。・゚・)/
         \三c(,_⊃`・ω・)⊃━ヽニニ/
 チャーハン   \             /
     作るよ!! \         /    よしバレてない
  ∧,,∧          \∧∧∧∧/   クルッ ∧,,∧
 (;`・ω・)  。・゚・⌒)  <    チ  >     ミ(・ω・´ )つ サッサ
 /   o━ヽニニフ))  < 予 ャ  >     c( U・ ゚U。彡・ 。・゚・
 しー-J          <    |  > ━ヽニニフ
──────────< 感 ハ >───────────
      ヽ        <    ン  > 野菜だけでもおいしいね
    。・゚.||       < !!!! の >          ∧,,∧
   。・゚・。||ミ      /∨∨∨∨\         (・ω・  )
  。・゚・  〆      /時は動き出す \ ̄ ̄ヽ・゚・ 。・゚/(_,   )
  ∧,,∧ ┃ラヴィ!!/。・゚・ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄  \   ̄ ̄ ̄ \、_)
 (∩゚∀゚)∩   /。・゚・。・゚・  ∧,,∧     \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 /    ノノ  /        ( ・ω・´ )っ    \ ̄| ̄| ̄
 しー-J  /  ヽニニフ━oイ    |       \

801 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/20(Sun) 14:14
>>800
錬金王「ほう…食事の差し入れか。割合よく見かけるね」
クラゲン「わぁい、ありがとー!…で、チャーハンってなぁに?
見た感じ、ごはんに色々混ぜて強火でじゃじゃっ!…って炒めてるけど」
ルキ「忙しそう…。でも、みんな…楽し、そう。課長さん達の分、入れても…まだまだ、たくさん。
あの…よかったら、皆さんも、ご一緒に…どうでしょう?」
クラゲン「うん、それいーね!こんなにあるなら、作った人達も食べられるよ!
それじゃ、僕らも…あ、いいねこれ!熱々で油てかてかだけど、あんまり油っこくないよ!」
ルキ「そう…ですね。ぱらぱらで、口の中で、さっとほぐれる…感じ?
油いっぱい使ってそう、だったのに…どうして、こんな味わいになるの…?不思議…です」

802 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/20(Sun) 22:22
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>799
…え? い、いや、その…。
証明はいいんだけど、傍にずっと…と言うのは、その…。
新見妹「ルキちゃーん!? ナニ言ってんだよぉー!?
ダメー! それだきゃ絶対ダメだってー!! 兄貴とずーっと一緒だとか、ウチらだって出来てた事な…じゃなくて!
こんなのとずーっと一緒に居たら、ルキちゃんの色々が危な…」
…おい。だから、いい加減人を性犯罪者みたいに言うなって何度…。
彩千夏准尉「お前達、いい加減にしろ。不安に駆られるのは解らなくも無いが、
課長は現場指揮官として常に黄泉の行区内には出張らねばならん。
元々帰還すれば小まめに必ず顔を出しているのだし、度の過ぎた我侭は言う物では無いぞ」
ユウ「ルキちゃん、最近色々言う事ブッ飛んでるなぁ…。
アイちゃんもマコト君も思いっ切し遊ばれてるし…。ま、見違えて明るくなったのはイイ事だけどさ」
私は色々気が気じゃ無いですけどね…はぁ。

それは兎も角として、未知行区の件ですが…ええ、探索自体は順調です。
私が直接出向いているのは大聖堂の花石の先のみですが、
他の分隊の面子にも残る二行区の探索は並行して進めて貰っていますよ。
新見妹「ウチと響子ちゃんに御舟会長のトコは、死星砦の先に行ったよー?
そっちはまだ半分も進んでないけど、中身は元の砦と色以外はあんま変わんないかなー?」
神崎「巣食っている黄泉族の能力は格段に上がっていますが…まあ、
お祖父様に愛那さん達ならさして気になる事でもありませんか」
臥竜の森の先の方は、そちらに向かった分隊からの報告では崖の上と言う風な地形…だったそうです。
寿人神父「神崎君はああ言ってましたが、流石に一筋縄では行かない様で、
探索に関しては、どちらかと言えば遅々としている…と言わざるを得ない状況ではありますね」
ブラックマン「それよりは、妙に懐かしい…と言うよりは、
出来れば思い出したくは無い類の気配を時折感じ取れる事に不安を覚えるがな…」
ユウ「気のせいじゃないの、爺さん? 考え過ぎだって」

>>797
彩千夏准尉「うむ、そう…だな。自分は無用に甘ったるいのが苦手な故に、
パウンドケーキやシフォンケーキの様なクリームを塗っていない物が良いな」
ブラックマン「特に好き嫌いはありませんが、私めは誕生会での馳走等で、
ホールの豪奢なクリームケーキを頂く機会は多かったですな。
妻はチーズケーキが何よりの好物でしたので、家では専らそちらでしたが…」
新見妹「ウチはチョコケーキだねー! 誕生日になったらパパとママがいつも買ってくれてたもん!
…兄貴はケチだから、ホールじゃなくてピースになっちゃったけどぉー…」
お前な…。家族が揃う機会も減ったし、ユイがチョコレートに飽き気味だったから、
僕らだけになってからは好きなのをそれぞれ買う事に決めただけだろ…。
神崎「派手なパーティーでもなければピースの方が楽ですし融通も利きますよね。
その時その時で違う物を色々食べたい僕としては、別種のピースの方が良いです」
ユウ「そぉ言やマコト君は何が一番イイのさ? あたしは定番の苺ショートだけど」
そう、ですね…。基本はクリームので、乗せている果物をその時の気分次第で違うのにしてますね。
何が良いかと言われれば、桃やブルーベリーが乗せてあるのが好きですよ。

>>798
ユウ「あ、それって確か…」
ブラックマン「松下会長の著書、ですな。
実業家と言うよりは、人として大事な事を説く様な中身であった筈だが…」
会長がかつての自社の機関紙に寄稿した短文の纏め、でしたよね。
まさに、あらゆる意味で「座右の銘」に相応しい言葉の集大成…と言った所ですね。

>>800
新見妹「たっだいまぁー! あー、もー腹へったー…って、おぉー!!」
ユウ「アイちゃん、女の子なんだしそぉ言う言い方は止めなって…お?」
寿人神父「今日は炒飯ですか。しかも、折り良く出来たてが振舞われるとは…。
相も変わらず食欲をそそられる香りですね。では、早速頂きましょう」
…おお、コレは中々。火加減も食感も今まで食べた中では最上の物ですね。
ココまでの食感の物を作れるとなると、大手の料理店の方…なんでしょうか?
彩千夏准尉「恐らくはそうだろう。しかし、こちらの具が野菜尽くしのは結構珍しいな」
ユウ「レタスを入れてるのもそぉだよねー。
てか、レタスを炒め物に使ってるのなんてコレで初めて見たわ」

803 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/21(Mon) 20:44
皆さんは西遊記 (1978年のテレビドラマ)を見たことはありますか?
あとクラゲンくんとルキちゃんには絵本の西遊記を
そして錬金王さんには小説の西遊記をどうぞ見てください

804 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/21(Mon) 21:49
夜はちゃんとぐっすり眠れてますか?

805 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/25(Fri) 00:37
出会った瞬間から別れへのカウントダウンが始まる……さよならだけが人生さ

806 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/28(Mon) 20:20
>>803
寿人神父「ああ、知ってますよ。確か、堺正章さんが主演のドラマの…でしょう?」
新見妹「アレ、確か三蔵を夏目雅子さんがやるってのも結構意外だったんだよねー」
生憎と、我々が99行区に幽閉されている最中に放送終了した物ですから、
残念ながら今もまだ完全には見れていないまま…なんですよね。
彩千夏准尉「仕方あるまい。自分達がココに踏み入ったのは79年で、
80年…去年の段階では久世戸との事にようやっとケリがついたかと思えば、
冤罪で全国指名手配されるに至り、つい先日まで海外へ跳んでいたのだからな」
ブラックマン「去年、一昨年に世に出回っていた物の大半には関われる状況ではありませんでしたな…」

>>804
睡眠時間は適宜取ってはいるのですが…夜は、と言うと…。
ユウ「採掘や探索の状況次第で、休息が取れる時間なんてコロコロ変わるからねぇ…」
神崎「時間的に『深夜』『早朝』と呼べる時間帯に規則正しい就寝が出来るか否か?
…と言われてしまうと、残念ながら否定せざるを得ませんね」

>>805
新見妹「いやいや、それってなんか寂しくなーい?」
ブラックマン「理屈は判らぬでもないが、必ずしも離別が約束されておる訳でも無かろうに…」
ユウ「てかそれ、なんかの歌の歌詞じゃないの?
なぁんか響きがそれっぽくカッコつけたみたいな感じすんだよねぇ」

807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/08/28(Mon) 22:04
哲学で一番面白いと思った書物は「老子」と「荘子」!
というわけで錬金王さんに贈呈します!つ老子と荘子

808 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/08/30(Wed) 16:38
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>802
ルキ「心配…して、下さるんですか?
ふふ…じゃあ、課長さんと…アイさんも、ずっと一緒に…ね?
それなら、今まで出来なかったって言ってた…課長さんとずっと一緒も…出来る、でしょう?
あ…そう、言えば。ユウさんも、猫達も一緒…でしたっけ?
それなら、みんな一緒で…にぎやか、です。きっと…(くすっ)」
クラゲン「でも、そんなにたくさんでお邪魔して、大丈夫…かなぁ?
課長さんのお家がどれぐらいの大きさかわかんないから何とも…だけど」
錬金王「まあ、今は新見君達も業務中だからね。まだ当分は先の話だろうさ。
兎も角、今はあまり無理を言って困らせてはいけないよ?」
クラゲン「はーい」
ルキ「そ、そう…ですね。すみません…。その話は、また後で…」

錬金王「ふむ、そうか…。しかし、悉く花石のあった空間を模倣した形の迷宮…か。
その事自体にも、何やら妙な意味はありそうだが…果たしてどうなのやら」
クラゲン「それに、執事さんの言ってた懐かしいのか何なのかよくわかんない気配…って?」
ルキ「かつての“罪人”のように、狂王やアルダ縁の何かがまた…いる、んでしょうか?
狂王の事だって、生死がどうなってるか…わからなくて、不安…なのに」

>>803
クラゲン「わ、ありがと!どれどれー…」
ルキ「僧侶と、猿と、オークに、頭が磨かれたみたいな、リザードマン…?
人に近い、魔物を従えて旅…してるんですね。どういうお話、なんでしょう…」
錬金王「ざっと成立の経緯を調べつつ読み進めてみた感じだと…ふむ。
どうやら、史実の高僧の経典を求めた旅を元に伝奇物として書き下ろされた物語のようだね。
全員が全員、過去生からの罪を背負って苦難に立ち向かう冒険物語か。
読み物としては老若男女を問わず人気を博しそうな話ではあるな」
クラゲン「アルダにはこういう奇想天外な冒険って結構ありますけどね、実話で」

>>804
錬金王「長きに渡り魂と肉体を切り離されて封印されていた身だからね…。
むしろ、そんな時間が勿体ないしこの身体だと必要ともしないから、睡眠など取らんな」
クラゲン「夜もだけど、疲れたらお昼寝もしちゃうよー」
ルキ「“ばかんす”の時に、寝る時間とか…きちんと、しました…。
ですから、今も…時間見て、夜になったら…ちゃんと、寝て…ます」

>>805
錬金王「まあ、極論ではあるが事実だとは言えるか。
生きとし生ける者は、いずれは死を迎えるのだから」
クラゲン「ま、まあ…事情があったり気が合わなかったり…とかもあるし、
誰もがいつまでも一緒…ってわけにはいかないけど」
ルキ「でも…お別れを前提にって、何か…悲し過ぎます」

>>807
錬金王「ほう、こちらの哲学書か。随分と気前の良い事だね。有り難く頂くよ。
しかし、今は“中華人民共和国”なる大国が支配する大陸の思想家の書か。
いずれも“道教”なるものの始祖的な御仁のようだが…」
クラゲン「この人たちって、一体どんな人なんでしょうか…?」
錬金王「“荘子”の著者の方は荘周…ないしは荘子休なる人物であると判明しているようだが、
“老子”の著者に関しては今ひとつはっきりしないようだね…。そもそも個人であるかどうかも解らぬし、
先程譲り受けた西遊記に並ぶ伝奇物では最高位の神の様な存在として扱われてもいるしな…」
クラゲン「神様!?で、でも…そこまですごい人なのに、なんではっきりしない事だらけ…なの?」
錬金王「詳細な記録が遺され続けぬ限りは、いずれどこかで歪みや綻びが生じ、
真実の姿などいとも容易く葬られるものさ…。アルダー教に聖人として祀り上げられた円卓の騎士達のようにね」
クラゲン「そう、ですよね…。でも、この人達の事はアルダーみたいな事はされてないって、思いたい…。
誰かに都合のいいように自分の事を歪められるだなんて、ひどすぎるから…」

809 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/08/31(Thu) 20:20
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>808
新見妹「ぶぁ!? い、いやまーそのさぁー…。
そりゃウチが一緒ならバカ兄貴に変な事させない様に見張ってられるけどさー…。
だから、そーじゃなくてウチも四六時中はくっ付いてられないから、
無理にルキちゃんが一緒に居て危ない目にわざわざ遭いそーなリスク負う事ってねーじゃんよーって…あーもー!!///
てか猫ちゃんは兎も角、ユウ姉ちゃん居たって家事なんて出来ないからあんま意味な…」
ユウ「アイちゃんも人の事エラソーに言えんのに、そりゃ聞き捨てならないねぇ…。
てか、家事なんてマコト君とユイちゃんにお任せでイイじゃん。昔っからそぉなんだしさ。
むしろ、甲斐性ある男がイイってんならあたしやルキちゃんも一緒に養える位で丁度良くない?」
…とりあえず、違う意味でルキとアイの同居は僕も賛成出来ないな。
コレでユウ姉さんまで混ざるとなると、ルキが変な方向に感化されそうで怖いんだが。
彩千夏准尉「養われるのが前提で尚、家事も丸投げ…と言うのは感心せんな。
この際、自分も指南の為に厄介になろうか?」
新見妹・ユウ「何でじゃぁぁぁぁぁぁ!?」
…准尉殿まで。もう、訳が解らん…。あ、ああ…そうか、そうだな。
私の今居るアパートの一室は言うまでも無いが、実家も一軒家とは言え、
そうまで広い訳でも無いし、実際この人数では前より大所帯になってしまうしな…。
と、当分先の話だし…また色々落ち着いてから、だな。
ユウ「ちぇ〜…」
彩千夏准尉「む…そうか。だが、止むを得んな」
新見妹「何でサチ姉が残念そーなのさー!?」

え、ええ…そうですね。話を戻しましょう。
Mr.の予感は兎も角、罪人の真実に関する極秘文書を見る限りでは、
ほぼ同一に近い存在の再現や複製は可能…かも知れません。
寿人神父「実際、今こうして錬金王さんがこちらに居られますしね。
理由は不明ながらも、今後もそう言った事案の発生は有り得るでしょう」
ブラックマン「それより以前に、甦ったと思しきマーフィン公爵の襲撃もありましたしな…」
神崎「考えたくはありませんが、他の罪人の事も警戒すべきでしょうね…」
ユウ「ま、一先ずは大聖堂の先の未知行区に行こっか。
何にしても、色々とカタつけなきゃなんないからさ」

>>807
寿人神父「それ、哲学書…ですよね?」
ブラックマン「確かに、今の錬金王殿には打って付けの書物だろうな。
俗世に倦み疲れた彼には、ある種の癒しとも成りそうだ」
単純に退屈凌ぎであれば何でも良さそうな感じはしそうですけどね…。

810 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/01(Fri) 21:25
人生は選択の連続だな、自分が選んだ道に後悔は無いか?

811 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/03(Sun) 13:43
秋だ!秋と言えばサンマだ!全員分の秋刀魚定食を用意したぞ!(ドン!!

812 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/09/05(Tue) 16:13
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>809
ルキ「あ、あの…!アイさんも、ユウさんも…落ち着いて。
家事、苦手なのはわたしも…ですから、やらなきゃいけないの…だったら、
課長さんや執事さんに、一緒に教えてもらえば…え?准尉さんも、ですか…?
それだったら、家事の事は大丈夫…?」
クラゲン「あ、でも…課長さん、お家の大きさの事があるから、今は保留…だって言ってるみたい。
なんだかまだまだ揉めてるみたいだし、もう少し考える時間…いるのかも」

錬金王「まあ、そう…だろうな。今の今まで考えぬようにはしていたが、
真実からいつまでも目を背けるわけにもいかん。
順当に考えるなら、僕やマーフィンの事例は他の“罪人”にも十分有り得るだろう」
クラゲン「そ、それじゃ…まさか、教皇やあの三つ子達まで!?」
錬金王「連中の住処の先があるのだから、可能性は無きにしも…だろうね。
死星砦の闘士達も、恐らくは…」
ルキ「だったら…誰が、何の…為に?どう、して…?もう、わから…ない」

>>810
錬金王「“我が生涯に一片の悔い無し!!”…などと言い切れるか?
…と言われると、正直臆面も無く口にするのはためらわれる…としか、ね」
クラゲン「…どうして、です?」
錬金王「今の肉ならざる不死身の身体を手にしたのも、
友である久世戸に与したのも、僕自身の希望と信念ゆえの事だから、
それで良いと思っていたのが…新見君達との出会いの頃から、
徐々に世の無常を知って、自ら望んで置いた身の上からの解放を望んでしまったのだから」
ルキ「でも、まだ…迷えたり、悔やんだり、出来るだけ…幸せ、だと思います。
わたしは、課長さん達に助けてもらうまで、狂王の敷いた道以外…歩めも、出来ませんでした…から」

>>811
錬金王「ふむ…何やら物を焼く匂いがすると思えば」
クラゲン「あ、すごーい!焼き網に並べた魚がいっぱい!これ、何ていう魚なの?」
ルキ「そういえば…課長さん達に、聞いた事が…。“秋刀魚”っていう魚…でした、よね?
よくあるお料理は、塩焼きだって聞きました…けど。
あ、ありがとう…ござい、ます。それじゃ、冷めない内に頂きます…。
でも、皿の端っこに添えてる白い小さな山盛りのは、なんでしょう?」
クラゲン「あ、ほんとだ!それとは別に、この前見た“ショーユ”ってソースもあるね!
焼き魚は、これをつけて食べるのかな…?」

813 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/09/07(Thu) 18:50
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>812
家事を一通り…か。ルキはまあ、素直でやる気はありそうだから良いとしても、
アイは言うまでも無い有様だし、ユウ姉さんも何かやる気が見られなさそうなのが…。
彩千夏准尉「この二人は今迄が今迄、だからな。矯正出来るかは不安が残る」
新見妹「失礼なー! ユウ姉ちゃんは兎も角、ウチは何でも頑張ってるだろぉー!?」
ユウ「色々変なトコ突っ走るアイちゃんには言われたくねぇっつの…。
んでもまぁ、確かに大挙して押し掛けて入れるかどぉか? ってのはわかるわ。
いっそ帰るまでにもっと稼いで家買うとか…」
何だかんだで同居する気満々ですか…はぁ。

神崎「そうこうしている間に、再度例の行区の中心まで来ましたね」
寿人神父「あの場所に浮かぶ、赤い球体は…何なのでしょう?」
何かが吸い込まれ…いや、放出されているのか? 何はともあれ、もう少し近付いてみましょう。
ブラックマン「では、一旦通信を切りますぞ」
新見妹「わかったー。みんな、気ィつけてねー?」

>>810
後悔なんて…してませんよ。コレは、私が元々やりたかった事ですし。
ただ、それで私の周りの人々が…。
ユウ「はいやめ! 今置かれてる現状だけ考えたら、
そりゃすっげ『しまったぁ!!』とか思っちゃう事もあるけどさぁ…」
新見妹「ウチらが今コレやってるの、ウチらが自分で選んだ道だかんなー!
兄貴が強制したとか、そーいうワケじゃないから!!」
彩千夏准尉「他に道は無い…と言う形で選んだとしても、だ。
途中で引き返すなり取り止める機会は幾度もあったが決して自分はそうしなかった。
他の皆とてそれは同じ事。だから、『巻き込んだ』などとは思わんでくれ」

>>811
新見妹「おぉー! いやー、いつもいつもホント悪いねぃ」
ブラックマン「物資の継続的な補給が困難なこの状況で毎度、済みませんな」
寿人神父「帰り着く頃には疲労困憊ですし、暖かい食事での出迎えは何よりですよ」
そう、ですね…。この探索行で新たに判明した事もありますし、
定食を頂きながらゆるりと説明させて頂く事にしましょう。
神崎「そうと決まれば…課長、キカンの花を」
…ええ。

814 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/07(Thu) 22:39
何々?なんか重大発表でもあるの?

815 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/08(Fri) 18:36
あなたが生きて来た中で一番の悟りとはなんですか?

816 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/09/09(Sat) 09:09
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>813
ルキ「そ、そう…なん、ですか?
わたし、頑張ります…から、いつでも…教えて、下さい」
クラゲン「なんか、この調子ならルキさんの一人勝ちになっちゃいそうな…。
でも、そうしたら課長さんだけじゃなくてルキさんも家事が大変になりそ…あれ?」
ルキ「それより、課長さんのお家って…あまり、大きくない?
買い直すって、簡単に言います…けど、お金…大丈夫、でしょうか?」
クラゲン「社長さんはアルゲンを“ニホンエン”に換金したら、
億ぐらいはあるって言ってたって、結構前に課長さんから聞いた気がするけど…」

錬金王「ふむ。通信の状態は良好なようだね。さて、そちらで何かあったかい?」
ルキ「赤い…球体?吸い込まれてる?吐き出されてる…?あ、あの…」
クラゲン「どっちなんだよー!?そもそも、その赤いのって何なの!?」
錬金王「黄泉で球体と言えば…やはり、あれなのかな?
何はともあれ、未知行区の中心に現出するような代物だ。くれぐれも用心してかかる事だね」
ルキ「課長さん、皆さん…お気をつけて」

>>814
錬金王「十中八九、例の未知行区に関する事だろうね」
クラゲン「一回通信を切った時に、赤い球体がどうとか言ってましたけど…。
それも込みで何かあったんでしょうか?何でかわかんないけど、不安になっちゃう」
ルキ「それでも、課長さん達は…無事、みたいです。
とにかく、帰って来たら話…聞いて、みましょう」

>>815
錬金王「“悟り”とは確か…迷いや煩悩から脱却し、
真理に到達する事を指すのだったかな?」
クラゲン「そうでなくても、自分なりに色々気づいたり答えを出したり…でもありますよね?」
錬金王「ああ。僕の場合は何がそれに相当するか…と言われれば、
自らが人の身を捨てて永遠の身体を得る事で、
肉の身故に生まれいずる種々雑多な欲望からの解放と克服を成した事と、
それとて真の意味での解放には成り得ぬ世の無常を知った事、か…」
クラゲン「僕は、大げさな意味の方じゃまだそんな事、出来てない…かなぁ。
こっちでの色んな事とか、“ニホンゴ”についてなら色々わかったけどねー」
ルキ「わたしは…狂王が生きていた間は、全てを諦めるのが…それだと、思って…ました。
そうしたら、身体はいくら傷ついても…少しも、痛まない…から。
でも、課長さん達と出会ってからは…それが、違うって…わかった、事。
諦めて、悪いのを全て…受け入れたら、助かる道も…捨てるだけ、だから…」

817 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/09/09(Sat) 18:18
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>816
新見妹「か、家事ちょっと出来る位で勝ったと思うなよー…。
兄貴との付き合いが一番長いのはこの中でウチだけなんだかんなー!」
ユウ「でも、それだけに悪いトコバカスカ見えちゃうからなぁ。
アイちゃんなんて昔っから暴れん坊だし、余計にね」
彩千夏准尉「お前も今諸々の意味で課長に呆れられてそうだがな。新見もだが」
ユウ・新見妹「ンだとぉー!?」

だから何で皆で揉めるんですか…。いや、まあ…私達の事は置いておいて、だ。
…はい、その様ですね。やはり、見立て通りでした。球体…ゲートについては夕食の席でお話しします。
支度が済む頃に、キャンプに駐留する社員全員を集めておいて下さい。
ブラックマン「未知行区で途絶える事の無かった気配の正体も、しかと確かめて来ましたぞ。
さ、席を用意する故に暫し待たれよ」

>>814
ええ。大聖堂の先の未知行区の件で、
おおよそではありますが、現在進行形での事態が把握出来ました。
神崎「行区の中心部に現出した赤い球体ですが…アレは『ゲート』でした。
ただ、『チノワゲート』とは違い、『アルゲンを外界へ導く物』…だそうですが」
ユウ「しかもそれさ…聞いて驚くんじゃないよ? あたしらがブッ倒した筈のルミナリスが守ってたのさ!」
彩千夏准尉「そこまでなら予測…いや、危惧していた者達も居たが、真に問題なのはその先だ。
あの教皇は、『久世戸様の命を受けて』ゲートを守護していた。
コレが何を意味するかは…お前達なら解るな?」
事態は、我々が考え得る以上の…最悪のケースだった様です。
私達は、実質…何も出来てはいなかった。くっ…!
ブラックマン「総裁の『国生みの大樹』での捨て台詞は、
決して末期の負け惜しみなどでは無かった…と言う事ですな。実に遺憾ながら」

寿人神父「ですが、あの未知行区のゲートは教皇の打倒と同時に力を失い消滅しました。
少なくとも、あの場所からのアルゲンの放出は止められたと見て良いでしょう」
新見妹「ならまだ望みあるじゃん! どーせ他のトコにもゲートあるんでしょ?
罪人の再生怪人もセットなんだろーし、一緒にへち倒してやりゃいーだけじゃん!!」
お前な…。だけど、実際そうする事には十分意義はありそうだ。
灰十字さんの見立てでは、あの赤いゲートからのアルゲン流出は、
間違い無く例の異変の元凶たる現象…との事だしな。
ブラックマン「今回は、凶報と朗報が同時に来た様な感じですかな…」

>>815
そこまで大袈裟な物は、正直あまり感じられませんね…。
ユウ「だよねぇ…。現役神父だったトッシーでさえンな事無いし」
寿人神父「流石に教義も何もかもが違う以上は、それは無茶振りと言う物です。
とは言え、信仰や信念の為に自らを犠牲に出来たり軽んじられる程にはなれてはいない以上、
私も信仰に生きる身の上としてはあまりに不足しているのかも…ですが」
ブラックマン「現状を割り切って受け入れる…と言う程度の事ならば、
私めも慣れを自覚する程には出来ておるのやも知れませんが」
神崎「知るべきでは無い秘された事実を知ってしまい、厄介事には付き纏われていますが…。
それも、更なる命の危機に晒される程度には」

818 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/09(Sat) 21:41
つまり黒幕であるラスボスはまだ生きていたって事か!

819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/10(Sun) 21:11
大学芋もしくは蜜濺紅芋でもいらんかね〜?甘くてホクホクな味だよ♪

820 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/09/16(Sat) 23:23
>>818
確証を得た…とは言い難いですが、
ココまで出揃った状況証拠に、逆に総裁の死の確証が未だに得られない事、
再生した罪人の存在自体と、あの発言を考慮するに、
そう結論付けるしか無い…と言う事ですね。
彩千夏准尉「元より罪人が例の計画の中の鍵となる存在である上に、
明確に奴らの主と認識され、それも名が『久世戸』である者など…奴以外に誰が居ると?」
ブラックマン「少なくとも、此度の異変を起こし得る者も、
それをする動機にその行為自体に益がある者など、彼以外には居りませんからな…」
ユウ「ま、何にしてもノコノコ出て来るとも思えないから、
前みたく計画をブッ潰して無理矢理引っ張り出すしか無さそぉだけどね」

>>819
新見妹「おぉー、いいねー! ちょーだいちょーだい!!」
寿人神父「そう言えば、この料理…『蜜濺紅芋』の方は中華料理で、
揚げた芋に糖蜜を絡めるのは同じですが、黒胡麻は振らずに冷やしてから食べるそうですね?」
神崎「大学芋は黒胡麻を振って熱い内に食する…のが基本みたいですが」

新見妹「んでもさー…コレ、今更だけど何で『大学芋』なんだろ?」
…そう言えば、考えた事も無かったな。
それに、ちょっと気になって色々調べて見ても…ルーツが今一つはっきりしない。
気が付いたらその名前で世に出回ってた、って感じなんだよな…。

821 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/18(Mon) 07:48
またまた外から仕入れて来たから食べてくださいね
つ「桃太郎ぶどう」

822 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/09/18(Mon) 16:45
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>817
ルキ「え…?あの、その…“付き合いが長い”って、言いました…よね?
それに、アイさんは課長さんの妹さん…ですよね?
なのに“付き合う”って…まさか。お二人って、そういう関係…?ふ、ふしだら…ですっ!!」
クラゲン「え、えぇえぇぇ!?そ、そうだったのー!?」
錬金王「いや、それは流石に違うと思うが…?」

錬金王「さて、と…。話を戻そうか。
アルゲンを下界へと放出するための赤いゲート…か」
クラゲン「それに、蘇った教皇がそれを守ってた?それも、久世戸様の命令で…?」
錬金王「あの女を模した“罪人”の事はともかく、奴が“久世戸様の命で”守りにつく…か。
どうも腑に落ちないね。確かに罪人達は僕も含め、久世戸の駒だった。
だが、しかし…性情までも忠実に模した代物である以上は、その言い回しは変だね。
何せ、あいつは久世戸…狂王とは不倶戴天の敵であったからだ。
それが、そのような相手に今更露骨に臣従するような思考と言動を与えるとは…」
ルキ「そう、ですね…。そこのところも含めて、わからない事…だらけ。
でも、狂王は…本当に、生きて…いた、の?そんな…嘘、嘘!!
あいつは、あの時、課長さん達が殺したはずなのに…!わたしも、この目で見たのに…!!」
クラゲン「ルキさん!?お、落ち着いて…!」

>>818
ルキ「そ、そんな事…!絶対に、あるはず…!」
錬金王「だが…新見君達の言う通り奴が生存して、
今も黄泉のどこかに潜んでいる可能性は当初から疑う余地はいくらでもあった。
何しろ、奴の“確実な死”をこの目で確かめた者は誰もいないのだからね。それに…」
クラゲン「まだ、何かあるんですか?」
錬金王「うむ。ここ最近の騒動も、久世戸の死がもたらした一時的な混乱…と言うには、
あまりにも奴の理想の成就のための思惑通りに事が運び過ぎているんだ。
僅かな時間の現出とは言え、黄泉族の地上への進出など、先の決戦の時ですら起こらなかった事だしな…」
クラゲン「段階的に事態は悪化してる…って事、ですよね?
じゃあまさか、久世戸様が課長さんに負けたのも…濡れ衣を着せて日本から追い出したのも、
邪魔されずに計画を進めるために…!?」
ルキ「そ、そんな…!それじゃ、わたし達が…課長さんがした事は…!あ、ああ…!!」

>>819
錬金王「気持ちはわかるが、まだ状況を把握しきれたわけじゃない。落ち着きなさい。
…そうだな、皆に食事の差し入れがあるそうだ。ひとつ、どうかな?」
ルキ「…。あ、ありがとう…ござい、ます…。
これって…お芋、ですよね?飴みたいなのが、べったり…くっついてますけど」
クラゲン「外はカリカリしててベッタリしてるんだねー。
なんか不思議な噛み応えだよー。あ、でも飴と芋だし甘くておいしー」
ルキ「おいしいです…けど、やっぱり。口から水気、なくなってしまいます…。
何か、飲み物も欲しい…ですね」

>>821
ルキ「ぶどう、ですか…?あ、あの…いつも、ありがとう…ござい、ます」
クラゲン「この色って、“マスカット”ってやつだよねー?
甘くておいしいけど、皮むいて種取らなきゃいけないのがちょっとめんどくさいかなー」
ルキ「…?あ、これ…種、ないですね。それに、皮も一緒にかじっちゃいましたけど、
思ったより…柔らかくて、このまま…一緒に、食べられそう」
クラゲン「ほんとだ…!すごーい、何これー!?こんなの、初めてだよー!!」
錬金王「なかなか珍しい代物があるのだね、ここには。
皮だけ取ってワインに醸造するのはやった経験はあるのだが、皮まで食するというのは初めて見たよ。
いやはや、ここは実に色々と面白いものが多いね」

823 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/09/21(Thu) 19:26
これもどうぞお食べくださいな〜♪つ吉野家の牛丼

824 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/09/25(Mon) 21:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>822
新見妹「うぼぁ!? んななななななななななぁぁ!?
だから何でそーなんの…ってか、勝手に納得しながらゴミ見る目で見ないでー!!」
彩千夏准尉「さ、流石に飛躍し過ぎにも程があるだろう…」
ユウ「んふふぅ…。アイちゃんって態度とは裏腹に、
昔っからのお兄ちゃんっ子振りは変わんない…てか余計ヒドくなってるもんねぇ。
そりゃあらぬ誤解も受けちゃうだろぉし、イイ機会だからこの際マコト君離れしたらぁ?
後はあたしが引き受けるからさ、誤解も解けてマコト君の色恋事情にも悩まなくて一石二鳥っしょ?」
彩千夏准尉「それは賛成だが…課長の相手は何もお前でなくとも良いだろう。
と言うか、家事全般に不安しか無いお前達ではむしろ苦労しそうだが? …自分と違ってな」
新見妹「いや、何ドサマギで取ろうとして…じゃなくて! 兄貴にダマされちゃダメだってー!!」
…もう勘弁してくれ。と言うか「付き合い」の認識が狭過ぎるぞ、ルキ。
恋愛感情を伴う関係だけが付き合いじゃないんだよ…はぁ。

ブラックマン「そうですな。いい加減このままでは収拾が付きませんしな…。
そうそう、その件の赤いゲートなのだが…」
神崎「あの教皇は自ら『久世戸様に魅了され、命じられた』と言っていました。
そこから察するに…試練の為の駒では無く、忠実な衛士として『造った』んでしょうね」
それも十分考えられますが…『罪人』はこちらの人間を素体に造られた存在で、
おいそれとまた造れる様な物では無かった筈です。
ましてや、かつての研究チームを機密保持の為に根こそぎ消した今となってはね。
寿人神父「灰十字さんの見立てだと、確かアレは黄泉が総裁の記憶を元に再現した、
言わば『記憶生命体』…だと言っていましたね。だとすると…」
違う手段でのそう言った手駒の確保も可能となった…と言う事ですか。
何れにせよ、例のゲートはまだ六ヶ所程残っているそうです。
それをどうにかしない限り話は進みませんよ。
それと…ルキ。答えがどうであれ、私達はまだそこにはたどり付けてはいないんだ。
もし仮に存命だとしても…それならそれでやる事は同じさ。だから、もう…気に病むな。
ただ、信じて待ってくれればそれでいい。

>>821
ブラックマン「いや、毎度毎度重ね重ね本当に済みませんな。
コレから取り分けますので、折角ですからご一緒にどうですかな…?」
新見妹「そーそー。結構量あるし、生物だから日持ちしないしさー」
しかし、この大きさの品種の…それもマスカットで、
種も無い上に洗いさえすれば皮まで食べられるとは…。
神崎「品種改良の話は良く解りませんが、何時の間にこんな物まで…凄いですね」

>>823
ユウ「お、あの老舗の牛丼かぁ」
寿人神父「そう言えば、こう言った丼物も何気に御無沙汰でしたね…。
『早い、旨い、安い』のキャッチは有名ですけど、私は成人するまではとても手が出なかったんですが」
神父さんは相当な苦労続き…でしたからね。
それはそうと、確か少し前にアメリカにも店を出していた…と思いますが。
ブラックマン「コロラドのデンバーに一号店を出しておりましたな。
先代のお忍びに付き合って何度か食べに行った事はありますが、
あの庶民的な味をまさかアメリカでも味わえる事になろうとは、夢にも思いませんでしたな」

825 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/09/29(Fri) 14:28
>>823
ルキ「あ、ありがとう…ござい、ます。いつも、ごめんなさい…」
クラゲン「これも“ドンブリ”なんだよねー?今度のは何だろー?」
ルキ「食べて、みましょうか…?はむ…。あ、これ…お肉、乗せてますね」
クラゲン「薄切りにした牛肉を、甘辛く煮付けて乗せてる…みたいだねー。
一緒に玉ネギを切ったのも混ぜてるけど、柔らかいお肉としゃきっとした玉ネギが混ざり合って、
すっごく不思議な感じがするよー!」
ルキ「これ一つで、おなか…いっぱい、です」
錬金王「」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>824
ルキ「え…?違うん、ですか?異性で、長い付き合いって言うから…てっきり」
錬金王「新見君達も言っていたろう。恋愛感情を伴うのだけが、付き合いではないと。
良くも悪くも、付き合いには様々な形のものがあるのさ。
君にとっては苦痛以外の何物でもなかろうが…久世戸と君の長き関わりも付き合いの一つだよ」
クラゲン「錬金王様と僕の事も、僕たちと課長さん達の事も、みーんなそうなんだ!
ほら、友達付き合いって言葉もあるでしょ?」
ルキ「そ、そうだった…んです、ね。ごめんなさい、ひどい早とちり…して。
で、ですから…皆さんも、喧嘩は止めて…」

錬金王「ふむ…かつての様なものではなく、黄泉が記憶から再現した、か。
なれば、従来の黄泉族と同一の生誕であるならば…その“記憶生命体”とやらは、
真の意味での黄泉族と言える存在なのかも知れないね。だとすれば、今の僕も…」
クラゲン「まさか、錬金王様もその新たな“記憶生命体”…なんですか?
それじゃあ、元々の錬金王様が蘇ったのじゃなくて…」
ルキ「文字通り、黄泉が新たに作った…かも知れない、です。
でも、あなたは私達の敵じゃ、ない…。また、何かが色々違う、のかも…」
錬金王「僕自身は今の自分を受け入れ、存在する意味を見出そうと微力を尽くしているさ、自分なりに。
ただ、色々と知るほどわからなくなってしまって混迷が増えるのは複雑だけどね…」
クラゲン「僕だって、よくわかりません…。でも、錬金王様は錬金王様です!
どんな形でも、僕の大事な錬金王様は、帰って来て下さったんです!それだけでも、すごく…うれしいです」
錬金王「そうか…ありがとうな」

826 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/01(Sun) 17:39
一番好きなお遊びは、皆さんはなんでしたか?

827 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/01(Sun) 18:42
ねぇ、黄泉にもゴキブリっているのかな…?

828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/01(Sun) 21:17
錬金王さん、アルダで考古学とかやっていませんでしたか?

829 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/10/06(Fri) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>825
新見妹「もー! ルキちゃんの言ってた理屈で言っちゃうなら、
世の中の兄妹姉弟なんて、全員彼氏彼女の仲になっちゃうよー!!」
…そう言う事さ。ま、まあ…また一つコレで世間を知る事が出来たんだ。
失敗は成功の元と言うし、あまり気に病む物じゃない。
ユウ「んでも、ルキちゃんの故郷…アルダでもそぉ言う関係はヤバいって事かぁ。
その辺の倫理観って結構現代社会と似てるっぽいねぇ」
寿人神父「言語についても、少なくともアルダと日本では同一の様ですからね。
偶然の一致と言うには、余りにも気掛かりな事は多過ぎますが…」

ユウ「成る程ねぇ…。黄泉が『自然に』産み出したからこそ、
今のおっちゃんは総裁の意図に左右されずに勝手が出来るって事かぁ」
かも知れませんね…。以前討伐したゲートの守り手の教皇や、
他の部隊が遭遇した死星砦の先の未知行区の三闘士とは違って、
かつての錬金王殿の忠実な移し身でも、忠実な下僕として生成された尖兵でも無いのでしょう。
ブラックマン「何はともあれ、我らの新たな親しき知人が増えるのは喜ばしい事ですな」

>>826
私は読書とか将棋やチェスなんかの卓上遊戯…ですかね。
ユウ「あたしは射的とかアーチェリーかな。
ま、それが今こぉして趣味と実益兼ねた形になってんだけどさ」
新見妹「ウチは兄貴やユイとは逆かなー?
外出て男子に混ざって運動したりとかケンカしたりとか、
マンガやオモチャは新しいの出たら速攻で飛びついてたなー」
寿人神父「意外に思えるでしょうが…競馬や競艇は結構好きですね。
あの女に連れ回されていた時は麻雀や花札なんかともよく見せられていましたし。
ただ…金を賭けずに純粋に勝負の結果を予想するのが面白いんです」
ブラックマン「私めはビリヤードですかな。亡き先代に付き合わされてやってみると、
自分でも不思議な位に嵌まり込んだのですよ。…誘った先代は早々に飽きましたが」

>>827
黄泉内部には…居ませんね。
新見妹「良かったぁ〜。ウチ、アイツらもー見るのもイヤな…っぎゃああああああああ!?」
ユウ「お? まーたデっかいのが居るねぇ。
寝てる時に顔面に飛び込まれた時はマジでビビるわぁ」
彩千夏准尉「食事時にテーブルの下を這い回っている事もあるが、
流石にそんな時ぐらいは勘弁して欲しい物だ」

新見妹「バカ兄貴のウソつきー!! 思いっきし居るじゃんよー!?」
…言い方悪かったな、済まん。黄泉内部には「生息はしていない」んだ。
お前も知ってると思うが、黄泉内は地上の生き物はそのままでは生存し続けられない。
ただ…このキャンプみたいに、人が生活出来る空間ならば、
食料と水分に酸素を含んだ十分な大気さえあれば…後は解るよな?
ブラックマン「外界から荷に紛れて…と言う事ですな」
新見妹「うぁー…最悪。とりあえず猫ちゃん達と遊んで癒されて来…うぎょっ!?」
ユウ「あ…今度はアイちゃんの首筋にピッタリ張り付いてら」
新見妹「うぎゃらぼぁぁぁあぁぁあぁぁああぁぁああ!!」

>>828
どうなんでしょうかね…。アルダの過去史には詳しそうでしたが。
ユウ「アルダー教の聖人、とか円卓の生徒だとか話してくれた事、あったっけなぁ…確か」
神崎「光と闇と竜にまつわる主な戦いの記録についても詳しい様ですね」
彩千夏准尉「とは言え、知識は豊富であれどその学問が専攻だとは限らん。
大体、『錬金王』の二つ名で呼称される程の術士や学者ならば、
むしろ専門はこちらで言う所の科学の方ではないのか…?」
新見妹「だねー。遺跡探して発掘してる感じじゃないもんねー、おじさんって」

830 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/10/08(Sun) 16:25
>>826
錬金王「僕は斯様な身体だからね…。
動かずとも卓上だけで済ませられる暇潰しや退屈凌ぎが主であったから、
新見君の様に駒や盤を使う遊戯に、ラジオによる音楽の鑑賞、
様々な選択肢を散りばめて読み進める遊戯本がそれだね」
クラゲン「僕はいつか人間になりたくて、なれたらいいな…って思って、
人のする事マネしてたら、モノマネや声マネするのが楽しくなっちゃって…」
ルキ「わたし、は…そもそも“遊ぶ”って発想自体がなくて…それで、
何をするかも、全然…わからなくて、でも…。課長さん達に外へ連れ出されて、
色んな事、教えてもらって…気に入った事なら、何でも…して、ます」

>>827
クラゲン「んー…ゴキブリ、っていうかネズミとかも、
普通の動物や虫は僕や錬金王様がいた塔の中じゃ全然見なかったかなー?
アルダじゃ外にも塔の中にも普通にいたんだけど…」
錬金王「そうだね。僕らのかつての本拠も含め、
黄泉はあくまでも久世戸の記憶を元に造り上げられた複製の空間に過ぎない。
だからこそ、アルゲンで構成される黄泉族以外は存在すらしていなかったんだろう」
ルキ「でも、ここだったら…ゴキブリ、はいた…みたいです。外から、来ちゃった…のかも。
あ…ユウさんの足と、アイさんの背中にも…くっついてる?」

>>828
錬金王「いいや、別に僕は学者ではないからね。
ただ、狂王…久世戸と出会い、元々存在が気に食わなかったアルダーの奴らに、
本格的に叛旗を翻すに至り、少しでも奴らの真実に迫るべくそのために様々な過去史を紐解いたのが契機で、
更なる興味を引かれて知識の蒐集に走っただけの事さ」
クラゲン「アルダー帝国や教皇がついてる、自分たちに都合のいいウソを暴くため…ですよね?」
錬金王「ああ。不都合な真実ほど、それに支えられたものを揺るがすには欠かせないからね。
否定が激しいほど、現状の打破への大きな力となるものだよ。
まあ、知る事の愉しさに溺れてしまったのも否定はしないが」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>829
ルキ「…ごめん、なさい。何だか、恥ずかしい…です」
クラゲン「まあまあ、一時の恥だけで済んだからいいんじゃないの?」
錬金王「しかし、箱入り娘と言うのはこんな感じなんだろうね。
無知ゆえに驚くほど突拍子もない事を口にするのは、
貴族や王族の子息に子女達にはありがちな事ではあったからな。
知る、学ぶ機会に恵まれなければ、流石に止むを得ん事か…」

錬金王「ふむ…確かに一理あるな。と言うか、むしろ最も納得の行く答えだ。
それが事実であれば、僕は久世戸の挙動に怯える必要もなくなるね」
クラゲン「そう、ですね…。錬金王様が操られて、なんて考えたくもないですもん」
ルキ「でも、裏を返せば…他の“罪人”の“記憶生命体”というのは、
みんな…狂王の手足になって動いてる…んです、よね…?
そこまでの事が、出来る…なんて、狂王は…一体、どこで何を…?」

831 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/09(Mon) 17:49
寿司屋から今が旬のサーモンの寿司セット買って来たよ、みんなで食べよう!

832 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/09(Mon) 21:43
もし一つだけ本を持つとするなら、あなたはいったいどんな本を選ぶ??

833 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/10/10(Tue) 10:10
>>831
錬金王「ふむ、サーモン…と言うと、鮭か。
川で生まれ、成長と共に海に出て産卵の時期には命懸けで再び生まれ故郷に戻るという…」
クラゲン「アルダにはいなかった魚ですけど…こっちも結構大きくておいしい魚ですよね?
卵も、アルダの最高級魚介のキャビアに引けを取らない丸くてキレイな粒々のだし」
ルキ「お寿司…って、握ったごはんの上に、魚の切り身を乗せたの…ですよね?
橙っぽい色ですけど、白いとこも…多い」
クラゲン「この白いのって脂身だよねー。なんかこってりしてそう…って、やっぱり!すっごいとろける食感!」
ルキ「これは、卵をたくさん乗せて、黒い布…ううん、紙っぽいので巻いてる?
口の中で、ぷちぷち弾ける感じ…です。まだ、食べた事はなかったけれど、
アルダにあったキャビアも、こんな感じ…なんでしょうか?」
錬金王「そこは何とも言えないかな。君の言から察するに、
僕が辛うじて覚えているキャビアの食感とは随分違う気はするが」

>>832
錬金王「たった一冊…か。ならば、そうだね。
僕は真実のみを記載したアルダの歴史書が欲しいかな」
クラゲン「ええ!?錬金術の奥義書とか、そう言うんじゃないんですか!?」
錬金王「曲がりなりにも僕はその道に生きた術師であり、研究者だ。
基礎を学ぶにあたっては先人の知識は必須となるが、
そもそも道を究め、新たなものを生み出すに当たっては全てを頼るのは恥でしかないのだよ」
クラゲン「あ、そ…そうでした。ごめんなさい。
あ、そうそう。僕が欲しいとしたら…やっぱり人になるための知識が書かれてる本、かな…?
でも、完全に変わるのが厳しそうなら、姿を変える変化の術の知識のでもいいかも…」
ルキ「一つだけ…なんていわれても、困り…ます。
だって、わたし…まだまだ知りたい事だらけで、どれか一つなんて…選べない」

834 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/10/10(Tue) 21:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>830
新見妹「ま、そこは仕方ないよねー。
ルキちゃんってずーっと総裁のトコで閉じ込められてたんでしょ?」
彩千夏准尉「ただ幽閉するだけでは済んでいないのだがな…」
ユウ「そぉそぉ。『新世界を創る』為だのにさんざ利用した挙句に、
時にはヒマ潰しで傷付ける…とかまでやってんだからねぇ。
アレこそマジモンの女の敵だよ…!」
必要最低限すらも外界の知識を与えていた様に見えない辺りは、
動く事への自信と確信を奪い、更に自由を妨げる狙いだったのでしょうね。
とは言え、こうして僅かなりとも動ける様になったのだけが救い…でしょうか。
神崎「自ら考え、動く機会を得られただけでも十分な収穫でしょう。
しかしながら、総裁の生存と潜伏の疑惑が増した事が未だに不安要素ではありますが…」
新見妹「心配無いって、ケン! ウチらで守ってあげればいーだけ!!」
…お前な。けど、確かにそうだな。僕らで、そうしなきゃいけないんだ…。

ブラックマン「ふむ、少しは明るくなられた様だな。心なしか、声が明るく聞こえますぞ」
寿人神父「胸の支えが取れた…と言うトコでしょうか?
確証では無いにせよ、御自分の出自に対する疑問に答えを出せた様ですし」
何れにせよ、錬金王殿のケースは例外中の例外なのでしょう。
貴方より前に現れ、キャンプを襲った記憶生命体と思しきマーフィンについては、
生前と何ら変わらず敵意と嫉妬に満ち溢れていましたから。
彩千夏准尉「ただ、現れる頻度が稀ではある以上、おいそれと複製できる様な存在でも無さそうだな。
とは言え、何時とも知れぬからこそ十分な注意は払わねばならんが」

>>831
鮭の…ですか?
寿人神父「握りと軍艦巻きの盛り合わせですね」
新見妹「おぉー。このテカり具合、脂のノリがスゴそー!」
ユウ「マグロのトロ程じゃ無いけど、コレもコレでイイよね!」
彩千夏准尉「自分はあまりしつこいのはな…。
まあ、山葵を強めに利かせればまだ行けん事も無いが、
それでもいくらの軍艦巻きの方が良いな」
寿司では無いですが…鮭を見ていたら、
新入社員だった頃に大石の親父の奢りの親子丼を思い出しましたよ。
鮭の切り身といくらをふんだんに使った贅沢な親子丼でした。
親父…上手い事やれているのかな?

>>832
突然振られても答えに詰まる問いですが…う〜む。
新見妹「ウチは連載コミックの総集編…かなぁー?
だってさー、『ヨミえもん』とか巻数多過ぎて置く場所困るしなー」
寿人神父「私は聖書…ですね。職は辞したと言えど、信徒である事に変わりはありませんので」
ブラックマン「ルキ嬢と同じく、選べぬ以上は敢えて選びませんな。
選んだが最後、それ以外を手にする事叶わぬと言う罠に他ならないでしょうし」
ユウ「そぉそぉ。もし間違ったり中身が思ったのと違ってたら絶対後悔するからねぇ…」

835 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/12(Thu) 23:05
おーい!地元のスーパーから大量の新鮮な甘栗を仕入れて来たぞー!
これで栗料理でもどうだい?茹で栗、焼き栗、栗のおこわとかもいいな!

836 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/13(Fri) 21:14
秋の味覚の王様と言えばやはり松茸!誰か一度でも食べた事がある方はいらっしゃいませんか?

837 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/15(Sun) 18:29
焼き芋は好き?ならこれあげる♪つ焼き芋

838 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/10/17(Tue) 18:00
>>835
ブラックマン「ほう…栗、とな? いや、度々済みませんな。
公社内部の警戒を縫っての食材の頻繁な調達は相当骨の折れる作業でありましょうに…」
ええ、全くです。有り難いのですが、くれぐれも無理はなさらないで下さい。
我々指名手配犯との関与が発覚すれば、貴方方も追われる身となってしまうのですよ…?
新見妹「もー! グダグダ言ってないで素直にお礼言えばいーじゃん!
いっつもホントありがとねぃ! …んでも結構大変だったんでしょ、さっきまでのもさー?」
ユウ「そゆ事。ひとまず言ってた料理全部にマロングラッセとモンブランもオマケでね。
…ってワケでさ、マコト君に爺さん? 調理はよろしくぅ!」
彩千夏准尉「…お前ら。ま、まあ…その方がまだ良いか、下手に手を付けられるよりは。
課長、白神翁。自分も手伝うぞ」
済みませんね、准尉殿。…やれやれ、じゃあ今から支度するとしようか。

>>836
神崎「ありますよ。ただ、高級食材なだけにそうそう頻繁に…とは行きませんね」
ブラックマン「うむ、神崎君の言う通りだ。
私も亡き先代や妻が健在であった頃の食卓に、時折出る位だったよ」
新見妹「食べられるだけいーじゃん! ウチら馬鹿な話抜きで一度も無かったよー!!」
ユウ「あたしも無いとは言い切らないけど…ぶっちゃけ憶えてない位には食べた気がしないわ」
寿人神父「私は無い、と断言出来ますね。高級食材どころか、
極々普通の食事にすらまともにありつけなくて当然の暮らしでしたから」

…私は、憶えている限りでは一度だけ弊社の中でも結構な大仕事を成功させた時に、
社長の奢りで土瓶蒸しを馳走になった事があった位ですね。
あの時は、親父やヒロシ君達古参社員達の盛り上がりも相当な物でしたよ。
彩千夏准尉「自分は幼い頃に父に連れられて行った山で採った事が幾度かあったな…。
父の幼き日は特に珍しくも無い食材だったそうだが…今となっては、
日本各地で生育に適した環境が悉く失われた結果、稀少化してしまったらしい」

>>837
新見妹「おー、あんがとー! ウチ、コレ大好きなんだよー♪(はふはふ)」
ユウ「おぅおぅ、がっついてるねぇ…アイちゃん。
てかまだ日中は暑い位なのによくそんな勢いで頬張れるなぁ…」
彩千夏准尉「黄泉内部で言う事か…?
まあ、どうかと言われればココは湿度も高目で蒸し暑いと言う方が近いが」
寿人神父「墓地の方は連日雨が降り注いでいて冷え込みますから、
そこならば身体を温めるには丁度良いかも知れませんよ?」
環境が環境ですから、焼き芋を作るまでが面倒ですがね…。

839 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/10/20(Fri) 16:16
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>834
ルキ「そう、ですね…。課長さん達に会う、までは…わたし、
“箱入り”と言うより“籠の中の鳥”だったかも…です」
錬金王「ただ、そうだとしても君の場合は愛でられていたわけでは無いからね…。
恐怖と暴力で縛り付けていた…と言う感じであったよ、僕が初めて姿を目にした時は」
クラゲン「大事にされなくて、ずっとひどい事もされてたら、
確かに誰も彼も信じられなくて当たり前だよ…。ひどいよね、久世戸様って」

錬金王「そうかもな…。根底からの支配の暗示などが無かったからこそ、
僕は今のような形でこの場にいられるんだろう。恐らく、マーフィンについてもそうなんだろうが、
奴は元々寝返った時点で教皇への憎悪を滾らせ、
久世戸に強く依存していた節があったからこそ、支配云々は関係なくああなったかも知れんね」
クラゲン「錬金王様は、あくまでもご友人って立場でしたもんね。
家来じゃないなら普通はそうなりますよねー」
ルキ「同調や協調はしても、妄信はしてなかった…から、なんですね。
でも、明らかに敵だった教皇まであんな風になった事、考えたら…やっぱり、まだ…怖いです」

>>835
錬金王「相変わらず仕事が早いね。君の様な人材が合流したならば、
新見君達の今後の活動も補給線も安泰…かな?まあ、くれぐれも用心はすべきだろうが」
クラゲン「へー、栗ってこんなのなんだ。大きな木の実だねー…。
でも、これ…皮剥いて実を出すまでが大変だよー…」
ルキ「硬い皮もですけど、中にも薄い皮がいっぱい…。
しかも、剥くの失敗したら…実も崩れちゃいます。
甘くておいしい…ですけど、食べるまで、結構大変…ですよね」

錬金王「…ふむ。新見君達が栗で料理を作るそうだし、
彼らだけではこの数を捌くのも大変そうだね。皮剥きぐらいは手伝った方が良いか?」
クラゲン「そうですね。何でもかんでもお任せじゃ悪いですし!
…でも、この数を剥くのはすっごく大変そう」
ルキ「それでも、しょうがない…です。お夕飯までに、間に合えばいい…ですけど」

>>836
錬金王「いや、今が初耳の名だよ。しかし“味覚の王”などと言う程のご大層な茸だ。
もしや、アルダで言うところのトリュフに相当する代物なのかな?」
クラゲン「トリュフって、グロムやダールでも最高級品のキノコでしたよね?
香りが素晴らしいけれど、土の中に生えてるから探すのが難しいって…」
ルキ「トリュフも、その“まつたけ”って言うのも、見た事も食べた事もない…です。
だから、そう言われても…何も言えない、です」

>>837
クラゲン「わぁ、ありがとー!わわ…あちちっ!」
ルキ「焼きたて…みたい、です。そのまま、触っちゃ…駄目。
そういえば、この芋って…少し尖ってて、甘い…ですね」
錬金王「焼き、とは言うが直接火にかけて炙った様な焦げ方ではないね。
どの様な焼き方をすればこうなるか、少し気になるな」

840 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/22(Sun) 20:53
錬金王さんならアルダ限定でクイズ王チャンピオンに成れそうだ

841 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/10/24(Tue) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>839
ユウ「ンな前からずっとあんなのだったって事? …最悪だね」
我々が第2キャンプで初めて出会った時…程では無いでしょうが、
総裁の態度やルキから聞いていた話を考えれば、容易に想像はつきますね…。
寿人神父「灰十字さんの血清で狂気を治療するまでは、
他者の何もかも拒絶するような態度が目立っていましたからね。
周囲に心を許せる者が誰も居ないと成ると、それも致し方無い事でしょう」
新見妹「赤い子の身体使って蘇るまでは身体中傷だらけだったしねー…。
どー考えたって四六時中虐待されっ放しだったに決まってるじゃんよー!」
神崎「僅かでも解決が遅れていれば、真に取り返しのつかない事になっていたでしょうね。
今思えば、総裁の打倒と計画の阻止を含めた諸々は、
何もかもがギリギリのタイミングだったのでしょう…彼女にとっては」

彩千夏准尉「…出来たぞ。ご希望の栗尽くしだ」
ユウ姉さん注文のモンブランケーキにマロングラッセもデザートとして用意しましたよ。
流石にこちらはノウハウの問題で相当梃子摺りましたが。
ブラックマン「先代の無茶振りがあってから学んだ菓子作りの技が活きましたな。
よもやこの様な場で改めて振るう事になるとは思いもせなんだが…」
新見妹「ゲン爺、すっごーい! じゃ、早速みんなで食べよー!!」
ユウ「おっちゃん達も皮剥きご苦労さん! さ、テーブルについたついた!」
…この剥いた皮の量を見ると、後片付けの事を考えたくなくなりますが…まあ、良いか。
一先ずは、皆で作戦会議と経過報告を兼ねての夕食と行きましょう。

>>840
まあ、確かに様々な分野の知識が豊富ではありそうですが…。
ユウ「ま、ジャンル次第なんじゃないの?
誰しも得意分野ってモンがあるし、出題の傾向にもよるからねぇ…」
新見妹「後はライバルが誰か、ってのでも結構違い出そうかなー」

842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/27(Fri) 19:08
ルキちゃんやクラゲンくんはどのくらい日本語が理解できるかな?
良かったら、お姉さんが紙芝居でも読んであげましょうか?
まあ……迷惑じゃなければのお話だけどね♪

843 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/10/28(Sat) 16:00
>>840
錬金王「クイズ王…何だい、それは?」
クラゲン「王…なんて言うからには、やっぱりその道の頂点だとか、
実際に一国を治めるぐらいのえらい人、みたいな感じ…なのかな?」
ルキ「“テレビ”や“ラジオ”で、その…クイズ、ですか?
やってた事、何度かありました…けど、何かの問題を出して、
それを一番多く答えられた人が、そんな風に呼ばれていた…気が」
錬金王「数多くの問いに如何に答えられるかを競い、その頂点に立つ者の事みたいだね。
確かに、アルダの事ならば知識には自信があるが、
そう名乗れる程か?と言われれば、少々怪しくはなってくるな」
クラゲン「久世戸様やあの教皇もアルダの事ならいっぱい熟知してますもんね」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>841
ルキ「そう、ですね…。わたし、アルダで生まれてからずっと、
あの男と…狂王と、一緒…でした。心安らぐ事も、心休まる時も、なかった…です」
錬金王「至宝ヨミの力の解放の鍵としての扱いには随分と試行錯誤していた様だ…。
一人のヒトとしての扱いにはまるで無頓着…と言うか、そういった扱いすらしていない様に見えたがね」
クラゲン「ひどい…。せめて、優しくとかしてたらまだその時に久世戸様の理想だって…」
ルキ「どう、でしょうか…。わたし、初めてヨミの事を聞かされた時も、
実際にヨミを目にした時も、恐ろしいのと、たまらなく嫌だったから…だと思いますけど、
どうしても狂王のためには手を貸したくはない…って、思いました…から。
最初はどうだったとしても、どの道いつか…こうなってたと、思います」

クラゲン「わぁー、おいしそー!」
ルキ「課長さん…執事さん、すごい…です。あ…准尉さんも。
でも、すごい量…。こんなに、食べられる…の?」
クラゲン「ここのみんなで食べるから大丈夫だよー!
…逆にみんなで食べるから、足りるかどうかが心配かも」
ルキ「そ、そう…ですよね。いけない、わたしったら…。あ、あの…」
錬金王「僕はこの体だからね、気を遣う必要はないよ。
君達で僕の分まで存分に食事を楽しむといいさ。
では、ついで…と言うわけでもなかろうが、今後の話は僕も混ぜてもらおうかな」

>>842
錬金王「どういった形か?と問われれば大きく違いが出るだろうね」
クラゲン「元々課長さんや探行士のみんなと普通にお話は出来てたからねー。
そういう意味だったら全然大丈夫だよ!」
ルキ「読み書き…の事、でしたら…きっと、まだまだ…です。
課長さんや神崎さん達に、字を教えてもらってます…けれど、
まだまだ、“ひらがな”と“カタカナ”の読み書き…すごく、大変…」

ルキ「“かみしばい”…ですか?色んな絵を出しながら、
語り部の人が、物語を話していく…みたいなの、でしょうか?」
クラゲン「それ、絵本を読んでもらってるみたいな感じに近いかなー。
それで、これからやるお話はどんなのー?」
ルキ「わたしも、気になります…。よかったら…お願いして、いい…ですか?」

844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/28(Sat) 22:02
紙芝居は「シンデレラ」・「三銃士」・「ヘンゼルとグレーテル」の三本を予定しているよ〜♪

845 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/29(Sun) 18:25
黄泉で冬山の「寝るな!寝たら死ぬぞ!」みたいな雪があるエリアってあるかな?

846 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/10/30(Mon) 22:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>843
ユウ「あ、そぉなんだ…。てっきり最初は優しかったり煽てたり、
頭下げたりとかしてやらせようとしてたのが、
その気が無くて最後にブチ切れたとばっか思ってたけどねぇ」
彩千夏准尉「久世戸の性質的に他者に頭を下げると言う行為自体が考えられん奴だ。
むしろ、悉くその対になる様な事ばかりしていたと思っていた」
新見妹「まー、何にしてもルキちゃんが全然やる気なかったからこーなったんじゃない?
そのお陰でウチらは助かってるけどさー」

彩千夏准尉「そ、そうか…。気に入ってくれれば良いが」
はは、大丈夫さ…二人共。全員分で少し余る程度の分量はあったから、
お代わりも遠慮なくしてくれても構わないよ。
ブラックマン「ケーキとマロングラッセはデザートですからな。
最後に全員分を配って回るので楽しみに待つと良い」

あ、ああ…。そう、ですね…。残すは森と砦の奥の未知行区の件、ですね。
既に死星砦の奥では闘士達とゲートの所在は把握済みです。
新見妹「ならいつでも攻められるね!」
神崎「ええ。森の奥の未知行区の探索が済み次第、砦の方から順に当たって行きます」
明日からまた忙しくなりますね。当面は森の奥での活動が主になるでしょう。
>>842
彩千夏准尉「言葉を交わすのは何ら問題は無いぞ。…驚く程にな」
新見妹「外国どころか異世界の…なのにねぃ。
発音とかも普通に日本人並みだし」
ユウ「けど、不思議な事に使ってる文字は全然別物なんだよねぇ…。
どぉしてこぉなった? って感じだわ、マジで」
まあ、意思疎通がスムーズなのは大助かりですが…。

>>844
ブラックマン「ほう…準備は万端、だったと言う事か」
寿人神父「海外の童話や文学作品が出展になる話ばかりですね」
しかし、他二本は兎も角…三銃士だけは結構長引きそうなんですが。
新見妹「てか、結構エグいオチのある話のばっかだよねー。
ま、お子様向けなら結構マイルドにして誤魔化してるっぽいらしいけどねー」
ユウ「そりゃま、骨肉の争いとか人食いとか、不倫話まであんのばっかだしねぇ…。
とりあえず、こぉ言うのになってどんな風に改変されたかは気になるわ」
それ以上は止めておきましょう。ルキ達の前でこう言う夢を壊す話はする物じゃありませんよ。

>>845
冬山に雪…ですか?
神崎「有りませんよ。少なくとも、僕達が探索した範囲内には」
ユウ「そもそも地形的に山岳地帯って言えるトコが無いんだわ…今のトコはね」
寿人神父「環境の所為で低温になる区域は在る…と言えば有りますが、
墓地や黄泉子宮位で、極寒の地で言う寒さには到底及びませんね」

847 名前:猫の群れ(ハロウィンコス) 投稿日:2023/10/31(Tue) 02:22
 ,..へ.
v"):::::\
∠二二ニ>
(=・ω・)= ニャー(あ、課長さん、錬金王さん…えっと、あの)
(,, uu

   π
 γ,::,::':ヾヽ
(::(::・ivvi・)
 (´・ω・) ニャー(トリック・オア・トリ〜ト)
.c(,_uuノ

 / ̄ヽ
/ ●●|
(=・ω・)= ニャー(鶏ささ身と白身のお魚ちょーだい!)
│へ へ
ノ ~~’~i~
〜〜〜〜〜'

     ∧_∧
/|\(´・ω・)/|\ ニャー(でなきゃモフっちゃうぞ〜!)
⌒⌒.c(,_uuノ ⌒⌒

848 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/10/31(Tue) 10:40
ルキ「今日は、“ハロウィン”…って名前の、お祭りの日…なんですね。
魔物や、魔女の格好をすればいい、って聞きました」
クラゲン「だから真っ黒なローブにとんがり帽子なんだねー。
僕はカボチャの帽子…なんだけど、頭に入らないから無理矢理乗せたんだ!…すっごく重いけど」
錬金王「僕はまあ、何と言うか…元の姿がこれではそこまでする必要も無さそうだ」

>>844
錬金王「ふむ…。新見君達の話を聞く限りでは、こちらの世界…即ち、地球での童話のようだが」
クラゲン「ニホンじゃない国のだ、って言ってましたよねー?」
ルキ「どれも、絵を見た感じだと…わたし達の世界のに、近い…感じ?
ひとまず、もうそろそろ始まる…みたい。見て、みましょう…」

>>845
錬金王「ヨミが久世戸の記憶を元に再現したらしい場所には、
どうにもそれらしい物は見当たらなさそうだね」
クラゲン「…どうして、ですか?」
錬金王「そもそも、奴に僕、それにあの女と忌まわしき神が凌ぎを削ったあの地には、
そういった環境の地方も山も無かったからね。元より無いものを再現のしようはなかろうて」
クラゲン「そ、それもそうですね…」
ルキ「でも、アルダにはそういう土地も、あったの…でしょう?」
錬金王「ああ、僕の知る限りでは闇王の侵攻で郷里のバルハールを追われたドワーフの、
移住先の極寒の海辺ミストアイルがそうだった筈だ。
剣の街エスカリオの近辺にもそういった場所はあった気はするが…どうだったかな?」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>846
ルキ「准尉さんの、おっしゃる通り…です。
狂王は、自分の育ての親ですら…魅了して、使い捨てる非道の男。
あいつには、人の心なんて…!」
錬金王「僕らのように手を結んでいた同志には、一応の敬意は持って接してくれたがね…。
まあ、内心ではどう考えていたか知れたものではないが」

クラゲン「…ふぅー、おなかいっぱい!
こんなごちそう、それもたくさんの人と食べるなんて初めてだよー」
ルキ「おいしくて、夢中になりましたけど…少し、食べすぎ…かも。
何だか、お腹が重い…気が、します」
錬金王「さて、ひと息ついたところで…続きといこう。
教皇の記憶生命体とやらは討ち取り、アルゲンを外界に吐き出し続けるゲートは一つ閉じた、か。
砦の先では例の三闘士を見かけたという報告も上がっているのだろう?」
ルキ「森の奥には、きっと…あの三つ子も、いると思います」
クラゲン「話はこれからみたいだけど、やる事は変わりばえしなさそー」
錬金王「特定出来ている場所については、早期に手を打つべきだろう。
アルゲンの無尽蔵な放出は、早い内に断たねば取り返しのつかぬ事になりそうな予感がするな…」

>>846(猫の群れ(ハロウィンコス))
クラゲン「わぁ!?何だよ、君らかよー。
それにしてもまた、色々ごてごてとくっつけてるよなー」
ルキ「…?何か、欲しい…の?
さっきから、食べ物の方ばっかり見て…あっ」
錬金王「どうかしたのかい?」
ルキ「あ、はい…。前に、猫達には鳥のささみをあげたらいいって言われて…」
錬金王「腹を空かせているのだろうね。ならば、少し出してきて分けてあげよう」
クラゲン「そう言えば、課長さん達がエサって言って色々持って来てたよねー」
ルキ「白身の魚とか、キャットフード…というのも、ありました。
それも、あげた方が…いい、の?」

849 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/10/31(Tue) 19:11
紙芝居とは直接は関係ないけど、個人的には太宰治の「走れメロス」が一番好き

850 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/04(Sat) 14:51
みんなはもし誕生日プレゼントが貰えるなら何が欲しい?仮定の話だから何でも可

851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/05(Sun) 13:59
ユウ姉さんの居酒屋でのお勧めメニューはなにかな?

852 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/06(Mon) 18:10
みんなは死と隣り合わせだから、もしもの時の辞世の句とかを考えた事はある??

853 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/11/08(Wed) 18:00
少しばかり遅れてしまい、申し訳無い…。
神崎「例の三箇所の未知行区のゲートと罪人達の『記憶生命体』の件、ようやっと決着が付きそうでしてね」
新見妹「死星砦の奥もやぁーっとカタ付いたからねぃ!」
ブラックマン「残すは臥竜の森の奥のみ…ですな」


錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>848
やあ、今帰ったよ…って、何だいその格好は?
新見妹「まんま魔女じゃん、ルキちゃーん! …あ、そー言やもうハロウィーンだっけ?」
ユウ「道理で…。クラゲンはクラゲンでカボチャ被ってるし」
寿人神父「この場合、何かお菓子を差し上げた方が良いのでしょうかね?」

ユウ「あ、そだそだ。栗尽くしの次の日から早々に死星砦の奥に行ったんだったわ確か」
神崎「未知行区内に分散されていたかの様なゲートと、それを個別に守護していた三人の闘士達は、
それぞれ部隊を分けて無事に討伐する事が出来ました」
彩千夏准尉「ゲートも破壊するまでも無く消滅した。思いの他容易く事は運んだな」
新見妹「砦で兄貴達が戦った時と違って、一人で襲って来たからねー、あいつら。
だから、勝手知らないウチらでも結構イイ形で渡り合えたんだと思うなー」
森の奥の行区もアルゲンが放出される気配は分散していました。
恐らくは、砦の時と同じ様な状態かも知れませんね。明日にでも総員で向かう心算です。
新見妹「さっさとヤっちゃって事件解決!! ってイっちゃうよー!」

猫の群れ(ハロウィンコス)(>>847
神崎「うわ!? な、何ですかコレは…?」
新見妹「猫ちゃん達じゃん! 何さ、そのカッコ!?」
ユウ「コレってさ…もしかして、ハロウィーンの仮装? また手の込んだのを着込んじゃって…。
けどまぁ、良く出来てるね。お化けの子とか無理してない?」
寿人神父「ランタンの被り物とか、大丈夫なんでしょうか?
流石に人間なら兎も角、猫の大きさでは…。」
…心配無さそうです。削った南瓜ではなく、精巧な紙細工みたいですし。
帽子や幽霊衣装も柔らかい布で、蝙蝠の羽もプラスチックの骨組みに薄い布…ですね。
負担にならない様にそれなりに精巧な物ですけど、誰がこんな…。
彩千夏准尉「社長じゃないか? 流石にこんな物、易々と誰にでも用意は出来んだろう」
…かも知れませんね。ま、まあそれは兎も角…いつものアレが欲しいんだね?
少し待ってな…今取って来るから。それと、お手製のツナも付けよう。
新見妹「ハワイで買い溜めしたキャットフードもあるよ! どんどん食べなよー!」

854 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/11/08(Wed) 18:00
>>849
ユウ「国語の教科書の定番だよねぇ、アレって」
新見妹「そーそー。典型的な『イイハナシダナー』ってヤツでしょ?」
寿人神父「出だしからして結構衝撃的な一文から始まるんですよね…」
神崎「『メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かねばならぬと決意した』…ですか。
意外に続きが気になって引き込まれるんですよね、何故か」

まあ、道徳の教科書の題材としてはアレ程打って付けな友情物語は無いでしょう。
単純に数多の苦難を乗り越えて友情に殉ずるには留まらず、
己の心の弱さから来る邪な誘惑に苛まれ、葛藤しつつも打ち勝つ場面もありますし。
ユウ「ま、結構行き当たりばったりで何気にグスっぽいトコもあんだけどねぇ…」
新見妹「んで実は裸族ってオチだったりもするよねー、メロス」
彩千夏准尉「…そこは勘弁してやれ。まあ、色々台無しになりそうだと言うのは解るが」

>>850
新見妹「もらえるのなら何でも! 服とか宝石とかバッグとか!!
ブランドのお高いのなら尚更大歓迎だよー!」
お前な…。まあ、高いとは言わなくてもスーツや靴でそれなりのが欲しいですね。
趣味の物に関しては、拘りもありますし頂き物として貰うよりは自分で選ぶ主義ですから。
神崎「今欲しい物はアビスに関連する未知の品々ですから、
流石にコレはプレゼントとして頂けるとは全く思えませんし…それ以外は、
特に今はコレだ! と言う物もありませんから…さて、どうした物か」
寿人神父「私も直ぐには思い付きませんが、そうですね。
長く居た割には食す機会が少なかった大阪の食べ物で何かあれば、何でも構いません」
ブラックマン「私めもこの歳ですからな…。
自身に何か、と言うよりは亡き妻や先代の墓前に供える花束が欲しい所です。
もう一年以上、参る事すら叶わぬ故に余計に」
彩千夏准尉「自分は本格的なトレーニング用の器具が欲しいな。
持ち込めたのがダンベルに鉄アレイ位では出来る事も限られるしな…」
ユウ「あたしは酒とツマミでもありゃあイイ! …ってだけじゃなぁんか物足りないし、
化粧品とかシャンプーにボディソープも欲しいトコだねぇ…。
身体はちゃんと洗えるけど、安っすい石鹸だけじゃちょっとなぁ…」

855 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/11/08(Wed) 18:00
>>851
ユウ「おぉ、よくぞ聞いてくれた!」
彩千夏准尉「…いきなり何なんだ、そのテンションは」
ユウ「まま、固い事言いなさんな。折角の久々のキャンプ飲みさ。
コレでイイ気分にならねぇワケないっしょ!」
新見妹「うぁー…。もーデキ上がっちゃってるよー。どんだけ飲んでるの!?」

やれやれ…。まあ、大仕事一つ終えたトコですし、今だけですよ?
で、姉さんのお勧めは何なんでしょう? まあ、何となく察しはつくんですが。
ユウ「そりゃあやっぱ…アレっしょ! 鳥唐に焼き鳥、フライに串カツと枝豆は外せんわぁ!
ビール飲むなら絶対なきゃならん定番ってモンさぁ!!」
ま、まあ…確かに、油物とビールの相性はこの上無い位抜群ですからね。
でも、余り偏ると即胃がもたれそうですし…他は何かありますかね?
ユウ「う〜ん…そっちが苦手ってヤツも居るからねぇ、確かに。
だったら、そぉ言うのには塩辛や和え物に酒蒸しとかがイイんじゃない?」
日本酒ならそちらの方が良さそうですね。
私は酒蒸しもですが、梅きゅうに筋煮込みや豆腐をお勧めしたいです。
ユウ「マコト君、意外と味濃いの好きなんだねぇ…。
おっし、そろそろビールも飽きたしこっちの瓶空けるかぁ!」
いや、姉さん…? 明日も探索はありますし、そろそろその位で…。
ユウ「固い事は言いっこナシよぉ…? それともナニ? あたしの酒が飲めないって言うん? お?」
いや、ちょっと…皆も居ますし、そんなに色々近付か…。
新見妹「だー! いい加減離れなよー!! ってか鼻の下伸ばしてんなバカ兄貴ー!!!」

>>852
彩千夏准尉「いや、死は覚悟の上だが…結末がそれである事を前提とはしていないのでな」
ユウ「そもそもンな武士の時代っぽい事なんて考えた事も無いなぁ…」
新見妹「だからって死ぬ間際に俳句とか川柳みたいなの言えって言われても、
いきなりは無理ってモンだよねー」

856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/09(Thu) 19:34
みんなにマクドナルドのハンバーガーを買って来た!
知らないかもしれないけど、結構美味しいよ?
つチーズバーガー(コーラ&ポテト付き)

857 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/10(Fri) 14:02
神父さんの過酷な境遇を慮って、みんなでたこ焼きパーティーでもやりましょう!
材料と器具は用意済み!さあ、遠慮せず心置きなく食べてください!神父さん

858 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/11/11(Sat) 11:11
>>849
錬金王「ほう…、コレもこちらの世界での物語か。
しかし、何故か懐かしい様な聞き覚えのアある様な…何故、だろうね?」
クラゲン「あ、この本ですよ錬金王様!黄日辞典…通しますね!」
錬金王「ふむ…時に激しく激する、正義感の強い若者と人を信じられぬ王、
信義と友情の証明のために友の命を懸けて走る話、か。
冒険物語とは違うが、これもこれで人の心を打つ結末を迎える物語よな」
クラゲン「メロスが疲れ切って諦めそうになった時と、
もう少しで期限ギリギリになっちゃった時はハラハラしちゃいましたけど…」
ルキ「人質にされた事は、ともかく…こんな風に命懸けで守ってもらえる、なんて…。
わたし、うらやましい…かも、です。でも、この人…何だか、課長さんみたい。
課長さんだって、わたしの事で…命懸け、だった…から」

>>850
錬金王「ふむ…贅を尽くした宝飾具や財宝の類はもう飽きが来ているのでね…。
退屈凌ぎと知識の蒐集にうってつけな書物が何か欲しいところだよ」
クラゲン「僕は、色んな人間の人とお話したり遊んだりしてみたいから、
地上に出ても大丈夫になれるもの、何かあったら欲しいなあ…」
ルキ「誕生日…です、か?でも、わたし…そんなの、わかりません。
だから、わたし…そういうの、もらっちゃ…いけない、の?」

>>851
錬金王「麦酒との相性が良い、肉系の大衆食ばかりだね」
クラゲン「ユウさんって脂っこいの好きなんだー…」
ルキ「でも、その割には身が引き締まっててきれい…です。少し、うらやましい…かも」

>>852
ルキ「あの…何、ですか…それ?」
錬金王「今際の際に思いの丈を詩の形にした遺言…と言うところ、か?」
クラゲン「それだけ聞いてもさっぱりわかんないや…。ねえ、どんなのがあるの?」

859 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/11/11(Sat) 11:12
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>853-855
錬金王「ああ、どうやらそういう記念日らしくてね…。
それで、鬼子の…いや、カオリ君や飯場君らの勧めで仮装祭りをしていたのさ」
クラゲン「イタズラするか、お菓子もらうかどっちかするんだって!」
ルキ「この格好、アルダの術師やここの魔術工の皆さんならよくしてる…と思い、ます。
あ、お菓子…でしたら、管理官さんと、社長さんに…いっぱい、もらえました」

錬金王「ふむ…教皇の時とは違い、ゲートは分散されている、か…。
アルゲンの効率の良い放出と被破壊時の被害の軽減も兼ねて…だろうかね?」
クラゲン「どうなんでしょう?やっぱり、対策…されてるのかな?
あ…もう、行っちゃうの?急がなきゃいけないのはわかるけど…無理、してない?」
ルキ「そう、です…。“かろう”って言うので倒れちゃったら、元も子も…ない、です。
だから、もう少しゆっくりした方が…」

>>856
クラゲン「わぁい、ありがとー!
僕はまだ食べた事ないけど、同じ名前のはアルダにもあった気が…」
錬金王「闇王と光の騎士の決戦の舞台ともなった、
王都グロムバルクでも名物となっていた料理だったそうだ。
円い形のパンに様々な具材を挟み込んだものらしいが」
ルキ「あ、それ…バカンスに行った時に食べたのと、同じ?
でも、似てるけど…違う、んでしょうか?」
クラゲン「黒い泡立った飲み物と揚げた棒みたいなのも一緒に食べればいいんだね?どれどれー…」
ルキ「美味しい、です…けど、すごく…お腹にたまっちゃう。
あんまり、大きくないのに…ぎゅうぎゅうに詰まってる、感じ…なの?」

>>857
錬金王「そう言えば、その食べ物は確か…寿人君にとっての、
数少ない良き思い出の源とも言えるもの、だったね…」
クラゲン「お母さんのせいで毎日ずーっと苦労しっぱなしで、
食べものにも困ってて、たまに食べられるごちそうだって言ってた気が…」
ルキ「神父さんが長い間暮らしてたところの名物…でしたっけ?
“こなもの”って言うののひとつ…だって、聞きました」
クラゲン「名前だけじゃ何が何だか、だけど…タコを使って焼いて食べるのは間違いない、かな?」
ルキ「これからご馳走してもらえる、みたい…。
神父さんの好物、だって言うし…どんなの、なんでしょう?
なんだか、少しわくわく…しちゃいます」

860 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/11/11(Sat) 22:44
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>858-859
ああ、やはり社長の差し金でしたか…。
新見妹「んでも飯場さんまでノって来るってのはちょい意外かなー?
まー、ちょっとでも癒しとか憩いの場を…ってのは結構嬉しいこっちゃねぃ」
クリスマスやら何やらと備蓄を遣り繰りして貰った事もあったからな。
探索の進展があれば、大抵何か労っては貰っているんだよ。

新見妹「あー…ま、そだねー。兄貴は兎も角、響子ちゃんも確かにそれっぽいわ」
ユウ「あたしらが居ない分、社長やおっちゃんが奮発してくれたのかもねぇ」

…どうなのでしょうね。砦と森の奥のゲートの分散と記憶生命体の守護については、
どちらもまるっきり同じ様な形でしたから、教皇の敗北を機に彼らの言う『久世戸様』が、
我々が本格的に侵入する前にいち早く手を打ったのでしょうね。
ブラックマン「とは言え、戦力の分散はむしろ私共に味方してくれましたがな」
神崎「連携が無い分、かつての彼らより遥かに太刀打ちは容易ですから。
少々無理をしても、まだ幾許かの余裕は持てましたし」
ただ、灰十字さんとの連絡が不意に途絶えたのが気掛かりでして…。
ユウ「なぁんかただならぬ雰囲気だったもんね」
新見妹「一緒に居たって言ってた荒堀さんからも連絡無いんだよねー。大丈夫かな?」

>>856
ユウ「おぉ、いつもいつも悪いねぇ。
あたしらまだ迂闊に外出歩けないから助かるわぁ」
神崎「知らないって事は流石に無いでしょう、東京在住なら。
銀座の三越、渋谷の代々木に店が出ていますし」
何だかんだで朝を手軽に済ませたい時にはお世話になってましたよ。
…とは言え、追われる様に日本を出てからはご無沙汰でしたが。
新見妹「コーラもイイけど、ウチはファンタの方が好きだなー」

>>857
寿人神父「…え? あ、あの…宜しいのですか?
確かに、臥竜の森の奥の未知行区の問題も先程無事解決はしたのですが、
何もそれは私だけの手柄では無くて…」
新見妹「あーもー! 遠慮しなくていーじゃん、トシ兄!
いつも兄貴達の背中を守ってくれてんだから、みんな無事で帰って来れるんだしさー!」
ユウ「そぉそぉ。それに、トッシーもマコト君程じゃないけど自分の事は後回しだし、
今までの散々な事だってもぉみんな知ってるからさ、ずっと心配されてたってワケさ」
彩千夏准尉「そう言う事だ、久我澤。お前の今までの辛苦を労う機会も在っても良かろう。
主賓として席に着いて待っていろ。直ぐ作って持って来るからな」
…そう言う事です。もう、貴方を苦しめる者は何処にも居ないのですよ。
ココには、帰りを待ち、労う新しい家族だけが待っているんです。
だから、今だけでも存分に気を休めて下さい。
寿人神父「課長さん、皆さん…。私などの為に…! うう…。ありがとう、あり…がとう」

861 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/12(Sun) 11:17
今日は冷えるから中華まんを各種買って来たぞー!みんなで食べよう!

862 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/13(Mon) 19:54
クラゲンくんとルキちゃんはレゴブロックやドールハウスに興味はないかい?

863 名前:???? 投稿日:2023/11/20(Mon) 15:13
99行区の諸君、ご機嫌よう

仕事熱心な諸君の事だ、黄泉へ戻って来ると思っていたよ…
以前は随分と世話になった。諸君の強さは想像以上だ。
だが、私はまだ諦めてはいない……
新世界創造こそ我が悲願、何としてでも成し遂げて見せる。たとえ、我が命…尽きようともな。

だが、諸君…今の私にはもう一つ為すべき事がある。私は受けた屈辱は忘れない男でね……
我が計画に抗った諸君には、然るべき報いを与えねば気が済まん。
その溜めに3つの試練を用意した。私の居る狂王の城までの間にな…
私を止めたいのなら…再び試練に挑みたまえ。

864 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/11/20(Mon) 18:00
新見妹「兄貴! 灰十字さん、まだ見つかんないの!?」
ああ、ゲートのあった未知行区も含めて捜索中だ! だけど…。
ブラックマン「なれば、私共が踏み入った事のある区域には既に…。
通信が途絶える前に新たな花石の起動について口にしておられたので…」
ユウ「多分、それ以外からの未知行区…じゃないの?」

>>861
新見妹「おおー、ナイス! 丁度いートコにお誂え向きのが!」
彩千夏准尉「今は座して料理を…などと言っていられる場合では無いからな。
こうして片手で動きながらでも食せる物があるのは有り難い」
ありがとうございます。それでは皆で一つずつ…!
神崎「慌しくて済みませんね…。事が急を要する故にコレで失礼しますが、
この埋め合わせは戻り次第直ぐにでも…!」

>>862
ユウ「ま、絶対今の今まで見た事無いだろしなぁ…。
弄ってみて興味惹かれるかどぉかはあの子達次第じゃないの?」
寿人神父「感性が少年少女のそれに近そうな気はしますし、
意外と手に取ってみれば嵌まり込むのでは…?」
ブラックマン「まあ、遊び方の指南は必要でしょうがな」

????(>>863
…っ! この、声…。まさか…いや、やはり貴方は!
ブラックマン「忘れたくとも忘れられぬこの忌まわしき声色…相違ありませんな」
神崎「受信した電波の周波数も、あの例の通信と同じ物ですしね。…信じたくはありませんが」
寿人神父「現実はどこまでも非情、なんですね。
まるで、私とあの女が実の親子である揺るがぬ事実みたいですよ…全く」
ええ…半年振りにはなりますか。ご無沙汰しておりましたよ、久世戸総裁…!
そちらこそ、ご健勝な様で何よりですよ…!

新見妹「はー…そりゃま、計画おじゃんにされちゃったもんねー。
で、ウチのバカ兄貴に仕返しする為に待ってたってのー?」
ユウ「だったらテロの冤罪なんか着せないで、
あたしらが戻ってすぐに宣戦布告すれば良かっただけでしょ?
あんな事したら、最悪戻って来ない可能性だってあったんだしさぁ…」
彩千夏准尉「そうだな…。だが、斯様な小細工を弄した…と言う事は、
むしろそちらの方こそ直ちに攻め入られては都合が悪かったから、だろう?
あの戦いで貴様の負った傷は、肉体的にも計画に於いても致命傷と言える物だったからな…」
…お互い、御託はそこまでにしましょう。
それで、貴方の言う試練とは何ですか…総裁?

865 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/11/21(Tue) 22:29
サラリーマンも大変なんだね

866 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/11/22(Wed) 13:46
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>860
錬金王「かも、知れないな…。
カオリ君、何気に君達を久世戸との因縁に巻き込んでしまった事を気にしていたようだし」
クラゲン「連日、みんなの指名手配のニュースが流れて気が滅入るから、
あんなお祭りの日ぐらいは少しでも盛り上げて楽しもう!…って感じみたい」
ルキ「管理官さんも、残してきたご家族の事…すごく、心配…してました。
だから、今は…仲間といえる皆さんと、一緒に帰るために出来る事をするんだ…って」
クラゲン「こんなに支えてくれる人たちがいるんだから、絶対無事で帰ってきてね!」

錬金王「ふむ、対策を変えたのが仇となったか…皮肉だな。
まあ、僕らにとっては都合が良いんだが」
クラゲン「でも、機械の人はまだ見つからないんだねー…。
あ、そうだ!確かあの人…“黄泉王の匣”へ行ったっきり連絡つかなくなっちゃったんだ!」
ルキ「花石の起動の話の事もありますし、そこのどこかかも…」

>>861
錬金王「おお、いつも済まないね…っと、
新見君達は挨拶もそこそこに頬張りながら出て行ってしまったか」
クラゲン「機械の人…灰十字さんを探しに行っちゃったんですよね」
ルキ「連絡、途絶えてから…もう、何日も経ってます、から。
あ、これ…わたし達も、いい…んですか?あ、ありがとう…ござい、ます」
クラゲン「これって…お饅頭、ってのなんだよねー?
でも、熱々だよー!もしかして、蒸かしてるの…?こんなの初めて!どれどれー…」
ルキ「中に、熱々のひき肉がいっぱい…。でも、肉だけじゃ…ない?
じゅわっとして…熱いけれど、おいしい…」
クラゲン「こっちのは肉じゃなくて何か甘いのがいっぱい詰まってるよー!?
それに、こっちのは…わ、辛っ!?でも、とろとろして…おいしい!」
ルキ「こんなの、初めて…です。課長さん達も、ゆっくり出来たら良かった…のに」

>>862
錬金王「ほう、これは…」
ルキ「あ…小さい、家?それに、人形…?でも、すごく…良く、出来てます」
クラゲン「こっちのは…小さな、ブロック?
色とりどりで、一つ一つに出っ張りと凹みがいっぱいあるよね。
もしかして、これを合わせたら…何か色々出来そう!」
錬金王「材質は…木でも金属でもなさそうだ。
それなりの硬さの割に、僕の知るどの素材よりも一、二を争う軽さだな。
色々と思うところはあるが、この世界の人々も…恐るべき技術を育んだのだね」

????(>>863
ルキ「この、声…!お前は…!そんな、嘘よ…嘘…!」
クラゲン「ルキさん!ねえ!?落ち着いて…!」
錬金王「随分と懐かしき声、よな…。ラジオを介したとは言え、
かつては理想を語らい、歪の神に叛旗を翻した我が友…狂王の声だ。
とは言え、僕はともかく君は僕の声を覚えている…だろうかな?
まあ、こちらからでは君には声は届かぬだろうが。今のも、君の一方的な通信に過ぎんからな」

クラゲン「久世戸様…まさか、本当に?」
錬金王「元々新見君達から聞き及んでいた状況からして、疑惑は十分だった。
そして、今…それが証明され、希望的観測は粉微塵に吹き飛んだようだ」
ルキ「もう、嫌…!もう、やめて…!これ以上、わたしを…課長さんを、
ここにいるみんなを、苦しめないで…!!」

>>865
錬金王「サラリーマン…企業戦士、と言う奴かな?」
クラゲン「ほぼ半日ぐらいはずうっと働きづめだって言ってたし、
すっごい大変なのかも…」
ルキ「それに、探行士は毎日が命懸け…ですから。
それと、今はまた色々と大変でお休み、全然出来てなさそう…」
クラゲン「“かろう”で倒れなきゃいいけど…課長さん」

867 名前:久世戸様? 投稿日:2023/11/27(Mon) 16:30
>>86
理解が早くて手間が省けるよ…新見誠君、並びにカサンドラの探行士諸君

さて、1つ目の試練についてだが……
諸君が次に向かうべき花石の向こうのルキの森の更に奥には、狂王の城へ繋がる花石がある。
そいつの起動に、ある条件を設けておいた…

それは、ルキの森にいる神の子のクローンの全滅だ。
…可哀想で気が進まない、かね?それでこその試練だよ、諸君…

さあ…覚悟を見せてみたまえ。哀れな失敗作を、皆殺しにするのだ。

>>866
久しいな、神の子よ…
そして、これはこれは…思いもよらぬ者までも居るか。
我が友錬金王の映し身を、更に写し取った者が現れようとは…

それが99行区の諸君らと共にあると言う事は…そうか。諸君らもまた、私に抗うか…
異質と言えど、もはや取るに足らぬ存在に構う猶予などこちらにも無い。
ただ指を銜えて成り行きを見守るだけならば、何もせんよ…何も、な

868 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/11/30(Thu) 18:19
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>866
…手掛かりなら、ようやく見つかりそうです。しかし…。
神崎「同時に最悪の事態も発生…ですね」
彩千夏准尉「あの日から危惧していた事は、やはり杞憂では無かった様だ。
とは言え、自分たちの口から伝えるまでも無く既に知っていよう」
新見妹「そりゃウチら関係者全員に向けて復活宣言やっちゃってるからねー」

ブラックマン「総裁は『狂王の城』なる行区に居る様ですな。
御丁寧にそこへ向かうまでの歓迎も、手荒かつ悪趣味極まりない物でしてくれるそうで」
ユウ「一先ずは黄泉子宮に急ぐよ。おっちゃん達はキャンプをお願い!」
暫くはまた戻れなくなるかも知れないけど…そちらの事は頼んだよ、ルキ。
それじゃあ…行って来る!

>>865
ユウ「そりゃま、企業にもよりにけり…じゃないの?
ココはまぁ…ブラックだから大変だけどさぁ」
新見妹「そーそー。給料こそ破格の歩合制だけど、
残業深夜勤上等で年中無休!! だからねー…。しかも、命の保障無いしさー」
…間違いじゃないけど、社長の前で言うのだけは勘弁してくれ。
さっきからまた、地味に視線が痛いんだけどな…はぁ。

久世戸様?(>>867
…それはどうも。まあ、コレに関しては諦めも肝心ですからね。
現状、貴方の手の内で事が運んでいる以上は、
我々としてはその水先案内の下で活路を見出すより術は有りませんから。
寿人神父「ルキの森? 神の子の、クローン? まさか…!」
彩千夏准尉「あの0行区の廃キャンプに居た奴らか。
自らに忠実な神の子の複製…お前の命に対する冒涜の産物だな」
ユウ「用済みになったら始末、ね…? それを、あたしらにやらそうっての?」

…。
新見妹「兄貴、まさか…そんなフザけた事、しないよね?
あの子達だってルキちゃん…ううん、ルキちゃんの妹なんだよ!?」
それが「試練」…ですか。良いでしょう、その茶番にお付き合いします。
あの娘達も、どの道「また」貴方が心を壊してあの場に放っているのでしょう?
ならば、それ以上苦しませるよりはせめて…!
新見妹「〜っ! み、見損なったよバカ兄貴!! 助けもしようとしないでいきなり…」
ユウ「黙りな、アイちゃん」
新見妹「で、でも…!」
ユウ「前にも同じ事があったの、忘れてないよね?
それに、マコト君はしくじりそうな事でも可能性あンならどんな無茶でもするの、
誰よりも身近で見て来たアイちゃんがよぉっく知ってるハズだよね?
それがダメだって知ってるから、即決してるんだよ。
それに、こんな形で諦めるってのが誰よりも辛いのは…」
…止しましょう。もう、議論や問答の段階じゃ無い。
こうしている間にもあの子達は苦しみ続け、総裁は着実に計画を動かしている。
我々は、もう…立ち止まっている猶予は無いんです。さ、行きましょう…。

869 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/12/01(Fri) 12:00
久世戸様?(>>867
錬金王「ああ、久しいね…。かつて、無二の友だった者…狂王よ。
今は“黄泉公社総裁の久世戸英器”、と呼ぶべきかな?」
ルキ「狂王…!どうして、生きて…いたの?
あなたは、確かに…課長さん達に殺されかけて、アルゲンになって…消えた、はず…なのに!」

錬金王「まあ、そうだろうね。僕が“真の錬金王”ではない事は、
新見君達の前に現れ、語らい合っている内にすぐにでも気付いたさ。
そして、君との今の話で出自にも確証を持てた以上…記憶だけは継いだと言えど、僕は元より偽りの間柄であった友としての関わりも、これで完全に断つ事になろうよ」
クラゲン「久世戸様…!そうやって、自分以外のみんなを馬鹿にして!
確かに、僕なんかじゃ絶対に敵わないと思う…。でも、だからって…課長さん達と、
大好きなみんなが傷つくのを、黙って見てられなんかいられない!
僕も、その時が来たら…あなたと、戦います!」

ルキ「そう、どんなになっても…狂王、あなたには…絶対に、屈しない!
わたしには、課長さんも…カサンドラのみんなも、側で見てくれているこの人達も…いる。
だから、お前が何をしようとも…もう、逃げない!絶対に…諦めない!」
錬金王「そう、その意気だ。奴に、久世戸に一泡吹かせてやろうじゃないか」
クラゲン「でも、ルキさんの…神の子達のあれは…」
ルキ「気持ちは、わかり…ます。でも、あの子達は…ずっと、苦しんで…泣いて、いる。
だから、わたしからも…お願い、です。せめて、楽にして…あげて」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>868
錬金王「うむ。こちらにも奴からの挨拶はあったよ。
流石は“我が友”と言うべきか、転んでもただでは起きぬようだ」
クラゲン「か、感心してる場合じゃないですよ錬金王様!
久世戸様が生きていて、また新世界を…!」
錬金王「奴の差し向ける手勢にならば相応に抗う事は出来よう、僕らの力でもね。
ただ、久世戸の想定外の事象より誕生せし者とは言えど…やはり、僕は黄泉なくしては生き長らえぬ存在。
それだけに、黄泉を掌握しつつある奴に抗う術に限度はあろう」
クラゲン「で、では…どうしたら…?」
ルキ「わたしが、力を…貸します。戦う術に乏しいのは…わたしも、同じ。
でも、“神の子”としての力は…少しでも、狂王に立ち向かうものとは…なる、はず。だから…!」
錬金王「そう、だな…。今はまだ、奴が大掛かりに事を運ぶ気はなさそうだ。
試練とやらに君達を付き合わせている間に、一矢報いる準備を整えるとしようじゃないか」
ルキ「…はい!」

870 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/01(Fri) 21:23
死にたくないよお〜怖いよお〜探索できないよお〜

871 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/12/08(Fri) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>869
…全く、ですね。お陰様で酷い痛み分けですよ。
総裁が生死の境を彷徨う代わりに、我々は凶悪指名手配犯ですからね。
ユウ「おっちゃん、戦えたんだ…ってまあそりゃ当然か。
んでも、遺物集めのあン時は死にたがってたから何もしなかったけどさ」
ブラックマン「微力と自らを卑下しておった様だが、
曲がりなりにも総裁の同胞として世界を敵に回して戦っておったのだから、
その実力も折り紙付きであろうよ。是非見てみたい物であるな」

新見妹「ルキちゃん…。ねえ、ホントにいーの?
言いたい事はわかるけどさ…あの子達だって、ルキちゃんの…」
彩千夏准尉「既に知れた事だからこそ、そう言っているんだ。
覚悟が出来ないのならばお前は来るな、新見。
そうでなくば、命を落とすのは確実にお前の方だからな」
…済まないな、ルキ。未だ力の足りない自分を恨みたくなるよ。
だが、望みは叶えるさ。せめて、いつも通り帰りを待っていてくれ…。

>>870
ユウ「アンタもかい…。怖気付く位なら荷物纏めて帰りな」
彩千夏准尉「久世戸の帰還が現実となった今、戦意無き者は足枷にしかならん。
酷な言い方にはなるが…足手纏いを連れて戦える程余力など無い」
一先ずはキャンプ内待機で後方支援に回って下さい。
今後については改めて戻ってから話し合う事としましょう。

872 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/12/12(Tue) 12:12
>>871
ルキ「あ、あの…。だ、大丈夫…ですか?」
クラゲン「すっごい怯えようだよね。何があったの…?」
錬金王「何やらトラウマを抱えている様だね。
さて、こう言った類の心の傷はどう癒してやるべきか…」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>871
錬金王「まあ、僕の命の守りたる左右のカノンはあるし、
闇王オーマの時代のように戦いの手段として錬金術が使われていた時代の術式は失われてはいても、
魔術を模した異術は幾らか心得てはいるのでね。
自ら戦う意思があれば、それを振るう事は出来るさ」
クラゲン「そ、そうですよ!久世戸様と一緒にアルダー帝国相手に戦ったじゃないですか!!
錬金王様、謙遜しすぎですよう…」
錬金王「忘れたかい?そもそも僕は記憶と模した力を受け継いだだけの紛い物に過ぎない。
それに、本物とて戦う術は久世戸には大きく及ばなかったしな…」
クラゲン「そ、そんなぁ…」

ルキ「ええ…。よくは、ない…です。でも、仕方…ないの。だから…!
でも、アイさんの気持ち…すごく、うれしい…です。
あの子達の事、気にかけてくれて…。やっぱり、課長さんの妹さん…ですよね、ふふ」
クラゲン「アイさんって、つっけんどんで口悪いけど、
何だかんだで色々気遣ってくれるんだよねー」
ルキ「辛いこと、お願いして…ごめん、なさい…。
でも、あの子達のためにも…どうか」

873 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/12(Tue) 21:18
課長、汚れ役は俺にやらせてくれ…アンタの手を汚すまでもない

874 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/12/15(Fri) 18:30
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>872
ブラックマン「む…そうで、あったな…。済まぬ。」
ユウ「んでも何だかんだでおっちゃん自体結構強そうだし、
あたしらを一回死に戻りさせてくれちゃったあの凶悪なゴーレムも作れるじゃん?
爺さんやマコト君の見立てもそんな大袈裟じゃ無い気がするけどねぇ」
実際、私達の知らない総裁についても色々とご存知ですしね。
もしも私が不在の際に何かあれば、一番の頼りになるのは貴方方でしょうから…。
新見妹「そーだよ!! ね、お願い! ルキちゃんや猫ちゃん達を守ってあげてよ!
総裁が本腰入れて来たら、やっぱウチらだけじゃ不安だし…」

新見妹「ルキちゃん…ごめん。ウチこそ、みんながどんだけ辛いかなんて…考えてなかった。
最悪だよね、無神経過ぎてさ…」
寿人神父「それでも、そんな思いを口に出来る人だからこそ、
皆さんも色々と気に掛けてくれるんだと思いますよ?
そんな人が身近に居るからこそ、私達は手段を選ばぬ外道に堕ちずに済むんです」
ユウ「ま、アイちゃんにンなヤな役押し付けたくは無いし、
あたしらが戻るまでおっちゃん達と一緒にルキちゃん守ってやんな」
新見妹「ユウ姉ちゃん…。トシ兄…。
あ、でも…誰がつっけんどんで口悪いだー!? ひと言多いわー!!」
…やれやれ。お前なぁ、そこで全部ぶち壊しかよ…。

>>873
彩千夏准尉「…ああ、同感だ。だが…格好つける物じゃ無い。
課長にもそうだが、当然それはお前にも言える事だ」
ユウ「マコト君にもアイちゃんにも似合わない汚れ仕事だからね、確かに。
けど、誰かに背負わせて自分だけ逃げるなんてさ…あたしらもだけど、
それやっちゃうと一生モンの別の後悔を背負うだけさ。
それに、そんな逃げを絶対に許さないのがココの課長だって…アンタも解ってるだろ?」
…そう、ですね。そんな一人で背負う様な寂しい事を言わないで欲しい。
弊社の同じ課の人間として、辛い仕事ではありますが…共にルキの切実な願い、
叶える為に貴方の力も貸して下さい。

神崎「課長…どうやら、ここの花石の様ですね」
ええ、今までに解放されていなかったのは踏破区域ではココの花石だけです。
恐らくは、この先が総裁の言っていた「ルキの森」…。
寿人神父「例によって未知行区ですし…十分な警戒を。皆さん…お気を付けて」

875 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/12/18(Mon) 12:18
>>873
錬金王「その覚悟に心意気は良し…だ。しかし、な…」
ルキ「課長さんも、言ってます…。一人だけで、背負わないで…!
出来なくて、ただお願いするだけのわたしが…言える事じゃ、ないかも…ですけど」
クラゲン「楽しい事も、辛い事も、みんなで分け合えるのがいい…と思うよ、きっと。
楽しい事はいっぱいで、辛い事は少なくてすむから」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>874
錬金王「ギンゴーレムの事かい?ああ、あれはね…」
クラゲン「錬金王様が組み上げて塔の守りに設置してました…よね?
あれをキャンプの周りに置いておけば…!」
錬金王「出来なくもないが、容易くはないね。
なにぶん、あれだけの強度だからこそ要するアルゲンやその他の素材も馬鹿にならないんだ。
それを今から集めるとなると…ね」
クラゲン「そ、そんな〜…」

ルキ「あ、あの…!アイさんは、何も悪くない…です。
そうするしかなくても、あんな事をお願いして…嫌な思い、させてるのはわたし…だから」
錬金王「まあ、何が最善かは既に誰もが心得ている以上、
もう言う事は何もないんじゃないかな…?
外野の僕らに出来る事は、その決断をただ後押しする事だけだ」
ルキ「皆さん…本当に、あり…がとう。そして、ごめん…なさい」

クラゲン「わぁぁ!?ごめんなさーい!で、でもやっぱりアイさんって…」
錬金王「気の強さは折り紙つきだね…。まあ、こんな場所で過ごすならばそれ位で丁度良さそうな気はするがね」

876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/20(Wed) 21:29
クリスマスになる前には帰って来い、待ってるぞ

877 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/24(Sun) 12:27
ん?あれ?どうして女の子がたくさんここに?
やけにみすぼらしい格好してて、しかも・・・青い、肌?
それに、よく見たら車椅子の子によく似て・・・?うわなにをするきさまやめ・・・!?
(ブツッ!ツー、ツー、ツー・・・)

878 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/24(Sun) 19:07
クリスマスケーキ作っ…
           ★
            [~] ))
          (( [~~]
          [~~~~~]
  ∧__∧    [~~~~~~]
 (;`・ω・) [~~~~~~~~~]
 /    O━━━━━
 しーJ
               ミ ★
              ミ [~]
               [~~]
       アッ !  [~~~~]
  ∧__∧て  [~~~~~~~]
 ( ´ ゚ω゚) [~~~~~~~~~]
 /   O━━━━━
 しーJ

   ∧__∧ ショボーン
  ( ´・ω・) /~~ヾ
c(__U__U /~~~~ヾヽ★

879 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/12/25(Mon) 12:25
>>876
錬金王「彼らがルキの森…とやらに向かってから少し経つな」
クラゲン「まだ連絡もないですけど、課長さん達…大丈夫かなぁ?」
ルキ「…信じましょう。今までだって、ちゃんと帰って来て…くれましたから。
これからも、きっと…そう」

>>877
クラゲン「あ、錬金王様!通信が入ってますよー!」
錬金王「噂をすれば何とやら…というやつか。さて…」
クラゲン「課長さん!みんな!!もう心配し…え?これって…」

錬金王「新見君達とは別の隊のようだね…。
おい、君達。こちらは第1キャンプだ。急を要する状況ではあろうが、
手短でも構わん、説明をしてくれ…む?」
ルキ「青い、肌…?それに、わたしに似て…まさか!
いけない…!早く、早く逃げ…!!…そ、そんな」
クラゲン「通信が、切れちゃった…。ひょっとしたら、もう…」
ルキ「間違い、あり…ません。これは、きっと…あの子達の仕業。
ああ、課長さん…皆さん、どうか、無事で…いて」
錬金王「新見君達程ではなかろうが、他の皆もそれなりの手錬だろうに…。
それが、こうも容易くとは…。久世戸め、あの娘達に一体何を…?」

>>878
錬金王「ん?何かな…おお、これはこれは。また随分とご大層なものを…」
クラゲン「わぁ!すっごいおっきなケーキだね!!
でも、さっきからガタガタ揺れてるけど、大丈夫…?」
ルキ「あ、あの…。よかったら、運ぶのお手伝い…あ、いけない…!」

クラゲン「あぁ〜!せっかくのケーキだったのに…」
錬金王「流石に一人で運ぶのは厳しかったようだね。まあ、今更言ったところで…だが」
ルキ「あ、あの…!気持ちだけでも、嬉しい…ですから。
気を、落とさないで…。まだ、皆さんも帰ってないですし、今からでも新しいのを…ね?」

880 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/12/25(Mon) 20:25
新見妹「…はぁ、はぁ。ぜー、はー…!
め、めりぃくりすまーす!! や、やっと帰って来れたー!!」
まだ全てが終わった…とは言えないけど、目的は一つ果たせたしな。
寿人神父「灰十字さんと漸く合流出来ましたからね」
ユウ「なぁんか、ロック荒堀にブン殴られて変なっちゃってたんだよねぇ…。
とりあえず45度角のチョップかましたら正気に戻ってくれたけどさ」
彩千夏准尉「まさか不具合起こしたテレビの対処療法が通用するとは…な」

錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>875
ユウ「やっぱそんな上手くは行かないかぁ…。無茶振り悪いねぇ」
彩千夏准尉「仮に首尾良く量産出来たとしても、アレは黄泉族の一種だ。
そして、そう言った奴らへの容易なる対処法は既に確立されてしまっている」
ああ、アレ…ですね。「マモノケシの花」でしょう?
そして、元はと言えば融合炉で生成可能な花の一つでもある、
黄泉において道を切り開く鍵の一つ…。
神崎「当然、融合炉の作成者である総裁も容易に作れる対抗策…ですね」

新見妹「ありがとねぃ…気、遣ってくれて。
大丈夫だよ、ウチも覚悟は決めたから」
ルキが謝る事じゃない。謝らなきゃならないのは、
そんな手段しか取れない私の不甲斐無さの方さ。
だけど、必ず言った事は果たすさ。少し休んだら…また、行って来る。

>>876
ユウ「イブは無理だったけど、当日には何とか間に合ったよ…」
何分この様な稼業ですからね…。ただ、灰十字さんの身柄を確保出来ましたので、
ひと段落着けるには丁度良いか、と言う事で帰還したのがタイミング的にも良かったかと…。
新見妹「おっしゃー! お祝いにチキンとターキーとケーキだー!!」
彩千夏准尉「…おい。流石にそんな物、都合良く用意している筈が…」

>>877
神崎「…通信? この信号は確か…」
ブラックマン「我々と愛那君達に続いてキャンプを発った別働隊の物だな。
彼らは確か、他の未知行区への花石の捜索に当たっていたと聞いておるが」
…こちら、採掘課長の新見。現在地と状況の報告を求む。
繰り返す、現在地と状況の報告を…。
寿人神父「青い肌の車椅子の娘に似た…ですって?
いけない、直ぐに彼女らから離れ…どうしました!? 応答して下さい!!」
新見妹「切れちゃった…。ど、どうしよう…!」
ユウ「どうもこうも、待つしかないさ。あたしらには何も出来ないよ」
新見妹「何でよ!?」
全滅なら、直に戻るからさ。…忘れたのか?
僕らにはルキの「再生の加護」が施されているのを。
新見妹「あ…」

>>878
彩千夏准尉「まさか、本当に用意していたとは…」
寿人神父「ありがとうございます。あ、でも…大丈夫ですか?
バランス悪くてふらついてますし、運ぶのお手伝いしま…」
ユウ「あ…」

新見妹「あぁー! 崩れちゃったぁぁー!!
何だよぅ…楽しみにしてたってのにー!」
おい…! あ、ああ…済みませんね、折角用意して頂いたと言うのに。
こうなっては仕方無いですから、今年はケーキは無しと言う事で…。
新見妹「えー! せめて代わりになりそうなのは無いのー!?」
お前…無茶言うなよ。何かそれらしいのを作るにしたって材料も無いってのに…。
ブラックマン「…ふむ。スポンジは無いですが、
幾らか買い置きしていた小さ目のロールケーキにチョコレートと、
生クリームならば残っておりましたな。それを使えば…」
ああ、アレですか。でしたら、ブッシュ・ド・ノエルみたいなので行きましょう。
Mr.、准尉殿、済みませんが…少し手伝って貰えませんか?
彩千夏准尉「ああ、分かった。帰って早々の面倒だが…仕方が無いか」

881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/25(Mon) 22:24
お帰り、ケンタッキーのパーティー用のフライドチキンセットならあるぜ?食うか?

882 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/25(Mon) 22:33
それにしてもここも今日で2周年目に入るわけだ、二重の意味でめでたいな〜

883 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2023/12/30(Sat) 15:49
お〜い!全員分の年越しそばを用意したぞ!伸びる前に食え!
つ年越し蕎麦(お餅入り)

884 名前:久世戸様? 投稿日:2023/12/30(Sat) 23:30
御機嫌よう、新見誠君。そして、かつての我が友の姿を模した写し身に、
99行区の探行士諸君と神の子よ…。

順調に失敗作のあの娘たちの処理は進んでいるようで何よりだ。
では、ささやかながら私からも諸君らの労を労う為に使いの者に馳走を届けさせよう…

こちらでの下らぬ風習の一環らしいが、祝いの日の食ともあらば
明日を生きる力となるは間違いはなかろう。年明けと共に開けて食すると良い。

…では、更に励みたまえ。試練を乗り越え、我が元に来る日を楽しみにしているよ。
(チノワゲートから現れたヨミヘイの集団が持参した数個の重箱を置き、すぐに踵を返し立ち去る)

885 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2023/12/31(Sun) 12:31
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>880
クラゲン「お帰りなさい、課長さん!もー、心配したんだよーっ!!」
ルキ「課長さん、皆さん…無事で、よかった。
あ、アイさん…落ち着いて。少し、こちらで…ゆっくり、休んで」
錬金王「灰十字君は無事だった様だね。
しかし、連れ立っていた男に少々気を許しすぎたのは迂闊だったか…。
今回は大事には至らなかったが…」

錬金王「…確かにな。それではかける労力に成果が見合わん。
ギンゴーレムよりは、融合炉で生成出来る武具に注力した方が良かろうな」
クラゲン「それも、探行士のみんなが発掘する武具に負けちゃうのが問題ですけどね…」

ルキ「アイさん…ありがとう。でも、ごめん…なさい。
そんな事を、お願いするしか出来ないの…本当に、つらい…です」
錬金王「まあ、その位にしたまえ。互いが互いを気遣う事が出来れば、それで良いさ」
クラゲン「ルキさんもアイさんも課長さんも…元気、出して?
僕には、そんな事しか言えないけど…みんなが気落ちしてるの、見たくないから」

>>881
錬金王「ケンタッキー?初めて聞くはずの名前だと言うのに、
何故か覚えがあるような気が…。
恐らくは、僕の元となった人間の記憶の破片…なのだろうか?」
クラゲン「これって…鶏の足を揚げたのでしょ?
焼いてるのとは違うけど、これはこれですっごくおいしいんだよねー」
ルキ「あ、いつも…ありがとう、ございます。それじゃ、早速…。
…揚げ物なのに、思ったより…柔らかい。わたし、これの方が好き…かもです」
クラゲン「ほんとだ!外はパリッ!としてて中は意外とふんわり…だよね。
フライなのに、なんでローストより柔らかくできるんだろ…?」
錬金王「揚げる前に何らかの処置をしているのだろうね。…それが何かは見当もつかないが」

>>882
錬金王「僕らは中途から混ざったが、このキャンプは開設してから二年も経つのか…」
クラゲン「課長さん達、そんなにも長い間黄泉でお仕事だったんだねー」
ルキ「お疲れ様…です。狂王との事はまだ…ですけど、一緒に…頑張りましょう」

>>883
錬金王「そう言えば、こちらでは年の終わりに蕎麦粉で打った麺を食する習慣があるんだったね。
例によって僕は食事を摂れる体ではないから、僕の分は少しずつ皆に分けるとして…」
クラゲン「麺の色は少しくすんでいるけど…スープは茶色っぽく見えたり、
キレイに澄んでるみたいにも見えたり、不思議だよねー。
上には海老のフライ…かなぁ?でも、何だかんだでおいしそー」
ルキ「フライ、には似てますけど…“てんぷら”って言うみたい、です。
噛みごたえも、こっちの方が少しふんわり…してます。
とりあえず、冷めてしまう前に…いただきましょう」
クラゲン「何にしても、おいしいのは作りたてだもんねー」

久世戸様?(>>884
錬金王「やれやれ…。相変わらずの嫌味な物言いだね。
まあ、敵方に言う分には十分な皮肉が効いていて頼もしくはあったのだが」
クラゲン「お礼?祝い…?一体、どうする気…わぁ!?ゲートが…!!」
ルキ「これ、は…!ヨミ、ヘイ…?い、いや…!!こ、来ないで…!!」
錬金王「落ち着きたまえ。どうやら、彼らは本当に使いとして来たようだ。
最初から一切の敵意…と言うか、感情らしきものすら感じない」

クラゲン「…ほんとに、帰っちゃいましたね。
なにか、箱みたいなの何個か置いていきましたけど…」
錬金王「馳走、と言うからには食事の類だろうね。
それが何かは、僕にもわからないが」
クラゲン「年が明けてから…って言ってましたよね?それ、どんな意味が…」
ルキ「わかり、ません…。何か、ワナ…なんでしょうか?」

886 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/12/31(Sun) 18:40
さて、今年もまた衝撃的な事実に直面しての幕引きとなりますが…。
彩千夏准尉「危惧してはいたが、認めたくは無かった事実…と言う方が正しかろうがな」
寿人神父「一時の休みは得られても、安息には程遠い…ですね」


錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>885
ああ、済まないね。私達はどうにか切り抜けられているよ。
神崎「『ルキの森』では何やら特殊な薬品を常時『降雨』と言う形で撒布している様です。
それが、あの森に居るクローン達を暴走させている…みたいですね」
ブラックマン「効能が限定されているのか、我々には何ら影響はありませんな」
ユウ「つっても、見た目血の雨だから気分はすっげ悪いけどさ」
新見妹「アレ、止める手段は探したけど見つかんなかった…。あーもー、腹立つっ!!」
寿人神父「荒堀さんの事については…確かに、迂闊でしたね。
総裁と裏で繋がっているなら、こちらの内情も昨日までの分は完全に筒抜けだったでしょうし」
彩千夏准尉「過ぎた事は悔いても始まらん。今はただ、最善を尽くすまでだ」

新見妹「そーいや、融合炉で作れる武器には等級付きの効能は付与出来ないんだよねー」
寿人神父「恐らく、総裁が自らの手駒の一つである探行士に、
必要以上の力を容易に手にさせない為にした抑止処置…かも知れませんね。
総裁と直接対峙するまでは考えた事もありませんでしたが…」

新見妹「わわ!? ルキちゃーん!?
いきなり泣かないでったらー! ルキちゃんは何も悪くないんだしさー!!」
辛いのは君も同じだと解っているし、今それも改めて確かめられた。
だから、もう何も言わなくていい。ただ、任せて待ってくれればいい。
ユウ「ま、いつまでもドンヨリしてんのもアレだしさ…折角の年末年始に一息吐けるんだ。
とりあえず、灰十字サンの快気祝いみたく色々楽しもっか!!」

>>881
寿人神父「…そう、なんですか? いや、助かります。
先程からケーキの事で、愛那さんの機嫌が直りそうになくて…」
新見妹「トシ兄〜。そりゃ目の前で特注ケーキパァにされてんだよ〜?
そりゃ誰だって…お? お、お、おぉぉぉぉぉ〜!!」
彩千夏准尉「ケンタッキーのフライドチキン…か?
いや、コレはコレで中々に有り難いな。随分と気が利くじゃないか」
むしろ、あそこでしか出来ない製法のフライドチキンですからね。
ああ、そうだ。ついさっき、私達で急遽こさえたブッシュ・ド・ノエルもどきも、
先程取り分けが済みましたし、そのチキン共々貴方方もご一緒にどうですか?

887 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2023/12/31(Sun) 18:40
>>882
言われてみれば…そう、ですね。
私がキャンプで本格的に皆様に呼びかけたのも、クリスマスの日でした。
アレからもう…二年にもなるんですね。
業務や生き残りに必死で、気が付いたら…と言う感じですか。
ユウ「いきなりサンタのカッコした黄泉族っぽいのが、
キャンプに乱入して来て襲われもしたしで、出だしが結構アレだったけどねぇ…」
新見妹「改めて聞くと、兄貴ハナっから前途多難だったじゃんかよぉ〜。
だからウチもユイも探行士なんか止めろって言ったのに…」
…しょうがないだろ。まあ、思ってた以上に…ってトコは否定はしないけどさ。

>>883
神崎「いつも済みませんね。行事の度に何かとお世話になりっ放しで…」
ブラックマン「具はシンプルにほぼ定番の海老天ですかな…?
大きさが結構ある辺り、今回は中々に奮発されましたな」
やはり、コレが無いと大晦日の気分を味わえませんね。
ラジオは連日の指名手配の報道に社長がすっかり気を悪くした所為か、
ヤザケンを始めとする歌合戦も聞けそうな雰囲気ではとてもありませんし…はぁ。
ユウ「それで年越しソバまで無くなったらマジ気分的なモンすら無くなるわ」

久世戸様?(>>884
総裁…ですか? ええ、お陰様で。この上無く気の滅入る日々を過ごさせて貰っていますよ。
新見妹「なぁーにが『労い』だっつーの! てか何!? 特別手当でも出してくれんの!?」

彩千夏准尉「…は? 馳走、だと…?
まさか、先程の騒ぎにヨミヘイ共が置いて行ったのは、御節の重箱…だとでも?」
ブラックマン「先程一つ中を改めて見ましたが、確かに御節料理でしたな…。
よもや、真に労いの意図があっての贈答品だと…?」
ユウ「だったら遠慮無く頂いちゃおうじゃん! ナメてようがおちょくってようが、
このお礼は後で望み通りキッチリしてやろうじゃないのさぁ!!」
一種の驕り故の施し…の積もりなんでしょうね。
ならば、後々感謝は試練諸共に打ち砕く事でお返しする事にしましょう。
今は、戦の前の腹拵えとして有り難く頂きましょうか…。


相も変わらずの苦難続きではありますが、事態の打開への進展は望める…と信じたいですね。
新見妹「いい加減、そーでなきゃ困るんだってー」
ブラックマン「では、皆様方も良き年を…」

888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/01(Mon) 15:38
みんな明けましておめでとうございます、今年の抱負は?

889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/05(Fri) 20:10
お年玉欲しい人、この指に止ーまれ!(※ただし未成年に限る)

890 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/01/08(Mon) 20:00
遅ればせながら…明けましておめでとうございます。
ユウ「始まりからして前途多難っぽいけど…ま、今年も頑張って行こっか」


>>888
そう、ですね…。存命が明白と成った総裁を次こそは打倒すべく、
日々の探索と採掘を通じ、更に自らを鍛え抜く所存です。
彩千夏准尉「それも成さねばならん大事だが…自分はこうして再び黄泉に舞い戻った以上、
必ずや父の仇を探し出し、この手で討ち取って見せる。如何なる手を使ってでも…な」
新見妹「もーいい加減、バカ兄貴を家に連れて帰らなきゃねー。
ルキちゃんと猫ちゃんも連れてさー。その為に、今度こそ総裁ブッ飛ばしてやるぞー!!
でなきゃ、誰も黄泉から出られないかんなー!」

>>889
新見妹「おくれー!!」
…おい。お前、大学生になってまでみっともない真似するんじゃ…!
新見妹「何だよー! ウチまだ未成年だろがー!!
てか仕送りでちゃんとお年玉だってくれてただろぉー!?」
ユウ「マコト君、何だかんだでアイちゃんにもユイちゃんにも甘いからなぁ…。
んでも、実際入学してから一年目でこっち来てドタバタに巻き込まれてンだし、
もぉいい加減成人してんじゃなか…」
新見妹「わーっ!? わーっ!!」

891 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/01/11(Thu) 11:11
錬金王「随分と遅参になって済まないが、ひとまずは“明けましておめでとう”…だな」
クラゲン「ルキさんが体壊して寝込んじゃってたから…ごめんね」
ルキ「また、風邪…こじらせて、しまって…。
長引いたから“いんふるえんざ”かも…って思いましたけど、それじゃなくて…ほっと、しました」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>886-887
ルキ「そんな、事…。狂王、どこまで…!」
クラゲン「久世戸様、ひどいよ…!失敗だからって、捨てちゃうだけならまだしも、
それなら放っておいてあげたらいいのに、何でそんな事してまで!?」
錬金王「奴は育ての親である“天使”達ですら“魅了”して、最後には打ち捨てた様な男だ。
その程度の事ならば、容易に予想は出来る些事だよ…奴の事を知るならばね」
ルキ「アイさん達は、何とかしようと…して、くれた。でも…」
錬金王「悔しいが、奴の方が上手だったと言う事か。報われぬのは、やはり…辛いものだね」

クラゲン「とりあえずは、次はアラホリって人と久世戸様と戦う…ですよね?」
錬金王「それだけで済むとは思えないがね。奴の言う“試練”とやらの内容次第では。
そして、以前の事を考えれば間違いなくそんな程度ではなかろうさ」
ルキ「それに、きっとまた…恐ろしいワナもあるかも、です。
課長さん、皆さん…どうか、ご無事で…!」

>>888
錬金王「ふむ…僕は、そうだな。変わらず、自分の今の生を謳歌するさ。
偶然の産物で与えられたものとは言え、せっかくの機会を無駄にはしたくはない。
自分らしく、好きな事をして好きなように今を生きるよ」
クラゲン「人間になりたーい!!…だから、人間になる方法…探し続けるだけだね!」
ルキ「今度こそ、狂王を…!そして、課長さん達と一緒にまた黄泉から…。
だから、わたしに出来る事で…皆さんを、お手伝い…します」

>>889
ルキ「おとし、だま…?何でしょう、それ…」
クラゲン「玉を落とすって…別にあんまり嬉しくないような、う〜ん…」
錬金王「確か、それもこちらの風習の一つで、
年の初めに子供に血縁の者達が渡す小遣いの様なもの…だそうだが」
ルキ「そう…なんですか?でも、それじゃ…わたしは、だめ…ですね。
生まれてから、少なくとも…20年は過ぎてます、から…もう、子供じゃ…ない」
クラゲン「だったら僕はいける…のかなぁ?
だって、僕は生まれてからそんなに経ってなかったはずだし」

892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/11(Thu) 17:02
つきたてのお餅なんてどうだい?お裾分けするよ

893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/11(Thu) 18:59
総裁を討伐したら、みんなでカニ鍋食べ放題に行こうぜ?

894 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/11(Thu) 20:34
永遠の美少女と結婚するのが男の夢だとは思わないか?新見課長?

895 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/01/15(Mon) 15:00
>>892
クラゲン「つきたての…おもち?なぁに、それ…ってわぁ!
白くてねばねばしてるのをまんまるに固めてるんだね!何だろ何だろ」
ルキ「あ、ありがとう…ござい、ます。でしたら、試しに…ひとつ。
熱くて、粘りがあって…でも、ずっしりとしてて。何でしょう、これって…?」
錬金王「どうやら、蒸した米を粘りが出るまで叩いて成形したものか。
アルダでは見かけなかった料理だね。気にはなるが、流石に物を口に出来ぬこの体では…ね」

>>893
錬金王「ふむ…。祝いに蟹を使った鍋物、とな。
やはり、こちらでもそう言うのに使うのは海で獲れる大型の蟹なのかね?」
クラゲン「そう言えば、食べ甲斐のある大きな蟹って陸の水場にはいないんですよね?
どうしてなんだろ…?」
ルキ「そう、ですね。だいたい、大きなのもおいしいのも…深い海の底にしかいませんから、
捕まえるのもなかなか大変…だって、そう…聞いてます。
見た事はないので、蟹そのものが…どんなのかは、知りませんけど」

>>894
クラゲン「だってさー、ルキさん。どー思うの?」
ルキ「え…?あ、あの…急にそんな事…」
錬金王「まあ、永遠の若さと美貌か可憐さを持ち続ける者に惹かれるのは、
人やそれに類する存在ならありがちな事ではあろうさ。
しかし、現実的に寿命やそれに伴う容姿の衰えを考慮するとなると…な」
クラゲン「僕だったら、自分が若くなくなって捨てられるのってイヤだし、
自分もそうじゃなかったらやめときたいかなー」
ルキ「わたしには、よくわかりませんけど…女の人も、
いつまでも若くて格好いい人と結ばれるの、夢…なんでしょうか?
ユウさんに准尉さん、アイさんも…同じ?」

896 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/01/15(Mon) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>891
ブラックマン「うむ。かつて彼から冗句交じりにそのような事を言われはしたが、
恐らく『試練』とやらの中で荒堀とも刃を交えるのは避けられんだろう」
神崎「あの伝説の探行士…最強の戦術工が相手、ですか。
並みの異形や黄泉族など足下にも及ばぬ強者なのは間違い無いでしょうね」
彩千夏准尉「少なく見積もっても、久世戸に比肩するだけの実力はあるだろうな」

荒堀さんの事は言わずもがな、でしょうが…「罪人」の複製体たる「記憶生命体」も、
何者がどれだけかは図りかねますが、総裁の本拠の守護に当たっている事でしょう。
何れにせよ、今まで以上の苦難を伴う総力戦は避けられないかと…。
ユウ「ルミナリスに三闘士に三つ子のキノコ親父はまたはっ倒したけど、
まさか、あいつらまた…?」
寿人神父「ではなくて、それ以外の全員かも知れませんよ?
一度時間を掛けて複製した同じ物を、そうそう直ぐに再生出来るとも思えませんし」

>>892
寿人神父「いつも済みませんね…と、今回はまた本格的ですね。
臼と杵まで用意しての手作りとは」
新見妹「そんじゃ、ウチは味噌汁に放り込んでお雑煮っぽくいくかー!」
ブラックマン「ならば、私めは醤油を塗って海苔を巻いて焼くとしますかな…。
先代や妻とはこうしてよく頂いていた物だ」
ユウ「あたしはきな粉まぶして…っと」
人それぞれですね…食べ方一つ取っても。さて、私はどうしましょうか…?

>>893
新見妹「おぉー、いいねぇー!! もちろん奢りだよねー!?」
彩千夏准尉「…おい。実際そうではあろうが、がっつくんじゃない」
はは…済みませんね。ありがとうございます、その事を励みに頑張りますよ。
ユウ「アンタばっかに出させるのも悪いし、酒位ならあたしが奢るわ」

>>894
新見妹「ざっけんなー!! このロリコン! 女の敵!! 変態ー!!!」
ユウ「アンタさ…ひょっとしてそれ、ルキちゃんの事?
とりあえずさぁ、マコト君を変な道に誘わないでくれない?」
彩千夏准尉「久世戸とは違う意味で、お前からは下心が滲む…どころか漏れ溢れているな。
確かに保護欲を掻き立てられる様な人離れした娘ではあるが、
なればこそ下らぬ独占欲に駆られた輩には任せられん。…そうだろう、課長?」
はは、そ…そうですね。

新見妹「サチ姉ー? このバカ兄貴だってタラシだからねー?
ウチらでしっかり見張ってルキちゃんに変な事させない様にしなきゃねー?」
彩千夏准尉「滅多な事は無い…とは思うが、課長の周囲には不安も多いからな。
ルキの事もだが、暴走の酷い妹に面倒な公務員の幼馴染とか…な」
ユウ「はぁぁ? だぁぁれが面倒だってぇ!?
てかアンタも変に色々スキ見つけてはマコト君に…」
…もう勘弁して下さい。女性絡みの話は色々とお腹一杯ですよ…はぁ。

897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/15(Mon) 20:28
女の子って占いや恋愛話とか好きなんでしょ?(偏見)

898 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/15(Mon) 21:03
自家製で餅明太子ピザを作ってみたよ!みんなも食べてみるかい?

899 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/16(Tue) 19:03
これ熱いうちにどうぞ〜、つパイ包みのクラムチャウダー

900 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/16(Tue) 20:03
肉食系でいこう!
食事も恋愛も

901 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/16(Tue) 20:42
『ヤンデレのルキちゃんに死ぬほど愛されて夜も眠れない新見課長』
なんて物語はどうだ?これを題材にすれば面白いホームドラマが作れるぞ!

902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/16(Tue) 21:20
錬金王さんに、この地球のガリヴァー旅行記を始めとした古典名作品を10冊贈呈いたします♪

903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/17(Wed) 20:45
↑に続いて錬金王さんには、全80巻の「人類の知的遺産シリーズ」をプレゼント!(自分は難しくて半分で挫折したorz)

904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/17(Wed) 23:21
冬に食べたいラーメンの種類はなにかな?

905 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/01/22(Mon) 12:39
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>896
錬金王「ふむ…あり得るな。先のゲートの守護の奴らにしても、
今のこの場の僕にしろ、かつてここに姿を現したマーフィンにしても…だ。
なれば、少なくともそれ以外の奴らは既に具現化してはいそうだ」
クラゲン「アラホリの事もだけど、まさに鉄壁の守りって感じになっちゃうよねー」
ルキ「ただ、先の“罪人”達と同じであれば…まだ、打つ手は多い…かも、です。
こういう時は、“勝手知ったる何とやら”…と言うみたい、ですし」
クラゲン「でも、力はまた強くなってそうだけど…どうなのかな?」

錬金王「魅了による支配への対策…は、かつてカオリ君と灰十字君の打った手があったか。
それがまだ活きているのなら問題は無かろうが…」
クラゲン「久世戸様…がいるのは、狂王の城なんですよね?
錬金王様はそこについて、何か覚えてる事ってないですか?」
錬金王「粗方の構造ならばまだしも、あれは所詮黄泉が再現した似て非なるものだ。
それに、久世戸が意図的に中身を変えている可能性は…むしろ高かろうさ。
おぼろげでしかない僕の記憶など、あまり当てにはしない方がいい」
ルキ「そう、ですよね…。多分、それならわたしの記憶も…怪しくなる、かも。
こんな事でさえ、お役に立てないなんて…悔しいです」

>>897
ルキ「わたし、そういうのあまり…。
それに、試してみても…いい結果なんて、出た事…ない、から…」
錬金王「こればかりは置かれた環境と直面し続けた現実が悪すぎた故…かな。
当たろうが当たるまいが、気休めにもならぬでは仕方ないか」
クラゲン「それもイヤですけど、いい結果出て大ハズレ!!…の方が僕はやだなー」

>>898-899
錬金王「ほう…珍しい具材を使っているのだね。
魚の卵巣を浸け込みに、先日の米を蒸して練り上げた“餅”か…」
クラゲン「何だかピリッとしてるねー、この“メンタイコ”って。
それに、小麦の生地にモチまでつけてたらちょっとでもボリューム満点だよー!」
ルキ「一切れだけでも、お腹いっぱい…です」

錬金王「こっちは小ぶりながらもパイ…かな?」
ルキ「あ…。これ、中に入ってるの…スープ?」
クラゲン「アサリのクリーム風味だから、チャウダーってやつだねー。
お皿に取り分けてるのよりもあっつあつ!こっちって、ほんと変わったお料理多いよねー」
ルキ「作るのだって大変そう…。なのに、いつも…ありがとう、ございます」

906 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/01/22(Mon) 12:40
>>900
錬金王「それはどう…かな。なにぶん、補給線の維持と調達が困難そうだからね。
あまり種類を偏らせて好きなものばかり…とはいくまい。肉にせよ、それ以外にせよ」
クラゲン「食べるのはともかく、恋愛で肉食って…どういう事?」
錬金王「肉食獣の如く、獰猛に…と言う意味じゃないかな?ただひたすら押して迫れ、と言う事だろう」
ルキ「それだったら、ユウさんやアイさんはそんな感じ…?
わたしには、そんなに思い切った事ばっかりなんて…ちょっと、無理…かも」
>>901
クラゲン「や、やんでれ…?」
錬金王「“死ぬ程”だの“眠れない”だのと物騒な文言がつく位だから…これは。
“嫉妬”あたりに塗れていそうな危険な香りがするんだが…」
ルキ「お、面白い…なんて、そんな…。
わたし、そんな怖い事…課長さんにしたくなんて…!
あ、でも…今の課長さんなら、加護のおかげで死なない…から、
寝かさずに迫るとか、なら…やってみても、ふふ…」
クラゲン「ルキさん…?なんか、目が怖い…」

>>902-903
クラゲン「ええ!そんなにー!?す、すごいですよ、錬金王様!!」
錬金王「最初に名が挙がった“ガリヴァー旅行記”とやらは、こちらでは特に小人の国での話が有名らしいが…。
僕としては“理知的な馬とそれに飼われる猿の如き人間の様な何か”の話の方が印象に残っているね。
まあ、それだけが全てではあるまいし、残りの話も他の本共々ゆるりと読ませてもらおうかな…」
ルキ「わたしも、少し…気になります。でも、もっと字が読めるようになってから…です」

クラゲン「かと思ってたら、今度は80冊もー!?」
ルキ「これって、どういう種類の…?」
錬金王「その名からして古今東西の知識を纏め、編纂したもの…だろうかな?
なに、時間には幾らでも余裕はある。ゆるりと読み進めさせてもらうとしようか」

>>904
錬金王「ふむ、アルダでは東方由来の食材で作る料理だったか」
クラゲン「熱々のスープに入れた麺…だったっけー?」
ルキ「あの…元々その“ラーメン”自体が、熱い料理…ですから、
どんなのでも、きっと…冬が、一番おいしいかと…」

907 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/01/22(Mon) 22:22
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>905
ブラックマン「マーフィン公爵がキャンプに襲撃した際には驚かされましたが、
課長達の経験が活きたのか、必要以上に手こずりはしませんでしたな…」
ええ。攻撃の手は全て墓地での時と何ら変わりはありませんでしたからね。
恐らく、思考までも忠実に再現されているが故かと。
ユウ「ま、完全に別人だったら結構面倒になるし…ココはありがたいかも」

神崎「そう、ですね…。確かに、総裁には全てを覆せるあの一手がありました。
しかし、あの時はそれを知らぬが故に不覚を取らせる一因とはなりましたが、
子細は兎も角「魅了」が通じぬと知った以上、それには頼らぬ手は打って来るでしょう」
彩千夏准尉「むしろ「国生みの大樹」では見せ切れていない手札がどれ程あるか…だな」
何れにせよ、警戒は怠れませんね…。

総裁の「試練」としてのクローンの一掃は完了しました。
招聘に応じて「狂王の城」へと踏み込む事になる訳…なのですが。
新見妹「気にしなくていーよ! それに、手の内を知ってるのがこっちに居るからこそ、
バレない為に余計な事するってのはお約束じゃーん!!」
彩千夏准尉「何はともあれ、自分の目と足で確かめるのが確実なのは変わらん。
では、我々は直に久世戸のお膝元に発つ。そちらは、留守を頼む」

>>897
彩千夏准尉「…偏見、だな。自分はそう言うのは当てにはせん。
実際、一々信じていたら切りが無い」
ユウ「『当たるも八卦、当たらぬも八卦』って感じ…かねぇ?
おみくじなんかもあんまイイの引いた事無いし、
だからって不幸続きってワケも無いから、無闇に気にした事無いわ」
新見妹「んー? そーだっけー?
ユウ姉ちゃん、ウチらと一緒に遊んでた時は花占い大好きでさ、
『スキ』って引くまであっちこっちの花摘み尽くしてたじゃーん?」
ユウ「アイちゃーん!? いきなり何言い出すのさ!
いやでも、花なんかに嫌われ宣告とか気分悪いってか何てぇか…あぁもぉぉ!!///」

>>898
神崎「ピザ…ですか? ああ、でもコレは…」
寿人神父「餅の切れ端にほぐし明太子を散りばめてますね。
如何にも和風な物を作られたんですね。ではお味の方は…」
…ああ、コレは。餅も明太子も意外にチーズとの相性が良いんですね。
食感もより粘り強く、どっしりした感じですが…餅のお陰でしょうか。
ブラックマン「マルゲリータやジェノベーゼとは違いますが、コレも良い物ですな。
亡き妻に先代にも味わって欲しかった…」

>>899
この形は…パイの包み焼きでしょうか。
ユウ「どぉれ、中身は…っと。おぉ、チャウダーじゃん!
また中々シャレたモン作るね」
ブラックマン「ビーフシチューでパイ包みを先代にせがまれて用意した事はありましたが、
こちらは私めも初めてですな。まあ、作り方はさほど変わらぬでしょうが」
何はともあれ、冷めない内に頂きましょう。

908 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/01/22(Mon) 22:22
>>900
出来れば肉の割合は増やしたくはありますが、
魚介物共々鮮度と調達の問題は付いて回りますからね…。
彩千夏准尉「大体は干物や缶詰、冷凍が中心になりそうだな、実際。
後は予算の都合もある。ステーキどころかカツレツやフライも頻繁にやるのは厳しい」
寿人神父「炒め物や直火焼きも厳しいですね、その状態では」
ユウ「焼き鳥や唐揚げも滅多に食べらんないからねぇ…」

神崎「恋愛で…ですか? まだお相手も居ないんですが」
…ですね。今はそんな事言っていられる場合では…。
新見妹「ウソつけー! キャンプに色んな女の子連れ込んでるタラシがー!!」
いや、だからそれは構成比率がたまたま偏っているだけだと何度…。
ユウ「そぉそぉ。てか会社でも光井サンとか色々手ぇ出してたって聞いたしさぁ…」
彩千夏准尉「ルキへの態度も思わせ振り過ぎて、『保護』の域を超えているとしか…
新見妹「肉食どころか、コレもう性に飢えた野獣…」
だから誤解だと何度言えば…!! …はぁ。もういい加減、突っ込むのも疲れる。

>>901
いや、何ですかそれ!? タダでさえ深夜勤務上等で、
睡眠時間削減数時間単位余裕のブラック体質化著しいと言うのに、
そんな事までされたら…と言うか、ルキと私はまだそんな関係じゃ…。
ユウ「…ん? 『まだ』? ねぇ、マコト君…?
あたしってモンがありながら、やっぱルキちゃんにまでツバつけようとしてたぁ?
流石にコレはちょおっと聞き捨てならないよねぇ…? 付き合い長い幼馴染としちゃあさ…」
彩千夏准尉「お前も別に正式な交際はしていないだろう?
第一、長いと言う割には成人して暫くの間までは疎遠かつ没交渉だったろうが。
…まあ、交際や婚姻に至るのに付き合いの長さはさしたる関係は無い。
この際、良い機会ではあるからそれを証明するのも…」
新見妹「だーっ! だからサチ姉もドサマギで何言ってんだよぉー!?
てか、バカ兄貴に愛とかマジきもいからウチはンな事しないけど!
夜も寝かせない位にはくっ付いて他の女に手を出さないかキッチリ見張ってやるからー!!」
…どう考えても修羅場以外の何物でもありません、本当にありがとうございました。
お願いですから、そう言うの勘弁して下さいよ…もう。

>>902-903
新見妹「おじさん、『ヤフーとフウイヌム』の話知ってたんだー」
アレは、中々に人間への皮肉が利いた様な話だったな。
錬金王殿の性格なら、確かにそちらの方に興味を持ちそうではあるけど…。
ブラックマン「彼自身が皮肉な成り立ち故に、そう言った話には思い入れが出来るのやもな」

寿人神父「おや、あのシリーズを全巻お持ちだったのですか?
錬金王さんが読まれるには良いかとは思いますが、
流石に全巻纏めて贈呈とは…意外と豪気なんですね」
ユウ「いや、むしろメンドっちくなってコレ幸いって丸投げしてるだけな気が…」
姉さん!!

>>904
冬場で食べたいラーメン、ですか。そうですね…。
新見妹「味噌ラーメン!! 身体あっためるなら絶対コレだってー!」
彩千夏准尉「牡蠣の土手鍋等もそうだが、確かに味噌の物はうってつけだ。
自分も冬場に食するなら断然そちらを勧める。
北海道に赴いた時に馳走になった味噌バターは絶品だったな…」
寿人神父「私は豚骨ですね。臭みは少々気になりますが、コクは申し分無いので」
神崎「僕は定番の醤油ですね。具沢山なら何も言う事ありません」
何だかんだと濃い目のスープのが好評みたいです。
かく言う私も、味が濃い方がこの時期では嬉しいですね。

909 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/23(Tue) 09:44
長いと思ったらとうとうあと100足らずで完走か…お別れを言うのはまだ早いよね?

910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/24(Wed) 18:59
はちみつバター味のフレンチトーストはいかが?

911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/01/30(Tue) 22:31
アルダの世界には予言者とかいたの?

912 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/01/31(Wed) 18:04
>>909
ブラックマン「仰る通り…ですな。短い様で長い日々だった」
ええ、ですが…当然ながらまだ終わってはいませんよ。
存命していた総裁との事は、まだ何も進んではいませんから。
新見妹「でも、あとちょっと…なんだよね?
『狂王の城』に行って、総裁ブッ飛ばしたら…ウチら、帰れるよね?」
ユウ「ま、問題は色々山積してるけどさ…総裁とカタ付けなきゃ何も始まらないから」
彩千夏准尉「ああ、あと少しだ…。久世戸の事もだが、
父の仇にも…探し続けていたあの竜にも、ようやっと出会えたのだ…!
近い内に、必ず…! 全てに決着を付けてやる…!!」

>>910
新見妹「おぉー! イイねー!! ちょーだいちょーだーい!!」
彩千夏准尉「好意に甘えるのは構わんが、お前は少し自重しろ…全く」
ユウ「しっかし、アンタら…何かと小じゃれたモン作ってくれるよねぇ。
お陰で帰った後の楽しみが増えてこっちとしちゃ万々歳だけどさ」
…本当に、素材の調達からして大変でしょうに。
いつも感謝してもし切れませんよ。社長には、私から特別賞与の事をお願いしておきましょう。
御礼として出来る事と言えば、こんな事位しかありませんしね。

>>911
寿人神父「社長さんから話を聞く限りでしたら、
そう言うに足る存在はあちらでは居なかった…そうですよ」
ユウ「こっちと比べて何かと物騒なトコみたいだし、
強大な一神教に支配されてるって言うから、
その手の世界滅亡系の予言とかゴマンとありそうな気がすんだけどねぇ…」
いえ、むしろ…逆にそんな世界だからこそ、
将来約束されたとか銘打ったその手の終末の予言など、
さして相手にもされなさそうだと思いますがね。

913 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/02/02(Fri) 14:38
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>907-908
錬金王「マーフィンはそんな調子だったのか…。
では、君らから見て僕は“オリジナルと比べて”どうだったんだい?」
クラゲン「やってる事が違ってるから、別人…みたいに見えちゃう、かな?
だって、錬金王様も自分を殺す手伝いを頼んだりしてないから…」
ルキ「元々戦う意思はなかったみたい…ですから、
その必要に迫られなければ、きっとこうなってたかと…」
錬金王「偶発的に蘇った僕はそうだった…。しかし、今頃久世戸がそうした僕がいるなら、
果たしてそいつはどうなっているだろうね…?」

錬金王「そう言えば、元々はこちらの探行士の誰か…この場合は新見君を、
新たな“神の子”に仕立て上げるために、仕上げに“魅了”で支配しようとしてしくじったのだっけな…。
ならば、次はそれ以外の手を打つ事になるだろうが…」
クラゲン「それって、どんな手…なんでしょう?全然、想像もつかないや…」
ルキ「狂王がヨミの力を得るために何かをしようとしている…それは、きっと…そう。
でも、前にした事以外で…一体何をするつもり、なの…?」
錬金王「だが、“試練”などと銘打って新見君達を動かしている事だけは確かだ。
皆目見当はつかんが、少なくとも久世戸にとって君達は確実に何らかの鍵となるだろうね」

>>909
錬金王「僕も偶然の悪戯から蘇り…と言うか新たに生を受け、
ここに身を寄せてから少なくとも一年以上は過ごしている事になるね。
その気ままで気楽な日々も終わりが近い…か。さて、これからどうなるのだろうね…」
クラゲン「お別れ、なんですか…?それって、また…錬金王様が!
やだ!イヤですよぅ、そんなの…!!」
錬金王「早合点するものじゃないよ。死で分かたれる方の別れではないさ。
この場に留まっての語らいが終わる…と言う意味さ」
ルキ「でも、今生の別れ…には、なってしまいそう。やっぱり、何だか寂しい…ですね」

>>910
クラゲン「わぁい、ありがとー!…って、これ何ー?」
ルキ「見た目は、四角いパンを切って…黄色い色をつけて、焼いてる感じ…?
この香りは、バターと…蜂蜜、でしょうか?」
クラゲン「甘くて柔らかくてふわふわしてる!!すっごくおいしい!」
ルキ「こんなパンも、それを使ったお料理も…初めて、です。これって、どうやって…作ってます?」

>>911
錬金王「“予言者”に相当するような者はいた、って記憶はないな…。
“預言”と言えるようなものの真似事であればあの忌まわしきアルダーの女も、
過去の神々の使いや代行者と言えるような者達がしていた気はするが」
ルキ「未来なんて、誰も知る事なんて…出来ません。たとえ、神々であっても…。
こちらでは、そんな大それた事…出来る人、いるんですか?」

914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/14(Wed) 14:36
課長!今日は例のアレの日ですぜ!
今年もちゃんとプレゼントありますよね、社長から!!
ね!?

915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/18(Sun) 13:09
みんな、どうした?
今は地震やら大雪やらで大変な事なってるらしいから心配でかなわんぜ・・・

916 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/02/20(Tue) 14:20
>>914
ルキ「あの…。それって、もしかして…」
クラゲン「“ばれんたいん・でー”ってやつでしょ?僕、知ってるよー!
女の人が男の人にチョコレートをプレゼントするんだって!」
錬金王「とある一神教の聖人の日での祝い事の一環らしいが、
何やら業界の陰謀だとか何だとか言われてもいるそうだね。
まあ、実質異界の住人の様な者である僕には何がなんだかさっぱりだが…」

クラゲン「あ、そー言えばそーだったよね。
社長さんから社員さんみんなに“はいきゅー”でもらえるって言ってたっけ」
ルキ「毎年恒例…って聞いてます、けど。
他の女の人も誰かに渡しているの、見ましたし…わたしも、
そうした方がいい…んでしょうか?」

>>915
錬金王「ほう…?外界ではそのような騒ぎになっているのかい?」
ルキ「でも、そんな話…わたし達は、聞いてない…です。
ラジオでも、事件の話といったらあの黄泉族の騒ぎだけ…ですし」
クラゲン「ラジオで言ってるのもそれかテロリスト…って言うか、
課長さん達カサンドラのみんなの行方追っかけてるって話だけ、だからねー…。
連日そればっかりで、社長さん…機嫌損ねてすぐラジオ切っちゃうんだ」
ルキ「行方…って言えば、課長さん達…また、帰り…遅いです。
命に関わる事ではない、と思いますけど…でも、心配です」
錬金王「ここ暫くは来客もまばらだったし、黙って待っていたんだが…。
やはり、急に音沙汰がなくなると気が気でしょうがないね」

917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/02/22(Thu) 00:15
チョコレートはホワイトチョコくらい甘いのがいい?ビターくらいがいい?

918 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/02/22(Thu) 22:22
新見妹「ごっめーん! 待ったー!?」
そんなノリで言える有様じゃ無かっただろ…ったく。
ああ、済みません…。未知行区の、それも総裁のお膝元ともなると、
やはり歩を進めるだけでも予想以上の難行でして…。
ユウ「それもだけど…彩千夏がお父さんの仇って奴相手に先走って、
お陰で死にはしないまでも戻るのも難儀するって位にはボロボロになっちゃったからねぇ…」
彩千夏准尉「済まん…」


錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>913
そう、ですね…。接してみて実感する話し方や、
そこから読み取れる人当たり等は然程変わらぬ様に思えます。
神崎「だからこそ、僕らも当初はご本人かと思ってました」
ブラックマン「やはり、望む物の差異はあれど持って生まれた性格は変わらぬ…か。
しかし、総裁がその様な形で『複製』するとなると…」
彩千夏准尉「似ても似つかぬ様な代物となるのではないか?
現に、言動こそ変わらぬが教皇のそれはあからさまな別人と言って差し支えは無かった」
寿人神父「個人への妄信と崇拝、服従が第一ならそうなりそうですよね」

ええ。だからこそ、魅了を跳ね除けられるアルダの者では無く、
支配がより容易な私達の内の誰かに目を付けた…でしょうね。
敵手である社長が私達の側に居るとは言え、ああまで有効な対策を取られるのは予想外だったかと。
一度の失敗で、焦って更に力の解放を繰り返した程ですから。
ユウ「で、ムカついて速攻で力押しに切り替えてたけどさ。
でも、十何年も綿密に練った計画がおじゃんになったんなら、そぉそぉ他に手があるとも…」
神崎「それは楽観視し過ぎでしょう、勇子さん。
あの手の人間は次善の策など幾らでも用意している物ですよ。
ただ…錬金王さんの言われる通り、それが何かはさっぱりですが」
とは言え、切り替えて即時実行…とは行かなさそうでしょう。
身を潜めて時を待つ様な事をしている辺りはね。

>>914
ありますよ。…と言うか、我々が留守の間に、
既にキャンプの駐留メンバー全員に配給は済んだと聞きましたが?
ユウ「なぁんか必死だねぇ…。ま、そっちもそっちで大変だったみたいだし、
今回は結構遅れたけどあたしらからもちょっとお裾分けするよ」
新見妹「つっても配給の板チョコだけどなー」
彩千夏准尉「そこはせめてチロルチョコにしてやれ…。
とは言え、自分達ではそう易々と外には買いにも出れんのだが」

>>915
その様な事があったのですか? しかし…。
新見妹「変だよねー? ウチらンな話ちっとも聞いてないよー?
黄泉の中でもラジオは聞けるから、外がどーなってるか知りたくて付けっぱだったけどさー」
寿人神父「ええ。テロリスト…もとい、我々の捜索についての進捗や、
黄泉区での事件は逐一と言って良い頻度で報道されましたが、
自然災害については現状特に何も無かったみたいですよ?」
ブラックマン「報道規制…と言う訳でも無し、一体どう言う事なのでしょうな…」

>>917
新見妹「決まってんじゃん! 甘くなきゃチョコじゃないっつーの!!」
ユウ「だよねぇ。餡子とかチョコは甘くてナンボってモンでしょ」
彩千夏准尉「…自分はそうは思わんがな。辛味も脂分もそれ一色で塗り潰されるかの様な、
度か過ぎた物はいい加減舌が疲れる様な感覚すらある」
ほろ苦い中に感じる微かな甘味…と言う様なビター・スウィートも良いですよね。
まあ、妹達がこの調子なので家では中々味わえませんが。

919 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/01(Fri) 19:44
卒業シーズンになると切ない気持ちにならない?

920 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/03(Sun) 03:33
3月3日なのでひな人形にひなケーキ、ひなあられ用意しときますた

・・・とは言っても何となく一番相応しそうなルキちゃんが一番知らなさそうだけどorz

921 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/03/03(Sun) 15:30
>>917
クラゲン「えー?チョコレートって、普通甘いのだけじゃないの!?」
錬金王「元々は苦味と癖の強さを打ち消すために砂糖を入れたのが、
嗜好品である菓子として出回るようになったものだからね。
ただ、あえて甘味を抑えて苦味を残したものを好む手合いもいたとは言うが…。
少なくとも、僕の知る限りではそう言った手合いは知己にはいなかったな」
ルキ「お菓子なのに苦味を強くするって…ちょっと、想像…つかないです」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>918
錬金王「元は久世戸の記憶を元に生み出されているのだからね…。
やはり、記憶が曖昧にならぬ限りはさほどの変化はないか」
ルキ「でも、罪人の場合は…人を元に新たに造り出した黄泉族、だった…はず。
そういうのは、関係なく…きっと、自分の好きな風に…してしまう、かも」

錬金王「いいや、アルダの者だから“魅了”を跳ね除けられるのじゃないさ。
そう出来る力や加護を有した者だけが成せる業だよ」
クラゲン「あの聖人…伝説の円卓の生徒もそうだったんですよね。
実際、そうじゃない人たちはみんな支配されちゃったわけだし」
ルキ「ええ…。伝説に名を残す英雄達も、社長さんも…皆、そうでしたから。
ただ、アルダではそういったものがある…と言っただけで、
こちらの…地球だと、誰もそんな力も何も無いから…。狂王は、今までずっと…」
錬金王「確かにね。カオリ君やルキ君の助力無しでは成す術は無かったろう」

>>919
ルキ「卒業って…学校から、決まった年を過ごして出る…事ですよね?
わたし、行った事さえないから…よく、わかりません」
錬金王「学を修めて学び舎から巣立つ日、か…。
人の身であった若き幼き日の頃の記憶が曖昧でね…。
いや、元より映し身に過ぎぬ僕にはその様な記憶自体が無いか。
故に、そのあたりはよくわからないね…」

>>920
ルキ「あ…。一応、管理官さんや社長さんからは、
そう言われている日がある…というのは、聞いてはいるんですけど…」
クラゲン「女の子の“せっく”の日…なんだってー?
おいしそうなお菓子と、これって…段に乗せた人形?
お祝いなのは何となくわかるけど、何のお祝いをするの?」
錬金王「一応、可能な限りで調べてみたところ…女児の健やかな成長を願うための行事らしいね。
邪気祓いの桃の花も飾ると良いそうだが…流石にここには無いか」
クラゲン「残念!可愛いお花だからルキさんへのプレゼントにも丁度よかったのにー…」

922 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/03/15(Fri) 18:25
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>921
ユウ「やっぱそこんトコって総裁の自己顕示欲…なんかねぇ?
性格や思考は元のまんまでただ絶対服従の相手を自分にしてるってトコはさ」
新見妹「なーんかかっちょ悪ぅー。喪男のハーレム妄想っぽくてさー」
彩千夏准尉「実際に敗北を喫した相手の写し身にまでそうさせている辺りが特に、な…」

…ああ、そうでしたね。
社長も確か魅了を物ともしなかった…とは聞きましたが、
やはりそれもあちらで唯一神となったアルダーの加護…なのでしょうか?
神崎「それだけとも限らない気はしますが…。
ワクチンの様な物で対処出来ている辺りは、病原体や毒素の侵食の様な物でもあり、
社長の身体には魅了への抗体があればこそ…かと思えます」
ブラックマン「人智を超えた力の流入が、体組織をその様に変質させた…やも知れんな」
何にしても、あちら側の知識と存在を有効活用出来た社長と灰十字さんが居なければ、
一度とは言えど総裁相手に勝利を掴むなど不可能だったでしょう。

>>919
ユウ「別にそぉでもなかったかねぇ…。
むしろ『あぁ、やっと終わったかぁ…』ってな達成感で一杯だったわ」
新見妹「ユウ姉ちゃんは勉強嫌いだったから解放されて嬉しかっただけなんじゃないのー?」
…それ、絶対お前もだろ。
新見妹「失敬なー! …んでもまー、友達やご近所さんとお別れもあったし、
それはそれで寂しかったかもねー…ちょっぴり。てかそー言う兄貴はどーなのさ?」
高校までは地元だったし、仲の良い連中とも離れた訳じゃ無かったから、
その時までは別にそんな風には思いもしなかったっけか…。
…流石に大学を出てカサンドラに入社した時は、
知ってる顔皆と離れる事にはなったから、寂しい…と言うよりは不安だらけだったけどな。

>>920
新見妹「おー、ありがとねぃ!」
彩千夏准尉「本当に度々済まんな…。贈答品自体もそうだが、
こう言った物が出される事で忘れがちな祝事を思い出せると言うのも大きい」
ユウ「こんな稼業続けてるせいか、祝日なんて実質無いも同然だしねぇ…」

…確かに、外見的にも雰囲気的にもそうでしょうね。
年端も行かぬ幼い娘、と言う所でしょうから。
神崎「まあ、彼女は外国人…どころか異世界人ですから。
こちらの世界の万物に疎いのは止むを得ないでしょう」
寿人神父「それに加え、総裁のお膝元で、
知る事も学ぶ事も阻害されていたのですから致し方の無い事かと」

923 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/03/24(Sun) 16:08
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>922
錬金王「…かも、知れないな。かつての狂王ならばいざ知らず、
故郷のアルダでないとは言え、障害となるアルダーの手の者が居ない、
そして抗う術を持つ者すら居ないこちらで望む世界の創造に王手をかけた…とあらば、
久世戸がその様になったとしても驚くべき事はあるまい」
クラゲン「唯一野望を打ち砕いた社長さんでさえ、力をなくしてましたもんね…。
そんな中で、久世戸様は魅了の力が残ってたから余計なのかも」
ルキ「だから…一度敗れて、身を引かざるを得なくなった今は、
屈辱や怒りは、それまでの比にならないのがあった…のでしょう。
狂王が、あんなに誰かを目の敵にする…なんて、アルダーや社長さんの時…以来、ですから」

錬金王「ふむ…それは一理あるな。所詮は加護は外的要因に過ぎんからね」
クラゲン「まあ、より強固な防御の異術…みたいなのですからね」
ルキ「けれど、それで体が変わった…のなら、確かに…血や肉を取れば。
あの男が、わたしの血で…探行士さん達の、色々な薬を作っていた…みたいな事だって、
きっと…出来て、当たり前だと…思います」

924 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/27(Wed) 15:42
今更だけど准尉さんのオトンの仇の黄泉族てどんな奴なん?

925 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/03/30(Sat) 22:47
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>923
でしょうね…。それに、再会したあの日に報復を宣言されましたし、
私達の行為自体もさる事ながら、私達が怨敵である社長の身内である事も、
総裁の諸々の負の感情に火を点けた…と言う所かも知れません。
新見妹「ま、会ったって言っても遠くから電波越しにケンカ売られただけだけどねー」
ユウ「そりゃ二十年越しの計画潰されちゃあブチ切れるのも当然だろぉけど、
こっちも…ってか探行士連中全員が総裁にはそれ以上にデカ過ぎる借りあっからねぇ…」
寿人神父「彼が理想の実現とやらの為に奪った物が余りにも多過ぎるんです。
とてもではありませんが、奪い奪われた物の差を考えれば私達が恨まれるのは心外ですよ」

>>924
ああ、それなんですが…。
彩千夏准尉「…不死属死竜目ムシリュウ科の黄泉族で、
四腕二足で一対の翼を持つ、巨躯の竜だ。
過去に自分の父の隊の前に現れ、彼らを殺めた後に姿を見る事は無かったのだが…」
新見妹「一応『アンコクリュウ』って名付けられてたみたいだよー?
ルキの森の奥深くで血の雨浴びながら手当たり次第に目につくモノ貪り食ってたんだってさー」
ユウ「そ。んで、そいつが彩千夏が調べた特徴と一致してて、
しかもムシリュウの中じゃ明らかに見た事無い、ま…新種って奴だったから、
コイツだ!! …ってなワケで挑んだんだけど」
神崎「生憎と、様々な悪条件が重なって不覚を取ってしまいました。
今は何とか帰還して対策を考えている所ですよ」

926 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/03/31(Sun) 23:12
知ってる?明日はどんなウソついても許される日なんだってよ!

927 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/04/01(Mon) 04:01
>>924
錬金王「先程彩千夏君から聞いた限りでは、未知のムシリュウ科の黄泉族…らしいね」
クラゲン「なんか、“アンコクリュウ”って名前だって言ってたけど…。
やっぱり、闇の力で満たされてるムシリュウ…なのかな?」
ルキ「闇の、力の…。アルダにいた“ドラゴンゾンビ”や“デスドラゴン”みたいなの…なんでしょうか?」
錬金王「かつての闇王や冥王に比肩するだけの闇の眷属が、竜の屍を支配下に置いた魔物か。
かつての久世戸の下にも、僅かながらその様な者達は居た様だな。
恐らくは、その時のおぼろげな記憶の残滓を黄泉が再現した代物…だろうね」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>925
ルキ「だと、思い…ます。追い詰められて、
計画をやり直すまでさせたの…課長さんで、二回目…ですから」
クラゲン「しかも、よりにもよって一回目にそれやっちゃった社長さんの部下だもんねー」
錬金王「そもそも元来憎んでいた今のアルダの仕組みに、
そう変えたアルダーやその下僕共以外にはそんな感情も執着も持たなかった奴が、
ああまで固執する位なら、余程腹に据えかねたのだろうね。
次の“試練”とやらでは、そう言いつつ本気で君達を葬り去る気でかかるだろうな…。
くれぐれも、今まで以上に用心してくれたまえ」

クラゲン「あ、そ…そうだ!准尉さんのお父さんの仇も見つかったんだよね?
今のとこはそっちはどうなの?」
錬金王「話を聞く限りではやはりてこずってはいる様だが…。」
ルキ「狂王も一度は退けた皆さんが、そんなに苦戦する…なんて。
やはり、今の黄泉族の力は…ずっとずっと、大きくなって…?」

>>926
クラゲン「…そうなの?」
ルキ「で、でも…。あんまり大事になりそうなのは、駄目…だと思います。
誰かの生き死にとか、そういう話は…特に」
錬金王「まあ、少し驚かせてからかう分には許される、って所じゃないかな?
わざわざそうしていい日、みたいな扱いをしているのなら、
真に迫った嘘を吐いてどれだけ騙せるかを競う…位はやるのかい?」

928 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/04/12(Fri) 20:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>927
ええ…。所変われど、形変われど、生涯を賭けた悲願を打ち砕いた張本人ではある訳ですし。
ユウ「しかも、よりにもよって上司と部下に立て続け…とかねぇ。
社長は総裁と事構える気は無かったって言ってたけど、
結局ガッツリ手助けして潰す方向に動いちゃってるからねぇ…」
ブラックマン「互いの全てを賭けた総力戦となるのは必然ではあろうな…。
だが、それでも総裁が敢えて『試練』と表現した意味は気に掛かるのだ。
本気で消そうと望む相手に向けて使う表現でも、する事でも無かろうて」

寿人神父「ええ、遭遇自体は降って湧いた幸運…と言うべき、でしょうか?」
神崎「彩千夏さんにとっては正に千載一遇の機会だったかと。ですが…」
ユウ「気負い過ぎるわブチ切れて先走るわで連携取れなくなっちゃったからなぁ…。
普段なら多分まともに遣り合えていたと思うんだけど、もぉ全っ然でさ…。
お陰であのギンゴーレム以来の不覚とる事になっちゃったっての…ったく」
…死にはしなかっただけマシ、なんじゃないですか?
何はともあれ、立て直しの為の課題が増えてしまいましたよ。
彩千夏准尉「済まん…。自分では覚悟も割り切りも有った心算だったのだが…。
やはり、失わされた物の事を考えると思いの他冷静では居られん様だ…くっ」

>>926
ユウ「ねぇよ。何バカ言ってんだか…」
彩千夏准尉「物にも拠るだろう。笑って許せる程度の実害の軽微な物が妥当ではないか?」
新見妹「ルキちゃんがこっちの世界に疎いからってさー、
あんまし変な事吹き込まんでくれるー?」

929 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/04/20(Sat) 19:03
そもそも何で自分から因縁持ち込む気なかったのに
社長はわざわざ敵地に等しい黄泉で稼ごうとか思ったのかねえ・・・?
総裁と出会ったら絶対トラブル確定じゃんよ

930 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/04/22(Mon) 16:56
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>928
錬金王「奴の言う“試練”の意味か…。
恐らくは、苦難をこれでもかと与えてそれでも乗り越えた時には、
自らの覇業の礎とするような形には持って行くようにはしているであろうし、
乗り越えた先にあるものが君達にとっての“絶望”しかない“現実”を見せ付けようとする、
悪趣味な皮肉の表現の一環として使っている気がするな」
ルキ「前の時は、課長さん達に力をつけさせて…最後の最後で、
根こそぎ奪い取る…みたいな感じ、でしたから…。
また、何か…絶対、別の狙いがあると、思い…ます」
クラゲン「久世戸様の事だから、単に芝居がかったのが好き…なだけな気もするけど」

ルキ「わかり、ます…。憎い相手がいたら、誰だって…穏やかじゃ、いられない。
わたしも、狂王に一度殺されてから、ずっと…そう、だったから」
クラゲン「あんまり無茶して突っ走っちゃだめだよー?
あ、でも一回失敗しちゃってるから次は大丈夫かなー?」
錬金王「経験は…特に苦いだとか辛いもの程成長の糧になるものだからね。
元来が冷静沈着な彼女ならそうそうしくじりはしないと思うがどうかな」

>>929
ルキ「社長さんは、“一番儲かるから”って言ってました…けど」
クラゲン「だよねー。久世戸様の事もだけど、単純に危ないとこだからねー、ここ」
錬金王「ここに来て知ったカオリ君の性格を考えるなら…自分は色々失っているのに、
久世戸は力も持ち越して飛ばされた先でも成功を収めたのが気に障ったから、
自分も便乗していい思いをしたかった…とかじゃないかな?
もしくは、久世戸の成功の象徴であるここで自分を甘い蜜を吸う事で、
一人勝ちはさせまいとする一種の意地、かも知れないね。まあ、あくまでも憶測だが」

931 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/04/30(Tue) 21:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>930
ユウ「ま、前の時だって誰がどぉ見たって回りくどいも甚だしい事やっちゃってるしなぁ」
ブラックマン「至宝とやらの扱い方の制約の事も多分にはあろうが、
総裁自身の信念と強い拘り故にそうならざるを得なかった節も見受けられる」
そして、そんな拘りがあるからこそ過程の演出にも力を入れている…んじゃないですかね?
まあ、それで数多の他者の命を弄ぶのだから悪趣味などと言う一言で片付けて良い物ではありませんがね…。

彩千夏准尉「ああ、その事だが…ようやっと片が付いた」
新見妹「おめでと、サチ姉! …んでも、何年も人生も賭けたオオゴトだったのに、
ちょっと今はあっさりし過ぎてないー? 気が抜けちゃうのはわかるけどさー」
寿人神父「出会うまで、切り結んでいる最中はそれしかない…と言う位の執着でしたが、
海野さんの頭蓋への一撃であの竜が地に縫い止められて事切れた途端、
まるで糸が切れたかの様に海野さんも膝を着いて呆然としていましたからね」
彩千夏准尉「そこは自分としても意外だったがな…。
奴の命をこの手で絶った瞬間、妙な解放感で何も考えられなくなっていたんだ。
アレだけ執心だったと言うのに、終わりが思いの他あっさりし過ぎていた…からかも知れんが」
神崎「一度は不覚を取りましたが、それだけに出方を見て対処をきっちりと出来たのが良かったのでしょうね。
実際、連携を密に取れば相手の攻勢を凌ぐのは然程の難事でもありませんでしたし」
何はともあれ「おめでとうございます」…ですね、准尉殿。
彩千夏准尉「ああ…。課長、皆も…済まない。そして、ありがとう。
だが、終わったのは自分の事だけだ。他はまだ何も、まともに進んではいない。先はまだ長いぞ」
ええ。次からは、総裁の待つ狂王の城へ…!

>>929
理由としてはまあ…ほぼ錬金王殿やルキの推察通りかと。
愚痴交じりの昔話を聞く限りでは、弊社を立ち上げるのも米ソの友人との関わりを得るのも、
筆舌に尽くし難いと言うに相応しい苦労はしたそうですからね。
ユウ「そりゃまぁ、文字通りの『裸一貫』からのスタートだったみたいだしねぇ…」
神崎「その一方で、総裁は自身の立ち回りや人間的な才能に留まらず、
維持し続けた最高の切り札である『魅了』も活用して、
いとも容易く一国家の権力を裏で左右出来る程の栄華を極めている…と言う所ですから」
新見妹「そりゃ自分だって上手く乗っかってイイ思いしてやりたくもなっちゃうよねー」

932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/02(Thu) 21:48
君達の事を見捨てた訳じゃない、ただ単純にネタの引き出しがもう無いんだ・・・すまない

933 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/05/05(Sun) 05:55
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>931
錬金王「…同感、だな。アルダでそうするならばまだしも、
この日本…いや、地球においては誰も望まぬ理想の押し付けにしかならないしね」

クラゲン「ついにやったんだ!おめでとー、准尉さん!」
ルキ「お父さんの仇、討てたんですね…良かった。
それ…なにか、わかるような気…します。
わたしも、狂王の最期の時を見た瞬間、そう…でしたから。でも、なのに…!」
クラゲン「終わってなかった…んだよね、結局。
でも、今度こそほんとにちゃんと…終わるよね?きっと」
錬金王「終わらせねばなるまいさ。
アルダの旧き因縁はこの世界にまで持ち込んでは良いものではない。
新見君やカオリ君達と触れ合う事でよりそう強く感じたよ」
ルキ「はい…。わたしも、出来る事は何でもします。
だから、今度こそ…あいつの、狂王との事は終わらせて…!」

>>932
錬金王「いや、それは構わないさ」
クラゲン「あんまり僕らの事って知ってる人とかなかなかいなさそうだからねー。
そういうのって、なかなか話題になる事もなかったりするし」
ルキ「無理なさらなくても、こうして…顔、出してくださるだけでも、嬉しい…です」

934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/05(Sun) 11:26
今日は端午の節句だから、「ちまき」と「柏餅」をみんなで食べよう!
つ全員分のちまきと柏餅

935 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/05(Sun) 13:30
錬金王さんに差し入れ!あの童話「青い鳥」で有名なかのメーテルリンクが
敬愛して止まない大先輩・ノヴァーリスの詩的名小説「青い花」をプレゼント!

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/12(Sun) 19:18
今日は母の日!皆さんのお母さんはどんな人でしたか?

937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/12(Sun) 21:49
すべてが終わったら、最後はやっぱり大団円のハッピーエンドで〆るのがいいよね!?

938 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/05/16(Thu) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>933
彩千夏准尉「ああ、有難う…。ようやっと、長き因縁に片は付いた。
だが、それは飽くまでも自分一人の私事にケリが付いたに過ぎん」
しかし、その事も含めて前へ進む為の道は拓けました。
後はルキや貴方方を含め、未来を生きる為に総裁の計画は今度こそ阻止せねばなりません。
ブラックマン「もう少しで総裁の本拠…『狂王の城』ですな」
神崎「城自体は目と鼻の先、ですね。明日には内部に入り込めるかと…」
ええ、気を抜かずに行きましょう。

>>932
新見妹「気にしなくていーって!
むしろ、謝らんなきゃなんねーのはこっちだってー!」
ユウ「だよねぇ…。幾ら業務の問題で顔出してる余裕無いっつってもさ、
こぉまで出る頻度落ちたら、そうされたって文句言える立場じゃ無いっつうの」
彩千夏准尉「せめて以前の様に遣り取りが出来るなら…とは思うが、
それもままならなくて心苦しい限りだ、済まぬ」
帰還が出来次第こうして顔を出す様にはしているのですが…。
理由はどうあれ、待って頂けるだけでも有り難い事です。

>>934
神崎「いつも差し入れの方、ありがとうございます」
寿人神父「私共の分も取り分けて頂けているんですね。
願わくば、お届け下さった当日に御一緒したかったのですが…」
流石に総裁の御膝元ともなりますと…進退窮まる事態にも陥り易い物でして、面目無い。

939 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/05/16(Thu) 18:00
>>935
ブラックマン「ふむ…。確か、初期ロマン派の作家ノヴァーリスの作品…ですな。
原題は『ハインリッヒ・フォン・オフターディンゲン』…だったか」
寿人神父「ええ。世に出ているのは第一部、までだった筈です。
全体としては未完で終わってしまってはいますが…」
そして、一度はかのゲーテの判断で発表を見合わせた経緯があるなど、
様々な意味で曰くのある作品でもあるんですよね…。
諸々の意味で、錬金王殿の興味を引きそうな作品ではありますか。

>>936
彩千夏准尉「母、か…。今も昔も変わらず、献身的で優しい女性だ。
自慢にしかならん様で悪いが、理想の主婦像の典型だろう」
寿人神父「話を聞くだけでも妬ける物ですよ。
私にとって血縁でそれに相当する女と来たら…真逆どころの騒ぎですらありませんから」
ユウ「はい、ストップ。気持ちは痛い程分かるけど、
それ話し始めたら一晩どころじゃ済まん騒ぎになっからなぁ、トッシーの愚痴はさ。
あたしんトコのオカンもまぁ、極々普通の主婦って感じだねぇ…。ま、優しくはねーけど」
姉さんの場合はそうなるのは自業自得…じゃないですかね。
新見妹「ユウ姉ちゃん、昔っから色々メチャクチャだったからねー。
ウチらの場合はパパもママも兄貴が卒業する前に死んじゃったんだけど、
忙しくてもウチらの事ずーっと何かと気に掛けてくれてたもんねー」
…お前だって姉さんにどうこう言える立場かよ、アイ。
学校で色々やらかす度に父さんも母さんも渋い顔して頭抱えてたじゃないか。
新見妹「うっさいなー、もー!!
でも、実は仕事やお金の事…結構大変だったのに、最後の最後まで隠してたんだよねー…。
辛いなら、隠さなくたって良かったのに。だったら、兄貴だってあんな事あった後に探行士になんか…」
二人共、お前達に余計な心配掛けたくなかったんだよ…。
元々学費の件も探行士の件も、二人と相談して黙っている心算だったしな。
まあ、結局お前まで来てしまったから何もかも黙ってた事は悪かったと思うし、
そこについてだけは失敗だった、とは思うけどさ…はぁ。

>>937
ユウ「そりゃもぉ、言うまでも無いけどね」
しかしながら、現実問題そう上手く行くかどうかは…。
新見妹「何だよー! なんでそこで事のメインの兄貴がケチ付けんのさー!?
だいたい、兄貴だって…てか兄貴が一番そーしたいんだろー!」
彩千夏准尉「新見…。事がココに至るまでの経緯と、
その所為で我々が置かれている現状、忘れた訳ではあるまいな…?」
新見妹「う〜…。でも、だってさ〜…」

気が滅入るだけにしかならないから、出来る限り口にすべきでは無いのは解る。
だけどな、総裁が計画の完遂の為に打った手とその障害となる物への排除と報復の手段は、
一度は僕達の居場所も名誉も奪い尽くすまでに至っているんだ。
仮に総裁を今度は確実に打倒したとしても、だ…。それを取り戻せるかどうかはまだ解らない。
神崎「テロリストの汚名と指名手配の件に関しては、総裁の生死は解決にはほぼ無関係ですからね…。
総裁の打倒は成し遂げなければなりませんが、事後処理についてはまた別問題です」
ユウ「はぁ…。アルダ含めて異世界の勇者物語みたいにはいかないよねぇ…」

940 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/05/24(Fri) 16:58
>>934
錬金王「ふむ…見た目は以前に供された“餅”に酷似しているね」
クラゲン「“柏餅”の方はそのまんま餅…ですよねー。葉っぱで包んでるけど」
ルキ「“ちまき”の方も、同じ…ですね。
柏餅と違って…もっと大きな葉で、ぐるぐるに、ぎちぎちに巻いてます…けど」

ルキ「あ…これ、甘いです。それだけなのに、ほんのり…甘い」
クラゲン「こっちは中に黒くて甘いのが入ってる!同じ甘いとか餅でも、こんなにも違うんだー」
ルキ「少し、ねばついて…歯応えもあって、ちょっと食べるの…大変ですけど、
でも、おいしい…」

>>935
錬金王「ほう…新見君達から未完の話であるとは聞いてはいるが、
それでもこうして熱烈に薦めると言う事は、未完でありながらも優れた…いや、
未完であるからこそ紡がれぬ先の物語により思いを馳せてしまうものがある…と言う事かな。
それでは、有り難く頂戴するとしよう」
クラゲン「新しいとか未知とかって、どんなのでもすごく期待しちゃうよねー」
ルキ「わたしも、もっと字を読めるようになりたい…です。
そうしたら、もっとたくさん見て、楽しめる…のに」

>>936
錬金王「母?かつては人の身であった以上は生みの親は存在はするだろうが、
生憎と僕の記憶には残ってはいない…否、本来の錬金王の記憶を幾許か継ぐだけの存在である、
こちらでの映し身に過ぎない僕には、元よりその様な存在は居ないか」
クラゲン「お母さん…?僕にもいないかなー?
だって、僕は錬金王様の手で生み出された黄泉族だからねー。
強いて言うなら、錬金王様がお父さん…なのかな?」
ルキ「それを言うなら、わたしも…狂王の手で生まれた“神の子”ですから。
お母さん、なんて言える人…いない、です」
錬金王「…揃いも揃って、“母”を知らぬ…どころか存在すらしない、
生命としては歪なる者が集まってしまった感じだね、皮肉な話だ」

>>937
ルキ「はい…。今度、こそ…!きっと、そう…ありたい、です」
錬金王「あの忌まわしきアルダーの誕生に端を発した至宝と世界の在り方を巡る戦い…。
飛び火させてしまったとは言え、ここで終局と行きたいものだね」
クラゲン「はい。そうじゃなかったら、ここのみんなが不幸になるだけだから…」

新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>938-939
錬金王「そうか、いよいよか…。おぼろげな記憶しか無いが、
あそこには将兵を除くあらゆる精鋭が終結していた筈だ。それも、ほぼ高位の魔族だった気がする。
まあ、正確にはそれらを不完全に再現した黄泉族の集団ではあろうがな」
クラゲン「もう、また帰ってすぐに行っちゃうんだよね…。
そろそろ、こんな忙し過ぎる毎日が終わらなきゃ“カロウ”でどうにかなっちゃうよー」
ルキ「でも、あとひと踏ん張り…です、よね?
何かあったらまた、国生みの大樹の時みたいに駆けつけますから…どうか、無事でいて…!」

941 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/28(Tue) 21:20
この黄泉での経験で学んだ事などの教訓はあるかい?

942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/28(Tue) 21:24
あなたの人生で最も幸福だと想ったのはどんな時でしたか?

943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/28(Tue) 21:37
もし死者と対話できるなら、あなたは誰と話したい?

944 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/28(Tue) 22:08
強者とは最後まで戦場に立っている奴だ!

945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/28(Tue) 22:19
探行業とカニ漁船、どちらも危険だけど…とても儲かるんだよなぁ…
死にたくはないけど一攫千金には憧れるぜ!

946 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/05/28(Tue) 22:42
ゴールの最後まで応援してるよ!あともう少し!みんなガンバレー!ファイトー!!!

947 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/06/06(Thu) 12:52
>>941
錬金王「黄泉で…と言うよりは、この日本でと言うべきか。
望みを叶えるのであれば、欺き押さえつけるのではなく、溶け込み馴染むべき…と言うところか。
確か“郷に入っては郷に従え”などと言うのがあったそうだが…それに近いか」
クラゲン「ですよねー。話せばわかる人だって、いっぱいいますもん!
社長さんが今ここで頑張ってられてるのだってきっとそう言うのがあるからですよ」
ルキ「わたしは…何があっても、諦めない…事です。
同じ事の繰り返しで、何もかも嫌になって諦めていました…けど、
課長さん達がいたから、一度は狂王だって…。だから、わたしもまだ…頑張ります」

>>942
錬金王「アルダに居た頃…と言うか、本来の僕であれば不死身の肉体を得て、
衰え行く生命のしがらみから解放されたまさにその時がそうであっただろうな…とは思う。
僕自身の事で言うなら、一度は絶望したその不死性から解き放たれ、
久世戸が敷いたその欺瞞に満ちたレールからも、こうして新生する事で自由になった事か」
クラゲン「一度はいなくなったと思っちゃった錬金王様とまた会えた事と、
課長さんやルキさん、社長さんやここのみんなに会えた事かなー。みんな、いい人たちばっかりだし!」
ルキ「それは、わたしも…です。皆さんに会えた事…もですけど、
そのお陰で、今まで記憶を消されて繰り返した狂王との事から…やっと、解放された…から」

>>943
錬金王「ふむ…僕としては今更語らいたい故人はいないね。
久世戸には色々と改めて言いたい事はあるが、奴はまだ健在であるしな…」
クラゲン「僕は、前の…って言うか、僕を黄泉で生んだ錬金王様…かな?
でも、今の錬金王様もあの時の錬金王様と全然変わんなくて違いわかんないから、
今はどっちでも良くなっちゃった」
ルキ「わたしは、いい…です。今まで死に別れた人達は数え切れないぐらい…。
でも、みんな…わたしに関わったばかりに…。だから、申し訳なくて…それに、怖いです」

>>944
錬金王「まあ、真っ先に思い浮かぶ回答としてはありがち…かつ模範的、だろうね。
実際、生死をもって勝敗の判定となる競技であればそうなのだが」
クラゲン「でも、戦場だったらそんなに簡単でもないかなー。だって、戦争…でしょ?
あれって、一人一人の決闘とは色々違うから強ければ生き残れるとも限らないんだよねー、意外と」
ルキ「逆に、色々と策を弄して強者を倒してる…気がします、戦争って」

>>945
クラゲン「カニ…漁船?って事は、船で海に漁に出るの?」
錬金王「沖に船出しての漁と言うのもそれなりには過酷なものではあるらしいね。
まあ、そちらの場合だと命の危機をもたらすのは自然の猛威の方だろうが」
ルキ「探行士の皆さんと比べても、ですか…?
そんなに危ないお仕事って、結構…あるんですね」

>>946
錬金王「ああ、そうだね。願わくば久世戸との完全なる決着をもって幕引きにしたいところでもあるよ」
クラゲン「僕らもこうして待つしか出来ないけど…みんな、帰ってくるといいなー」
ルキ「課長さん、皆さん…。わたしからも…。どうか、無事でいて…!」

948 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/06/06(Thu) 18:00
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>940
彩千夏准尉「仮にも敵の総本山…だからな」
それに加えて、今回は名実共に「将」に相応しい戦力も投入されるでしょうね。
その気になれば「罪人」に相当するだけの存在を投入可能である事は証明されましたし。
神崎「灰十字さんを襲った荒堀岩男も、総裁の協力者としての何らかの動きがあるでしょう。
何れにしても、錬金王さんの知る戦力の数倍のそれを相手にするのは確実…かと」
ユウ「ホント、気が滅入るよねぇ…。でも、ま…ココまで来りゃ後ひと踏ん張りってモンさ!」
新見妹「大丈夫大丈夫! ルキちゃんは大人しく待ってなってー!!
お姫様はそれが仕事なんだからー…だろぉー、兄貴?」
はは…。ま、まあ…そう言う事だから、今度は大人しく待っててくれよ?
必ずさ、皆で無事に帰って来るから…な。

>>941
まあ、何と言うか…。
ユウ「ぶっちゃけると『オイシイ話にゃ裏がある』ってこったねぇ」
寿人神父「今までに無かった歩合制の導入が唯一ありましたからね。
事実それで破格の報酬は得てはいるのですが…」
ブラックマン「危険は百も承知で飛びついた結果が想像を遥かに上回る惨事であったがな。
よもやこの歳になって…否、現代社会でこの様な幻想世界の冒険譚の如き世界危機に直面するとは」
彩千夏准尉「まあ、この様な稼業を続ける以上はその教訓が活きる気はせんがな…」

>>942
彩千夏准尉「父が健在で、自分が無事に自衛官と成った時…だったか。
あの時は、その幸福が何時までも続く物だと信じて疑わなかった…」
新見妹「兄貴が大学卒業してみんなでお祝いした時…だよねー。
まさか、あの後何ヶ月も経たない内にあんな事になっちゃうなんてさ…」
ブラックマン「愛那君にせよ海野君にせよ…だが、
家族が健在であった頃が…と言うのは有りがちな話ではあるな。かく言う私もそうなのだが」
寿人神父「愛し合いされていればこそ…でしょうね。生憎と、私の場合は真逆でしたが」
ユウ「トッシーの場合は極端だからなぁ…。
ま、あたしは揚げ物と冷えたビールさえありゃいつでも幸せだけどねぇ」
姉さん、少しは場の空気読みましょうよ…はぁ。

>>943
新見妹「そりゃーウチらのパパとママに決まってんじゃん!!
言いたい事山ほどって騒ぎじゃない位あったのにさー!」
両親もそうですが、私としては崩落事故初日の探索行で犠牲となった臨時雇用社員達…ですね。
あの時の事は、今でも悔いても悔やみ切れませんから。せめて、詫びの一つ位は…。
彩千夏准尉「無論、父…だな。奴めをようやっと討てた事を直に報告したい」
ブラックマン「亡き妻と先代…ですかな。会う事叶うのなら、せめてもう一度…とは思ってしまいますな」
寿人神父「実際の生死は兎も角、一度も未だ会えぬ父…ですかね。
今の私とあの女に何を思うのか…聞いてみたい気はします。まあ、碌な答えは返らないでしょうが」

949 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/06/06(Thu) 18:00
>>944
多くの人はそう考える…でしょうね。
しかしながら、実際はそうも行かない物なのですよ。
ブラックマン「かのロック荒堀もそれが完全には認められぬ格闘技の世界を辞し、
命の遣り取りの末に、より確実にその理屈を証明出来る黄泉に赴いたのでしょうな…」
神崎「彼は潜伏していた総裁との繋がりがありますから、
狂王の城では、恐らくは直接刃を交える事にもなりかねません…か」
ルキを手に掛けられた時に一度、「殺り合わないか?」と冗句めいた風に言われましたが、
近い内にそれも事実となるのかも知れませんね…。

>>945
ユウ「いや、まあ…どっちもキッツい仕事だけどさぁ」
寿人神父「探行士と比べれば蟹漁の方が就労のハードルは遥かに下ですがね」
彩千夏准尉「ああ。こちらはアルゲン付与の薬剤に適合せねば業務遂行の資格すら得られんからな」
何れにせよ、辛苦と危険に見合うだけの報酬が約束されているのは事実ですか。

>>946
改めて、応援ありがとうございます。
新見妹「ホント、色々ゴタゴタし過ぎで顔出せなくなっちゃってゴメン!
でも、ウチらも出られる時は絶対顔出すから!!」
神崎「いよいよ、狂王の城内部へ乗り込む事になりました。
次にまたお会いする際には吉報と無事の報告と行きたい物です」

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/06/09(Sun) 17:41
死そのものは恐ろしい事じゃない、それよりもその過程で生じる苦痛の方がよほど恐ろしくないか?

951 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/06/11(Tue) 19:46
なんかこう新必殺技とか無いんかい?

952 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/06/11(Tue) 22:01
絶望さえもやがて光になるんだよ!

953 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/06/12(Wed) 17:01
時空を超えて未来から皆さんへの応援歌が届きましたよ!ぜひ聞いてくださいね?

BGM〜【YOASOBI・『祝福』】

954 名前:不死身の錬金王&クラゲン&ルキ ◆W6/GoldM 投稿日:2024/07/07(Sun) 07:07
新見課長 ◆9RJ/YOMI(>>948-949
ルキ「課長さん、皆さん…。
でも、わたしも…守られてるだけなのは、辛い…ですから」
クラゲン「いざとなれば僕らも黄泉の中なら何か手伝えるかも、だから!
こっちの事は心配しないで久世戸様の事にだけ集中してよ!」
錬金王「ああ。素性を知った以上…そして、事ここに至った以上は、
僕らとてもう奴に手を貸す事も、ましてや傘下に下るなど絶対にあり得ないからな。
守りの事もそうだが、趨勢が傾けばこちらから攻めても良かろうて」
クラゲン「ま、でも課長さん心配性みたいだからさー、僕らも無茶はしない事は約束するよ!」
ルキ「はい…。お互い、また無事で会いましょう…!」

>>950
錬金王「命の喪失を経て、自らが成したい事を成せなくなるのが僕には恐ろしい事だったが、
言われてみれば、その死に至る過程も苦痛を伴う類のものであればむしろその方が恐怖が増す…か」
クラゲン「確かに…。重傷とか難病なんかになったら、いっそ殺してって思っちゃうほど苦しい事だってあるしねー」
ルキ「それ、何となく…わかり、ます。わたしも、一度…狂王の手で殺されてしまった時は、そうだった…から。
それに、今まで死んでいった人達も…そんな思いをして、苦しんだ人…たくさん、いました…から」

>>951
錬金王「そうは言われてもね…。
探行士諸君であれば上級職種へ“昇進”する事で新たな技術を獲得出来るそうだが」
クラゲン「僕らは黄泉族だから、そうそう新しい何かをってのは厳しいねー」
ルキ「そもそも、わたし…戦えません」

>>952
錬金王「どうだろうねえ…。絶望はあくまで絶望、負の感情でしかない」
クラゲン「光ってよりはドス黒い闇の固まりじゃない?」
ルキ「希望が光にたとえられる…のはよくあります、けど…。
絶望が光になるなんて、わたしも聞いた事…ない、です」

>>953
錬金王「未来からの、か…。確かに、歌い方も歌詞も、曲調も何もかもが今時のものとは明らかに違うね」
クラゲン「ちょっと軽めで、可愛らしい声の人で、なんか激しい歌、って感じかなー。
それに、白い服で赤い髪の女の子とゴーレムとは全然違う巨人っぽいのも目に浮かぶけど、何でだろ…?」
ルキ「決め付けられた運命を、壊す…。逃げるより、進む…事。
これ、わたしが諦めかけて…でも、ずっと望んで…やっと叶った。わたしの願いと思い、そのままの…歌。
そう、あともう…少し。諦めきれない、諦めたく…ない!」

955 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/07/07(Sun) 12:58
もう何回目の七夕かわからないけど・・・願いはあるかい?

956 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/07/25(Thu) 19:25
錬金王殿とクラゲン君にルキ(>>954
こちら、有限会社カサンドラ採掘課新見班。
ようやく狂王の城内部に通ずる経路の確保に成功。
…コレより城への突入を開始する、どうぞ。
ユウ「そゆ事。結構手こずったけどやっとココまで来れたって感じさ。
流石にまだ総攻撃ってのもマズい気はすっから、おっちゃんやクラゲンはキャンプの守りよろしくねぇ」
新見妹「とりあえずは兄貴とウチの隊の二手で虱潰しで色々探って来るねー!
ルキちゃんもヤバそーだったらとっととどっか隠れて待ってなよ!!」

>>950
ユウ「あー…うん、それすっげわかる。
特に脳筋の物理特化なヤツが相手だったら尚更ねぇ」
新見妹「ウチもオオマンドに殴り倒された事あったけどさー…。
アレの拳が目の前に迫って来た時のマジモンの恐怖ったらもーね…」
異術も力量差があるのをまともに受けた時も同じ事ですがね。
一瞬で意識が消えるのならばまだしも、なまじ虫の息で存命などした日には…。
神崎「ええ…。特に火と電光のせれに身を焼かれた時の苦痛と言ったら、
二度と思い出したくない程の物でしたよ…」

>>951
それに関しては錬金王殿も言及されていましたが、
そう言うに相当する技能は上級職種への昇進で得られますね。
神崎「その上級職についても、大別すると二種類あるんですが…。
基本職を更に磨き、極めた言わば上位互換に相当する『専門職』と、
他職の技能も併せて得られる複合職と言うべき『総合職』ですね。
より強力な『必殺技』ならば、専門職の方がそれを得られるかと…」
ブラックマン「戦術、闘術、斬術の専門職はまさしくそれですな。
『疾風怒濤』に『大旋風撃』、『ミラクルスイング』の破壊力は凄まじい物ですぞ」
彩千夏准尉「専門魔術工の『ダークカタストロフ』や『ペンタキネシス』も、
それだけにしか扱えない禁術的な代物ではあるがな」
…まあ、私は専門ではなく総合の方ですがね。
異術の破壊力よりは聖術と様々な補助で貢献する方が性に合っていますし。
新見妹「ぶっちゃけタダの器用貧乏だけどねー」

>>952
寿人神父「光…ですか? むしろ、先にも言及された通りに、
『闇』とか『影』こそ相応しい気がしますが…。
ああ、色的に明るい表現ならば『炎』…は有りかも知れませんね。
さしずめ、絶望が醸し出す憎悪の業火ならば赤き光は生まれますから」
ユウ「宗教でよく出る地獄の発想かなぁ、それってさ」

>>953
新見妹「はるかとおくに、うかぶ、ほしを〜♪」
ユウ「ん? どしたのアイちゃん? いきなり歌い出してさ」
新見妹「あー、コレ? さっきいきなりラジオから流れて来てたの。
なんか未来からの応援歌…だってさー。
今まで聞いた事無いノリのでさー、ウチに合ってるかも!」
歌は聴きそびれたけど、コレは歌詞…か?
ああ、成程…。ルキが共感するのも頷けるよ。今の私達に必要な心意気が全て詰まっているからな。
新見妹「なになにー? 気に入ったのー? だったらウチが歌ってあげよっかー?」
ふむ…それも良いかもな。今からひと息入れるから、その間に頼む」

>>955
新見妹「ウチらは今年も変わんないよ! 絶対生きて家に帰るんだっつーの!!
兄貴やユウ姉ちゃん、ルキちゃんも一緒にさー!」
ユウ「ま、いつまでもユイちゃん一人にしとくワケにもいかないしねぇ…。でしょ、マコト君?」
え、ええ…。僕一人だけならまだしも、アイまで来てしまってますからね…はぁ。
寿人神父「そう言えば、海野さんはつい先日悲願を果たされているんですよね。
となると、やはり願いも今年は変わるのでは…?」
彩千夏准尉「そう、だな…。ただ、やはり急には何も思い浮かばん。一先ずは、目の前の山積する問題を片付けてからだ」
…ですね。むしろ、それこそが現状一番叶えたい願いでもある事ですし。

957 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/08/14(Wed) 21:50
これでもどうぞ差し入れですよ〜、つ「東北煎餅各種セット」(全員分)

958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/08/14(Wed) 22:43
もうこれで四度目になりますが…夏の思い出は何ですか?夏休みの宿題?

959 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/08/25(Sun) 20:40
>>957
ユウ「とりあえず一旦…やぁっと帰って来れたけど、って…お?
タイミングイイんだか何なんだか、だけどあんがと」
毎度何かと済みませんね…と、煎餅の詰め合わせですか。
ブラックマン「東北と言えば、やはり南部煎餅ですな。
あの胡麻をまぶした硬いのは煎餅の定番でしょう。…尤も、今の私めには厳しいですが」
新見妹「あれー?ゲン爺って入れ歯じゃないのにー?」
神崎「噛む力の問題でしょう。年配の方には厳しいと思いますよ」
ユウ「落花生焼き込んだ甘いのと汁の具のヤツもあるし、そっちなら爺さんでもイケんじゃないの?」
…かも知れませんが、この時期に鍋は流石にどうかと。

>>958
新見妹「やーめーれー!! 思い出したくなーい!!」
ユウ「そぉ言やアイちゃん、いっつも最後の最後のギリまで放ったらかしては、
マコト君やユイちゃん巻き込んでノートの束や工作の材料前にしてジタバタしてたもんねぇ…くく」
彩千夏准尉「まあ、容易に想像のつく光景だが…辻本、お前は人の事を言えるのか?」
ああ…確かに。アイの宿題の山の隣にユウ姉さんも居ましたっけね。
…抜かり無く溜め込んだ宿題の山と一緒に。
ユウ「ぐあああああああああああ!!」
寿人神父「まあ、ある意味それも夏の風物詩でしょう。
…私の場合は、親と周囲の環境の所為で学校もまともに通えぬ有様でしたから、
そんな余裕を持つ事すら許されませんでしたが…ね」
新見妹「…重っ! てか何かゴメン、トシ兄…」

960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/09/08(Sun) 09:49
長く苦しい戦いだった…
ってまとめる前に、一番苦しかった戦いの記憶を教えておくれ

961 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/09/09(Mon) 18:18
>>960
ユウ「そりゃ、まぁ…ねぇ?」
彩千夏准尉「ああ、何を以って…と言えばコレしか無かろう」
寿人神父「生死の境を彷徨うのが当然の、となれば星の数程…と言えましょうが」
ブラックマン「その中でも群を抜いた苦闘であらば、アレしかあるまい…」
神崎「ええ。完全に意見の一致を見ましたね」

…無論、「国生みの大樹」での久世戸英器総裁との決戦です。
総裁自身の力量も…ですが、黄泉に於ける総裁の本拠であるあの地での決戦は、
何もかもが総裁だけを利する条件で満たされた空間でしたからね…。
ユウ「そぉそぉ。最初は総裁のクローン…じゃないか、
まんま何もかもコピーってのがワラワラ出て来て、
大量の総裁の人海戦術…って言ってイイんかな、アレ?
そいつでマジ早々にジリ貧になって押し切られそぉだったしなぁ」
彩千夏准尉「ルキの決死の転移で国生みの大樹の力を一時的に遮断出来ねば、
そもそも勝算などまるで無かった有様だからな…」
尤も、錬金術の奥義の粋を極めたらしい総裁自身の力量も凄まじい物で、
「再生の加護」が届かぬ状況故に次など無い我々も、
あらゆる覚悟を以って全力で抗って、気が付けばようやっと…な有様でしたから。
神崎「アレ程の死闘はアビスでも経験が無い位の激しい物でしたよ…本当に」

962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/09/30(Mon) 14:52
仮にだけど、もしアルダへ転移できる環境があったら
総裁はこっちの支配や国作り途中でもそれ捨てて帰郷してたかねえ?

963 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/09/30(Mon) 18:30
>>962
神崎「十分有り得る話、でしょうね…」
ええ。そもそもが、こちらでの新世界創造の為に黄泉…或いは至宝ヨミを使い、
一連の事件を引き起こしたのは、もう帰れぬ事を自覚していたが故ですし。

彩千夏准尉「だが、仮に帰還が実現出来ようと即断でそうするとは思えんが…な」
新見妹「…んー、どゆ事サチ姉?」
彩千夏准尉「如何に事故とは言え、久世戸が日本に来た動機は一体何だ?
それを最大限考慮すれば、奴がどう出るかは自ずと明白だろう」
寿人神父「…ですね。総裁はアルダでの決戦に破れ、
敵方の統一神アルダーに一矢報いんとヨミを不完全な形で発動し、今に至るんです。
だからこそヨミの制御を完全に手中に収め、アルダーとの戦いに勝算を得るまでは、
戻った所で…となるのが必然でしょう」
ユウ「ま、そりゃそぉだ。無策で突っ込んで勝てない相手の居るトコなんか、
戻ったって無駄足にしかなんないからねぇ…」

964 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/10/10(Thu) 10:10
どんな名うての探行士やアルダの猛者や黄泉族でも
シルシを刻む怪異には絶対に勝てまいよ・・・

奴らに出会えば最後、怪異自身に直接くびり殺されるか
刻まれたシルシと共に夜を明かせばそのまま記憶を失いながら無残な死を迎えるかのどちらかだからな

965 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/10/10(Thu) 20:20
>>964
新見妹「あー…ソレ、俗に言う『都市伝説』ってヤツでしょー?」
寿人神父「『トイレの花子さん』だとか『口裂け女』に『ターボばあちゃん』とか居ましたね…。
異常なまでに執拗に有り得ない身体能力で追い回されたり、
理解し難い問いかけに迂闊に肯定すると流血沙汰で命を奪われる、とか」
神崎「日輪アビスの異形であれば『アーバンテラー』の系統ですね。
身体能力が向上し、異相へと変化した超人の類ですが」

…その程度であれば、我々もですが総裁や黄泉族が後れを取るとも思えませんが、
そうやって断言するからには…何か根拠でも?
ユウ「『シルシ』…とか、『夜明けには殺す』…ねぇ。
なぁんか妙な呪いっぽい感じはするけど、オカルト的な何かなのかい?」
彩千夏准尉「とは言え、そう言った領域でも社長や久世戸の方が一枚上手な気はするがな。
むしろ、超常的な現象の分野に関してはあちらの方が得手だろう。
魔術や幻想めいた物をこちらに持ち込んだのだしな」

966 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/11/03(Sun) 12:26
寒いときこそ冷たいものを食べる

967 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2024/11/03(Sun) 12:37
文化といえば何を思い浮かべる?

968 名前:新見課長 ◆9RJ/YOMI 投稿日:2024/11/11(Mon) 22:22
>>966
ユウ「いやいや、そりゃねぇわ…」
新見妹「もーそろそろ冬だってのにさー…。
まさか、今頃アイスとか食べたいってのー? …意味わっかんなーい!!」
寿人神父「基本、黄泉では持ち出しの保存食で命を繋ぎますので、
冷たい温かいも含めて、持ち寄った物に贅沢など言える場合ではありませんよ」
とは言え、飲料水に関しては無駄に熱いのは避けたいですね。
一刻を争う場合の水分の補給に、明らかに支障をきたす要因となりますので…。

>>967
新見妹「…明治維新?」
彩千夏准尉「唐突に何だそれは…」
新見妹「『文明開化』の事かと思ったんだよー。
学校で習った『散切り頭を叩いてみれば』ってのが忘れられなくてさー」

神崎「人間社会特有の価値観とか風習の事、でしょう?」
まあ、平たく言うとそうなんですが…日本で言うなら、「武士道」とか「茶道」…ですかね?
現代人の感覚としては、まあ縁遠い物ではあるんですが。
ユウ「そぉ聞いて真っ先に江戸時代の元号が思い浮かんだから、
あたしもアイちゃんには兎や角言えないねぇ…」

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