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【ORIGINAL】BOUNTY HUNTERS【A to Z】
- 1 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
- 時は2XXX年!世界は核の炎には包まれなかったが、次元の壁が崩壊した!
人間、獣人、魔族、エルフにドワーフ、果ては異世人からサイボーグといった
様々な人種が混在する世界で、賞金稼ぎ(バウンティハンター)を営む男がいた。
これは混沌とした世界をどげんかすべく戦うハンターたちの物語である。
彼らの元に今日も依頼が舞い込む……。
〜
ようこそ、我が城『AtoZ』へ。俺に依頼かい?
……ん?ヒュウ!こいつは懐かしい顔だ。久しぶりだな、元気にしてたかい?
「もちろん!」→>>2へ
「誰ですか?」→>>3へ
「借した金返せよ」→>>4
- 2 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
- オーケー、そいつはよかった。自己紹介の手間も省けたってもんだ。
それじゃ今まで通りのノリで改めてよろしく頼むぜ。
もし思い出に浸りたくなったら、アルバムを好きなだけ眺めりゃいいさ。
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=450093468
- 3 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
- おっと、こいつは驚きだ。
人の自宅兼オフィスに堂々と侵入しておきながら、俺を知らないとはな。
さてはおたく、観光客だな?それとも強盗かい?
まあ何だっていいさ、とりあえず自己紹介しとくぜ。
俺の名はザナージュ。麗しいレディと汚い金をこよなく愛するクールダーティーな賞金稼ぎさ。
以後お見知りおきを。
〜
【名前】ザナージュ
【性別】男
【年齢】23
【種族】人間
【職業】銃士(ガンナー)
【趣味】ナンパ(ヘタ)、映画鑑賞(にわか)、ギター(弾けない)、ギャンブル(弱い)
【特技】早撃ち、不意撃ち、騙し撃ち、ロメロスペシャル、短文レス
【装備】羽つき帽子、二挺拳銃
【好きなもの】自分、女、金、スリルのあること
【嫌いなもの】国王、勇者、警察
【備考】一応オーナー。女好きで金にがめついバウンティハンター。
かつては女性にモテたいという理由で魔法剣士の職に就いていたが、魔法学に嫌気がさし転職した。
初対面の相手や女性にはキザでフレンドリーに振る舞うが、素は卑怯かつ粗暴なゲスでハンターとしての誇りや責任感といったものは皆無。
悪魔より悪魔みたいな人間。
〜
さて、次にルール説明だ。耳の穴かっぽじってよーく聞いときな。
・荒らしや煽りの類はお断り。見かけても相手にすんなよ?関わったところで一銭の得もねえからな。
・ageとかsageってのは適当に任せる。よく分からねえなら、とりあえずsageときゃ問題ない。
・越境歓迎、ステハン上等、スタッフ募集中!
プロフィールテンプレ(アレンジもオーケー!)
【名前】
【性別】
【年齢】
【種族】
【職業】
【趣味】
【特技】
【装備】
【好きなもの】
【嫌いなもの】
【備考】
- 4 名前:ザナージュ ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:10
- 鉛玉でいいか?(チャカッ
【GAME OVER】
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- 5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:15
- 待っていました!
これ、開店祝いです!
つ[新型の銃]
つ[厨二コスチューム]
つ[豊胸パット]
- 6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/25(Fri) 19:52
- 強盗だよ
- 7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/25(Fri) 20:18
- あっ!お、お前は!
昔オレがライフル貸したハンターの男に似た格好をしている!
いやあ、借りパクってのは最悪だよな。
- 8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/25(Fri) 21:00
- ヒャッハー、一番乗りだZE!
…と思ったら先を越されてやがる。
ホントにこの世は地獄だぜー、ふぅーハハハ
- 9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/25(Fri) 21:49
- スリルがない人生なんて炭酸の抜けたソーダのようなモンだぜ
そこで全財産をかけた大勝負に出てみないかい?
- 10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/26(Sat) 19:10
- あなたに憑いてきている彼女
色白で儚くてカワイイネ
- 11 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/30(Wed) 23:37
- さあさあ、首を長くして待っていたザナージュファンの皆様、大変長らくお待たせしました。
新生ハンター劇場の幕開けだぜ!
>>5話 Welcome to 『AtoZ』
ありがとう、俺も待っていたよ。
何をだって?決まってるだろ。
キミに会える日を、さ(キリッ
本当は10月の頭くらいにオープンしたいと思ってたんだが、
俺が異世界や祭りで遊んでる間に仕事が溜まっちまっててな。
あれこれやってる内に、いつの間にか時は流れこのタイミングになったってわけさ。
しかしこいつは予想以上の客足だったぜ。
まさか俺が返事する前にレスが二桁突破するとはな。
その上こんなプレゼントまで用意してもらえるとはまったくありがたい話さ。
仲間が増えてアンとメアリーも喜んでるぜ。
ああ、アンとメアリーってのは俺が今使ってる銃の名前さ。イカシてるだろ。
ともあれこいつらとキミがくれた銃を合わせると三丁拳銃だ。
ありがたく口に咥えさせてもらうぜ、ウヒヒヒヒ。
『厨二コスチューム』
『豊胸パット』
おっと、こいつは……そうか、あの二人へのプレゼントか……。
ありがとよ、今もあいつらがいたら……きっと喜んでただろうな……。
え、あいつらはどこ行ったんだって?実はあいつらは……うっ……ううっ……!
ゼノ「ザナージュー、戻ったぜー」
ルキ「……ただいま」
ザナージュ「ちっ……タイミングがいいんだか悪いんだか」
ゼノ「はぁ?目薬さしながら銃くわえて何言ってんんだアンタ」
ルキ「またロクでもないことやってたんでしょ」
ザナージュ「何でもねえ。それよりお前ら宛の荷物を預かってるぜ。一足早いクリスマスプレゼントってヤツだ」
ゼノ「プレゼント?なんだ?」
ザナージュ「邪気が高まる闇の衣と、胸が豊かになる魔法のパッドさ」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「喜べよ」
ゼノ「喜ばねーよ」
ルキ「……これは何のつもり?」
ザナージュ「プレゼントだと言ったろ?さっきお客さんが置いていったのさ」
ゼノ「そ、そうかよ……そういうことなら受け取らねーとな……」
ルキ「……着るの?」
ゼノ「着ねーよ!お前こそ、それどーすんだよ?」
ルキ「……必要ないけど一応もらっとく。悪いし」
ザナージュ「やれやれ、素直じゃないヤツらだ」
(翌日)
ゼノ「ルキ……お前なんかデカくなってねぇ?」
ルキ「き、気のせいでしょ。あんたこそ闇の力が暴走しかけてるみたいだけど?」
ゼノ「してねーよ!気のせいだ!」
ザナージュ「二人とも素直でよろしい!」
>>6話 強盗sleep
ゼノ「強盗かよ」
ルキ「幸先不安ね」
ザナージュ「まったく、最初からクライマックスとはこのことだぜ。
……オーケー、こっちも開幕早々にケガすんのはごめんだ。金を用意するから座って待っててくれ」
ルキ「それが賢明かもね」
ゼノ「(あれをやる気だな……)」
ザナージュ「(よし、ソファーに腰掛けたな)そーれ、ポチっとな!」
(床が開きソファーが落下)
ルキ「落ちた……!?何?何が起こったの?」
ゼノ「あールキは初めて見るのか。あそこ落とし穴になってんだよ」
ルキ「何で……!?」
ザナージュ「ブハハハハ!こんなこともあろうかと、この事務所には至るところに罠を仕掛けてあんのさ!」
ゼノ「うんうん、オレも昔あれでやられたんだよなー」
ルキ「……落ちるとどうなるの?」
ザナージュ「下は針山だ。ティウンティウンティウン」
ルキ「即死ね」
ゼノ「つーのは冗談で、ホントは粘着床だ」
ザナージュ「俺は優しいからな、相手が強盗だろうと命までは奪わねえ。金は奪うがな」
ルキ「どっちが強盗なのやら……」
- 12 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/10/30(Wed) 23:44
- ザナージュ「っと、貼り忘れてたぜ。こいつらのプロフィールだ」
【名前】ゼノ
【性別】100018(実質18)
【年齢】男
【種族】魔族
【職業】剣士
【趣味】体を動かすこと、料理、フィギュア収集
【特技】家事、電撃魔法を少々
【装備】聖剣デュランダル
【好きなもの】ホットミルク、特撮番組
【嫌いなもの】魔王、タバコ
【備考】見た目は人間だが、これは世を忍ぶ仮の姿であり、正体は電撃を操る魔族の少年。
一見ぶっきらぼうだが、根は熱く義理がたい性格。 悪魔でありながら聖剣を操る。
かつては厨二病を患っていたが本人的には黒歴史。
人間より人間らしい悪魔。 主にツッコミ役。
【名前】ルキ
【性別】女
【年齢】18
【種族】半魔
【職業】魔道士?
【趣味】音楽鑑賞、読書、ゲーム、ホラー
【特技】魔力感知、氷魔法
【装備】重いので武器や防具は持たない
【好きなもの】甘いもの
【嫌いなもの】虫、キノコ、人の多い場所
【備考】人間と氷を操る魔族との間に生まれた混血児。
その生い立ち故に人間からも魔族からも疎まれながら生きてきたため、
シニカルかつダウナーな性格だが、想定外の出来事には狼狽えることも多い。
基本的にはツッコミ役だが、面倒な時はボケを殺しに行くタイプ。
- 13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/10/31(Thu) 08:16
- トリックオアトリック
お菓子くれてもいたずらするゾ!
- 14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/01(Fri) 08:01
- 今回は出現するタイミング含めてフリーダムさに磨きがかかってるな…
じゃあ俺、一日遅れのハロウィン用に37倍サイズビッグプリン(当社比)作ってるから
- 15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/01(Fri) 11:53
- ザナージュの銃弾をすべてチョコボールに変えておきました
- 16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/01(Fri) 17:01
- 俺は打ち勝つぜ、このシビアな競争社会によォ!
【名無しさんの来世にご期待ください】
【未完】
- 17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/01(Fri) 17:41
- 俺、なんども最初のところでザナージュから鉛玉をくらって、
そのたびに死に戻りを繰り返してるんだ。ゼノ。助けてくれ。
- 18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/01(Fri) 19:11
- っ【イルミナティカード】
- 19 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/11/05(Tue) 19:16
- ルキ「ねぇ、ザナージュ」
ザナージュ「なんだ?」
ルキ「異世人って何?」
ザナージュ「異世界の住人のことだ」
ゼノ「じゃ異星人の誤字ではねーんだな?」
ザナージュ「HAHAHA、スレ立てていきなりそんなミスするわけないだろすみませんっした」
ゼノ「何で謝るんだよ」
>>7話 ライフル・イズ・ビューティフル
ザナージュ「ああ、まったくだ。借りパクなんてするヤツはホント最悪のゲスだぜ。殺されたって文句は言えねえよ」
ルキ「ふーん、じゃああんたは殺されても文句言わないってわけ」
ザナージュ「オイオイ、それじゃまるで俺が借りパクしたみたいじゃないか?」
ゼノ「したろ」
ザナージュ「証拠は?」
ゼノ「そのライフルは何だよ。アンタはそんなモン買う金持ってねーだろ」
ザナージュ「これは知人から借りてるだけさ、パクってはないぜ」
ルキ「で、返す気はあるの?」
ザナージュ「当然だろ、100万年後くらいに覚えてたら返すさ」
ゼノ「殺されたって文句言えねーよアンタ」
ザナージュ「うるせえなあ、冗談をいちいち本気にすんな。返せって言われたら返すっつうの」
ゼノ「だったら>>7に返してやれよ、困ってんじゃねーか」
ザナージュ「いやいや、これは>>7から借りたわけじゃねえよ。>>7から借りたのは俺に似た男さ、俺じゃあない」
ルキ「……あんたみたいな勘違いファッションの男がそう何人もいるとは思えないんだけど」
>>8話 フルメタル・ジャケット!
ザナージュ「惜しかったな、おたくは4番目だ」
ゼノ「惜しいか?先越され過ぎじゃね?」
ルキ「まぁ一番乗りになったからって賞品が出るわけじゃないし、気にしなくていいと思うけどね」
ザナージュ「フッ、俺たちは祭りで華麗に一番乗りを決めて賞品をゲットしたがな」
ルキ「それはもういいから」
ゼノ「けど初日からこんなに人が来るとは思わなかったよな」
ルキ「まぁね、一人か二人来てくれれば上出来だと思ってたし」
ザナージュ「嬢ちゃんよ、それは理想が低すぎやしないか?ま、前回言ったようにいきなり二桁突破するとは俺も思ってなかったが」
ゼノ「やっぱ祭りの宣伝効果かな?」
ザナージュ「かもな、だがそれだけじゃない。異世界で地道な営業活動を続けた結果がファンの獲得に繋がったんだ。
まあ要するにみんな俺のことが好きってことさ」
ルキ「これ以降書き込み数が激減したという」
ザナージュ「言わねえよ」
- 20 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/11/05(Tue) 19:16
- >>9話 世紀末博狼伝ザナ
ザナージュ「ヒュウ!いいねえ、その勝負乗った!」
ゼノ「やめとけって、いきなり事務所潰す気かよ」
ザナージュ「勝てばいいだけだろ?」
ルキ「けどあんたは100%負けるじゃない」
ザナージュ「……気に入らねえな」
ルキ「……何が」
ザナージュ「お前のその目だよ。何もかも見透かしたような目ぇしやがって。なぜ俺が負けると分かる?」
ルキ「弱いから」
ザナージュ「……」
ゼノ「それを言われちゃ反論もできねーよな……」
ザナージュ「うるせえ!俺はやるぞ!こいつは全財産を賭けた一世一代の大勝負だ!俺は逃げねえ!」
ゼノ「ちょ、待てよ!ルキ、止めるぞ!」
ルキ「……もう好きにさせてやればいいんじゃない?それで気が済むなら」
ゼノ「いや、全財産失うのはヤベーだろ!」
ザナージュ「お前らマジで俺が勝つ可能性は1%もねえと思ってやがるな」
ルキ「ザナージュ、あんたの全財産っていくら?」
ザナージュ「2380ゴールドだ」
ルキ「好きにさせてやりましょ」
ゼノ「そーだな」
>>10話 儚くも永久のカレシ
ルキ「……♪」
ザナージュ「お前のことじゃないと思うがな」
ルキ「べ、別に私のことだなんて言ってないでしょ」
ザナージュ「じゃあさっきの『♪』は何だい?」
ルキ「……そんなの出してないし」
ゼノ「残念ながらオレにも見えたぜ、ルキ」
ルキ「……じゃあ色白で儚くてカワイイ彼女って誰のこと?」
ゼノ「それは…………誰だ?ザナージュ」
ザナージュ「……分からん」
ルキ「ほら、だったらやっぱり私のこと……」
ザナージュ「違う!!!」
ゼノ「声デケーって、ザナージュ……」
ルキ「な、何でそんな全力で否定するわけ……?」
ゼノ「けどルキじゃないとしたら……幽……」
ザナージュ「違う!!!」
ゼノ「だから声がデケーんだよ!!!」
ルキ「あんたもね」
ザナージュ「いいですか、ゼノくん?この世に幽霊なんていません。分かるね?」
ゼノ「この世にはいなくても、あの世には……」
ザナージュ「いません!!!分かるね?」
ゼノ「お、おう……」
ルキ「ビビリ……」
ザナージュ「あ?誰がビビる大木だって?」
ルキ「大木とは言ってない」
ザナージュ「とにかくこの話は終わりだ。それじゃまた明日!先生さようなら、皆さんさようなら!」
- 21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/09(Sat) 00:18
- お金を貸してやってもいいぞ
- 22 名前:夕立 ◆HBALQ9KY 投稿日:2019/11/10(Sun) 10:25
- ザナージュさんたち、いつの間にか新装開店してたっぽい!?
って言うか元々西暦とかやってる世界から次元の壁が崩れて分岐した世界だったのね。
へー。
夕立、開店祝いを持参してきたわ。
是非とも役立ててほしいっぽい!
つ ソナー・見張員・探照灯 秋刀魚祭り三種の神器
※熟練見張員妖精さんはやる気十分だ!
- 23 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/11/11(Mon) 01:05
- ザナージュ「そういや先生を見かけたぜ」
ゼノ「先生?」
ザナージュ「以前、俺たちに護衛の依頼をしてきた学者の先生さ。覚えてるだろ?」
ゼノ「あぁ、あのちっちゃい女の子か。あんな濃い子、そう簡単に忘れねーって」
ルキ「……実年齢は分からないけどね。彼女、元気にしてた?」
ザナージュ「ああ、元気そうだったぜ。本当は声を掛けたいところだが……まあとにかくまた会えてよかったよ」
>>13話 いたずらはだめだよジェームス
ザナージュ「そうかい、じゃあ何もやらねえ。さ、お家に帰んな坊や」
ゼノ「ヒデーぞ、ザナージュ」
ザナージュ「菓子をやってもやらなくてもイタズラされるんだぜ?じゃあ菓子なんてやらない方がまだ損害が少ないだろ」
ルキ「大人気ないヤツ……あんた、女子供には優しいとか言ってなかったっけ?」
ザナージュ「優しいさ。だからこの子のために心を鬼にして、世間の厳しさを教えてやってるんじゃねえか」
ゼノ「クッキーでいいならやるよ、ホラ」
ルキ「じゃあ私はチョコを……」
ザナージュ「待て待て待てえーい!!待てえーい!!」
ゼノ「なんだよ」
ザナージュ「お前ら、俺の話を聞いてなかったのか?ガキを甘やかすなと言っただろうが」
ルキ「別にいいでしょ、お菓子くらい……ハロウィンなんだから」
ザナージュ「残念でしたあ〜、ハロウィンならもう10日以上前に終わってますう〜」
ルキ「あんたがモタモタしてるせいでね」
ゼノ「お前ら雰囲気壊すようなこと言うなっつーの」
ザナージュ「ったく仕方ねえな……遅れちまったのは事実だ。今回は特別に菓子をくれてやろう。ありがたく受け取りたまえ、坊や」
ゼノ「うわっ、なんだそれ目玉!?」
ザナージュ「眼球ゼリーだ。ハロウィンにピッタリだろ?」
ルキ「悪趣味なヤツ……」
>>14話 プリン讃歌
ザナージュ「悪い悪い、こう見えて俺たちも忙しい身でな。というか時期が悪い!今は死ぬほど忙しい!」
ゼノ「じゃあ何でそんな時期にスレ立てたんだよ」
ザナージュ「みんなの顔が早く見たかったからさ」
ルキ「ザナージュ……」
ザナージュ「(ニッ)」
ルキ「遅れた分、好感度上げるのに必死ね」
ザナージュ「うるせえ、客に媚びを売って何が悪い!」
ゼノ「そういうこと言うなっつーの」
〜
ルキ「ビッグプリン……?」
ザナージュ「当社比で37倍……だと……?」
ゼノ「イマイチ凄さが分かんねーよ、その数字じゃ」
ルキ「とにかく大きいってことでしょ。ビッグプリン……それは人類の夢……!」
ザナージュ「そして勇気の証!」
ゼノ「それは魔法だよ。つーか14は作るって言っただけで、オレらにくれるとは言ってねーぞ」
ルキ「それは……そうだけど……」
ザナージュ「じゃあ何のために作るんだ?俺たちに見せびらかすためか?お前は14がそんな性悪だと言うんだな?」
ゼノ「い、いや、そうは言ってねーけど……」
ザナージュ「じゃあ俺たちが頂こう。ハロウィンなんだから、俺たちだって菓子を貰う権利はあるだろ」
ルキ「そうね、その通り」
ゼノ「いや、お前らは菓子をやる側の年齢だろ」
- 24 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/11/11(Mon) 01:10
- >>15話 おなかの中の宇宙戦争
(モンスターと戦闘中)
ゼノ「ザナージュ!そっちに一匹行ったぞ!」
ザナージュ「ハッ、わざわざ難易度の高い俺の方に来るとはな。オーケー、遊んでやるよ。そらそら、全弾受け取りな!」
(チョコボール連射)
ゼノ「」
ザナージュ「クエーッ!?」
ゼノ「何やってんだザナージュ!!遊び過ぎなんだよ!!」
ザナージュ「い、いや、違うだろ!これ俺のせいじゃねえだろ!?そうだ、これは森永の陰謀だ!!」
ゼノ「いいから捕まえろ!逃げられるぞ!」
ルキ「……二人して何バカやってんの、あんた達」(凍結)
ザナージュ「おう、嬢ちゃんか。いいタイミングだ」
ゼノ「ナイスプレーだぜ、ルキ」
ルキ「……あんた達が手こずるような相手には見えないけど」
ゼノ「ザナージュがフザケてるからだよ。何だよ、あれ」
ザナージュ「俺が聞きてえよ。まさか銃からチョコボールが出てくるなんてキョロちゃんでも予想できねえだろ」
ルキ「また酒場で酔い潰れてる間に誰かに仕込まれたんじゃないの?」
ザナージュ「銃にチョコボールをか?陰湿にも程があるぜ。
……だがこいつは使い方次第で武器になるな」
ゼノ「チョコボールでどうやって敵を倒すんだよ」
ザナージュ「大量に食わせて胃袋を破裂させるのさ。オラッ!食えっ、食えっ、食えっ、チョコボール!」
ゼノ「陰湿にも程があるぜ、ザナージュ……」
>>16話 来世は俺のもの
ザナージュ「そうかい、じゃあ来世でまた会おうYeah!」
ゼノ「打ち勝つどころか打ち切られてんじゃねーか」
ルキ「打ち切られるどころか事切れてるよね」
ザナージュ「名無しは犠牲になったのだ。シビアな競争社会……その犠牲にな」
ゼノ「何があったんだよ」
ザナージュ「大人には色々あんのさ。お前らも大人になれば分かるさ。社会の厳しさ、大人の汚さ、夢の儚さ、望むところさ、茶の間床の間」
ルキ「……結構ENJOYしてそうね」
ザナージュ「競争に負けたって生きてりゃその内楽しいこともあるってことさ」
ルキ「……そうかもね」
ザナージュ「まあ生存競争に負けると死ぬわけだが」
ゼノ「キレイに終わらせてーのかそうじゃねーのか分かんねーな」
ザナージュ「チッチッチ、綺麗事ばかりで生きていけると思うなよ坊や。
だがそんな綺麗事とゴミできらめくこの世界が俺は好きさ」
ルキ「相変わらず情緒不安定ね」
>>17話 真・輪廻転生
ザナージュ「名無しが輪廻転生したらザナージュに鉛玉をくらったわけだが質問はあるか?」
ゼノ「ねーよ」
ルキ「ゼノ、17に攻略法を教えてあげたら?」
ゼノ「そうは言ってもなー……別の選択肢を選ぶか、ザナージュが借金を返すしかねーよ」
ザナージュ「残念ながら後者はムリだな」
ルキ「それはあんた次第でしょ」
ザナージュ「ああ、俺次第だ。だから絶対にムリってことさ」
ルキ「つまり絶対に借金は返さないってことね」
ゼノ「……逆に17がザナージュを倒すってのはどーだ?」
ザナージュ「バーカ、いきなりラスボスがやられるわけねえだろ」
ルキ「あんたラスボスだったんだ」
ゼノ「主人公じゃなかったのかよ」
ザナージュ「ま、そういうわけだから素直に別の選択肢を選びたまえ17くん。そうすれば世界の半分をキミにやろう」
ルキ「それどっちを選んでもゲームオーバーになるパターンじゃないの?」
ゼノ「マルチエンド式なのにバッドエンドしかねークソゲーだな……」
〜
ザナージュ「っと、今日はもう遅いからここまでにしとくか。
18、21、そしてスペシャルゲストの夕立ちゃん!悪いがもう少し時間をもらうぜ!」
ゼノ「そのくせageるんだな。追い付けるまでsageるんじゃなかったのかよ」
ザナージュ「わからせるためさ」
ルキ「何を分からせるの?出落ちってことを?」
ザナージュ「違えよ!俺たちの存在を分からせるんだよ!スレを立てたってことに意外と気づいてないお客さんがいる可能性もあるからな」
- 25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/11(Mon) 04:07
- マザーグース知ってる?
知ってるなら、好きなのある?
- 26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/14(Thu) 21:01
- 貴方たちはは運は良い方かな?
運さえよければこの世は天国!
反対に運が悪ければ……
- 27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/15(Fri) 08:38
- ザナージュがラスボスなら、条件を満たすと出現してしまう真・ザナージュもいそう
もう主人公側に勝たせる気なんかねえよと言わんばかりの極悪鬼性能を持ってる系のやつ
- 28 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/11/26(Tue) 19:20
- ザナージュ「【悲報】体の一部を大きくする植物なんて存在しないそうだ。残念だな……本当に」
ルキ「何で私の方を見て言うわけ?」
ゼノ「諦めるのははえーよ。探せばあるかもしれねーだろ?な、ルキ」
ルキ「何で私に振るわけ?」
ザナージュ「ま、あったとしても危険な代物だろうがな。質量保存の法則を覆す現象を物理的に引き起こすのなら、異常な細胞の活性化、代謝機能の瞬間的な肥大を生じさせ、副作用として様々な弊害が起きる可能性が……」
ルキ「さっさと始めましょ」
>>19話 救われぬ躰で踊る仕草はセミラミス
ゼノ「なんだこれ?カード?」
ルキ「これはイルミナティっていうゲーム用のカード」
ザナージュ「これで遊べってのが今回の依頼か。だがイルミネーションなんてゲーム、俺は知らないぜ?」
ルキ「ザナージュ、ムリにボケなくていいから。面白くもないし」
ザナージュ「じゃあ面白おかしくカードゲームに興じようじゃねえか。デュエルスタンバイ!」
ゼノ「スタンバらねーよ、まずルールを教えてくれよ。オレ、カードゲームはトランプとウノくらいしか分かんねーしさ」
ザナージュ「マジかよ、お前アニムンサクシスとかエターナルヴォイスとかやったことないのか?」
ゼノ「しっくり来ねーんだよ!せめて遊戯王とかデュエマを挙げろよな」
ルキ「……とにかく始めましょ」
ゼノ「いや、だからルールが分かんねーんだって……」
ザナージュ「嬢ちゃん、知ってるなら説明してくれよ」
ルキ「……これをこうしてああして、それをこうしてかくじかじかまるまるもりもり」
ザナージュ「なるほど、よく分かったぜ!」
ゼノ「ずいぶん複雑なゲームなんだな」
〜
ザナージュ「とりあえずやってみるか。まずは俺のターン!引き金をドロー!ゼノ坊を墓地に送り、リバースカードオープン!」
ゼノ「待て待て待て待て!」
ザナージュ「何だよ、人が気分良く遊んでるってのに」
ルキ「あんた何のゲームやってんの?」
ザナージュ「遊戯王だ」
ゼノ「遊戯王でもねーよ」
ザナージュ「そうか?こんな感じじゃないのか?」
ルキ「……もう一度だけ説明するから、ちゃんとルールを覚えて。いい?まずはかくかくじかじかまるまるもりもり」
ザナージュ「オーケー、把握!」
ゼノ「大丈夫かよ、ホントに」
ザナージュ「まずはマナを溜めればいいんだろ?」
ルキ「はぁ?あんた何聞いてたの?このゲームにマナなんて要素あるわけないでしょ」
ザナージュ「あん?お前がマルマルモリモリって言ったんだろうが」
ゼノ「あれマジでそう言ってたのかよ!?説明の省略描写じゃねーの!?」
- 29 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/11/26(Tue) 19:21
- >>21話 欲望の街
ザナージュ「ありがとよ、だが必要ねえ」
ルキ「ど、どうしたのザナージュ……」
ザナージュ「あ?何が」
ゼノ「金の亡者、借金大王、ミナミの帝王と呼ばれるアンタが金を借りねーなんて……」
ザナージュ「帝王は金を貸す方だろ。ハッ、俺はもう借金はしないと決めたのさ。返せないものを借りるわけにはいかねえからな」
ルキ「そう、どういう心境の変化があったかは知らないけど、それはいい心がけね」
ゼノ「ああ、成長したなザナージュ」
ザナージュ「これからは借りずに貰おうと思う」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「なあ21さんよお、金持ってんだろ?ちょっと飛んでみろよ」
ゼノ「カツアゲじゃねーか!しかも手口が古い!」
>>22 夕立ちゃん
ザナージュ「やあやあ、夕立ちゃんじゃないか。よく来てくれたぜ、まあゆっくりしていってくれよ」
ゼノ「飲み物はコーヒーでいいか?それとも紅茶とかの方がいいか?」
ザナージュ「ゲロルシュタイナーを」
ルキ「あんたに聞いてるわけじゃないと思うけど」
『って言うか元々西暦とかやってる世界から次元の壁が崩れて分岐した世界だったのね。』
ザナージュ「まあ何でもアリのデタラメな世界ってことだ。何が起きても、誰が現れても不思議な国、それがここさ。
ファンタジー世界で暴れるのも面白かったが、自由に動くにはこっちの方が都合がいいからな」
『夕立、開店祝いを持参してきたわ。』
ザナージュ「開店祝いだって?わざわざすまねえな、ありがたく使わせてもらうぜ」
ルキ「……どう使うの?」
ザナージュ「防犯のために使うに決まってるだろ。ヘイ、見張員さん!借金取りが来たらすぐ教えてくれ!」
ルキ「借りたものを返さないのは犯罪に含まれないわけ……?」
ゼノ「オーイ、お前らこれ見ろよ!」
ザナ&ルキ「ん?」
ゼノ「今日はサンマ祭りだぞー!」
ザナージュ「お……おおっ……!」
ルキ「あ……あぁっ……!」
ザナージュ「やっと……やっと……!」
ルキ「カップ麺以外の……食べ物が……!」
ザナージュ「ファーwww生きてるだけで丸儲け!」
ゼノ「そのサンマじゃねーよ」
- 30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/27(Wed) 00:35
- 賞金稼ぎの仕事だけでは生きていくのは厳しいのだよ
- 31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/11/30(Sat) 23:29
- 秋刀魚が不漁不漁って言われてたけど一昨日くらいに並んでた秋刀魚は程よく太ってて旨かった
どうやって料理しようか悩んだけどそろそろ大根を消費しなきゃと思って時雨鍋にしたけど大正解
でも不思議とそう言うニュースは聞かないんだよね
お三方はサンマ漁必須セットもらったみたいですが釣果はどうでした?
- 32 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/12/08(Sun) 02:55
- ザナージュ「おう、ゼノ坊。悪いが俺はお前より先に結婚することになりそうだぜ」
ゼノ「なんの話だよ、いきなり?」
ルキ「ザナージュと結婚してくれる人なんているわけが……」
ザナージュ「いるさ。名前は伏せるが、とあるレディが言ってたんだよ。結婚するならゼノしゃんよりザナージュしゃんがいいでしゅってな」
ルキ「それ名前伏せる意味ある?」
ゼノ「マ、マジかよ……オレってろくでなしザナージュ以下なのか……?」
ザナージュ「何だその言い方は?人をブルースみたいに言いやがって、この野郎。
この結婚できない男め!今からお前のことは阿部寛と呼んでやるからな!」
阿部寛「あ?別にいいけど……勝手に呼べよ」
>>25話 マザーグース争奪戦
ザナージュ「知ってるカブよ。願いを叶えてくれる緑色の不思議な欠片カブ」
阿部寛「そうなのか?」
ザナージュ「ウソだ。結論から言おう、そんなものは知らん」
阿部寛「だったら最初から正直にそう言えよな」
ルキ「ゼノ、ツッコむ前に名前何とかしてくれない?マザーグースっていうのは……まぁ平たく言えば童謡のこと」
ザナージュ「童謡ねえ、チューリップとかどうよう?」
ルキ「そういうのじゃなくて……英米圏の歌」
阿部寛「ダジャレにもツッコんでやってくれ、ルキ。
英米なー、どんな歌があったっけ」
ルキ「ん……きらきら星とかメリーさんの羊とか」
ザナージュ「ダンディーひつじ執事とか」
ルキ「それは違う」
阿部寛「オレ、きらきら星は結構好きだったよ」
ザナージュ「阿部さんも?」
阿部寛「阿部さん言うな」
ザナージュ「きらきら星か、懐かしいな。俺もガキの頃はよく歌ったもんさ。
きーらーきーらーひーかーるーnext time won't you sing with me ?……ってな」
ルキ「途中からABCの歌になってるけど」
>>26話 天の道を往き総てを司る男
ザナージュ「いいわけないだろ、年中ガキどものお守りさせられてるってのによ。俺ほど不幸な男はいねえよ」
ルキ「悪運だけで生きてる男が何を偉そうに……」
ザナージュ「偉いからな。言っとくが俺はお前らの上司だぜ?もっと敬いな」
阿部寛「だったら部下から尊敬されるような上司になってくれよな」
ザナージュ「ヘイヘイヘイ、俺ほど部下想いの男はいねえぞ?もしもお前らがタピオカ店とトラブったら助けてやるさ。
相手の出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」
ルキ「何でタピオカ店限定?」
阿部寛「人を恫喝するような上司はヤだよ」
ルキ「……で、運の話に戻すけど」
ザナージュ「うん」
ルキ「私たちはいい方なんじゃない?」
ザナージュ「へえ、嬢ちゃんがそんなポジティブなことを言うとはね。
いつも『もぅマヂ無理。。。リスヵしょ。。。』とか言ってるのに」
ルキ「一度も言ったことないんだけど」
阿部寛「けどお前、半魔として色々ツラい目にも遭ってきたんだろ?なのに何で運がいいと思うんだ?」
ルキ「……その分、今が楽しいから。私以上に幸運な人なんていないでしょ?」
阿部寛「ルキ……!」
ザナージュ「バ、バーロー!俺の方が楽しいに決まってんだろ!俺の方が幸運だぜ!仲間と由紀恵に恵まれたからな!」
阿部寛「ザナージュ……!」
ルキ「阿……じゃなくてゼノ、今のちゃんと録った?」
阿部寛「ああ、バッチリだぜ」
ザナージュ「あ?」
『バ、バーロー!俺の方が楽しいに決まってんだろ!俺の方が幸運だぜ!仲間と由紀恵に恵まれたからな!』
ザナージュ「あ……?あ……?」
ルキ「ふーん……私たちのことそんな風に思ってくれてたんだ、ザナージュ」
阿部寛「オレたちって幸せモンだなー、ルキ」
ザナージュ「……フッ、大人をからかうもんじゃないぜ僕ちゃんたちよ」
『バ、バーロー!俺の方が楽しいに決まってんだろ!俺の方が幸運だぜ!仲間と由紀恵に恵まれたからな!』
阿部&ルキ「www」
ザナージュ「もうやめてよお!!」
- 33 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/12/08(Sun) 02:56
- ルキ「ゼノ……あんたいつまでその名前で行く気?」
ゼノ「直すの忘れてた」
>>27話 クソゲー戦記
ゼノ「いや、それが通常ザナージュだよ。真・ザナージュはもっと酷いぜ」
ルキ「戦う前に必ずバグッて進行不能になるとかね。だから絶対にEDが見れない」
ゼノ「クソゲーだな」
ルキ「クソゲーね」
ザナージュ「クソはお前らだ、クソガキども。好き勝手言いやがって」
ゼノ「でもアンタがボスのゲームなんて実際そんな感じだろ?」
ルキ「中古ショップのワゴンで50Gくらいで売られてる感じの」
ザナージュ「お黙り!俺が登場する以上、大作RPGに決まってるだろうが」
ゼノ「どんなだよ?」
ザナージュ「そうだな、たとえば……」
〜ザナー樹の迷宮〜
ぜの「ついに さいしゅうけっせん だ」
るき「かならず まおうを たおしましょう」
ひろし「このたたかいは きびしいたたかい に なるだろう。ぜの こいつをもっていけ」
ぜの「これは?」
ひろし「どらごんざくら だ」
じょにぃ「こ これは! ふじみの どらごんを たおすことが できる ゆいいつの ぶき!」
〜
ルキ「はい、ストップ」
ザナージュ「何だよ、いい感じに盛り上がってきたってのに」
ゼノ「『何だよ』はこっちのセリフだ!何だよ、ドラゴン桜って!?しかもひろしって!」
ルキ「何気にジョニーもいる……」
ザナージュ「彼らは友情出演さ。坊やと嬢ちゃんだけじゃ人数が足りないだろ?さ、ゲーム再開だ」
ゼノ「大丈夫かよ、このゲーム……」
〜
ぜの「よおし これで どらごんに かつる!」
るき「ひろし ありがとう」
ひろし「がんばれよ」
じょにぃ「こんなおれでも がんばれば できるかな?」
ひろし「ああ おまえのような ばか でも がんばれば とうだいに いけるさ」
じょにぃ「せんせい・・・おれ がんばる!」
〜
ゼノ「なぁ、これクソゲーじゃね?」
ルキ「……今気づいたの?」
ザナージュ「オイオイ、お前らは人の努力をクソ呼ばわりするのか?」
ルキ「このゲームの目的は何?ドラゴンを倒すこと?東大に行くこと?ザナージュを抹殺すること?」
ザナージュ「そいつはプレイヤー次第さ。選択肢やプレイ内容によってストーリーが変わるシステムだからな」
ゼノ「そんな技術あるなら、まずはファミコン並のテキストを何とかしてくんねーか?」
ルキ「そろそろ容量がヤバいからさっさとEDまで進めてよ、ザナージュ」
ザナージュ「心配すんな、このゲームの容量は……」
ルキ「ゲームじゃなくてレスの容量」
〜
ぜの「やったー!どらごん を たおしたぞ!」
るき「すべて おわったのね・・・」
じょにぃ「とうだい おちた・・・おれのじんせいも おわった・・・」
ぜの「じょ じょにぃ・・・」
るき「げんき だして・・・」
ひろし「ふん まけいぬが」
じょにぃ「!?」
ひろし「おまえは じゅけんせんそうにやぶれた まけいぬだ!」
じょにぃ「ちがう! おれは まけいぬなんかじゃねぇ! おれは・・・きょうけんの じょにぃだぁぁぁ!!」
ザナージュ「そう、これは1人の負け犬が狂犬へと生まれ変わる過程を描いた大作である」
ゼノ「おめでとう、クソゲーオブザイヤー2XXXへのノミネートが決定したぜ」
ルキ「もう優勝決定でよくない?」
>>31 秋刀魚の夢かなえたろか
ザナージュ「絶好調だったぜ」
ルキ「ゴミが大漁に釣れたもんね」
ザナージュ「ゴミじゃない!宝物だ!」
ゼノ「ゴミ屋敷の主人みてーなこと言ってんな。……まぁ結果は撃沈だったよ」
ルキ「サンマは食べれたけどね」
ザナージュ「と言うと?」
ゼノ「いや、アンタは知ってんだろ。サンマは釣れなかったけど、ゴミや魔魚は釣れたんだよ」
ザナージュ「それでそれで?」
ルキ「で、その魔魚っていうのが討伐依頼の出てる魔物だったの」
ザナージュ「うんうん」
ゼノ「その賞金でめでたくサンマにありつけたってワケさ」
ザナージュ「そうなんだあ、すごいすごい!」
ゼノ&ルキ「うぜぇ……」
ザナージュ「しかしサンマなんて久しぶりに食ったが実に美味かったぜ。まさにサンマのマンマだな」
ルキ「何がまさになのか分かんないけど」
ザナージュ「ファーwww」
ゼノ&ルキ「うぜぇ……」
- 34 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/12/08(Sun) 02:56
- >>30話 イキってるイキってく
ザナージュ「同情するなら金をくれ」
ゼノ「いきなり物乞いすんなっつーの」
ザナージュ「じゃあくれなくていい。せめて貸してくれ」
ルキ「もう借金はしないんじゃなかったの?」
ザナージュ「もう借金はしないなんて言わないよ、絶対」
ゼノ「うるせーよ、高い声で」
ザナージュ「今度はちゃんと返すさ。アテもあるからな」
ゼノ「アテ?」
ザナージュ「まず>>30に借りる。次にゼノ坊から金を借りて>>30に返す。これで返済完了だ」
ゼノ「オレが貸した金はどーなるんだよ?」
ザナージュ「嬢ちゃんから借りてお前に返すさ」
ルキ「……私のお金は?」
ザナージュ「ゼノ坊から借りてお前に返すさ」
ゼノ&ルキ「……」
ザナージュ「お?その顔は、俺のあまりの天才ぶりに声も出ねえって顔だな?」
ルキ「呆れて声も出ないって顔です」
ゼノ「アンタさ、恥ずかしくねーの?」
ザナージュ「全然。人っていうのは助け合って生きるもんだろ?そうやって俺は生きてる生きてく」
ゼノ「うるせーよ、低い声で」
ザナージュ「文句があるなら、お前らバイトでも始めろよ。ゼノ坊はストリートファイト、嬢ちゃんは18禁声優として食っていけ」
ゼノ「なんでそれ1本で食っていけそうにない過酷な道を歩ませようとするんだよ」
ルキ「ザナージュが掛け持ちで全部やれば?」
ザナージュ「だ、だめぇ!!はどうけんがでちゃううう!!///」
ルキ「ごめんなさい。全面的に私が悪かったです」
ゼノ「やっぱオレらにはこの仕事しかねーな……」
〜
ザナージュ「やれやれ、ようやく追いつけたぜ。久しぶりだな、この感触は」
ゼノ「今までは2〜3つずつくらいチマチマ返してたからなー。名無したちには悪いことしたな」
ルキ「待たせちゃってごめん」
阿部寛「これは気合いを入れ直す必要があるな」
ゼノ「気合いねぇ、ザナージュは気合いとか根性って精神論は柄じゃねーとか言って嫌がるんだよな」
ルキ「ザナージュもお金が絡むと根性見せるんだけどね」
ゼノ「金が絡むとザナージュは強いからな。ボクシングルールでメイウェザーに勝てそうなくらいにさ」
阿部寛「マジかよザナージュすげえな」
ルキ「……ところで」
ゼノ「ん?」
阿部寛「どうした?」
ルキ「いや……気のせいかな……。目の前に知らない人が……」
ゼノ「え?うわっ!!誰だアンタ!?」
阿部寛「どうも、阿部寛です」
ゼノ「あっ、ど、どーも……いや違ーよ!!なんだ?何で阿部寛が……?」
阿部寛「ザナージュくんに呼ばれたのさ。実は彼とは古くからの友人でね」
ルキ「何これ……?」
阿部寛「おっと、そろそろ撮影の時間だ。それじゃ!」(退室)
ゼノ&ルキ「あっ……さ、さよなら……」
ザナージュ「よう、どうしたお前ら。ん?今誰かいなかったか?」
ゼノ「あ、ザナージュどこ行ってたんだよ?いや、今それより阿部寛が!」
ザナージュ「ああ、ヒロくんか」
ゼノ「ヒロくん!?」
ザナージュ「お前らには黙ってたが俺、阿部寛とは高校ん時、同じクラスだったんだよ」
ゼノ「へっ!?でもトシ全然違うじゃん!」
ザナージュ「ああ、阿部寛って実は23だからな」
ゼノ「マジで!?知らなかったぜ」
ルキ「ねぇ、ザナージュ。もう一度呼んでくれない?」
ザナージュ「ヒロくんをか?」
ルキ「ヒロくんを」
ザナージュ「仕方ねえなあ……ちょっと待ってろよ」(退室)
阿部寛「どうも、阿部寛です」
ゼノ「おースゲー!ホントに来た!」
ルキ「あの……写真、一緒に撮ってもらってもいいですか?」
阿部寛「ハッハッハ、いいとも」
ゼノ「あれ?そういやザナージュは?」
ルキ「そういえば……ザナージュー?どこー?」
阿部寛「あ……ちょ、ちょっと待ってろ、いや、待っててね」(退室)
ザナージュ「よ、よう。呼んだかい?」
ゼノ「あれ?阿部寛は?」
ルキ「阿部さーん」
ザナージュ「ちょ、ちょ、待ってろよガキども。今連れて来るからよ」(退室)
阿部寛「ど、どうも……阿部寛です……」
ゼノ「なんか疲れてね?」
阿部寛「いやいや、そんなことねえよ。ないですよ」
ルキ「ねぇザナージュ」
阿部寛「なんだ?あ、ザナージュくんに何か用かな?」
ルキ「何この茶番」
ザナ寛「尺稼ぎだ」
ゼノ「んな姑息なことばっかやってるから結婚できねーんだよ」
- 35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/08(Sun) 08:22
- なんてお約束な入れ替わりネタを・・・
前スレじゃザナージュは分身してたし、すっかりギャグ漫画の中から出てきたかのような
面白キャラが定着しとるのう
- 36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/08(Sun) 13:12
- 狂犬のジョニーと阿部寛もメンバーに加えようぜ
- 37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/14(Sat) 21:01
- ザナージュ君とゼノ君に依頼だ
先にルキちゃんの胸にタッチできた方に金一封を差し上げよう
チャレンジしてみるかね?
- 38 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/12/15(Sun) 23:21
- >>35話 俺が寛で寛が俺で
ゼノ「まぁザナージュだしな。変身(かわりみ)、分身(わけみ)に印結びくらいは出来たっておかしくねーさ」
ザナージュ「俺はなんなんじゃ?なんじゃ?なんじゃ?」
ルキ「ギャグキャラでしょ」
ザナージュ「一体いつから俺がギャグキャラだと錯覚していた?」
ルキ「違うの?」
ゼノ「ザナージュはどう考えてもギャグキャラだよな」
ザナージュ「チッチッチ。俺は時にニヒル、時に耽美な二枚目主人公さ」
ルキ「時にアヒルで時にゾンビ?」
ザナージュ「グワーッ!!」(バシッ
ルキ「痛っ!……何すんのよ……!」
ザナージュ「聞きたいか?なら聞かせてやろう」
ルキ「はぁ……?」
ザナージュ「必殺アヒルチョップだ」
ルキ「(イラッ)……あんたが主人公なんて信じらんない。今日から交代しましょ」
ザナージュ「HAHAHA、お前が主人公になるってか?コミュ障のキミに出来るかな?」
ゼノ「オイ、ムリすんなよ、ルキ……」
ルキ「私じゃない。新主人公は……ゼノ」
ザナ&ゼノ「ファッ!?」
ルキ「外見も性格もゼノの方が主人公っぽいし。ゼノが主人公でいいでしょ」
ザナージュ「よくねえよ」
ゼノ「主人公か……うーん、悪くねーな」
ザナージュ「てめえもその気になってんじゃねえ!だいたい俺はどうなる!」
ルキ「あんたはラスボスで」
ザナージュ「ラスボスか……うーん、悪くねえな」
ルキ「悪くないでしょ?」
ゼノ「(悪っつーか極悪だもんな)」
ザナージュ「いや、やっぱりダメだ!ラスボスってことは最終的には主人公に負けるってことだろうが。そんな役、俺はゴメンだね」
ゼノ「じゃあさ、主人公がピンチの時に颯爽と現れて助けてくれるキャラはどーだ?」
ザナージュ「悪くねえな。そういうキャラは主人公より人気が出ることが多いからな」
ゼノ「いや、やっぱダメだ!それはオレがやりたい!」
ザナージュ「なんだお前。情緒不安定か」
ルキ「……主人公たちを導く役とかどう?」
ゼノ「頼れる兄貴分とか先輩みたいなキャラか?いいじゃん、それ」
ザナージュ「そういうキャラって大抵は途中で死ぬもんじゃねえのか?」
ルキ「うん」
ザナージュ「てめえ、いけしゃあしゃあと……」
ルキ「じゃあマスコットキャラとか」
ザナージュ「やだね」
ゼノ「モブキャラは?」
ザナージュ「やだね」
ルキ「じゃあ阿部寛みたいな役は?」
ザナージュ「いいぜ」
ゼノ「いいのかよ」
ザナージュ「ルキという娘の胸は……平たい……」
ルキ「やっぱりナシで」
ザナージュ「ないのはお前の胸だ」
ルキ「アヒルチョップ!」
ザナージュ「甘いわ!」(防御)
ルキ「くっ……この……!」
ゼノ「コラコラ、やめなさいキミたち。主人公を放置してケンカしちゃダメじゃないか」
ザナージュ「うるせえ、すっこんでろ脇役が!!」
ゼノ「誰が脇役だコラー!!」
(※そう、彼らは全員が主人公なのです。三人揃ってやっと一人前ですから)
- 39 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/12/15(Sun) 23:22
- >>36話 狂犬と龍
ゼノ「阿部寛はダメだろ」
ザナージュ「ギャラが払えねえからな」
ルキ「そういう問題?」
ゼノ「ジョニーもなー……どんなヤツかも分かんねーし」
ザナージュ「ケケケ!狂犬が魔剣でてめェの罪をぶったGUILTY!!」
ゼノ「危険なネタと危険なネタを混ぜんな」
ザナージュ「俺の中ではああいうイメージだったのさ。もう少し具体的に言うと、世紀末を消毒して回ってるザコみたいな」
ルキ「それだけ聞くといい人そう」
ゼノ「実際、ジョニーってどんなヤツなんだろーな?」
ザナージュ「狂犬のジョニーをナメたらアカンでえ!
ん?あれは龍桜の阿部寛ちゃんやないか!」
ゼノ「狂犬に龍……いったい何が如くなんだ……」
ルキ「……そういえば前に一度、街の掲示板に狂犬のジョニーの書き込みがあったよね」
ゼノ「ああ!あったな。内容は確か……『探さないでください』だっけ?」
ザナージュ「まさかの敬語キャラか?それとも傷心旅行にでも出かけようとしてたのか?謎は深まるばかりだぜ」
ルキ「まぁジョニーは、たまに話題に出てくる準レギュラー的な微妙な距離感がちょうどいいのかもね」
ゼノ「だな、阿部寛まで準レギュラーに加えるのはやめといた方がいいと思うけど」
ザナージュ「ギャラが払えねえからな」
ルキ「だからそういう問題?」
ザナージュ「だが新メンバーを加えるってのは俺も考えたことがある」
ゼノ「そーなのか?どんなヤツだ?……女の子か?」
ルキ「イケメン?」
ザナージュ「そこまでは考えてねえよ。というわけでだ、名無し諸君。こんなヤツを加えてほしいってリクエストがあれば書き込んでくれ。俺が気に入ったら採用する!」
ゼノ「テキトーだなー」
ザナージュ「じゃあレスアンカーで決めよう。>>41よ、新メンバーが見たいかい?それとも現状維持がいいかい?」
- 40 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2019/12/15(Sun) 23:22
- >>37 小さなパイの歌
ザナージュ「胸ねえじゃん(笑)」
ゼノ「気をつけろ、ザナージュ!ツララが飛んでくるかもしんねーぞ!」
ザナージュ「ま、依頼されたからにはチャレンジしてみるさ」
ゼノ「アンタ正気かよ!?さすがに断れよ!」
ザナージュ「逃げ出さずに進むことが大切なんだ。見たことないやったことを恐れないで。さあフューチャーヒーロー走るんだ」
ゼノ「そんな最低のヒーローいねーよ!!
くっ……オレは止めたからな、やるならアンタ一人でやれよな。どうなっても知らねーぞ……」
〜
ザナージュ「……」
ルキ「……」
ゼノ「……」
ルキ「……何」
ザナージュ「ん?」
ルキ「さっきから人のことジロジロ見て。何か用?」
ザナージュ「いや、用ってほどのことじゃないんだが……なんつうかな……」
ルキ「……なによ、言いたいことがあるならハッキリ言えば?」
ザナージュ「いや……嬢ちゃんはいつ見てもかわいい顔してるなと思ってよ」
ゼノ「ブフッ!」
ルキ「ちょっ……ゼノ汚い!」
ゼノ「わ、悪い……いきなりどーしたんだよ、ザナージュ。気色わりーぞ」
ザナージュ「どうもこうもないさ。俺は率直な感想を述べたまでだぜ?」
ルキ「……で、ホントは?」
ザナージュ「ん?」
ルキ「そんなホントのことはいいから、ホントのことを言って」
ザナ&ゼノ「お前は何を言っているんだ」
ルキ「何か企んでるんでしょ?」
ザナージュ「HAHA、信用されてねえな俺。まあムリもねえか、これも今までの行いのせいだよな。
すまん……今の内に謝っておくぜ。もしかしたらもう謝ることもできねえかもしれんからな」
ルキ「……何?どうしたの……?」
ザナージュ「実は……」
ルキ「ちょ……ちょっと待って。私……そんなの聞きたくない」
ザナージュ「嬢ちゃん……」
ゼノ「聞いてやれよ、ルキ。……これがザナージュの最期の言葉になるかもしれねーんだからさ……」
ルキ「最期って……何よ、それ……!」
ザナージュ「頼む、嬢ちゃん……俺の側に来てくれないか……」
ルキ「……わかった」
ザナージュ「今だ!!隙アリイイイ!!」(飛びかかり)
ゼノ「(速ぇ!これは避けきれねぇ!)」
ザナージュ「ハッハー!!てめえの腹あ裂いて!!胸揉むんだ!!」
ゼノ「(腹は裂くなよ!つかこのやり取り何秒だ!?)」
ルキ「隙ナシ」(見開き大ゴマ)
ザナージュ「」
ゼノ「」
ザナージュ「あっ……あ……?」
ゼノ「(ウソ……だろ……?)」
ルキ「私の身体は危険を察知すると、自動的に氷によって防御されるの。残念でした」
ゼノ「我愛羅かよ」
ルキ「さて、ザナージュ……話の続きを聞かせて……?」
ザナージュ「もっと……」
ルキ「うん?もっと何?」
ザナージュ「もっと胸が大きかったな〜ら〜、男呼ばわりはされてな〜い〜♪」
ゼノ「この後、時に激しく時に切ない声を遠く響かせ、ザナージュは永遠の星となった」
- 41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/16(Mon) 05:16
- 新キャラは引っ込み思案な女の子で
爆弾作るの大好きでいっぱいに部屋に並べて眺めていると安心する趣味を持っていて
可愛いんだけど幼馴染の男の子に好きな子をいじめて気を引きたい攻撃にさらされまくった結果
自信が持てなくて恥ずかしくなるとAA付きで自爆する特性を持ってます
そんな感じでよろしくお願いします
- 42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/17(Tue) 15:37
- 貴方がたですね?食中毒で欠席のチャコペン氏に替わって
年末恒例賞金稼ぎ講演会-情けもかけるな命もかけるな-に来ていただける賞金稼ぎとは
今年が終わろうとしている今、ルーキーの賞金稼ぎの諸君もたるんでいる頃です
一つ気が引き締まる内容の講演をお願いしますよ!では、前金をお渡ししておきます
4日後の午前11時、ダックワーズセレモニーホール3階でお待ちしておりますので・・・・・
- 43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/17(Tue) 18:24
- わしはサンタクロースじゃ
クリスマスも近いと言うのに腰を痛めてしまってのう
お前さん達、これを着て子供達にプレゼントを配って来てくれんかの?
誰がどの服を着るかは自由じゃぞい!
つ【普通のサンタ服】
つ【ミニスカサンタ服】
つ【トナカイの服】
- 44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/21(Sat) 13:08
- ハンターズよ、仕事だ。
世界の果てにいる幻獣を倒してこい!
報酬は一億でどうだ?
- 45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2019/12/29(Sun) 17:11
- 【死亡フラグのさしすせそ】を語ってやろう!
さ「先に行け、俺が食い止める!大丈夫だ、必ず戻る」
し「死にたい奴等はここにいろ、私は部屋に戻る」
す「すぐに戻ります。ここで待っててください」
せ「戦争が終わったらあの娘と結婚するんだ」
そ「そうか…そういうことだったのか!」
- 46 名前:◆P2/OUmeQ 投稿日:2020/01/01(Wed) 10:05
- こんちはーっす、お届け物っす
荷物はのし付けてあるしお歳暮ですかね?お届け先は…王立大学植物学科第二研究棟です
じゃ、こちらにサインを…
どーもーありあしたーっ
-リスト-
【高級ハムとソーセージ詰め合わせ】
【ザッハトルテ三種セット】
【ラムネ】
【謹賀新年 今年も皆さんのご多幸をお祈りしています 学者フローレアール
↑と 英語…ではなく公用語で書いてある手紙】
- 47 名前:◆P2/OUmeQ 投稿日:2020/01/01(Wed) 10:08
- ×お届け先
〇送り主
↑と 素で間違えていた
す、すいません
僕、アルバイトォォ!!なんで…
- 48 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/01/04(Sat) 07:58
- ザナージュ「またしても遅刻してしもうたわ!」
ゼノ「他人のセリフをパクらんでくれ!」
ルキ「あんたもね」
ザナージュ「いや、悪い悪い。ここしばらく遊び呆けてたぜ。
そうこうしてる間にクリスマスは終わり、年は明け、大地は唸り、風は吹き抜け、水はたゆたい、雷は走り、炎は燃えて……」
ゼノ「何があったんだよ。 冥府門の封印でも解かれたのか?」
ザナージュ「っと、そうだ。あけおめ!」
ルキ「このタイミングで?」
ザナージュ「冒頭で言うの忘れてたからな。ほれ、お前らもちゃんと挨拶しな」
ゼノ&ルキ「……あけましておめでとう」
ザ&ゼ&ル「今年もよろしくー!」
>>41話 ジバクちゃん
ゼノ「具体的過ぎんだろ、具体的なのにワケ分かんねーし!」
ザナージュ「要するに……性格は引っ込み思案だが、爆弾みたいな胸をAAカップの嬢ちゃんに晒しまくってる女の子ってことさ」
ルキ「何その不愉快極まりないキャラ」
ゼノ「つーかリクエストされたからって、ホントにそんなコ連れてこれるのか?」
ザナージュ「安心しな、あいつに頼んである」
ゼノ&ルキ「あいつ?」
ザナージュ「ドクター・Zさ」
ゼノ「ああ、アイツか……いや誰だよ、知らねーぞ、そんなセクターZみてーな名前のヤツ」
ザナージュ「俺の旧友のマッドサイエンティストだ。ヤツに頼んで女性型アンドロイドを造ってもらったのさ」
ルキ「……大丈夫なの?今の説明じゃ不安しかないんだけど」
ザナージュ「でぇじょうぶだ、あいつ失敗しないので」
ルキ「はい、フラグ立ちましたー」
ザナージュ「それでは紹介しよう。カモン、ゲンスルーちゃん!」
ゼノ「ちょ、待てよ!」
ザナージュ「なんだよ」
ゼノ「名前!もっと女の子らしい名前にしてやれよな」
ザナージュ「オーケー。カモン、爆豪勝己ちゃん!」
ルキ「それ男の名前でしょ」
ザナージュ「ちっ、わがままな奴らだぜ。じゃあアリスちゃんでいいか?」
ルキ「どこから出てきたわけ?」
ザナージュ「俺の初恋の相手の名前じゃあ!!カモン、アリスちゃん!」
アリス『はじめまして、阿部寛です』
ゼノ「阿部寛じゃん!!」
ルキ「見た目は女の子だけど……」
ザナージュ「ドクターの野郎、声の設定を間違えやがったな?説明書によると、こういう時は背中のスイッチを……ポチッとな」
ルキ「何のために声が阿部寛になる機能を?」
アリス『は、はは、はじめまして……アリスですっ……!』
ゼノ「おぉーっ」
ザナージュ「やったぞ、ゼノくん!プロジェクトは成功だ!巨乳美少女型アンドロイドの誕生だ!!」
ゼノ「はい主任!一生ついていきまっス!」
ルキ「アホくさ……才能の無駄遣いね」
ザナージュ「仲良くしろよ、嬢ちゃん。これからは仲間なんだからよ」
アリス『あ、あなたがルキさんですか……?クールで聡明そうな美人さん……ですね……!』
ルキ「よろしく。私たち、これからは親友だね」
ザナージュ「チョッロ!!」
ゼノ「スゲー早さで打ち解けたな。オレはゼノだ、よろしくな」
アリス『そう、よろしく』
ゼノ「な、なんかオレにはクールじゃね?ルキよりよっぽど……」
ザナージュ「まだ調整中だからな。そして俺がザナージュだ。よろしくアリスちゃん、とりあえず抱かせてくれ」
ルキ「息を吐くように何言ってんのこのバカ?」
アリス『えぇ……!?そ、そんな……は、恥ずかしいですっ……!』(ポロッ
●~*
ザ&ゼ&ルキ「!?」
(チュドォォォォォン)
〜
ザナージュ「……というわけで彼女は再調整に出すことになった。非常に残念だが……」
ルキ「彼女より家を修理すべきじゃない?」
ゼノ「どーすんだよ、屋根吹き飛んじまったぞ!?うぅ、寒っ……」
ザナージュ「HAHA、もう一回爆破して暖めるか?」
ゼノ「次やったら殺すぞ、マジで」
ルキ「今回ばかりは本気だから」
ザナージュ「反省してまーす。スノボーしてきまーす」
ゼノ「埋めるか」
ルキ「そうね」
- 49 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/01/04(Sat) 07:59
- >>42話 講演へあと少し
ルキ「ゼノ」
ゼノ「ツッコミきれねーよ。あのさ、ワリーけど人違いだと思うぜ?オレらは何も聞いて……」
ザナージュ「そうです、私どもが講師にお招きいただいた賞金稼ぎです。我々にお任せください!」
ゼノ「オイ、ザナー……」
ザナージュ「黙れ小僧!!」(ドゴォ
ゼノ「ぐはっ……!」
ザナージュ「報酬以上の働きをしてみせましょう。4日後をお楽しみに!」
ルキ「あーあ……」
〜4日後〜
ルキ「で、何で私とゼノまで出席しなきゃいけないわけ?」
ザナージュ「三人組って触れ込みだからな。お前らが必要なのさ」
ゼノ「ただの人数合わせだろ。だいたいオレは納得してねーかんな、この講演。勝手に金まで受け取りやがって……」
ザナージュ「まあいいじゃねえか、これも人助けさ。亡きポコペン先生に代わって、俺たちがルーキーを導いてやろうぜ」
ルキ「チャコペン先生は死んでないけどね」
ゼノ「まぁ仕事ならやるけどさ、講演って何話せばいいんだよ?」
ルキ「そもそもザナージュは別として、私とゼノも賞金稼ぎとしては新人みたいなものだしね」
ザナージュ「トークは俺が主導するから、お前らは適当に相槌うったりリアクションしてるだけでいい。頼んだぜ。
さ、時間だ。行くぞ」
ゼノ「ヤベ……緊張してきた……」
出囃子『ケセガンガンガンガンガンガーン!!』
ゼノ「(オイ、ザナージュ!これホントに講演会か!?M-1じゃねーよな!?)」
ザナージュ「はい、どーもー!BOUNTY HUNTERSでーす!」
ゼノ「(漫才する気満々か!)」
ザナージュ「えー今日はね、本当はチャコペン先生が出席する予定だったんですけども
なんかね、先生が食中毒になったそうで代わりに我々が呼ばれたわけなんですけど
先生は一体何食べたんでしょうね?なぁ、嬢ちゃん」
ルキ「え?……さ、さぁ。コーンフレークとかじゃない?」
ザナージュ「いやあ、それがな。俺もそう思ったが、コーンフレークではないらしいぜ」
ゼノ「(ザナージュのヤツ、優勝狙ってやがる……!)」
ルキ「(なんの?)」
ザナージュ「ま、それはさておきルーキー諸君。お前ら年末だからってたるんでるんじゃねえのか?」
ゼノ「(なんて強引に話題を変えるんだ……)」
ルキ「(ていうかもう年末どころか正月すら過ぎてるけどね)」
ザナージュ「キミたちは賞金稼ぎに一番大事なのは何だかわかるかね?ゼノ坊、教えてやりな」
ゼノ「オレかよ……!?あー……根性!」
ザナージュ「いやあ、それが根性ではないらしいんだよな」
ゼノ「オレに何をさせてーんだよアンタは」
ルキ「ちなみにオチはないからね」
- 50 名前:BOUNTY HUNTERS ◆AtoZvqTQ 投稿日:2020/01/04(Sat) 08:00
- >>43 いつかのメリークリスマス
ナレーション(声:ザナージュ)『この物語は数日前、クリスマスにまで遡る……』
〜
ザナージュ「ったく、何でクリスマスだってのにこんなことしなきゃならねえんだ」
ルキ「仕方ないでしょ、仕事なんだから」
ゼノ「まぁまぁいいじゃねーか。なんか楽しそうな内容だしさ」
ザナージュ「お前、悪魔って設定じゃなかったか?キリスト様の聖誕祭を楽しんでいいのかい」
ゼノ「設定言うな!いいだろ、魔界で暮らしてた頃は楽しめなかったんだよ!なぁ、ルキ?」
ルキ「別に私は興味ないけど……。さっさと終わらせて帰りましょ」
ザナージュ「ああ、街中でイチャつくカップル共を見てるとアリスちゃんを呼びたくなってくるぜ」
ゼノ「なんだよ、ノリの悪いヤツらだなー。まぁいいや、着替えようぜ」
ザナージュ「レディファーストだ。嬢ちゃん、先に選びな」
ルキ「いいの?じゃあこの普通の」
ゼノ「オイオイオイオイ!!」
ザナージュ「待てえーい!!待て待て待て待てえーい!!」
ルキ「……何」
ザナージュ「お前なに普通のサンタ服選ぼうとしてんだ?お前に選択権なんてねえんだよ」
ルキ「はぁぁ?あんたが選べって言ったんでしょ」
ゼノ「まだわかんねーのか!ザナージュはな!お前にミニスカを選べって言ったんだよ!
少しはザナージュの気持ちを……分かってやれよ……!」
ザナージュ「ゼノ坊……ありがとう。もう……十分だ」
ルキ「ペッ」
ザナージュ「なんだてめえ、その態度はー」
ルキ「そもそもあの依頼人のサンタ、なんでこんな服持ってるわけ?」
ザナージュ「そりゃワイフに着せ……」
ゼノ「それ以上言うな、ザナージュ!!もう十分だ!!」
ルキ「で、あんたたちはどうすんの?どっちがトナカイ?」
ザナージュ「そりゃ坊やだろ」
ゼノ「そりゃザナージュだろ」
ザナ&ゼノ「……あ?」
ザナージュ「サンタといえば老人なんだから、年長者がやるべきだろ?」
ゼノ「ならオレじゃん。10万歳越えてるからな」
ザナージュ「それ設定じゃん」
ゼノ「設定言うな!!」
ルキ「いいからさっさとジャンケンして」
ザナ&ゼノ「はい」
〜
ゼノ「チクショォ……何でいつもいつも勝てねーんだよぉ……!」
ザナージュ「フッ、脇役風情が主人公様に勝てると思ったかい?」
ルキ「けど人気投票やったら脇役のゼノに負けるタイプの主人公でしょ、ザナージュは」
ゼノ「脇役言うな!!クソッ……さっさとプレゼント配って回るぞ!」
ルキ「配達表によると、まずは666丁目に住む狂犬のジョニーくんのところね」
ザナージュ「不吉だ。飛ばして次に行こう」
ゼノ「さんせー」
ルキ「次は……6丁目のリーチくんとマイケルくんの兄弟のところね」
ザナージュ「オーケー、ラグビーボールを放り投げとこう」
ゼノ「ラグビーボールでいいのか?」
ルキ「欲しいものリストによると……欲しいのは『肩幅』だって」
ザナージュ「ふざけんな!そんなもんどうやって配れってんだ?次だ次!」
ゼノ「なんか銀魂であったよな、こういう話」
ザナージュ「他の子はどんなものを欲しがってんだ?」
ルキ「ライトくんは『新世界』、ルフィくんは『ワンピース』、ウーロンくんは『ギャルの下着』」
ゼノ「この街ヤベーヤツしかいねーな!」
ザナージュ「もっと現実的なものを欲しがるガキはいねえのか?金とか」
ゼノ「そんなガキ、イヤだっつーの」
ルキ「それなら……この子なんてどう?1丁目の太郎くん、欲しいのは『ニンテンドースイッチ』」
ザナージュ「とってつけたようなシンプルさだな。オーケー、まずはその子の家に行こう」
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